JP6139118B2 - X線診断装置及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、X線診断装置及び制御プログラムに関する。
従来、X線診断装置においては、さまざまな機能を実行するために、それぞれの機能にわりついたボタンが操作される。例えば、画像の再生、拡大、3D画像の回転、透視、撮影、画像保存などのさまざまな機能が、各機能をわりつけたボタンの操作(ハード、ソフト)によって実行される。ここで、このような機能は、機能が適用される対象が複数ある場合には、当該機能の実行に先立って適用される対象が選択される。
例えば、複数のモニタにそれぞれ画像が表示されている場合に、画像の拡大や、画像保存などの機能を適用する場合には、まず、どのモニタに表示されている画像に対して機能を適用するか選択された後に、画像の拡大や、画像保存などが各ボタンの操作によって実行される。しかしながら、上述した従来技術においては、操作者による操作が煩雑であり、手技の効率を低下させる場合があった。
特開2012−179281号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作者による操作を簡略化させて、手技の効率を向上させることを可能にするX線診断装置及び制御プログラムを提供することである。
一実施形態のX線診断装置は、取得手段と、選択手段と、マウスカーソル設定手段とを備える。取得手段は、操作者の注視点の情報を取得する。選択手段は、前記取得手段によって取得された前記操作者の注視点の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する。マウスカーソル設定手段は、表示部における複数の表示面のうちの1つの表示面内にマウスカーソルを移動させる。前記マウスカーソル設定手段は、前記マウスカーソルを移動させる場合に、移動先の表示面内において最後に配置されていた位置に前記マウスカーソルを移動させる。
図1は、第1の実施形態に係るX線診断装置の構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るX線診断装置を用いた手技の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るシステム制御部の構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る注視点取得部による処理の一例を説明するための図である。 図5は、第1の実施形態に係るマウスカーソル設定部による処理の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る領域選択部による処理の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る機能選択部による処理の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る機能選択部による処理の一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る機能選択部による時間情報を用いた処理の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る操作者識別部による処理の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係るX線診断装置による処理の手順を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るX線診断装置100の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線診断装置100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、高電圧発生器11と、X線管12と、X線絞り装置13と、天板14と、Cアーム15と、X線検出器16とを備える。また、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、Cアーム回転・移動機構17と、天板移動機構18と、Cアーム・天板機構制御部19と、絞り制御部20と、システム制御部21と、入力部22と、表示部23とを備える。また、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、画像データ生成部24と、画像データ記憶部25と、画像処理部26と、視線認識装置30とを備える。
高電圧発生器11は、システム制御部21による制御のもと、高電圧を発生し、発生した高電圧をX線管12に供給する。X線管12は、高電圧発生器11から供給される高電圧を用いて、X線を発生する。X線絞り装置13は、絞り制御部20による制御のもと、X線管12が発生したX線を、被検体Pの関心領域に対して選択的に照射されるように絞り込む。例えば、X線絞り装置13は、スライド可能な4枚の絞り羽根を有する。X線絞り装置13は、絞り制御部20による制御のもと、これらの絞り羽根をスライドさせることで、X線管12が発生したX線を絞り込んで被検体Pに照射させる。天板14は、被検体Pを載せるベッドであり、図示しない寝台の上に配置される。なお、被検体Pは、X線診断装置100に含まれない。
