JP6118139B2 - 植物生育器 - Google Patents

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本発明は、側面部を利用して植物を育成することができる植物生育器に関する。
特許第4383971号公報には、「有孔構造の箱体に植生基盤を充填して植生した多面緑化体であって、前記箱体は凹凸を有する複数の屈曲線材と複数の直線状線材とを交差させて厚みを付与して形成した金網製であって、方形を呈する複数の側面を有し、前記箱体内の少なくとも複数の側面に、基盤マットに植物を植生して予め製造した植生ブロックマットを収容し、前記植生ブロックマットの表面から離隔させた前記複数の屈曲線材の凸部と、植生ブロックマットの表面との間に空間を形成するように、前記複数の側面の内側に植生ブロックマットの繁茂面を外向きにして配置し、前記した植生ブロックマットの内側に無機質の植生基盤を充填し、前記箱体の複数の側面および上面に植物を立体的に生やしたことを特徴とする、多面緑化体。」の発明が記載されている。
この発明は、次のような効果を奏するものとされている。
(a)有孔構造のトレー容器と遮根シートを組み合わせることで、定形化した植生ブロックマットを製造することができる。
(b)より自然に近い形態で、多種の植物を植生した植生ブロックマットの量産が可能となると共に、四季を問わず植生ブロックマットのストックが可能である。
(c)植生ブロックマットの基盤マットは植物の根系で以って保持されるので、基盤マットが崩れ落ちたり割れたりし難く、植生ブロックマットの平面寸法を大きくしても取り扱いが容易である。
(d)有孔構造のトレー容器と、通気性と通水性を有する遮根シートとを組み合わせることで、良好な生育環境の確保と、植物の根系の無制限な拡散防止を図ることができる。
(e)箱体の複数の面に植物を立体的に植生するので、限られた設置スペースにおいてより多くの植生面積を提供することができる。
(f)植生ブロックマットが無機質の植生基盤に植え替えられるので、定期的な散水や施肥といった植物の生育環境の管理を特別行わなくとも、長期間に亘って植物が生き続けることが可能となる。
特許第4383971号公報に記載された多面緑化体によれば、垂直側面において植物を育成することができるが、垂直側面における植物育成に関して要求される必要な箇所への植物の誘引の自由度及び苗の保護が十分であるとは言えない。
特許第4383971号公報
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、側面部を利用した植物育成において、誘引の自由度が高く、各種植物を所望の状態に生育させることが容易であると共に、植物の根や苗の株元が人若しくは動物又は物等との接触から保護される植物生育器を提供することにある。
(1) 本発明の植物生育器は、
根生育材収容部と、根生育材収容部の側面部である収容側面部と水平方向に離隔して相対する外部側面部を備える植物生育器であって、
前記根生育材収容部は、植物の根が生育し得る根生育材を収容するためのものであり、
前記根生育材収容部の側面部である収容側面部の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第一孔部を多数備える第一多孔部を有し、
前記外部側面部は、前記第一多孔部と水平方向に相対する箇所の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第二孔部を多数備える第二多孔部を有し、
植物の根が根生育材収容部内に生育し、根生育材収容部の収容側面部のうち第一多孔部の第一孔部を通じて、その植物の茎又は葉等が第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に生育し得ることを特徴とする。
根生育材収容部に収容された根生育材において根が生育する植物の茎又は葉等が、根生育材収容部の収容側面部のうち第一多孔部の第一孔部を通じて第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に生育し得る。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第一多孔部と第二多孔部の間に伸びること等が可能である。また、植物を所望の状態に生育させる上で、必要に応じ、第一多孔部および/または第二多孔部を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、第一多孔部とその第一多孔部と水平方向に離隔して相対する第二多孔部の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。
