JP6140640B2 - 光ファイバ切替装置および方法 - Google Patents
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Description
(1)内部にプローブファイバを配設し、光結合点を備えた平面を有する第1のブロックと、光ファイバの曲げを形成する凸型形状部を有し、前記第1のブロックの前記光結合点に対して接離する方向にスライド可能に支持された第2のブロックと、前記光結合点の両側にそれぞれ配置され、前記光ファイバを挟持状態で係合する係合部を有し、前記光ファイバの軸方向にスライド可能な一対の光ファイバ接触部材と、前記一対の光ファイバ接触部材を前記光結合点から離れた曲り解除位置と、前記光結合点に接近させる方向に移動させる接触部材移動手段とを具備し、前記第1のブロックと前記第2のブロックの前記凸型形状部の頂部との間で前記光ファイバを挟んだ状態で前記光ファイバを固定し、前記曲り解除位置で前記光ファイバを前記各光ファイバ接触部材に挟持させた状態で、前記接触部材移動手段により、一対の前記光ファイバ接触部材がそれぞれ前記光結合点側に移動する動作にともない前記光ファイバを前記凸型形状部に圧接させて前記光ファイバに前記凸型形状部に沿わせて曲げ部を形成し、前記光ファイバの曲げ部の近傍に配置された前記プローブファイバにより、前記光ファイバの曲げ部と前記プローブファイバとの間にて通信光が結合することにより、双方向通信ができる態様とする。
(8)内部にプローブファイバを配設し、光結合点を備えた平面を有する第1のブロックと、光ファイバの曲げを形成する凸型形状部を有し、前記第1のブロックの前記光結合点に対して接離する方向にスライド可能に支持された第2のブロックと、前記光ファイバを挟持状態で係合する係合部を有し、前記光結合点の両側にそれぞれ配置され、前記光ファイバの軸方向にスライド可能な一対の光ファイバ接触部材と、前記一対の光ファイバ接触部材を前記光結合点から離れた曲り解除位置と、前記光結合点に接近させる方向に移動させる接触部材移動手段とを具備する光ファイバ切替装置で使用され、前記一対の光ファイバ接触部材の各係合部の各々に前記光ファイバを差し込み、前記第1のブロックの前記光結合点上に前記光ファイバの光結合させる断面がくるように仮置きするステップと、前記第2のブロックの前記凸型形状部の頂部を前記光結合点に向かってスライドさせ、前記光ファイバの側方に押し当てることで、前記第2のブロックの前記凸型形状部の頂部と前記第1のブロックの前記光結合点との間で前記光ファイバを挟み込むことにより、前記光ファイバを前記光結合点に固定するステップと、前記一対の光ファイバ接触部材を前記光結合点に向かって両側から互いに近接させる方向に前記光ファイバの軸方向に同時にスライドさせることで前記一対の光ファイバ接触部材の各係合部上の前記光ファイバを前記凸型形状部に圧接させて前記光ファイバを前記凸型形状部の周壁面に沿わせることで前記曲げ部を形成するステップと、前記光ファイバの前記曲げ部と前記プローブファイバとの間にて通信光が結合することにより、双方向通信を行うステップと、を具備する態様とする。
(第1の実施の形態)
(構成)
図1乃至図8は、本発明に係る光ファイバ切替装置11の第1の実施の形態を示す図である。図1は、本実施の形態の光ファイバ切替装置11の全体の概略構成を示す正面図である。本実施の形態の光ファイバ切替装置11は、装置外枠12と、この装置外枠12のほぼ中央位置に配置された光ファイバ固定部13と、この光ファイバ固定部13の左右に配置された一対の(第1および第2の)横移動体14、15とを有する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の光ファイバ切替装置11の使用時には、まず、試験対象の光ファイバ19を光ファイバ切替装置11にセットする作業が行われる。この試験対象の光ファイバ19のセット作業時には、あらかじめ光ファイバ切替装置11は図1に示す初期位置で保持されている。この図1の初期位置では、光ファイバ固定部13の第1のブロック17の上面側の平面16に第2のブロック18の凸型形状部22の突き当て部22aが当接された状態で保持されている。さらに、光ファイバ固定部13の左右の第1および第2の横移動体14、15は、一対の光ファイバ接触部材26が曲り解除位置に移動した第1の切替状態で保持されている。このとき、一方の金属ブロック42は、第1の磁石44の磁力によって吸着された状態で位置保持される。同様に。他方の金属ブロック43は、第2の磁石45の磁力によって吸着された状態で位置保持される。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の光ファイバ切替装置11では、平面状の第1のブロック17と第2のブロック18の凸型形状部22の頂部の突き当て部22aとの間で光ファイバ19を挟んだ状態で光ファイバ19を位置決めして固定する。続いて、一対の光ファイバ接触部材26が曲り解除位置に位置している状態で光ファイバ19を各光ファイバ接触部材26に挟持させた状態で、一対の光ファイバ接触部材26をそれぞれ光結合点21側に移動させる動作にともない光ファイバ19を凸型形状部22に圧接させる。これにより、光ファイバ19に凸型形状部22に沿わせて曲げ部52を形成できる。
第1の磁石44の磁力F=5(kgf)
a=F/m・・・式(1)
式(1)に各数値を代入すると、加速度aは、以下のようになる。
このように、加速度aは、980(m/s2)となる。
加速度980(m/s2)を有するファイバ接触部材26の移動距離は15mmのため、ファイバ接触部材26が第3の磁石46の位置に達するまでにかかる時間をTとすると次の式(2)が成立する。
式(2)に値を代入し、時間Tを求めた結果
T=0.3(ms)
であった。
Claims (8)
- 内部にプローブファイバを配設し、光結合点を備えた平面を有する第1のブロックと、
光ファイバの曲げを形成する凸型形状部を有し、前記第1のブロックの前記光結合点に対して接離する方向にスライド可能に支持された第2のブロックと、
