JP6144343B2 - ワイヤレス・ネットワークにおけるトラフィック再分配のための方法、装置、およびコンピュータ可読媒体 - Google Patents

ワイヤレス・ネットワークにおけるトラフィック再分配のための方法、装置、およびコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Description

実施形態は、ワイヤレス・ネットワークにおいて複数のキャリアにユーザ機器(UE:User Equipment)を関連させることに関する。
ますます多くのUEが使用されるようになり(特にますます多くのスマートフォンが利用され)、マルチキャリア展開における特定のキャリアの過負荷のために、現場においてアクセス拒否が観察されている。複数のキャリアを通じて負荷のバランスが保たれている場合、状況は大きく緩和することができる。複数のキャリア間の負荷バランスは、典型的には、システム設計の目標である。特に、異なる帯域幅のマルチキャリアを用いる不連続なスペクトルが関与する場合、異なる領域は、異なる数の異なる帯域のキャリアによってカバーすることができる。使用可能なスペクトル・リソースのより効率的な利用を可能にするために、キャリア間で負荷のバランスをとることが重要である。さらに、一般的なシナリオは、異なる領域ではUE密度は異なり、モバイル密度が高いホット・スポットでは複数のキャリアを展開することができるということである。通常のユーザ密度を持つほとんどの領域では、ホット・スポットより少数のキャリアが用いられるであろう。
異種混合のワイヤレス・ネットワーク(HetNet)は、単一の地理的な領域内に異なる有効範囲半径を持つセルの展開である。ある典型的な構成では、マクロ(たとえば、大きな)セルは、領域全体で連続的な有効範囲を提供する一方、ピコ、フェムト、またはメトロ(たとえば、小さな)セルは、トラフィックのホット・スポットまたはカバレッジ・ホールのいずれかに関連付けられた、より小さな領域をカバーする。事業者は、マクロ・セルの有効範囲内のホット・スポットで異なるキャリアを用いるスモール・セルを展開することができる。UEが、通常の領域からより多くのキャリアを用いるホット・スポットに移動する場合、UEトラフィックは分割され、ホット・スポットでマクロ・セル・キャリアとスモール・セル・キャリアとの間で負荷のバランスがとられる。
3GPP TS 36.331 v.9.0 3GPP TS 36.304 v.9.0
一実施形態は、ネットワーク・エンティティを含む。ネットワーク・エンティティは、プロセッサを含む。プロセッサは、トラフィックを再分配するかどうかを決定し、トラフィックを再分配することを決定するときにメッセージを生成し、メッセージは、セル優先権値を含み、セル優先権値は、複数のキャリアのそれぞれに対して優先権値を含む、かつ1つまたは複数のユーザ機器にメッセージを送信するように構成される。
他の実施形態は、ネットワーク・エンティティを含む。ネットワーク・エンティティは、プロセッサを含む。プロセッサは、トラフィックを再分配するかどうかを決定し、トラフィックを再分配することを決定するときに再選択メッセージを生成し、再選択メッセージは、1組のセル確率値を含み、1組のセル確率値は、複数のキャリアのそれぞれに対して確率値を含む、かつ1つまたは複数のユーザ機器に再選択メッセージを送信するように構成される。
他の実施形態は、ワイヤレス・ユーザ機器を含む。ワイヤレス・ユーザ機器は、プロセッサを含む。プロセッサは、ユーザ機器がアイドル・モードにあるかどうかを決定し、ユーザ機器がアイドル・モードにあると決定するときにランダムな優先権値を生成し、ランダムな優先権値は、一連のキャリア再選択の優先権値に基づき、かつランダムな優先権値に基づいて、ユーザ機器に対してキャリアを再選択するように構成される。
他の実施形態は、ワイヤレス・ユーザ機器を含む。ワイヤレス・ユーザ機器は、プロセッサを含む。プロセッサは、1組のセル優先権値および1組のセル確率値の1つを含む再選択メッセージを受信し、かつ1組のセル優先権値および1組のセル確率値の1つに基づいて、ユーザ機器に対するキャリアを再選択するように構成される。
例示的実施形態は、本明細書で下に記載した詳細な説明、および同様の要素は、同様の参照番号で表され、例示のみを目的として提供され、例示的実施形態の限定を目的としない、添付図面からより完全に理解されるであろう。
少なくとも1つの例示的実施形態による、異種混合のワイヤレス通信ネットワークの一部を示す図である。 ホット・スポット領域でグローバルな有効範囲のキャリアおよび複数のキャリアを用いるマクロ・セルラー・ネットワークを示す図である。 例示的実施形態によるユーザ機器によるトラフィック再分配のための方法を示す図である。 例示的実施形態によるユーザ機器によるトラフィック再分配のための方法を示す図である。 例示的実施形態による再選択確率をブロードキャストするために、ネットワーク・エンティティが使用するメカニズムを示す図である。 例示的実施形態によるユーザ機器によるトラフィック再分配のための方法を示す図である。 例示的実施形態によるトラフィック再分配を示す図である。 例示的実施形態によるユーザ機器(UE)を示す図である。 例示的実施形態による基地局を示す図である。
これらの図は、特定の例示的実施形態で利用される方法、構造、および/または材料の一般的な特性を示すこと、および以下に提供する記述された説明を補足することを意図することに注意されたい。しかし、これらの図は縮尺を示すためのものではなく、所定の実施形態の正確な構造またはパフォーマンス特性を正確に反映しない場合があり、例示的実施形態によって包含される値または性質の範囲を規定または制限するものと解釈するべきでない。たとえば、分子、レイヤ、領域、および/または構造の要素の相対的な厚さおよび位置は、明瞭さのために縮小または誇張されている場合がある。様々な図において同様または同一の参考番号を使用している場合、同様または同一の要素または機能の存在を示すことを意図するものである。
例示的実施形態は、様々な変更および代替形式が可能であり、その実施形態は、一例として図面に示され、本明細書に詳細に記述されるであろう。しかし、例示的実施形態を開示された特定の形式に制限する意図はなく、それとは反対に、例示的実施形態は、特許請求の範囲内にある変更、等価物、および代替案をすべて包含することを理解するべきである。同様の番号は、図の記述の全体にわたって同様の要素を指している。
例示的実施形態についてより詳細に記述する前に、一部の例示的実施形態は、流れ図として描写されたプロセスまたは方法として記述されていることに注意されたい。流れ図は、連続するプロセスとして操作を記述しているが、操作の多くは、並行して、同時に、または一斉に実行することができる。さらに、操作の順序は、再配置することができる。それらの操作が完了するとプロセスを終了することができるが、図に含まれていない追加のステップがある場合がある。プロセスは、方法、機能、手順、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することができる。
その一部をフローチャートによって示している、下に記述した方法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロ・コード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組み合わせによって実装することができる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロ・コードで実装された場合、必要なタスクを実行するためのプログラム・コードまたはコード・セグメントは、記憶媒体などマシンまたはコンピュータ可読媒体に格納することができる。プロセッサは、必要なタスクを実行することができる。
本明細書に開示された特定の構造および機能的な詳細は、単に、本発明の例示的実施形態を記述する目的のために示すものである。しかし、本発明は、多数の代替形式で具体化することができ、本明細書に述べられた実施形態だけに限定するものと解釈されるべきでない。
