JP2016135063A - 鉄心、固定子、回転電機 - Google Patents

鉄心、固定子、回転電機 Download PDF

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辰郎 日野
Tatsuo Hino
辰郎 日野
橋本 昭
Akira Hashimoto
昭 橋本
井上 正哉
Masaya Inoue
正哉 井上
山村 明弘
Akihiro Yamamura
明弘 山村
省吾 岡本
Shogo Okamoto
省吾 岡本
篤史 坂上
Atsushi Sakagami
篤史 坂上
秋田 裕之
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
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Abstract

【課題】小型・軽量かつ生産性の良い鉄心、固定子、回転電機を提供する。
【解決手段】鉄心20は、複数の分割ヨーク部22と、それぞれの分割ヨーク部22の周方向の一端部から径方向内側に延出する第一ティース部24および周方向の他端部から径方向内側に延出する第二ティース部25とを有し、隣り合う2個の分割ヨーク部22の内の一方の分割ヨーク部22から延出する第一ティース部24の先端部と他方の分割ヨーク部22から延出する第二ティース部25の先端部とが、先端結合部3Kにより結合されて鉄心20は一体として形成され、隣接する分割ヨーク部22の外周部に設けた溶接部6を溶接することにより、隣り合う2個の分割ヨーク部22の内の一方の分割ヨーク部22から延出する第一ティース部24と他方の分割ヨーク部22から延出する第二ティース部25とが、一個のティース部23を構成する。
【選択図】図6

Description

この発明は、鉄心、固定子、回転電機に関するものである。
近年、電動機および発電機として使用される回転電機については、小型・高出力および高品質が求められている。例えば、車両に搭載される回転電機においては、これを搭載するためのスペースが小さくなってきている一方で、出力の向上が求められている。従来の回転電機として、固定子に用いられる固定子コアを周方向に分割し、結合面の外周部を積層方向にレーザ溶接して固着してなるインナーロータ型回転電機が示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る固定子は、周方向に固定子コアを分割することで、高密度の巻線を施すことができ、この固定子を用いる回転電機を小型軽量化できる。
また、周方向に分割したコアの当接面に相係合する凸凹部を形成し、分割コアを内径方向に押圧する環状構造物を備えた回転電機の固定子が提案されている(例えば特許文献2参照)。特許文献2に記載の回転電機では、分割コアを組み合わせた固定子コアを径方向内側に押圧する、締め代を有する環状構造体に挿入することにより、固定子の剛性を得ている。
特許第3355700号公報 特許第3430521号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回転電機においては、周方向に分割された固定子コアの接合部が溶接部だけとなるため、固定子コアに必要な剛性を確保できず、これを利用する回転電機の振動、騒音が大きくなってしまう課題があった。
また、固定子コアに必要な剛性を確保するために溶接部の径方向の溶け込み深さ(溶融させる深さ)を大きくすると、溶接部の歪みが大きくなって、固定子コアに必要な真円度が確保できず、回転電機のコギングトルクおよびトルクリップルが大きくなってしまうという課題があった。
さらに、溶接の径方向の溶け込み深さを大きくすると、軸方向に渦電流が流れやすくなるため、回転電機の効率が低下し、必要な出力を確保するために回転電機を大型化しなければならないという課題があった。
また、特許文献2に記載の回転電機においては、環状の構造物を設けないと必要な固定子の剛性が確保できないため、フレームを必要とし、部品数が増加して製品が高価となってしまう課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、小型、軽量かつ生産性の良い鉄心、固定子、回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る鉄心は、
