JP6143964B1 - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

制御装置101は、電動機3の動作を制御するための距離センサ4aおよび温度センサ4bを接続可能に構成され、少なくとも制御部と電動機3との間で伝送される信号を中継する中継回路部14と、制御部と中継回路部14との間において、電動機3を制御するために必要な本数のみ設けられる配線とを備える。制御部は、距離センサ4aおよび温度センサ4bから出力された検出信号と電動機3から送信される信号とを判別して、電動機3を含む機器を制御し、電動機3は、配線および中継回路部14を介して、制御部から送信される電動機制御信号で制御される。

Description

本発明は、制御装置に関する。
従来の制御装置は制御部とセンサとを備え、従来の制御装置では、センサで検出された信号を伝送するための配線を、制御部とセンサの間に設ける必要がある。
一方、大型の制御装置では、制御部が設置される機器と、電動機およびセンサが設置される機器との距離が長くなる傾向がある。従って、前述した配線は機器間の距離が長くなるほどその配線長が長くなり、配線を設けることによるコストが上昇する。すなわち、前述した機器の製作時および仕様変更時のコストが上昇することとなる。
特許文献1には従来の制御装置の一例である電動シリンダが開示される。特許文献1の電動シリンダは、モータと、モータの出力軸側に接続されたシリンダと、シリンダ内に設けられたロッドと、モータの回転動作をロッドの直線動作に変換するネジ機構とを備える。
また特許文献1に示す従来技術は、制御端子台および電源端子台を有する制御盤と、中継端子台およびモータ端子台を有するモータ端子箱とを備える。制御盤は前述した制御部に相当する。
中継端子台には、複数のリミットスイッチの接点が接続されている。リミットスイッチは、前述したセンサに相当する。モータ端子台には、モータおよび電磁ブレーキが接続される。そして制御盤と中継端子台との間には複数の信号線が設けられ、制御盤とモータ端子台との間には複数の電力線が設けられる。
特許文献1に示す従来技術によれば、中継端子台に接続される複数の信号線の数が、複数のリミットスイッチの接点数よりも少なくなるように設定されている。
特許第4531079号公報
しかし、特許文献1に代表される従来技術は、特定のセンサを用いることだけを想定している。従って特定のセンサを設置した後に新たにセンサを設ける場合、センサと制御部との間の既存の配線を用いることができず、新たに設けるセンサと制御部との間に新たな配線を設ける必要があり、当該配線に伴うコストが増加するという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配線に伴うコストの増加を抑制できる制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の制御装置は、電動機を含む機器を制御する制御部を備えた制御装置であって、電動機の動作を制御するためのセンサを追加接続可能に構成され、少なくとも制御部と電動機との間で伝送される信号を中継する中継回路部と、制御部と中継回路部との間において、電動機を制御するために設けられる配線とを備える。制御部は、センサから出力された検出信号と電動機から送信される信号とを判別して、電動機を含む機器を制御し、電動機は、配線および中継回路部を介して、制御部から送信される電動機制御信号で制御され、制御部は、電動機制御信号およびセンサの制御信号を、電動機を駆動する電力に重畳させて配線へ伝送し、中継回路部は、配線を介して伝送された電力から制御信号を分離してセンサで伝送し、電力および電動機制御信号を電動機へ供給する処理部を有することを特徴とする。
本発明にかかる制御装置は、配線に伴うコストの増加を抑制できるという効果を奏する。
実施の形態1に係る制御装置を用いた製造システムを模式的に示す図 実施の形態1に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態2に係る制御装置を用いた製造システムを模式的に示す図 実施の形態2に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態3に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態4に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態5に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態6に係る制御装置を用いた搬送システムを模式的に示す図 実施の形態7に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態8に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態9に係る制御装置の構成例を示す図 実施の形態10に係る制御装置に用いられる電動機の構成図 実施の形態11に係る制御装置に用いられる電動機の構成図 実施の形態12に係る制御装置の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る制御装置を用いた製造システムを模式的に示す図である。図2は実施の形態1に係る制御装置の構成例を示す図である。
図2では実施の形態1に係る制御装置101を構成する信号用配線の一部は示されるが電力用配線は省略されている。
製造システム100は、被加工品である製品を製造する製造装置1と、中継回路部14と、製造装置1を制御する制御盤2とを備える。
図1に示す制御装置101は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14と距離センサ4aと温度センサ4bとを有する。
製造装置1には、被加工品を加工する電動機3と、電動機3の動作を制御するためのセンサである距離センサ4aおよび温度センサ4bとが設けられる。電動機3の一例としてはサーボモータである。
また製造装置1には、電動機3により駆動され被加工品7を加工する加工装置8と、被加工品7を運搬するベルトコンベア6と、距離センサ4aおよび温度センサ4bの駆動に必要な電力を供給する充電池15とが設けられる。
図1ではベルトコンベア6に2つの被加工品7が搬送され、2つの被加工品7の内、一方の被加工品7は加工装置8により加工されている。
距離センサ4aは、電動機3で加工装置8を駆動するタイミングを決定するために用いられる。距離センサ4aは、ベルトコンベア6で被加工品7が加工装置8の近くに搬送されたことを検出し、検出した情報を検出信号として出力する。
