JP6141206B2 - 保護継電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、保護継電装置に関し、特に、電圧階級が異なる複数の電力系統に対応可能な保護継電装置の入力回路に関する。
電力系統から電流および電圧などの情報(以下、系統電気量と称す)を収集するとともに、電力系統または電力設備に事故が発生した場合に、当該事故を検出するとともに、当該事故を電力系統から切り離すために、保護継電装置が用いられている。
保護継電装置においては、電力系統の保護機器が正常であるか否かを診断するために、保護機器の状態を連続して監視する自動監視が行なわれている。この自動監視では、保護継電装置は、監視対象となる遮断器および断路器等の開閉器の開閉情報を収集し、収集した開閉情報に基づいて開閉器の動作を確認する。
ディジタル保護継電装置の場合、自動監視機能として、開閉器の開閉情報を取り込み、取り込んだ情報をディジタル信号に変換してマイコンに入力するためのディジタル入力回路が設けられている。このディジタル入力回路には、開閉器の開閉状態に応じて異なる電圧レベルを示す直流電圧が入力される。ディジタル入力回路は、フォトカプラを用いることによって、入力された直流電圧を、入力側と出力側とを電気的に絶縁しつつ、マイコンに伝達することができる(たとえば特許文献1参照)。
特開2008−205920号公報 特開昭61−112203号公報 特開平5−27809号公報
上述したディジタル保護継電装置において、ディジタル入力回路に入力される直流電圧の大きさは、保護継電装置が設置される電気所の直流電源電圧によって決まる。電気所の直流電源電圧は、通常、電気所内で系統電圧を用いて生成されるため、電力系統の電圧階級ごとに異なる値をとる。
ここで、電力系統の電圧階級は多岐に亘っているため、保護継電装置においては、電圧階級ごとにディジタル入力回路を作り分ける必要がある。このため、保護継電装置の製造コストおよび管理コストが嵩んでしまうという問題があった。
また、保護継電装置が設置された電気所において電圧階級の仕様が変更された場合には、変更後の電圧階級に対応した保護継電装置に交換するために、保護継電装置を電源オフの状態にして電力系統から切り離す作業を行なわなければならず、手間およびコストがかかるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、保護継電装置において、電圧階級が異なる複数の電力系統間で入力回路を共通化するとともに、電圧階級の変更にも容易に対応可能とすることである。
この発明に係る保護継電装置は、電力系統に設けられた開閉器の開閉情報を取り込んで、開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成する入力回路と、入力回路からのオンオフ信号に基づいて開閉器の開閉状態を監視するための制御部とを備える。入力回路は、取り込んだ開閉器の開閉情報を、電気所内に設けられた直流電源から与えられる入力直流電圧に応じた電圧信号に変換して出力する入力部と、制御部からの制御信号に応じて、互いに異なる複数の電圧値の閾値電圧を設定することが可能な閾値設定回路と、電圧信号と閾値電圧とを比較し、比較結果に基づいてオンオフ信号を生成するための比較器とを含む。制御部は、閾値電圧の電圧値の切り替えに応答して変化するオンオフ信号に基づいて直流電源の電圧値を判別し、判別した直流電源の電圧値に応じて閾値電圧の電圧値を設定する。
この発明によれば、入力回路は、電圧階級が異なる複数の電力系統間で共通化されるとともに、電圧階級の変更にも容易に対応できる。これにより、保護継電装置の製造コストおよび管理コストを削減することができる。
この発明の実施の形態1による保護継電装置の全体構成図である。 図1におけるDI回路、CPU、表示部および操作部の構成を示すブロック図である。 図2におけるDI回路の構成を示す回路図である。 スイッチ切替信号SIG1〜SIGm、基準電圧Vth1〜Vthmおよび直流電源Eの電源電圧VDとの関係を示す図である。 この発明の実施の形態1による保護継電装置における自動判別モードの処理手順を示したフローチャートである。 この発明の実施の形態2による保護継電装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰り返さない。
実施の形態1.
