JP6144641B2 - 静電容量式乗員検知装置 - Google Patents

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本発明は、静電容量により乗員を判別する静電容量式乗員検知センサに関する。
静電容量式乗員検知センサは、例えば特開2008−111809号公報(特許文献1)に記載されている。静電容量式乗員検知センサは、電極が車両のシート内に配置され、当該電極と基準電極(車両ボディ等)との間の静電容量の変化に基づいて乗員の着座の有無や乗員の種類(大人やチャイルドシート(CRS)に搭乗した子供等)を判別する。具体的には、電極間に介在した検出対象の比誘電率の違い(例えば空気約1、CRS約2〜5、大人約50)から、検出される静電容量に変化が生じ、当該変化により検出対象が判別される。静電容量の変化は、電極間で検出される電流と電圧から算出したインピーダンスにより検出できる。
特開2008−111809号公報
車両のシートには、上記のような乗員検知センサが配置されている他、シートヒータのような電気機器やシートフレームなど、車両に接地された導体(接地導体)又は接地導体を有する電気機器(接地機器)が配置されている。静電容量式の乗員検知センサでは、乗員検知において、シートに配置された静電センサと接地導体との間に電界(直接結合)が発生してしまう。これにより、検出される静電容量の精度に悪影響が出てしまい、乗員判別精度の面で向上の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、接地導体又は接地機器の影響を抑制し、乗員判別精度を向上させることができる静電容量式乗員検知装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第一の様相に係る静電容量式乗員検知装置は、メイン電極(11)を備えると共に、車両のシート(9)に配置される静電センサ(1、10)と、基準電位が与えられた基準電極(3)と、前記メイン電極に検出信号を印加する信号印加部(21)と、前記メイン電極の電流値又は電圧値であるメイン信号値を検出する第一信号検出部(22)と、前記検出信号及び前記メイン信号値に基づいて乗員を判別する判別部(24)と、を備える静電容量式乗員検知センサであって、前記基準電位に接続された接地導体(41、90)と、前記接地導体の電流値又は電圧値である導体信号値を検出する第二信号検出部(23)と、を備え、前記判別部は、前記検出信号、前記メイン信号値、及び前記導体信号値に基づいて乗員を判別することを特徴とする。
この構成によれば、メイン電極に検出信号が印加された際、メイン電極を流れる電流又はメイン電極に印加される電圧であるメイン信号値と、メイン電極と接地導体との間の電界により生じる導体信号値とを検出することができる。メイン信号値には、メイン電極と基準電極との間の電界による信号値と、メイン電極と接地導体との間の電界による信号値(すなわち導体信号値)が含まれている。第二信号検出部が導体信号値を検出するため、判別部は、乗員判別に不要であり誤差要因となる導体信号値を排除でき、精度良く乗員を判別することができる。つまり、本発明は、接地導体の影響を抑制し、乗員判別精度を向上させることができる。
本発明の第二の様相に係る静電容量式乗員検知装置は、メイン電極(11)を備えると共に、車両のシート(9)内に配置される静電センサ(1、10)と、基準電位が与えられた基準電極(3)と、前記メイン電極に検出信号を印加する信号印加部(21)と、前記検出信号が印加された前記メイン電極の電流値又は電圧値である第一メイン信号値を検出する信号検出部(22)と、前記検出信号及び前記第一メイン信号値に基づいて乗員を判別する判別部(24)と、を備える静電容量式乗員検知センサであって、DC電圧源(42)、前記シート内に配置される機器本体(41)、及び前記DC電圧源と前記機器本体との接続と切断とを切り替えるDC切替器(43)を有する接地機器(4)と、前記メイン電極と前記信号印加部との接続と切断とを切り替えるメイン切替器(29、291)と、前記メイン電極と前記信号印加部が切断されている状態での前記メイン電極の電圧値又は電流値を検出する過渡信号検出部(28)と、を備え、前記判別部は、前記検出信号と、前記第一メイン信号値と、前記DC電圧源の直流電圧と、前記メイン切替器が切断状態である際に前記DC切替器を切断状態から接続状態に切り替え、その際に前記過渡信号検出部が取得した電圧値又は電流値である第二メイン信号値とに基づいて乗員を判別することを特徴とする。
