JP6138672B2 - 育苗セットと、トレイと、育苗ポットと、苗のスペーシング方法と、育苗方法 - Google Patents

育苗セットと、トレイと、育苗ポットと、苗のスペーシング方法と、育苗方法 Download PDF

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Description

本発明は、果菜や花卉等の苗の栽培に使用する育苗セットと、当該育苗セットにおけるトレイと、当該育苗セットにおける育苗ポットと、当該育苗セットを使用して行う苗のスペーシング方法と、前記育苗セットを使用して行う育苗方法に関する。
果菜や花卉等の苗の栽培には軟質樹脂製の育苗ポット(特許文献1)や硬質樹脂製の育苗ポット(特許文献2)が用いられている。育苗ポットは数が多くなると個別の保管、移動、土の充填、栽培作業、育苗管理等(以下これらをまとめて「管理」という)が面倒であるため、縦横に多数の収容部を備えたトレイ(特許文献2及び3)の収容部に収容して管理している。トレイの収容部に収容して並べた多くの育苗ポットに土を充填する場合、それら育苗ポットの上に専用の穴空き蓋(穴空きカバー)(特許文献4)を被せ、カバーの穴を育苗ポットに位置合わせし、そのカバーの上に土を載せ、その土をカバーの穴から育苗ポットに落とし込んで充填している。
トレイの収容部に収容した多くの育苗ポットに生育している苗は、苗の成長に伴って、隣接する苗が相互に干渉し合うようになり、苗間の通気や採光が妨げられることがある。このため、通常は、苗がある程度成長した段階で、苗同士が干渉しあわないように育苗ポットの間隔を広げる作業(スペーシング作業)が行われている。スペーシング作業は、トレイの収容部内の育苗ポットを、一つおき或いは二つおきといったように、所望数おきに、作業者が手で持ち上げてトレイから抜き取り、抜き取った育苗ポットを別途用意したトレイに移し替えて行っている。
特開平11−113400公報 実開平6−87211号公報 特開2005−124519号公報 特開平10−201377号公報
スペーシング作業は、通常、育苗ポットの縁を指でつまんで育苗ポットを持ち上げて行なわれている。しかし、苗が干渉し合って育苗ポットの縁が苗で隠れているため、縁を手で持ちにくく落下することがある。落下すると苗が育苗ポットから抜け落ちたり、苗は抜け落ちないが、育苗ポット内の土がこぼれたりして、後始末が面倒であり、作業性が悪い。スペーシング作業は中腰で行うことが多いため、作業者にとっては重労働であり、作業時間が長くなると、落下が多くなり、それに伴う後始末等も多くなり、作業効率が低下する。また、手作業では処理数に限界があるため、作業性及び作業効率の改善が望まれている。
本発明の目的は、前記課題を解決可能であり、スペーシング作業の機械化に適し、作業効率向上の一助ともなる育苗セットと、当該育苗セットにおけるトレイと、当該育苗セットにおける育苗ポットと、当該育苗セットを用いた苗のスペーシング方法と、前記育苗セットを使用して行う育苗方法を提供することにある。
[育苗セット]
本発明の育苗セットは、請求項1記載のように、トレイと、当該トレイに整列させる多数の育苗ポットとを備えた育苗セットにおいて、前記トレイは、前記育苗ポットを収容可能な収容ポケットを複数備え、前記複数の収容ポケットは縦横方向に多数列整列して設けられ、前記各収容ポケットの間に、隣接する収容ポケットを区画する区画壁が縦横方向に設けられ、前記育苗ポットは、前記トレイの収容ポケットに収容可能な大きさであり、上面開口部を備えた有底の筒状であり、上面開口部の周縁にその外側に突出する鍔を備えており、前記鍔は操作機器(育苗ポットを操作する機器。明細書及び特許請求の範囲において同じ。)のアームで下方から持ち上げ可能な突出幅であり、前記育苗ポットは前記操作機器のアームで前記鍔を持ち上げても変形しない剛性を備え、前記育苗ポットの高さは、収容ポケットに収容すると当該育苗ポットの鍔が当該トレイの区画壁の上面よりも上方に突出して、当該区画壁の上面と当該鍔との間に前記操作機器のアームを差込み可能な差込み空間が形成される高さであることを特徴とするものである。