X線検出器16は、被検体Pを透過したX線を検出する。例えば、X線検出器16は、マトリックス状に配列された検出素子を有する。各検出素子は、被検体Pを透過したX線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積した電気信号を画像データ生成部24に送信する。
Cアーム15は、X線管12、X線絞り装置13及びX線検出器16を保持する。X線管12及びX線絞り装置13とX線検出器16とは、Cアーム15により被検体Pを挟んで対向するように配置される。
Cアーム回転・移動機構17は、Cアーム15を回転及び移動させるための機構であり、天板移動機構18は、天板14を移動させるための機構である。Cアーム・天板機構制御部19は、システム制御部21による制御の下、Cアーム回転・移動機構17及び天板移動機構18を制御することで、Cアーム15の回転や移動、天板14の移動を調整する。絞り制御部20は、システム制御部21による制御の下、X線絞り装置13が有する絞り羽根の開度を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線の照射範囲を制御する。
画像データ生成部24は、X線検出器16によってX線から変換された電気信号を用いて画像データを生成し、生成した画像データを画像データ記憶部25に格納する。例えば、画像データ生成部24は、X線検出器16から受信した電気信号に対して、電流・電圧変換やA(Analog)/D(Digital)変換、パラレル・シリアル変換を行い、画像データを生成する。
画像データ記憶部25は、画像データ生成部24によって生成された画像データを記憶する。画像処理部26は、画像データ記憶部25が記憶する画像データに対して各種画像処理を行う。例えば、画像処理部26は、被検体Pに対してX線を曝射して収集された撮影データを用いて、被検体のX線透過像である撮影画像を生成する。また、画像処理部26は、撮影データを収集する場合よりも低い線量で収集された透視データを用いて透視画像を生成する。なお、透視画像は、画像データ記憶部25によって記憶されるとは限らない。なお、本実施形態においては、撮影データと透視データとをまとめて画像データと記す場合がある。また、本実施形態においては、撮影画像と透視画像とをまとめて画像と記載する場合がある。
入力部22は、X線診断装置100を操作する医師や技師などの操作者から各種指示を受け付ける。例えば、入力部22は、マウス、キーボード、ボタン、トラックボール、ジョイスティック、X線フットスイッチなどを有する。入力部22は、操作者から受け付けた指示を、システム制御部21に転送する。例えば、入力部22は、各種機能(例えば、画像の再生、拡大、3D画像の回転、透視、撮影、画像保存など)がわりあてられた複数のボタンを有し、操作者によって各ボタンが例えば押下されることで、各種指示を受付ける。また、入力部22は、透視又は撮影に係るX線の曝射のオン・オフをきりかえるX線フットスイッチを備え、X線の曝射の指示を受付ける。
表示部23は、操作者の指示を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、例えば、撮影画像や透視画像などの画像を表示する。例えば、表示部23は、複数のモニタを有し、各モニタにそれぞれ撮影画像や透視画像などを表示する。また、例えば、表示部23の複数のモニタは、それぞれが透視画像専用モニタ、或いは、撮影画像専用モニタとして設定される。
システム制御部21は、X線診断装置100全体の動作を制御する。例えば、システム制御部21は、入力部22から転送された操作者の指示に従って高電圧発生器11を制御し、X線管12に供給する電圧を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線量やON/OFFを制御する。また、例えば、システム制御部21は、操作者の指示に従ってCアーム・天板機構制御部19を制御し、Cアーム15の回転や移動、天板14の移動を調整する。また、例えば、システム制御部21は、操作者の指示に従って絞り制御部20を制御し、X線絞り装置13が有する絞り羽根の開度を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線の照射範囲を制御する。
また、システム制御部21は、操作者の指示に従って、画像データ生成部24による画像データ生成処理や、画像処理部26による画像処理、あるいは解析処理などを制御する。また、システム制御部21は、操作者の指示を受け付けるためのGUIや画像データ記憶部25が記憶する画像(例えば、撮影画像や透視画像)などを、表示部23のモニタに表示するように制御する。
視線認識装置30は、X線診断装置100を操作する医師や技術者などの操作者の視線情報を取得する。具体的には、視線認識装置30は、操作者の視線がX線診断装置100のどこに向けられているかを示す情報を取得する。例えば、視線認識装置30は、操作者を撮影するためのカメラなどである。なお、視線情報に関する詳細は後述する。
以上、第1の実施形態に係るX線診断装置100の構成の一例を説明した。かかる構成のもと、X線診断装置100は、以下、詳細に説明するシステム制御部21による制御によって、操作者による操作を簡略化させて、手技の効率を向上させることを可能にする。図2は、第1の実施形態に係るX線診断装置100を用いた手技の一例を示す図である。第1の実施形態に係るX線診断装置100においては、例えば、図2に示すように、操作者によって複数のモニタが参照されながら、インターベンションなどの手技が実行される。
