JP6144387B1 - 伸縮性のある気密コンセントカバー及び配線器具の配置構造並びに施工方法 - Google Patents

伸縮性のある気密コンセントカバー及び配線器具の配置構造並びに施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ケーブルの種類や形状、大きさに関わりなく、良好な貫通性能と気密防塵性を備えた気密コンセントカバー及び配線器具の施工方法の提供を課題とする。【解決手段】配線器具の背面部を被覆して気密防塵性を確保するための配線器具用の気密コンセントカバー11に、伸縮性を有する肉厚の環状ワッシャ部22と、その内側に張られた薄膜部分23とを備えた伸縮挿通部21を設ける。環状ワッシャ部22をその伸縮性によって伸ばすと共に薄膜部分23を内側または外側から破って、配線器具と外部との接続に用いられる部分を通す。【選択図】図1

Description

本発明は、配線器具用の気密防塵カバー、特に伸縮性のある気密コンセントカバーと、この気密コンセントカバーを用いた配線器具の施工方法に関するものである。
今日、壁等に埋込配置されたスイッチボックスと、埋込配線器具の前面部を露出させる開口窓を有したプレートとの間には、防気・防塵の目的で介在させる気密防塵カバーが広く用いられている(特許文献1〜3)。この種の気密防塵カバーは、壁面等の造営面に設けた器具取付穴等を通して空気が移動するのを防止することにより、すきま風や結露の発生、並びに塵埃が室内に侵入することを防ぐことができるものである。
特許文献1は、IV電線用挿通部を備えた気密防塵カバーを提案している。特許文献2に係る発明にあっては、特許文献1を改良するもので、特許文献1に係る気密防塵カバーではIV電線に比べて外径の大きな電話用電線やテレビ用電線を挿通させることができず、電話コンセントやテレビコンセント等の埋込配線器具の設置には使用できないことに鑑み、外径の異なる複数種の電線が挿通可能である気密防塵カバーを提供することを課題としたものであった。この特許文献2に係る気密防塵カバーにあっては、ボックス状の底壁部には、テレビ用電線挿通用のテレビ用電線挿通筒、IV電線挿通用のIV電線挿通筒、電話用電線挿通筒が突設されている。各電線挿通筒の内径は、それぞれテレビ用電線、IV電線、電話用電線を隙間なく挿入できるような寸法に設定され、各電線挿通筒内にはノックアウト用の薄肉部が形成されている。
特許文献3に係る発明は、埋込型配線器具の設置部における気密防塵性を損なうことなく、埋込型配線器具の取り付けを容易かつ確実に行うことが可能な手段を提供することを課題としており、埋込型配線器具の嵌挿部分を内部に収容し得る凹形状部と、フランジ部とを備え、前記凹形状部が、透明性または半透明性を有するとともに、細径の線材を突き通すことが可能な脆弱膜部が広範囲に形成された構成を有する気密防塵カバーを提案している。
ところが、特許文献1や2の気密防塵カバーにあっては、いずれも前記のように各種電線挿通用の挿通筒を用いることを特徴としている。この挿通筒は、その軸方向の長さが、その厚みの10倍以上の長さを有するもので、これによって、挿通筒に通される各種の電線との密着性を高め、所期の目的を達成するものであった。
ところが、このような長い挿通筒を用いる結果、特許文献1の段落0007に記載されたように水蒸気やガスの透過率の低いゴムのような材質のものが採用された場合であっても、特許文献2の段落0009に記載されたように合成樹脂等(例えば、特殊軟化塩化ビニル樹脂)の成形品より構成した場合であっても、その伸縮性が乏しく、サイズの適合性や気密防塵に課題を残すものであった。特に最近は、電話線ケーブルやLANケーブルのように、ケーブルの先端に大きな接続部材を備えたものが増えており、挿通筒が邪魔をして、ケーブルを通すことができないという事態が発生するおそれがあった。