[トレイ]
本発明のトレイは、請求項2記載のように、請求項1記載の育苗セットにおけるトレイにおいて、トレイの区画壁の高さは、収容ポケットに収容した育苗ポットの鍔の位置よりも低いことを特徴とするものである。
本発明のトレイは、請求項3記載のように、収容ポケットの底面に底面開口部と、育苗ポットを支持可能な支持部が設けられたものとすることもできる。
[育苗ポット]
本発明の育苗ポットは、請求項4記載のように、請求項1記載の育苗セットにおける育苗ポットにおいて、底面に下方に突出する脚が設けられたことを特徴とするものである。
本発明の育苗ポットは、請求項5記載のように、底面に一又は二以上の排水孔が開口されたものとすることもできる。
本発明の育苗ポットは、請求項6記載のように、鍔が上面開口部の全周に設けられたものとすることもできる。
[苗のスペーシング方法]
本発明の苗のスペーシング方法は、請求項7記載のように、請求項1記載の育苗セットを用いた栽培中の苗のスペーシング方法において、トレイの収容ポケットに収容された育苗ポット内の培土で生育中の苗が所定の大きさまで成長した段階で、当該育苗ポットの鍔の下の差込み空間に当該差込み空間の側方から操作機器のアームを差し込んで当該育苗ポットの鍔を下方から支持し、前記操作機器のアームにより育苗ポットを移動し、育苗ポット内の苗の周囲に広いスペース(空間部)を形成することを特徴とするものである。
本発明の苗のスペーシング方法は、請求項8記載のように、苗が育苗ポット内のソイルブロックで生育された苗であることを特徴とするものである。
本発明の苗のスペーシング方法は、請求項9記載のように、苗が育苗ポット内の培土で生育された苗であることを特徴とするものである。
本発明の苗のスペーシング方法は、請求項10記載のように、苗が育苗ポット内の軟質ポット内の培土で生育された苗であることを特徴とするものである。
本発明の苗のスペーシング方法は、請求項11記載のように、トレイの収容ポケットに収容された縦列の育苗ポット又は横列の育苗ポットを、単一列又は複数列単位で移動するようにすることもできる。
育苗方法]
本発明の育苗方法は、請求項12記載のように、請求項1記載の育苗セットを用いて、トレイの収容ポケット内の育苗ポット内で苗を栽培する育苗方法において、請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の苗のスペーシング方法により、育苗ポットを移動して育苗ポット内の苗の周囲に広いスペースを形成し、前記収容ポケットの底面開口部の下方から液体を上向きに噴霧して、育苗ポットで生育中の苗の葉の裏面に葉面散布することを特徴とする方法である。

本発明の育苗ポットは、前記構成に伴って、次の効果を奏する。
(1)操作機器で保持しても変形しない剛性を備えているため、スペーシング作業を機械化し易くなる。スペーシング作業を機械化でき、作業者の労働負担が大幅に軽減され、作業効率も大幅に向上する。
(2)操作機器のアームで支持して持ち上げても変形しない剛性を有する鍔を備えているため、スペーシング作業を機械化し易くなる。スペーシング作業を機械化でき、作業者の労働負担が大幅に軽減され、作業効率も大幅に向上する。
(3)育苗ポットの底面に脚を設けて、育苗ポットの底面とトレイの受け面との間に通気空間が形成されるようにした場合、トレイに溜まった水分による根腐れを防止することができる。
(4)底面に排水孔を設けた場合、当該排水孔から余分な水分が抜けるので、水分過多による根腐れを防止することができる。