複数の分割ヨーク部と前記分割ヨーク部から径方向内側に延出するティース部とを有する円環状の鉄心と、前記鉄心のスロット部に配設されたコイルとを備えた回転電機の固定子を構成する鉄心であって、
前記鉄心は、
それぞれの前記分割ヨーク部の周方向の一端部から径方向内側に延出する第一ティース部および周方向の他端部から径方向内側に延出する第二ティース部とを有し、
一個の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部と前記第二ティース部との間には、前記スロット部が形成され、
隣り合う2個の前記分割ヨーク部の内の一方の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部の先端部と他方の前記分割ヨーク部から延出する前記第二ティース部の先端部とが、先端結合部により結合されて前記鉄心は一体として形成され、
隣接する前記分割ヨーク部の外周部に設けた溶接部を溶接することにより、隣り合う2個の前記分割ヨーク部の内の一方の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部と他方の前記分割ヨーク部から延出する前記第二ティース部とが、一個の前記ティース部を構成するものである。
また、この発明に係る固定子は、前記鉄心と、前記コイルとを備えたものである。
また、この発明に係る回転電機は、前記固定子と、前記固定子の内周側に挿入されて回転する回転子とを備えたものである。
この発明に係る鉄心は、
複数の前記分割ヨーク部と、
それぞれの前記分割ヨーク部の周方向の一端部から径方向内側に延出する第一ティース部および周方向の他端部から径方向内側に延出する第二ティース部とを有し、
一個の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部と前記第二ティース部との間には、前記スロット部が形成され、
隣り合う2個の前記分割ヨーク部の内の一方の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部の先端部と他方の前記分割ヨーク部から延出する前記第二ティース部の先端部とが、先端結合部により結合されて前記鉄心は一体として形成され、
隣接する前記分割ヨーク部の外周部に設けた溶接部を溶接することにより、隣り合う2個の前記分割ヨーク部の内の一方の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部と他方の前記分割ヨーク部から延出する前記第二ティース部とが、一個の前記ティース部を構成するものなので、
部品数が少なく、小型、軽量かつ生産性が良く、安価で剛性の高い鉄心と固定子を提供できる。
また、固定子の剛性が大幅に向上することで、この固定子を使用する回転電機の振動・騒音を抑制できる効果がある。
本発明の実施の形態1に係る回転電機の平面図と側面図である。 本発明の実施の形態1に係る固定子の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る積層鉄心の各積層を構成する鉄心部材の平面図と要部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る固定子用のコイルの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る固定子用のコイルの平面図と側面図である。 本発明の実施の形態1に係る積層鉄心部材の積層ティース部をコイルに挿入する直前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る積層鉄心部材の積層ティース部をコイルに挿入する直前の状態を示す平面図と側面図である。 図7(b)のB−B線における断面図とその要部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る積層鉄心部材の積層ティース部をコイルに挿入する過程を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る積層鉄心部材の積層ティース部をコイルに挿入する過程を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る積層鉄心部材の積層ティース部をコイルに挿入する過程を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る溶接部に作用する力を説明する模式図である。 