特許文献3にあっては、その段落0023に、「このとき、前記カバー10の凹形状部11は、前記したように脆弱膜よりなる部位であるので、ワイヤ61により容易に突き通すことができる。該ワイヤ61を突き通した部分には、通常は裂開するようにして、小孔が形成されるが、このとき、該小孔の周囲の膜は以下のような挙動を示す。即ち、図5に示すように、ワイヤ61により形成された小孔Pの周縁が摩擦によりワイヤ61の周面に引張られ、これにともない小孔Pの周囲の膜が、通常はさらに裂開しながら、ある程度塑性的に延びて一方面側へ隆起する。ワイヤ61による引張りが停止すると、図中の矢印A1に示すように小孔Pの周縁部が弾性により収縮し、ワイヤ61の周面に密着する。これにより、ワイヤ61と小孔Pとの間が閉塞され、この部分における気密性が確保される。」としている(引用部分の図面及び符号は本明細書及び図面には不対応)。この気密防塵カバーは、脆弱膜よりなる部位(脆弱膜部)が広範囲に形成されているため、カバーを突き通す電線などのケーブルの種類や大きさや位置を選ばない利点がある反面、電線などのケーブルの種類によってはカバーを突き通す際に、先端の大きな接続部材によって脆弱膜部に大きな切り目が形成されてしまい、接続部材を通過させた後のケーブルの線部分に対してすき間が形成されてしまうおそれがあった。
実開平5−2526号公報 特開平10−136529号公報 特開2000−341823号公報
本発明は、ケーブルの種類や形状、大きさに関わりなく、良好な貫通性能と気密防塵性を備えた伸縮性のある気密コンセントカバーの提供を課題とする。
また本発明は、ケーブルの種類や形状、大きさに関わりなく、良好な貫通性能と気密防塵性を実現することができる配線器具の配置構造並びに施工方法の提供を課題とする。
本発明は、壁面や天井面などの取り付け面における開口部に取り付けられる配線器具の背面部を被覆して気密防塵性を確保するための気密コンセントカバーにおいて、次の手段を適用することにより、前記課題を解決する。
本発明の気密コンセントカバーにあっては、伸縮性を有する肉厚の環状ワッシャ部と、前記環状ワッシャ部の環状の内側に張られた厚み方向に貫通していない薄膜部分とを備えた伸縮挿通部を備え、前記環状ワッシャ部は、前記環状ワッシャ部自体がその内径において1.5倍以上に伸ばすことができる。そして、前記環状ワッシャ部をその伸縮性によって伸ばすと共に前記薄膜部分を内側または外側から破って、前記配線器具と外部との接続に用いられる部分を通し得るように構成される。
また本発明の気密コンセントカバーにあっては、伸縮性を有する肉厚の環状ワッシャ部と、前記環状ワッシャ部の環状の内側に張られた厚み方向に貫通していない薄膜部分とを備えた伸縮挿通部を備える。そして、前記環状ワッシャ部をその伸縮性によって伸ばすと共に前記薄膜部分を内側または外側から破って、LAN用ケーブルの先端の接続部材を通し得るように構成され、且つ、前記環状ワッシャ部の内側にのみ前記薄膜部分の切れ目の発生を許しつつ、前記環状ワッシャ部自体が広がることによって前記接続部材の通過を許容し、前記接続部材が通過した後は元の大きさまで収縮し、前記ケーブルの周面に密着することにより、前記環状ワッシャ部と前記薄膜部分とによって前記ケーブルの周囲が閉塞されるように構成される。
前記配線器具と外部との接続に用いられる部分は、前記配線器具に接続されるケーブルと、前記配線器具から突出する接続部分との少なくとも何れか一方として実施することができる。
前記薄膜部分は切開用部を備え、前記切開用部の厚みは前記薄膜部分よりも薄く、前記切開用部から前記薄膜部分を破って前記配線器具と外部との接続に用いられる部分を通すことができる。
また本発明は、前記開口部の縁に配置されるフランジ部と、前記フランジ部から前記背面側に伸ばされた側壁部と、前記側壁部の背面側を塞ぐ底壁部とを備え、前記伸縮挿通部は、前記側壁部と前記底壁部との少なくとも何れか一方に配置されたものとして実施することができる。
さらに、前記底壁部は、前記側壁部に連続する周縁部分と、前記周縁部分に囲まれた中央部分とを備え、前記中央部分は、前記周縁部分と略面一の位置、又は、前記周縁部分よりも前面側に凹んだ位置に配置されており、前記伸縮挿通部に、前記ケーブルのうち先端に接続部材が設けられた器具付きケーブルを挿通し、前記中央部分に、前記ケーブルのうち先端に接続部材がない器具無しケーブルを挿通するように構成することもできる。
