JP6143366B2 - ケーブルキャリア及び蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、装置とユニット間に配線されるケーブルを保護するケーブルキャリアおよび蓋に関する。
ケーブルキャリアはケーブルベア(登録商標)とも呼ばれ、機構ユニットを動かす際にケーブルを安定して動作させる部材である。例えば、金融機関等に広く設置される自動取引装置(ATMとも呼ばれる)で、搭載されるメカユニットを組立や保守時に本体から引き出す際に、本体と繋がるケーブルを保護するために用いられる。
ケーブルキャリアの構造例として、例えば特許文献1に記載のものがある。図9〜図12を用いて、特許文献1に記載されている従来のケーブルキャリアの構造を簡単に説明する。図9は、従来のケーブルキャリア200の全体図である。ケーブルキャリア200はコの字状の断面をもった40〜80ミリ程度の箱構造のブロック210が、必要な長さ分連結されて構成される。
ケーブル100は、連結されたブロック210の内部に納まり、動作時にこの箱の動きに沿った動作しかできないように規制される。ケーブル100a側が本体側で、ケーブル100b側がユニット側になる。不図示のユニットがR方向に移動するのにあわせて、ケーブルキャリア200は屈曲位置を変えながら、斜め上方向に移動する。
図10は、連結前のブロック210の2つを、連結方向に並べた図である。連結される各ブロック210は同一形状である。ブロック210は、合成樹脂等を成形加工することにより形成される。ブロック210は、一対の外プレート部230と、一対の外プレート部230の後部に一体に接続された一対の内プレート部240と、外プレート部230と内プレート部240を接続するような底プレート部250を備える。ブロック210の上面は、ケーブル100を収納するための開放面となっている。
前のブロック210−1の内プレート部240を、後ろのブロック210−2の外プレート部230の間に挿入して、ブロック210同士を組み合わせることができる。そして、この組み合わせた状態で、ブロック210同士が互いに屈曲可能に連結される様に、一対の内プレート部240の外壁には、円柱状の連結突起240aが形成される。対応して、一対の外プレート部230には、この連結突起240aと嵌合する連結孔230aが形成される。
また、一対の外プレート部230の後端上部には、収納したケーブル100が開放面から飛び出さない様にするための蓋が取付けられる蓋取付け開口230bが形成される。
図11は、連結されるケーブル100が収納された状態のブロック210を示す図である。図11は、蓋取付け開口230bに蓋270が取付けられる前の状態を示す。蓋270は両端に突起部270aが設けられる。図12は、蓋270が蓋取付け開口230bに装着されたブロック210を示す図である。連結されるケーブル100が収納された各ブロック210の1つ1つに、蓋270が取付けられる。
特開平7−111720号公報
上述したケーブルキャリアでは、ケーブルがブロックからはみ出ないようにするために、各ブロックのケーブルを入れる側の面に蓋をする構成になっている。そして、ケーブルキャリアは多数のブロック数から構成されるので、全てのブロックに蓋を取付けるために、かなりの時間が必要となる。更に、蓋の過不足の管理や確実にブロックに嵌合されているかを確認作業も必要となる。また、蓋を取り付け後の稼働時に、ブロックに何らかの過度な力が掛かり、ブロックが膨れて、蓋が外れ、他の部品内へ入り込み、障害を引き起こすこと等がある。
本発明は、上記課題に鑑み、ブロックへの装着が容易であるケーブルキャリアを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、複数のブロックを互いに連結させて屈曲自在とし、前記連結されたブロックの内部にケーブルを収納し、前記ブロックに蓋を被せて内部のケーブルを保護するケーブルキャリアにおいて、前記ブロックは、互いのブロックと連結する連結部と、前記ケーブルを装着するための開放面が形成され内部に前記ケーブルを収納する収納部を有し、前記蓋は、前記ブロックの連結方向に沿って、蛇腹形状に形成され、前記ブロックに設けられた取付け部に係合する係合部を前記蛇腹形状の谷の部分に複数有して、前記連結された複数のブロックの開放面を覆う。
