JP6141373B2 - 複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブ - Google Patents

複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブ Download PDF

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Description

本発明は複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブに関するものであり,より詳しくは,溶融金属に浸漬して溶融金属の温度を測定し,又は溶融金属の凝固温度を測定する複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブに関するものである。
複合プローブは,昇降装置(例えば,サブランス)によって電炉などの溶鋼に浸漬してから引き揚げられ,溶鋼の成分分析などのために利用される。
プローブ本体は,側面に形成されて溶鋼が導入される導入口を有する。プローブ本体の内部に導入された溶鋼は,受鋼室に充填された状態で凝固され,温度センサは,受鋼室に配置されて溶鋼の凝固温度を測定する。温度センサの測温部は溶鋼中の周囲から次第に凝固されて最後に凝固される部位に向かって配置され,溶鋼中の炭素量を推定するための凝固温度データを提供する。また,凝固された溶鋼は,発光分光分析や燃焼化学分析などの機器分析用試料として提供される。
一方,最近の電炉操業は,多様な鋼種を処理するために吹錬パターンが多様化されており,良質の鉄鉱石が次第に枯渇し,低価格の原料の使用が増えるだけでなく,スクラップの需給状況によるHMR(Hot Metal Ratio)の変動が頻繁になることに対応する必要があり,T−T(Tap to Tap)タイムの短縮,原価節減及び設備効率性を追及しようとする顧客のニーズに応じて吹錬技術が複雑になり,プローブの測定時期及び環境も多様化されている。
大韓民国公開特許第1990−0005173号公報(1990.04.13)
本発明の目的は,溶融金属の凝固温度を正確に測定する複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブを提供することにある。
本発明の他の目的は,溶融金属の冷却速度を上昇して凝固時間を短縮する複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブを提供することにある。
本発明のまた他の目的は,溶融金属が円滑に導入される複合プローブ用シェルコンテナ及び複合プローブを提供することにある。
本発明の更に他の目的は,以下の詳細な説明と添付した図面からより明確になるはずである。
本発明の一実施例によれば,溶融金属に浸漬して内部に前記溶融金属が導入可能な複合プローブ用シェルコンテナにおいて,前記シェルコンテナは,側面に形成されて前記溶融金属が導入される導入口と,前記導入口を介して導入された前記溶融金属が充填される受鋼室及び採取室と,前記導入口と前記受鋼室を連結する受鋼湯道と,前記導入口と前記採取室を連結する採取湯道と,を含み,前記溶融金属プローブは,前記受鋼室に配置された測温部を有する第1温度センサを更に含み,前記受鋼室の内壁面には凹凸形状のパターンが形成され,前記受鋼室は,容積(mm 3 )を表面積(mm 2 )で割った体積比が4乃至4.5である。
実施形態において,前記受鋼室は,該受鋼室の長さ方向に沿って形成された幅狭の長手方向表面と,幅広の長手方向表面を有する直方体であり,前記幅狭の長手方向表面は,前記幅広の長手方向表面に比べて前記受鋼室の中心部から離間しており,前記パターンは,幅狭の長手方向表に形成される。
ここで,上記「幅狭の長手方向表面」,及び「幅広の長手方向表面」とは,各面が平面視長方形の直方体の長手方向で対向する各一対の面の幅がそれぞれ幅狭,幅広に形成された表面をいう。
さらに,前記採取室は,前記シェルコンテナの縦方向に沿って配置され,前記採取湯道の角部は湾曲した形状である。