本発明の実施の形態2に係る鉄心部材の平面図と要部拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る積層鉄心の平面図と要部拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る鉄心部材の平面図と要部拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る積層鉄心の平面図と要部拡大図である。 図15の丸印で囲んだ部分の一部拡大図である。 本発明の実施の形態4に係る積層鉄心の平面図と要部拡大図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る鉄心、固定子、回転電機を、図を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態1に係る回転電機100の平面図である。
図1(b)は、本発明の実施の形態1に係る回転電機100の側面図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る固定子2の斜視図である。
回転電機100は、回転軸11を有する回転子1と、インナーロータ型固定子としての固定子2からなる。
固定子2は、磁束を通すための積層鉄心20と、固定子2を界磁するためのコイル5とを有する。積層鉄心20は、渦電流損を抑制するために、磁性鋼板をプレスで打ち抜いて製造する鉄心部材を積層することで形成されている。
以下の説明において、特に記載しない場合、「径方向」とは積層鉄心20の径方向を意味する。同様に、「周方向」とは積層鉄心20の周方向を意味し、「軸方向」とは積層鉄心20の軸方向を意味する。
図3(a)は、積層鉄心20の各積層を構成する鉄心部材3の平面図である。
図3(b)は、図3(a)の円で囲んだ部分の拡大図である。
図3(a)に示すように、鉄心部材3は、円環状に一体として磁性鋼板から打ち抜かれた部材である。
鉄心部材3は、周方向に分割された分割ヨーク部32の周方向の端部の一端部から径方向内側に延出する第一ティース部34の先端部と、この分割ヨーク部32と隣り合う分割ヨーク部32の隣り合う他端部から同様に径方向内側に延出する第二ティース部35の先端部とが先端結合部3Kにおいて一体として結合されている。そして、1個の分割ヨーク部32から延出する第一ティース部34と第二ティース部35との間は、鉄心部材3の内側に向かって開口した凹部39を形成している。
この凹部39は、鉄心部材3が積層されると、コイル5を収納するスロット部となる。また、隣接する2個の分割ヨーク部32から延出する隣り合う第一ティース部34と第二ティース部35は、両者の間にV字形状の溝部36を形成している。
第一ティース部34と第二ティース部35とは、鉄心部材3が積層されると、後述の第一積層ティース部と第二積層ティース部となる。溝部36は、隣接する分割ヨーク部32の切れ目の隙間と連通して鉄心部材3の外側に開口している。
溝部36は、鉄心部材3が積層された状態で、積層溝部となる。分割ヨーク部32の、周方向の両端面がなす角度は、この鉄心部材3を外側から均等に収縮させて分割ヨーク部32間の隙間が塞がれた状態で、鉄心部材3の全ての分割ヨーク部32が円環状に接合される角度とする。
第一ティース部34と第二ティース部35とは、鉄心部材3の内側に向かって次第に細くなるテーパ形状とすることが望ましい。鉄心部材3の、全ての分割ヨーク部32が円環状に接合されたとき、隣接する分割ヨーク部32からそれぞれ延出する第一ティース部34と第二ティース部35とは、溝部36を周方向に閉じるように変形する。
このとき主に変形する部分が、図3(b)に示す変形中心H1及び変形中心H2を中心とする部分である。このように、溝部36が閉じることにより、
隣り合う2個の分割ヨーク部32の内の一方の分割ヨーク部32から延出する第一ティース部34と他方の分割ヨーク部32から延出する第二ティース部35とが、一個のティース部となる。溝部36の径方向内側の先端と、ティースの内周側最先端部との間の長さt4(先端結合部3Kの径方向の長さ)は、第一ティース部34、第二ティース部35の、溝部36の最も内周側部分における周方向の幅t1よりも大きいことが望ましい。これにより、先端結合部3Kの剛性が上がるので、変形中心H1、H2に応力を集中させる一方、先端結合部3Kに作用する応力を低減することができる。