而も、第一多孔部の内側の根生育材収容部内で根が生育し、第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に茎又は葉等が生育し得る植物の根(或いは、苗の株元)は、第一多孔部と水平方向に離隔して存在する第二多孔部により、人若しくは動物又は物等との接触から保護される。これにより、確実性高い生育を可能とする。
(2) 本発明の植物生育器は、第一多孔部と第二多孔部の間の下方に、根生育材を配置し得る根生育材配置部を有し、
その根生育材配置部に植物の根が生育し、根生育材配置部の上方の第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、その植物の茎又は葉等が生育し得るものとすることができる。
この場合、根生育材配置部に配置された根生育材に植物の根が生育し、根生育材配置部の上方の第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、その植物の茎又は葉等が生育し得る。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第一多孔部と第二多孔部の間に伸びること等が可能である。また、植物を所望の状態に生育させる上で、必要に応じ、第二多孔部および/または第一多孔部を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、第二多孔部と、その第二多孔部の内方に離隔して位置する第一多孔部の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。
なお、根生育材配置部に配置された根生育材に根が生育した植物の茎や葉等が生育する第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、同時に、根生育材収容部に収容された根生育材において根が生育する植物の茎又は葉等を生育させるものとすることもできる。この場合、植物生育器を用いて種々の植物を所望の状態に生育させることを更に容易且つ確実に行い得る。
(3) 本発明の植物生育器は、根生育材収容部が、平面視において環状をなし、外周側及び内周側に収容側面部を有し、外周側の収容側面部の外方において水平方向に離隔して相対する外部側面部と、内周側の収容側面部の内方において水平方向に離隔して相対する外部側面部を有するものとすることができる。
この場合、根生育材収容部が、平面視において環状(すなわち、閉曲線環状、多角形環状、その他の直線および/または曲線からなる環状)をなし、外周側の収容側面部とその外方の外部側面部を利用して植物の生育や誘引を行い得ると共に、内周側の収容側面部とその内方の外部側面部をを利用して植物の生育や誘引を行い得る。
本発明の植物生育器によれば、根生育材収容部に収容された根生育材において根が生育する植物の茎又は葉等が、根生育材収容部の収容側面部のうち第一多孔部の第一孔部を通じて第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に生育し得、必要に応じ、第一多孔部および/または第二多孔部を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、第一多孔部とその第一多孔部と水平方向に離隔して相対する第二多孔部の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。
而も、第一多孔部の内側の根生育材収容部内で根が生育し、第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に茎又は葉等が生育し得る植物の根(或いは、苗の株元)は、第一多孔部と水平方向に離隔して存在する第二多孔部により、人若しくは動物又は物等との接触から保護される。これにより、確実性高い生育が可能である。
斜視図である。 根生育材収容部の内側にマットが配装された状態の斜視図である。 根生育材収容部の内側にマットが配装された状態の断面図である。 根生育材収容部の内側にマットが配装されると共に土壌が収容された状態の断面図である。 斜視図である。 平面図である。 根生育材収容部の内側にマットが配装された状態の斜視図である。 根生育材収容部の内側にマットが配装された状態の破砕斜視図である。 根生育材収容部の内側にマットが配装されると共に土壌が収容された状態の断面図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(1) 図1乃至図4は、本発明の実施の形態の一例としての植物生育器についてのものである。