温度センサ4bは、被加工品7の周囲温度が、製造の精度を維持できる範囲内にあるかを観測するために用いられる。
温度センサ4bは、製造装置1の周囲温度を検出し、検出した情報を検出信号として出力する。
制御盤2は、電動機3を制御するコントローラ9と、電動機3の駆動に必要な電力を供給するドライバ10とを備える。
コントローラ9およびドライバ10は、電動機3を含む機器を制御する制御部30を構成する。制御部30は、距離センサ4aおよび温度センサ4bの少なくとも一方から出力された検出信号と、電動機3から送信される信号であるフィードバック信号とを判別して、電動機3を含む機器を制御する。
ドライバ10と電源5は、電力用配線12bにより接続される。電源5から出力される電力は、電力用配線12bを介してドライバ10に供給される。
コントローラ9と電源5は、電力用配線12fにより接続される。電源5から出力される電力は、電力用配線12fを介してコントローラ9に供給される。
コントローラ9とドライバ10は、信号用配線13bにより接続される。コントローラ9では電力供給指令および電動機制御信号が生成される。電力供給指令は信号用配線13bを介してドライバ10に伝送される。
ドライバ10は電力供給指令に従って動作し、電動機3の駆動に必要な電力を出力する。
実施の形態1の中継回路部14は、電動機3の動作を制御するためのセンサである距離センサ4aおよび温度センサ4bの少なくともを接続可能に構成されている。中継回路部14は、距離センサ4aおよび温度センサ4bの少なくとも一方から出力された検出信号を受信し、制御部30に中継する。すなわち中継回路部14は、少なくとも制御部30と電動機3との間で伝送される信号を中継する。
また実施の形態1の中継回路部14は、制御部30から送信された電動機制御信号を受信して電動機3へ中継する。電動機3は、信号用配線13aおよび中継回路部14を介して、制御部30から送信される電動機制御信号で制御される。
中継回路部14と距離センサ4aは、信号用配線13cにより接続される。距離センサ4aから出力される検出信号は、信号用配線13cを介して中継回路部14に伝送される。
中継回路部14と温度センサ4bは、信号用配線13dにより接続される。温度センサ4bから出力される検出信号は、信号用配線13dを介して中継回路部14に伝送される。
充電池15と距離センサ4aは、電力用配線12cにより接続される。充電池15から出力される電力は電力用配線12cを介して距離センサ4aに供給される。
充電池15と温度センサ4bは電力用配線12dにより接続される。充電池15から出力される電力は電力用配線12dを介して温度センサ4bに供給される。
中継回路部14と電動機3は、電力用配線12gおよび信号用配線13gにより接続される。
中継回路部14とドライバ10は、電力用配線12aおよび信号用配線13aにより接続される。電力用配線12aおよび信号用配線13aの少なくとも一方は、制御部30と中継回路部14との間において、電動機3を制御するために必要な本数のみ設けられる配線である。
コントローラ9で生成された電動機制御信号は、信号用配線13aを介して中継回路部14に伝送される。中継回路部14に伝送された電動機制御信号は、信号用配線13gを介して電動機3に伝送される。
中継回路部14は、距離センサ4aおよび温度センサ4bから出力された検出信号を中継回路部14に入力する入力部33を有する。また中継回路部14は、制御部30と入力部33と電動機3との間で伝送される信号を処理する処理部32を有する。また中継回路部14は、中継回路部14に信号用配線13aを接続するインタフェースである通信部31を有する。
処理部32は、入力部33に入力された検出信号を、電動機3が制御に必要とされる時間領域以外の空き時間を使って制御部30へ送信する。例えば一定の精度を保ちながら電動機3を制御するためには一定間隔で送信される複数のディジタル信号を電動機3に与える必要がある。上記の空き時間は、一定間隔で送信されるディジタル信号の間の時間に相当する。
また処理部32は、制御部30から送信された電動機制御信号を、信号用配線13gを介して電動機3へ伝送する。
製造システム100の動作を説明する。
被加工品7はベルトコンベア6で運搬され、距離センサ4aにより被加工品7が検出されると、距離センサ4aで検出された検出信号は、中継回路部14および信号用配線13aを介して、制御部30に伝送される。
検出信号を受信したコントローラ9は、検出信号に基づいて電動機制御信号および電力供給指令を生成する。
ドライバ10では、電力供給指令により電動機駆動電力が生成され、電動機駆動電力は、電力用配線12a、中継回路部14、および電力用配線12gを介して、電動機3に供給される。
コントローラ9で生成された電動機制御信号は、信号用配線13a、中継回路部14、信号用配線13gを介して電動機3に供給される。
電動機3では、電動機駆動電力および電動機制御信号により加工装置8を動かすタイミングが決定され、加工装置8によって被加工品7が加工される。
中継回路部14の処理部32には、電動機3から出力されるフィードバック信号が入力される。フィードバック信号は、通信部31および信号用配線13aを介して制御部30に伝送される。
制御装置101では、電動機3の制御に用いていた信号用配線が、検出信号の伝送用として共用されている。そして、信号用配線13aの本数と信号用配線13gの本数は同数である。
一方、電動機3の回転精度の低下を防ぐためには、電動機3のフィードバック信号を一定の送信速度で信号用配線13a上に伝える必要がある。
そのため中継回路部14の処理部32は、電動機3が制御に必要とされる時間領域以外の空き時間に検出信号を送信できるように信号処理を行う。
コントローラ9は、受信した信号が電動機3から出力された信号のみであるか、電動機3と距離センサ4aと温度センサ4bとのそれぞれから出力された信号を含むかを判断し、電動機3、距離センサ4a、および温度センサ4bを制御できるよう処理する。
実施の形態1の制御装置101では、新たなセンサを追加するような場合でも、中継回路部14に新たなセンサを接続するための信号用配線を追加すればよい。
これにより、制御盤2と製造装置1の間に新たな配線を設けることなくセンサを追加できる。
従って、配線を設ける手間を抑えながら新たなセンサを追加でき、制御装置101および電動機3の制御性を向上できる。
なお従来の制御装置と実施の形態1に係る制御装置101を比較した場合、制御装置101では、距離センサ4aおよび温度センサ4bに接続される信号用配線13c,13dを短くすることができる。