図4は、固定子2用のコイル5の斜視図である。
図5(a)は、コイル5の平面図である。
図5(b)は、コイル5の側面図である。
コイル5は、積層鉄心20の所定のスロット部内に所定ターン数分が配置されるように、予め形成されている。なお、図においてはコイル5の線材として丸線を使用しているが、丸線の代わりに平角線を使用しても良い。
次に、鉄心部材3を積層した積層鉄心部材の積層ティース部を、コイル5に挿入して、固定子2を製造する方法を説明する。
図6は、積層鉄心部材21の積層ティース部23(第一積層ティース部24と第二積層ティース部25とを合わせたもの)のコイル5に挿入する直前の状態を示す斜視図である。
図7(a)は、積層鉄心部材21の積層ティース部23のコイル5に挿入する直前の状態を示す平面図である。
図7(b)は、積層鉄心部材21の積層ティース部23のコイル5に挿入する直前の状態を示す側面図である。
また、図8(a)は、図7(b)のB−B線における断面図である。
図8(b)は、図8(a)の要部拡大図である。
積層鉄心20は、鉄心部材3を複数枚積層した積層鉄心部材21を、外周側から径方向内側に押圧して縮径させ、隣接する積層分割ヨーク部22同士を溶接して製造する。
図3に示す、鉄心部材3の分割ヨーク部32が積層された部分が、図6に示す積層鉄心部材21の積層分割ヨーク部22となり、同様に、第一ティース部34が積層された部分が第一積層ティース部24となり、第二ティース部35が積層された部分が第二積層ティース部25となる。
積層鉄心部材21を構成する鉄心部材3の内径は、少なくともコイル5の外径よりも大きく形成しておく。これにより、図6に示すように、コイル5装着前の積層鉄心部材21を、コイル5に対して相対的に軸方向に移動させて両者を配置することができる。なお、図8(b)に示すように、スロット部29内に、積層鉄心部材21とコイル5を絶縁するための絶縁部材4を挿入しておいても良い。
図9〜図11(a)は、積層鉄心部材21の積層ティース部23をコイル5に挿入する過程を示す図である。
積層鉄心部材21を外周側から径方向中心に向かって均等に加圧することで、図9、図10、図11(a)の順に積層鉄心部材21の積層ティース部23がコイル5に徐々に挿入されていく。すると、各鉄心部材3の変形中心H1および変形中心H2を中心とする部分が、積層溝部26を閉じる方向に徐々に変形する。さらに、図11(a)に示すように、積層溝部26が閉塞するまで積層鉄心部材21の外周面を径方向中心に向かって加圧することにより、積層鉄心部材21のコイル5への挿入を完了すると、積層溝部26が完全に閉塞し、隣り合う積層分割ヨーク部22同士が密着する。
図11(b)は、隣接する積層分割ヨーク部22同士の溶接状態を示す図である。
図に示すように、たとえばレーザ溶接等の溶接方法によって、隣り合う積層分割ヨーク部22同士の外周面の境界部を溶接部6にて溶接することで図2に示す固定子2が完成する。なお、溶接部6は、図面では説明の便宜上三角形状で示している。また、図1、2等では、溶接部6を図示していない。
次に、溶接部6の溶け込み深さ(径方向に溶ける深さ)の必要条件について説明する。
図12は、溶接部6に作用する力を説明する模式図である。
まず、図12において、積層溝部26の最も内周側部分における、第一積層ティース部24(第二積層ティース部25も同じ)の周方向の幅をt1(図3と同じ、t4についても同様)とする。次に、第一積層ティース部24の最も外周側部分(根元部分)における周方向幅をt2とする。次に、溶接部6の径方向の溶け込み深さをt3とし、先端結合部3Kの径方向の幅をt4とする。次に、積層鉄心20の内径と外径との半径差をt5とし、閉じられた積層溝部26の径方向の長さをt6とする。また、図1(b)に示す積層鉄心20の軸方向の長さをtとする。
次に、溶接部6に加わる周方向の力(積層鉄心20自体に働く、隣り合う積層分割ヨーク部22の間を開こうとする力)をFとする。次に、第一積層ティース部24の内周側の変形中心H1に作用するモーメントをM1とし、第一積層ティース部24の外周側の変形中心H2に作用するモーメントをM2とする。次に、鉄心部材3に使用する材料の降伏応力をσmax、モーメントM1およびM2の算出に使用する断面係数をそれぞれZ1、Z2とすると、次の2つの式が成り立つ。
式1: M1=Z1・σmax
式2: M2=Z2・σmax
ここで、断面係数は、次の式3および式4により求められる。
式3: Z1=t1^2・t/6
式4: Z2=t2^2・t/6