この構成によれば、DC電圧源を有する接地機器の切断・接続動作により過渡現象が生じ、メイン電極に過渡信号(過渡電圧又は過渡電流)が発生し、当該過渡信号が検出される。過渡信号は、機器本体からメイン電極を介して基準電極に到達する経路で生じる。つまり、過渡信号は、等価回路では、機器本体とメイン電極の間の電界と、メイン電極と基準電極の間の電界とが過渡信号に関係している。判別部24は、この過渡信号(第二メイン信号値)を利用することで、機器本体とメイン電極の間の電界による誤差要因を排除することができる。つまり、本発明は、接地機器の影響を抑制し、乗員判別精度を向上させることができる。なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第一実施形態の静電容量式乗員検知装置の構成を示す構成図である。 第一実施形態の静電センサの構成を示す模式断面図である。 第一実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。 第一実施形態の電流の流れを説明するための説明図である。 第一実施形態の効果を説明するための説明図である。 第二実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。 第三実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。 第四実施形態の静電センサの構成を示す模式断面図である。 第四実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。 第五実施形態の静電容量式乗員検知装置の構成を示す構成図である。 第五実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。 第五実施形態の過渡電流の流れを説明するための説明図である。 第六実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。 第七実施形態の静電容量式乗員検知装置の詳細構成を示す構成図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。また、説明に用いる各図は概念図であり、各部の形状は必ずしも厳密なものではない場合がある。
<第一実施形態>
第一実施形態の静電容量式乗員検知センサは、図1に示すように、静電センサ1と、乗員検知ECU2と、基準電極3と、ヒータ4と、を備えている。静電センサ1は、フィルム状のセンサマットであって、フィルム内に電極が配置されて構成されている。静電センサ1は、車両のシート9の座面部91内に(例えばクッション間に)配置されている。シート9は、乗員が着座する座面911を有する座面部91と、座面部91の車両後方側に配置された背もたれ部92と、を備えている。静電センサ1は、座面911と略平行に配置されている。
具体的に、静電センサ1は、図2に示すように、メイン電極11と、フィルム部材14、15と、を備えている。メイン電極11は、平板状の導電部材であって、フィルム部材14とフィルム部材15の間に配置されている。フィルム部材14、15は、絶縁性材料(例えばPET)からなり、フィルム部材14、15の間には例えば接着剤が介在している。
乗員検知ECU2は、CPUやメモリ等を備える電子制御ユニットである。乗員検知ECU2は、図3に示すように、構成及び機能として、信号印加部21と、第一信号検出部22と、第二信号検出部23と、判別部24と、を備えている。
信号印加部21は、一方が車両接地(基準電位)GNDに接続され、他方がメイン電極11に接続された電源装置である。信号印加部21は、メイン電極11に交流電圧である検出信号を印加する。メイン電極11は、基準電極(車両ボディ)3との間に電界を形成する。車両ボディ(3)は、車両のボディ部分であるとともに電極(接地電極)を構成し、基準電位(車両接地GND)が与えられている。
第一信号検出部22は、電流センサであって、メイン電極11と信号印加部21の間に配置されている。第一信号検出部22は、信号印加部21の電圧印加により、メイン電極11に流れる電流(「メイン信号値」と称する)を検出する。第一信号検出部22は、例えば信号印加部21とメイン電極11の間に配置された抵抗(図示せず)に流れる電流を検出する。