特に図1に示すように制御盤2と製造装置1を別々に設置する必要がある製造システム100は、制御盤2と製造装置1が一体に設けられている場合に比べて大型になる。そのため、製造システム100の製造装置1と制御盤2との間の距離は、制御盤2と製造装置1が一体に設けられている場合に比べて、長くなる。
一方、センサ4は電動機3の状態をモニタできる場所に設ける必要がある。特に距離センサ4aは、電動機3で加工装置8を駆動するタイミングを決定するために用いられるため、ベルトコンベア6で被加工品7が加工装置8の近くに搬送されたことを検出する必要がある。従って距離センサ4aは、電動機3の近くに設置されている可能性が高い。
外径寸法が10cmの被加工品7を運搬するベルトコンベア6の幅が20cmの製造装置1である場合を例にして説明する。この場合、電動機3と距離センサ4aには50cmの距離が必要であり、距離センサ4aと充電池15との間には20cmの距離が必要であり、電動機3とドライバ10との間には3mの距離が必要であると仮定する。
このとき、信号用配線13c,13d,13gの配線長と、信号用配線13aの配線長との総和は、従来の制御装置を用いた製造システムでは9mである。
それに対して実施の形態1の制御装置101を用いた製造システム100ではその総和が4mとなる。このように実施の形態1の制御装置101によれば、従来よりも半分以下の配線で済む可能性がある。
また実施の形態1によれば、信号用配線13c,13dが従来よりも短くなるため、信号用配線13c,13dに伝送される検出信号に起因した電磁ノイズが低減される。
従って、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。この制御用センサは、電動機3を高精度に制御するために設けられており精密品である。
また、距離センサ4aのように電動機3の外部に設けられたセンサにおいても、信号用配線13c,13dが従来よりも短くなることで耐ノイズ性が向上する。
なお従来技術の一例として、電動機とドライバが一体に設けられ、ドライバに外部センサの入力機能を持つ製品がある。しかし電動機とドライバは共に発熱と電磁波を生じる機器であるため、近くに存在すると互いの熱と電磁波に対する対策が必要となる。
実施の形態1の製造システム100によれば、中継回路部14とドライバ10が離れているため、このような対策が不要であり、対策に伴うコストを抑えることができる。
なお実施の形態1の制御盤2にはドライバ10を設けているが、制御盤2の構成はこれに限定されるものではない。電動機3の種類によってはドライバ10が不要であり、この場合、電動機3、距離センサ4a、および温度センサ4bから出力される各信号はコントローラ9に入力され、コントローラ9により電動機3が駆動される。
また実施の形態1の中継回路部14は入力部33を有するが、入力部33の他にも、信号出力機能を有する出力部を有する構成としてもよい。この出力部には、表示機のようなモニタリング機能を備えたセンサが接続され、当該センサは、出力部から信号を受信することで動作する。
これにより、当該センサのための配線を、制御盤2と製造装置1との間に新たに設ける必要がなく、配線コストが抑えることができる。
また実施の形態1の距離センサ4aおよび温度センサ4bは、検出信号をディジタル信号で出力するものでもよいしアナログ信号で出力するものでもよい。距離センサ4aおよび温度センサ4bが検出信号をアナログ信号で出力する場合、中継回路部14はこのアナログ信号を受信し、中継回路部14の処理部32ではアナログ信号がディジタル信号に変換されて、制御部30に送信される。この構成によれば、トルクセンサのようなアナログ信号を出力するセンサであっても製造装置1へ接続でき、電動機3の制御性が向上する。
また実施の形態1のコントローラ9の機能は、制御盤2の内部に配置されたハードウェアで実現してもよいし、ネットワークに接続されたサーバがコントローラ9の機能を実現するプログラムを実行することにより実現してもよい。ネットワークは例えばイントラネットでもよいし、インターネットでもよいし、クラウドネットワークでもよい。
また実施の形態1の中継回路部14は、電動機3の内部に設置されてもよい。ただし、中継回路部14の機能を電動機3の回路基板上の回路で実現した場合、耐ノイズ性が低下する。そのため電動機3の内部に中継回路部14を設ける場合、中継回路部14は、電動機3の回路基板以外の部分に配置される部品で実現することが望ましい。
また実施の形態1の中継回路部14に接続されるセンサは、距離センサ4aおよび温度センサ4bに限定されず、表示機のようなモニタリング機器、またはアクチュエータであってもよい。
また実施の形態1によれば、検出信号を伝送する配線を短くできるため耐ノイズ性が向上する。また電動機3としてサーボモータを用いる場合、サーボモータの回転角検出用の角度センサを中継回路部14に接続することにより、角度センサの交換および修理が容易化される。
なお従来の制御装置には、電動機3とドライバ10が一体に構成され、ドライバ10が外部センサの信号を入力する機能を持つ製品がある。しかし電動機とドライバは、何れも発熱すると共に、電磁波を発生する機器であるため、近く配置されていると互いの熱と電磁波による影響を受けるため、このような影響を緩和する対策が必要である。
実施の形態1によれば、電動機3は中継回路部14を介してドライバ10に接続されるため、電動機3とドライバ10との間の距離が相対的に広がる。従って、電動機3とドライバ10の互いの熱と電磁波による影響を緩和するような対策を行うことなく、電動機3を精度よく制御することができる。
なお実施の形態1の制御部30は、コントローラ9がドライバ10の機能、例えば電力増幅機能を備えるものでもよい。またドライバ10がコントローラ9の機能を備えるものでもよい。また制御部30は、コントローラ9とドライバ10のそれぞれの機能を併せ持つ増幅器として構成してもよい。
また実施の形態1の電動機3は、サーボモータに限定されず、サーボモータ以外のあらゆるモータでもよい。
また実施の形態1では、電動機3と中継回路部14の間の信号用配線13aには、従来電動機の制御用に用いていた信号用配線を利用してもよい。また信号用配線13aは、センサ用の信号伝送用の配線として共用することもできる。これにより、最小本数で装置を構成することが可能である。ただし、装置の構成によっては、電動機3の信号線と、センサ4以外の図示しないセンサの信号線と、前述したアクチュエータの信号線とが、中継回路部14に並列に接続される可能性がある。このとき、電動機3と中継回路部14の間の配線は、電動機3が制御されるために必要な最小本数よりも多くなる。
実施の形態2.
