JP3244305U - 水耕栽培装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、果樹の水耕栽培に用いられる水耕栽培装置に関する。
例えば特許文献1には、植物の水耕栽培に用いられる水耕栽培装置が記載されている。特許文献1に記載の水耕栽培装置は、養液を貯留する養液槽と、養液槽内において植物の苗を保持する保持部材と、を備える。特許文献1に記載の水耕栽培装置は、コマツナ、ネギ、ホウレンソウ等の葉菜類や、トマト、イチゴ等の果菜類の水耕栽培に用いられる。
本考案者は、この種の水耕栽培装置を果樹の水耕栽培に用いることを検討した。しかしながら、果樹は、葉菜類や果菜類と比べて一般的に高さが高いため、水耕栽培装置において倒れやすいことが判明した。
本開示の一局面は、果樹の水耕栽培に用いられる水耕栽培装置であって、果樹が倒れにくい水耕栽培装置を提供する。
本開示の一態様は、果樹の水耕栽培に用いられる水耕栽培装置である。水耕栽培装置は、養液槽と、定植部材と、支持部材と、を備える。養液槽は、養液を貯留するように構成されている。定植部材は、養液槽内において果樹が根を張るための部材である。定植部材には、果樹の根の少なくとも先端部が侵入可能な複数の貫通孔が形成されている。支持部材は、果樹の幹を支持するための部材である。支持部材は、定植部材に固定された少なくとも1つの固定部を有する。
このような構成によれば、果樹の水耕栽培に用いられる水耕栽培装置であって、果樹が倒れにくい水耕栽培装置を実現することができる。
以下、本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.水耕栽培装置の構成]
図1~図3に示す水耕栽培装置1は、果樹Fの栽培に用いられる。果樹Fは、果実のなる樹木である。図2及び図3に示すように、果樹Fは、根f1と、幹f2と、を有する。果樹Fは、例えば、フィンガーライムである。なお、図3において、水耕栽培装置1は断面視にて示されているのに対して、果樹F及び後述する幹f2用の固定部材は正面視にて示されている。
図1~図3に示す水耕栽培装置1は、果樹Fの栽培に用いられる。果樹Fは、果実のなる樹木である。図2及び図3に示すように、果樹Fは、根f1と、幹f2と、を有する。果樹Fは、例えば、フィンガーライムである。なお、図3において、水耕栽培装置1は断面視にて示されているのに対して、果樹F及び後述する幹f2用の固定部材は正面視にて示されている。
水耕栽培装置1は、養液槽2と、供給タンク3と、定植部材4と、支持部材5と、遮光部材6と、断熱部材7と、エアーポンプ8と、を備える。
図2に示すように、養液槽2は、上方が開口した箱形に形成されている。養液槽2は、養液Lを貯留するように構成されている。養液Lは、果樹Fの生育を促進する養分が溶解された水溶液である。
図3に示すように、供給タンク3は、本体部31と、第1連通孔32と、第2連通孔33と、蓋部34と、を有する。
本体部31は、内部に空間が形成された部位である。本体部31は、養液Lを貯留するように構成されている。
第1連通孔32及び第2連通孔33は、本体部31に形成された孔である。第1連通孔32は、第2連通孔33よりも上方に形成されている。具体的には、第1連通孔32は、本体部31の上面に形成されている。第2連通孔33は、本体部31の側面の下部に形成されている。第1連通孔32及び第2連通孔33は、本体部31の内外を連通している。
蓋部34は、本体部31に着脱可能に構成された部位である。蓋部34は、第1連通孔32を閉塞可能な大きさを有する。蓋部34は、第1連通孔32を閉塞するように本体部31に装着される。
供給タンク3の少なくとも一部(より詳細には、少なくとも、第2連通孔33が形成された部分)は、養液槽2内に配置されている。供給タンク3が養液槽2内に配置された状態において、本体部31には、第1連通孔32を介して養液Lが充填される。すなわち、第1連通孔32は、本体部31に養液Lを充填するための充填口として機能する。本体部31に充填された養液Lは、養液槽2における養液Lの水位が第2連通孔33を下回った場合に、第2連通孔33を介して養液槽2へ供給される。すなわち、第2連通孔33は、養液槽2へ養液Lを供給するための供給口として機能する。