第1、第2などの用語は、様々な要素を記述するために本明細書で使用することができるが、これらの要素は、これらの用語によって限定するべきでないことを理解されるであろう。これらの用語は、1つの要素を別の要素から区別するためにのみ使用される。たとえば、例示的実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素は第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ぶことができる。本明細書で使用する場合、「および/または」という用語は、関連付けられたリストに記載されたアイテムの1つまたは複数の一部またはすべての組み合わせを含む。要素が他の要素に「接続される(connected)」または「結合される(coupled)」と言及された場合、他の要素に直接的に接続または結合することが可能であり、または介在する要素が存在する場合があることを理解されるであろう。これとは対照的に、要素が他の要素に「直接的に接続される(directly connected)」または「直接的に結合される(directly coupled)」と言及された場合、介在する要素は存在しない。要素間の関係を記述するために使用される他の言葉は、同様に解釈されるべきである(たとえば、「の間(between)」と「直接的に間に(directly between)」、「隣接する(adjacent)」と「直接的に隣接する(directly adjacent)」など)。
本明細書に使用する用語は、特定の実施形態についてのみ記述することを目的とするものであり、例示的実施形態に限定することを意図するものではない。本明細書に使用する場合に、単数形の「1つの(a)」「1つの(an)」、および「その(the)」は、そうでないことが文脈に明白に示されていない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書に使用する場合、「含む(comprise)」、「含んでいる(comprising)」、「含む(include)」、および/または「含んでいる(including)」という用語は、記述された機能、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を示すものであるが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在や追加を排除するものではないことをさらに理解されるであろう。
また、一部の代替実装では、示された機能/行為が、図に示したのとは異なる順に実施されてもよいことに注意されたい。たとえば、関与する機能/行為に依存して、連続して示された2つの図は、実際には、同時に実行してもよいし、または場合によっては逆順に実行してもよい。
特に定義しない限り、本明細書に使用するすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、例示的実施形態が属する当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を持っている。用語、たとえば一般に使用される辞書に規定されているものは、関連する技術分野の文脈における意味に一致する意味を持つものと解釈するべきであり、特に本明細書に規定されていない限り、理想化された、または過度に形式的な意味で解釈されるものではないことをさらに理解されるであろう。
例示的実施形態および対応する詳細な記述の部分は、ソフトウェア、またはアルゴリズムおよびコンピュータ・メモリ内のデータ・ビットの動作を記号で表現したものに関して示したものである。これらの記述および表現は、当業者が他の当業者に仕事の本質を効果的に伝達するものである。本明細書で使用し、一般的に使用されるアルゴリズムという用語は、望ましい結果につながる首尾一貫した連続したステップであると考えられる。ステップは、物理量の物理的な操作を必要とするものである。通常、必須ではないが、これらの量は、格納、転送、組み合わせ、比較、または操作可能な光学的、電気的、または磁気的な信号の形をとる。これらの信号は、主に一般的に使用する理由から、ビット、値、要素、記号、文字、用語、数値などと呼ぶことがしばしば便利であると分かっている。しかし、これらおよび同様の用語はすべて、適切な物理量に関連しており、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことを覚えておくべきである。
次の記述では、説明的な実施形態について、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実装し、既存のネットワーク要素で既存のハードウェアを使用して実装できる、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含むプログラム・モジュールまたは機能プロセスとして実装できる(たとえば流れ図の形式の)動作の行為および記号表現を参照して記述する。そのような既存のハードウェアは、1つまたは複数の中央制御装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)コンピュータなどを含むことができる。特に別記しない限り、または記述から明白なように、「処理」または「コンピューティング」または「計算」または「決定」または「表示」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリ内の物理的な電子量として表されたデータを操作し、コンピュータ・システムのメモリもしくはレジスタ、または他のそのような情報記憶装置、伝送デバイスもしくは表示デバイス内の物理量として同様に表される他のデータへと変形するコンピュータ・システム、または同様の電子計算デバイスの動作およびプロセスを指すものである。
また、例示的実施形態のソフトウェアに実装された態様は、典型的には、プログラム記憶媒体の一形式で符号化されるか、または何らかの伝送媒体を通じて実装されることに注意すること。プログラム記憶媒体は、磁気的(たとえば、フロッピー・ディスクまたはハード・ドライブ)、または光学的(たとえば、コンパクト・ディスクを使った読み出し専用メモリ、または「CD ROM」)でもよく、読み出し専用またはランダム・アクセスでもよい。同様に、伝送媒体は、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術分野で既知の他の何らかの適切な伝送媒体でもよい。例示的実施形態は、所定の実装のこれらの態様によって限定されるものではない。
ネットワーク・アーキテクチャの概要
図1Aは、ワイヤレス通信ネットワーク100の一部を示している。図1Aを参照すると、ワイヤレス通信ネットワーク100は、たとえば、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)プロトコルに従うことができる。通信ネットワーク100は、マクロ基地局(BS:Base Station)110A、スモール・セルBS110B、マクロ・セル120、スモール・セル125、および第1から第3のUE105A〜Cを含む。たとえば、スモール・セル125は、ピコ・セル、フェムト・セル、またはメトロ・セルの場合がある。さらに、本明細書に使用されるスモール・セルという用語は、ピコ・セル、フェムト・セル、またはメトロ・セルと同意語であると考えられ、かつ/または呼ぶことができる。マクロ・セルおよびスモール・セルによって、複数のキャリアが使用される。
図1Aに示す例では、第1のUE105Aは、マクロ・セル120に接続され、第2および第3のUE105Bおよび105Cは、マクロ・セルとは異なる周波数キャリアを用いてスモール・セル125に接続される。
簡潔さのために、通信ネットワーク110は、マクロBS110A、スモール・セルBS110B、および第1から第3のUE105A〜Cのみを持つものとして示されているが、通信ネットワーク100は、任意の数のマクロBS、スモール・セルBS、およびUEを持つことができる。さらに、マクロBS110Aおよびスモール・セルBS110Bは、たとえば、1つまたは複数のモビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)、および/または1つまたは複数の運用、管理、保守(OAM:Operations,Administration and Management)ノード(図示せず)を含む、通信ネットワーク100に含まれる他のコア・ネットワーク要素に接続することができる。さらに、MMEは、OAMノードを含むことができる。