(保護継電装置の全体構成)
図1は、この発明の実施の形態1による保護継電装置の全体構成図である。
図1を参照して、この発明の実施の形態1による保護継電装置1は、ディジタル保護継電装置であり、電気所(変電所)の所内に設置される。保護継電装置1は、電力系統を構成する送電線および母線から電流および電圧の情報(系統電気量)を収集し、その収集した系統電気量に基づいて電力系統の保護・制御を行なう。
電気所の所内には、保護継電装置1の他に、変圧器(図示せず)、計器用変流器CT(Current Transformer)および計器用変圧器VT(Voltage Transformer)、遮断器CB(Circuit Breaker)および断路器LS(Line Switch)等の開閉器が設置されている。計器用変流器CTは、送電線を流れる電流を測定する。計器用変圧器VTは、送電線に生じる電圧を測定する。計器用変流器CTおよび計器用変圧器VTが測定した電流および電圧の情報(系統電気量)は保護継電装置1へ入力される。
保護継電装置1は、収集した系統電気量を用いて保護リレー演算などの必要な演算を実行し、系統事故の発生を検出する。そして、保護継電装置1は、送電線や母線において事故を検出すると、開閉器に対して遮断指令(トリップ信号)を出力する。
具体的には、保護継電装置1は、補助変成器10と、アナログ/ディジタル(A/D:Analog to Digital)変換部20と、リレーユニット30と、出力部40と、表示部42と、操作部44とを備える。
補助変成器10は、計器用変流器CTおよび計器用変圧器VTからの系統電気量を取り込み、より小さな電気量に変換して出力する。A/D変換部20は、補助変成器10から出力される系統電気量をアナログデータからディジタルデータに変換する。
具体的には、A/D変換部20は、フィルタ21,23と、サンプルホールド(SH)回路24,25と、マルチプレクサ26と、A/D変換器27とを含む。フィルタ21,23は、アナログフィルタであり、補助変成器10から出力される電流および電圧の波形信号からノイズ成分を除去する。フィルタ21,23の出力は、SH回路24,25にそれぞれ入力される。
SH回路24,25はそれぞれ、フィルタ21,23から出力される電流および電圧の波形信号を所定のサンプリング周期でサンプリングする。マルチプレクサ26は、リレーユニット30から入力されるタイミング信号に基づいて、SH回路24,25から入力される波形信号を順次切り替えてA/D変換器27に入力する。A/D変換器27は、マルチプレクサ26から入力される波形信号をアナログデータからディジタルデータに変換する。A/D変換器27は、ディジタル変換した波形信号(ディジタルデータ)をリレーユニット30へ出力する。
リレーユニット30は、保護継電装置1の動作を制御するための制御部であり、マイクロコンピュータを主体として構成される。具体的には、リレーユニット30は、CPU(Central Processing Unit)32、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ33およびRAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリ34などの記憶部と、入出力インターフェイス(I/F)35と、DO(ディジタル出力)回路36と、DI(ディジタル入力)回路37とを含む。これらはバス31で結合されている。リレーユニット30は、予め不揮発性メモリ33に格納されたプログラムをCPU32が揮発性メモリ34に読出して実行することによって、保護継電装置1の動作を統括制御する。
具体的には、A/D変換部20からのディジタルデータは、バス31を介してCPU32に取り込まれる。CPU32は、入力されるディジタルデータを、不揮発性メモリ33に収められているアルゴリズム(保護継電装置1の判定プログラム)により演算する。CPU32は、演算値が整定値を上回っていれば、DO回路36から出力部40にトリップ信号を発生する。出力部40は、DO回路36からのトリップ信号に応答して遮断指令を発生する。
CPU32はさらに、保護継電装置1が設置される電力系統の電圧階級を自動的に判別する機能を有する。以下の説明では、保護継電装置1の電力系統の電圧階級を自動判別する動作モードを「自動判別モード」とも称する。自動判別モードは、電気所内に設けられる直流電源の電源電圧に相当する電圧をDI回路37に印加した状態において実行される。たとえば、保護継電装置1の出荷前に工場において、納入先の電気所の電圧階級を想定して自動判別モードを実行してもよい。または、納入先の電気所の所内に保護継電装置1が設置された際に、保護継電装置1の稼働前に自動判別モードを実行してもよい。さらに、納入先の電気所において電圧階級に関する仕様が変更された場合においても、保護継電装置1の稼働前に自動判別モードを実行するようにしてもよい。