本発明によれば、ブロックへの装着が容易であるケーブルキャリアを提供することができる。
ケーブルキャリアを構成するブロック単体の構造を示す図である。 連結される前の2つのブロックを連結方向に並べた図である。 蓋が装着される前のケーブルキャリアを示す図である。 蓋の構造を示す図である。 ケーブルキャリアの一部を拡大して示す図である。 ブロックの屈曲に応じて蓋が伸縮する様子を模式的に示す図である。 ケーブルキャリアの全体を示す図である。 蓋の蛇腹形状の他の例を示す図である。 従来のケーブルキャリアの全体図である。 従来のブロックを連結方向に2つ並べた図である。 従来の連結されるケーブルが収納された状態のブロックを示す図である。 従来の蓋が蓋取付け開口に装着されたブロックを示す図である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態のケーブルキャリアを構成するブロック10単体の構造を示す図である。図1Aは、連結される前のブロック10単体を斜め上から見た斜視図である。図1Bは、ブロック10を図1Aとは別な角度から見た図である。
ブロック10は、幅方向に所定距離離間して配置された一対のサイドプレート部20と、これら一対のサイドプレート部20の下端部を互いに接続するための底プレート部50からなる。一対のサイドプレート部20は、ケーブル100を左右側面から挟むように保護して、一対のサイドプレート部20と底プレート部50により、電線等のケーブルを収納するための収納部60が構成される。
収納部60は、上部がケーブルを収納するための開放面になった、略矩形状の断面である。ブロック10の開放面は、ケーブル収納後に後述する蓋で覆われる。ブロック10は、例えばプラスチック等の成型品である。なお、図1に示すように、サイドプレート部20の壁に平行な方向を前後方向と呼び、図1で見て左を前側、右を後ろ側と呼ぶ。また、前後方向に直交する方向を、幅方向または左右方向と呼び、左右は図1に示す通りとする。
サイドプレート部20は、ブロック10の前部を構成する一対の外プレート部30と、この外プレート部30の後部に一体に接続された一対の内プレート部40とを有する。一対の外プレート部30の内壁間の内寸法Dは、一対の内プレート部40の外壁の外寸法D´より、僅かに大きく設定される。
このように設定されることにより、前側のブロック10の一対の内プレート部40を、後ろ側のブロック10の一対の外プレート部30に挿入して、ブロック10を同形状の他のブロック10と組み合わせることができる。
そして、この組み合わせた状態で、ブロック10同士が互いに屈曲可能に連結される様に、一対の内プレート部40の外壁部には、円柱状の連結突起42が形成され、一対の外プレート部30の前側には、連結突起42と嵌合する連結孔32が形成される。連結突起42と連結孔32により連結部が構成される。
また、ブロック10同士を連結するときに、その連結動作がスムーズに行える様に、一対の外プレート部30の内壁の前端には、前端が広がるような斜面30aが形成される。また、一対の内プレート部40上に形成された連結突起42の後端部には斜面42aが形成される(図1B参照)。このように、斜面30aと斜面42aが形成されていることにより、2つのブロック10をスライドさせて連結させるときに、外プレート部30の前端部が連結突起42の後端部に容易に乗り上げるため、2つのブロック10をスムーズに連結することができる。
一対の外プレート部30の上部には、長方形状の蓋取付け開口34が形成される。ケーブルを収納した後のブロック10には、ケーブルの外への飛び出しを防止するための蓋が取付けられ、蓋取付け開口34はそのための取付け部である。蓋取付け開口34の上部には、後述する蓋の係合部を取付ける際に、左右の係合部を蓋取付け開口34にスムーズに挿入するために、斜面状のガイド34aが形成される。
一対の外プレート部30の後端部30bは垂直に形成され、一方、外プレート部20の前上部の断面には斜面30cが形成される。後端部30bと斜面30cとにより、連結時にブロック10同士の回動角度が規制され、ブロック10同士が所定の角度以上屈曲しない様に制限される。屈曲角度の規制を設けることによって、ケーブルの折り曲げられる曲率半径が所定以下にならないよう制限されて、ケーブルの断線発生が防止される。
