JP6638910B2 - 仕切り及びケース並びに植木植栽容器 - Google Patents

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Description

本発明は、植木の根域を制限する仕切り及びこの仕切りを内部に配設したケースからなる植木植栽容器に関するものである。
アスファルトやレンガ敷きなどの人工地盤上に植木やその他の植物を設置し観賞することを目的とする植栽容器は大きく二つに大別される。
ひとつは、樹高1〜3メートル、重量10〜20キログラム程度の植物を植えて観賞することを想定した容器である。コンクリートやテラコッタなどの重量素材を用いて容器の重量を大きくすることで、植物が転倒するのを防いでいる。背が高く重い植物は根も大きく伸長するため、容器内での根詰まりが起きにくくなるように、土を入れる部分の容積が大きくなるように設定してある。プラスチックなどの軽量な素材で製造された容器は、容積をより大きく設定してあることが多い。
もうひとつは、樹高50センチメートル前後、重量が最大2キログラム程度の植物を植えて観賞することを想定した容器で、プランターと呼ばれる植栽容器が代表的なものである。プラスチックなどを素材に用い、軽量・小容積である。
特開平10−14419公報
植木を植えるため容器の重量や容積を大きくした植栽容器は、移動や植替が困難でかつ重量制限のある場所での設置が制限されることが多い。
しかし、軽量・小容積な容器に大きく成長するタイプの植物を植栽すると、早期に根詰まりを起こし、それが原因で枯死する事例もある。
本発明は、これらの問題点を解決する手段として、植木を植えた状態で成人女性が単独で持ち運びできる程度の重量や容積で、小容積でも根詰まりが起こりにくいように根域の制限機能を持つ植栽容器を開発したものである。
本発明の第1の形態は、以下の技術的事項から構成される。
(1)植木の根域を制限するために配設された仕切りであって、
短い左右側辺部と長い上下辺部を有し、上辺部から下辺部に向かって複数の差込みスリットが設けられ、組立状態で仕切りの縦方向を形成する仕切り板と、
短い左右側辺部と長い上下辺部を有し、下辺部から上辺部に向かって複数の差込みスリットが設けられ、組立状態で仕切りの横方向を形成する仕切り板と、
前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板及び前記仕切りの横方向を形成する仕切り板各々の四隅に切り欠き部が形成されていることを特徴とする仕切り
を備え、
前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板2枚以上と前記仕切りの横方向を形成する仕切り板2枚以上がそれぞれの差込みスリットを介して直交状態で嵌合されたことによって区画された直方体の、植木の根を配置する空間を有することを特徴とする仕切りであることが望ましい。
(2)前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板及び前記仕切りの横方向を形成する仕切り板に複数の穴(A)が形成されていることを特徴とする前記(1)に記載の仕切りであることが望ましい。
本発明の第2の形態は、以下の技術的事項から構成される。
(3)前記(1)または(2)に記載した仕切りを収納するためのケースであって、互いに対向する第1端縁及び第2端縁、及び、互いに対向する第3端縁及び第4端縁を有し組立状態で底板を形成する底板部と、前記底板部の第1端縁、第2端縁、第3端縁、第4端縁にそれぞれ延出して設けられ、組立状態で側板を構成する第1側板部、第2側板部、第3側板部、第4側板部と、前記第1側板部及び第2側板部の延出側の端縁からそれぞれ延出して設けられ、折り曲げ線に沿って収容部方向に折り曲げられることによって形成される第1内フラップ及び第2内フラップと、前記底板部の第3側板部及び第4側板部の延出側の端縁からそれぞれ延出して設けられ、折り曲げ線に沿って収容部方向に折り曲げられることによって形成される第1外フラップ及び第2外フラップを備えたケース。
(4)前記第1内フラップ、前記第2内フラップ、前記第1外フラップ、前記第2外フラップのそれぞれの中央部分にひもを掛ける切込み(B)、が設けられていることを特徴とする前記(3)に記載のケースであることが望ましい。
(5)前記第1外フラップ、前記第2外フラップに上方開口部から装着した植木の根の直径に合わせてフラップの大きさを変更するための複数の折り曲げ線が設けられていることを特徴とする前記(3)または(4)に記載のケースであることが望ましい。
(6)前記第1側板部及び第2側板部の組立状態時に隣接側板部と接する両縁部に設けられた弓型の切れ込みが、前記第3側板部及び第4側板部の組立状態時に隣接側板部と接する両端部に設けられた直線の切れ込みに差し込まれ収容部方向に折り曲げられることによって形成されることを特徴とする前記(3)から(5)のいずれかに記載のケースであることが望ましい。