気密コンセントカバーは、伸縮性と難燃性とを有する素材により構成することが好ましい。
本発明にあっては、ケーブルを挿通することに際して、前記環状ワッシャ部の内側にのみ前記薄膜部分に挿通用の開口の発生を許しつつ、前記環状ワッシャ部自体がその内径において1.5倍以上(1.5〜5倍程度)に伸ばすことができる。これによってケーブル先端などに設けられる大きな接続部材の通過を許容し、大きな接続部材が通過した後は元の大きさまで収縮し、ケーブルの周面に密着する。また、大きな接続部材が露出した状態の場合は、大きな接続部材に沿って密着する。これにより、前記環状ワッシャ部と前記薄膜部分とによってケーブルの周囲が閉塞され、この部分における気密性が確保されるものである。また、難燃性については、コンセントからの火災の発生を抑制することができるものであればよいが、具体的には燃焼持続時間が30秒以下であり、自己消火性を有することことが望ましい。
前記伸縮挿通部は種々変更して実施することができるが、例えば、前記薄膜部分は、その厚みが1mm以下、好ましくは0.1〜0.8mm程度であり、前記環状ワッシャ部は、その厚みおよび幅が、前記薄膜部分の2〜10倍程度、好ましくは1〜5mm程度であることが望ましい。また、前記環状ワッシャ部の内径は、挿通するケーブルなどの太さに応じて種々変更して実施することができるが、φ1mm以上、好ましくはφ2〜φ15mm程度であることが望ましい。また、伸縮性に関わる素材の硬度については、90度以下、好ましくは30〜60度程度であることが望ましい。
また本発明は、前述の気密コンセントカバーと、壁面や天井面などの取り付け面に設けられた前記開口部と、前記配線器具とを備え、前記気密コンセントカバーは、前記開口部の背面側に突出するように配置され、前記配線器具の背面部が前記気密コンセントカバーにて被覆されており、前記配線器具と外部との接続に用いられる部分が、前記薄膜部分を貫通していることを特徴とする配線器具の配置構造を提供する。
また本発明は、壁面や天井面などの取り付け面に対して開口部を形成する工程と、前述の気密コンセントカバーを前記開口部の背面側に突出するように配置すると共に、配線器具の背面部が前記気密コンセントカバーにて被覆されるように配置する工程とを含む配線器具の施工方法を提供する。この施工方法にあっては、前記環状ワッシャ部をその伸縮性によって伸ばすと共に前記薄膜部分を内側または外側から破って、前記配線器具と外部との接続に用いられる部分を通すことを特徴とする。
本発明は、ケーブルの種類や形状、大きさに関わりなく、良好な貫通性能と形状保持性を備えた気密コンセントカバーを提供することができたものである。
また本発明は、ケーブルの種類や形状、大きさに関わりなく、良好な貫通性能と形状保持性を備えた配線器具の配置構造並びに施工方法を提供することができたものである。


本発明の実施の形態に係る配線器具用の気密コンセントカバーを示すもので、(A)は透視斜視図、(B)は同斜視図。 同気密コンセントカバーを示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)は正面図中央縦断面図。 (A)は同気密コンセントカバーの環状ワッシャ部拡大図、(B)は同中央横切断端面図、(C)は同気密コンセントカバーの変更例を示す環状ワッシャ部拡大図、(D)は(C)のd−d線切断端面図、(E)は同気密コンセントカバーの他の変更例を示す要部拡大図、(F)は同中央横切断端面図。 同気密コンセントカバーの使用状態の分解斜視図。 同気密コンセントカバーのケーブルとの接続を示す斜視図。 (A)〜(E)はそれぞれ同気密コンセントカバーのケーブルとの接続状態を示す説明図、(F)は同気密コンセントカバーの変更例を示す中央縦断面図。 本発明の他の実施の形態に係る配線器具用の気密コンセントカバーの透視斜視図。 同気密コンセントカバーを示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)は正面図中央縦断面図、(F)は正面図中央横断面図。 (A)は同気密コンセントカバーの斜視図。(B)は同気密コンセントカバーの使用状態の斜視図。 同気密コンセントカバーの使用状態の分解斜視図。