マクロBS110は、たとえば、マクロ・セル120内でUEにワイヤレス有効範囲を提供する進化型ノードB(eNB:evolved nodeB)の場合がある。スモール・セルBS110Bは、たとえば、マクロBS110Aを基礎とするeNBの場合がある。スモール・セルBS110Bは、マクロBS110Aによって提供される有効範囲を補足するスモール・セル125に関連付けられたUEにワイヤレス有効範囲を提供することができる。マクロ・セル120によって送信および/または受信されると本明細書に記述されたデータ、制御信号、および他の情報は、マクロBS110Aによって送信および/または受信することができる。さらに、マクロ・セル120によって実行されると本明細書に記述された操作は、マクロBS110Aによって実行することができる。スモール・セル120によって送信および/または受信されると本明細書に記述されたデータ、制御信号、および他の情報は、スモール・セルBS110Bによって送信および/または受信することができる。さらに、スモール・セル125によって実行されると本明細書に記述された操作は、スモール・セルBS110Bによって実行することができる。
一般的に、マクロBS110Aの送信電力は、スモール・セルBS110Bの送信電力より大きい場合がある。送信電力115Aおよび115Bは、マクロBS110Aおよびスモール・セルBS110Bの相対的な送信電力の例をそれぞれ示している。マクロ受信信号レベル135は、通信ネットワーク100内のUEによって測定されるマクロ・セル120の受信信号の強度の例を示している。図1Aに示すように、一般的に、マクロ受信信号レベルの強度は、マクロBS110Aの場所からの距離が増すと低下する場合がある。スモール・セル受信信号レベル140は、通信ネットワーク100内のUEによって測定されるスモール・セル125の受信信号の強度の例を示している。
当業者は理解されるであろう(上に記述した)ように、スモール・セルは、ピコ・セル、マイクロ・セル、またはメトロ・セルの場合がある。たとえば、メトロ・セルは、開放加入者グループ(OSG:Open Subscriber Group)のスモール・セルを意味することができ、そこにおいて、事業者との有効な購読契約を持つ購読者(たとえばUEのユーザ)は、まだ通話していない場合は、(a)メトロ・スモール・セルの有効範囲領域に自由に移動し、ネットワークに登録することができる。この手順は、典型的には、セルの(再)選択手順と呼ばれ、(b)購読者がすでに通話している場合、メトロ・スモール・セルへのトラフィック接続を確立することができる。ハンドオーバと呼ばれる手順である。
したがって、メトロ・セルとOSGとの間に暗黙の関連性、およびフェムトと限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)との間に暗黙の関連性がある場合がある。CSGでは、フェムト・セルは、セルの(再)選択およびフェムト・セルとの間のハンドオーバ手順を実行できる購読側の選択されたグループを含むことができる。例示的実施形態は、OSG、CSG、および2つの両極端の間において、携帯電話会社によってアクセス・ポリシーを確立できるハイブリッド・アクセス(HA:Hybrid Access)など中間の構成要素に適用することができる。
当業者は理解されるように、BSは、送信機および受信機の機能を組み込む論理エンティティの場合がある。したがって、基地局は、リモートRF送信および受信アンテナのグループとして物理的に具体化することができる。各アンテナは、関連付けられたリモート・ラジオ・ヘッド(RRH:Remote Radio Head)を持つことができる。論理エンティティは、RRH集中化ベースバンド・ケージ(典型的にはアンテナからリモート)を含むことができる。例示的実施形態は、当業者によく知られている他の物理的配列で実装することができる。物理的な送信アンテナは、1つまたは複数の有効範囲セルに対応することができる。したがって、論理的なBSは、2つ以上のセルに関連付けられた場合がある。基地局(BS)およびRRHという用語は、以下の記述において区別なく使用することができる。
図1Bは、マクロ・セルのみを含むワイヤレス通信ネットワークの一部を示す図である(たとえばマクロ・セル120)。図1Bに示すように、マクロ・セルは、X MHz(たとえば5MHz)でキャリア周波数f1を使用してUEにサービスを提供することができる。図1Bにさらに示すように、複数のキャリアが複数のマクロ・セルで有効化され、これは、UEの密度が高く、トラフィック負荷が高い特定の領域を(「ホット・スポット」として)カバーする。この例では、X MHz(たとえば5MHz)のキャリア周波数f1およびY MHz(たとえば10MHz)のキャリア周波数f2が有効化されている。キャリア周波数f1およびf2のスペクトル帯域幅に基づいて、f1を用いるUEの第1の部分(たとえば1/3)、およびf2に再選択されたUEの第2の部分(たとえば2/3)を維持することが望ましい場合がある。
アクセス拒否およびトラフィック負荷の一般的な説明
アクセス拒否は、マルチキャリア展開の特定のキャリアの過負荷のため現場において観察することができる。しかし、拒否は、サービス遅延またはサービス停止の損害がすでに行われた後の受動的な動作の場合がある。複数のキャリアを通じて負荷のバランスが保たれている場合、アクセス拒否を緩和することができる。複数のキャリア間の負荷バランスは、典型的には、システム設計の目標である。たとえば、異なる帯域幅のマルチキャリアを用いる不連続なスペクトルが関与する場合、異なる領域は、異なる数の異なる周波数帯域のキャリアによってカバーすることができる。一般的に、キャリア間で負荷のバランスをとることにより、使用可能なスペクトル・リソースを効率的に利用することができる。さらに、図1Bに示すように、UE密度は、異なる領域で変動する場合があり、複数のキャリアは、UE密度が高いホット・スポットで展開することができる一方、通常のUE密度の領域では、より少数のキャリアが用いられるであろう。UEが、通常の領域からより多くのキャリアを用いるホット・スポットに移動する場合、UEトラフィックを再分配し、ホット・スポットでキャリアの間の負荷のバランス保つことが必要な場合がある。
アイドル状態のトラフィック負荷の制御についての説明
アクティブなUEトラフィック負荷は、アイドル状態のUE密度と関連するものと認識されている。現在のトラフィック・モデルの研究は、アクティブなUEの数とアイドル状態のUEとの比は、統計的に固定された値であることを示している。したがって、アクセス負荷は、アイドル状態のUE密度に直接的に関連し、アクセス負荷は、アイドル状態のUE密度のよい測定基準であると認識されている。したがって、例示的実施形態では、アクセス負荷は、アイドル状態のUE密度を測定し、アイドル状態のUE再分配を実行するために使用することができる。
アクティブなトラフィック過負荷および/またはアクセス過負荷がある場合、アクセス防止またはアクティブなトラフィック・リダイレクションのみが実行されれば、より多くのアイドル状態のUEがウェイクアップする場合があるため、過負荷状況は持続的な場合がある。これは、アクセス防止およびアクティブなトラフィック・リダイレクションを実行するために、過負荷制御機構を継続的にアクティブにすることにつながる場合がある。その結果、リソースは過負荷制御操作のために浪費される場合があり、アクセス防止によってサービス遅延が生じる場合があり、かつサービスの中断の機会も増加する場合がある。したがって、アクティブなトラフィック過負荷および/またはアクセス過負荷が発生した、または発生する可能性がある場合、アイドル状態のUEを再分配することが望ましい。アイドル状態のトラフィック負荷分配を率先して制御することによって、アクティブなトラフィック過負荷およびアクセス過負荷の機会を最小限にすることができる。