この植物生育器は、主として、根生育材収容部Dと外部側面部Bからなる。
根生育材収容部Dは、上方開口の直方体形の箱状をなし、垂直状をなす各収容側面部A(根生育材収容部の側面部)及び底面部Gは、比較的に目の小さいワイヤメッシュからなる。
全ての収容側面部Aの全部が、植物の茎又は葉等が挿通し得る第一孔部A1(ワイヤメッシュの目)を多数備える第一多孔部を構成している。
底面部Gは、両長辺部が、それぞれの長辺部に沿った長手溝形材C1により上向きに支持され、長手方向両端部及び中間部において、それらの長手溝形材C1に直交する短手溝形材C2により支持されている。また各長手溝形材C1の両端部及び中間部は、支持体C3により支持されている。
根生育材収容部Dの全ての収容側面部Aの外方に平行状に一定距離を水平方向に離隔して(従って垂直状に)、比較的に目の大きいワイヤメッシュからなる外部側面部Bが相対する。これらの外部側面部Bは、直方体の側面部状をなし、根生育材収容部Dの外周を囲繞するものであり、長手溝形材C1及び長手方向両端部の短手溝形材C2によって支持されている。
全ての外部側面部Bの全部が、植物の茎又は葉等が挿通し得る第二孔部B1(ワイヤメッシュの目)を多数備える第二多孔部を構成している。
根生育材収容部Dにおける底面部Gの上側には水平状に、各収容側面部Aの内側には垂直状に、それぞれ、通水性及び通気性を有するフェルト状材料からなる平板形状のマットFが配装されている。このようにして根生育材収容部Dの内側をマットFにより覆って土壌の漏れを防いだ上で、根生育材収容部D内に、土壌E(植物の根が生育し得る根生育材)を収容している。
収容側面部Aの内側のマットFには、切れ目や孔を設け、その切れ目や孔を通じて植物の根の部分を土壌E内で生育させることができる。その植物の茎又は葉等は、根生育材収容部Dの収容側面部Aにおける第一孔部A1を通じて収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)にわたる部分に生育し得る。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一孔部A1を有する収容側面部Aに沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二孔部B1を有する外部側面部Bに沿ってその外側若しくは内側に生育すること、収容側面部Aと外部側面部Bの間に伸びること等が可能なものである。
植物を所望の状態に生育させる上で、必要に応じ、収容側面部A(第一多孔部)の第一孔部A1および/または外部側面部B(第二多孔部)の第二多孔部B1を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、収容側面部A(第一多孔部)と、その収容側面部A(第一多孔部)と水平方向に離隔して相対する外部側面部B(第二多孔部)の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。
収容側面部Aの内側の根生育材収容部D内の土壌Eで根が生育し、収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)にわたる部分に茎又は葉等が生育し得る植物の根(或いは、苗の株元)は、収容側面部Aと水平方向に離隔して存在する外部側面部Bにより、人若しくは動物又は物等との接触から保護される。これにより、確実性高い生育を可能とする。
また、一部の植物を、根生育材収容部Dの上方開口部に臨むように根生育材収容部D内の土壌Eの上部に生育させることもできる。
(2) 図5乃至図9は、本発明の実施の形態の別の一例としての植物生育器についてのものである。
この植物生育器は、根生育材収容部Dと外部側面部Bが、支持フレームにより支持されてなる。
支持フレームは、下枠部Jと、支柱Mと、上枠部Lと、内枠部Kからなる。
下枠部Jは、垂直状の外周部の下端から内方に水平部が伸びる断面略L字形状の部材からなる平面視長方形枠状をなす。
下枠部Jの四隅の内側に、それぞれ支柱Mが立設され、4本の支柱Mの下部内側に、内枠部Kが支持され、4本の支柱Mの上端部に、上枠部Lが支持されている。
支柱Mは断面L字形状の部材からなる。
内枠部Kは、垂直状の外周部の上端から内方に水平部が伸びる断面略L字形状の部材からなる平面視長方形枠状をなす。水平部の位置は下枠部Jの上端位置付近であり、垂直状の外周部の下端位置は、下枠部Jの上下方向中間位置である。