また、一対の外プレート部30には、ケーブルキャリア1の両端のブロック10を、装置本体及び装置本体から引き出されるユニットにそれぞれ固定するための固定孔36aが形成される。
固定孔36aにビス等を挿入してネジ止めすることにより、ケーブルキャリア1の端部(ブロック10の外プレート部30)を装置本体及び装置本体から引き出されるユニットに固定することができる。そして、固定孔36aが形成される外プレート部30に対向する側の外プレート部30には、固定孔36aに挿入したビスを回すドライバー等の工具を挿入するための工具孔36bが形成される。尚、固定孔36aは、図には記載されていないが、底プレート部50にもあり、ネジ止めすることにより固定が可能である。
図2は、連結される前の2つのブロック10を、連結方向に並べた図である。ブロック10は前後方向に連結されるので、前後方向を連結方向とも呼ぶ。前述のように、前のブロック10−1の一対の内プレート部40−1に、後ろのブロック10−2の一対の外プレート部30−2を押し込んで、前のブロック10−1の連結突起42−1に、後ろのブロック10−2の連結孔32−2を係合させることで、ブロック10−1,10−2が連結される。必要な長さになるように複数のブロック10が連結されて、ケーブルキャリア1が構成される。
図3は、ケーブル100が収納され、蓋が装着される前の状態のケーブルキャリア1を示す図である。ここでは、ケーブルキャリア1の中で連結された2つのブロック10を示す。連結されたブロック10開放面からケーブル100が、装着され収納された状態である。
図4は、蓋70の構造を示す図である。図4Aは、ケーブルキャリア1に使用される蓋70の一部を示す斜視図である。図4Bは、図4Aの点線で囲んだ部分を拡大した図である。
蓋70は、ブロック10に取付けられて、連結された複数のブロック10の開放面を覆うものである。蓋70は、ブロック10の連結方向(前後方向)に沿って伸びる、薄肉(薄板)の細長い帯状部材で、例えば、プラスチックの成型シートである。
そして、蓋70は、連結されたブロック10の屈曲に応じて伸縮するよう、連結されたブロック10の連結方向に沿って山谷の連続した形状に形成される。この山谷の連続した形状を、以下では、蛇腹状(形状)と表現する。図4に示す蛇腹形状は、前記連結されたブロックの連結方向に沿ってステップ状の凹凸が一定周期(間隔)で繰り返された形状である。
蓋70は、山部72と、谷部74と、山部72と谷部74を繋ぐ垂直な側壁部76から構成され、山部72と谷部74が略等間隔で繰り返されて形成されたものである。
各山部72は、同一形状である。山部72には、幅方向の中央部分に、段差面72aとして一段低い部分が形成される。蓋70は、連結方向に対して変形容易になるように薄肉で構成する必要があるが、そのままでは、連結方向以外の外力に対しても変形しやすくなる。そこで、山部72に形成された段差面72aは、リブの作用をして、連結方向と直交するような方向(例えばS方向)から加わる外力に対して、蓋70の剛性が高めて、蓋70の撓みを低下させる。なお、段差面72aは、周囲から一段高く形成される面であってもよい。
各谷部74は、左右端の形状を異にするものが、一定間隔で設けられる。谷部74は、山部72と同じ幅のものと、左右の端部に係合部74aが形成されたものと、左右の端部に半球状の切り込み部74bが形成されたもの計3つのタイプが、等間隔で順番に設けられる。
係合部74aは、ブロック10の蓋取付け開口34に係合して、蓋70をブロック10に取付けるものである。蓋70は、ブロック10に係合されて連結された複数のブロック10の開放面を覆う。図4の例では、谷部74の2つおきに係合部74aが設けられる。つまり、各谷部の間隔をPとすると、3Pの間隔で、係合部74aが設けられる。
切り込み部74bは、ナイロンバンド等のクランプを巻き付けて、蓋70とケーブル100を固定するためのものである。これは、ケーブル100を蓋70に固定した方が作業上、都合がよい場合等がある為である。また、蓋70は長尺サイズを用意して、使用する装置(例えば、自動取引装置)のケーブル長に合わせて切断して使用するようにしてもよく、その際に、切り込み部74bを切断部分にしてもよい。