LTE標準(たとえば、3GPP TS36.331 v.9.0および3GPP TS36.304 v.9.0)では、複数のセル、複数の周波数キャリア、または異なる無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)(以下に、まとめてキャリアと呼ぶ)の間でアイドル状態のトラフィック負荷を制御するために、キャリアごとの優先権値が使用される。しかし、現在の優先権ベースの再選択方法は、オン/オフによるトラフィック制御手法である。ターゲット・キャリアの優先権値が、現在のサービスを提供するキャリアの優先権値より高い場合、ターゲット・キャリアのリンク状態が十分な品質である限り、サービスを提供するキャリアのすべてのアイドル状態のUEは、ターゲット・キャリアを再選択する。そうでない場合、すべてのアイドル状態のUEは、サービスを提供するキャリアを用い続ける。
前述のLTE標準は、キャリア間の場合および周波数レイヤの数が小さい場合について基本的な再分配機能を提供するが、オン/オフによるトラフィック制御手法を使用する負荷制御は、HetNetのキャリア・アグリゲーションなど、マルチキャリアを使用する場合が増えると共に、振動数レイヤの数が増加した場合、不十分になる。現在のオン/オフ負荷制御は、キャリアの間で滑らかな負荷バランスを達成しない場合がある。2つを超えるキャリアの場合には、より低い優先権を用いるすべてのキャリアのほとんどのアイドル状態のUEは、最高の優先権を用いるキャリアを再選択する。優先権の調整は、キャリアの中で負荷の変動および負荷の急上昇を引き起こす場合がある。
前述のLTE標準にサポートされる他の可能性がある解決法は、アイドル状態のトラフィックの負荷バランシングについて専用の優先権を使用することである。しかし、複数のLTEキャリアを使用可能であるキャリア・アグリゲーションなどマルチキャリアの動作シナリオについて、負荷バランシングは、そのキャリアの負荷に依存して、異なる割合のトラフィックが、所与のキャリアを用い続けること、または異なるキャリアに移ることを必要とする。トラフィック負荷は時間または場所によって変化する場合があり、キャリアの数は、また、異なる有効範囲領域で異なる可能性があるため、移動する(たとえば、セル間の移行)アイドル状態のUEについて、時間と共にキャリアの負荷または数が変動するのにつれて、このトラフィック再分配比(割合)を、動的に変更する必要があるであろう。
しかし、専用の優先権は、UEが「接続された」状態からアイドル状態になるときのみ割り当てることができる。したがって、アイドル状態のトラフィックの負荷バランシングについて専用の優先権を使用することは、過負荷のセルにおいて多数のUEを制御するのには十分ではない場合がある。
キャリア間の負荷のバランスを保つために、専用の優先権を使用する場合、動的負荷バランシング要件を満たすために、方法を変更する必要がある場合がある。たとえば、アイドル状態のモバイルについて専用の優先権を変更するために、進化型ユニバーサル陸上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN:Universal Terrestrial Radio Access Network)(E−UTRAN)について、E−UTRANは、アイドル状態のUEをページングする必要があり、アイドル状態のUEは、専用の優先権を更新するために、接続されたモードに切り換える必要がある。さらに、専用の優先権は、典型的には、ユーザの特定のグループに対して定められ、多くの場合、変更されない。したがって、専用の優先権は、移動しているアイドル状態のUEに対する動的な優先権値の変更を必要とするシステムに十分ではない場合がある。
一般的な方法
例示的実施形態によると、UEクロス・キャリア再選択手順およびサポートするシグナリングが修正されるため、アイドル状態のUEは、確率論的な方法に基づいてターゲット・キャリアを再選択する。たとえば、UEは、自身に優先権をランダムに割り当て、ランダムな優先権割り当てに基づいて再選択することができる。あるいは、ネットワーク・エンティティは、キャリアにランダムな優先権または確率を割り当て、ランダムな優先権または確率の割り当てに基づいて、再選択するようにUEに指示することができる。サービスを提供するセルにおいてすべてのUEの再選択確率を制御することによって、ネットワークは、ターゲット・キャリアを再選択するためにアイドル状態のUEの割合を制御することができる。
例示的な実装
ユーザ機器によって開始されるトラフィック再分配
前述のLTE標準の既存の優先権ベースのアイドル状態のUEクロス・キャリア再選択メカニズムは、可能であると同時にてこ入れすることができる。たとえば、例示的実施形態では、UEは、無線アクセス・ネットワーク(RAN:Radio Access Network)によって絶対優先権を割り当てられない場合がある。代わりに、UEは、システム情報ブロック(SIB:System Information Block)メッセージ(たとえばSIB3)の読み込まれた/復号されたサービスを提供するCellReselectionPriorityがトリガーされると常に、UEReselectionPriorityを単独で生成する。たとえば、UEは、内部的にUEReselectionPriorityをランダムに生成することができる。UEReselectionPriorityは、サポートされるCellReselectionPriority値(たとえば0から7)の全範囲で一様に分配される。その結果、UEは、関連付けられた優先権値(たとえば八(8)グループ)を用いるグループに平等に分配することができる。他の実施形態では、UEは、対応する範囲の優先権値を用いる任意の数のグループに分配することができる。
あるいは、UEは、次を含むプロセスによって異なるグループに分類することができる。(1)事業者によって異なる優先権グループへとUEを事前構成すること、および(2)UEのID(たとえば国際移動加入者識別符号(IMSI:International Mobile Subscriber Identity))に基づいてランダムにグループ分けすること。たとえば、UEのURP=(IMSI)モジュロ8の場合、UEは、8つの優先権グループへと平等に分配することができる。
図2は、例示的実施形態によるUEによるトラフィック再分配のための方法を示している。図2に関連する方法のステップを記述するときに、図1Aのワイヤレス・ネットワーク100について言及する。図2に関連する方法で、UEは、UE機能を実行するためにともに動作するプロセッサおよびメモリを含むことができる。たとえば、メモリは、装置の機能に関するコード・セグメントを格納することができる。コード・セグメントは、次に、プロセッサによって実行することができる。さらに、メモリは、プロセッサによって使用するためにプロセス変数および定数を格納することができる。
ステップS205では、UE105は、UE105がアイドル・モードにあるかどうかを決定する。アイドル・モードにあるUEは、当業者に認識されている。たとえば、無線リソース制御(RRC)接続が確立された場合、UE(たとえばUE105)は接続される(たとえばRRC_CONNECTED状態)。そうでない場合、UEは、アイドル・モード(たとえばRRC_IDLE状態)にある。UE105がアイドル・モードにある場合、処理は、ステップS210に進む。そうでない場合、他の一部の処理は、接続されたUEについて実行される。
ステップS210では、UE105は、UE105が絶対優先権を割り当てられているかどうかを決定する。たとえば、UE105は、絶対優先権が設定されることを示す、格納されたパラメータ値を含むことができる。UE105は、この格納されたパラメータの値に基づいて、UE105に絶対優先権が割り当てられているかどうかを決定することができる。たとえば、前述のLTE標準によると、パラメータは、E−UTRAN周波数、またはUTRAN周波数、またはグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile Communications)EDGE無線アクセス・ネットワーク(GERAN)周波数のグループ、または符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)周波数に対するcellReselectionPriorityの場合がある。UE105に絶対優先権が割り当てられていない場合、処理はステップS215に進む。そうでない場合、他の一部の処理は、絶対優先UEについて実行される。