上枠部Lは、垂直状の内周部の上端から外方に水平部が伸びる断面略L字形状の部材からなる平面視長方形枠状をなす。
根生育材収容部Dは、底面部Gと収容側面部A(根生育材収容部の側面部)からなる。
底面部Gは、比較的に目の小さいワイヤメッシュからなり、下枠部Jの水平部上に支持されて下枠部Jの水平部により形成される長方形状の内方開口部を全部覆う。
収容側面部Aは、4本の支柱の外側に両側縁部が支持され、内枠部Kの外周部の外側に下端部が支持された、垂直状をなす比較的に目の小さいエキスパンドメタルからなる。収容側面部Aは、直方体の側面部状をなし、その下端は、底面部Gのやや上方に位置する。
全ての収容側面部Aの全部が、植物の茎又は葉等が挿通し得る第一孔部A1(エキスパンドメタルの目)を多数備える第一多孔部を構成している。
根生育材収容部Dの全ての収容側面部Aの外方に平行状に一定距離を離隔して(従って垂直状に)、比較的に目の大きいワイヤメッシュからなる外部側面部Bを有する。これらの外部側面部Bは、直方体の側面部状をなし、根生育材収容部Dの外周を囲繞するものであり、下枠部Jの垂直状の外周部によって支持されている。
全ての外部側面部Bの全部が、植物の茎又は葉等が挿通し得る第二孔部B1(ワイヤメッシュの目)を多数備える第二多孔部を構成している。
収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)の間の下方には、下枠部Jの水平状部上に形成された根生育材配置部Hを有する。
根生育材収容部Dにおける底面部Gの上側には水平状に、各収容側面部Aの内側には垂直状に、根生育材配置部Hにおける下枠部Jの水平部上には水平状に、それぞれ、通水性及び通気性を有するフェルト状材料からなるマットFが配装されている。このようにして根生育材収容部Dの内側をマットFにより覆って土壌の漏れを防いだ上で、根生育材収容部D内及び根生育材配置部HのマットF上に、土壌E(植物の根が生育し得る根生育材)を収容している。根生育材収容部D内の土壌Eと根生育材配置部H内の土壌Eは、内枠部Kの垂直状の外周部の下端と底面部G上のマットFの間隙を介して連続状をなす。
根生育材配置部Hに配置された土壌Eに植物の根を生育させ、根生育材配置部Hの上方の収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)にわたる部分に、その植物の茎又は葉等が生育し得るものとすることができる。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一孔部A1を有する収容側面部Aに沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二孔部B1を有する外部側面部Bに沿ってその外側若しくは内側に生育すること、収容側面部Aと外部側面部Bの間に伸びること等が可能なものである。
また、収容側面部Aの内側のマットFに切れ目や孔を設け、その切れ目や孔を通じて植物の根の部分を土壌E内で生育させることができる。その植物の茎又は葉等は、根生育材収容部Dの収容側面部Aにおける第一孔部A1を通じて収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)にわたる部分に生育し得る。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一孔部A1を有する収容側面部Aに沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二孔部B1を有する外部側面部Bに沿ってその外側若しくは内側に生育すること、収容側面部Aと外部側面部Bの間に伸びること等が可能なものである。
このように植物を所望の状態に生育させる上で、必要に応じ、収容側面部A(第一多孔部)の第一孔部A1および/または外部側面部B(第二多孔部)の第二孔部B1を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、収容側面部A(第一多孔部)と、その収容側面部A(第一多孔部)と水平方向に離隔して相対する外部側面部B(第二多孔部)の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。
収容側面部Aの内側の根生育材収容部D内の土壌Eで根が生育し、収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)にわたる部分に茎又は葉等が生育し得る植物の根(或いは、苗の株元)は、収容側面部Aと水平方向に離隔して存在する外部側面部Bにより、人若しくは動物又は物等との接触から保護される。また、根生育材配置部Hに配置された土壌Eで根が生育し、収容側面部A(第一多孔部)と外部側面部B(第二多孔部)にわたる部分に茎又は葉等が生育し得る植物の根(或いは、苗の株元)も、外部側面部Bにより、人若しくは動物又は物等との接触から保護される。これにより、確実性高い生育を可能とする。
