JP6137492B2 - ω−ハロ−2−アルキナール及びこれを用いた共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法 - Google Patents
ω−ハロ−2−アルキナール及びこれを用いた共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6137492B2 JP6137492B2 JP2014081970A JP2014081970A JP6137492B2 JP 6137492 B2 JP6137492 B2 JP 6137492B2 JP 2014081970 A JP2014081970 A JP 2014081970A JP 2014081970 A JP2014081970 A JP 2014081970A JP 6137492 B2 JP6137492 B2 JP 6137492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inyl
- acetate
- chloro
- halo
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/10—Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with ester groups or with a carbon-halogen bond
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/42—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by hydrolysis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C47/00—Compounds having —CHO groups
- C07C47/20—Unsaturated compounds having —CHO groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C47/24—Unsaturated compounds having —CHO groups bound to acyclic carbon atoms containing halogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/26—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton
- C07C17/263—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by condensation reactions
- C07C17/2635—Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by condensation reactions involving a phosphorus compound, e.g. Wittig synthesis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/42—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by hydrolysis
- C07C45/43—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by hydrolysis of >CX2 groups, X being halogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/10—Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with ester groups or with a carbon-halogen bond
- C07C67/11—Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with ester groups or with a carbon-halogen bond being mineral ester groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
一方、特殊な原料を使用せず、穏和な条件下でZ−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテートを製造する方法としては、13位のアルコール基をテトラヒドロピラニル基で保護した13−テトラヒドロピラノキシ−2−トリデシン−1−アールとプロピリデントリフェニルホスホランとのウィッティッヒ反応を用いる製造方法が報告されている(非特許文献7)。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、従来の技術の問題点を解決し、共役Z−アルケンインイルアセテート、例えば、パインプロセッショナリーモスの性フェロモン成分であるZ−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテート及びその中間体を穏和な条件下、高収率で工業的に製造する方法を提供するものである。
で示されるω−ハロ−2−アルキナールを用いることにより保護工程、脱保護工程を行う必要が無く、続くアルキリデントリフェニルホスホランとのウィッティッヒ反応においても、良好な収率で共役Z−アルケンインイルハライドが得られることを見出した。また、この共役Z−アルケンインイルハライドから、1工程及び良好な収率でアセテートへと変換することが可能であり、目的とする共役Z−アルケンインイルアセテート、例えば、Z−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテートを効率よく製造できることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
本発明によれば、一般式(2):
で示されるω−ハロ−1,1−ジアルコキシ−2−アルキンを、スルホン酸存在下、水及び有機溶媒中、加水分解して一般式(1)
得られたω−ハロ−2−アルキナールと一般式(3):
で示されるアルキリデントリフェニルホスホランをウィッティッヒ反応を用いて反応させ、一般式(4)
得られた共役Z−アルケンインイルハライドをアセトキシ化して一般式(5):
X及びnは前述の通りであり、それぞれの好ましい例も前述の通りである。