図3は実施の形態2に係る制御装置を用いた製造システムを模式的に示す図である。図4は実施の形態2に係る制御装置の構成例を示す図である。図4では実施の形態2に係る制御装置101−2を構成する電力用配線の一部は示されるが信号用配線は省略されている。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)製造システム100の代わりに製造システム100−2が用いられ、制御装置101の代わりに制御装置101−2が用いられること。
(2)製造装置1の代わりに製造装置1−2が用いられること。
(3)製造装置1−2では、充電池15が省かれること。
(4)中継回路部14の代わりに中継回路部14−2が用いられること。
(5)中継回路部14−2は、処理部37、電力変換部38、および定電圧出力部39を備えること。
(6)距離センサ4aは、電力用配線12cを介して定電圧出力部39に接続されること。
(7)温度センサ4bは、電力用配線12dを介して定電圧出力部39に接続されること。
図3に示す制御装置101−2は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14−2と距離センサ4aと温度センサ4bとを有する。
制御装置101−2では、電源5の電力が電力用配線12bおよび電力用配線12fを介して、ドライバ10およびコントローラ9に供給される。
ドライバ10に供給された電力は、電力用配線12aを介して処理部37に供給される。
処理部37は、ドライバ10から供給された電力を電動機3と電力変換部38に分配する。
電力変換部38に分配された電力は、電力変換部38により距離センサ4aおよび温度センサ4bを駆動する電力に変換され、定電圧出力部39に供給される。
定電圧出力部39に供給された電力は、定電圧出力部39により、距離センサ4aおよび温度センサ4bを駆動可能な電力に変換され、距離センサ4aおよび温度センサ4bに供給される。
距離センサ4aおよび温度センサ4bは検出信号を無線で出力し、検出信号はコントローラ9で受信される。
制御装置101−2では、電動機3の駆動用に用いていた電力用配線が、センサの電力供給用として共用されている。そして、電力用配線12aの本数と電力用配線12gの本数は同数である。
一方、電動機3の回転精度の低下を防ぐためには、電力用配線12gには電動機3を駆動する電力を安定して送電する必要がある。
そのため中継回路部14−2の処理部37では、電動機3、距離センサ4aおよび温度センサ4bに適した給電を行うように構成されている。
中継回路部14−2は、制御部30から供給された電力を電動機3へ送るとき、制御部30から供給された電力の一部を距離センサ4aおよび温度センサ4bに分配する。
なお、電力変換部38および定電圧出力部39の仕様の範囲内であれば、定電圧出力部39には、距離センサ4aおよび温度センサ4b以外のセンサを追加することができる。
実施の形態2の制御装置101−2によれば、新たなセンサを追加するような場合でも、中継回路部14−2に新たなセンサを接続するための電力用配線を追加すればよい。
これにより、制御盤2と製造装置1−2との間に、新たな配線を設けることなくセンサを追加できる。従って、配線を設ける手間を抑えながら新たなセンサを追加でき、制御装置101−2および電動機3の制御性を向上できる。
なお従来の制御装置と実施の形態2に係る制御装置101−2を比較した場合、制御装置101−2は、距離センサ4aおよび温度センサ4bに接続される電力用配線12c,12dを、従来の制御装置よりも短くすることができる。
また実施の形態2の制御装置101−2によれば、電動機3の駆動に用いている既存の電力用配線12aを利用できる。そのため、制御装置101−2において、距離センサ4aおよび温度センサ4bが不要の場合、中継回路部14−2を省き、電動機3に電力用配線12aを接続することで、電動機3を駆動できる。
また実施の形態2の制御装置101−2によれば、中継回路部14−2を追加することにより、距離センサ4aおよび温度センサ4bへ電力を供給できる。そのため、距離センサ4a用および温度センサ4b用の新たな配線を、各センサと制御盤2との間に配線する必要がない。従って、配線に伴うコストを抑えることができる。
なお実施の形態2の中継回路部14−2は、電動機3の内部に設置されてもよい。ただし、中継回路部14−2の機能を電動機3の回路基板上の回路で実現した場合、耐ノイズ性が低下する。そのため電動機3の内部に中継回路部14−2を設ける場合、中継回路部14−2は、電動機3の回路基板以外の部分に配置される部品で実現することが望ましい。
また実施の形態2の中継回路部14−2に接続されるセンサは、距離センサ4aおよび温度センサ4bに限定されず、表示機のようなモニタリング機器、またはアクチュエータであってもよい。
このとき、アクチュエータの種類によっては中継回路部14−2の電力変換部38が不要であり、中継回路部14−2の構成が簡素化され、信頼性が向上する。この場合のアクチュエータは、例えば機械の発する振動または熱といったエネルギーを電源として駆動する機器である。当該アクチュエータは、蓄電池を追加することなく、駆動信号を与えるだけで駆動できる。
また実施の形態2の中継回路部14−2は、電力の中継機能のみ有しているが、電力の中継機能に加えて、信号の中継機能も有するように構成してもよい。
実施の形態3.
図5は実施の形態3に係る制御装置の構成例を示す図である。図5では実施の形態3に係る制御装置101−3を構成する信号用配線の一部は示されるが電力用配線は省略されている。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−3が用いられること。
(2)中継回路部14には、距離センサ4aおよび温度センサ4bの代わりに、電動機3および加工装置8の何れかで発生するトルクを検出するトルクセンサ4cが接続されること。
(3)トルクセンサ4cは、信号用配線13eを介して入力部33に接続されること。
図5に示す制御装置101−3は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14とトルクセンサ4cとを有する。
電動機3から送信される信号とトルクセンサ4cの検出信号は、処理部32において時系列順に並べられて信号用配線13gで送信される。
信号用配線13gへ送信された信号はコントローラ9で受信され、コントローラ9は、電動機3を制御する電動機制御信号を生成する。トルクセンサ4cの検出信号を用いることにより制御装置101−3および電動機3の制御性を向上できる。
実施の形態3によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−3および電動機3の制御性を向上できる。
また実施の形態3によれば、信号用配線13eが短くなるため、信号用配線13eに伝送される検出信号に起因した電磁ノイズが低減される。従って、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
また実施の形態3によれば、中継回路部14においてトルクセンサ4cと電動機3の同期を取ることで、従来の構成よりも同期タイミングの精度が向上する。
従来の構成では、コントローラにおいて電動機とトルクセンサの同期が取られる。製造装置と制御盤との距離が長くなるほど製造装置と制御盤との間に設けられる信号用配線の長さも長くなる。
実施の形態3によれは、トルクセンサ4cの近くに中継回路部14が配置されているため、信号用配線13eが短くなり、中継回路部14において電動機3とトルクセンサ4cの同期を取りやすくなり、制御性の向上を図ることができる。
実施の形態3によれば、トルクセンサ4cの代わりに振動センサを用いた場合、電動機3の振動を振動センサで検出してトルクリップルを抑える制御をする際、振動センサの検出信号と電動機3の信号との同期を取ることで、制御の精度が向上し、速やかに振動を抑制できる。
実施の形態4.