ここで、操作者は、X線フットスイッチを踏むことでCアーム15から被検体Pに対してX線を曝射させてモニタに透視画像を表示させ、表示された画像を見ながらカテーテルを操作する。さらに、操作者は、スイッチ類を操作することで、画像を拡大したり、保存したりする。このような手技においては、操作者は、なるべく手足を動かさずに装置の機能を利用したいため、より簡潔な操作系が望まれている。
従来のX線診断装置においては、画像を拡大したり、保存したりする際に、それに先立って操作対象となる画像が表示されたモニタを選択し、選択したモニタに表示された画像の中からさらに操作対象となる画像を選択することが求められる。また、X線フットスイッチなどは、普段視野の外にあるため、操作者は、正しいスイッチを踏むために、足で探ったり、目視で確認したりしなければならず、手技とは直接関係のない余分な動作をすることとなる。
そこで、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、図2に示すように、例えば、視線認識装置30としてのカメラを用いて操作者が注視する注視点を検出し、検出した注視点に基づく機能を実行することで、X線診断装置100に備えられた機能を実行する際の操作を簡略化させて、手技の効率を向上させる。
図3は、第1の実施形態に係るシステム制御部21の構成の一例を示す図である。図3に示すように、例えば、システム制御部21は、注視点取得部211と、対象選択部212と、マウスカーソル設定部213と、通知部214と、操作者識別部215とを備え、視線認識装置30によって取得される操作者の視線情報に基づいて、各種処理を実行する。
注視点取得部211は、操作者の注視点の情報を取得する。具体的には、注視点取得部211は、表示部23、表示部23にて表示された画像、画像における領域、又は、保持装置が操作者によって注視された情報を注視点の情報として取得する。より具体的には、注視点取得部211は、表示部23が備えるモニタ、モニタに表示された画像、画像における領域、又は、X線検出器16及びX線管を保持する保持装置(例えばCアーム)に対して操作者が注視した注視点の情報を取得する。
以下、注視点の取得の一例を説明する。例えば、注視点取得部211は、視線認識装置30により取得された情報から、操作者の視線(視線方向)を検出する。このとき、注視点取得部211は、操作者の目の位置を検出する処理も実行する。そして、注視点取得部211は、検出した操作者の視線方向と目の位置とを用いて操作者の視点を検出する。例えば、注視点取得部211は、表示部23の表示面に表示された医用画像上において、操作者が注視する点である注視点を検出する。なお、注視点取得部211による視線検出方法、および、視点検出方法としては、例えば、強膜(白目)と角膜(黒目)との光の反射率の差を利用して眼球運動を測定するリンバストラッキング法(強膜反射法)等、従来から用いられているあらゆる方法を適用することができる。
以下、視線認識装置30としてカメラを用いる場合を一例に挙げて説明する。図4は、第1の実施形態に係る注視点取得部211による処理の一例を説明するための図である。ここで、図4においては、表示部23がモニタA〜モニタEまでの5つのモニタを備え、注視点取得部211がモニタ上の注視点を取得する場合について示す。また、図4に示すx軸及びy軸は、各モニタの表示面上に張られた直交座標系を構成する座標軸である。そして、これらの座標は、視線認識装置30としてのカメラ及び注視点取得部211によって検出可能な視線の領域に配置される。これらの座標の情報は、予め図示しない記憶部などに記憶される。なお、座標の情報は、画像データ記憶部25に記憶される場合であってもよい。
例えば、注視点取得部211は、図4に示すように、視線認識装置30としてのカメラによって撮像された操作者の映像から操作者の視線を検出し、検出した視線とモニタの表示面との交点1を視線情報として算出する。一例を挙げると、注視点取得部211は、図示しない記憶部、或いは、画像データ記憶部25に記憶されたモニタの表示面に張られた座標の情報を参照して、x軸、y軸で張られた表示面の座標系上において視線と表示面との交点1の座標を算出する。そして、注視点取得部211は、x軸、y軸で張られた座標系上で、算出した交点1の座標に対応するモニタBの情報を座標の情報から取得して、対象選択部212に出力する。
上述した例では、操作者の注視点がどのモニタ上にあるかを取得する場合について説明した。次に、モニタにて表示されているどの画像上に注視点があるかを取得する場合について説明する。かかる場合には、上記した例と同様に、注視点取得部211は、視線認識装置30としてのカメラによって撮像された操作者の映像から操作者の視線を検出し、検出した視線とモニタの表示面との交点1の座標を算出する。そして、注視点取得部211は、交点1の座標に対応するモニタBにおける画素において、算出した座標に対応する画素の情報を取得し、取得した画素にて表示されている画像の情報を取得する。
具体的には、注視点取得部211は、取得した画素にて表示されている画像の情報と、当該画像において、取得した画素にて表示されている位置(領域)の情報を取得する。例えば、注視点取得部211は、取得した画素に対応する画像の位置として、当該位置の画像における座標を取得する。そして、注視点取得部211は、取得した座標の情報を対象選択部212に出力する。