図2及び図3に示すように、定植部材4は、養液槽2内において果樹Fが根f1を張るための部材である。定植部材4は、例えば樹脂製である。定植部材4は、底壁部41と、周壁部42と、把持部43と、を有する。
底壁部41は、複数の貫通孔411が形成された板状の部位である。貫通孔411は、果樹Fの根f1の少なくとも先端部が侵入可能な大きさを有する。本実施形態の底壁部41は、平板状である。また、本実施形態の底壁部41は、上面視にて長方形状である。
周壁部42は、底壁部41の外周部から底壁部41の上面側へ延びる板状の部位である。周壁部42は、底壁部41の外周部の全周から延びている。周壁部42は、底壁部41と共に、上方が開口した箱形の部位を構成している。具体的には、周壁部42が、当該箱形の部位の側壁を構成している。底壁部41が、当該箱形の部位の底壁を構成している。
本実施形態の周壁部42は、上面視にて長方形状である底壁部41の各端面に対応して、4つの板状の部分を有する。当該4つの板状の部分は、いずれも平板状である。また、本実施形態の周壁部42には、複数の貫通孔421が形成されている。
把持部43は、使用者が把持可能な棒状の部位である。把持部43の延び方向における両端部は、周壁部42における対向する2つの部分(本実施形態では対向する2つの板状の部分)に、それぞれ連続している。すなわち、把持部43は、周壁部42における対向する2つの部分を繋いでいる。把持部43は、底壁部41側と反対側へ膨出するように、例えば略C字状に湾曲している。
定植部材4は、底壁部41に張った果樹Fの根f1が養液Lに浸漬するように、養液槽2内に配置されている。ただし、定植部材4は、養液槽2に固定されていない。
ここで、一般的な水耕栽培装置においては、例えば、定植部材4のような部材内に、培地が配置される場合がある。培地は、果樹Fの根f1及び養液Lを保持可能な部材である。培地の具体例としては、軽石、バーミキュライト、ロックウール、スポンジ等が挙げられる。
これに対して、本実施形態の水耕栽培装置1は、このような培地を備えない。このため、果樹Fは、定植部材4に根f1を張ることにより、根f1が定植部材4のみにより保持された状態になる。なお、定植部材4は、培地と異なり、水を保持しない。
図2に戻り、支持部材5は、果樹Fの幹f2を支持するための棒状の部材である。本実施形態の支持部材5は、直線状に延びている。支持部材5は、第1固定部51と、第2固定部52と、を有する。
図3に示すように、第1固定部51は、底壁部41に固定された部分である。第1固定部51は、支持部材5の延び方向における一方の端部に位置する。例えば、第1固定部51の端面には、ねじ穴が形成されている。そして、定植部材4の外側から、底壁部41の貫通孔411を通って、第1固定部51のねじ穴に固定ねじが締められる。これにより、第1固定部51が底壁部41に固定されている。
第2固定部52は、把持部43に固定された部分である。第2固定部52は、支持部材5の延び方向における中間部に位置する。第2固定部52は、例えば樹脂製の結束バンドによって、把持部43に固定されている。
支持部材5は、第1固定部51及び第2固定部52が定植部材4に固定された状態において、底壁部41から上方へ延びている。
図1及び図3に示す遮光部材6は、遮光性を有する部材である。遮光部材6は、板部61と、筒部62と、を有する。
板部61は、養液槽2の開口面を覆うことが可能な大きさに形成された板状の部分である。図1に示すように、本実施形態の板部61は、3つの板状の部分61a~61cにより構成されている。本実施形態の板部61は、平板状である。
図3に示すように、板部61には、第1~第4開口部611~614が形成されている。第1開口部611及び第2開口部612は、把持部43の延び方向における一方の端部側及び他方の端部側を挿通可能な孔である。第3開口部613は、支持部材5及び果樹Fの幹f2を挿通可能な孔である。第3開口部613は、第1開口部611と第2開口部612との間に形成されている。第4開口部614は、供給タンク3の少なくとも上部を挿通可能な孔である。