(5)ポットの外周壁が裾細りの場合は、操作機器のアームを外周壁の側方から鍔の下に差し込み易い。
本発明のトレイは、前記構成に伴って、次の効果を奏する。
(1)トレイの区画壁の背丈(高さ)を、それに載せる育苗ポットの周壁の高さよりも低くして、トレイの受け面に載せた育苗ポットの保持部が区画壁よりも上方に突出して、操作機器のアームで保持できるようにしたので、スペーシング作業し易く、機械化しやすい。
(2)トレイの外周壁の背丈(高さ)を、それに載せる育苗ポットの周壁の高さよりも低くして、トレイの受け面に載せた育苗ポットの鍔の下方に、操作機器のアームを差込み可能な差込み空間が形成されるようにしたので、その差込み空間に操作機器のアームを差込んでスペーシング作業し易く、機械化しやすい。
(3)トレイの区画壁の高さを育苗ポットの周壁の高さよりも低くした場合も、トレイの受け面に載せた育苗ポットの鍔の下方に、操作機器のアームを差込み可能な差込み空間が形成されるので、その差込み空間に操作機器のアームを差込んでスペーシング作業し易く、機械化し易くなる。
(4)トレイの受け部にその底面に貫通する底面開口部を備えた場合、育苗ポットから排出される余分な水分が底面開口部を通じてトレイの外に排出でき、通気性もよいため、水分過多による根腐れを防止することができる。
本発明の育苗セットは、前記効果を奏する育苗ポットとトレイを備えているため、スペーシング作業を機械化し易いセットになる。
本発明の苗のスペーシング方法は、前記構成に伴って、次の効果を奏する。
(1)トレイに並べた育苗ポットを任意数ずつ移動することができるので、空間の必要な箇所の苗をスペーシングすることができる。
(2)育苗ポットを移動して苗を移動するので、スペーシング作業により育苗用の土が崩れることがなく、苗、特に根が損傷しない。
(3)操作機器のアームで保持して育苗ポットを移動するので、スペーシング作業を機械化でき、作業効率及び作業者の労力負担を大幅に改善できる。
(4)操作機器のアームで育苗ポットの鍔を支持して育苗ポットを移動する場合は、育苗ポットの側面が濡れていても滑りにくく、スペーシング作業中に育苗ポットが滑り落ちにくい。
(5)育苗ポット内に収容した軟質ポット内やソイルブロックで育苗し、育苗ポットを移動させてスペーシング作業する場合、軟質ポットやソイルブロックで育苗しても苗のスペーシングが容易にできる。しかも、育苗後は育苗ポットから軟質ポットやソイルブロックを取り出して、従来と同様に、軟質ポット付き苗或いは苗付きソイルブロックとしてそのまま出荷することができる。
(6)トレイの上の育苗ポット全てを同時に移動させて、育苗ポットの間隔を広げて、他のトレイや他の場所に移し替える(間隔を調整して並び替える)ことができるので、単なるスペーシングというよりも育苗中の苗の場所替えや、苗の間隔調整を行うことができる。
(7)育苗ポットは一つずつ又は複数個ずつ移動させることも、トレイに並べた縦列の育苗ポット又は横列の育苗ポットを、単一列又は複数列単位で移動することもできるので、スペーシング作業を効率良く行うことができる。
本発明の育苗方法は、前記構成に伴って、次の効果を奏する。
(1)本発明の苗のスペーシング方法で苗の周囲に空間を作ってから、その空間から、育苗中の苗の裏面に液体散布するので、トレイの上に載せて育苗ポット内で育苗中の多くの苗に液体(溶液、消毒液等)を万遍なく、均等(略均等を含む)に葉面散布することができる。
(2)育苗ポット内に収容した軟質ポット内で育苗し、育苗ポットを移動させてスペーシング作業をする場合、軟質ポットで育苗しても苗のスペーシングが容易にできる。しかも、育苗後は育苗ポットから軟質ポットを取り出して、従来と同様に、軟質ポット付きで苗を販売することができる。