次に、保持装置における注視点を取得する場合について説明する。上述したモニタ及び画像の例では、表示部23(モニタ)の表示面の平面と視線との交点を、表示面上に張られた任意の2次元座標系における点座標として表すための座標情報を用いて注視点を取得する場合について説明した。保持装置における注視点を取得する場合には、例えば、視線認識装置30によって取得された操作者の視点の位置を世界座標系の位置座標で表すための座標情報を用いる。かかる場合には、世界座標系における保持装置の位置座標が予め座標情報に含まれる。なお、この座標情報も図示しない記憶部、或いは、画像データ記憶部25によって記憶される。
例えば、注視点取得部211は、視線認識装置30としてのカメラによって撮像された操作者の映像から操作者の視線を検出し、検出した視線と世界座標系において位置座標を有する対象物との交点に保持装置の位置座標が含まれているか否かにより、保持装置における注視点を取得する。すなわち、注視点取得部211は、検出した視線と世界座標系において位置座標を有する対象物との交点が保持装置である場合に、交点の座標を保持装置上の注視点として取得する。
図3に戻って、対象選択部212は、モニタ選択部212aと、領域選択部212bと、保持装置選択部212cと、機能選択部212dとを備え、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する。具体的には、対象選択部212は、注視点の情報として注視点取得部211によって取得された、表示部23、表示部23にて表示された画像、画像における領域、又は、保持装置の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する。
以下、注視点取得部211によって取得される注視点を用いることで操作を簡略化させる例を説明する。まず、上述したように、X線診断装置においては、画像を拡大したり、保存したりする際に、それに先立って操作対象となる画像が表示されたモニタを選択することが求められる。しかしながら、本実施形態に係るX線診断装置100では、上述した選択処理を省略することができる。
かかる場合には、操作者は、拡大や保存を実行したい画像が表示されたモニタを見るだけでよい。すなわち、操作者が画像の表示されたモニタを見ることより、注視点取得部211が操作者の注視点を取得し、操作者の見ているモニタの情報を取得する。モニタ選択部212aは、注視点取得部211によって情報が取得されたモニタを操作対象のモニタとして選択する。これにより、操作者は、モニタを選択する操作を行うことなく、スイッチを操作するだけでよい。
一例を挙げると。操作者は、X線動画像が表示されたモニタを見て、マップ画像保存が割り当てられたスイッチを操作するだけで、モニタに表示された画像をマップ画像として保存することができる。なお、マップ画像とは、X線動画像のうち、特定のフレームを静止画として別に記録した画像である。マップ画像は、主に、画像を一時的に保存する場合などに利用される。これに対して、恒久的に保存する画像としてフォト画像が知られている。
このように、本実施形態に係るX線診断装置100は、操作者によるモニタの選択操作を省略することができる。なお、上記した例では、操作対象として選択されたモニタの画像をマップ画像保存する場合について説明したが、これはあくまでも一例である。すなわち、操作対象として選択されたモニタに対してその他種々の機能を実行させることが可能である。
例えば、操作者は、GUIを操作したいモニタを見ることで、当該モニタにマウスカーソルを移動させることも可能である。図5は、第1の実施形態に係るマウスカーソル設定部213による処理の一例を示す図である。図5に示すように、表示部23が複数のモニタを有する。かかる場合には、1つのマウスカーソルがモニタ間を移動しながら利用される。操作者は、GUIを操作したい場合には、まず、マウスカーソルがどのモニタ上にあるのか探しだし、GUIを操作したいモニタに移動させる必要がある。
そこで、本実施形態に係るX線診断装置100においては、図5に示すように、操作者がGUIを操作したいモニタを見るだけで、マウスカーソルを当該モニタに移動させることができる。すなわち、図5に示すように、操作者がGUIを操作することを所望するモニタCを見ると、注視点取得部211が操作者の注視点を取得し、操作者の見ているモニタCの情報を取得する。マウスカーソル設定部213は、注視点取得部211によって取得されたモニタC内にマウスカーソル2を移動させる。
ここで、マウスカーソル設定部213は、マウスカーソルを移動させる場合に、移動先のモニタ内において最後に配置されていた位置にマウスカーソルを移動させる。すなわち、マウスカーソル設定部213は、モニタ間でマウスカーソルを移動させる場合に、最後にマウスカーソルが配置された座標を取得して、図示しない記憶部に記憶させる。そして、マウスカーソル設定部213は、移動前のモニタに再度マウスカーソルを移動させる場合に、記憶部から最後にマウスカーソルが配置された座標の情報を取得して、取得した座標にマウスカーソルを移動させる。
なお、マウスカーソルが最後に配置された位置をモニタごとに記憶して、記憶した位置へのマウスカーソルの移動は、例えば、操作者がスイッチなどを用いてモニタを選択した場合にも適用される。すなわち、操作者が手動でモニタを選択した際にも、マウスカーソル設定部213は、選択されたモニタにマウスカーソルをそのモニタにおける最後の位置に移動させるとともに、移動前のモニタにおけるマウスカーソルの最後の位置を記憶させる。これにより、マウスカーソルを探して、モニタに移動させるという操作を省略することができる。