筒部62は、有底筒状の部分である。筒部62の開口面は、第4開口部614よりも大きい。すなわち、筒部62は、第4開口部614を覆うことが可能に構成されている。
図1及び図3に示すように、遮光部材6は、養液槽2の開口面を覆うように配置されている。具体的には、まず、板部61が、養液槽2の開口面を覆うように養液槽2に載せられている。この状態において、定植部材4は、底壁部41及び周壁部42が遮光部材6よりも下側に位置する一方、把持部43の少なくとも上部が第1開口部611及び第2開口部612を通って遮光部材6よりも上側に位置している。支持部材5は、板部61よりも下側から第3開口部613を通って板部61よりも上側へ延びている。供給タンク3は、その上部が第4開口部614を通って板部61よりも上側へ飛び出している。
続いて、筒部62が、第4開口部614を覆うように板部61に載せられている。第4開口部614からは供給タンク3の上部が飛び出しているところ、当該上部は、筒部62により覆われる。このため、板部61及び筒部62が配置された状態において、供給タンク3は、外部から視認されない。
断熱部材7は、断熱性を有する部材である。断熱部材7は、養液槽2の外面を覆うように配置されている。本実施形態では、断熱部材7は、養液槽2の外面のうちの側面を全周にわたって覆うように配置されている。
エアーポンプ8は、チューブ81を介して、養液槽2内へ空気を供給するように構成されている。養液槽2において、チューブ81の先端は、果樹Fの根f1の近くに配置されている。
[1-2.水耕栽培装置への果樹の配置方法]
まず、果樹Fは、例えば育成鉢を用いた土壌栽培により、所定の高さになるまで生育される。所定の高さになるまで生育された果樹Fは、育成鉢から取り出され、根f1から土が取り除かれる。そして、果樹Fは、根f1が底壁部41に接触するように、定植部材4内に配置される。この際、培地は使用されない。
まず、果樹Fは、例えば育成鉢を用いた土壌栽培により、所定の高さになるまで生育される。所定の高さになるまで生育された果樹Fは、育成鉢から取り出され、根f1から土が取り除かれる。そして、果樹Fは、根f1が底壁部41に接触するように、定植部材4内に配置される。この際、培地は使用されない。
定植部材4には、前述したように、支持部材5が固定されている。その支持部材5に、定植部材4内に配置された果樹Fの幹f2が固定される。幹f2は、例えば紐などの固定部材を用いて、支持部材5に固定される。これにより、幹f2が支持部材5により支持され、果樹Fが倒れにくくなる。
続いて、定植部材4及び支持部材5が、果樹Fごと養液槽2内に配置される。使用者は、例えば把持部43を把持して、果樹Fごと定植部材4及び支持部材5を移動させることが可能である。
続いて、養液槽2に養液Lが入れられる。養液槽2内に配置された供給タンク3にも、第1連通孔32を介して養液Lが入れられる。養液槽2の外面には、前述したように断熱部材7が取り付けられている。これにより、養液槽2内の養液Lの温度上昇が抑制される。
続いて、養液槽2の開口面を覆うように、遮光部材6が配置される。具体的には、前述したように、まず板部61が、養液槽2の開口面を覆うように養液槽2に載せられる。その後、筒部62が、第4開口部614(ひいては第4開口部614から飛び出した供給タンク3の上部)を覆うように、板部61上に配置される。これにより、養液槽2内の養液Lに光が到達しにくくなるため、藻の発生が抑制される。
なお、養液槽2内の養液Lの水位が第2連通孔33よりも低下した場合には、供給タンク3から養液槽2へ養液Lが供給される。このため、供給タンク3には、使用者により養液Lが適宜補充される。その際、遮光部材6全体ではなく筒部62のみが取り外されることにより、供給タンク3に養液Lが補充されてもよい。