第二信号検出部23は、電流センサであって、後述するヒータ本体41と車両接地GNDの間に配置されている。第二信号検出部23は、ヒータ本体41に流れる電流(「導体信号値」と称する)を検出する。判別部24は、検出信号(交流電圧)と、メイン信号値(電流値)と、導体信号値(電流値)に基づいて乗員を判別する。乗員の判別は、乗員の有無や乗員の種類(大人、チャイルドシート)である。判別部24の詳細は後述する。
ヒータ4は、主にシート9内に配置されるシートヒータである。ヒータ4は、ヒータ本体(「接地導体」及び「機器本体」に相当する)41と、DC電圧源42と、スイッチ(「DC切替器」に相当する)43と、を備えている。ヒータ本体41は、車両接地GNDに接続された導体を含む部位である。ヒータ本体41は、シート9内の静電センサ1下方に配置され、電流の導通により熱が発生する。DC電圧源42は、例えばバッテリであり、ヒータ本体41に直流電圧を印加するものである。スイッチ43は、ヒータ本体41とDC電圧源42との接続関係を、接続状態と切断状態とで切り替える切替器である。スイッチ43は、乗員の操作又は判別部24の指示に応じて接続状態と切断状態とを切り替える。
従来、判別部24は、検出信号とメイン信号値とに基づいて、メイン電極11と基準電極3との間の電界を含む電流路のインピーダンスを算出していた。このインピーダンスは、メイン電極11と基準電極3との間の静電容量により変化する。つまり、乗員の有無や乗員の種類によって静電容量及びインピーダンスが変化し、判別部24は、当該変化に基づいて乗員の判別を行っていた。
ここで、静電容量式乗員検知装置において、シート9内にヒータ4のような接地された導体を含む機器が配置されている場合、当該導体とメイン電極11との間でも電界が形成されてしまう。これにより、第一信号検出部22が検出するメイン信号値は、メイン電極11と当該導体との間の静電容量の影響を受けてしまう。メイン信号値は、ヒータ4の状況、例えば湿度変化、被液の有無、及び故障(断線等)の有無により変動してしまう。
第一実施形態の判別部24は、検出されるメイン信号値と導体信号値に基づいて、ヒータ4の影響を排除した信号値を算出する。具体的に、判別部24は、メイン信号値に基づく複素電流値Iと導体信号値に基づく複素電流値Iとの差分ΔI(I−I)を算出する。メイン信号値及び導体信号値は、交流電流の値(例えばI(t)=Icos(ωt+φ))であり、複素電流(I(t)=Icos(ωt+φ))に置き換えることができる。
判別部24は、差分ΔIと検出信号(複素電圧に置き換え可能)とから算出されたインピーダンスの虚数部に基づいて、乗員を判別する。インピーダンスの虚数部(サセプタンス)が、静電容量に相当する。図4に示すように、メイン信号値は、メイン電極11と基準電極3との間(メイン‐基準間)の電界により流れる電流と、メイン電極11とヒータ本体41との間(メイン‐ヒータ間)に形成された電界により流れる電流(すなわち導体信号値)を含んでいる。シート9上部を介した(乗員が存在する場合は人体を介した)複素電流Ihumanは、メイン信号値の複素電流(I=Ihuman+I)から、誤差要因である導体信号値Iを減算することで算出できる(Ihuman=I−I)。
このようにメイン信号値から導体信号値を減算することで、ヒータ4による影響が排除され、メイン‐基準間の静電容量が抽出される。第一実施形態によれば、例えば図5に示すように、大人とチャイルドシートに乗った子供との静電容量の差が大きくなり、乗員判別精度が向上する。なお、インピーダンスの算出方法は、複素電流を用いたものに限らず、公知の演算により求めても良い。ただし、複素電流を用いて差分ΔIを算出することで、容易にインピーダンスが算出可能となる。
<第二実施形態>
第二実施形態の静電容量式乗員検知装置は、ヒータ4に加えてシートフレーム90も接地導体として影響を排除している点で第一実施形態と異なっている。説明において、第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
シートフレーム90は、シート9の骨格として配置され、車両接地GNDに導通している。図6に示すように、シートフレーム90は、第二信号検出部23に対してヒータ4と並列に配置されている。これにより、第二信号検出部23が検出する導体信号値には、メイン電極11とシートフレーム90との間に形成された電界により流れる電流(フレーム信号値)が追加される。メイン信号値にもフレーム信号値が含まれている。したがって、判別部24は、第一実施形態同様、差分ΔIを算出することで、誤差要因である導体信号値を除去することができる。これにより、乗員判別精度は向上する。