(7)前記第1側板部、前記第2側板部、前記第3側板部、前記第4側板部にそれぞれ折り曲げ線を介して底板部に接している部位に排水を目的とした穴が設けられていることを特徴とする前記(3)から(6)のいずれかに記載のケースであることが望ましい。
(8)前記第1側板部、前記第2側板部、前記第3側板部、前記第4側板部にそれぞれ折り曲げ線を介して底板部に接している部位のうち底板部の四隅と接する部分に組立状態時に切り欠きが形成されていることを特徴とする前記(3)から(7)のいずれかに記載のケースであることが望ましい。
本発明の第3の形態は、以下の技術的事項から構成される。
(9)前記(1)または(2)に記載の仕切りと前記(3)から(8)のいずれかに記載のケースを有する植木植栽容器。
本発明の根域を制限する仕切りとそれを上方開口部から装着する植木植栽容器によれば、根域を制限する効果により根詰まりが起こりにくく、植木植栽後、幹がぐらつかないようにひもをかけるための切れ込みが存在するため植木が倒伏しにくく、重心が低い容器のため容器ごと植木が転倒しにくく、仕切り及びケースはすべて折り畳み可能な程度の厚さのプラスチックで構成されているため植栽容器の重量を可能な限り軽量化することができる。
仕切り板の平面図(仕切りの縦方向を形成する) 仕切り板の平面図(仕切りの横方向を形成する) 図1の板を組み合わせて作製した仕切りの平面図 ケースの展開図 ケースを組み立て後の側面図 ケース組み立てた後仕切りをケースに収納し土を入れた図 ケースを組み立てた後内フラップ及び外フラップを折り曲げて切込みにひもをかけた図 複数の容器を連結した図
以下、本発明の実施の形態における根域を制限する仕切り及びそれを上方開口部から装着する植木植栽容器について詳細に説明する。
(1)植木の根域を制限するために配設された仕切りであって、
短い左右側辺部1と長い上下辺部2を有し、上辺部から下辺部に向かって複数の差込みスリット3が設けられ、組立状態で仕切りの縦方向を形成する図1の仕切り板4と、
短い左右側辺部5と長い上下辺部6を有し、下辺部から上辺部に向かって複数の差込みスリット7が設けられ、組立状態で仕切りの横方向を形成する図2の仕切り板8と、
前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板及び前記仕切りの横方向を形成する仕切り板各々の四隅に切り欠き部9が形成されている仕切り10
を備え、
前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板2枚以上と前記仕切りの横方向を形成する仕切り板2枚以上がそれぞれの差込みスリットを介して直交状態で嵌合されたことによって区画された直方体の、植木の根を配置する空間を有することを特徴とする図3の仕切り。
(2)前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板及び前記仕切りの横方向を形成する仕切り板に複数の穴(A)が形成されていることを特徴とする前記(1)に記載の仕切りであることが望ましい。
(3)前記(1)または(2)に記載した仕切りを収納するための図4のケース11であって、互いに対向する第1端縁12及び第2端縁13、及び、互いに対向する第3端縁14及び第4端縁15を有し組立状態で底板を形成する底板部16と、前記底板部の第1端縁、第2端縁、第3端縁、第4端縁にそれぞれ延出して設けられ、組立状態で側板を構成する第1側板部17、第2側板部18、第3側板部19、第4側板部20と、前記第1側板部及び第2側板部の延出側の端縁からそれぞれ延出して設けられ、折り曲げ線に沿って収容部方向に折り曲げられることによって形成される第1内フラップ21及び第2内フラップ22と、前記底板部の第3側板部及び第4側板部の延出側の端縁からそれぞれ延出して設けられ、折り曲げ線に沿って収容部方向に折り曲げられることによって形成される第1外フラップ23及び第2外フラップ24を備えたケースと、
(4)前記第1内フラップ、前記第2内フラップ、前記第1外フラップ、前記第2外フラップのそれぞれの中央部分にひもを掛ける切込み(B)、が設けられていることを特徴とする前記(3)に記載のケースであることが望ましい。
(5)前記第1外フラップ、前記第2外フラップに上方開口部から装着した植木の根の直径に合わせてフラップの大きさを変更するための複数の折り曲げ線25が設けられていることを特徴とする前記(3)または(4)に記載のケースであることが望ましい。
(6)前記第1側板部及び第2側板部の組立状態時に隣接側板部と接する両縁部に設けられた弓型の切れ込み26が、前記第3側板部及び第4側板部の組立状態時に隣接側板部と接する両端部に設けられた直線の切れ込み27に差し込まれ収容部方向に折り曲げられることによって形成されることを特徴とする前記(3)から(5)のいずれかに記載のケースであることが望ましい。
(7)前記第1側板部、前記第2側板部、前記第3側板部、前記第4側板部にそれぞれ折り曲げ線を介して底板部に接している部位に排水を目的とした穴28が設けられていることを特徴とする前記(3)から(6)のいずれかに記載のケースであることが望ましい。