そして、このモーメントM1およびモーメントM2により溶接部6に加わる周方向の力Fは、次の式5により求められる。
式5: F=(M1+M2)/t6
また、溶接部6が、周方向の力Fに対して耐えうる力F’は、次の式6となる。
式6: F’=t3・t・σmax
ここでF=F’とおくと、最低限必要な溶接部6の溶け込み深さt3が、次の式7により求められる。
式7: t3=(t1^2+t2^2)/(6・t6)
よって、t3を次に示す式8を満たす値に設定することで、積層鉄心20の外周部に環状のフレーム等を設けなくても積層鉄心20は、その形状を保持することができる。
式8: t3≧(t1^2+t2^2)/(6・t6)
例えば、t1=2、t2=4、t6=21としたときには、t3≧0.16となる。なお、溶接部6は軸方向の一部のみに設けてもよい。たとえば軸方向のうち半分の長さを溶接する場合には前記例ではt3≧0.32(0.16×2)とすればよい。軸方向全てを溶接しないことで、溶接部を流れる渦電流の大きさを低減することができるので回転電機100を高効率化できる効果がある。
また、積層鉄心20は、外周側は、溶接部6で溶接されているが、各積層を構成する鉄心部材3の第一ティース部34と第二ティース部35の内周側は、先端結合部3Kで連結されており、外周側は、それぞれ分割ヨーク部32に接続されており、鉄心部材3全体が一体である。したがって、積層ヨーク部単位で完全に分割されている積層分割鉄心の組み合わせに比較して、積層鉄心20の剛性は大幅に向上する。例えば、分割ヨーク部のみが溶接で接合されている従来例では、断面2次モーメントI1は、次の式9により求められる。
式9: I1=t3^3・t/12
一方、ティースの先端が先端結合部3Kで一体に結合され、各積層を構成する鉄心部材3が一体である本実施の形態に係る積層鉄心20の場合の断面2次モーメントI2は、次の式10により求められる。
式10: I2=(t5^3−(t5−t4−t3)^3)・t/12
ここで、従来例と本実施例の断面2次モーメントの比率αは、次の式11および式12により求められる。
式11: α=I2/I1
式12: α=(t5^3−(t5−t4−t3)^3)/t3^3
例えば、t3=1、t4=4、t5=38とするとα=18935となり、剛性が4ケタ向上する。
本発明の実施の形態1に係る、積層鉄心20、固定子2、回転電機100によれば、積層鉄心20の各積層を構成する鉄心部材3全体が一体なので、これを積層した積層鉄心部材21も一体構造となる。そして積層鉄心部材21の隣り合う積層分割ヨーク部22同士を更に溶接で接合することにより、部品数が少なく、小型、軽量かつ生産性が良く、安価で剛性の高い積層鉄心20と固定子2と回転電機100を提供できる。また、固定子2の剛性が大幅に向上することで、回転電機100の振動・騒音を抑制できる効果がある。
また、本発明によれば、固定子2にはフレームなどの環状構造物が必要なく、従来フレームが占めていたスペースまで固定子2の磁気回路として利用することができるので、固定子2を小型化し、回転電機100を高出力化できる。さらに、フレームにより積層鉄心20が径方向内側方向に押圧され、圧縮応力が作用して磁気特性が劣化することもないので、回転電機を小型化、高出力化できる効果がある。
なお、本実施の形態では、鉄心部材3を積層した積層鉄心20について説明したが、鉄心としての平面形状が積層鉄心20と同形状の一体物の固定子鉄心を用いても同一の作用効果を奏する。また、溶接方法はレーザ溶接に限らず、アーク溶接等でも良い。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る鉄心、固定子、回転電機を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図13(a)は、鉄心部材203の平面図である。
図13(b)は、図13(a)の丸印で囲んだ部分の拡大図である。
図14(a)は、積層鉄心220の平面図である。
図14(b)は、図14(a)の丸印で囲んだ部分の拡大図である。
積層鉄心220は、鉄心部材203を複数積層した積層鉄心部材221を、図13(a)と同じ状態から縮径し、隣接する第一積層分割ヨーク部222aと第二積層分割ヨーク部222bとを溶接して製造する。なお、図14では、説明の便宜上、実施の形態1で説明したコイル5は省略している。