さらに,前記受鋼湯道は,前記導入口から前記第1温度センサから遠くなる方向に傾斜し,前記シェルコンテナの横断面と前記受鋼湯道が成す傾斜角度は約20乃至60度である。
又,前記導入口は,前記受鋼室と連通する受鋼湯口及び前記採取室と連通する採取湯口を有し,前記受鋼湯口と前記採取湯口は隔離される。
前記受鋼湯口の直径は約20乃至25mmである。
前記溶融金属プローブは前記シェルコンテナの先端に設置され,前記溶融金属の温度を測定する第2温度センサを更に含む。
前記採取室及び前記受鋼室は,前記シェルコンテナの縦方向及び横方向に沿って重ならないように配置される。
さらに,前記溶融金属プローブは,前記シェルコンテナの先端に設置されて前記溶融金属の温度を測定する第2温度センサを更に含み,前記導入口は,前記シェルコンテナの先端から縦方向に沿って約200mm以内に位置する。
本発明の一実施例によると,複合プローブは,溶融金属に浸漬された状態で部に形成された開口を介して前記溶融金属を内部に導入可能なメイン枝管と,前記メイン枝管の外部に設置されて前記開口を閉鎖可能な外部枝管と,前記メイン枝管の内部に内装されるシェルコンテナと,前記シェルコンテナに装着される第1及び第2温度センサと,前記第1及び第2温度センサと電気的にアクセスされるコネクタと,を含み,前記シェルコンテナは,側面に形成されて前記開口と連通されて前記溶融金属が導入される導入口と,前記導入口を介して導入された前記溶融金属が充填される受鋼室及び採取室と,前記導入口と前記受鋼室を連結する受鋼湯道と,前記導入口と前記採取室を連結する採取湯道と,を含み,前記第1温度センサの測温部は前記受鋼室に配置され,前記第2温度センサは,前記シェルコンテナの先端に設置され,前記受鋼室の内壁面に凹凸形状のパターンが形成され,前記受鋼室は,容積(mm 3 )を表面積(mm 2 )で割った体積比が4乃至4.5である。
本発明の一実施例によると,溶融金属の冷却速度を上昇して溶融金属の凝固時間を短縮し,それを介して高過熱度を有する溶融金属内の炭素量を正確に推定することができる。また,溶融金属がプローブ本体の内部に円滑に導入されることができる。
本発明の一実施例による溶融金属プローブを示す断面図である。 図1に示す溶融金属プローブの分解斜視図である。 図1に示す溶融金属プローブの一部を切開した斜視図である。 図1に示すシェルコンテナの比較例を示す図である。 図4に示すシェルコンテナの内部で凝固された試料を示す図である。 図1に示すシェルコンテナの第1実施例を示す図である。 図6に示すシェルコンテナの内部で凝固された試料を示す図である。 図1に示すシェルコンテナの第2実施例を示す図である。 図8に示すシェルコンテナの内部で凝固された試料を示す図である。 第1温度センサを介して測定した溶融金属の温度を比較した結果を示すグラフである。 第1温度センサを介して測定した溶融金属の温度を比較した結果を示すグラフである。 成分分析及び凝固温度を介した推定によって溶融金属内の炭素量を示すグラフである。 成分分析及び凝固温度を介した推定によって溶融金属内の炭素量を示すグラフである。 受鋼湯口の直径による試料の状態を示す写真である。 受鋼湯口の直径による試料の状態を示す写真である。
以下,本発明の好ましい実施形態を添付した図1乃至図15を参照してより詳細に説明する。本発明の実施形態は様々な形態に変形されるが,本発明の範囲を後述する実施形態に限られると解釈してはならない。本実施形態は当該発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に本発明をより詳細に説明するために提供されるものである。よって,図面に示す各要素の形状はより明確な説明を強調するために誇張されている可能性がある。
図1は,本発明の一実施例による溶融金属プローブを示す断面図であり,図2は図1に示す溶融金属プローブの分解斜視図である。図3は,図1に示す溶融金属プローブの一部を切開した斜視図である。