なお、上記構成により追加されたヒータ4とシートフレーム90を並列接続するためのラインに、スイッチ43とは別のスイッチ(切替器)が配置されていても良い。これにより、ヒータ4がオンされているときに、当該スイッチが切断状態となることで、シートフレーム90への通電が防止される。
<第三実施形態>
第三実施形態の静電容量式乗員検知装置は、第一信号検出部22と第二信号検出部23とで行っていた信号検出を1つの信号検出部25で行う点で第一実施形態と異なっている。説明において、第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
第三実施形態の乗員検知ECU20は、図7に示すように、信号印加部21と、信号検出部25と、判別部24と、スイッチ部(「切替器」に相当する)26と、を備えている。信号検出部25は、スイッチ部26を介してメイン電極11又はヒータ本体41に接続されている。信号検出部25は、スイッチ部26の接続先がメイン電極11の場合にメイン信号値を検出し、スイッチ部26の接続先がヒータ本体41の場合に導体信号値を検出する。
スイッチ部26は、一端が信号検出部25に接続され、他端の接続先がa側(メイン電極11側)とb側(ヒータ本体41側)とで切り替え可能な切替器である。信号検出部25は、判別部24によりスイッチ部26の接続先が定期的に切り替えることで、メイン信号値と導体信号値を取得する。なお、スイッチ部26の制御は信号検出部25が行っても良い。また、スイッチ部26のb側の接続先は、シートフレーム90、又はヒータ本体41とシートフレーム90であっても良い。第三実施形態によれば、第一実施形態の効果に加えて、1つの信号検出装置(又は信号検出機能)で2つの信号値が検出できるため、製造コストが抑制される。
<第四実施形態>
第四実施形態の静電容量式乗員検知装置は、主に静電センサ10内にガード電極13が追加されている点で第一実施形態と異なっている。説明において、第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
静電センサ10は、図8に示すように、メイン電極11と、ガード電極13と、フィルム部材14〜16と、を備えている。ガード電極13は、平板状の導電部材であって、メイン電極11のシート底面側(座面911と反対側:車両下側)に、メイン電極11に対向して配置されている。つまり、ガード電極13は、フィルム部材15を介してメイン電極11に対向配置されている。ガード電極13は、メイン電極11と同形状に形成されている。ガード電極13は、フィルム部材15とフィルム部材16の間に配置されている。フィルム部材14〜16の各間には、例えば接着剤が介在している。
ガード電極13は、メイン電極11の下側でメイン電極11と同電位になることで、メイン電極11がシート9の座面911を介さない下側で基準電極3と電界を形成することを抑制する。つまり、ガード電極13は、メイン電極11がより確実にシート9上に電界を形成するためのものである。ただし、メイン電極11とガード電極13に印加される検出信号には、若干の位相差が生じる可能性があり、メイン電極11とガード電極13との間にも電界が形成される。ガード電極13によりメイン電極11の下方への電界形成を完全に無効化することは困難である。
そこで、第四実施形態の乗員検知ECU200は、図9に示すように、機能又は構成として、信号印加部21と、第一信号検出部22と、第二信号検出部23と、第三信号検出部27と、判別部24と、を備えている。信号印加部21には、ガード電極13にメイン電極11と同じ検出信号を印加するドライバとして信号印加回路(ここではオペアンプ)21aが設けられている。信号印加部21は、オペアンプ21aを介してガード電極13に検出信号を印加する。第三信号検出部27は、電流センサであり、ガード電極13に流れる電流(「ガード信号値」と称する)を検出する。
判別部24は、メイン信号値、ガード信号値、導体信号値、及び検出信号に基づいて乗員を判別する。具体的に、判別部24は、メイン信号値に基づく第一の複素電流値Iから導体信号値に基づく第二の複素電流値Iを除算した値ΔIに、ガード信号値に基づく第三の複素電流値Iを加算した値Ihuman(Ihuman=I−I+I)を算出する。判別部24は、算出値Ihumanと、検出信号に基づいてインピーダンスの虚数部(静電容量)を算出し、当該静電容量に基づいて乗員を判別する。