上述した例では、操作者がモニタを見ることで操作対象となるモニタを選択する場合について説明した。次に、選択されたモニタ内に表示された画像を見ることで、当該画像を操作対象として選択する場合について説明する。図6は、第1の実施形態に係る領域選択部212bによる処理の一例を示す図である。
例えば、操作者は、図6に示すように、画像A1が表示された領域を見ることにより、注視点取得部211が操作者の注視点を取得し、操作者の見ている領域の情報(座標情報)を取得する。領域選択部212bは、注視点取得部211によって情報が取得された領域を操作対象の領域として選択する。これにより、操作者は、領域を選択する操作を行うことなく、スイッチを操作するだけでよい。なお、操作者の注視点と領域とは予め対応付けて図示しない記憶部に記憶される。すなわち、図示しない記憶部は、画像などを表示させる領域ごとに、それに含まれる座標の情報を記憶する。従って、領域選択部212bは、図示しない記憶部によって記憶される領域ごとの座標の情報を参照して、注視点取得部211によって取得された操作者の座標から、当該座標が含まれる領域の情報を取得する。
一例を挙げると、操作者は、画像A1を見て、画像回転や拡大などが割り当てられたスイッチ類を操作するだけで、画像A1を回転させたり、拡大させたりすることができる。ここで、仮に画像A2に対しても同様の操作を実行したい場合には、操作者は、画像A2を見るだけで画像A2を操作対象とすることができる。すなわち、操作者は、画像A2を見て同じスイッチ類を操作するだけで、画像A2を回転させたり、拡大させたりすることができる。
このように、本実施形態に係るX線診断装置100は、操作者による領域(画像)の選択操作を省略することができる。なお、上記した例では、操作対象として選択された画像を回転、拡大する場合について説明したが、これはあくまでも一例である。すなわち、操作対象として選択された領域(画像)に対してその他種々の機能を実行させることが可能である。
ここで、本実施形態に係るX線診断装置100は、Cアームなどの保持装置を操作対象として選択することも可能である。例えば、操作者が図2に示すCアーム15を見ることにより、注視点取得部211が操作者の注視点を取得し、操作者の見ている保持装置の情報を取得する。保持装置選択部212cは、注視点取得部211によって情報が取得された保持装置をアームの回転や移動などの操作対象として選択する。これにより、操作者は、例えば、Cアーム15を選択する操作を行うことなく、回転や移動が割り当てられたスイッチを操作するだけでよい。
これにより、操作者は、保持装置を選択する手順を省略することができ、さらに、単一の操作系を複数の保持装置(例えば、CアームとΩアーム)に対して適用できるので、CアームとΩアームとでそれぞれ異なるスイッチ類を選択する手順も省略することができる。例えば、操作者は、操作したいアーム(例えば、Cアーム)を見ることで、操作系の対象を見たアーム(例えば、Cアーム)に設定する。そして、操作者は、操作系を操作することで、操作の対象が設定されたアーム(例えば、Cアーム)を操作することができる。
上述したように、本実施形態に係るX線診断装置100は、操作対象となる保持装置を見ることで選択することができる。言い換えると、操作者によって見られていない保持装置は、操作対象ではないと設定することも可能である。これにより、操作者が間違ってスイッチを操作した場合でも、操作自体を無効にすることができ、手技の効率をさらに向上することができるとともに、安全性を向上させることも可能である。
次に、操作者によって注視されたものの関連によって操作対象や機能が選択される場合について説明する。具体的には、入力部22が、操作者によって操作を受付けることで、第1の対象に第1の機能を実行させる。そして、機能選択部212dが、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報に関連づいた機能に関する情報に基づいて、操作者から受付けた操作に応じて入力部22によって実行される第1の対象に対する第1の機能を第2の機能に変更する。
図7は、第1の実施形態に係る機能選択部212dによる処理の一例を示す図である。図7においては、モニタAが透視画像専用モニタであり、モニタBが撮影画像専用モニタである場合について示す。例えば、操作者が、図7の(A)に示すように、透視画像専用モニタであるモニタAを見ると、機能選択部212dは、X線フットスイッチを透視用X線フットスイッチに変更する。ここで、操作者がX線フットスイッチを踏むと、透視用のX線が曝射される。
一方、操作者が、図7の(B)に示すように、撮影画像専用モニタであるモニタBを見ると、機能選択部212dは、X線フットスイッチを撮影用X線フットスイッチに変更する。ここで、操作者がX線フットスイッチを踏むと、撮影用のX線が曝射される。これにより、X線フットスイッチを目視で確認することなく、同じスイッチを透視用及び撮影用の両方に使用することができる。
また、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、画像に関連づいた情報に基づいて、機能を変更することも可能である。図8は、第1の実施形態に係る機能選択部212dによる処理の一例を示す図である。図8においては、画像A1が透視画像であり、画像A2が撮影画像である場合について示す。例えば、操作者が、図8の(A)に示すように、透視画像である画像A1を見ると、機能選択部212dは、X線フットスイッチを透視用X線フットスイッチに変更する。ここで、操作者がX線フットスイッチを踏むと、透視用のX線が曝射される。