(第1の実施の形態)
まず図1から図6を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。
この実施の形態に係る気密コンセントカバー11は、図4に示すように、配線器具33の背面部35を被覆して気密防塵性を確保するために用いられるものである。一般に配線器具33は、壁面や天井面などの取り付け面31に設けられた開口部32に取り付けられるが、室内の密閉性が向上した今日の建物においては、配線器具33のすき間を通じて空気や塵が室内外を通過することを防ぐために、気密コンセントカバー11が設けられることが多い。
この実施の形態にかかる気密コンセントカバー11も同様の目的のために設けられたもので、従来の気密コンセントカバー11と基本構造を同じくするものである。
(気密コンセントカバー11の具体的な構造)
図1及び図2を参照して気密コンセントカバー11の具体的な構造を説明すると、気密コンセントカバー11は、ボックス部12とその前面側の開口端に設けられたフランジ部13とを備えている。ボックス部12とフランジ部13は通常一体に形成されるが、一体に形成されることは必須の要件ではない。ボックス部12は、有底筒状をなし、この例では上下左右の側壁部15と、その背面を閉ざす底壁部16とを備えている。なお側壁部15と底壁部16を区別する必要がないときにはこれらを合わせて壁部14と呼ぶ。
壁部14の適宜位置(図1及び図2では上下の側壁部15と底壁部16)には、伸縮挿通部21が形成され、伸縮挿通部21の内側に張られた薄膜部分23を破って各種のケーブル41が通されて、配線器具33に接続される。
この例では、全体で四角筒状を形成する側壁部15の前面側の開放端にフランジ部13が形成され、このフランジ部13は、正面視略四角形をなし、ボックス部12の外側に連続して張り出している。
(伸縮挿通部21の説明)
図3を参照して、伸縮挿通部21ついて説明する。伸縮挿通部21は、図3(A)(B)に示すように、伸縮性を有する肉厚の環状ワッシャ部22と、環状ワッシャ部22の環状の内側に張られた薄膜部分23とを備えたもので、これらは壁部14と一体に形成されている。
薄膜部分23は、0.1〜0.8mm程度の厚みの薄い部分であり、図5及び図6に示すケーブル41の先端を突き刺すことにより、貫通することができる。
環状ワッシャ部22は、薄膜部分23の周囲に形成されたもので、次の作用を果たす。
第一は、ケーブル41の先端で破る際に生じる挿通時の開口が環状ワッシャ部22を超えて大きくなることを規制することができると共に、突き刺しの力が分散してしまうことを防いで比較的小さな力で薄膜部分23を破ることができるようにする。
第二は環状ワッシャ部22自体が伸縮性を保有することにより、先端に大きな接続部材42を備えたケーブル41についても、通すことができるようにする。
第三は、第一と第二の相乗効果という言うべきもので、環状ワッシャ部22の内側にのみ薄膜部分23の切れ目の発生を許しつつ、環状ワッシャ部22自体が広がることによって大きな接続部材42の通過を許容し、大きな接続部材42が通過した後は元の大きさ(ケーブル41の線部分のサイズに適合した大きさ)まで収縮し、ケーブル41の周面に密着する。これにより、環状ワッシャ部22と薄膜部分23とによってケーブル41の周囲が閉塞され、この部分における気密防塵性が確保されるものである。
環状ワッシャ部22は、前記の作用を発揮できるものであればその大きさや形等は特に限定されるものではないが、その厚み(図3(B)における垂直方向の長さa)および幅(図3(B)における水平方向の長さb)は、薄膜部分23の2〜10倍程度、好ましくは1〜5mm程度である。また、その断面形状も図示した円形の他、楕円形や多角形などに変更して実施することができ、その厚みaと幅bとの比率は、図示した1対1に限定されるものではなく、a:b=1:5〜5:1、好ましくはa:b=1:3〜3:1とすることができるが、その材質や大きさなど他の条件と併せて前記の作用を発揮できるものであればよい。