複素電流値Iには、Ihumanの他に、メイン電極11とガード電極13との間の電界による複素電流Ie1と、メイン電極11とヒータ本体41との間の電界による複素電流Ie2が含まれている(I=Ihuman+Ie1+Ie2)。複素電流値Iには、複素電流Ie1と、複素電流Ie2と、ガード電極13とヒータ本体41との間の電界による複素電流(すなわちガード信号値に基づく複素電流)Iが含まれている(I=Ie1+Ie2+I)。したがって、判別部24は、上記式(Ihuman=I−I+I)により、誤差要因のIe1及びIe2が排除されたIhumanを算出することができる。これにより、静電センサ1にガード電極13が備わる上、第一実施形態同様の効果が発揮される。
<第五実施形態>
第五実施形態の静電容量式乗員検知装置は、第一実施形態に比べて、主に乗員検知ECUの構成が異なっている。説明において、第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
図10に示すように、第五実施形態の静電容量式乗員検知装置は、静電センサ1と、乗員検知ECU2Aと、基準電極3と、ヒータ(「接地機器」に相当する)4と、を備えている。乗員検知ECU2Aは、図11に示すように、信号印加部21と、第一信号検出部(「信号検出部」に相当する)22と、判別部24と、過渡信号検出部28と、抵抗(「接地抵抗」に相当する)28aと、スイッチ部(「メイン切替器」に相当する)29と、を備えている。
過渡信号検出部28は、抵抗28aに印加される電圧を検出する装置である。第五実施形態の過渡信号検出部28は、抵抗28aに印加されるピーク電圧(過渡電圧:最大電圧)を検出するものである。過渡信号検出部28は、電圧のピークホールド回路で構成されている。過渡信号検出部28は、過渡現象による電圧又は電流の変化を測定する過渡変化測定装置ともいえる。
スイッチ部29は、一端がメイン電極11に接続され、他端の接続先がa側(信号印加部21側)とb側(過渡信号検出部28側)とで切り替え可能な切替器である。スイッチ部29の接続先は、判別部24により制御される。スイッチ部29がa側に接続されている場合、メイン電極11と信号印加部21とが接続状態となるとともに、メイン電極11と過渡信号検出部28及び抵抗28aとが切断状態となる。この場合、第一信号検出部22は、検出信号が印加されたメイン電極11の電流値である第一メイン信号値を検出する。
スイッチ部29がb側に接続されている場合、メイン電極11と信号印加部21とが切断状態となるとともに、メイン電極11と過渡信号検出部28及び抵抗28aとが接続状態となる。この場合、過渡信号検出部28は、抵抗28aを介して接地されたメイン電極11のピーク電圧である第二メイン信号値を検出する。
判別部24は、定期的にスイッチ部29をb側に接続し、その状態でスイッチ43を切断状態から接続状態とする。スイッチ43が接続状態である場合、判別部24は、スイッチ43を一端切断状態としてから接続状態とする。スイッチ43のオン(接続)/オフ(切断)は、乗員の操作に加えて、判別部24の指令によっても切り替わる。判別部24がスイッチ43を切断・接続することでメイン電極11には過渡電圧(過渡電流)が印加される。
過渡信号検出部28は、図12に示すように、スイッチ43の切断・接続動作によりメイン電極11に印加される過渡電圧のピーク電圧(最大値)Vpeakを検出する。判別部24は、ピーク電圧Vpeakと、DC電圧源42の直流電圧(電圧安定時の電圧又はヒータ4の定格電圧)Vに基づいて、全体の静電容量Ctotalに対するメイン−基準間の静電容量Cbodyの割合(比)を算出する。
全体の静電容量(「第一静電容量」に相当する)Ctotalは、スイッチ部29がa側に接続されている際に検出される第一メイン信号値(電流値)と検出信号(電圧値)とに基づいて算出されるインピーダンスの虚数部である。
図12に示すように、過渡状態の回路構成上、ピーク電圧Vpeakは、DC電圧源42の直流電圧値(定格電圧)Vと、メイン−ヒータ間の静電容量Cheaterと、メイン−基準間の静電容量Cbodyを用いて次式で表すことができる。すなわち、当該式は、Vpeak=V×{Cheater/(Cbody+Cheater)}である。この式が変形されると、割合式、すなわちCbody/Ctotal=1−(Vpeak/V)が導出される。判別部24は、スイッチ部29がa側の際に全体の静電容量Ctotalを算出し、スイッチ部29がb側の際に上記割合式による割合を算出する。