本発明の育苗ポットの一例を示すものであって、(a)は斜視図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)の平面図、(d)は(a)の底面図、(e)は(a)のX−X断面図。 本発明の育苗ポットの一例を示すものであって、(a)は鍔の外郭を波形とした場合の一例を示す平面図、(b)は鍔の外郭に窪み部を設けた場合の一例を示す平面図。 本発明のトレイの一例を示すものであって、(a)は斜視図、(b)は(a)のトレイの収容ポケットに育苗ポットを収容した場合の断面図。 本発明のトレイの他例を示すものであって、(a)は二以上の育苗ポットを載置可能な受け面とその受け面の外周縁に立設された周壁を備えたトレイの一例を示す斜視図、(b)は二以上の育苗ポットを縦横に並べて載置可能な収容凹部を備えたトレイの一例を示す斜視図。 本発明のトレイの他例を示すものであって、(a)は開口部を有するカバーを備えたトレイの斜視図、(b)はトレイの収容ポケットに育苗ポットを収容し、その上からカバーをした状態を示す断面図。 本発明の育苗ポット及びトレイの使用例を示すものであって、(a)は育苗ポットに収容可能なソイルブロックの斜視図、(b)はソイルブロックを用いる場合のカバーの一例を示す斜視図、(c)はトレイに収容した育苗ポットにソイルブロックを入れてそのソイルブロックの作業穴に培土を充填する状態を示す断面図。 本発明のトレイに載せた本発明の育苗ポットに、直に培土を入れて育苗する場合の例を示す説明図。 操作機器でスペーシングを行う場合の一例を示すものであって、(a)は鍔の下に操作機器のアームを宛がって育苗ポットを移動する方法の一例を示す説明図、(b)はスペーシング前とスペーシング後の育苗ポット(苗)の位置関係を説明する平面図。 本発明のトレイに載せた育苗ポットにソイルブロックを入れる場合の説明図。 育苗中の軟質ポットを本発明の育苗ポット内に入れて育苗する場合の栽培工程の説明図。 本発明の育苗方法の一例を示す葉面散布方法の説明図。
育苗ポットの実施形態)
本発明の育苗ポット1は、それに直に培土や土ブロックを入れて育苗に使用することもできるが、育苗用のバラの土、軟弱な土ブロック、変形しやすいポリ容器などを、場所換え、スペーシングなどのために操作機器で移動する場合に、形崩れ、変形などして扱いにくいものを入れて扱い易くし、その状態で育苗することもできる硬質の育苗ポットである。
本発明の育苗ポットの一例を、図面を参照して説明する。一例として図1(a)〜(e)に示す育苗ポット1は、上面に開口部(上面開口部)2を備えた有底の筒型ポットであり、上面開口部2の周縁に外側に突出する鍔3が設けられたものである。鍔3は操作機器(図示しない)のアームAを引っ掛けることができ、作業者が手で持つこともできる形状とするのが望ましい。例えば、図2(a)のような波型とすることで鍔3を手で持っても滑り難くなり、図2(b)のような窪み部3aを備えた形状とすることで、幅の狭い窪み部3aの両側を手で持ち易くなる。この実施形態の鍔3は上面開口部2の周縁の全周に設けてあるが、鍔3は上面開口部2の周縁の一部にのみ設けることもできる。また、育苗ポット1は、鍔3を備えていないものであってもよい。この場合、育苗ポット1の外周壁の上方に、操作機器のアームAで保持可能な保持部を設けておくことができる。保持部は育苗ポット1を後述トレイ10(具体的にはトレイ10の収容ポケット11や受け面19)に収容又は載置したときに、トレイ10の周壁の上面や区画壁12の上面よりも上側に突出する(露出する)部分である。
育苗ポット1の底面4の四隅には四本の脚5(図1(b)〜(d))が設けられ、その底面4と育苗ポット1を載せたトレイ10(図3(a)(b)、図4(a)(b))の受け面19との間に通気空間6(図3(b)図5(b))ができるようにしてある。脚5の本数は任意に変更することができる。脚5は底面4の全周に設けることもできる。脚5は不要な場合は設けなくてもよい。底面4には四つの排水孔7(図1(c)(d))が設けられ、余分な水分を排出できるようにしてある。排水孔7の形状や個数、設置箇所は適宜変更することができる。