CPU32は、自動判別モードの実行によって電力系統の電圧階級を判別すると、その判別された電圧階級に応じて、DI回路37の内部で開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号の生成に用いられる閾値電圧を設定する。自動判別モードの詳細については後述する。
DI回路37は、開閉器の開閉情報を示す信号であるディジタル入力信号DIを受ける。DI回路37には、遮断器CBからのディジタル入力信号DIの他、図示しない断路器LSの開閉情報を示すディジタル入力信号DIが入力される。なお、図1では、簡単のため、遮断器CBからのディジタル入力信号DIを受ける1つの入力チャネルを代表的に示している。
DI回路37は、開閉器から与えられるディジタル入力信号DIに基づいて開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成する。DI回路37は、その生成したオンオフ信号を、バス31を介してCPU32へ送信する。CPU32は、このオンオフ信号に基づいて保護継電装置1の出力を常時監視することにより、誤動作側の不良を検出する。
表示部42は、保護継電装置1の動作状態を表示する。保護継電装置1の動作状態には、収集した系統電気量および開閉器の開閉情報や、遮断指令の発生の有無を示す情報などが含まれる。表示部42はさらに、上述した自動判別モードの実行中において、判別された電力系統の電圧階級を表示する。
操作部44は、保護継電装置1へのユーザによる各種操作の入力を受け付ける。操作部44は、操作部に対する操作に応じた命令をCPU32へ伝達する。操作部44は、保護継電装置1を自動判別モードに設定するための操作を受け付けるための操作スイッチを含んでいる。
(DI回路の構成)
以下、DI回路37の具体的構成について説明する。図2は、図1におけるDI回路37、CPU32、表示部42および操作部44の構成を示すブロック図である。図3は、図2におけるDI回路37の構成を示す回路図である。
図2を参照して、DI回路37は、図示しないn個(nは1以上の整数)の開閉器に対応してn個の入力チャネルを有している。DI回路37は、n個の入力チャネルにそれぞれ対応するn個の開閉器からのディジタル入力信号DI1〜DInを受ける。
DI回路37は、n個のDI入力部50_1〜50_nと、n個の比較器52_1〜52_nと、n個の絶縁回路54_1〜54_nとを含む。DI回路37は、閾値設定回路58と、絶縁回路58とをさらに含む。
なお、以下の説明において、n個のディジタル入力信号DI1〜DInを総称してディジタル入力信号DIとも称する。また、n個のDI入力部50_1〜50_nを総称してDI入力部50とも称する。さらにn個の比較器52_1〜52_nを総称して比較器52とも称し、n個の絶縁回路54_1〜54_nを総称して絶縁回路54とも称する。
DI入力部50は、開閉器からのディジタル入力信号DIを、電気所内に設置された直流電源E(図3参照)から与えられる入力直流電圧に応じた電圧信号に変換して出力する。ディジタル入力信号DIは、開閉器が閉状態のときにH(論理ハイ)レベルとなり、開閉器が開状態のときにL(論理ロー)レベルとなる信号である。DI入力部50は、このディジタル入力信号DIの論理レベルに応じて2値の電圧値の間で変化する電圧信号を出力する。なお、電圧信号の電圧値は電気所内に設けられた直流電源Eの電源電圧VDで決まる。したがって、電圧信号は、電力系統の電圧階級に応じて異なる電圧値を示す。
DI入力部50の出力端子は、比較器52の非反転入力端子(+端子)に接続される。比較器52の反転入力端子(−端子)には閾値設定回路56で生成された閾値電圧Vthが入力される。比較器52は、DI入力部50から出力された電圧信号と、閾値電圧Vthとを比較し、比較結果を出力する。電圧信号の電圧値が閾値電圧Vthを超えているとき、比較器52の出力信号はHレベルとなる。DI入力部50および閾値設定回路56の構成は図3で説明する。
絶縁回路54は、比較器52の出力信号に基づいて開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成する。絶縁回路54は、比較器52の出力信号を電気的に絶縁しながらCPU32に伝達するための送信部を構成する。絶縁回路54の出力信号(オンオフ信号)は、比較器52がHレベルの出力信号を出力した場合にHレベルとなり、比較器52がLレベルの出力信号を出力した場合にLレベルとなる。