(8)前記第1側板部、前記第2側板部、前記第3側板部、前記第4側板部にそれぞれ折り曲げ線を介して底板部に接している部位のうち底板部の四隅と接する部分に組立状態時に切り欠き29が形成されていることを特徴とする前記(3)から(7)のいずれかに記載のケースであることが望ましい。
(9)前記(1)または(2)に記載の仕切りと前記(3)から(8)のいずれかに記載のケースを有する植木植栽容器30である。
本発明に係る仕切り及びケースを制作するにあたって、素材はプラスチックを用いるが、プラスチックの種類は特別に限定するものではなく、部品としての加工のしやすさ、厚みや強度を考慮して適宜選択すればよい。
本発明における仕切りは最大12枚の仕切り板を直交に組み合わせることによって完成する。12枚すべてを使用する必要はなく、根を収納するために最低4枚の仕切り板があればよい。仕切りの中央部分に植木の根を置いてから部品全体がおよそ隠れるくらいに土を入れ、植栽容器とする。本容器の植栽に適した植木はポットで生育させた植木が望ましい。これは、植木の直径がポットの直径によって定まってくるためである。この根域支持・制限部品は複数のスリットを設置することにより、ポットの直径に合わせて根を置く部分を最小9センチメートルから最大25センチメートルまで設定を変更することが可能である。仕切り板を弾力のあるプラスチックなどの素材で制作すれば、ある程度いびつな形の根も収納することが可能である。
ケース内に仕切りを収納しても、植木鉢やプランターなどと異なり、仕切りとケースが密着する部分は少ない。そのため、最外部の部品から根が伸長した場合、そこが空気に触れる部分となるため、根の先端が空気に触れて枯死することを想定する。
ケースの内側と仕切りの外側の間にはシートを張る。このシートは透水性を持つが土壌を流出させない働きを持つ素材を使用する。ケースに直接、接着剤等で貼りつける。
図5は植栽容器外側ケースの側面図である。図5に示した実施形態では、容器下部に開けた穴からかん水後の余分な水が排出される。
図6は仕切りを設置し土及び植木を設置した状態のケースを開口部から見た図である。図6に示した実施形態では、植木の根が伸長し始めると、仕切りに設けられた穴を通って根が仕切りに絡んで安定し、最も外側の仕切りは密閉されておらず、空気に触れているため、根は最も外側の仕切りを越えて伸長すると先端が枯死し、伸長を制限する。
図7は仕切りを設置したケースを開口部から見た図である。図7に示した実施形態では、ケースの内フラップ及び外フラップを折り曲げて、一部を覆う蓋とすることによって、内部に設置した仕切りが飛び出さないようにする効果がある。
図7に示した実施形態では、外側ケースに紐をかけるための切れ込みを設置し、植木の根が仕切りに絡んで安定するまで、紐などを用いて縛ることによって植木が容器から離れることを防止する。
図8に示した実施形態では、ケース同士を連結させる目的で四隅に設けた穴に棒を差し込んでかば焼きの串のように連結させ倒伏防止させる効果がある。
以下本発明についての実験に基づいて説明を加えるが本発明はこれに限定されるものではない。以下にその実験方法、評価結果を詳述する。
[実験方法]
仕切り板を構成する塩化ビニル製の板には穴かスリットを開け、直径5ミリメートル丸穴、直径10ミリメートル丸穴、1辺が10ミリメートルの十字スリット、CPマット(対照)の4つの区を設定した。仕切り板を組んだ仕切りは防根透水シートで包み、1つの植栽容器当たり1500グラムの培養土を入れて、1区20個、計80個の容器を作製した。ケヤキ「むさしの1号」、シマトネリコ、常緑ヤマボウシ、ブルーベリー「ホームベル」の4樹種を、1つの区につき5本ずつ植え付けた(4区×4樹種×5本)。対照はCPマットを使用した。植木は8月に植え付け、5か月後の1月に生育量(樹高)及び根の伸長によって部品と植木が固定された状況(指数による評価)を評価した。
生育量(樹高)
同一樹種では、根域支持・制限部品の穴の形状による生育量の違いははっきりしなかった。
根の伸長により根域支持・制限部品と植木が固定された状況(指数による評価)
根域支持・制限部品に根が絡んだ状態を観察し、植木を持ち上げたときの様子を5段階評価(表1)で表したところ、ケヤキおよびシマトネリコでは、直径10ミリメートルの丸穴では対照であるCPマットと同等の結果を示したが、常緑ヤマボウシでは、10ミリメートル丸穴は4種類のうち最も指数が低かった。なお、ブルーベリーはどの区でもまったく根が伸長しなかった。植付時期が根の伸長期でなかった可能性が高い。
さらに、部品から出ていた根の本数について調査した。
[実験結果]
Figure 0006638910
外側ケースと防根透水シートを外して植木をつかんで持ち上げ、持ち上がった根域支持・制限部品と根の様子を5段階で評価した。
基盤から出ていた根の本数
根の伸長状況を確認するため、基盤の最も外側から出ていた根の本数を数えたところ、シマトネリコと常緑ヤマボウシでは、直径10ミリメートル丸穴で根が出た本数が最も多かった。十字スリットは、ケヤキでは根が出た本数が最も多かったが、他の樹種では効果がはっきりしなかった。