一方、操作者が、図8の(B)に示すように、撮影画像である画像A2を見ると、機能選択部212dは、X線フットスイッチを撮影用X線フットスイッチに変更する。ここで、操作者がX線フットスイッチを踏むと、撮影用のX線が曝射される。これにより、X線フットスイッチを目視で確認することなく、同じスイッチを透視用及び撮影用の両方に使用することができる。
上述した例では、モニタ及び画像に関連する機能に基づいて、X線フットスイッチを透視用と撮影用に切替える場合について説明したが、これはあくまでも一例である。例えば、通常視野の外にあるようなスイッチであれば、それを適用することにより効果を得ることが出来る。
次に、操作者によって注視されている時間によって処理を実行する例について説明する。例えば、機能選択部212dは、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報が画像における領域であった場合に、当該操作者の注視点が画像における領域に位置する時間を測定し、所定の時間が経過したことを条件に、領域に対して所定の機能を実行する。
図9は、第1の実施形態に係る機能選択部212dによる時間情報を用いた処理の一例を示す図である。図9においては、操作者によって画像が注視され、注視された時間が所定の時間を経過したことを条件に、画像が拡大される場合について示す。例えば、操作者が図9の(A)に示すように、画像A1の領域R1内を観察している場合に、機能選択部212dは、モニタA内に残り時間「0:00:20」を表示させる。
ここで、操作者が画像A1の領域R1を例えば20秒以上継続して観察した場合には、機能選択部212dは、図9の(B)に示すように、画像A1の領域全体に領域R1を拡大した画像を表示させる。これにより、操作者は、一切の操作なしに、関心領域を拡大表示させることが可能である。なお、所定の時間経過後の機能は、画像の拡大に限られず、操作者によって任意に設定することができる。例えば、X線絞り装置13や、X線減弱フィルター(図示無し)の操作を実行するように設定してもよい。
また、本実施形態に係るX線診断装置100は、操作者が注視している間、所定の機能を継続して実行させることも可能である。例えば、操作者が注視している間、動画像を再生するように設定することも可能である。かかる場合には、操作者が動画像を表示するモニタの表示領域を注視すると、注視点取得部211が、注視点を取得する。機能選択部212dは、注視点取得部211によって取得された注視点の情報に基づいて、動画像を再生させる。
ここで、注視点取得部211は、操作者の注視点の情報を継続して取得し、注視点がモニタの表示領域から外れたか否かを判定する。機能選択部212dは、注視点取得部211によって操作者の注視点がモニタの表示領域から外れたと判定された場合に、動画像の再生を停止させる。これにより、操作者は、操作なしに動画像を再生させることができる。さらに、視線を離している間は動画像の再生は停止するので、再度、見た場合には、停止した箇所から観察を続けることが可能である。
上述したように、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、注視点取得部211が操作者の注視点を取得して、対象選択部212に含まれる各部が操作対象を選択する。ここで、第1の実施形態に係るX線診断装置100においては、対象選択部212に含まれる各部によって操作対象が選択されると、選択されたモニタや動画を操作者に通知させることができる。
図3に戻って、通知部214は、対象選択部212に含まれる各部によって操作対象が選択されると、例えば、光や音によって操作対象を操作者に通知する。一例を挙げると、通知部214は、モニタ選択部212aによって操作対象となるモニタが選択されると、選択されたモニタを光などで通知する。通知部214は、同様に、対象選択部212に含まれる各部によって操作対象が選択されると、選択された操作対象すべてについて、操作者に通知することが可能である。
上述した実施形態では、視線認識装置30の前にいる操作者が一人である場合について説明した。以下、複数の人間の中から操作者を識別する場合について説明する。具体的には、操作者識別部215は、視線認識装置30の前にいる複数人の中から操作者を識別する。図10は、第1の実施形態に係る操作者識別部215による処理の一例を示す図である。
例えば、操作者識別部215は、図10に示すように、視線認識装置30としてのカメラの前の所定の位置に立った人物を操作者として識別する。図10において、ユーザU1がいる位置を所定の位置とし、ユーザU2がユーザU1と入れ替わることで、操作者識別部215は、ユーザU2を操作者として識別する。これにより、視線認識装置30は、ユーザU2を操作者として視線の情報を取得する。
また、ユーザU2がユーザU1と入れ替わった後、手を挙げるなどして操作者を識別させるようにしてもよい。さらに、所定のジェスチャを実行した人物を操作者とするように設定することも可能である。かかる場合には、操作者識別部215は、所定のジェスチャを認識する機能を有する。
或いは、予めユーザ登録しておき、ユーザU2が登録されたユーザ一覧から自分を選択するようにしてもよい。また、顔認識機能によって操作者をユーザU2に切替えるようにしてもよい。