図3を参照して、DI回路37についてさらに説明する。図3では、簡単のため、n個の入力チャネルのうちの1つの入力チャネルに受けるディジタル入力信号DIi(iは1以上n以下の整数)に基づいてオンオフ信号を生成するための回路が代表的に示されている。残りの(n−1)個のディジタル入力信号についても同様の回路が設けられる。
DI回路37は、保護継電装置1に設けられた外部入力端子2,3を介して、電気所の所内に設置された直流電源Eに接続される。直流電源Eの電源電圧VDは、電力系統の電圧階級に応じて異なる電圧値を示す。例えば電源電圧VDは、24V,48V,110V,220Vなどの値をとる。直流電源Eの正極は外部入力端子2に接続され、直流電源Eの負極は外部入力端子3に接続される。直流電源Eの負極はさらに接地ノードGNDに接続される。
直流電源Eの正極と外部入力端子51との間には、スイッチSWが設けられる。スイッチSWは、開閉器からのディジタル入力信号DIiに応じて、閉状態(オン状態)または開状態(オフ状態)に制御される。
具体的には、ディジタル入力信号DIiは、対応する開閉器が閉状態のときにHレベルとなり、開閉器が開状態のときにLレベルとなる。スイッチSWは、Hレベルのディジタル入力信号DIiに応答して閉状態(オン状態)となり、Lレベルのディジタル入力信号DIiに応答して開状態(オフ状態)となる。すなわち、開閉器がオン状態のときにスイッチSWはオン状態に制御され、開閉器がオフ状態のときにスイッチSWはオフ状態に制御される。このようにして、スイッチSWは、開閉器の開閉動作に連動して開閉する。
そして、スイッチSWがオン状態に制御されると、直流電源Eの電源電圧VDが外部入力端子2を介してDI回路37に入力される。DI回路37は、外部入力端子2に入力された入力直流電圧Vinに基づいて開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成する。
具体的には、DI入力部50_iは、抵抗素子R1,R2を含む。抵抗素子R1,R2は、外部入力端子2と外部入力端子3との間にこの順で直列に接続される。抵抗素子R1,R2は分圧回路を構成する。分圧回路は、入力直流電圧Vinを抵抗素子R1,R2で分圧し、分圧電圧Vdivを出力する。抵抗素子R1および抵抗素子R2の接続ノード(DI入力部50_iの出力端子に相当)は、比較器52_iの非反転入力端子(+端子)に接続される。比較器52_iの反転入力端子(−端子)には閾値設定回路56で生成された閾値電圧Vthが入力される。
比較器52_iは、DI入力部50_iから出力された分圧電圧Vdivと、閾値電圧Vthとを比較し、比較結果を出力する。分圧電圧Vdivが閾値電圧Vthを超えているとき、比較器52_iの出力信号はHレベルとなる。
絶縁回路54_iは、比較器52_iの出力信号に基づいて、開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成する。具体的には、絶縁回路54_iは、フォトカプラ53と、プルアップ抵抗素子55,57とを含む。フォトカプラ53は、フォトダイオード53aおよびフォトトランジスタ53bから構成される。
フォトダイオード53aのアノード端子はプルアップ抵抗素子55を介して動作電源59に接続される。なお、DI回路37は、直流電源Eの電源電圧VDを動作電源電圧として用いている。フォトダイオード53aのカソード端子は比較器52_iの出力端子に接続される。フォトトランジスタ53bのコレクタ端子はプルアップ抵抗素子57を介して動作電源59に接続され、エミッタ端子は信号接地SGに接続される。フォトカプラ53は、フォトトランジスタ53bのコレクタ端子にオンオフ信号を発生し、その発生したオンオフ信号をCPU32に出力する。
上記の構成において、比較器52_iがHレベルの出力信号を出力した場合、すなわち、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vthを超えている場合、フォトダイオード53aおよびフォトトランジスタ53bが非導通状態になる。よって、フォトカプラ53の出力信号(オンオフ信号)はHレベルとなる。一方、比較器52_iがLレベルの出力信号を出力した場合、すなわち、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vth以下となる場合、フォトダイオード53aおよびフォトトランジスタ53bが導通状態になる。よって、フォトカプラ53の出力信号(オンオフ信号)はLレベルとなる。
このように、DI回路37から出力されるオンオフ信号は、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vthを超えるときHレベルとなり、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vth以下となるときLレベルとなる。このようにしてフォトカプラ53は、比較器52_iの出力信号を電気的に絶縁しながらCPU32に伝達する。