図6は実施の形態4に係る制御装置の構成例を示す図である。図6では実施の形態4に係る制御装置101−4を構成する信号用配線および電力用配線の一部が示される。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−4が用いられること。
(2)中継回路部14の代わりに中継回路部14−4が用いられること。
(3)中継回路部14−4には、距離センサ4aおよび温度センサ4bの代わりに、位置センサ4dが接続されること。
(4)位置センサ4dは、信号用配線13hを介して中継回路部14−4に接続されること。
(5)位置センサ4dには電力用配線12hが接続され、充電池15から出力される電力は、電力用配線12hを介して位置センサ4dに供給されること。
(6)中継回路部14−4と制御部30の間の配線は、電力用配線12aのみであること。
(7)中継回路部14−4が出力部40を備えること。
(8)ドライバ10は、電動機駆動電力に、コントローラ9で生成されたリセット信号を重畳させて電力用配線12aで伝送すること。
(9)中継回路部14−4の処理部37は、電力用配線12aを介して伝送された電動機駆動電力とリセット信号とを分配する処理を行うこと。
図6に示す制御装置101−4は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14−4と位置センサ4dとを有する。
位置センサ4dは、電動機3を含む制御装置101−4における機械端の位置を検出すると共に、その位置を位置センサ4dの図示しない表示部に表示する機能を有する。
中継回路部14−4は、処理部37および出力部40を有する。
ドライバ10に供給された電力は、電力用配線12aを介して処理部37に供給される。
処理部37は、ドライバ10から供給された電力を電動機3へ供給する。
出力部40は、信号用配線13hを介して位置センサ4dに接続される。
コントローラ9では、検出位置をリセットするためのリセット信号が生成される。生成されたリセット信号は、中継回路部14−4で受信され、出力部40を介して位置センサ4dに送信される。これにより位置センサ4dにおける検出位置がリセットされて原点位置が変更される。
ドライバ10から供給される電動機駆動電力は、中継回路部14−4および電力用配線12gを介して電動機3に供給される。
コントローラ9から送信された電動機制御信号は、中継回路部14−4および信号用配線13gを介して電動機3で受信される。
コントローラ9から送信されたリセット信号は、中継回路部14−4および信号用配線13hを介して位置センサ4dで受信される。
位置センサ4dが機能するために必要な電力は、電力用配線12h経由で充電池15から供給される。
なおドライバ10が電動機駆動電力を送電するとき、ドライバ10は、電動機3を制御するための周波数とは別の周波数帯を用いて、位置センサ4dへのリセット信号を送信できるよう処理する。
そして電力用配線12aには、電動機駆動電力およびリセット信号が伝送される。
実施の形態4によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−4と電動機3の制御性を向上できる。
また中継回路部14−4と制御部30の間の配線は、電力用配線12aであるため、中継回路部14−4と制御部30との間の配線本数が少なくなり、配線に伴うコストをより一層抑制できる。
また制御装置101−4内の配線スペースが制約される場合でもセンサの配線が少なくて済むため、配線の配置が容易化である。
また実施の形態4によれば、信号用配線13gが短くなるため、信号用配線13gに伝送される検出信号に起因した電磁ノイズが低減される。従って、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
なお実施の形態4では位置センサ4dに必要な電力を充電池15から送電する例を説明したが、実施の形態4は、中継回路部14−4において電動機駆動電力を分配することにより、位置センサ4dに必要な電力を供給する構成でもよい。
また実施の形態4では中継回路部14−4が出力部40を備える構成例を説明したが、中継回路部14−4の出力部40に代えて、図2に示す入力部33を用いてもよい。この場合、中継回路部14−4は、電動機駆動電力に、位置センサ4dで検出された検出信号を重畳させて制御部30へ伝送する。そして制御部30は、電動機駆動電力から検出信号を分離する処理を行う。
また実施の形態4によれば、従来電動機が駆動用に用いた電源用配線を利用しているため、センサ4が不要であるときには電動機3に電力用配線12aを接続することにより、中継回路部14−4を用いずに電動機3を制御することも可能である。換言すれば、実施の形態4は、制御装置101−4にセンサ4を追加して機能を向上させる場合には中継回路部14を追加だけでよい。従って機能を追加する際の導入コストを最小限に抑えることができる。
実施の形態5.
図7は実施の形態5に係る制御装置の構成例を示す図である。図7では実施の形態5に係る制御装置101−5を構成する電力用配線が省略され、信号用配線の一部が示される。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−5が用いられること。
(2)中継回路部14には1または複数のセンサ4が接続され、センサ4は検出信号を無線で出力し、検出信号は入力部33で受信される。
図7に示す制御装置101−5は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14とセンサ4とを有する。
センサ4は、実施の形態1から4に示す距離センサ4a、温度センサ4b、トルクセンサ4c、および位置センサ4dの何れかである。
中継回路部14の処理部32には、電動機3から出力されるフィードバック信号が入力される。フィードバック信号は、通信部31および信号用配線13aを介して制御部30に伝送される。
中継回路部14の処理部32には、入力部33で受信された検出信号が入力される。検出信号は、通信部31および信号用配線13aを介して制御部30に伝送される。
制御装置101−5では、電動機3の制御に用いていた信号用配線が、センサの電力供給用として共用されている。
中継回路部14は、無線通信によりセンサ4の検出信号を受信し、無線通信に含まれる複数の信号の内、どの信号が電動機3の制御に必要なセンサ4の検出信号であるかを判断する。
判断方法としては、制御装置101−5の立上中に中継回路部14と制御部30と距離センサ4aとを紐付して、制御装置101−5の稼働中は紐付した距離センサ4aの信号のみ受信する。
実施の形態5によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−5と電動機3の制御性を向上できる。
また実施の形態5によれば、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
実施の形態5によれば、センサ4と入力部33との間における無線通信による信号伝搬距離を短くできる。無線通信は有線通信に比べて耐ノイズ性が弱く、伝搬距離が長くなるほどノイズの影響を受けやすい。
従来技術のようにセンサ4の検出信号を制御部30へ無線で送信する場合、ノイズの影響を受けやすい。
実施の形態5の構成では信号伝搬距離が短いため耐ノイズ性が向上する。また、一般的にセンサ4の無線通信の伝搬距離が長くなるほど無線通信用の電力が増えるが、実施の形態5によれば信号伝搬距離が短いため、無線通信用の電力の増加を抑えることができる。
実施の形態6.