図3(C)〜(F)に示すように、薄膜部分23は挿通用の開口溝24を備えたものとして実施することもできる。挿通用の開口溝24の厚みは薄膜部分23よりも薄く、挿通用の開口溝24から薄膜部分23を破ってケーブル41を通し易くすることができる。その形状は、十文字状の交差した線分や、円形の線分の他、1本の線分や、点や、点の集合など、薄膜部分23の破れを容易にすることができるものであれば種々変更して実施することができる。
環状ワッシャ部22の内径(言い換えれば薄膜部分23の外径)は、ケーブル41の種類によって種々変更して実施することができる。一般的には挿通されるケーブル41の外形と大きさに適合するものであればよく、φ2〜φ15mm程度の径を備えたものとして実施することができる。
環状ワッシャ部22の正面形状は、図に示したような円形の他、楕円形状や、矩形などの多角形であってもかまわず、二重などの多重の環状であってもかまわず、環状の一部分が分断されているものであってもかまわない。
環状ワッシャ部22、薄膜部分23を含むボックス部12並びにフランジ部13は、天然ゴムや合成ゴムなどの加硫ゴムや、ウレタン、シリコーン、フッ素など熱硬化性樹脂系エラストマーや、熱可塑性樹脂系エラストマーなどのエラストマーに代表される各種ゴム弾性を有する素材で形成することができる。また耐熱性を高めるためにエラストマーに各種の耐熱材料を混合して、伸縮性と難燃性とを有する素材とすることも好ましい。また、伸縮性に関わる硬度については、90度以下、好ましくは30〜60度程度であることが望ましい。難燃性については、燃焼持続時間が30秒以下であり、自己消火性であることが望ましい。
(伸縮挿通部21と壁部14との関係)
前記の伸縮挿通部21は壁部14の適宜位置に形成することができる。また各壁部14に複数の伸縮挿通部21を形成することも可能である。その際、図3(B)に示したように、壁部14の全体を薄膜部分23と同じ厚みにすることも可能である。また図3(D)に示したように、壁部14の厚みを薄膜部分23の1.5〜3倍程度の厚みとして実施することもでき、さらにそれより厚みの大きなものであっても構わない。
また、底壁部16については壁部14を薄膜部分23と同じ厚みにし、側壁部15については壁部14を薄膜部分23の厚みよりもの大きなものとすることもできる。これによって、側壁部15に適度な形状を維持する機能を付与することができ、ボックス部12の形状を安定させることができる。
(気密コンセントカバー11の取り付け構造)
図4を参照して、気密コンセントカバー11の取り付け構造について説明する。気密コンセントカバー11は、壁や天井などの取り付け面31に設けられた開口部32に配置される。その際、ボックス部12は開口部32の前面側から背面側に挿入され、フランジ部13が取り付け面31の前面に沿わされる。気密コンセントカバー11の前面側に配線器具33が配置される。配線器具33は、その前面部34に電線の差し込みプラグ、電話線ケーブル用のジャック、TVケーブルやLANケーブル用の接続端子など、室内側の各種ケーブルに対する接続部分を備えており、その背面部35は後方に突出して各種の接続構造部分が配置されている。この背面部35は気密コンセントカバー11のボックス部12内に配置される。言い換えれば、ボックス部12は背面部35を内部に配置できる程度の大きさでフランジ部13から後方に突出して設けられている。配線器具33は、取り付け面31に対してネジによって固定されるが、そのねじ挿通穴が配線器具33の上下及びフランジ部13の上下にそれぞれ形成されている。
配線器具33の周囲には、コンセント意匠カバー取付け部37が配置される。このコンセント意匠カバー取付け部37にコンセント意匠カバー38が取付けられるが、これによって、フランジ部13は外部から見えないように隠される。
(各種ケーブル41の接続構造)