また、一部の植物を、根生育材収容部Dの上方開口部に臨むように根生育材収容部D内の土壌Eの上部に生育させることもできる。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する
本発明の植物生育器は、根生育材収容部と、根生育材収容部の側面部である収容側面部と水平方向に離隔して相対する外部側面部を備えるものであり、本発明に係る同一又は異なる形状の植物生育器を上下に積み上げて用いることや、水平方向に連結して用いることもできる。
(1) 根生育材収容部
根生育材収容部は、植物の根が生育し得る根生育材を収容するためのものである。根生育材収容部の寸法は特に限定されないが、例えば、高さが10乃至200cm(好ましくは50乃至150cm)の範囲、縦横若しくは直径等の水平方向の寸法が5乃至200cm(好ましくは20乃至100cm)の範囲(具体例としては、縦・横・高さが、80cm・40cm・100cm)とすることができる。
根生育材収容部の形状としては、例えば、直方体形状、立方体形状、円柱形状、両端部又はその他の部分において溝の横断面が仕切られた各種平面視形状(例えば平面視において直線帯形状、波形帯形状、その他の曲線帯形状若しくは湾曲帯形状、又はその他の直線および/または曲線からなる帯形状等)の溝形状、平面視において円形環状(外周円と内周円の間の環状)・楕円形環状・若しくはその他の閉曲線による環状・方形環状(外周方形と内周方形の間の環状)・若しくはその他の多角形環状、又はその他の直線および/または曲線からなる環状等の環状をなす溝状・箱状若しくはその他の容器状をなすもの、又は、その他の形状の溝状・箱状若しくはその他の容器状をなすものを挙げることができる。根生育材収容部が、平面視において環状をなす場合、外周側及び内周側に収容側面部を有するのとなる。
根生育材収容部は、上方に開口するものとすることができるが、これに限るものではない。
また、根生育材収容部の側面部である収容側面部の下端は、根生育材収容部の底部に達するものとすることができる。なお、根生育材収容部の収容側面部の下端は、必ずしも底部に達するものであることを要しない。例えば、収容側面部の下端部のうち全部又は部分が、底部との間に上下方向間隔を有するものとすることもできる。このような態様は、収容側面部の全部又は部分を、支柱若しくはその他の部材により、底部に対し若しくは外部側面部等に対し支持することにより、或いは、収容側面部の所定部分を収容側面部の他の部分で支持することにより、実現することができる。
根生育材収容部の収容側面部の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第一孔部を多数備える第一多孔部を有する。第一多孔部は、根生育材収容部の根生育材に苗を植える場合に、収容側面部の外側から第一孔部を介して植えることが可能なものとすることができる。第一孔部の形状及び面積は特に限定されないが、例えば、形状は正方形状、長方形状、菱形状、その他の多角形状、円形状、楕円形状、又はその他の閉曲線により囲まれた形状とすることができ、開口面積は、4乃至400平方cm(好ましくは20乃至100平方cm)の範囲とすることができる。第一孔部の開口面積が4平方cmより小さいと、第一孔部を通じて根生育材収容部内へ根を植え込むことが困難となりがちであり、400平方cmを超えると、根生育材収容部に収容する根生育材又は根生育材の漏脱を防ぐための通水性及び通気性を有するシート状又はマット状材料が第一孔部から外方へ膨出、漏脱又は離脱するおそれが高くなり易い。
第一多孔部を有する収容側面部は、垂直面に沿うものとすることができるほか、例えば、水平面に対する傾斜角が45度(又は、60度、75度、若しくは80度)以上である傾斜状面(例えば平面、又は湾曲面)に沿うものとすることもできる。
第一多孔部は、根生育材収容部の全ての収容側面部(根生育材収容部が平面視において環状である箱状をなすものである場合は外周側の収容側面部と内周側の収容側面部の全て)の全部に有するものとすることができるほか、例えば、全ての収容側面部の一部、又は、一部の収容側面部の全部若しくは一部に有するものとすることもできる。第一多孔部を有しない収容側面部又は収容側面部のうち第一多孔部を有しない部分は、例えば、透孔や貫通孔や網目等を有しない板状・壁状又はその他の部材とすることができる。