Rは、炭素数1〜12の直鎖状、分岐状又は環状の炭化水素基を示し、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基等の直鎖状炭化水素基、イソプロピル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基等の分岐状炭化水素基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の環状炭化水素基が挙げられ、好ましくは、炭素数1〜12の直鎖状炭化水素基、より好ましくは、炭素数1〜6の直鎖状炭化水素基が挙げられる。
また、反応温度は0〜50℃が好ましく、不純物生成量及び幾何異性体生成量の点から特に0〜10℃が好ましい。
このアセトキシ化反応の反応温度としては、60〜150℃が好ましく、反応速度及び不純物生成量の点から特に100〜130℃が好ましい。
合成例1
[7-クロロ-1,1-ジエトキシ-2-ヘプチンの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、メチルマグネシウムクロリド(89.7g:1.2モル)のテトラヒドロフラン(370.0g)溶液を添加し、溶液温度45〜50℃にて撹拌した。これに6−クロロ−1−ヘキシン(116.6g:1.0モル)を反応液温度50〜60℃、1時間かけて滴下し、その後に60〜65℃にて5時間撹拌した。続いて、オルソギ酸トリエチル(177.8g:1.2モル)のトルエン(120.0g)溶液を反応液温度80〜85℃、30分かけ滴下し、その後に90〜95℃にて6時間撹拌した。反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後、反応液に、酢酸(57.0g)、塩化アンモニウム(35.0g)及び水(400.0g)を添加した。分液後、有機層を1.0%水酸化ナトリウム水溶液(170.0g)にて洗浄した。得られた有機層は、減圧下溶媒を除去し、残渣を減圧蒸留し7−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−ヘプチン[bp:100-104℃(0.13KPa)、133.4g、0.61モル]が得られた。[収率:61.0%]
得られた7−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−ヘプチンは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.22(3H,t),1.68(2H,tt),1.88(2H,tt),2.29(2H,t),3.56(4H,dq),3.72(2H,tt),5.23(1H,s)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ15.05,15.05,17.90,25.42,31.49,44.38,60.60,60.60,76.37,85.35,91.37
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:217(M+-1),173(M+-45),145,117,81,68,55,41,29
[9-クロロ-1,1-ジエトキシ-2-ノニンの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、メチルマグネシウムクロリド(89.7g:1.2モル)のテトラヒドロフラン(370.0g)溶液を添加し、溶液温度45〜50℃にて撹拌した。これに8−クロロ−1−オクチン(144.6g:1.0モル)を反応液温度50〜60℃、1時間かけて滴下し、その後に60〜65℃にて5時間撹拌した。続いて、オルソギ酸トリエチル(177.8g:1.2モル)のトルエン(120.0g)溶液を反応液温度80〜85℃、30分かけ滴下し、その後に90〜95℃にて6時間撹拌した。反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後、反応液に、酢酸(57.0g)、塩化アンモニウム(35.0g)及び水(400.0g)を添加した。水層を分液後、有機層を1.0%水酸化ナトリウム水溶液(170.0g)にて洗浄した。得られた有機層は、減圧下溶媒を除去し、残渣を減圧蒸留し9−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−ノニン[bp:138-142℃(0.13KPa)、185.8g、0.75モル]が得られた。[収率:75.3%]
得られた9−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−ノニンは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.22(3H,t),1.40-1.43(4H,m),1.53(2H,tt),1.76(2H,tt),2.24(2H,t),3.54(4H,dq),3.72(2H,tt),5.24(1H,s)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ15.05,15.05,18.24,18.64,26.28,28.02,32.38,44.90,60.54,60.54,75.87,86.08,91.40
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:245(M+-1), 201(M+-45),173,109, 93,81,67,55,41,29
[13−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−トリデシンの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、メチルマグネシウムクロリド(89.7g:1.2モル)のテトラヒドロフラン(370.0g)溶液を添加し、溶液温度45〜50℃にて撹拌した。これに12−クロロ−1−ドデシン(200.8g:1.0モル)を反応液温度50〜60℃、1時間かけて滴下し、その後に60〜65℃にて5時間撹拌した。続いて、オルソギ酸トリエチル(177.8g:1.2モル)のトルエン(120.0g)溶液を反応液温度80〜85℃、30分かけ滴下し、その後に90〜95℃にて6時間撹拌した。反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後、反応液に、酢酸(57.0g)、塩化アンモニウム(35.0g)及び水(400.0g)を添加した。水層を分液後、有機層を1.0%水酸化ナトリウム水溶液(170.0g)にて洗浄した。得られた有機層は、減圧下溶媒を除去し、残渣を減圧蒸留し13−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−トリデシン[bp:156−163℃(0.13KPa)、249.2g、0.82モル]が得られた。[収率:82.3%]