図5と図6を参照して、各種ケーブル41の接続構造について説明する。今日のIT社会にあっては、各種事業所はもちろん一般家庭における室内についても種々のケーブルが使用される。具体的には従来の電源配線用ケーブル45に加えて、電話用ケーブル44やTV用ケーブル46はもとよりLAN用ケーブル43が用いられている。特にLAN用ケーブル43については大きな接続部材42がその先端に設けられている。この実施の形態の気密コンセントカバー11にあっては、そのすべてについて対応することができる。
具体的には、電源配線用ケーブル45と電話用ケーブル44については底壁部16から挿通し、LAN用ケーブル43とTV用ケーブル46については上下の側壁部15から挿通するように構成されている。ただしこの接続位置は、種々変更して実施することができる。
図6(A)に示すように、電源配線用ケーブル45については、底壁部16の適宜位置から挿通することができる。前述のように底壁部16はその全体が厚みの小さな薄い膜となっているため、特許文献3と同様に、その適宜位置から電源配線用ケーブル45を通すことができる。
図6(B)に示すように、電話用ケーブル44については、底壁部16の伸縮挿通部21から挿通することができる。電話用ケーブル44は電源配線用ケーブル45よりも径が大きいため、伸縮挿通部21から挿通することで、前述の作用効果を発揮することができ、適切な挿通及び配線が可能となる。
図6(C)に示すように、TV用ケーブル46については、下方の側壁部15の伸縮挿通部21から挿通することができる。TV用ケーブル46は電源配線用ケーブル45よりも径が大きいため、伸縮挿通部21から挿通することで、前述の作用効果を発揮することができ、適切な挿通及び配線が可能となる。また、配線器具33における背面部35の接続部分36が下方や上方にある場合には、図6(D)に示すように、配線器具33側の接続部分36により、伸縮挿通部21の薄膜部分23を内側(室内側)から外側(室外側)へ破って、挿通することもできる。
図6(E)に示すように、LAN用ケーブル43については、上方の側壁部15の伸縮挿通部21から挿通することができる。その際、ケーブル43の接続部材42を、伸縮挿通部21の外側から内側へ破って挿通することもできる。
(変形例)
この実施の形態にかかる気密コンセントカバー11は本発明の趣旨を阻害しない限り、種々変更して実施することができる。たとえば、図6(F)に示すように、底壁部16についてフラットなものとして実施できるほか、周縁部分17に比べて中央部分18を前方へ突出したものとして実施することができる。これは配線器具33の背面部35の後方への突出量が小さな場合に有効であり、配線器具33と中央部分18との空間を少なくすることができる。
なお叙上の説明では、ケーブルなどで薄膜部分23を破ることを示したが、カッター、ナイフ、ドライバやペン先の工具等で切って、薄膜部分23を破っても構わない。
(第2の実施の形態)
次に図7から図10を参照して、本発明の第2の実施の形態を説明する。
先の実施の形態に係る気密コンセントカバー11は、配線器具33が1個のものに対するものであったが、この実施の形態に係る気密コンセントカバー11は、配線器具33が左右に2個並べられたものに対するものであり、2個の大きさを備えたボックス部12とフランジ部13とを有するものである。なお配線器具33が左右に3個以上並べられたものに対する場合、3個以上の大きさを備えたものとすることもできる。
その際、ボックス部12を左右に分けずに実施することもできるが、この例では、左右に区画するための区画壁19が設けられている。区画壁19は上下の側壁部15に接続して一体に形成することもできるが、この例では、区画壁19と側壁部15とが分離されている。これによって、区画壁19を立てた状態で使用することもでき、倒した状態で使用することもできる。
図9は倒した状態で使用する場合を示したもので、配線器具33の背面部35が左右につながっている場合である。この場合、区画壁19を立てた状態だと背面部35に干渉してセットすることができないが、背面部35を倒すことによって無理なくセットすることができる。