図1乃至図3に示すように,プローブ本体1はメイン枝管2を具備し,メイン枝管2は側部に形成された開口33a,33bを介して溶鋼などの溶融金属を内部に導入する。外部枝管4はメイン枝管2の外部に設置されて開口33a,33bを閉鎖する。プローブ本体1はホルダhに装着され,ホルダhはサブランスなどから構成される昇降装置に連結されて電炉などの溶鋼のような溶融金属に浸漬されてから引き揚げられる。浸漬の際,外部枝管4はスラグ層を通過して溶融金属浴の中に到達すると消失し,開口33a,33bを開放してプローブ本体1の内部に溶融金属を導入する。コネクタCはプローブ本体1,特に後述する第1及び第2温度センサ22,24とホルダhの電気的,機械的アクセスを可能とする。
シェルコンテナ107はメイン枝管2の内部に内装される。シェルコンテナ107は開口33aに向かって開放された受鋼湯口3a,受鋼湯口3aから開口33aの反対方向に延長された受鋼湯道9,受鋼湯道9から転換されて先端部に向かって延長された受鋼室10を形成する。また,シェルコンテナ107は開口33bに向かって開放された採取湯口3b,採取湯口3bから開口33bの反対方向に延長された採取湯道11,採取湯道11から転換されて先端部に向かって延長された採取室18を形成する。
一方,受鋼室10と採取室18は,シェルコンテナ107の縦方向に沿って重ならないよう配置され,採取室18は,受鋼室10に比べてシェルコンテナ107の先端に近接して配置される。同様に,導入口(採取湯口)3b及び採取湯道11は導入口(受鋼湯口)3a及び受鋼湯道9に比べてシェルコンテナ107の先端に近接して配置される。また,受鋼室10と採取室18はシェルコンテナ107の横方向に沿って重ならないように配置され,採取室18が受鋼室10に比べて導入口3a,3bが形成された側面に近接して配置される。
また,第1設置空間14は,受鋼室10の下の方(図1の基準に)に位置し,後述する第1温度センサ22の本体部22aが設置空間14内に実装される。収容空間20は採取室18と平行に配置されてシェルコンテナ107の先端に向かって開放され,第2温度センサ24の本体部24aが,収容空間20に収容される。
図2に示すように,シェルコンテナ107は基準面に沿って分割された分割ブロック107a,107bを具備し,分割ブロック107a,107bは基準面を中心に対称を成す。すなわち,基準面は上述した受鋼室10及び採取室18,受鋼湯道9及び採取湯道11をシェルコンテナ107の縦方向に沿って分割する。図2に示すように,分割された受鋼室10及び採取室18,受鋼湯道9及び採取湯道11などは結合された受鋼室10及び採取室18,受鋼湯道9及び採取湯道11などに比べて図において対称の折半に分割されたものであるため,各分割ブロック107a,107b内の受鋼室10及び採取室18,受鋼湯道9及び採取湯道11は,符号Hを付加して表示した。分割ブロック107a,107bは補助枝管17の内部に挿入され,このようなシェルコンテナ107に第1及び第2温度センサ22,24と採取容器23を組み立てて溶融金属プローブのプローブ本体1が形成される。
第1温度センサ22は,本体部22aからU字型の測温管22bが延長され,測温管22bの内部に熱電対が設置される。測温部22cは測温管22bの先端部に位置する。よって,測温部22cを受鋼室10の正位置に挿入した状態で本体部22aが設置空間14内に実装され,本体部22aに連結されたリード線はコネクタCに連結される。
採取容器23は溶融金属からディスク状の凝固試料を採取するための平らな容器であり,金属容器本体23aと案内管26を備える。案内管26は石英素材であり,金属容器本体23aは採取室18内に収納される。
第2温度センサ24は,本体部24aからU字型の石英管などで形成される測温管24bが延長され,測温管24bの内部に熱電対が設置される。金属キャップ24cは測温管24bを覆っている。本体部24aは収容空間20内に挿入され,金属キャップ24cがシェルコンテナ107の先端から突出される。本体部24aに連結されたリード線はコネクタCに連結される。
一方,脱酸剤Aが受鋼室10内に装填される。サブランスなどの昇降装置によってプローブ本体1が溶融金属に向かって下降すると,プローブ本体1はスラグ層を通過して溶融金属浴の中に浸漬される。よって,第2温度センサ24の金属キャップ24cが消失して溶融金属の温度を測定する。また,外部枝管4が消失して導入口3a,3bが開放されるとプローブ本体1の内部に溶融金属が導入された後,溶融金属は受鋼室10及び採取室18に向かって移動する。
