JP6139748B1 - 回転電機の固定子 - Google Patents
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
Description
特許文献1参照)
一方、外径側に段差が生じると、固定子鉄心を固定するために使用するヨーク等の圧入時に、外径側に飛び出した側の段差部分で圧入時の面圧が集中するため、前述の該当部にて摩擦熱が上昇して、焼付きやカジリなどの生産性の悪化を招く問題がある。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
図1〜図4に基づいて実施の形態1における回転電機の固定子を説明する。
図1は回転電機の固定子を示す正面図、図2は回転電機の固定子鉄心を示す平面図、図3は回転電機の固定子を示す断面図、図4は図2と同様の回転電機の固定子鉄心を示し、(a)は窪み部の構成を示す説明図、(b)は窪み部構成の変形例を示す説明図である。
また、互いに隣り合う扇形状分割鉄心1は、その両対向面が突合状態とされる共に外径側のNヶ所(本例では3ヶ所)を接合部3(3a、3b、3c)として円筒状に形成され且つ回転電機のハウジングである外筒鉄心(円筒状ケース)8の内周面に、圧入状態で挿着一体化され、一体の固定子鉄心5を構成している。
図1では、図示を省略しているが、固定子鉄心5を形成する前に、扇形状分割鉄心1に対してインシュレータ6と固定子巻線7は、組付けられた状態にて円筒状に配置して固定子鉄心5を形成する。
接合部3については、レーザー溶接等で実施することが一般的である。固定子巻線7を組付けた状態の固定子鉄心5は、それを固定するための外筒鉄心8へ圧入することによる組付で固定され、固定子9が形成される構造となる。
また、モータの振動や騒音の低減を考えると、軸方向全長において外径に対する溝部4によるへこみ部分とその他の部分のバランスが均一の方が好ましく、図4(a)に示すように溝部4とその他部分は交互での配置し、且つ同じピッチ幅(等間隔)で配置することが効果的である。
溝部4の軸方向長さをaとした場合、その他部分の長さbは、aの1〜2倍程度が好ましい。また、削れ屑等の対策を重視するのであれば、図4(b)に示すように圧入時の固定子鉄心5と外筒鉄心8の圧入開始時の芯ズレなどにより、圧入開始時に焼付き、カジリが発生しやすいことを考えると、固定子鉄心5の溝部4を、圧入方向上、外筒鉄心8の内周面と最初に接触する箇所(導入部)に集中して配置する構成が有効である。溝部4の深さについては外筒鉄心8と固定子鉄心5の間に空間ができるよう、一例として0.1〜1mm程度が考えられる。
図5、図6に基づいて実施の形態2における3種類の窪み部(へこみ部)、すなわち溝部4について説明する。
図5(a)(b)は実施の形態1で採用される溝部4を有する扇形状分割鉄心1の分割コア片を示し、(a)は窪み部無しの分割コア片10を示す正面図、(b)は窪み部有の分割コア片11を示す正面図、(c)、(d)は窪み部有の分割コア片11で、2種類の変形例を示す正面図、図6は分割コア片10、11の共通部分である連結部12を説明するための分割コア片13の正面図である。
そこで、この実施の形態2では固定子鉄心5の接合部3付近の外径寸法に着目し、他の部分と同じ寸法の分割コア片10に対し外径寸法が他の部分よりもへこむ設定となる分割コア片11を別に製作し、それらの分割コア片10、11を所定の枚数単位で交互に積層することで、扇形状分割鉄心1の製作を可能としたものである。
分割コア片10、11の積層については、順送プレス金型を用いて、分割コア片10、11を形成するステーションを準備し、積層パターンをプログラム化して製作することが考えられる。また、それぞれの分割コア片10、11は、カシメ等により固定される。
また、溝部4を形成する分割コア片11については、図5(b)(c)に示すように全体的に外径を減らすのではなく、金型の構成や生産性を考慮して、斜め形状の切断(11c)や円弧形状(11d)などにすることで形成することも可能である。
したがって、直線状に巻付けた後、円弧状に丸めることで図5に示す分割コア片10、11の形状にすることができる。
この構成により、巻線できる固定子巻線7の密度を上げてモータ性能を高めること及び分割コア片13を薄板珪素鋼板から打ち抜く際の歩留りを上げることができるため経済的にも有利である。
また、分割コア片13の端部については、当然図5、6に示す外径のへこみ部(窪み部)を設けたものと、へこみ部(窪み部)がないものの2パターンが存在し、それらを積層することで溝部4のある扇形状分割鉄心1を形成することができる。
電動パワーステアリング用モータは、ハンドル軸に伝わる脈動低減のためモータのトルク脈動の低減が必要なこと及び、ドライバーに対して低騒音であることが求められている。実施の形態1による固定子鉄心5は、モータ特性を満たすために内径精度を重視して外径部に段差ができても外筒鉄心8と圧入できること、且つ圧入時の締代を保ち固定子9の剛性を低下させることなく製造可能であり、低振動、低騒音を達成できる構成である。よって、電動パワーステアリング用モータとしては好適である。
この発明は、電動パワーステアリング用モータなどに代表される、低騒音・低振動を求められる回転電機用の固定子に対して、安価且つ生産性を損なうことなく圧入工程を実施し製造することが可能となる。
4:溝部(窪み部)、 5:固定子鉄心、 8:外筒鉄心、 9:固定子、
12:連結部、 13:分割コア片
Claims (6)
- 外周が円弧状であるヨーク部とこのヨーク部から内向きに且つ周方向に所定ピッチで突出した複数のティース部を有し、積層鋼板で形成された複数の扇形状分割鉄心と、この扇形状分割鉄心の互いに隣り合う両対向面を突合状態とし且つ外径側を接合部として円筒状に形成された固定子鉄心と、この固定子鉄心が内周面に圧入された外筒鉄心と、前記ティース部に巻装された固定子巻線と、を有する回転電機の固定子であって、
前記接合部の周辺外周面には、前記固定子鉄心の外筒鉄心内周面への圧入工程時に、削れ屑や焼付きによる溶解塊を落とし込み収納すると共に前記外筒鉄心の内周面に対する前記固定子鉄心の接触面積を減少させ前記圧入工程時に発生する面圧上昇を抑制する窪み部が、前記接合部ごとに周方向に形成され、且つこの窪み部は前記積層鋼板の外径寸法を複数枚単位で短くすることにより形成され、
前記固定子鉄心の軸方向の両端部には、前記窪み部を有しない前記固定子鉄心が配置され、
前記窪み部とこの窪み部を有しない前記固定子鉄心の外周部分とは、前記固定子鉄心の軸方向に等間隔に且つ交互に配置されていることを特徴とする回転電機の固定子。 - 前記窪み部は、前記固定子鉄心の外筒鉄心内周面への圧入工程時に、前記外筒鉄心の内周面と最初に接触する導入側に集中的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
- 前記外筒鉄心は、鉄系材料で構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機の固定子。
- 前記固定子鉄心は、前記窪み部を有する部分及び前記窪み部を有しない部分共に、板状磁性材料の打ち抜き型鉄系材料で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
- 前記ヨーク部間の連結部は、各積層鋼板の外径部に形成された折り曲げ可能な薄皮状連結部で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
- 電動パワーステアリング駆動用モータに用いられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
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