他方、図10に示すように、配線器具33の背面部35が左右に分離している場合には、区画壁19を立てた状態で使用することにより、左右の背面部35同士の間の電気的な干渉を抑制することができる。
なお、図の例では、左右のそれぞれの部分に設けられた環状ワッシャ部22は同じものとしたが、異なるものとして実施することもできる。また第一の実施の形態において示された変更例を、この実施の形態に適用することも可能である。
(施工方法)
次に本発明の施工方法の実施の形態を説明する。
図4及び図10に示すように、壁面や天井面などの取り付け面31に対して開口部32を形成する工程を行う。開口部32は、壁面や天井面が完成した後にその取り付け面31を切断して形成するものであってもよいし、予め開口部32を形成したボードなどを用意し、これを用いて壁面や天井面を作成してもかまわない。
次に、気密コンセントカバー11を開口部32の背面側に突出するように配置すると共に、配線器具33の背面部が気密コンセントカバー11にて被覆されるように配置する工程を行う。具体的には、まず開口部32の前面側から気密コンセントカバー11のボックス部12を背面側に挿入して背面側に突出させ、フランジ部13のみを前面側に配置する。そして、配線器具33の背面部35を開口部32の前面側から背面側に挿入する。これにより、配線器具33の背面部35は、気密コンセントカバー11のボックス部12にて被覆された状態となると共に、配線器具33の前面部34の周縁部分が、気密コンセントカバー11のフランジ部13の前方に配置された状態となる。なお、配線器具33と気密コンセントカバー11とを予めセットした状態で、開口部32に挿入して配置するようにしてもよい。配線器具33と気密コンセントカバー11とが配置された状態で、ネジなどの固定手段を用いて、配線器具33の前面部34の周縁部分と気密コンセントカバー11のフランジ部13と取り付け面31とを固定する。さらに、コンセント意匠カバー取付け部37とコンセント意匠カバー38とを順次取り付ける。
次に、配線器具33とケーブル41との接続の工程に際しては、図5及び図6と前述の(各種ケーブル41の接続構造)にて説明したように、気密コンセントカバー11の環状ワッシャ部22をその伸縮性によって伸ばすと共に、薄膜部分23を内側または外側から破り、配線器具33とケーブル41との接続に用いられる部分を通して、配線器具33とケーブル41との接続作業を行えばよい。また、場合によっては、気密コンセントカバー11と配線器具33とを取り付け面31から外した状態で、配線器具33とケーブル41との接続作業を行うようにしてもかまわない。
本発明の施工方法は、図1〜図10を参照して説明した各実施の形態及びその変形例について適用することができるものである。
11 気密コンセントカバー
12 ボックス部
13 フランジ部
14 壁部
15 側壁部
16 底壁部
17 周縁部分
18 中央部分
19 区画壁
21 伸縮挿通部
22 環状ワッシャ部
23 薄膜部分
24 挿通用の開口溝
31 取り付け面
32 開口部
33 配線器具
34 前面部
35 背面部
36 接続部分
37 コンセント意匠カバー取付け部
38 コンセント意匠カバー
41 ケーブル
42 接続部材
43 LAN用ケーブル
44 電話用ケーブル
45 電源配線用ケーブル
46 TV用ケーブル

Claims (6)

  1. 壁面や天井面などの取り付け面に設けられた開口部に取り付けられる配線器具の背面部を被覆するように前記開口部の背面側に配置されるボックス部を備えた、配線器具用の伸縮性のある気密コンセントカバーにおいて、
    前記ボックス部は、伸縮性を有する素材により構成された壁部と、前記壁部と一体に構成された伸縮挿通部を備え、
    前記伸縮挿通部は、伸縮性を有する肉厚の環状ワッシャ部と、前記環状ワッシャ部の環状の内側に張られた厚み方向に貫通していない薄膜部分とを備え、
    前記環状ワッシャ部は、前記環状ワッシャ部自体がその内径において1.5倍以上に伸ばすことができ、
    前記環状ワッシャ部をその伸縮性によって伸ばすと共に前記薄膜部分を内側または外側から破って、前記配線器具と外部との接続に用いられる部分を通し得るように構成されたことを特徴とする配線器具用の気密コンセントカバー。