ステップS215で、UE105は、キャリア優先権(CRP:Carrier Priority)値の範囲を決定する。たとえば、前述のLTE標準で、CRP値の範囲は事前指定されており、3ビットで表される。したがって、CRPの範囲は、0〜7からである。UE105は、キャリア優先権(CRP)値の範囲を決定するために、BS110Aによって定期的にブロードキャストされるシステム情報ブロック(SIB)のセル再選択優先権(CRP:Cell Reselection Priority)を読み込むことができる。したがって、上に記述したように、8つの使用可能なキャリアがある場合、UE105は、0〜7の範囲の整数値を選択することができる。アイドル状態のトラフィック再分配の解決策を改善するために、CRPにより多くのビットを追加するように標準を拡張することができる。
ステップS220では、UE105は、CRP値の範囲内でランダムな優先権(URP)値を生成する。たとえば、UE105は、(任意の知られているアルゴリズムを使用して)0と7との間のランダムな整数を生成し、このランダムな整数値に等しいURPを設定することができる。
ステップS225で、UE105は、キャリア再選択を開始する。たとえば、UE105は、ネットワークから受信したメッセージに基づいてキャリア再選択を開始することができる。代わりにまたはさらに、UE105は、(たとえば、タイマーに基づいて)通常の時間区間でキャリア再選択を開始することができる。
ステップS230で、UE105は、URPがサービスを提供するキャリアCRP以下かどうかを決定する。たとえば、UE105は、URPとして設定されたランダムな整数値をサービスを提供するキャリアに割り当てられたCRPと比較することができる。URPが、サービスを提供するキャリアCRP以下である場合、ステップS235で、UE105は、サービスを提供するキャリアに関連付けられた状態を維持する。そうでない場合、処理はステップS240に進む。
ステップS240で、UE105は、URPがすべてのキャリアCRPより大きいかどうかを決定する。たとえば、UE105は、使用可能なターゲット・キャリアの中の最大のCRP値を決定することができる。UE105は、URPとして設定されたランダムな整数値を最大のCRPと比較することができる。URPがすべてのキャリアCRPより大きい場合、ステップS245で、UE105は、サービスを提供するキャリアに関連付けられた状態を維持する。そうでない場合、処理はステップS250に進む。
ステップS250では、UE105は、URPがサービスを提供するキャリアCRPより大きいかどうか、およびURPがターゲット・キャリアCRP以下かどうかを決定する。たとえば、2つ以上の潜在的なターゲット・キャリアがある場合、比較演算は、最低のCRPを持つキャリアから開始され、次に、比較を実行するために低いCRPから高いCRPの順に続く。たとえば、UE105は、そのCRPが潜在的な再選択ターゲット・キャリアとしてURPとまだ比較されていない候補ターゲット・キャリアのリストから最低のCRPを持つキャリアを選択することができる。UE105は、URPとして設定されたランダムな整数値をターゲット・キャリアの決定されたCRPと比較することができる。URPがサービスを提供するキャリアCRPより大きい場合、およびURPがターゲット・キャリアCRP以下である場合、ステップS255で、UE105は、ターゲット・キャリアを再選択する。そうでない場合、処理はステップS260に進む。
ステップS260で、UE105は、すべてのターゲット・キャリアが再選択のために比較されたかどうかを決定する。たとえば、UE105は、ターゲット・キャリアのリストの各キャリアが潜在的なキャリアとして選択および比較されたかどうかを決定することができる。すべてのターゲット・キャリアが再選択のために比較された場合、ステップS265で、UE105は、サービスを提供するキャリアに関連付けられた状態を維持する。そうでない場合、処理はステップS250に戻る。
さらに、キャリア周波数に優先権値が割り当てられていない場合、キャリアが優先権値0よりさらに低い最低の優先権を持つかのように、UEはキャリアを処理することができる。この特性は、ネットワークの目的が、キャリアに割り当てられたすべてのアイドル状態のUEをリダイレクト/一掃することである状況で使用することができる。
図6は、1つのキャリアに関連付けられたアイドル状態のUEの部分が他のキャリアにどのように再分配されるかを示している。UEが、新しいサービスを提供するセルまたは更新されているSIB情報を再選択することを決定すると、UEは、SIB(たとえばSIB3およびSIB5)の再選択情報を読み込み、URPをランダムに生成することができる。その結果、SIBを読み込むUEの1/8は、0から7の同じ優先権値をそれぞれ持つことになる。したがって、UEは、8つの優先権グループに平等に分配される。SIBは、当業者に認識されている。一般的に、SIBは、同じ性質のシステム情報を含む。18のSIBがある。SIB3は、サービスを提供するセルに対してセルの選択および再選択のパラメータに関連付けられた情報を含む。SIB3は、また、現在のセルに対するセル・アクセス制限情報を含む。SIB3情報は、アイドル・モードにおけるUEについて無線リソース・コントローラ(RRC:Radio Resource Controller)によって使用される。
サービスを提供するキャリアが自身の優先権1をブロードキャストする一方、他の重複するキャリアの優先権は7に設定されている場合、図2に関して記述した再選択ルールに基づいて、サービスを提供するCellReselctionPriority=1以下の優先権値を持つUEは、サービスを提供するキャリアを用い続ける。それらは、URP=0および1のグループのUEである。サービスを提供するCRPより高く、ターゲット・キャリアCRP以下である優先権値を持つUEは、ターゲット・キャリアを再選択することができる。それらは、URP=2〜7を持つグループのUEである。
したがって、サービスを提供するキャリア(たとえばF1)にもともと関連付けられたアイドル状態のUEの75%は、ターゲット・キャリア(たとえばF2)にリダイレクトされ、アイドル状態のUEの25%はサービスを提供するキャリアを用い続ける。優先権値が変わらずに維持される場合、キャリアに既存のUEはキャリアを用い続ける。新しいUEがこの新しい優先権の設定を用いるセルに移動する場合、新しいUEは、サービスを提供するキャリアを用い続ける見込みが25%、隣接するキャリアF2を再選択する見込みが75%であろう。
キャリア間の永続的な移行を回避するために、タイマーベースのヒステリシスおよび整列された優先権設定を重複するキャリアに適用することができる。たとえば、再選択が実行された後、タイマーが始動され、タイマーの期限が切れる前に、UEは、オリジナルのサービスを提供するキャリアを再選択することを許可されない場合がある。整列された優先権設定は、基本的に、両方のキャリアでブロードキャストされた優先権値が同じセル・サイトで整列することを必要とする。たとえば、キャリアF1がサービスを提供するCRP=2をブロードキャストし、隣接するキャリアF2がサービスを提供するCRP=7をブロードキャストする場合、少なくともキャリアF2がF1 CRPより大きいサービスを提供するCRPをブロードキャストすることが必要な場合がある(たとえば、F2 CRPは7に維持される)。
ネットワーク装置によって開始されるトラフィック再分配
SIBにおいてサービスを提供する、および隣接するCRPの設定を変更することによって、ネットワークは、有効範囲領域が重複するキャリアの間でアイドル状態のUEの分配を効果的に制御することができる。前述のLTE標準は、SIB更新頻度を3時間ごとに32回に制限している。したがって、平等に分配されれば、優先権は、せいぜい5.6分ごとに一度更新することができる。ほとんどの場合、更新間の時間が長いため、有効範囲のエッジにおける均一でないアイドル状態のUE再分配についても、SIBの優先権設定は安定している場合がある。しかし、ネットワーク装置は、必要な再分配のタイミング(たとえば、5.6分を超えるか、またはそれ未満)に依存して、アクセス負荷およびトラフィック負荷の1つまたは複数に基づいて、システム情報ブロックの更新または再選択メッセージの使用を選択することができる。