以上のようにして、水耕栽培装置1に果樹Fが配置される。そして、エアーポンプ8が稼働されることにより、養液槽2内へ空気が供給される。これにより、果樹Fの根f1の酸素不足が抑制される。果樹Fの生育が進み、根f1が貫通孔411に侵入して果樹Fが底壁部41に根f1を張ることによって、果樹Fは底壁部41により保持される。その結果、果樹Fが一層倒れにくくなる。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(3a)水耕栽培装置1は、養液槽2と、定植部材4と、を備える。養液槽2は、養液Lを貯留するように構成されている。定植部材4は、養液槽2内において果樹Fが根f1を張るための部材である。
水耕栽培装置1を用いた水耕栽培では、土壌栽培と比較して菌が少ない環境において果樹Fを生育させることができる。したがって、より清潔な果実を収穫することができる。さらに、水耕栽培装置1では、養液Lによって果樹Fの生育を促進することができる。したがって、果実の収穫量を増加させることも可能である。
(3b)水耕栽培装置1は、支持部材5を備える。支持部材5は、果樹Fの幹f2を支持するための部材である。支持部材5は、定植部材4に固定された少なくとも1つの固定部(本実施形態では第1固定部51及び第2固定部52)を有する。
このような構成によれば、支持部材5によって果樹Fの幹f2が支持されることにより、水耕栽培装置1において果樹Fを倒れにくくすることができる。また、果樹Fが定植部材4に根f1を張ることにより、水耕栽培装置1において果樹Fを一層倒れにくくすることができる。
(3c)支持部材5は、第1固定部51と、第2固定部52と、を有する。このような構成によれば、支持部材5は1つのみの固定部を有する構成と比較して、定植部材4に対する支持部材5の姿勢を維持しやすくすることができる。ひいては、支持部材5により支持される果樹Fを一層倒れにくくすることができる。
(3d)水耕栽培装置1は、遮光部材6を備える。遮光部材6は、養液槽2の開口面を覆うように配置されている。
このような構成によれば、養液槽2内の養液Lに光を到達させにくくすることができる。言い換えれば、養液槽2内を暗い環境に保ちやすくすることができる。したがって、養液槽2における藻の発生を抑制することができる。
(3e)水耕栽培装置1は、断熱部材7を備える。断熱部材7は、養液槽2の外面を覆うように配置されている。このような構成によれば、養液槽2内の養液Lの温度上昇を抑制することができる。したがって、果樹Fにとって良好な環境を保ちやすくすることができる。
(3f)水耕栽培装置1は、供給タンク3を備える。養液槽2には、供給タンク3から第2連通孔33を介して養液Lが供給される。
このような構成によれば、養液槽2における養液Lの水位が第2連通孔33を下回ることを抑制することができる。したがって、養液槽2における養液Lの水位を保ちやすくすることができる。
(3g)水耕栽培装置1は、エアーポンプ8を備える。このような構成によれば、エアーポンプ8によって養液槽2内へ空気が供給されることにより、果樹Fの根f1の酸素不足を抑制することができる。
(3h)水耕栽培装置1は、培地を備えない。このような構成によれば、培地に起因する藻の発生を抑制することができる。また、培地の洗浄や交換の手間を省くことができる。さらに、水耕栽培装置1を構成する部材数を低減できるため、コストの低減も可能である。
(3i)水耕栽培装置1において、定植部材4は、養液槽2に固定されていない。このような構成によれば、定植部材4を養液槽2から取り出しやすくすることができる。したがって、例えば、果樹Fを別の養液槽2に移動させる場合、元の養液槽2から定植部材4ごと果樹Fを取り出すことが考えられるところ、このような作業に要する時間を短縮することができる。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(4a)上記実施形態では、支持部材5は、第1固定部51及び第2固定部52を有するが、支持部材5が有する固定部の数は、特に限定されない。例えば、支持部材5は、単一の固定部を有してもよいし、3つ以上の固定部を有してもよい。また、支持部材5における固定部の位置も特に限定されない。