図1(a)の育苗ポット1は、上面開口部2の縦横寸法55mm×55mm、底面4の縦横寸法45mm×45mm、脚5の底面から鍔3の上面までの高さ50mm、収容部9の深さ47mm程度としてある。鍔3は幅(外側への突出長)5mm程度としてある。前記寸法は一例であり、栽培する苗X(図7)の種類や用途に応じてこれ以外の寸法とすることができる。本発明の育苗ポット1は、従来の軟質ポットP(例えば、開口部径90mmや120mmのもの)を収容できるサイズにすることもできる。
育苗ポット1は、例えばポリプロピレン製などとすることができる。育苗ポット1は、手や操作機器のアームAで保持しても変形しない程度の剛性を有するものであれば、ポリプロピレン製以外の樹脂製とすることもできる。
(トレイの実施形態)
本発明のトレイ10の一例を図3(a)(b)に示す。このトレイ10は、前記育苗ポット1を収容可能な収容ポケット11が縦横に碁盤目状に多数(図3に示す例では50個)設けられ、各収容ポケット11は区画壁12で個々に区画されている。
区画壁12及びトレイ10の外周壁13の背丈は、育苗ポット1の周壁8の背丈よりも低くしてあり、図3(b)のように、収容ポケット11に収容した育苗ポット1の鍔3の下に操作機器のアームAを差込み可能な差込み空間14が形成されるようにしてある。
収容ポケット11の底面中央部には底面開口部16があり、その外周に育苗ポット1の脚5を支持可能な支持部15がある。底面開口部16は育苗ポット1の排水孔7から排出された余分な水分をトレイ10の外に排出するものである。これにより、育苗ポット1で栽培中の苗Xの根腐れを防止することができ、育苗ポット1内への通気性を高めることができる。支持部15は育苗ポット1を載せることができる広さがあれば十分である。底面開口部16は排水、通気を確保できれば、収容ポケット11の底面中央部以外の箇所に設けることもでき、その数も二以上であってもよく、形状も円形孔に限らず、他の形状の孔であってもよい。
前記実施形態のトレイ10は収容ポケット11を備えたものであるが、トレイ10は収容ポケット11を備えないものであってもよい。例えば、図4(a)に示すように、多数の育苗ポット1を縦横に並べて載せることのできる広さの受け面19とその外周(四周)縁に立設された外周壁20を備えたものとすることができる。この場合も、トレイ10の外周壁20の高さを育苗ポット1の周壁8の高さよりも低くして、受け面19に載せた育苗ポット1の鍔3の下方に操作機器のアームAを差込み可能な差込み空間14が形成されるようにする。トレイ10は、図4(b)に示すような周縁鍔21を備えたものとすることもできる。トレイ10の受け面19又は収容ポケット11の底面には、育苗ポット1を支持できる支持突起(図示しない)を一又は二以上上向きに突設することもできる。
トレイ10の収容ポケット11に収納した多数の育苗ポット1に培土を充填して播種するには、図5(a)に示すような専用のカバー17を使用することができる。このカバー17は収容ポケット11に収納した多数の育苗ポット1の上からトレイ10の外側まで被せることのできる大きさ及び形状である。収容ポケット11に収納した多数の育苗ポット1の夫々に対応する位置に培土を入れたり、播種したりするためのカバー開口部18が設けられている。
図5(a)(b)に示す例では、カバー開口部18の形状を、収容ポケット11(より具体的には、収容ポケット11に収容される育苗ポット1の上面開口部2)と同じ形状、同じ大きさとしてあるが、カバー開口部18の形状はこれ以外であってもよい。例えば、本件出願人が先に開発した発明に係るソイルブロック23(図6(a)(c))を育苗ポット1内に入れる場合は、カバー開口部18を当該ソイルブロック23の作業穴24と同じ形状、同じ大きさ、同じ位置とすることができる。カバー17は図4(a)(b)のトレイ10に被せて用いることもできる。