実施の形態1の積層鉄心20を構成する鉄心部材3は、全て同じ分割ヨーク部32を備えていたが、本実施の形態では、図13(a)、図13(b)に示すように、鉄心部材203は、周方向の長さが異なる2種類の第一分割ヨーク部232aと第二分割ヨーク部232bを交互に備えている。第一分割ヨーク部232aが積層された部分が、第一積層分割ヨーク部222aとなり、第二分割ヨーク部232bが積層された部分が、第二積層分割ヨーク部222bとなる。
また、第一分割ヨーク部232aの両端からから径方向内側に突出する第一ティース部234aと第二ティース部235aとは周方向の幅が同じであり、第二分割ヨーク部232bの両端からから径方向内側に突出する第一ティース部234bと第二ティース部235bとは周方向の幅が同じである。第一ティース部234aが積層された部分が第一積層ティース部224aとなり、第二ティース部235aが積層された部分が第二積層ティース部225aとなり、第一ティース部234bが積層された部分が第一積層ティース部224bとなり、第二ティース部235bが積層された部分が第二積層ティース部225bとなる。そして、第一積層ティース部224a及び第二積層ティース部225aの周方向の幅の方が、第一積層ティース部224b及び第二積層ティース部225bの周方向の幅より大きい。よって、隣り合う第一積層分割ヨーク部222aと第二積層分割ヨーク部222bの、隣り合う周方向端部から延出する第一積層ティース部224aと第二積層ティース部225bとは、周方向の幅が異なり、同様に第一積層ティース部224bと第二積層ティース部225aとは周方向の幅が異なる。
また、第一分割ヨーク部232aは、その周方向両端面に、周方向に凹んだ凹部232a1を有し、第二分割ヨーク部232bは、その周方向両端面に、周方向に突出する凸部232b1を有する。凹部232a1は、積層されて積層凹部222a1となり、凸部232b1は積層されて積層凸部222b1となる。
実施の形態1と同様に、外周側から積層鉄心部材221を径方向内側に次第に押圧して縮径し、図14(a)、図14(b)に示すように、隣り合う第一積層分割ヨーク部222aと第二積層分割ヨーク部222bの、積層凹部222a1と積層凸部222b1を係合し、第一積層分割ヨーク部222aと第二積層分割ヨーク部222bの外周の境界部を溶接部206にて溶接して積層鉄心220を製造する。
本発明の実施の形態2に係る積層鉄心220、固定子、回転電機によれば、積層凹部222a1と積層凸部222b1とを係合した上で第一積層分割ヨーク部222aおよび第二積層分割ヨーク部222bを溶接することにより、積層鉄心220の剛性を大幅に向上できる。これにより回転電機の運転時に発生する騒音を大幅に抑制する効果がある。
また、積層鉄心220に係合用の積層凹部222a1と積層凸部222b1を設けることにより、固定子の形状精度を向上できるので、回転電機のコギングトルクおよびトルクリップルを抑制する効果がある。
また、積層ティース部223を構成する第一積層ティース部224aと第二積層ティース部225bとは、周方向の幅が異なる。このように、組み合わせる2つ積層ティース部の周方向の幅を異ならせることによって、積層鉄心部材221を縮径する時の変形を第二積層ティース部225bに集中させることができる。第二積層ティース部225bについて前述の各式を適用すると、実施の形態1に比較して溶接部206に加わる力を低減でき溶接部206に必要な径方向の溶け込み深さt3を小さくすることができることが分かる。これにより、溶接部206に生じる渦電流を抑制して回転電機を高効率化する効果がある。
これまで、積層凹部222a1と積層凸部222b1とを係合することについて説明したが、積層凹部222a1に積層凸部222b1を圧入してもよい。積層凹部222a1に積層凸部222b1を圧入することにより、積層鉄心部材21を縮径するだけで、第一積層分割ヨーク部222aと第二積層分割ヨーク部222bとが周方向に接合される。これにより、積層鉄心部材221を縮径してから溶接するまでの間に積層鉄心部材221を治具等で仮保持する必要がなく、製造上の設備費を抑制する効果がある。