図5は、ケーブルキャリア1の一部を拡大して示す図である。図3で示した連結されてケーブル100が収納されたブロック10の各蓋取付け開口34に、蓋70の各係合部74aが取付けられた状態である。ケーブルキャリア1は、矢印Qの方向に屈曲可能となる。
なお、各ブロック10の蓋取付け開口34に蓋70の各係合部74aが係合されるために、蓋70に形成される係合部74aの間隔は、各ブロック10の隣接する蓋取付け開口34の間隔に等しくなるよう設定される。図4で示したように係合部74aの間隔を3Pとすると、各ブロック10の隣接する蓋取付け開口34の間隔も3Pになる。なお、本例では、1ブロックの長さが、ちょうど3周期分になるように山谷形状の長さが設定されているが、これに限らず、山谷形状の長さは、例えば1や2あるいは4周期分になるよう設定されてもよい。つまり、蓋70の連続する山谷形状の1周期分の間隔Pは、隣接するブロック10の蓋取付け開口34間の間隔に対しN分の1(Nは1以上の整数)に設定すればよい。本例は、N=3の場合である。
図6は、ブロック10の屈曲に応じて、蓋70が伸縮する様子を模式的に示す図である。屈曲する各ブロック10の外形線を点線で示す。図6Aは、屈曲する内側に蓋70を取付けるよう構成されたケーブルキャリア1が屈曲される場合の図である。図5で示した構成のケーブルキャリア1の場合である。
ケーブルキャリア1の屈曲に応じて、隣接する山部72と谷部74が近付くような方向、つまり、蓋70の連結方向に沿った長さを短縮するような方向に、側壁部76が傾いていく。ブロック10の屈曲移動に追随して、蓋70の連結方向に沿った長さも短縮するので、蓋70がブロック10から脱落することがなく、収納されたケーブル100も飛び出すおそれがない。
図6Bは、屈曲する外側に蓋70を取付けるよう構成されたケーブルキャリア1で屈曲される場合である。図6Bの場合には、ケーブルキャリア1の屈曲に応じて、隣接する山部72と谷部74が離れるような方向、つまり、蓋70の連結方向に沿った長さが伸びるような方向に、側壁部76が傾く。ブロック10の屈曲移動に追随して、蓋70の連結方向に沿った長さも伸びるので、蓋70がブロック10から脱落することがなく、収納されたケーブル100も飛び出すおそれがない。
図7は、ケーブルキャリア1の全体を示す図である。図6Aで示した、屈曲する内側に蓋70を取付けるよう構成されたケーブルキャリア1の全体図である。図6Bで示したような屈曲する外側に蓋70を取付けるケーブルキャリア1の例は、省略する。
図8は、蓋70の蛇腹形状の他の例を示す図である。蓋70の蛇腹形状として、ステップ状の凹凸形状の例を示したが、これに限るものではく、ケーブルキャリア1の屈曲に応じて伸縮する形状であればよい。
図8Aは、蛇腹形状を一対の斜面部78で形成した例である。斜面部78は前後方向に対称な形状で、側面から見て二等辺三角形の2辺を構成するような形状である。ケーブルキャリア1の屈曲に応じて、斜面部78の傾きが変化することで、蓋70の連結方向に沿った長さが伸縮する。
また、一対の斜面部78には、それぞれ段差面78aが設けられる。谷部74は、図4で示したステップ状の凹凸形状と同一形状で、係合部74a及び切り込み部74bが、それぞれ2つおきに形成される。
図8Bは、図8Aの斜面部78を曲面部80で構成したものである。曲面部80の湾曲度合い(曲率)が、ケーブルキャリア1の屈曲に応じて変化することで、蓋70の連結方向に沿った長さが伸縮する。谷部74は、図4で示したステップ状の凹凸形状と同一形状で、係合部74a及び切り込み部74bが、それぞれ2つおきに形成される。
図8Cは、図4で示したステップ状の凹凸形状の蛇腹形状に対して、山部72と谷部74の長さを異ならせたものである。山部72と谷部74の連結方向での長さは、必ずしも同じである必要はなく、図8Cで示すように、山部72<谷部74でもよいし、逆に、山部72>谷部74でもよい。
以上説明した実施形態により少なくとも奏される効果を列記する。
・従来のように、各ブロックに個別の蓋を取付ける構造では、組立時に、蓋の過不足を管理する必要があったり、またブロックに嵌合されているかを確認(蓋の嵌合確認)する時間も必要であったが、本実施形態によれば、これらの時間を低減することができる。
・組立時に、蓋の谷部に形成した切欠き部を利用してナイロンバンド等のクランプを巻き付けることにより、蓋とケーブルを固定し、ブロックに格納することができる。