次に、第1の実施形態に係るX線診断装置100の処理の手順について、図11を用いて説明する。図11は、第1の実施形態に係るX線診断装置100による処理の手順を示すフローチャートである。
操作者の注視点によって操作対象や機能を選択するモードである注視点モードであると、視線認識装置30が、操作者の視線情報を取得する(ステップS101)。そして、注視点取得部211が、視線情報に基づいて、操作者の注視点を検出する(ステップS102)。
その後、対象選択部212に含まれる各部が注視点に基づいて、対象を選択する(ステップS103)。そして、操作者によって操作が実行されると、X線診断装置100は、選択した対象に対して機能を実行する(ステップS104)。
上述したように、第1の実施形態によれば、注視点取得部211は、操作者の注視点の情報を取得する。対象選択部212は、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、操作者による選択処理を省略することができ、操作を簡略化させて、手技の効率を向上させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、注視点取得部211は、表示部23、表示部23にて表示された画像、画像における領域、又は、保持装置が操作者によって注視された情報を注視点の情報として取得する。そして、対象選択部212は、注視点の情報として注視点取得部211によって取得された、表示部23、表示部23にて表示された画像、画像における領域、又は、保持装置の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、X線診断装置100全体を操作対象の候補として設定することができ、幅広い操作を簡略化させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、入力部22は、操作者によって操作を受付けることで、第1の対象に第1の機能を実行させる。対象選択部212は、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報に関連づいた機能に関する情報に基づいて、操作者から受付けた操作に応じて入力部22によって実行される第1の対象に対する第1の機能を第2の機能に変更する。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、操作対象を同一機能で関連付けることができ、効率よく操作を簡略化させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、表示部23が複数のモニタを有する場合に、マウスカーソル設定部213は、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報が表示部23における複数のモニタのうちの1つであった場合に、注視点の情報が取得されたモニタ内にマウスカーソルを移動させる。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、操作者がマウスカーソルを探す手間を省略することを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、マウスカーソル設定部213は、マウスカーソルを移動させる場合に、移動先の表示面内において最後に配置されていた位置にマウスカーソルを移動させる。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、利用されやすいGUI付近にマウスカーソルを配置することを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、対象選択部212は、注視点取得部211によって取得された操作者の注視点の情報が画像における領域であった場合に、当該操作者の注視点が画像における領域に位置する時間を測定し、所定の時間が経過したことを条件に、領域に対して所定の機能を実行する。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、ほぼ自動で所定の機能を実行させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、操作者識別部215は、複数人の中から操作者を識別する。注視点取得部211は、操作者識別部215によって識別された操作者の注視点の情報を取得する。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、正確に操作者の視線を取得することを可能にする。
(第2の実施形態)
これまで第1の実施形態について説明したが、上述した第1の実施形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
上述した第1の実施形態では、対象選択部212が、モニタ選択部212aと、領域選択部212bと、保持装置選択部212cと、機能選択部212dとを有する場合について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、各部の統合・分離は任意に実行することができる。例えば、モニタ選択部212aと、領域選択部212bと、保持装置選択部212cと、機能選択部212dとをまとめて一つの対象選択部212としてもよい。