(苗のスペーシング方法の実施形態1)
本発明の育苗ポット1とトレイ10を用いた苗のスペーシング方法の一例を、図7及び図8(a)(b)を参照して説明する。この使用例は、図3(a)(b)に示すトレイ10の収容ポケット11に収容された育苗ポット1で苗Xを栽培し、当該苗Xの成長に合わせて、スペーシングを行う場合の例である。
(1)トレイ10の収容ポケット11に育苗ポット1を収容する(STEP001)。
(2)前記(1)の状態でトレイ10にカバー17を被せ(STEP002)、カバー17のカバー開口部18から育苗ポット1内に培土を投入する(STEP003)。
(3)カバー17を外して育苗ポット1内の培土に播種又は挿し木(茎挿し、葉挿し、根挿し、断根接木苗の挿し木等を含む。明細書において同じ。)をする(STEP004)。
(4)苗Xを生育させ(STEP005)、隣接する苗X同士が干渉し合うまで、又は干渉前(直前を含む)まで、又は任意の大きさまで成長した段階で、スペーシング(間引き)を行う(STEP006)。
前記(4)のスペーシングは、例えば、操作機器を用いて行うことができる。一例としては、図8(a)に示すように、育苗ポット1の鍔3とトレイ10の間の差込み空間14にアームAを差込み、アームAが鍔3の下に正確に配置された状態でアームAを上方移動させる。図8(b)に示すように、アームAの上方移動によって持ち上げられた育苗ポット1を、元々収容されていたトレイ(以下、説明の便宜上「元トレイ」という)10aとは別の空のトレイ(以下、説明の便宜上「空トレイ」という)10bに移し替える。どの育苗ポット1を持ち上げるか、持ち上げた育苗ポット1をどこに移動するか等は、コンピュータで制御することができる。一例として図8(b)に示すものは、横列の育苗ポット1を一個おきに持ち上げて移動する場合の例である。
(苗のスペーシング方法の実施形態2)
本発明の育苗ポット1とトレイ10を用いた苗のスペーシング方法の他例を、図9を参照して説明する。この使用例は、ソイルブロック23(図6(a))を収容した育苗ポット1を、図3(a)(b)に示すトレイ10の収容ポケット11に収容して苗Xを栽培し、当該苗Xの成長に合わせて、スペーシングを行う場合の例である。
(1)トレイ10の収容ポケット11に育苗ポット1を収容する(STEP101)。
(2)収容ポケット11の育苗ポット1内に、ソイルブロック23を収容する(STEP102)。
(3)前記(2)の状態でトレイ10にカバー17をし(STEP103)、カバー17のカバー開口部18からソイルブロック23の作業穴24内に培土(栽培用土26)を投入する(STEP104)。ソイルブロック23に予め培土(栽培用土26)が充填されている場合には、この作業は不要である。
(4)カバー17を外して作業穴24内の培土(栽培用土26)に播種又は挿し木をする(STEP105)。
(5)苗Xを生育させ(STEP106)、隣接する苗X同士が干渉し合うまで、又は干渉前(直前を含む)まで、又は任意の大きさまで成長した段階で、スペーシングを行う(STEP107)。スペーシングは、前記実施形態1と同様の方法(図8(a)(b))で行うことができる。
(苗のスペーシング方法の実施形態3)
本発明の育苗ポット1とトレイ10を用いた苗のスペーシング方法の他例を、図10を参照して説明する。この使用例は、開口径90mmの軟質ポットPを収容できる大きさの育苗ポット1と、その育苗ポット1を収容可能なサイズの収容ポケット11を有するトレイ10(ここでは図3(a)(b))を用いる場合の例である。
(1)軟質ポットP内の培土に播種又は挿し木をする(STEP201)。