ここで、分圧電圧Vdivの大きさは、入力直流電圧Vinに応じて変化する。入力直流電圧Vinは、スイッチSWがオン状態(=開閉器がオン状態)のとき直流電源Eの電源電圧VDとなり、スイッチSWがオフ状態(=開閉器がオフ状態)のとき接地電圧となる。すなわち、スイッチSWの開閉状態(=開閉器の開閉状態)に応じて入力直流電圧Vinが電源電圧VDまたは接地電圧に切り替わることにより、DI回路37から出力されるオンオフ信号はHレベルまたはLレベルに切替わる。これにより、CPU32は、オンオフ信号に基づいて開閉器の開閉情報を取得することができる。
その一方で、直流電源Eの電源電圧VDは電力系統の電圧階級によって異なるため、入力直流電圧Vinからオンオフ信号を生成するためには、電圧階級ごとにDI回路37を作り分ける必要があり、製造コストおよび管理コストの増大を招いてしまう。
本実施の形態1では、DI回路37を、様々な電圧階級に対応可能な構成とする。具体的には、閾値設定回路56で生成される閾値電圧Vthを、電力系統の電圧階級に応じて切り替え可能とする。これにより、複数の電圧階級の間でのDI回路37の共通化を実現する。
具体的には、閾値設定回路56は、m個(mは2以上の整数)の基準電圧生成回路60_1〜60_mと、m個のスイッチ62_1〜62_mとを含む。基準電圧生成回路60_1〜60_mは、閾値設定回路56の出力端子に対して互いに並列に接続される。基準電圧生成回路60_1〜60_mは、m個の基準電Vth1〜Vthmをそれぞれ生成する。このm個の基準電圧Vth1〜Vthmは互いに異なる電圧値をとる。
基準電圧生成回路60_1〜60_mの出力端子と閾値設定回路56の出力端子との間には、スイッチ62_1〜62_mがそれぞれ接続される。スイッチ62_1〜62_mの開閉動作は、CPU32(図2)からのスイッチ切替信号SIG1〜SIGmによってそれぞれ制御される。
絶縁回路58は、CPU32の出力信号(スイッチ切替信号)を電気的に絶縁しながら閾値設定回路56に伝達するための受信部を構成する。絶縁回路58は、絶縁回路54_iと同様にフォトカプラを用いる構成としてもよい。これによれば、動作電源電圧に大きな差があるDI回路37とCPU32との間の電気的絶縁を確実にすることができる。
図4は、スイッチ切替信号SIG1〜SIGm、基準電圧Vth1〜Vthmおよび直流電源Eの電源電圧VDとの関係を示す図である。
図4を参照して、スイッチ切替信号SIG1〜SIGmは、基準電圧Vth1〜Vthmと1対1に対応している。詳述すると、スイッチ切替信号SIG1〜SIGmの中から1つのスイッチ切替信号SIGi(iは1以上m以下の整数)を選択してHレベル(活性状態)とする一方で、残りの(m−1)個のスイッチ切替信号をLレベル(非活性状態)とする。これにより、スイッチ62_1〜62_mのうち、Hレベルに活性化されたスイッチ切替信号SIGiに応答して、対応するスイッチ62_iのみがオン状態となる。そして、オン状態のスイッチ62_iに対応する基準電圧生成回路60_iから出力される基準電圧Vthiは、閾値電圧Vthとして閾値設定回路56から出力される。
さらに基準電圧Vth1〜Vthmは、m個の直流電源Eの電源電圧VD1〜VDmと1対1に対応している。m個の電源電圧VD1〜VDmは、電力系統の電圧階級に応じて異なる電圧値を示す。電源電圧VD1〜VDmの間には、VD1<VD2<・・・<VDmの関係が成り立っているものとする。
以上のようにして、閾値設定回路56は、CPU32からのスイッチ切替信号SIG1〜SIGmに従って、電圧値が互いに異なるm個の閾値電圧Vth1〜Vthmを切り替えて出力する。CPU32は、以下に述べる自動判別モードを実行することにより、直流電源Eの電源電圧VDを自動的に判別する。そして、CPU32は、判別された電源電圧VDに対応する基準電圧Vthiを選択し、その選択した基準電圧Vthiに基づいて1つのスイッチ切替信号SIGiをHレベルとする。これにより、閾値設定回路56は、直流電源Eの電源電圧VDに適応した閾値電圧Vthを生成することができる。
(自動判別モード)
以下、本実施の形態1による保護継電装置1の自動判別モードの処理手順について説明する。
図2を参照して、保護継電装置1は、操作部44へのユーザの入力操作によって自動判別モードに設定される。自動判別モードの実行時、DI回路37には、電気所内に設けられる直流電源Eの電源電圧VDに相当する電圧が印加されている。操作部44は、ユーザの入力操作を受け付けたとき、保護継電装置1を自動判別モードに切り替えるためのモード切替信号を生成し、その生成したモード切替信号をCPU32へ出力する。