第一多孔部としては、例えば、ステンレス鋼等の金属ワイヤ若しくはその他の材料からなる網状をなすもの(例えばワイヤメッシュ、エキスパンドメタル、パンチングメタル等)、金属・合成樹脂・セラミクス等の材料からなる格子状をなすもの等を挙げることができ、必要に応じ、補強材(例えば、L型鋼材、その他の鋼製又はその他の材料からなる補強用部材)等を用いることができる。
根生育材収容部は、内部の水が底部又は下部から抜けるものであること、例えば、底部の全部又は部分を多孔状(例えばステンレス鋼等の金属ワイヤ若しくはワイヤメッシュ、エキスパンドメタル、パンチングメタル等の材料からなる網状をなすもの、金属・合成樹脂・セラミクス等の材料からなる格子状をなすもの等)とすることが好ましい。
(2) 根生育材
根生育材収容部に収容する根生育材としては、植物の根が生育し得るものを用い得、例えば、保水性を有する天然繊維および/または化学繊維からなるマット状材料又はその他の繊維製材料、天然又は人工土壌、発泡合成樹脂又は発泡合成ゴム等の合成高分子材料、或いはこれらの2種以上の組み合わせ、或いはこれらと肥料又はその他の物質との組み合わせを挙げることができる。
根生育材収容部には、収容した天然又は人工土壌等が第一多孔部の第一孔部を通じて漏出することを防ぐための、収容側面部又は第一多孔部の内側に沿って配置する繊維又はその他の素材からなるマット状又はシート状の材料或いはその他の物を収容することができる。
また、根生育材収容部の底部の全面又は部分に、繊維又はその他の素材からなるマット状又はシート状の材料或いはその他の物を配置することができる。特に、根生育材収容部が、内部の水が底部又は下部から抜けるものである場合、収容した天然又は人工土壌等が底部又は下部から第一多孔部の第一孔部を通じて漏出することを防ぐための、繊維又はその他の素材からなるマット状又はシート状の材料或いはその他の物を根生育材収容部の底部や下部に配置することができる。
(3) 植物
生育対象植物は、つたを始めとする各種つる植物、その他の草本等の各種植物とすることができる。
(4) 外部側面部
外部側面部は、根生育材収容部の側面部である収容側面部と水平方向に離隔して相対し、第一多孔部の外方の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第二孔部を多数備える第二多孔部を有する。外部側面部は、根生育材収容部の外部に位置し、収容側面部と外部側面部の離隔距離は、例えば1乃至20cm(好ましくは3乃至15cm)の範囲とすることができる。第二孔部の形状及び面積は特に限定されないが、例えば、形状は正方形状、長方形状、菱形状、その他の多角形状、円形状、楕円形状、又はその他の閉曲線により囲まれた形状とすることができ、開口面積は、4乃至400平方cm(好ましくは20乃至100平方cm)の範囲とすることができる。
外部側面部と根生育材収容部は、直接に又は連結部材や補強部材等の部材を介して間接的に連結されたものとすることができる。このような連結は、固定的なものとすることができるほか、例えば解除及び連結が自在なものとすることもできる。
なお、外部側面部から更に離隔して、植物の茎又は葉等が挿通し得る孔部を多数備える多孔部が存在するものとすることもできる。
第二多孔部を有する外部側面部は、垂直面に沿うものとすることができるほか、例えば、水平面に対する傾斜角が45度(又は、60度、75度、若しくは80度)以上である傾斜状面(例えば平面、又は湾曲面)に沿うものとすることもできる。
第一多孔部の全てについて、水平方向に離隔して第二多孔部を有するものとすることができるほか、例えば、第一多孔部の一部について、水平方向に離隔して第二多孔部を有するものとすることもできる。
また、根生育材収容部の収容側面部の全てについて、水平方向に離隔して外部側面部を有するものとすることができるほか、例えば、根生育材収容部の収容側面部の一部について、水平方向に離隔して外部側面部を有するものとすることもできる。
第二多孔部を有しない外部側面部又は外部側面部のうち第二多孔部を有しない部分は、例えば、透孔や貫通孔や網目等を有しない板状・壁状又はその他の態様とすることができる。
第二多孔部としては、例えば、ステンレス鋼等の金属ワイヤ若しくはその他の材料からなる網状をなすもの(例えばワイヤメッシュ、エキスパンドメタル、パンチングメタル等)、金属・合成樹脂・セラミクス等の材料からなる格子状をなすもの等を挙げることができ、必要に応じ、補強材(例えば、L型鋼材、その他の鋼製又はその他の材料からなる補強用部材)等を用いることができる。
