JP6139346B2 - アウタモール締結構造 - Google Patents

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本発明は、車両用ドアの窓肩部に設けられるアウタモールの締結構造に関し、特にはアウタモール端末の浮き防止効果を向上したものに関する。
自動車等の車両のドアの窓肩部(窓開口の下縁部)には、ガラスラン及びウェザーストリップの保持部材としての効果や、装飾用効果を有するアウタモールが設けられる。
このようなアウタモールをドアパネルに締結する構造に関する従来技術として、例えば、特許文献1には、板金製の芯材の端部に樹脂製のエンドキャップを装着し、エンドキャップをタッピングスクリューでドアパネルに締結する構造が記載されている。
特願2008−290673号公報
車両の意匠によっては、例えば、窓肩部のラインが後端部近傍で上方へ持ち上がった形状となる場合がある。
このような場合、アウタモールも湾曲又は屈曲した形状とする必要があるが、このような形状のアウタモールは、ドアパネルに対して、正規の位置から上下方向やドアの厚み方向にずれる、いわゆる浮きが問題となりやすい。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、アウタモール端末の浮き防止効果を向上したアウタモール締結構造を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、車両のドアの窓肩部に沿って延在して配置されるアウタモールと、前記アウタモールの端部に取り付けられるモールエンド部材と、前記モールエンド部材に保持されるとともに車幅方向に略沿った中心軸を有するナットと、前記ドアパネルの一部に設けられた開口に車幅方向内側から挿入され前記ナットに締結されるスクリュと、前記ドアを構成するドアパネルの前記開口の周縁部における一部を外径側に凹ませて形成した溝部と、前記モールエンド部材から車幅方向内側へ突出して形成され前記溝部に挿入される突起部とを備えることを特徴とするアウタモール締結構造である。
これによれば、ナットの中心軸から位置決め用の突起部までの距離を短縮することができ、これらの間隔のばらつきを抑制することができる。
このようにばらつきを抑制したため、突起部と溝部との隙間を小さくしても組み付けが困難となることがなく、アウタモールの位置決め精度を向上して浮き防止効果を向上することができる。
また、溝部及び突起部をナット及びスクリュに隣接させてコンパクトに配置することが可能となり、モールエンド部材をコンパクトに構成することができる。
請求項2に係る発明は、前記突起は、前記ナットの中心軸を通りかつ前記アウタモールの長手方向に沿った線上に配置されることを特徴とする請求項1に記載のアウタモール締結構造である。
これによれば、モールエンド部材をアウタモールの幅方向に肥大化させることなく突出部を設けることが可能となり、モールエンド部材をさらにコンパクトにすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、アウタモール端末の浮き防止効果を向上したアウタモール締結構造を提供することができる。
本発明を適用したアウタモール締結構造の実施例を有する車両用ドアの外観斜視図である。 図1のII部矢視外観斜視図である。 図1のIII−III部矢視断面図である。 図3のIV−IV部矢視図である。
本発明は、アウタモール端末の浮き防止効果を向上したアウタモール締結構造を提供する課題を、アウタモール後端部に設けられるエンドキャップにナットを設けてスクリュによってドア本体部のリンホースメント(レインフォースメント・補剛部材)に締結するとともに、スクリュが挿入されるリンホースメントの開口から鍵穴状に張り出して形成された溝部に、エンドキャップに形成したリブを挿入することによって解決した。
以下、本発明を適用したアウタモール締結構造の実施例について説明する。
実施例のアウタモール締結構造は、例えば、キャビン左右にフロントドア及びリアドアを有する4枚ドアの乗用車のリアドアに設けられるものである。
図1は、実施例のアウタモール締結構造を有する車両用ドアの外観斜視図である。
図2は、図1のII部矢視外観斜視図である。
図3は、図1のIII−III部矢視断面図である。
図4は、図3のIV−IV部矢視図である。
ドア100は、例えば、左側のリアドアである。
ドア100は、本体部110、サッシュ部120、ウインドウ部130、アウタモール140、スクリュ150等を有して構成されている。
ドア100は、図示しないキャビン側部における後半部に設けられたリアドア開口に開閉可能に設けられている。
ドア100は、本体部110の前端部を図示しないヒンジによって車体のBピラーに揺動可能に連結される。
本体部110の後端部には、車体に設けられたストライカ部と係合する図示しないラッチ手段が設けられている。
図3に示すように、本体部110は、例えば鋼板をプレス加工した複数のパネルを重ね合わせ、ヘミング加工やスポット溶接によって接合して構成されている。
本体部110の後部は、車幅方向外側から、アウタパネル111、インナパネル112、リンホースメント113、リンホースメント114等を順次配置して構成されている。
アウタパネル111は、車両外板の一部を構成する外装部材である。
インナパネル112は、アウタパネル111の車幅方向内側に配置され、ドアガラス昇降機構や内装トリム、ドアインナハンドル等が取り付けられる基部となる部材である。
リンホースメント113は、本体部110の後端部近傍において、インナパネル112の車幅方向内側に添付された補剛用のパネルである。
リンホースメント114は、リンホースメント113の車幅方向内側にさらに添付された補剛用のパネルである。
アウタパネル112、及び、リンホースメント113には、アウタモール140のエンドキャップ141が挿入され収容される開口112a、113aがそれぞれ形成されている。