ブロードキャスト・ページングによるCRP更新のためのネットワーク・エンティティ操作
ネットワーク・エンティティは、複数のキャリアのアイドル状態のトラフィック負荷を決定することができる。キャリアのいずれか1つのアクセス負荷またはトラフィック負荷がしきい値を超えている場合、ネットワーク・エンティティは、トラフィックの再分配が望まれると決定することができる。代わりにまたはさらに、キャリアの2つ以上の間のトラフィック負荷の差がしきい値を超えている場合、ネットワーク・エンティティは、トラフィックの再分配が望ましいと決定することができる。
たとえば、例示的実施形態によると、負荷急上昇への応答性のために優先権ベースの再分配方法への拡張を提供することができる。ネットワークによって過負荷が検出された場合、アイドル状態のUEを再分配するためにSIBで優先権のブロードキャストを調整するために、長い期間(たとえば5分を超える時間)待つ代わりに、サービスを提供する、かつ隣接するセルの更新されたCRPを、アイドル状態のUE再分配に対するブロードキャスト・ページング・メッセージによってUEに送ることができる。メッセージを通信するために、知られているブロードキャスト・ページング・メカニズムが使用される。ブロードキャスト・ページング・メッセージは、1組のセル優先権値を含むことができる。
CRPは、負荷の再分配要件に基づいてネットワークによって更新される。CRP値は、図2に関して上に記述した方法に基づいて決定される。しかし、UE(たとえばUE105)が図2のステップを実行する代わりに、ネットワーク・エンティティが図2のステップを実行し(たとえば基地局110)、異なるキャリアの中で再分配されるアイドル状態のUEの割合につながる。
ネットワーク・エンティティに割り当てられた優先権に基づくユーザ機器の操作
図3は、例示的実施形態によるUEによるトラフィック再分配のための方法を示している。図3に関連する方法のステップを記述するときに、図1Aのワイヤレス・ネットワーク100について言及する。図3に関連する方法で、UEは、UE機能を実行するためにともに動作するプロセッサおよびメモリを含むことができる。たとえば、メモリは、装置の機能に関するコード・セグメントを格納することができる。コード・セグメントは、次に、プロセッサによって実行することができる。さらに、メモリは、プロセッサによって使用するためにプロセス変数および定数を格納することができる。
ステップS305で、UE105は、ブロードキャスト・メッセージを受信する。たとえば、ブロードキャスト・メッセージは、上に記述したブロードキャスト・ページング・メッセージの場合がある(たとえば再選択メッセージ)。メッセージは、異なる周波数キャリアに関連付けられた1組のセル優先権値を含むことができる。あるいは、UE105は、システム情報ブロック(SIB)の更新を含む1つまたは複数のメッセージを受信することができる。更新されたSIBブロックは、更新されたセル優先権値を含むことができる。UE105は、キャリア優先権(CRP)値(たとえば異なる周波数キャリアに関連付けられた優先権値)の範囲を決定するために、システム情報ブロック(SIB)のセル再選択優先権(CRP)を読み込むことができる。
ステップS310で、UE105は、UE105がアイドル・モードにあるかどうかを決定する。アイドル・モードにあるUEは、当業者に認識されている。たとえば、RRC接続が確立された場合、UE(たとえばUE105)は接続される(たとえばRRC_CONNECTED状態)。そうでない場合、UEは、アイドル・モード(たとえばRRC_IDLE状態)にある。
ステップS315で、UE105は、UEがアイドル状態であると決定した後に、キャリア再選択を開始する。たとえば、UE105は、再選択メッセージであるネットワークから受信されたメッセージに基づいてキャリア再選択を開始することができる。
ステップS320で、UE105は、URPがサービスを提供するキャリアCRP以下かどうかを決定する。たとえば、UE105は、メッセージで受信された1組のセル優先権値から読み込まれたとき、サービスを提供するキャリアに割り当てられたCRPと、UEに割り当てられたURPの値を比較することができる。URPがサービスを提供するキャリアCRP以下である場合、ステップS325で、UE105は、サービスを提供するキャリアに関連付けられた状態を維持する。そうでない場合、処理はステップS330に進む。
ステップS330で、UE105は、URPがすべてのキャリアCRPより大きいかどうかを決定する。たとえば、UE105は、メッセージで受信された1組のセル優先権値に基づいて、使用可能なターゲット・キャリアの中の最大のCRP値を決定することができる。UE105は、最大のCRPと、UEに割り当てられたURPを比較することができる。URPがすべてのキャリアCRPより大きい場合、ステップS335で、UE105は、サービスを提供するキャリアに関連付けられた状態を維持する。そうでない場合、処理はステップS340に進む。
ステップS340で、UE105は、URPがサービスを提供するキャリアCRPより大きいかどうか、およびURPがターゲット・キャリアCRP以下かどうかを決定する。2つ以上の潜在的なターゲット・キャリアがある場合、比較演算は、最低のCRPを持つキャリアから開始して、低いCRPから高いCRPの順に実行することができる。たとえば、UE105は、そのCRPが潜在的な再選択ターゲット・キャリアとしてURPとまだ比較されていない候補ターゲット・キャリアのリストから最低のCRPを持つキャリアを選択することができる。UE105は、メッセージで受信された1組のセル優先権値に基づいて、選択されたターゲット・キャリアに関連付けられたCRP値を決定することができる。UE105は、UEに割り当てられたURPの値をターゲット・キャリアの決定されたCRPと比較することができる。URPがサービスを提供するキャリアCRPより大きい場合、およびURPがターゲット・キャリアCRP以下である場合、ステップS345で、UE105は、ターゲット・キャリアを再選択する。そうでない場合、処理はステップS350に進む。
ステップS350で、UE105は、すべてのターゲット・キャリアが再選択のために比較されたかどうかを決定する。たとえば、UE105は、ターゲット・キャリアのリストの各キャリアが潜在的なキャリアとして選択および比較されたかどうかを決定することができる。すべてのターゲット・キャリアが再選択のために比較された場合、ステップS355で、UE105は、サービスを提供するキャリアに関連付けられた状態を維持する。そうでない場合、処理はステップS340に戻る。
UEへのブロードキャスト・ページングによって運ばれる再選択確率のためのネットワーク・エンティティの操作
ネットワーク・エンティティは、複数のキャリアのアイドル状態のトラフィック負荷を決定することができる。キャリアのいずれか1つのアイドル状態のトラフィック負荷がしきい値を超えている場合、ネットワーク・エンティティは、トラフィックの再分配が望まれると決定することができる。代わりにまたはさらに、キャリアの2つ以上の間のアイドル状態のトラフィック負荷の差がしきい値を超えている場合、ネットワーク・エンティティは、トラフィックの再分配が望まれると決定することができる。
他の例示的実施形態は、(上に記述した)優先権ベースの再選択メカニズムと無関係に再分配方法を開発および分離することの場合がある。たとえば、ブロードキャスト・ページング・メカニズムは、UEに再選択メッセージをブロードキャストするために使用することができる。メッセージは、すべての隣接するキャリアに関連付けられた再選択確率を含むことができる。
確率は、負荷再分配要件に基づいてネットワークによって決定することができる。図4は、例示的実施形態による再選択確率をブロードキャストするために、ネットワーク・エンティティが使用するメカニズムを示している。再選択確率をブロードキャストすると、異なるキャリアの間のアイドル状態のUE再分配の割合を得ることができる。UEが、隣接するキャリアf1、f2・・・fnに関連付けられた再選択確率p1、p2・・・pnを受信した後、UE(たとえばUE105)は、0からnの全範囲で一様に分配される乱数を生成する。