図8は実施の形態6に係る制御装置を用いた搬送システムを模式的に示す図である。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)製造システム100の代わりに搬送システム100−6が用いられること。
(2)制御装置101の代わりに制御装置101−6が用いられること。
(3)製造装置1の代わりに搬送装置1−6が用いられること。
(4)搬送装置1−6には被搬送品7−6が搬送され、被搬送品7−6には、製品情報が記録されたRFIC(Radio−Frequency Integrated Circuits)タグ17が設けられていること。
(5)中継回路部14の代わりに中継回路部14−6が用いられること。
(6)中継回路部14−6は、図2に示す距離センサ4aおよび温度センサ4bから出力される検出信号を受信する機能の代わりに、給電を必要とした受動センサであるRFICタグ17の製品情報を読み出す機能を有すること。
図8に示す制御装置101−6は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14−6とRFICタグ17とを有する。
ベルトコンベア6で搬送される被搬送品7−6が指定の場所に着くと、電動機3が動作して印刷装置16が動作する。
電動機3が動作するタイミングで中継回路部14−6が動作して、被搬送品7−6の製品情報が読み取られて、被搬送品7−6の製品情報はコントローラ9に送信される。
中継回路部14−6は、電動機3のフィードバック信号と被搬送品7−6の製品情報とを、信号用配線13aを介してコントローラ9に送信する。
被搬送品7−6の製品情報は、ディジタル信号として中継回路部14−6の入力部33を介して処理部32に入力される。
中継回路部14−6の処理部32には、電動機3のフィードバック信号と被搬送品7−6の製品情報とが入力される。
電動機3の制御に用いられる信号用配線は、RFICタグ17の製品情報の伝送にも用いられる。そして制御装置101−6では、信号用配線13gの本数と信号用配線13aの本数は同数である。
そのため、実施の形態1と同様に、実施の形態6の中継回路部14−6の処理部32は、電動機3が制御に必要とされる時間領域以外の空き時間を使って製品情報を送信できるよう信号処理を行う。
中継回路部14−6の処理部32から送信された信号は、通信部31を介して制御部30に送信される。
コントローラ9は、受信した信号が電動機3から出力された信号のみであるか、電動機3とRFICタグ17のそれぞれから出力された信号を含むかを判断し、電動機3とRFICタグ17を制御できるよう処理する。
実施の形態6によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−6と電動機3の制御性を向上できる。
また実施の形態6によれば、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
なお実施の形態6では、中継回路部14−6がRFICタグ17の製品情報を読み出す機能を有するが、中継回路部14−6とは別に、RFICタグ17の製品情報を読み出す機能を設けてもよい。
また実施の形態6では、RFICタグ17を用いた構成例を説明したが、RFICタグ17の代わりに、給電を必要としないセンサと受信機から構成される製品情報記憶手段を用いても同様の効果が得られる。
また実施の形態6では、RFICタグ17に電力を供給するための充電池15が不要であり、充電池15の保守に伴うコストを低減できる。
実施の形態7.
図9は実施の形態7に係る制御装置の構成例を示す図である。図9では実施の形態7に係る制御装置101−7を構成する信号用配線および電力用配線の一部が示される。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−7が用いられること。
(2)中継回路部14の代わりに中継回路部14−7が用いられること。
(3)中継回路部14−7には、距離センサ4aおよび温度センサ4bの代わりに、振動センサ4fが接続されること。
(4)振動センサ4fには電力用配線12iが接続され、発電機42から出力される電力が電力用配線12iを介して振動センサ4fに供給されること。
図9に示す制御装置101−7は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14−7と振動センサ4fとを有する。
振動センサ4fは、電動機3および制御装置101−7の振動レベルを検出する。
センサに搭載された発電機42から出力される電力は、電力用配線12iを介して振動センサ4fに供給される。
発電機42は振動エネルギーによって発電し、電動機3および制御装置101−7の何かに異常が生じて、振動レベルが一定のしきい値より大きくなったとき、振動センサ4fに給電を行う。
制御部30は、中継回路部14−7を介して電動機3に電力を供給する。
中継回路部14−7は、電動機3のフィードバック信号と振動センサ4fの検出信号とを受信して、制御部30に送信する。
制御装置101−7では、電動機3の制御に用いていた信号用配線が、検出信号の伝送用として共用されている。
実施の形態7によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−7と電動機3の制御性を向上できる。
また実施の形態7によれば、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
また実施の形態7によれば、異常な物理現象が発生した時のみ振動センサ4fを機能させればよい。電動機3および制御装置101−7の何れかに異常が発生した場合、振動レベルがのしきい値より大きくなることが多いため、実施の形態7によれば異常を検知して安全に制御装置101−7を運用することができる。
また実施の形態7によれば、振動センサ4fに電力を供給するための図1の充電池15が不要になり、充電池15の交換が不要になり、保守コストを抑制することができる。
また実施の形態7では、振動エネルギーで発電する発電機42が用いられているが、発電機42の代わりに、振動以外の物理現象で発電する装置を用いてもよい。当該装置の一例としては、熱および磁気の何れかで発電する装置であり、または変位の変化で発電する装置でもよい。
また実施の形態7は、電動機3および制御装置101−7の何れかに異常が生じたときに検出信号を送信する構成であるが、検出信号を送信するタイミングは、発電機42の機能が十分であれば異常が生じていない平常時でもよい。
また、平常時と異常時の運用を分けても良い。振動センサ4fの代わりに温度センサ4bを用いて、検出信号が常に送信され続けると電力の消費が多くなる。そこで、温度センサ4bによる気温のモニタリングは常時行われとしても、温度センサ4bから出力された検出信号は、制御装置101−7が正常に稼働している場合には一定間隔で送信され、制御装置101−7に異常が生じた場合には即時に検出信号を送信することで異常を知らせる構成でもよい。
また実施の形態7では、振動センサ4fの配置場所に関しては言及しなかったが、振動センサ4fは、電動機3および制御装置101−7の振動し易い箇所に配置することが望ましい。
物理現象によって機能する発電機42は、通常、物理現象が大きいほど発電量が増加する。一例としては、振動しやすい振動モードの形状を、解析または実験で明確にして、振動センサ4fは振動の腹になる場所に配置される。
また制御装置101−7の振動モードを複数考慮し、どの振動モードでも振動する箇所を明確にして、その箇所に振動センサ4fが配置される。
この構成によれば、効率良く振動センサ4fに電力を供給できる。また、電動機3および制御装置101−7の何れかの異常を見逃す確率が低くなる。
また実施の形態7では、物理現象により機能する発電機42が振動センサ4fに給電する構成であったが、発電機42以外の給電手段を用いてもよい。給電手段の一例としては、図4に示す定電圧出力部39である。
実施の形態8.