前記光結合点の両側にそれぞれ配置され、前記光ファイバを挟持状態で係合する係合部を有し、前記光ファイバの軸方向にスライド可能な一対の光ファイバ接触部材と、
前記一対の光ファイバ接触部材を前記光結合点から離れた曲り解除位置と、前記光結合点に接近させる方向に移動させる接触部材移動手段とを具備し、
前記第1のブロックと前記第2のブロックの前記凸型形状部の頂部との間で前記光ファイバを挟んだ状態で前記光ファイバを固定し、
前記曲り解除位置で前記光ファイバを前記各光ファイバ接触部材に挟持させた状態で、前記接触部材移動手段により、一対の前記光ファイバ接触部材がそれぞれ前記光結合点側に移動する動作にともない前記光ファイバを前記凸型形状部に圧接させて前記光ファイバに前記凸型形状部に沿わせて曲げ部を形成し、前記光ファイバの曲げ部の近傍に配置された前記プローブファイバにより、前記光ファイバの曲げ部と前記プローブファイバとの間にて通信光が結合することにより、双方向通信ができることを特徴とする光ファイバ切替装置。 - 前記接触部材移動手段は、回動レバーの回動操作力を前記光ファイバの軸方向に前記光ファイバ接触部材をスライドさせる操作力に変換するクランク構造の変換機構と、前記光ファイバ接触部材を前記曲り解除位置と前記光ファイバに曲げ部を形成する曲げ部形成位置との間で軸方向にスライドさせる動作を案内するガイドレールとを有する接触部材駆動機構を具備することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ切替装置。
- 前記接触部材駆動機構は、一対の前記光ファイバ接触部材にそれぞれ固定された金属ブロックと、
一対の前記各金属ブロックの外側にそれぞれ前記各金属ブロックに対して接離可能に配設された2個の外側磁力発生部材と、
2つの前記金属ブロック間にそれぞれ前記各金属ブロックに対して接離可能に配置された内側磁力発生部材と、
を有し、
前記一対の前記光ファイバ接触部材が前記曲り解除位置に移動した第1の切替状態で2つの前記金属ブロックが前記外側磁力発生部材の磁力によって係止され、前記一対の前記光ファイバ接触部材が前記曲げ部形成位置に移動した第2の切替状態で2つの前記金属ブロックが前記内側磁力発生部材の磁力によって係止されてそれぞれ保持される位置保持手段を有することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ切替装置。 - 前記回動レバーに前記各磁力発生部材の磁力以上の力を加えることで前記光ファイバ接触部材を前記曲り解除位置と前記曲げ部形成位置との間で切り替える切替機構を有することを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ切替装置。
- 前記光ファイバ接触部材は、板状のベース部材と、このベース部材上に突設された一対のピンとを有し、
前記係合部は、前記一対のピン間に前記光ファイバを差し込んで挟持する構成であり、
前記接触部材駆動機構は、前記金属ブロックと前記ベース部材との固定位置を変えることで光ファイバの曲げ形状を左右非対称に変える曲げ形状調整機構を有することを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ切替装置。 - 前記係合部は、前記一対のピン間の隙間が前記光ファイバの外径より大きく、
前記凸型形状部は、前記光ファイバに曲げ部を形成する曲げ部形成時に前記ピンを収容して前記ピンとの干渉を避けるための凹部を有することを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ切替装置。 - 前記第1のブロックは、前記凸型形状部との接合時に前記光ファイバを収容する光ファイバ収容部を有することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ切替装置。
- 内部にプローブファイバを配設し、光結合点を備えた平面を有する第1のブロックと、
光ファイバの曲げを形成する凸型形状部を有し、前記第1のブロックの前記光結合点に対して接離する方向にスライド可能に支持された第2のブロックと、
前記光ファイバを挟持状態で係合する係合部を有し、前記光結合点の両側にそれぞれ配置され、前記光ファイバの軸方向にスライド可能な一対の光ファイバ接触部材と、
前記一対の光ファイバ接触部材を前記光結合点から離れた曲り解除位置と、前記光結合点に接近させる方向に移動させる接触部材移動手段とを具備する光ファイバ切替装置で使用され、
前記一対の光ファイバ接触部材の各係合部の各々に前記光ファイバを差し込み、前記第1のブロックの前記光結合点上に前記光ファイバの光結合させる断面がくるように仮置きするステップと、
前記第2のブロックの前記凸型形状部の頂部を前記光結合点に向かってスライドさせ、前記光ファイバの側方に押し当てることで、前記第2のブロックの前記凸型形状部の頂部と前記第1のブロックの前記光結合点との間で前記光ファイバを挟み込むことにより、前記光ファイバを前記光結合点に固定するステップと、
前記一対の光ファイバ接触部材を前記光結合点に向かって両側から互いに近接させる方向に前記光ファイバの軸方向に同時にスライドさせることで前記一対の光ファイバ接触部材の各係合部上の前記光ファイバを前記凸型形状部に圧接させて前記光ファイバを前記凸型形状部の周壁面に沿わせることで前記曲げ部を形成するステップと、
前記光ファイバの前記曲げ部と前記プローブファイバとの間にて通信光が結合することにより、双方向通信を行うステップと、
を具備することを特徴とする光ファイバ切替方法。
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JP2014085752A JP6140640B2 (ja) | 2014-04-17 | 2014-04-17 | 光ファイバ切替装置および方法 |
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