再選択確率に基づいて、全範囲(0,m)は、長さx1、x2・・・xnというn個の下位範囲へと分離できるため、p1=x1/n、p2=x2/n、pn=xn/nである。UEによってランダムに生成された乱数がx1の範囲にある場合、UEはf1を再選択する。UEによってランダムに生成された乱数がx2の範囲にある場合、UEはf2を再選択する。UEによってランダムに生成された乱数がxnの範囲にある場合、UEはfnを再選択する。その結果、全体的に、関係するすべてのUEは、n個のキャリアを再選択したn個のグループに分割される。再選択確率は、関連付けられたキャリア周波数を再選択するUEの割合に変換される。
ネットワーク・エンティティに割り当てられた確率に基づくユーザ機器の操作
図5は、例示的実施形態によるUEによるトラフィック再分配のための方法を示している。図5に関連する方法のステップを記述するときに、図1Aのワイヤレス・ネットワーク100について言及する。図5に関連する方法で、UEは、UE機能を実行するためにともに動作するプロセッサおよびメモリを含むことができる。たとえば、メモリは、装置の機能に関するコード・セグメントを格納することができる。コード・セグメントは、次に、プロセッサによって実行することができる。さらに、メモリは、プロセッサによって使用するためにプロセス変数および定数を格納することができる。
ステップS505で、UE105は、再選択ページング・メッセージを受信する。たとえば、再選択ブロードキャスト・メッセージは、上に記述したステップS350で送信されたメッセージの場合がある。メッセージは、隣接するキャリア周波数に関連付けられた1組のセル再選択確率の値を含むことができる。
ステップS510で、UE105は、UE105がアイドル・モードにあるかどうかを決定する。アイドル・モードにあるUEは、当業者に認識されている。たとえば、RRC接続が確立された場合、UE(たとえばUE105)は接続される(たとえばRRC_CONNECTED状態)。そうでない場合、UEは、アイドル・モード(たとえばRRC_IDLE状態)にある。
ステップS515で、UE105は、キャリア確率値に基づいてn個の割合範囲を生成する(nはキャリアの数に等しい)。たとえば、割合範囲全体は1〜100%の場合がある。上記のように、転送の望まれる割合に基づいて確率値を生成するアルゴリズムを使用することができる。同じアルゴリズムを逆の方法で使用することができる。たとえば、逆のアルゴリズムを使用する結果、UEが、50%の確率で第1のキャリア、25%の確率で第2のキャリア、および25%の確率で第3のキャリアを再選択する場合がある。たとえば、第1の範囲は、1〜50を含むことができ、第2の範囲は、51〜75を含むことができ、第3の範囲は、76〜100を含むことができる。
ステップS520で、UE105は、キャリアのそれぞれにn個の割合範囲の1つを割り当てる。たとえば、メッセージで受信された1組のセル確率値は、関連付けられたキャリアを含むことができる。キャリアのそれぞれには、受信されたメッセージの関連付けられたキャリアに基づいて、n個の範囲の1つを割り当てることができる。たとえば、1〜50を含む第1の範囲は、キャリア1に割り当てることができ、51〜75を含む第2の範囲は、キャリア2に割り当てることができ、76〜100を含む第3の範囲は、キャリア3に割り当てることができる。
ステップS525で、UE105は、乱数を生成する。たとえば、UE105は、(任意の知られているアルゴリズムを使用して)1と100との間でランダムな整数を生成することができる。乱数は、割合範囲全体で一様に分配することができる。必要に応じて、UE105は、メモリにこの値を格納することができる。
ステップS530で、UE105は、乱数およびn個の割合範囲に基づいて、キャリアを再選択する。たとえば、上に記述したように、それぞれ割り当てられた範囲を持つ3つのキャリアがある場合がある。乱数が1と50との間にある場合、UE105は、キャリア1を再選択することができる。乱数が51と75との間にある場合、UE105は、キャリア2を再選択することができる。乱数が76と100との間にある場合、UE105は、キャリア3を再選択することができる。
3より多いまたは少ない数のキャリアがある場合があり、任意のキャリアに対応する範囲は、望まれるように変動させることができることを当業者は理解されるであろう。
簡潔なハードウェアの記述
図7は、例示的実施形態によるユーザ機器(UE)を示す図である。図7に示すように、UE105は、少なくとも、再選択モジュール705、プロセッサ710、およびメモリ715を含む。プロセッサ710およびメモリ715は、UE機能を実行するためにともに動作する。たとえば、メモリ715は、UE機能に関するコード・セグメントを格納することができる(たとえば、データ転送、制御情報のシグナリング/ハンドリングなど)。コード・セグメントは、次に、プロセッサ710によって実行することができる。さらに、メモリ715は、プロセッサ710によって使用するためにプロセス変数および定数を格納することができる。プロセッサ710およびメモリ715に関する追加の詳細は当業者に知られているため、簡潔にするためにこれ以上は記述しない。
再選択モジュール705は、追加のプロセッサ(図示せず)を含むハードウェアの場合がある。たとえば、再選択モジュール705は、たとえばソフトウェア命令など、再選択機能を実行するように構成された独立したハードウェア要素(たとえばプロセッサおよびメモリ)を含む特定用途向け集積回路(ASIC)の場合がある。代わりにまたは加えて、再選択モジュール705は、再選択機能を実行するために、プロセッサ710およびメモリ715と協同するように構成されたソフトウェア・モジュールの場合がある。
再選択モジュール305は、図2、図3、および図5に関して上に記述したように、キャリア再選択を実行するように構成することができる。
図8は、例示的実施形態による基地局(BS)を示している。図8に示すように、BS110は、少なくとも、再選択モジュール805、プロセッサ810、およびメモリ815を含む。プロセッサ810およびメモリ815は、BS機能を実行するためにともに動作する。たとえば、メモリ815は、UE機能に関するコード・セグメントを格納することができる(たとえば、データ転送、制御情報のシグナリング/ハンドリングなど)。コード・セグメントは、次に、プロセッサ810によって実行することができる。さらに、メモリ815は、プロセッサ810によって使用するためにプロセス変数および定数を格納することができる。プロセッサ810およびメモリ815に関する追加の詳細は当業者に知られているため、簡潔にするためにこれ以上は記述しない。
再選択モジュール805は、追加のプロセッサ(図示せず)を含むハードウェアの場合がある。たとえば、再選択モジュール805は、たとえばソフトウェア命令など、再選択機能を実行するように構成された独立したハードウェア要素(たとえばプロセッサおよびメモリ)を含む特定用途向け集積回路(ASIC)の場合がある。代わりにまたは加えて、再選択モジュール805は、再選択機能を実行するために、プロセッサ810およびメモリ815と協同するように構成されたソフトウェア・モジュールの場合がある。
再選択モジュール805は、図2、図3、および図5に関して上に記述したように、キャリア再選択を実行するように構成することができる。
結論
例示的実施形態は、アクティブなトラフィック過負荷およびアクセス過負荷の機会を最小限にするために、アイドル状態のトラフィック負荷分配を率先して制御するための方法および装置を提供する。したがって、図2〜図5に関して上に記述した方法は、アイドル状態のトラフィック負荷分配を率先して制御するために単独および/または組み合わせて使用することができる。
上記の例示的実施形態は、図1Aに示されたネットワーク・エンティティによって実行されるものとしてステップについて記述しているが(たとえばマクロBS)、例示的実施形態はそれに限定されない。たとえば、上記の方法のステップは、代替のネットワーク・コンポーネントによって実行することができる。