そして、判別部24は、静電容量Ctotalに割合(1−(Vpeak/V))を乗算して静電容量Cbodyを算出する。判別部24は、静電容量Cbodyに基づいて、乗員を判別する。これにより、ヒータ4による誤差要因、すなわちメイン−ヒータ間の直列結合による誤差要因(Cheater)が排除され、精度の良い乗員判別が可能となる。つまり、乗員判別精度は向上する。
なお、判別部24は、スイッチ43を単純に切断・接続動作させるだけでも良いが、他の方法であっても良い。例えば、判別部(「切替制御部」に相当する)24は、DC電圧源42からヒータ本体41にステップ電圧又はスルーレート付き電圧が印加されるようにスイッチ43を制御しても良い。これによれば、過渡信号検出部28がより確実にピーク電圧を取得することができる。
<第六実施形態>
第六実施形態の静電容量式乗員検知装置は、第五実施形態に比べて、主にガード電極13が追加された点で異なっている。説明において、第一実施形態、第四実施形態、又は第五実施形態と同じ符号は、第一実施形態、第四実施形態、又は第五実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
図13に示すように、静電センサ10は、第四実施形態同様、メイン電極11と、ガード電極13と、フィルム部材14〜16と、を備えている。乗員検知ECU2Bは、信号印加部21と、オペアンプ21aと、第一信号検出部22と、判別部24と、過渡信号検出部28と、抵抗28aと、第一スイッチ部(「メイン切替器」に相当する)291と、第二スイッチ部(「ガード切替器」に相当する)292と、を備えている。
第一スイッチ部291は、第五実施形態のスイッチ部29と同様の構成である。すなわち、第一スイッチ部291は、一端がメイン電極11に接続され、他端の接続先がa側(信号印加部21側)とb側(過渡信号検出部28側)とで切り替え可能な切替器である。第二スイッチ部292は、一端がガード電極13に接続され、他端の接続先がa´側(オペアンプ21a側)とb´側(過渡信号検出部28側)とで切り替え可能な切替器である。第一スイッチ部291及び第二スイッチ部292の接続先は、判別部24により制御される。
過渡信号検出部28は、第一スイッチ部291がb側に接続され、第二スイッチ部292がb´側に接続されている状態で、スイッチ43が切断・接続動作がなされた際のピーク電圧を検出する。過渡信号検出部28は、メイン電極11の電圧値(第二メイン信号値)とガード電極の電圧値(「ガード信号値」に相当する)の合計の電圧を検出し、そのピーク電圧Vpeakを取得する。
判別部は、ピーク電圧Vpeakと、DC電圧源42の直流電圧Vに基づいて、全体の静電容量Ctotalに対するメイン−基準間の静電容量Cbody及びガード−基準間の静電容量Cbody2の割合(比)を算出する。当該割合は、等価回路に基づく演算により、(Cbody+Cbody2)/Ctotal=1−(Vpeak/V)で算出できる。
判別部24は、第一スイッチ部291がa側に接続され且つ第二スイッチ部292がa´側に接続されている状態で第一信号検出部22により検出された電流値(第一メイン信号値)と、検出信号に基づいて、インピーダンスの虚数部、すなわち全体の静電容量Ctotalを算出する。判別部24は、静電容量Ctotalに上記割合(1−(Vpeak/V))を乗算して、乗員の有無に関する静電容量を算出する。判別部24は、算出した静電容量に基づいて乗員を判別する。これにより、ガード電極13による作用効果が得られる上、メイン−ヒータ間の静電容量及びガード−ヒータ間の静電容量という誤差要因が排除されるため、乗員判別精度は向上する。
<第七実施形態>
第七実施形態の静電容量式乗員検知装置は、第五実施形態に比べて、抵抗28aがない点で異なっている。説明において、第一実施形態又は第五実施形態と同じ符号は、第一実施形態又は第五実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
乗員検知ECU2Aは、図14に示すように、第五実施形態の構成において、接地された抵抗28aが排除されている。これによっても、第五実施形態と同様の効果が発揮される。ただし、抵抗28aが備えられた構成のほうが、ピーク電圧をより安定して測定することができる。
<その他変形態様>