CPU32は、操作部44からモード切替信号を受けると、スイッチ切替信号SIG1〜SIGmを順番に選択してHレベルとする。閾値設定回路56は、スイッチ切替信号SIG1〜SIGmの選択に従って基準電圧Vth1〜Vthmを順番に選択し、その選択した基準電圧を閾値電圧Vthとして比較器52の反転入力端子(−端子)へ出力する。
比較器52は、DI入力部50から出力された分圧電圧Vdivと、閾値電圧Vthとを比較し、比較結果を出力する。絶縁回路54は比較器52の出力信号に基づいてオンオフ信号を生成し、その生成したオンオフ信号をCPU32へ出力する。
ここで、比較器52においては、ある固定された分圧電圧Vdivに対して閾値電圧Vthの電圧値が切り替わることによって、出力信号がHレベルになったり、Lレベルになったりする。その結果、比較器52から絶縁回路54を介してCPU32に与えられるオンオフ信号もHレベルになったり、Lレベルになったりする。CPU32は、このオンオフ信号の変化に基づいて直流電源Eの電源電圧VDを判別する。
図5は、この発明の実施の形態1による保護継電装置における自動判別モードの処理手順を示したフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートは、CPU32において予め格納したプログラムを実行することで実現できる。
図5を参照して、まず、CPU32は、ステップS01により、自動判別モードを実行するために、操作部44がユーザの入力操作を受け付けたか否かを判定する。CPU32は、操作部44からモード切替信号が入力されたとき(ステップS01においてYES)、保護継電装置1を自動判別モードに設定する。一方、モード切替信号が与えられていなければ(ステップS01においてNO)、処理を終了する。
次に、CPU32は、スイッチ切替信号SIG1〜SIGmを順番に選択してHレベルとすることにより、閾値設定回路56から出力される閾値電圧Vthの電圧値を切り替える。これにより、DI回路37から出力されるオンオフ信号の論理レベルを変化させる。そして、CPU32は、このオンオフ信号の論理レベルの変化に基づいて、直流電源Eの電源電圧VDを判別する。
具体的には、CPU32は、スイッチ切替信号SIG1〜SIGmを順番に選択してHレベルとすることにより、m個の閾値電圧Vth1〜Vthmを電圧値の高いものから順に(すなわち、Vthm,Vthm−1,・・・Vth2,Vth1の順に)切り替える。そして、CPU32は、この閾値電圧Vthの切り替えに応答してオンオフ信号がLレベルからHレベルに反転したときの閾値電圧Vthの電圧値に基づいて、直流電源Eの電源電圧VDを判別する。
詳細には、まず、ステップS02により、CPU32は、スイッチ切替信号SIGmをHレベルとする。Hレベルのスイッチ切替信号SIGmに応答してスイッチ62_mがオン状態となることにより、基準電圧生成回路60_mから出力される基準電圧Vthmが閾値電圧Vthとして閾値設定回路56から出力される。
DI回路37は、閾値電圧Vth(=基準電圧Vthm)を用いて、所定の入力チャネルに受けるディジタル入力信号DI(たとえばDI1とする)に基づいてオンオフ信号を生成する。CPU32は、ステップS03により、DI回路37から入力されるオンオフ信号の状態を確認する。ステップS04では、CPU32は、オンオフ信号がHレベルであるか否かを判定する。
オンオフ信号がHレベルであると判定されたとき(ステップS04においてYES)、すなわち、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vth(=Vthm)を超えているとき、CPU32は、ステップS12により、基準電圧Vthmに対応する電源電圧VDm(図4参照)が、保護継電装置1の納入先の電気所内に設けられた直流電源Eの電源電圧VDであると判断する。そして、CPU32は、判別された直流電源Eの電源電圧VD(=VDm)を表示部42に表示させるとともに、自動判別モードを終了する。
これに対して、オンオフ信号がLレベルであると判定されたとき(ステップS04においてNO)、CPU32は、ステップS05に進み、スイッチ切替信号SIGm−1をHレベルとする。Hレベルのスイッチ切替信号SIGm−1に応答してスイッチ62_m−1がオン状態となることにより、基準電圧生成回路60_m−1から出力される基準電圧Vthm−1が閾値電圧Vthとして閾値設定回路56から出力される。
DI回路37は、閾値電圧Vth(=基準電圧Vthm−1)を用いて、ディジタル入力信号DI1に基づいてオンオフ信号を生成する。CPU32は、ステップS06により、DI回路37から入力されるオンオフ信号の状態を確認する。ステップS07では、CPU32は、オンオフ信号がHレベルであるか否かを判定する。