本発明の代替実施形態は、コンピュータ・システムと共に使用するためのコンピュータ・プログラム製品として実装することができ、コンピュータ・プログラム製品は、ディスケット、CD−ROM、ROM、または固定ディスクなど有形または非一時的データ記録メディア(コンピュータ可読媒体)に格納された、またはコンピュータ・データ信号で具体化された、たとえば、一連のコンピュータ命令、コード・セグメント、またはプログラム・セグメントであり、信号は、有形媒体またはたとえばマイクロ波もしくは赤外線などの無線媒体を通じて送信される。一連のコンピュータ命令、コード・セグメント、またはプログラム・セグメントは、上に記述した例示的実施形態の方法の機能のすべてまたは部分を構成することができ、半導体、磁気的、光学的、または他のメモリ・デバイスなど、揮発性または不揮発性である任意のメモリ・デバイスに格納することができる。
例示的実施形態について、特に示し記述したが、特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細における変形を行えることを当業者に理解されるであろう。
本発明についてこのように記述したが、これは多くの方法で変更できることは明白であろう。そのような変形は、本発明からの逸脱と見なされるものではなく、そのような修正はすべて、本発明の範囲内に含まれることが意図される。

Claims (20)

  1. プロセッサを含み、前記プロセッサは、
    トラフィックを再分配するかどうかを決定し、
    トラフィックを再分配することを決定するときにメッセージを生成するように構成され、前記メッセージは、セル優先権値を含み、前記セル優先権値は、複数のキャリアのそれぞれに対する優先権値を含み、前記セル優先権値は、ターゲット・キャリアを再選択する確率に基づいており、
    前記プロセッサはさらに、
    前記メッセージを1つまたは複数のユーザ機器に送信する
    ように構成されているネットワーク・エンティティ。
  2. 前記プロセッサは、
    前記複数のキャリアのうちの1つまたは複数上のアクセス負荷およびトラフィック負荷に基づいてトラフィックを再分配するかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載のネットワーク・エンティティ。
  3. 前記プロセッサは、
    前記アクセス負荷および前記トラフィック負荷のうちの少なくとも1つがしきい値を超えている場合にトラフィックが再分配されるべきであると決定するように構成されている、請求項2に記載のネットワーク・エンティティ。
  4. 前記メッセージがシステム情報ブロックの更新と再選択メッセージのうちの1つであり、
    前記プロセッサはさらに、
    前記アクセス負荷および前記トラフィック負荷のうちの1つまたは複数に基づいて、前記システム情報ブロックの更新と前記再選択メッセージのうちの1つを選択するように構成されている、請求項2に記載のネットワーク・エンティティ。
  5. 前記メッセージは再選択ページング・メッセージであり、システム情報ブロックの更新を含む、請求項1に記載のネットワーク・エンティティ。
  6. ネットワーク・エンティティであって、
    前記ネットワーク・エンティティはプロセッサを含み、前記プロセッサは、
    トラフィックを再分配するかどうかを決定し、
    トラフィックが再分配されるべきだと決定した後に再選択メッセージを生成するように構成され、前記再選択メッセージは1組のセル確率値を含み、前記1組のセル確率値は、複数のキャリアのそれぞれに対する確率値を含み、前記セル確率値は、ターゲット・キャリアを再選択する確率を示し、
    前記プロセッサはさらに、
    1つまたは複数のユーザ機器に前記再選択メッセージを送信する
    ように構成されているネットワーク・エンティティ。
  7. 記プロセッサは、1つまたは複数のキャリア上のトラフィック負荷に基づいてトラフィックを再分配するかどうかを決定する、請求項6に記載のネットワーク・エンティティ。
  8. 前記プロセッサは、
    前記トラフィック負荷がしきい値を超えている場合にトラフィックを再分配することを決定する、請求項7に記載のネットワーク・エンティティ。
  9. ネットワーク・エンティティであって、
    前記ネットワーク・エンティティはプロセッサを含み、前記プロセッサは、
    トラフィックを再分配するかどうかを決定し、
    トラフィックが再分配されるべきだと決定した後に再選択メッセージを生成するように構成され、前記再選択メッセージは1組のセル確率値を含み、前記1組のセル確率値は複数のキャリアのそれぞれに対する確率値含み、前記1組のセル確率値は、前記ネットワーク・エンティティと関連する無線ネットワークにおけるそれぞれのキャリアに、再選択のためにターゲットとされたユーザ機器の割合を割り当てることを含む、ネットワーク・エンティティ。
  10. 前記再選択メッセージは、ブロードキャスト・ページング・メッセージである請求項6に記載のネットワーク・エンティティ。
  11. ネットワーク・エンティティであって、
    前記ネットワーク・エンティティはプロセッサを含み、前記プロセッサは、
    トラフィックを再分配するかどうかを決定し、
    トラフィックが再分配されるべきだと決定した後にメッセージを生成するように構成され、前記メッセージはセル優先権値を含み、前記セル優先権値は、複数のキャリアのそれぞれに対する優先権値を含み、前記セル優先権値はランダムに生成され、
    前記プロセッサはさらに、
    前記メッセージを1つまたは複数のユーザ機器に送信するように構成されているネットワーク・エンティティ。
  12. 前記プロセッサは、
    前記複数のキャリアのうちの1つまたは複数上のアクセス負荷およびトラフィック負荷に基づいてトラフィックを再分配するかどうかを決定するように構成されている、請求項11に記載のネットワーク・エンティティ。
  13. 前記プロセッサは、
    前記アクセス負荷および前記トラフィック負荷のうちの少なくとも1つがしきい値を超えている場合にトラフィックが再分配されるべきであると決定するように構成されている、請求項12に記載のネットワーク・エンティティ。
  14. 前記メッセージがシステム情報ブロックの更新と再選択メッセージのうちの1つであり、
    前記プロセッサはさらに、
    前記アクセス負荷および前記トラフィック負荷のうちの1つまたは複数に基づいて、前記システム情報ブロックの更新と前記再選択メッセージのうちの1つを選択するように構成されている、請求項12に記載のネットワーク・エンティティ。
  15. 前記メッセージは再選択ページング・メッセージであり、システム情報ブロックの更新を含む、請求項11に記載のネットワーク・エンティティ。
  16. ネットワーク・エンティティであって、
    前記ネットワーク・エンティティはプロセッサを含み、前記プロセッサは、
    トラフィックを再分配するかどうかを決定し、
    トラフィックが再分配されるべきだと決定した後に再選択メッセージを生成するように構成され、前記再選択メッセージは1組のセル確率値を含み、前記1組のセル確率値は、複数のキャリアのそれぞれに対する確率値を含み、前記1組のセル確率値はランダムに生成された数を含み
    前記プロセッサはさらに、
    1つまたは複数のユーザ機器に前記再選択メッセージを送信するように構成されているネットワーク・エンティティ。
  17. 前記メッセージは、前記1組のセル優先権値を含み、前記プロセッサは、1つまたは複数のキャリア上のトラフィック負荷に基づいてトラフィックを再分配するかどうかを決定する、請求項16に記載のネットワーク・エンティティ。
  18. 前記プロセッサは、
    前記トラフィック負荷がしきい値を超えている場合にトラフィックを再分配することを決定する、請求項17に記載のネットワーク・エンティティ。
  19. 前記1組のセル確率値は、前記ネットワーク・エンティティと関連する無線ネットワークにおけるそれぞれのキャリアに、再選択のためにターゲットとされたユーザ機器の割合を割り当てることを含む、請求項16に記載のネットワーク・エンティティ。
  20. 前記再選択メッセージは、ブロードキャスト・ページング・メッセージである請求項16に記載のネットワーク・エンティティ。
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