なお、積層凹部222a1と積層凸部222b1とは、第一積層分割ヨーク部222a、第二積層分割ヨーク部222bにおいて、なるべく外周寄り(外周面に近い部分)に配置することが望ましい。磁束密度の低い外周寄りに配置することで、回転電機の効率を向上し、小型高出力化することができる。また、本実施の形態においては、積層分割ヨーク部の積層凹部222a1と積層凸部222b1との組み合わせは周方向に順番に「凹凹凸凸」として説明したがこれに限るものでは無く「凹凸凹凸」等の組み合わせであっても良い。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る鉄心、固定子、回転電機を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図15(a)は、鉄心部材303の平面図である。
図15(b)は、図15(a)の丸印で囲んだ部分の拡大図である。
図16(a)は、積層鉄心320の平面図である。
図16(b)は、図16(a)の丸印で囲んだ部分の拡大図である。
積層鉄心320は、鉄心部材303を複数積層した積層鉄心部材321を、図15(a)と同じ状態から縮径し、隣接する第一積層分割ヨーク部322aと第二積層分割ヨーク部322b同士を溶接して製造する。なお、図16では、説明の便宜上、実施の形態1で説明したコイル5は省略している。
第一分割ヨーク部332aは、外周両端部に周方向に切欠き部332a1を有する。また第二分割ヨーク部332bの外周両端部には周方向に延出する凸部332b1を有する。切欠き部332a1は、積層されて積層切欠き部322a1となり、凸部332b1は積層されて積層凸部322b1となる。積層切欠き部322a1と積層凸部322b1とを係合することにより、隣り合う第一積層分割ヨーク部322aと第二積層分割ヨーク部322bとを周方向に接合した後、積層凸部322b1の周方向先端部分である溶接部306にて第一積層分割ヨーク部322aと溶接する。
図17は、図15の丸印で囲んだ部分の一部拡大図である。
図に示すように、積層鉄心320の積層凸部322b1の内周側に、尖った鉤部322btを設けてもよい。鉤部322btによって、第一積層分割ヨーク部322aと第二積層分割ヨーク部322bが一旦接合されると、これらの部材が相対的に離れにくくなるので、さらに積層鉄心320の剛性を向上して、振動、騒音を抑制する効果がある。
本発明の実施の形態3に係る、積層鉄心320、固定子、回転電機によれば実施の形態1と同様の効果に加えて、第一ティース部234aと第二ティース部235b及び、第二ティース部235aと第一ティース部234bは、それぞれ先端結合部3Kで結合されているので、精度に優れた凹凸形状部を形成しなくても、周方向に引っ掛かる形状であれば積層凸部322b1を積層切欠き部322a1に圧入することができる。この場合、積層切欠き部322a1に係合する面が内側の片面だけとなるため、凸部332b1の幅精度を必要以上に厳しく管理する必要がない。これにより、安価に積層鉄心320を生産できる効果がある。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4に係る鉄心、固定子、回転電機を図を用いて実施の形態3と異なる部分を中心に説明する。
図18(a)は、積層鉄心420の平面図である。
図18(b)は、図18(a)の丸印で囲んだ部分の拡大図である。
本実施の形態に係る鉄心部材403の基本的な構成は実施の形態3と同じである。実施の形態3と異なる部分は、図に示すように3箇所の第一積層分割ヨーク部322aに替えて第三積層分割ヨーク部422aを備える点である。
第三積層分割ヨーク部422aは、軸方向に固定ボルトを挿入できる穴422ahが形成された固定部422a3を外周に備える。この穴422ahにボルトを通して固定子を直接、機器に固定することができる。固定部422a3を積層鉄心420自体に設けることにより、この積層鉄心を使用する機器の製造コストを抑制することができる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 回転電機、1 回転子、11 回転軸、2 固定子、
3,203,303,403 鉄心部材、3K 先端結合部、32 分割ヨーク部、
232a,332a 第一分割ヨーク部、232b,332b 第二分割ヨーク部、
34,234a,234b 第一ティース部、
35,235a,235b 第二ティース部、36溝部、39 凹部、
232a1 凹部、232b1 凸部、H1,H2 変形中心、4 絶縁部材、
5 コイル、6,206,306 溶接部、20,220,320,420 積層鉄心、21,221,321 積層鉄心部材、22 積層分割ヨーク部、
222a,322a 第一積層分割ヨーク部、
222b,322b 第二積層分割ヨーク部、422a 第三積層分割ヨーク部、