オンオフ信号がHレベルであると判定されたとき(ステップS07においてYES)、すなわち、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vth(=Vthm−1)を超えているとき、CPU32は、ステップS12により、基準電圧Vthm−1に対応する電源電圧VDm−1(図4参照)が直流電源Eの電源電圧VDであると判断する。CPU32は、判別された電源電圧VDを表示部42に表示させるとともに、自動判別モードを終了する。
これに対して、オンオフ信号がLレベルであると判定されたとき(ステップS07においてNO)、CPU32は、スイッチ切替信号SIGm−2をHレベルとすることにより、閾値電圧Vthを基準電圧Vthm−2に下げる。そして、CPU32は、DI回路37から入力されるオンオフ信号がHレベルであると判定されたとき、ステップS12により、基準電圧Vthm−2に対応する電源電圧VDm−2が直流電源Eの電源電圧VDであると判断する。
このようにしてCPU32は、閾値設定回路56から出力される閾値電圧Vthの電圧値を下げていくとともに、閾値電圧Vthの低下によるオンオフ信号の論理レベルの変化を捉えるという動作を繰り返す。ステップS08では、CPU32は、スイッチ切替信号SIG1をHレベルとする。Hレベルのスイッチ切替信号SIG1に応答してスイッチ62_1がオン状態となることにより、基準電圧生成回路60_1から出力される基準電圧Vth1が閾値電圧Vthとして閾値設定回路56から出力される。
DI回路37は、閾値電圧Vth(=基準電圧Vth1)を用いて、ディジタル入力信号DI1に基づいてオンオフ信号を生成する。CPU32は、ステップS09により、DI回路37から入力されるオンオフ信号の状態を確認する。ステップS10では、CPU32は、オンオフ信号がHレベルであるか否かを判定する。オンオフ信号がHレベルであると判定されたとき(ステップS10においてYES)、すなわち、分圧電圧Vdivが閾値電圧Vth(=Vth1)を超えているとき、CPU32は、ステップS12により、基準電圧Vth1に対応する電源電圧VD1(図4参照)が、直流電源Eの電源電圧VDであると判断する。そして、CPU32は、自動判別モードを終了する。
これに対して、オンオフ信号がLレベルであると判定されたとき(ステップS10においてNO)、すなわち、m個の閾値電圧Vthm〜Vth1のいずれに対してもオンオフ信号がLレベルからHレベルに変化しないとき、CPU32は、保護継電装置1の異常と判断する。保護継電装置1の異常には、基準電圧生成回路60における基準電圧Vth1〜Vthmの設定に誤りがある場合や、DI回路37内部の回路素子または配線の故障等によってオンオフ信号がDI回路37から出力されていない場合などが含まれる。CPU32は、保護継電装置1の異常を示すエラーコードを表示部42に表示させる。なお、エラーの報知は、保護継電装置1の異常をユーザに対して視覚的および/または聴覚的に報知し得るものであれば、どのような態様であってもよい。
なお、図5に示すフローチャートでは、m個の閾値電圧Vth1〜Vthmを電圧値の高いものから順に切り替えている。これにより、直流電源Eの電源電圧VDの判別を効率良く行なうことができる。なお、m個の閾値電圧Vth1〜Vthmを電圧値の低いものから順に切り替える構成としても同様の効果が得られる。
このように、この発明の実施の形態1による保護継電装置によれば、DI回路において開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成するために用いられる閾値電圧Vthは、保護継電装置が設置される電力系統の電圧階級に応じて切り替えられる。これにより、DI回路は様々な電圧階級に容易に対応できるため、複数の電圧階級の間でDI回路を共通化することができる。
また、この発明の実施の形態1による保護継電装置によれば、保護継電装置が設置される電力系統の電圧階級を自動的に判別することができる。そのため、電圧階級が変更された場合においても、変更後の電圧階級を判別して閾値電圧Vthを容易に切り替えることができる。これにより、閾値電圧Vthの設定を変更するために保護継電装置を電源オフの状態にして電力系統から切り離す作業が不要となる。したがって、保護継電装置の製造コストおよび管理コストを低減できる。
さらに、この発明の実施の形態1による保護継電装置によれば、電力系統の電圧系統を自動判別する処理の実行中において、保護継電装置の異常を検出してユーザに対して報知することができる。これにより、保護継電装置の誤動作を未然に防止できる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2による保護継電装置1Aの概略構成を示すブロック図である。