外部側面部の第二多孔部における第二孔部は、第一多孔部における第一孔部よりも大きいものとすることができるほか、同等のものとすることや小さいものとすることもでき、適宜選択し得る。第一孔部と第二孔部の形状についても適宜選択し得る。一般的には、外部側面部を構成する第二多孔部は、根生育材収容部の収容側面部を構成する第一多孔部に比し、強度や剛性において低いものであっても足りる。そのため、コストや重量を抑える上で、第二多孔部の第二孔部は、第一多孔部の第一孔部よりも大きく開口するものとすることができる。
(5) 植物生育
根生育材収容部に収容された根生育材において根が生育する植物の茎又は葉等(花、つる等を含んでいてもよい)が、根生育材収容部の収容側面部のうち第一多孔部の第一孔部を通じて第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に生育し得る。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第一多孔部と第二多孔部の間に伸びること等が可能なものである。
根生育材収容部における第一多孔部の内側に沿ってマット状又はシート状の材料等が根生育材として配置され、又は非根生育材として配置されてその内側に根生育材が存在する場合等においては、第一多孔部の内側に沿って配置された物に、植物の苗等の根の部分を植える上で必要な切れ目や孔等を設けることができる。
植物を所望の状態に生育させる上で、必要に応じ、第一多孔部および/または第二多孔部を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、第一多孔部と、その第一多孔部と水平方向に離隔して相対する第二多孔部の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。なお、水平方向に相対する第一多孔部と第二多孔部のそれぞれにおける第一孔部と第二孔部は、上下および/または左右に互いにずれて位置することが、植物の生育や誘引上好ましい。
第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に茎又は葉等が生育し得る植物の根は、第一多孔部の内側の根生育材収容部内で生育するため、第一多孔部と水平方向に離隔して存在する第二多孔部により、その植物の根(或いは、苗の株元)は、人若しくは動物又は物等との接触から保護される。これにより、確実性高い生育を可能とする。
なお、根生育材収容部が上方に開口する場合、一部の植物を、その上方開口部に臨むように根生育材収容部内の根生育材の上部に生育させることもできる。
(6) 根生育材配置部
第一多孔部と第二多孔部の間の下方に、根生育材を配置し得る根生育材配置部を有するものとすることができる。
根生育材収容部の収容側面部の下端部のうち全部又は部分が、底部との間に上下方向間隔を有する場合、その上下方向間隔を介して(或いは、その上下方向間隔を有する場合又は有しない場合に、上下方向間隔および/または第一多孔部を介して)、根生育材収容部内に収容された天然若しくは人工土壌又はその他の根生育材が、根生育材収容部の外方であって外部側面部の内側に配置されるものとすること、或いは、根生育材収容部内に収容された天然若しくは人工土壌又はその他の根生育材と根生育材収容部の外方であって外部側面部の内側に配置される天然若しくは人工土壌又はその他の根生育材が連続状をなすものとすることができる。
なお、例えば、根生育材収容部の収容側面部の全てについて、その水平方向に離隔して外部側面部を有し、収容側面部と外部側面部の間の下方の全てに、根生育材を配置し得る根生育材配置部を有するものとすることもできる。
根生育材の素材は、根生育材収容部に収容する根生育材と同様とすることができる。
このように根生育材配置部に配置された根生育材に前記のような植物の根が生育し、根生育材配置部の上方の第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、その植物の茎又は葉等が生育し得るものとすることができる。すなわち、その植物の茎又は葉等は、第一多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第二多孔部に沿ってその外側若しくは内側に生育すること、第一多孔部と第二多孔部の間に伸びること等が可能なものである。
植物を所望の状態に生育させる上で、必要に応じ、第二多孔部および/または第一多孔部を利用して誘引を行うことができる。
植物の生育や誘引において、第二多孔部と、その第二多孔部の内方に離隔して位置する第一多孔部の双方を利用し得るため、巻きつき等による生育並びに誘引の三次元的な自由度が高く、植物生育器を用いて植物を所望の状態に生育させることを容易且つ確実に行い得る。