図10は実施の形態8に係る制御装置の構成例を示す図である。図10では実施の形態8に係る制御装置101−8を構成する信号用配線の一部が示され、電力用配線は省略される。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−8が用いられること。
(2)距離センサ4aは、信号用配線13iを介して温度センサ4bに接続されること。
(3)距離センサ4aと温度センサ4bは入力部33にデイジーチェーン接続される。
図10に示す制御装置101−8は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14と距離センサ4aと温度センサ4bとを有する。
中継回路部14は、電動機3から送信される信号を、信号用配線13gを介して受信する。また中継回路部14は、距離センサ4aおよび温度センサ4bのそれぞれから出力される検出信号を受信する。
検出信号は、中継回路部14およびドライバ10を介してコントローラ9に送信される。距離センサ4aおよび温度センサ4bに必要な電力は、中継回路部14を介して給電される。
実施の形態8によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−8と電動機3の制御性を向上できる。
また実施の形態8によれば、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
また実施の形態8によれば、制御装置101−8内の配線スペースが制約される場合でもセンサの配線が少なくて済むため、配線の配置が容易化である。
なお実施の形態8のセンサは、距離センサ4aおよび温度センサ4bに限定されず、表示機のようなモニタリング機器、またはアクチュエータであってもよい。
また実施の形態8では2つのセンサを用いているが、制御部30と中継回路部14の仕様の範囲内であれば、中継回路部14に接続されるセンサおよび電動機3の数に制限はない。
実施の形態9.
図11は実施の形態9に係る制御装置の構成例を示す図である。図11では実施の形態9に係る制御装置101−9を構成する信号用配線の一部が示され、電力用配線は省略される。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−9が用いられること。
(2)温度センサ4bは信号用配線13kを介して中継部41に接続され、トルクセンサ4cは信号用配線13jを介して中継部41に接続されること。
(3)中継部41は距離センサ4aおよび信号用配線13cを介して入力部33に接続されること。
(4)距離センサ4a、温度センサ4bおよびトルクセンサ4cは中継部41を介してデイジーチェーン接続される。
図11に示す制御装置101−9は、コントローラ9とドライバ10と中継回路部14と距離センサ4aと温度センサ4bとトルクセンサ4cと中継部41とを有する。
距離センサ4a、温度センサ4bおよびトルクセンサ4cのそれぞれから出力される検出信号は、中継回路部14、信号用配線13a、およびドライバ10を介して、コントローラ9に送信される。
距離センサ4a、温度センサ4bおよびトルクセンサ4cに必要な電力は、中継回路部14を介して給電される。
中継回路部14の処理部32には、電動機3から出力されるフィードバック信号が入力される。フィードバック信号は、通信部31および信号用配線13aを介して制御部30に伝送される。
制御装置101−9では、電動機3の制御に用いていた信号用配線が、検出信号の伝送用として共用されている。
実施の形態9によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、制御装置101−9と電動機3の制御性を向上できる。
また実施の形態9によれば、電動機3が図示しない制御用センサを内蔵している場合でも、この制御用センサに対する電磁ノイズの影響が軽減される。
また実施の形態9によれば、制御装置101−9内の配線スペースが制約される場合でもセンサの配線が少なくて済むため、配線の配置が容易化である。
さらに実施の形態9によれば、中継部41を設けることにより、制御装置101−9内の配線の自由度がより一層向上する。
なお実施の形態9のセンサは、距離センサ4a、温度センサ4bおよびトルクセンサ4cに限定されず、表示機のようなモニタリング機器、またはアクチュエータであってもよい。
また実施の形態9では3つのセンサを用いているが、制御部30と中継回路部14の仕様の範囲内であれば、中継回路部14に接続されるセンサおよび電動機3の数に制限はない。
また実施の形態9では、中継部41を設けることで、複数のセンサに対応でき、また配線の自由度を向上させている。
複数のセンサを設置する場合、中継回路部14を介して複数のセンサに供給する電力が不足する場合がある。この場合には、中継部41と制御部30との間に、電力供給用の配線を追加し、中継部41に接続されたセンサへ電力を供給する構成でもよい。
実施の形態10.
図12は実施の形態10に係る制御装置に用いられる電動機の構成図である。
図12に示す電動機3−10は、電動機駆動部19と、角度検出部20とを備える。
電動機駆動部19は、図示しない円筒状の固定子と、固定子の内側に配置される図示しない回転子とを備える。回転子には電動機軸21が設けられている。
角度検出部20は、角度センサ22と構造部23と中継回路部14とを有する。
角度センサ22は、電動機軸21に配置される被検出部22aと、被検出部22aの回転角を検出して、回転角を示す信号をフィードバック信号として出力する検出部22bとを有する。
構造部23は、検出部22bを被検出部22aに接触させることなく検出部22bを支える構造を有する。
中継回路部14は、電動機軸21の軸方向から見て円筒形状に加工された基板で構成される。中継回路部14は、構造部23の径方向外側に配置され、電動機駆動部19の近くに配置することが望ましい。中継回路部14は、検出部22bの径方向外側に配置してもよい。
電動機駆動部19には電力用配線12gが接続される。中継回路部14には信号用配線13gが接続される。
検出部22bから出力されるフィードバック信号は中継回路部14に送信され、中継回路部14はフィードバック信号を受信する。また中継回路部14は、角度センサ22以外の図示しないセンサから出力された検出信号も有線または無線で受信する。
中継回路部14に設けられる図示しない処理部は、これらの検出信号とフィードバック信号とを統合して、信号用配線13gへ出力する。
一般的に電動機3−10は、その出力によってサイズが異なるが、電動機3−10の出力が変化しても角度センサ22のサイズは変わらない。従って角度検出部20の内部において、検出部22bの外側には空きスペースであることが多い。
また電動機3−10内、特に電磁ノイズの影響を避けたい部分は角度検出部20である。
通常、電力および信号の中継機能を電動機に持たせる場合には、角度検出部20を構成する回路基板の機能を拡張して対応することが考えられる。そして、角度検出部20の回路基板の機能を拡張し、中継機能を持つ制御装置を大量生産することで、製造コストの上昇を抑えることができる。
実施の形態10によれば、角度検出部20を構成する図示しない回路基板の機能を拡張するのではなく、電動機駆動部19の角度検出部20に中継回路部14を追加することで、電力および信号の中継機能を備えた電動機3−10を実現している。すなわち中継回路部14は、角度検出部20において、角度検出部20を構成する回路基板とは別に配置される。
従って実施の形態1から9に示す効果が必要なときのみ、中継回路部14を追加すればよい。既存の角度検出部20の構造に中継回路部14を追加すれば中継機能を与えることができるため、コストの増加を抑えながら中継回路部14を増設することができる。
また実施の形態10によれば、実施の形態1と同様に、配線の手間を抑えながら、電動機3−10の制御性を向上できる。
また実施の形態10では、中継回路部14が構造部23の径方向外側に配置されているため、角度検出部20の軸方向における長さの増加を抑制できる。
実施の形態11.