23,223 積層ティース部、24,224a,224b 第一積層ティース部、
25,225a,225b 第二積層ティース部、222a1 積層凹部、
222b1,322b1 積層凸部、26 積層溝部、29 スロット部、
332a1 切欠き部、322a1 積層切欠き部、332b1 凸部、
332bt 鉤部、422a3 固定部、422ah 穴。

Claims (12)

  1. 複数の分割ヨーク部と前記分割ヨーク部から径方向内側に延出するティース部とを有する円環状の鉄心と、前記鉄心のスロット部に配設されたコイルとを備えた回転電機の固定子を構成する鉄心であって、
    前記鉄心は、
    それぞれの前記分割ヨーク部の周方向の一端部から径方向内側に延出する第一ティース部および周方向の他端部から径方向内側に延出する第二ティース部とを有し、
    一個の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部と前記第二ティース部との間には、前記スロット部が形成され、
    隣り合う2個の前記分割ヨーク部の内の一方の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部の先端部と他方の前記分割ヨーク部から延出する前記第二ティース部の先端部とが、先端結合部により結合されて前記鉄心は一体として形成され、
    隣接する前記分割ヨーク部の外周部に設けた溶接部を溶接することにより、隣り合う2個の前記分割ヨーク部の内の一方の前記分割ヨーク部から延出する前記第一ティース部と他方の前記分割ヨーク部から延出する前記第二ティース部とが、一個の前記ティース部を構成する鉄心。
  2. 前記溶接部の径方向の溶け込み深さt3は、前記第二ティース部の、前記先端結合部を除く最も内周側部分における周方向幅をt1、前記第二ティース部の最も外周側部分における周方向幅をt2、隣り合う前記第一ティース部と前記第二ティース部との間に形成される溝部の径方向の長さをt6とすると、
    t3≧(t1^2+t2^2)/(6・t6)となる請求項1に記載の鉄心。
  3. 隣り合う2個の前記分割ヨーク部の一方は、前記一端部に周方向に延出する凸部又は周方向に凹んだ凹部を有し、他方は、前記他端部に前記凸部又は前記凹部と係合する凹部又は凸部を有する請求項1又は請求項2に記載の鉄心。
  4. 前記凸部は前記分割ヨーク部の外周面に形成され、前記凹部は前記分割ヨーク部の外周面に切り欠きとして形成されている請求項3に記載の鉄心。
  5. 前記凸部は、前記凸部の内周側に鉤部を有する請求項4に記載の鉄心。
  6. 前記分割ヨーク部は、前記分割ヨーク部の外周に前記鉄心を固定するために使用する固定部を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の鉄心。
  7. 前記分割ヨーク部として、周方向の長さが異なる2種類の分割ヨーク部が、交互に配置されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の鉄心。
  8. 隣り合う2個の前記分割ヨーク部の隣り合う周方向端部から延出する前記第一ティース部と前記第二ティース部とは、周方向の幅が異なる請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の鉄心。
  9. 隣り合う2個の前記分割ヨーク部の隣り合う周方向端部から延出する前記第一ティース部と前記第二ティース部とは、周方向の幅が異なり、
    前記凸部は、前記第一ティース部又は前記第二ティース部の内、周方向の幅が小さい方の前記分割ヨーク部に形成されている請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の鉄心。
  10. 前記鉄心は、複数の鉄心部材が積層された積層鉄心である請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の鉄心。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の鉄心と、前記コイルとを備えた固定子。
  12. 請求項11に記載の固定子と、
    前記固定子の内周側に挿入されて回転する回転子とを備えた回転電機。
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