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、検出信号及びメイン信号値などの各信号は、電流(電流値)と電圧(電圧値)の何れであっても良い。例えば検出信号が電流の場合、信号印加部21は電流源となる。また、スイッチ(切替器)は、電磁スイッチであっても、ソフトウェア的に切り替えるものでも良い。また、過渡信号検出部28は、ピークホールド回路に限らず、電圧又は電流を測定する装置(例えば電圧計又は電流計)であっても良い。
また、接地機器は、ヒータ4に限らず、シート9内に配置された接地導体を有する電気機器(DC電圧で駆動)に適用可能である。接地機器は、例えば空冷ファンでも良い。ただし、ヒータ4のヒータ本体(接地導体)41は、静電センサ1、10の下方で、座面911に対して広い範囲で配置されている。このため、乗員の静電容量検出への影響が出やすい。本発明は、このような構成に対して特に有効である。
また、第四実施形態において、第一信号検出部22、第二信号検出部23、及び第三信号検出部27は、第三実施形態と同様に、1つの信号検出部(25)と、その信号検出部の接続先をメイン電極11とヒータ本体41とガード電極13で切り替える切替器(26)と、で構成されても良い(図7参照)。例えば、図7において、ガード電極13を接続先とする接点が追加される。これにより、第三実施形態同様の効果が発揮される。
また、上記実施形態において、静電センサ1、10は、サブ電極(図示せず)を備えていても良い。サブ電極は、主に被水を検知するモードにおいてシート9の被水を検知するための電極である。サブ電極は、例えば、細長の平板状の導電部材であって、メイン電極11に離間且つ並列して配置されている。サブ電極は、フィルム部材15上でメイン電極11と隣り合うように、メイン電極11に沿って配置されている。サブ電極は、例えば、メイン電極11の両脇に配置されている。サブ電極が車両接地GNDに接続されると、サブ電極とメイン電極11との間に電位差が発生し電界が形成される。判別部24は、当該静電容量に基づいて、シート9の座面部91が被水しているか否かを判別する。判別部24は、シート9が被水していると判別した場合、乗員判別を禁止して乗員に通知する。
1、10:静電センサ、 11:メイン電極、 13:ガード電極、
2、20、200、2A、2B:乗員検知ECU、 21:信号印加部、
22:第一信号検出部、 23:第二信号検出部、 24:判別部(切替制御部)、
25:信号検出部、 26:スイッチ部(切替器)、 27:第三信号検出部、
28:過渡信号検出部、 28a:抵抗(接地抵抗)、
29:スイッチ部(メイン切替器)、 291:第一スイッチ部(メイン切替器)、
292:第二スイッチ部(ガード切替器)、 3:基準電極、
4:ヒータ(接地機器)、 41:ヒータ本体(接地導体、機器本体)、
42:DC電圧源、 43:スイッチ(DC切替器)、
9:シート、 90:シートフレーム

Claims (14)

  1. メイン電極(11)を備えると共に、車両のシート(9)に配置される静電センサ(1、10)と、
    基準電位が与えられた基準電極(3)と、
    前記メイン電極に検出信号を印加する信号印加部(21)と、
    前記メイン電極の電流値又は電圧値であるメイン信号値を検出する第一信号検出部(22)と、
    前記検出信号及び前記メイン信号値に基づいて乗員を判別する判別部(24)と、
    を備える静電容量式乗員検知センサであって、
    前記基準電位に接続された接地導体(41、90)と、
    前記接地導体の電流値又は電圧値である導体信号値を検出する第二信号検出部(23)と、
    を備え、
    前記判別部は、前記検出信号、前記メイン信号値、及び前記導体信号値に基づいて乗員を判別することを特徴とする静電容量式乗員検知装置。
  2. 前記接地導体は、前記シート内に配置されたヒータ(41)及びシートフレーム(90)の少なくとも一方である請求項1に記載の静電容量式乗員検知装置。
  3. 前記第一信号検出部及び前記第二信号検出部は、1つの信号検出部(25)と、前記信号検出部の接続先を前記メイン電極と前記接地導体で切り替える切替器(26)と、で構成される請求項1又は2に記載の静電容量式乗員検知装置。
  4. 前記判別部は、前記メイン信号値に基づく第一の複素電流値と前記導体信号値に基づく第二の複素電流値との差分と、前記検出信号に基づいて乗員を判別する請求項1〜3の何れか一項に記載の静電容量式乗員検知装置。