図13は実施の形態11に係る制御装置に用いられる電動機の構成図である。
実施の形態10との相違点は以下の通りである。
(1)構造部23の代わりに構造部23aが用いられること。
(2)中継回路部14は、検出部22bの軸方向における面と対向して配置されること。
実施の形態11では、検出部22bの軸方向に離間した位置に中継回路部14が配置される。そのため実施の形態11は、実施の形態10に比べて、中継回路部14が電動機3−11内で発生する電磁の影響を受け難く、電動機3−11内のセンサに電磁ノイズの影響を与え難い、という効果を得ることができる。
実施の形態12.
図14は実施の形態12に係る制御装置の構成例を示す図である。
実施の形態1との相違点は以下の通りである。
(1)制御装置101の代わりに制御装置101−12が用いられること。
(2)電動機3の代わりに電動機3−12が用いられること。
(3)電動機3−12は、その内部に振動センサ4fと熱センサ4gを有すること。
(4)振動センサ4fは信号用配線13mを介して入力部33に接続され、熱センサ4gは信号用配線13nを介して入力部33に接続されること。
中継回路部14は、振動センサ4fおよび熱センサ4gのそれぞれから出力された検出信号を、信号用配線13m,13nを介して受信する。
また中継回路部14で受信された検出信号は、中継回路部14からドライバ10を介してコントローラ9に送信される。
振動センサ4fおよび熱センサ4gに必要な電力は、中継回路部14を介して給電される。
制御装置101−12では、電動機3−12の制御に用いていた信号用配線が、検出信号の伝送用として共用されている。
中継回路部14は、検出信号を処理するだけではなく、電動機3−12に異常が発生しているか否かを監視する。振動または熱が設定された異常値を超えた場合、中継回路部14の処理部32は、電動機3−12への電源供給を止める。
実施の形態12によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに電動機3−12および制御装置101−12の何れかの異常が発生した際、コントローラ9の代わりに中継回路部14が電動機3−12への電力供給を絶つことで、素早く異常な状態を止めることができる。従って異常を検知して安全に電動機3−12および制御装置101−12を運用することができる。
また、センサが故障した際、電動機3−12の図示しない回路基板にセンサが接続されていると、センサを交換する際、センサと基板との間の配線を変更する作業に時間を要する。実施の形態12によれば、中継回路部14から伸びる信号用配線13m,13nにセンサを繋げるだけでよいため、配線変更時の作業時間を短縮できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1−2 製造装置、1−6 搬送装置、2 制御盤、3,3−10,3−11,3−12 電動機、4 センサ、4a 距離センサ、4b 温度センサ、4c トルクセンサ、4d 位置センサ、4f 振動センサ、4g 熱センサ、5 電源、6 ベルトコンベア、7 被加工品、7−6 被搬送品、8 加工装置、9 コントローラ、10 ドライバ、12,12a,12b,12c,12d,12f,12g,12h,12i 電力用配線、13a,13b,13c,13d,13e,13g,13h,13i,13j,13k,13m,13n 信号用配線、14,14−2,14−4,14−6,14−7 中継回路部、15 充電池、16 印刷装置、17 RFICタグ、19 電動機駆動部、20 角度検出部、21 電動機軸、22 角度センサ、22a 被検出部、22b 検出部、23,23a 構造部、30 制御部、31 通信部、32,37 処理部、33 入力部、38 電力変換部、39 定電圧出力部、40 出力部、41 中継部、42 発電機、100 製造システム、100−6 搬送システム、101,101−2,101−3,101−4,101−5,101−6,101−7,101−8,101−9,101−12 制御装置。

Claims (7)

  1. 電動機を含む機器を制御する制御部を備えた制御装置であって、
    前記電動機の動作を制御するためのセンサを追加接続可能に構成され、少なくとも前記制御部と前記電動機との間で伝送される信号を中継する中継回路部と、
    前記制御部と前記中継回路部との間において、前記電動機を制御するために設けられる配線と、
    を備え、
    前記制御部は、前記センサから出力された検出信号と前記電動機から送信される信号とを判別して、前記電動機を含む機器を制御し、
    前記電動機は、前記配線および前記中継回路部を介して、前記制御部から送信される電動機制御信号で制御され、
    前記制御部は、前記電動機制御信号および前記センサの制御信号を、前記電動機を駆動する電力に重畳させて前記配線へ伝送し、
    前記中継回路部は、前記配線を介して伝送された前記電力から前記制御信号を分離して前記センサで伝送し、前記電力および前記電動機制御信号を前記電動機へ供給する処理部を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、前記センサおよび前記電動機を駆動する電力を、前記配線を介して前記中継回路部へ供給し、
    前記中継回路部は、前記配線を介して前記制御部から供給された電力を、前記センサと前記電動機に供給することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記センサは、前記検出信号を無線で前記中継回路部へ送信し、
    前記中継回路部は、前記センサから送信された前記検出信号を受信して、前記制御部に中継することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記センサは、給電を必要としない受動センサであり、
    前記中継回路部は、前記受動センサに記録された情報を受信して、前記情報を前記検出信号として前記制御部に中継することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記センサは、複数のセンサで構成され、
    前記複数のセンサから出力された検出信号を前記中継回路部へ中継する中継回路を備え、
    前記中継回路部は、前記中継回路から伝送された検出信号を前記制御部に中継することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記電動機は、フィードバック信号を検出して出力する検出部を備え、
    前記中継回路部は、前記検出部を構成する回路基板とは別に前記電動機内に配置されることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記電動機は、前記センサを備え、
    前記中継回路部は、前記検出信号を前記制御部へ中継することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
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