受鋼室10に導入された溶融金属は受鋼室10に装填された脱酸剤Aを介して効率的に脱酸され,受鋼室10に充填されてから直ちに凝固を開始して周囲から次第に固形化され,受鋼室10のほぼ中心,すなわち熱均衡がよい位置に第1温度センサ22の測温部22cを配置して温度測定値の平坦部を得るための測温が行われる。
受鋼室10に溶融金属が導入されると,溶融金属が凝固される過程で導入温度と凝固温度の差によってピーク(過熱度)が発生し,凝固潜熱によって凝固温度が一定時間安定に維持される凝固温度平坦部が生成される。溶鋼などの溶融金属内に存在する炭素の量は凝固温度データを介して推定され,溶融金属の凝固温度が一定の数値を維持する凝固温度平坦部を介して推定される。凝固温度平坦部は溶融金属の凝固潜熱放出の安定度及び持続時間によって影響を受け,また,実質的に安定度及び持続時間は溶融金属の温度及び成分,受鋼室10の形態及び材質に応じて変化する。
一方,既知の溶融金属プローブの場合,溶融金属の冷却不均一のため受鋼室10内で局部的な相変態が生じて凝固温度平坦部が傾くか,凝固開始時点が遅くなって凝固温度を正確に感知することができない問題がある。
特に,迅速出鋼操業(QDT:Quick Direct Tapping)のように吹錬操業の後半部に高い溶鋼温度のため高過熱度の溶鋼が導入され,このような溶鋼のため凝固温度平坦部が遅く形成されて測定時間内の正確な炭素量の推定が難しいか,凝固時間が長くなることによる冷却不均衡が発生して凝固温度平坦部が緩慢に形成される問題が発生する。すなわち,溶融金属の過熱度が大きすぎる場合,温度が漸進的に減少して凝固温度平坦部が生成されず,それによって制御部が演算ロジック(logic)を介して凝固温度開始以前の温度を凝固温度と誤って判断する恐れがある。この場合には,炭素の推定値は低くなり,これは測定エラー又は測定の正確性の低下に繋がる。よって,溶融金属の凝固時間を短縮する必要がある。
受鋼室10に溶融金属が導入されると,導入された溶融金属は熱エネルギーを伝導,対流,輻射によって外部に発散する。これをクボリノフ(Chvorinov)の式で示すと以下のようである。
f=c(体積(Vc)/表面積(Ac))2
(tf=凝固時間,Vc=体積,Ac=表面積,c=常数)
前記式から,凝固時間を短縮する理想的な受鋼室10の形状は球状よりは四角柱などの多角柱形状であり,測温部22cの位置が受鋼室10の中心部に位置する場合,直方体よりは正方形又は円柱が表面積を十分に確保することができるため均質凝固核形成(homogeneous nucleation)に容易である。
しかし,シェルコンテナ107の内部の空間的制約のため受鋼室10の形状に制約があり,凝固温度平坦部を確保するためには受鋼室10の容積が一定の大きさ以上であるべきであるため,直方体が最適化された設計に当たる。
前記式によると,凝固時間は体積比(モジュラス=体積/表面積)の2乗に比例するため,凝固時間を短縮するためには体積比を減らすべきである。その他には受鋼部の表面積を増加する必要があり,特に,幅広の長手方向表面に比較して後述する温度センサ22aの測温部22cから離間している幅狭の長手方向表面に波状のパターンやエンボスパターン処理をして熱発散を加速することで凝固時間を短縮することができる。受鋼室10は直方体であるため,受鋼湯道9及び第1設置空間14に隣接した断面以外に受鋼室10の長さ方向に沿って形成された幅狭の長手方向表面及び幅広の長手方向表面を有し,受鋼室10内に充填された溶融金属の中は幅狭の長手方向表面及び幅広の長手方向表面を介して熱を発散し凝固される。この際,温度センサ22aの測温部22cは受鋼室10の中心部に位置し,前記幅狭の長手方向表面は幅広の長手方向表面に比べて表面積が小さいだけではなく,受鋼室10の中心部からの距離が遠いため,前記幅狭の長手方向表面を介した溶融金属の熱発散は前記幅広の長手方向表面に比べて遅延される恐れがある。そこで,パターン処理を介して表面積を増加する必要がある。また,受鋼室10の体積を減らして凝固試料の大きさを約20%以上減小している。