また、第1の実施形態では、視線認識装置30としてカメラを用いる場合を説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、メガネ方式により操作者の視線情報を取得する場合であってもよい。すなわち、視線認識装置30は、どのような形態で備えられる場合であってもよく、例えば、表示部23と離間して備わっていてもよいし、或いは、表示部23に組み込まれて備えられる場合であってもよい。
また、第1の実施形態では、操作対象が選択された後、装置に配置されたハード的なスイッチ類を操作する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、操作対象が選択された後、GUI上に配置されたソフト的なスイッチが操作される場合であってもよい。例えば、操作対象が選択された後、モニタ上に表示されたボタンがクリックされる場合であってもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態のX線診断装置によれば、操作者による操作を簡略化させて、手技の効率を向上させることを可能にする。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 X線診断装置
21 システム制御部
211 注視点取得部
212 対象選択部
212a モニタ選択部
212b 領域選択部
212c 保持装置選択部
212d 機能選択部
213 マウスカーソル設定部
214 通知部
215 操作者識別部

Claims (7)

  1. 操作者の注視点の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記操作者の注視点の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する選択手段と、
    表示部における複数の表示面のうちの1つの表示面内にマウスカーソルを移動させるマウスカーソル設定手段と、
    を備え
    前記マウスカーソル設定手段は、前記マウスカーソルを移動させる場合に、移動先の表示面内において最後に配置されていた位置に前記マウスカーソルを移動させることを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記取得手段は、表示部、前記表示部にて表示された画像、前記画像における領域、又は、保持装置が前記操作者によって注視された情報を前記注視点の情報として取得し、
    前記選択手段は、前記注視点の情報として前記取得手段によって取得された、前記表示部、前記表示部にて表示された画像、前記画像における領域、又は、保持装置の情報に基づいて、前記実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択することを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記操作者によって操作を受付けることで、第1の対象に第1の機能を実行させる入力手段をさらに備え、
    前記選択手段は、前記取得手段によって取得された前記操作者の注視点の情報に関連づいた機能に関する情報に基づいて、前記操作者から受付けた操作に応じて前記入力手段によって実行される前記第1の対象に対する第1の機能を第2の機能に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のX線診断装置。
  4. 前記マウスカーソル設定手段は、前記取得手段によって取得された前記操作者の注視点の情報が前記表示部における複数の表示面のうちの1つであった場合に、前記注視点の情報が取得された表示面内において最後に配置されていた位置に前記マウスカーソルを移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のX線診断装置。
  5. 前記選択手段は、前記取得手段によって取得された前記操作者の注視点の情報が前記画像における領域であった場合に、当該操作者の注視点が前記画像における領域に位置する時間を測定し、所定の時間が経過したことを条件に、前記領域に対して所定の機能を実行することを特徴する請求項1〜のいずれか一つに記載のX線診断装置。
  6. 複数人の中から前記操作者を識別する識別手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記識別手段によって識別された操作者の注視点の情報を取得することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のX線診断装置。
  7. 操作者の注視点の情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記操作者の注視点の情報に基づいて、実行する機能と当該実行する機能の対象とを選択する選択手順と、
    表示部における複数の表示面のうちの1つの表示面内にマウスカーソルを移動させるマウスカーソル設定手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記マウスカーソル設定手順は、前記マウスカーソルを移動させる場合に、移動先の表示面内において最後に配置されていた位置に前記マウスカーソルを移動させることを特徴とする制御プログラム。
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