  5. 前記静電センサ内に前記メイン電極に対向配置されたガード電極(13)と、
    前記検出信号が印加された前記ガード電極の電流値又は電圧値であるガード信号値を検出する第三信号検出部(27)と、
    を備え、
    前記信号印加部は、前記ガード電極に前記検出信号を印加し、
    前記判別部は、前記検出信号、前記メイン信号値、前記導体信号値、及び前記ガード信号値に基づいて乗員を判別する請求項1〜4の何れか一項に記載の静電容量式乗員検知装置。
  6. 前記判別部は、前記メイン信号値に基づく第一の複素電流値から前記導体信号値に基づく第二の複素電流値を減算した値に、前記ガード信号値に基づく第三の複素電流値を加算した値と、前記検出信号とに基づいて乗員を判別する請求項5に記載の静電容量式乗員検知装置。
  7. 前記第一信号検出部、前記第二信号検出部、及び前記第三信号検出部は、1つの信号検出部と、前記信号検出部の接続先を前記メイン電極と前記接地導体と前記ガード電極で切り替える切替器と、で構成される請求項5又は6に記載の静電容量式乗員検知装置。
  8. メイン電極(11)を備えると共に、車両のシート(9)内に配置される静電センサ(1、10)と、
    基準電位が与えられた基準電極(3)と、
    前記メイン電極に検出信号を印加する信号印加部(21)と、
    前記検出信号が印加された前記メイン電極の電流値又は電圧値である第一メイン信号値を検出する信号検出部(22)と、
    前記検出信号及び前記第一メイン信号値に基づいて乗員を判別する判別部(24)と、
    を備える静電容量式乗員検知センサであって、
    DC電圧源(42)、前記シート内に配置される機器本体(41)、及び前記DC電圧源と前記機器本体との接続と切断とを切り替えるDC切替器(43)を有する接地機器(4)と、
    前記メイン電極と前記信号印加部との接続と切断とを切り替えるメイン切替器(29、291)と、
    前記メイン電極と前記信号印加部が切断されている状態での前記メイン電極の電圧値又は電流値を検出する過渡信号検出部(28)と、
    を備え、
    前記判別部は、前記検出信号と、前記第一メイン信号値と、前記DC電圧源の直流電圧と、前記メイン切替器が切断状態である際に前記DC切替器を切断状態から接続状態に切り替え、その際に前記過渡信号検出部が取得した電圧値又は電流値である第二メイン信号値とに基づいて乗員を判別することを特徴とする静電容量式乗員検知装置。
  9. 前記判別部は、前記検出信号と前記第一メイン信号値に基づいて算出される第一静電容量に、前記第二メイン信号値の最大値と前記DC電圧源の直流電圧値に基づいて算出される割合を乗算した値に基づいて乗員を判別する請求項8に記載の静電容量式乗員検知装置。
  10. 前記接地機器は、ヒータ(4)である請求項8又は9に記載の静電容量式乗員検知装置。
  11. 前記DC電圧源から前記機器本体にステップ電圧又はスルーレート付き電圧が印加されるように前記DC切替器を制御する切替制御部(24)を備える請求項8〜10の何れか一項に記載の静電容量式乗員検知装置。
  12. 前記過渡信号検出部は、電圧のピークホールド回路を有する請求項8〜11の何れか一項に記載の静電容量式乗員検知装置。
  13. 前記静電センサ内に前記メイン電極に対向配置されたガード電極(13)と、
    前記ガード電極の接続先を前記信号印加部と前記過渡信号検出部とで切り替えるガード切替器(292)と、
    を備え、
    前記信号印加部は、前記ガード切替器の接続先が前記信号印加部である際に前記ガード電極に前記検出信号を印加し、
    前記判別部は、前記検出信号と、前記第一メイン信号値と、前記第二メイン信号値と、前記ガード電極の接続先が前記過渡信号検出部である際に前記DC切替器を切断状態から接続状態に切り替え、その際に前記ガード電極を介して前記過渡信号検出部が取得した電圧値又は電流値であるガード信号値とに基づいて乗員を判別する請求項8〜12の何れか一項に記載の静電容量式乗員検知装置。
  14. 前記静電センサに前記検出信号が印加されていない状態で前記静電センサを前記基準電位に接続させる接地抵抗(28a)を備え、
    前記過渡信号検出部は、前記接地抵抗の電圧値又は電流値を検出する請求項8〜13の何れか一項に記載の静電容量式乗員検知装置。
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