なお、根生育材配置部に配置された根生育材に根が生育した植物の茎や葉等が生育する第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、同時に、根生育材収容部に収容された根生育材において根が生育する植物の茎又は葉等を生育させるものとすることもできる。この場合、植物生育器を用いて種々の植物を所望の状態に生育させることを更に容易且つ確実に行い得る。
A 収容側面部
A1 第一孔部
B 外部側面部
B1 第二孔部
C1 長手溝形材
C2 短手溝形材
C3 支持体
D 根生育材収容部
G 底面部
E 土壌
F マット
H 根生育材配置部
J 下枠部
K 内枠部
L 上枠部
M 支柱

Claims (5)

  1. 根生育材収容部と、根生育材収容部の側面部である収容側面部と水平方向に離隔して相対する外部側面部を備える植物生育器であって、
    前記根生育材収容部は、植物の根が生育し得る根生育材を収容するためのものであり、
    前記根生育材収容部の側面部である収容側面部の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第一孔部を多数備える第一多孔部を有し、
    前記外部側面部は、前記第一多孔部と水平方向に相対する箇所の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第二孔部を多数備える第二多孔部を有し、
    植物の根が根生育材収容部内に生育し、根生育材収容部の収容側面部のうち第一多孔部の第一孔部を通じて、その植物の茎又は葉等が第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に生育し得
    前記第一多孔部と第二多孔部の間の上部を覆う板状体を有することを特徴とする植物生育器。
  2. 上記板状体が水平状をなすものである請求項1記載の植物生育器。
  3. 第一多孔部と第二多孔部の間の下方に、根生育材を配置し得る根生育材配置部を有し、
    その根生育材配置部に植物の根が生育し、根生育材配置部の上方の第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、その植物の茎又は葉等が生育し得る請求項1又は2記載の植物生育器。
  4. 根生育材収容部と、根生育材収容部の側面部である収容側面部と水平方向に離隔して相対する外部側面部を備える植物生育器であって、
    前記根生育材収容部は、植物の根が生育し得る根生育材を収容するためのものであり、
    前記根生育材収容部の側面部である収容側面部の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第一孔部を多数備える第一多孔部を有し、
    前記外部側面部は、前記第一多孔部と水平方向に相対する箇所の全部又は部分に、植物の茎又は葉等が挿通し得る第二孔部を多数備える第二多孔部を有し、
    植物の根が根生育材収容部内に生育し、根生育材収容部の収容側面部のうち第一多孔部の第一孔部を通じて、その植物の茎又は葉等が第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に生育し得、
    前記第一多孔部と第二多孔部の間の下方に、根生育材を配置し得る根生育材配置部を有し、
    その根生育材配置部に植物の根が生育し、根生育材配置部の上方の第一多孔部と第二多孔部にわたる部分に、その植物の茎又は葉等が生育し得、
    根生育材収容部の収容側面部の下端部のうち全部又は部分が、底部との間に上下方向間隔を有し、
    その上下方向間隔を介して、根生育材収容部内に収容された根生育材が、根生育材収容部の外方であって外部側面部の内側に配置され得、又は、根生育材収容部内に収容された根生育材と根生育材収容部の外方であって外部側面部の内側に配置される根生育材が連続状をなし得るものであることを特徴とする植物生育器。
  5. 根生育材収容部が、平面視において環状をなし、外周側及び内周側に収容側面部を有し、外周側の収容側面部の外方において水平方向に離隔して相対する外部側面部と、内周側の収容側面部の内方において水平方向に離隔して相対する外部側面部を有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の植物生育器。
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