その他、外側ケースには、植栽基盤や植木を紐で固定して結ぶための切れ込みと、棒を差し込んでコンテナ同士を連結させるための穴を設けた。これらを使用して、5か月間屋外で管理を行ったが、コンテナの転倒は見られなかった。
以上の結果から、本発明の仕切り及びケース並びに植木植栽容器は実用化の可能性があるものと考えられる。
1:左右側辺部
2:上下辺部
3:差込みスリット
4:仕切りの縦方向を形成する仕切り板
5:左右側辺部
6:上下辺部
7:差込みスリット
8:仕切りの横方向を形成する仕切り板
9:切り欠き部
10:仕切り
11:ケース
12:第1辺縁
13:第2辺縁
14:第3辺縁
15:第4辺縁
16:底板部
17:第1側板部
18:第2側板部
19:第3側板部
20:第4側板部
21:第1内フラップ
22:第2内フラップ
23:第1外フラップ
24:第2外フラップ
25:外フラップ折り曲げ線
26:弓型の切れ込み
27:直線の切れ込み
28:排水穴
29:切り欠き
30:植木植栽容器

Claims (9)

  1. 植木の根域を制限するために配設された仕切りであって、
    短い左右側辺部と長い上下辺部を有し、上辺部から下辺部に向かって複数の差込みスリットが設けられ、組立状態で仕切りの縦方向を形成する仕切り板と、
    短い左右側辺部と長い上下辺部を有し、下辺部から上辺部に向かって複数の差込みスリットが設けられ、組立状態で仕切りの横方向を形成する仕切り板と、
    前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板及び前記仕切りの横方向を形成する仕切り板各々の四隅に切り欠き部が形成されていることを特徴とする仕切り
    を備え、
    前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板2枚以上と前記仕切りの横方向を形成する仕切り板2枚以上がそれぞれの差込みスリットを介して直交状態で嵌合されたことによって区画された直方体の、植木の根を配置する空間を有することを特徴とする仕切り。
  2. 前記仕切りの縦方向を形成する仕切り板及び前記仕切りの横方向を形成する仕切り板に複数の穴(A)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の仕切り。
  3. 請求項1または請求項2に記載の仕切りを収納するためのケースであって、
    互いに対向する第1端縁及び第2端縁、及び、互いに対向する第3端縁及び第4端縁を有し組立状態で底板を形成する底板部と、
    前記底板部の第1端縁、第2端縁、第3端縁、第4端縁にそれぞれ延出して設けられ、組立状態で側板を構成する第1側板部、第2側板部、第3側板部、第4側板部と、
    前記第1側板部及び第2側板部の延出側の端縁からそれぞれ延出して設けられ、折り曲げ線に沿って収容部方向に折り曲げられることによって形成される第1内フラップ及び第2内フラップと、
    前記底板部の第3側板部及び第4側板部の延出側の端縁からそれぞれ延出して設けられ、折り曲げ線に沿って収容部方向に折り曲げられることによって形成される第1外フラップ及び第2外フラップを有することを特徴とするケース。
  4. 前記第1内フラップ、前記第2内フラップ、前記第1外フラップ、前記第2外フラップのそれぞれの中央部分にひもを掛ける切込み(B)、が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のケース。
  5. 前記第1外フラップ、前記第2外フラップに上方開口部から装着した植木の根の直径に合わせて外フラップの大きさを変更するための複数の折り曲げ線が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のケース。
  6. 前記第1側板部及び第2側板部の組立状態時に隣接側板部と接する両縁部に設けられた弓型の切れ込みが、前記第3側板部及び第4側板部の組立状態時に隣接側板部と接する両端部に設けられた直線の切れ込みに差し込まれ収容部方向に折り曲げられることによって形成されることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のケース。
  7. 前記第1側板部、前記第2側板部、前記第3側板部、前記第4側板部にそれぞれ折り曲げ線を介して底板部に接している部位に排水を目的とした穴が設けられていることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のケース。
  8. 前記第1側板部、前記第2側板部、前記第3側板部、前記第4側板部にそれぞれ折り曲げ線を介して底板部に接している部位のうち底板部の四隅と接する部分に組立状態時に切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項3から請求項7のいずれか1項に記載のケース。
  9. 請求項1または請求項2に記載の仕切りと請求項3から請求項8のいずれか1項に記載のケースを有することを特徴とする植木植栽容器。
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