  2. 壁面や天井面などの取り付け面に設けられた開口部に取り付けられる配線器具の背面部を被覆するように前記開口部の背面側に配置されるボックス部を備えた、配線器具用の伸縮性のある気密コンセントカバーにおいて、
    前記ボックス部は、伸縮性を有する素材により構成された壁部と、前記壁部と一体に構成された伸縮挿通部を備え、
    前記伸縮挿通部は、伸縮性を有する肉厚の環状ワッシャ部と、前記環状ワッシャ部の環状の内側に張られた厚み方向に貫通していない薄膜部分とを備え、
    前記環状ワッシャ部をその伸縮性によって伸ばすと共に前記薄膜部分を内側または外側から破って、LAN用ケーブルの先端の接続部材を通し得るように構成され、且つ、前記環状ワッシャ部の内側にのみ前記薄膜部分の切れ目の発生を許しつつ、前記環状ワッシャ部自体が広がることによって前記接続部材の通過を許容し、前記接続部材が通過した後は元の大きさまで収縮し、前記ケーブルの周面に密着することにより、前記環状ワッシャ部と前記薄膜部分とによって前記ケーブルの周囲が閉塞されるように構成されたことを特徴とする気密コンセントカバー。
  3. 前記気密コンセントカバーは、伸縮性と難燃性とを有する素材により構成されており、
    前記開口部の縁に配置されるフランジ部と、前記フランジ部から前記背面側に伸ばされた前記ボックス部とを備え、
    前記壁部は、筒状の側壁部と、前記側壁部の背面側を塞ぐ底壁部とを備え、
    前記伸縮挿通部は、前記側壁部と前記底壁部との少なくとも何れか一方に配置され、
    前記ボックス部は前記開口部の前面側から背面側に挿入され、前記フランジ部が前記開口部の取り付け面の前面に沿わされるものであり、
    前記配線器具と外部との接続に用いられる部分は、前記配線器具に接続されるケーブルと、前記配線器具から突出する接続部分との少なくとも何れか一方であり、
    前記薄膜部分は切開用部を備え、前記切開用部の厚みは前記薄膜部分よりも薄く、
    前記切開用部から前記薄膜部分を破って前記配線器具と外部との接続に用いられる部分を通することができるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の気密コンセントカバー。
  4. 前記底壁部は、前記側壁部に連続する周縁部分と、前記周縁部分に囲まれた中央部分とを備え、
    前記中央部分は、前記周縁部分と略面一の位置、又は、前記周縁部分よりも前面側に凹んだ位置に配置されており、
    前記伸縮挿通部に、前記ケーブルのうち先端に接続部材が設けられたケーブルを挿通し、
    前記中央部分に、前記ケーブルのうち先端に接続部材がないケーブルを挿通するように構成されたことを特徴とする請求項3記載の気密コンセントカバー。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の気密コンセントカバーと、壁面や天井面などの取り付け面に設けられた前記開口部と、前記配線器具とを備え、
    前記気密コンセントカバーは、前記開口部の背面側に突出するように配置され、前記配線器具の背面部が前記気密コンセントカバーにて被覆されており、
    前記配線器具と外部との接続に用いられる部分が、前記薄膜部分を貫通していることを特徴とする配線器具の配置構造。
  6. 壁面や天井面などの取り付け面に対して開口部を形成する工程と、
    請求項1〜4の何れかに記載の気密コンセントカバーの前記ボックス部とを前記開口部の背面側に突出するように配置すると共に、配線器具の背面部が前記ボックス部にて被覆されるように配置する工程とを含み、
    前記気密コンセントカバーの前記環状ワッシャ部をその伸縮性によって伸ばすと共に前記薄膜部分を内側または外側から破って、前記配線器具と外部との接続に用いられる部分を通すことを特徴とする配線器具の施工方法。


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