図4は図1に示すシェルコンテナの比較例を示す図であり,図5は,図4に示すシェルコンテナの内部で凝固された試料を示す図である。図6は,図1に示すシェルコンテナの第1実施例を示す図であり,図7は,図6に示すシェルコンテナの内部で凝固された試料を示す図である。図8は図1に示すシェルコンテナの第2実施例を示す図であり,図9は,図8に示すシェルコンテナの内部で凝固された試料を示す図である。
図5に示す試料S1は図4の受鋼室10と実質的に一致する形状であり,両側面f1は基準面の両側に配置されて互いに対向する内面に当たる。図7に示す試料S2は図6の受鋼室10と実質的に一致する形状であり,両側面f2,f2は基準面の両側に配置されて互いに対向する内面に当たる。すなわち,図6の受鋼室10は内面に波状の凹凸パターンが形成されるため,試料S2は波状の凹凸パターンp2を有する。図9に示す試料S3は,図8の受鋼室10と実質的に一致する形状であり,両側面f3,f3は,基準面の両側に配置されて互いに対向する内面に当たる。すなわち,図8の受鋼室10は内面に円形の突起を有するため,試料S3は円形の凹溝パターンp3を有する。
図4乃至図9に示す受鋼室をまとめると下記表1のようである。
前記表1によると,モジュラスが4〜4.5である際に波形安定性及び成分推定の正確度が優秀であった。4.0未満である場合,凝固温度平坦部の確保が難しいほどに速い冷却を示しており,4.5以上である場合,冷却遅延のため局部的に相平衡条件が形成されて測定値の信頼度が下落した。
一方,図6及び図8は波状の凹凸パターン又は凹溝状の凹凸パターンを示しているが,本発明は凹凸パターンの形状に制限されず,波状又は凹溝状が混在するか他の形態の凹凸パターンが形成されてもよい。
図10及び図11は,第1温度センサを介して測定した溶融金属の温度を比較した結果を示すグラフである。図10乃至図11の実線(1)は溶融金属の温度を示し,溶融金属が受鋼室10内に導入されると第1温度センサ22を介した測定波形は,高温の溶融金属のため持続的に上昇してから相平衡が行われた状態で凝固が開始されて凝固温度を示す。図10に示す比較例の場合,局部的に相平衡条件が形成されて傾いた形態の凝固温度を示すが,図11に示す実施形態2の場合には測定波形が比較的水平状態である凝固温度を示している。
図12及び図13は,成分分析及び凝固温度を介した推定によって溶融金属内の炭素量を示すグラフである。横軸は回収された試料の炭素成分分析(CA:Carbon Analysis)による値であり,縦軸は炭素推定値を示すグラフである。図12に示す比較例の場合,実線(横軸と縦軸の値が一致する場合)から一定範囲(±0.06%の範囲)を示す2本の点線間を逸脱している。一方,図13に示す実施例2の場合,実線から一定範囲(±0.06%の範囲)内に位置するため安定的な結果を示している。
一方,溶融金属が受鋼湯道9を介して受鋼室10内に導入される過程において,受鋼湯道9の角が大きい場合,受鋼湯道9の角部で溶融金属が衝突し渦巻きを形成する渦流(vortex)現象が発生して乱流流動が形成され,それによって空気及びガスの混入が発生する恐れがある。よって,受鋼湯道9の角部9rをラウンド処理(湾曲した形状と)することが好ましく,該部を介して渦流現象を防止することができる。
また,図6に示すように,受鋼室10と採取室18はシェルコンテナ107の縦方向に沿って重ならないように配置されるが,採取湯道11はシェルコンテナ107の縦方向に沿って受鋼室10と重なって配置される。よって,採取湯道11を介して移動する溶融金属の高熱が受鋼室10,特に受鋼室10に配置された第1温度センサ22の測温部22cに影響を及ぼす恐れがあり,それによって凝固温度を正確に測定することができない。よって,シェルコンテナ107の縦方向に沿って受鋼室10と重なる採取湯道11の角部をラウンド処理して受鋼室10と採取室18との間に位置する隔壁の厚さを,採取室18から遠くなる方向に増加し,前記壁厚を介して採取湯道11を流れる溶融金属の高熱が測温部22cに及ぼす影響を最小化することができる。また,採取湯道11の角部がラウンド処理された場合,溶融金属が導入される過程で発生する渦流現象を最小化することができる。