(2)トレイ10の収容ポケット11に育苗ポット1を収容し(STEP202)、当該育苗ポット1内に前記(1)で播種又は挿し木した軟質ポットPを入れる(STEP203)。
(3)軟質ポットP内で苗Xを生育させ(STEP204)、隣接する苗X同士が干渉し合うまで、又は干渉前(直前を含む)まで、又は任意の大きさまで成長した段階で、スペーシングを行う(STEP205)。スペーシングは、前記実施形態1と同様の方法(図8(a)(b))で行うことができる。
(苗のスペーシング方法の実施形態4)
本発明の苗のスペーシング方法は、トレイ10に並べた縦列の育苗ポット1又は横列の育苗ポット1を一つずつ又は複数個ずつ移動させることもできる。また、トレイ10に並べた縦列の育苗ポット1又は横列の育苗ポット1を、単一列又は複数列単位で移動することもできる。移動した育苗ポット1は別途用意してある空トレイ10bに移すことができる。
(苗のスペーシング方法の実施形態5)
本発明の苗のスペーシング方法は、トレイ10上に縦列と横列に並べられている育苗ポット1の鍔3の下に操作機器のアームAを差し込んで、操作機器のアームAを操作し、任意の或いは全ての育苗ポット1をトレイ10から取り出して別の場所に移動させて、それら育苗ポット1の苗Xの周囲に移動前よりも広いスペースを設けることもできる。この場合も、移動した育苗ポット1は別途用意してある空トレイ10bや他や場所に移すことができるが、空トレイ10bではなく、他の育苗場や移植する畑等の他の場所に移動して、それら育苗ポット1の苗の間隔を広げる(間隔調整して並べ替える)こともできる。
前記いずれの苗のスペーシング方法であっても、育苗ポット1は操作機器のアームAを鍔3の下に差し込んで掬い上げる、アームAで育苗ポット1の周壁(保持部)を挟む、掴む等の方法で保持して持ち上げることもできる。
育苗方法の実施形態1)
本発明の育苗方法の一例を図8(a)(b)及び図11を参照して説明する。この育苗方法は、トレイ10に並べた育苗ポット1で育苗する育苗方法において、前記苗のスペーシング方法で苗Xを移動させることによって生じる空きの収容ポケット11aを薬剤散布に用いる場合の例である。前記スペーシングによって、元のトレイ10aに空の収容ポケット11aが生じる(図8(b))。当該収容ポケット11aの底面開口部16の下から液状の薬剤(以下「液状剤」という)を噴霧して、その収容ポケット11aに隣接する収容ポケット11b内の育苗ポット1で育苗中の苗Xの葉の裏面に散布(葉面散布)する苗の栽培方法である。
育苗方法の実施形態2)
本発明の育苗方法は、トレイ10に並べた多数の育苗ポット1内に汎用の軟質ポット(ポリポット)Pを収容し、それら軟質ポットP内で育苗し、隣接する苗X同士が干渉し合うまで、又は干渉前(直前を含む)まで、又は任意の大きさまで成長した段階まで生育したら、育苗ポット1を移動させてその中の軟質ポットPを移動させることにより軟質ポットPの間隔を広げて育苗する方法であってもよい。この場合も、前記と同様に葉面散布することができる。
本発明の育苗ポット1とトレイ10は、スペーシングを機械化するに際して特に有効に利用することができるものである。
育苗ポット
2 上面開口部
3 鍔
3a 窪み部
4 底面
5 脚
6 通気空間
7 排水孔
8 (育苗ポットの)周壁
9 収容部
10 トレイ
10a 元トレイ
10b 空トレイ
11、11a、11b 収容ポケット
12 区画壁
13 (トレイの)外周壁
14 差込み空間
15 支持部
16 底面開口部
17 カバー
18 カバー開口部
19 受け面
20 外周壁
21 周縁鍔
23 ソイルブロック
24 作業穴
26 栽培用土(培土)
A アーム
P 軟質ポット
X 苗

Claims (12)

  1. トレイと、当該トレイに整列させる多数の育苗ポットとを備えた育苗セットにおいて、
    前記トレイは、前記育苗ポットを収容可能な収容ポケットを複数備え、