(4b)上記実施形態では、定植部材4は、底壁部41、周壁部42及び把持部43を有する。しかし、定植部材4は、果樹Fの根f1の少なくとも先端部が侵入可能な複数の貫通孔411が形成された他の形態により実現されてもよい。
(4c)上記実施形態では、水耕栽培装置1は、遮光部材6を備える。遮光部材6は、遮光性を有する部材であるところ、例えば、遮光性に加えて断熱性を有してもよい。この場合、遮光部材6は、例えば、遮光性及び断熱性を有する単一の素材により構成されてもよいし、遮光性を有する素材と断熱性を有する素材とが重ねられることにより構成されてもよい。また例えば、水耕栽培装置1は、必ずしも遮光部材6を備えなくてもよい。
(4d)上記実施形態のように水耕栽培装置1が断熱部材7を備える場合、断熱部材7は、例えば、養液槽2の外面の全てを覆うように配置されてもよいし、養液槽2の外面の一部のみを覆うように配置されてもよい。また例えば、水耕栽培装置1は、必ずしも断熱部材7を備えなくてもよい。
(4e)上記実施形態では、水耕栽培装置1は、供給タンク3を備えるが、必ずしも供給タンク3を備えなくてもよい。例えば、養液槽2には、外部の装置により養液Lが供給されてもよいし、使用者により養液Lが供給されてもよい。
(4f)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
1…水耕栽培装置、2…養液槽、3…供給タンク、4…定植部材、41…底壁部、42…周壁部、43…把持部、411…貫通孔、5…支持部材、51…第1固定部、52…第2固定部、6…遮光部材、7…断熱部材、8…エアーポンプ、F…果樹、f1…根、f2…幹、L…養液。
Claims (7)
- 果樹の水耕栽培に用いられる水耕栽培装置であって、
養液を貯留するように構成された養液槽と、
前記養液槽内において前記果樹が根を張るための定植部材であって、前記果樹の根の少なくとも先端部が侵入可能な複数の貫通孔が形成された前記定植部材と、
前記果樹の幹を支持するための支持部材であって、前記定植部材に固定された少なくとも1つの固定部を有する前記支持部材と、
を備える、水耕栽培装置。 - 請求項1に記載の水耕栽培装置であって、
前記定植部材は、前記複数の貫通孔が形成された底壁部と、前記底壁部の外周部から延びる周壁部と、前記周壁部における対向する2つの部分を繋ぐ把持部と、を有し、
前記少なくとも1つの固定部は、前記底壁部に固定された第1固定部と、前記把持部に固定された第2固定部と、を含む、水耕栽培装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の水耕栽培装置であって、
遮光性を有する遮光部材を更に備え、
前記養液槽は、上方が開口した箱形に形成され、
前記遮光部材は、前記養液槽の開口面を覆うように配置されている、水耕栽培装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の水耕栽培装置であって、
断熱性を有し、前記養液槽の外面を覆うように配置された断熱部材を更に備える、水耕栽培装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の水耕栽培装置であって、
前記養液を貯留するように構成され、前記養液槽内に配置された供給タンクを更に備え、
前記供給タンクには、前記供給タンクの内外を連通する連通孔が形成され、
前記養液槽には、前記供給タンクから前記連通孔を介して前記養液が供給される、水耕栽培装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の水耕栽培装置であって、
前記果樹の根及び前記養液を保持可能な培地を備えない、水耕栽培装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の水耕栽培装置であって、
前記果樹は、フィンガーライムである、水耕栽培装置。
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