また,上述した溶融金属プローブの可用範囲(すなわち,溶融金属の凝固温度の測定範囲)を拡張するために過熱度が低い溶融金属が導入される場合にも凝固温度を効果的に測定すべきであり,そのために溶融金属の導入を早くすることで,溶融金属の温度降下を最小化して,受鋼室10に到達した溶融金属の温度を電炉内の溶融金属の温度と近似させることが好ましい。
よって,受鋼湯口3a(及び/又は開口33a)の直径(図4中符号d)を最適化する必要があり,実験結果から約20〜25mmである際に溶融金属の充填性能が良好であった。約20mm未満であれば溶融金属が受鋼室10内に十分に充填される前に凝固が進行されて充填性能が低下しており,約25mmを超過すれば受鋼室10内に充填された溶融金属が逆流して充填性能がかえって低下する現象が発生する。図14及び図15は受鋼湯口の直径による試料の状態を示す写真であり,図14の受鋼湯口は直径が17mmで,図15の受鋼湯口は直径が24.5mmである。
また,受鋼室10及び採取室18は相対的に大きな鉄静圧(ferro-static pressure)を多く受けるようにするためにそれぞれ隔離(又は分離)された受鋼湯口3aと採取湯口3bを有する。受鋼湯口3aと採取湯口3bが一つに統合される場合,溶融金属が受鋼室10及び採取室に分離されてそれぞれ流動する過程で渦巻きを形成する渦流現象が発生して乱流流動が形成されるため,溶融金属の導入が容易ではないためである。特に,受鋼湯道9は導入口3aから第1温度センサ22から遠くなる方向に傾斜し,シェルコンテナ107の横断面と受鋼湯道9が成す傾斜角度θは約20乃至60度であることが好ましい。約20度未満であれば受鋼湯口3aが溶融金属プローブの先端から遠くなってスラグが導入される可能性が高くなり,約60度を超過すれば大きい傾斜のため溶融金属の充填性能が低下する恐れがある。
また,受鋼湯口3a及び採取湯口3bは溶融金属プローブの先端から約200mm以内にあることが好ましい。すなわち,溶融金属プローブの先端から受鋼湯口3aまでの距離Dは約200mm以下に当たる。これは通常溶融金属プローブの浸漬深さを約500〜600mm程度に設定する際,試料の健全性及び充填性能を確保するためである。
一方,採取室18に向かって移動した溶融金属は採取容器23内で凝固されて機器分析などの分析のための凝固試料として提供される。溶融金属浴から引き揚げられたプローブ本体1に衝撃を加えると,シェルコンテナ107が衝撃によって崩壊され,採取室18を破壊して採取容器23を容易に分離することができる。次に,採取容器23は移送装置によって移送されて機器分析などの分析に提供される。
本発明を好ましい実施形態を介して詳細に説明したが,それとは異なる実施形態ないし実施例も可能である。よって,後述する特許請求範囲の技術的思想と範囲は好ましい実施形態に限定されない。
1:プローブ本体
2:メイン枝管
3a,3b:導入口(3a:受鋼湯口,3b:採取湯口)
4:外部枝管
10:受鋼室
11:採取湯道
14:設置空間
17:締結間
18:採取室
20:収容空間
107:シェルコンテナ
22,24:温度センサ
23:採取容器

Claims (12)

  1. 溶融金属に浸漬して内部に前記溶融金属が導入可能な複合プローブ用シェルコンテナにおいて,
    前記シェルコンテナは,
    側面に形成されて前記溶融金属が導入される導入口と,
    前記導入口を介して導入されて前記溶融金属が充填される受鋼室及び採取室と,
    前記導入口と前記受鋼室を連結する受鋼湯道と,
    前記導入口と前記採取室を連結する採取湯道と,を含み,
    前記溶融金属プローブは前記受鋼室に配置された測温部を有する第1温度センサを更に含み,
    前記受鋼室の内壁面に凹凸形状のパターンが形成され
    前記受鋼室は,容積(mm 3 )を表面積(mm 2 )で割った体積比が4乃至4.5である複合プローブ用シェルコンテナ。