リンホースメント114には、エンドキャップ141の締結に用いられる開口114a、及び、後述するリブ144が挿入される溝部114bが形成されている。
これらについては後に詳しく説明する。
サッシュ部120は、本体部110から上方に突出して設けられた枠状の部分であって、図示しないドアガラスを上昇させた際にその前端部、後端部、上端部を保持するものである。
ウインドウ部130は、サッシュ部120及び本体部110の上端部(窓肩部)によって囲まれた実質的に矩形の領域であって、図示しない昇降可能なドアガラスによって閉塞される。
アウタモール140は、本体部110のアウタパネル111の上端部に沿って配置された部材である。
アウタモール140は、板金製の芯材を有し、ドアガラス表面に沿って流下する水等が本体部110の内部に侵入することを防止する図示しないウェザーストリップを有するとともに、ドアガラスの昇降を案内するガラスランとしても機能する。
また、アウタモール140は、塗装等の表面処理が施され、車両外観意匠の一部を構成する装飾部材としても機能する。
アウタモール140は、車両の前後方向にほぼ沿って延在するとともに、その後端部近傍の領域は、後方側が高くなるように傾斜して配置されている。
アウタモール140の後端部には、エンドキャップ141が圧入されている。
エンドキャップ141は、例えば、樹脂系材料をインジェクション成形して形成されている。
エンドキャップ141の内部には、プレート状の金属板の中央部に開口を形成し、メネジ加工したナット142が、インサート成形によって配置されている。
ナット142は、ネジ部の中心軸が、車幅方向に略沿って配置されている。
エンドキャップ141には、ナット142へのスクリュ150の挿入を許容する開口143、及び、以下説明するリブ144が一体に形成されている。
リブ144は、エンドキャップ141がリンホースメント114と当接する面部(車幅方向内側の面部)から、車幅方向内側に突出して形成されている。
図2乃至図4に示すように、リブ144は、ナット142の中心軸に対して車両前方に配置され、かつ、車両前後方向に延在して配置されている。
図4に示すように、リンホースメント114の開口114aは、ナット142の中心軸と実質的に同心の円形に形成されている。
溝部114bは、開口114aの外周縁部における車両前方側の一部から、車両前方側に張り出して形成されたスリット状の切欠き部である。
このような構成によって、開口114a及び溝部114bは、全体としては鍵穴状に形成されている。
溝部114bには、エンドキャップ141のリブ144が挿入される。
スクリュ150は、ナット142に挿入されてエンドキャップ141をリンホースメント114に締結するオネジ部を有する例えば丸頭のビスである。
本実施例のアウタモール締結構造においては、アウタモール140のエンドキャップ141を、リブ144が溝部114bに挿入されるようにして位置決めしつつドア100の本体部110に組み付け、車幅方向内側からスクリュ150をナット142に挿入してアウタモール140の締結を行う。
以上説明した実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ナット142の中心軸からリブ144までの距離A(図4参照)を短縮することができ、これらの間隔のばらつきを抑制することができる。
このようにばらつきを抑制したため、リブ144と溝部114bとの隙間Bを小さくしても組み付けが困難となることがなく、アウタモール140の位置決め精度を向上して浮き防止効果を向上することができる。
また、溝部114b及びリブ144をナット142及びスクリュ150に隣接させてコンパクトに配置することが可能となり、エンドキャップ141をコンパクトに構成することができる。
(2)リブ144及び溝部114bをナット142及びスクリュ150の中心軸に対し車両前方(アウタモール140の長手方向)に配置したことによって、エンドキャップ141をアウタモール140の幅方向(上下方向)に肥大化させることなくリブ144を設けることが可能となり、エンドキャップ141をさらにコンパクトにすることができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
アウタモール締結構造を構成する各部材の形状、構造、材質、製法、数量等は、実施例の構成に限らず適宜変更することができる。
例えば、実施例ではリブはナット及びスクリュに対して車両前方側に配置されているが、車両後方側や、上方、下方、斜め方向等に配置されてもよい。また、複数箇所にこのような突出部を設けてもよい。
また、実施例は、例えば、4ドア車のリアドアにアウタモールを締結しているが、フロントドアや、2ドア車のドアアウタモールにも本発明は適用可能である。
100 ドア
110 本体部 111 アウタパネル
112 インナパネル 113 リンホースメント
114 リンホースメント 114a 開口
114b 溝部 120 サッシュ部
130 ウインドウ部 140 アウタモール
141 エンドキャップ 142 ナット
143 開口 144 リブ
150 スクリュ

Claims (2)

  1. 車両のドアの窓肩部に沿って延在して配置されるアウタモールと、
    前記アウタモールの端部に取り付けられるモールエンド部材と、
    前記モールエンド部材に保持されるとともに車幅方向に略沿った中心軸を有するナットと、
    前記ドアを構成するドアパネルの一部に設けられた開口に車幅方向内側から挿入され前記ナットに締結されるスクリュと、
    前記ドアパネルの前記開口の周縁部における一部を外径側に凹ませて形成した溝部と、
    前記モールエンド部材から車幅方向内側へ突出して形成され前記溝部に挿入される突起部と
    を備えることを特徴とするアウタモール締結構造。
  2. 前記突起は、前記ナットの中心軸を通りかつ前記アウタモールの長手方向に沿った線上に配置されること
    を特徴とする請求項1に記載のアウタモール締結構造。
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