    前記複数の収容ポケットは縦横方向に多数列整列して設けられ、
    前記各収容ポケットの間に、隣接する収容ポケットを区画する区画壁が縦横方向に設けられ、
    前記育苗ポットは、前記トレイの収容ポケットに収容可能な大きさであり、上面開口部を備えた有底の筒状であり、上面開口部の周縁にその外側に突出する鍔を備えており、
    前記鍔は操作機器のアームで下方から持ち上げ可能な突出幅であり、
    前記育苗ポットは前記操作機器のアームで前記鍔を持ち上げても変形しない剛性を備え、
    前記育苗ポットの高さは、収容ポケットに収容すると当該育苗ポットの鍔が当該トレイの区画壁の上面よりも上方に突出して、当該区画壁の上面と当該鍔との間に前記操作機器のアームを差込み可能な差込み空間が形成される高さである、
    ことを特徴とする育苗セット
  2. 請求項1記載の育苗セットにおけるトレイにおいて、
    トレイの区画壁の高さは、収容ポケットに収容した育苗ポットの鍔の位置よりも低い、
    ことを特徴とするトレイ。
  3. 請求項2記載のトレイにおいて、
    収容ポケットの底面に底面開口部と、育苗ポットを支持可能な支持部が設けられた、
    ことを特徴とするトレイ。
  4. 請求項1記載の育苗セットにおける育苗ポットにおいて、
    底面に下方に突出する脚が設けられた、
    ことを特徴とする育苗ポット。
  5. 請求項4記載の育苗ポットにおいて、
    底面に一又は二以上の排水孔が開口された、
    ことを特徴とする育苗ポット。
  6. 請求項4又は請求項5記載の育苗ポットにおいて、
    鍔が上面開口部の全周に設けられた、
    ことを特徴とする育苗ポット。
  7. 請求項1記載の育苗セットを用いた栽培中の苗のスペーシング方法において、
    トレイの収容ポケットに収容された育苗ポット内の培土で生育中の苗が所定の大きさまで成長した段階で、当該育苗ポットの鍔の下の差込み空間に当該差込み空間の側方から操作機器のアームを差し込んで当該育苗ポットの鍔を下方から支持し、
    前記操作機器のアームにより育苗ポットを移動し、育苗ポット内の苗の周囲に広いスペースを形成する、
    ことを特徴とする苗のスペーシング方法。
  8. 請求項7記載の苗のスペーシング方法において、
    苗が育苗ポット内のソイルブロックで生育された苗である、
    ことを特徴とする苗のスペーシング方法。
  9. 請求項7記載の苗のスペーシング方法において、
    苗が育苗ポット内の培土で生育された苗である、
    ことを特徴とする苗のスペーシング方法。
  10. 請求項7記載の苗のスペーシング方法において、
    苗が育苗ポット内の軟質ポット内の培土で生育された苗である、
    ことを特徴とする苗のスペーシング方法。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の苗のスペーシング方法において、
    トレイの収容ポケットに収容された縦列の育苗ポット又は横列の育苗ポットを、単一列又は複数列単位で移動する、
    ことを特徴とする苗のスペーシング方法。
  12. 請求項1記載の育苗セットを用いて、トレイの収容ポケット内の育苗ポット内で苗を栽培する育苗方法において、
    請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の苗のスペーシング方法により、育苗ポットを移動して育苗ポット内の苗の周囲に広いスペースを形成し、
    前記収容ポケットの底面開口部の下方から液体を上向きに噴霧して、育苗ポットで生育中の苗の葉の裏面に葉面散布する、
    ことを特徴とする育苗方法。
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