図6を参照して、保護継電装置1Aは、図2に示す保護継電装置1の概略構成において、記憶部46をさらに設けたものである。保護継電装置1Aの概略構成は、記憶部46を除いて図2と同様であるので、詳細な説明は繰り返さない。
記憶部46は、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成される。記憶部46は、自動判別モードの実行後、判別された直流電源Eの電源電圧VDをCPU32から受ける。記憶部46はさらに、判別された電源電圧VDに対応して選択されるスイッチ切替信号SIGiをCPU32から受ける。記憶部46は、これらの情報を不揮発的に記憶する。
記憶部46は、保護継電装置1Aの外部に設けられた機器(外部機器)5と通信可能に接続されている。外部機器5は、たとえば電気所内に設けられたパーソナルコンピュータなどのデータ表示端末である。外部機器5は、記憶部46に格納された直流電源Eの電源電圧VDおよびスイッチ切替信号SIGiを読み出すことができる。
本実施の形態2による保護継電装置1Aによれば、保護継電装置1Aの出荷前に納入先の電気所の電圧階級を想定して行なわれた自動判別モードでの判別結果を、記憶部46に記憶させておくことができる。これにより、納入先の電気所の所内に保護継電装置1Aを設置した際に、外部機器5を用いて上記の判別結果を確認することができる。具体的には、ユーザは保護継電装置1Aにおける直流電源Eの電源電圧VDの設定、およびスイッチ切替信号SIGiの選択が正しく行なわれているかどうかを確認することができる。その結果、直流電源Eの電源電圧VDの設定の誤りを防止できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 保護継電装置、2,3 外部入力端子、5 外部機器、10 補助変成器、20 A/D変換部、21,22 フィルタ、24,25 SH回路、26 マルチプレクサ、27 A/D変換器、30 リレーユニット、31 バス、32 CPU、33 不揮発性メモリ、34 揮発性メモリ、35 I/F、36 DO回路、37 DI回路、40 出力部、42 表示部、44 操作部、46 記憶部、50_1〜50_n DI入力部、52_1〜52_n 比較器、53 フォトカプラ、54_1〜54_n,58 絶縁回路、55,57 プルアップ抵抗素子、56 閾値設定回路、59 動作電源、60_1〜60_m 基準電圧生成回路、62_1〜62_m,SW スイッチ、CT 計器用変流器、VT 計器用変圧器、CB 遮断器、E 直流電源。

Claims (4)

  1. 電力系統に設けられた開閉器の開閉情報を取り込んで、前記開閉器の開閉状態を示すオンオフ信号を生成する入力回路と、
    前記入力回路からの前記オンオフ信号に基づいて、前記開閉器の開閉状態を監視するための制御部とを備え、
    前記入力回路は、
    取り込んだ前記開閉器の開閉情報を、電気所内に設けられた直流電源から与えられる入力直流電圧に応じた電圧信号に変換して出力する入力部と、
    前記制御部からの制御信号に応じて、互いに異なる複数の電圧値の閾値電圧を設定することが可能な閾値設定回路と、
    前記電圧信号と前記閾値電圧とを比較し、比較結果に基づいて前記オンオフ信号を生成するための比較器とを含み、
    前記制御部は、前記閾値電圧の電圧値の切り替えに応答して変化する前記オンオフ信号に基づいて前記直流電源の電圧値を判別し、判別した前記直流電源の電圧値に応じて前記閾値電圧の電圧値を設定する、保護継電装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の電圧値の閾値電圧を、電圧値の高いものから順に、または電圧値の低いものから順に切り替えるとともに、前記オンオフ信号の論理レベルが反転したときの前記閾値電圧の電圧値に基づいて前記直流電源の電圧値を判別する、請求項1に記載の保護継電装置。
  3. 判別した前記直流電源の電圧値を表示するための表示部をさらに備え、
    前記表示部は、前記閾値電圧の電圧値の切り替えに応答して前記オンオフ信号が変化しないときには、前記保護継電装置の異常を報知する、請求項1または2に記載の保護継電装置。
  4. 外部から読み出し可能に構成され、判別した前記直流電源の電圧値を保持するための記憶部をさらに備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の保護継電装置。
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