  2. 前記受鋼室は,該受鋼室の長さ方向に沿って形成された幅狭の長手方向表面と,幅広の長手方向表面を有する直方体であり,
    前記幅狭の長手方向表面は,前記幅広の長手方向表面に比べて前記受鋼室の中心部から離間しており,
    前記パターンは前記幅狭の長手方向表面に形成される請求項1記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  3. 前記採取室は前記シェルコンテナの縦方向に沿って配置され,
    前記採取湯道の角部は湾曲した形状である請求項1記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  4. 前記受鋼湯道は前記導入口から前記第1温度センサから遠くなる方向に傾斜し,
    前記シェルコンテナの横断面と前記受鋼湯道が成す傾斜角度が20乃至60度である請求項1記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  5. 前記導入口は前記受鋼室と連通する受鋼湯口及び前記採取室と連通する採取湯口を有し,
    前記受鋼湯口と前記採取湯口は隔離される請求項1記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  6. 前記受鋼湯口の直径は20乃至25mmである請求項記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  7. 前記溶融金属プローブは前記シェルコンテナの先端に設置され,前記溶融金属の温度を測定する第2温度センサを更に含む請求項記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  8. 前記採取室及び前記受鋼室は前記シェルコンテナの縦方向及び横方向に沿って重ならないように配置される請求項6又は7記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  9. 前記溶融金属プローブは前記シェルコンテナの先端に設置されて前記溶融金属の温度を測定する第2温度センサを更に含み,
    前記導入口は前記シェルコンテナの先端から縦方向に沿って200mm以内に位置する請求項1記載の複合プローブ用シェルコンテナ。
  10. 溶融金属に浸漬された状態で部に形成された開口を介して前記溶融金属を内部に導入可能なメイン枝管と,
    前記メイン枝管の外部に設置されて前記開口を閉鎖可能な外部枝管と,
    前記メイン枝管の内部に内装されるシェルコンテナと,
    前記シェルコンテナに装着される第1及び第2温度センサと,
    前記第1及び第2温度センサと電気的にアクセスされるコネクタと,を含み,
    前記シェルコンテナは,
    側面に形成されて前記開口と連通されて前記溶融金属が導入される導入口と,
    前記導入口を介して導入された前記溶融金属が充填される受鋼室及び採取室と,
    前記導入口と前記受鋼室を連結する受鋼湯道と,
    前記導入口と前記採取室を連結する採取湯道と,を含み,
    前記第1温度センサの測温部は前記受鋼室に配置され,前記第2温度センサは前記シェルコンテナの先端に設置され,
    前記受鋼室の内壁面に凹凸形状のパターンが形成され
    前記受鋼室は,容積(mm 3 )を表面積(mm 2 )で割った体積比が4乃至4.5である複合プローブ。
  11. 前記受鋼室は,該受鋼室の長さ方向に沿って形成された幅狭の長手方向表面と,幅広の長手方向表面を有する直方体であり,
    前記幅狭の長手方向表面は,前記幅広の長手方向表面に比べて前記受鋼室の中心部から離間しており,
    前記パターンは前記幅狭の長手方向表面に形成される請求項10記載の複合プローブ。
  12. 前記採取室は前記シェルコンテナの縦方向に沿って配置され,
    前記採取湯道の角部は湾曲した形状である請求項10記載の複合プローブ。
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