・従来のように、各ブロックに個別の蓋を取付ける構造では、細いケーブルが含まれる場合には、太いケーブルにナイロンバンドで一体化したり、網状の保護チューブに格納して、細いケーブルのはみ出しを防止する対策をしていたが、本実施形態によれば、これらの対策が不要になる。
・長尺の蓋を用意し、ケーブル長に合わせて切断して使用することもできるので、必要長の蓋を事前に手配しておく必要がなく、長さの管理が不要になる。
・蓋は、一体化されており、固定部が数か所外れても、容易には外れない。
また、以上説明した実施形態においては、以下の変形も可能である。
・蓋は、薄く柔軟性を有していればよく、プラスチックではなく金属の薄板でもよい。
・谷部の2つおきに係合部を設けたが、これは一例で、1つおきあるいは3つおきに設けるようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1、200 ケーブルキャリア
10,210 ブロック
20 サイドプレート
30,230 外プレート部
30a 斜面
32 連結孔
34 蓋取付け開口
36a 固定孔
36b 工具孔
40 内プレート部
42 連結突起
42a 斜面
50 底プレート部
60 収納部
70、270 蓋
72 山部
72a 段差面
74 谷部
74a 係合部
74b 切り込み部
76 側壁部
78 斜面部
80 曲面
100 ケーブル

Claims (9)

  1. 複数のブロックを互いに連結させて屈曲自在とし、前記連結されたブロックの内部にケーブルを収納し、前記ブロックに蓋を被せて内部のケーブルを保護するケーブルキャリアにおいて、
    前記ブロックは、互いのブロックと連結する連結部と、前記ケーブルを装着するための開放面が形成され内部に前記ケーブルを収納する収納部を有し、
    前記蓋は、前記ブロックの連結方向に沿って、蛇腹形状に形成され、前記ブロックに設けられた取付け部に係合する係合部を前記蛇腹形状の谷の部分に複数有して、前記連結された複数のブロックの開放面を覆う
    ことを特徴とするケーブルキャリア。
  2. 前記蛇腹形状は、一定周期の山谷で形成され、
    前記蓋は、前記蛇腹形状の山谷の複数周期ごとに前記係合部を設ける
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブルキャリア。
  3. 前記蓋は、帯状の側面から突出するよう前記係合部を設ける
    ことを特徴とする請求項に記載のケーブルキャリア。
  4. 前記蛇腹形状は、一定周期の山谷で形成され、
    前記蓋は、前記蛇腹形状の山谷の1周期が、隣接するブロックの取付け部間の間隔に対しN分の1(Nは1以上の整数)になるよう形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブルキャリア。
  5. 前記蓋は、前記ブロックの連結方向に沿って一定周期で繰り返される凹凸形状を設ける
    ことを特徴とする請求項に記載のケーブルキャリア。
  6. 前記蓋は、帯状の側面に所定の間隔で切り込み部を設ける
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブルキャリア。
  7. 前記蓋は、前記蛇腹形状を形成する面に、段差面を設ける
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブルキャリア。
  8. 前記蓋は、薄肉のプラスチック成型シートである
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブルキャリア。
  9. 相互に連結されて内部のケーブルを屈曲自在に保護するブロックから構成されるケーブルキャリアに取付けられ、前記ブロックの前記ケーブルを装着するための開放面を覆うケーブルキャリア用の蓋において、
    前記蓋は、前記連結されたブロックの連結方向に沿って蛇腹形状に形成され、前記ブロックに設けられた取付け部に係合する係合部を前記蛇腹形状の谷の部分に複数有して、前記連結された複数のブロックの開放面を覆う
    ことを特徴とするケーブルキャリア用の蓋。
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