得られた13−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−トリデシンは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.22(3H,t),1.24-1.29(8H,m),1.32-1.44(4H,m),1.51(2H,tt),1.75(2H,tt),2.20(2H,t),3.53(4H,dq),3.72(2H,tt),5.24(1H,s)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ15.05,15.05,18.55,26.81,28.23,28.78,28.80,28.97,29.30,29.33,32.58,45.09,60.51,60.51,75.66,86.44,91.43
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:301(M+-1),257(M+-45),155,81,55,29
[7−クロロ−2−ヘプチナールの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、7−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−ヘプチン(218.7g:1.0モル)、パラトルエンスルホン酸(8.0g:0.05モル)、水(170.0g)、テトラヒドロフラン(42.0g)を添加し、反応液温度60〜65℃にて撹拌する。撹拌中、反応器内を26.7KPaまで徐々に減圧し還流するエタノールを留去した。5時間撹拌後、反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後し、反応液中の水層を分液した。得られた有機層は塩化ナトリウム(5.0g)と水(150.0g)の溶液で洗浄後、減圧下溶媒を除去し、残渣を減圧蒸留して、7−クロロ−2−ヘプチナール[bp:66〜72℃(0.13KPa)、137.8g、0.95モル]が得られた。[収率:95.3%]
得られた7−クロロ−2−ヘプチナールは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.75(2H,tt),1.89(2H,tt),2.46(2H,t),3.55(2H,t),9.15(1H,s)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ18.23,24.66,31.24,44.07,81.86,97.79,177.01
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:143(M+-1),115,107,81,68,53,41
[9−クロロ−2−ノニナールの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、9−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−ノニン(246.8g:1.0モル)、パラトルエンスルホン酸(8.0g:0.05モル)、水(170.0g)、テトラヒドロフラン(42.0g)を添加し、反応液温度60〜65℃にて撹拌する。撹拌中、反応器内を26.7KPaまで徐々に減圧し還流するエタノールを留去した。5時間撹拌後、反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後し、反応液中の水層を分液した。得られた有機層は塩化ナトリウム(5.0g)と水(150.0g)の溶液で洗浄後、減圧下溶媒を除去し、残渣を減圧蒸留して、9−クロロ−2−ノニナール[bp:82〜88℃(0.13KPa)、167.2g、0.97モル]が得られた。[収率:96.9%]
得られた9−クロロ−2−ノニナールは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.40−1.49(4H,m),1.60(2H,tt),1.77(2H,tt),2.41(2H,t),3.52(2H,t),9.16(1H,s)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ18.95,26.19,27.26,27.96,32.24,44.86,81.70,98.85,177.17
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:171(M+-1),143,123,109,95,81,67,55,41
[13−クロロ−2−トリデシナールの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、13−クロロ−1,1−ジエトキシ−2−トリデシン(302.9g:1.0モル)、パラトルエンスルホン酸(8.0g:0.05モル)、水(170.0g)、テトラヒドロフラン(42.0g)を添加し、反応液温度60〜65℃にて撹拌する。撹拌中、反応器内を26.7KPaまで徐々に減圧し還流するエタノールを留去した。5時間撹拌後、反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後し、反応液中の水層を分液した。得られた有機層は塩化ナトリウム(5.0g)と水(150.0g)の溶液で洗浄後、減圧下溶媒を除去し、残渣を減圧蒸留して、13−クロロ−2−トリデシナール[bp:116〜122℃(0.13KPa)、198.6g、0.87モル]が得られた。[収率:86.8%]
得られた13−クロロ−2−トリデシナールは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.26-1.32(8H,m),1.35-1.45(4H,m),1.58(2H,tt),1.75(2H,tt),2.39(2H,t),3.52(2H,t),9.17(1H,s)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ19.07,26.79,27.47,28.74,28.78,28.99,29.23,29.30,32.57,45.11,81.66,99.29,117.20
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:227(M+),199,185,151,137,123,109,95,81,67,55,41,29
[Z−7−デセン−5−インイルクロリドの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、トリフェニルホスフィン(314.8g:1.2モル)、n−プロビルブロミド(147.6g:1.2モル)、N,N−ジメチルアセトアミド(200.0g)を添加し、反応液温度110〜120℃にて3時間撹拌した。その後、反応液を10℃まで冷却し、テトラヒドロフラン(600.0g)を添加後、カリウムt−ブトキシド(134.8g:1.2モル)を反応液温度10〜15℃で20分かけ添加し、1時間撹拌した。撹拌後、反応液を0℃まで冷却し7−クロロ−2−ヘプチナール(144.6g:1.0モル)を、反応液温度0〜10℃で1時間かけ滴下した。滴下後、反応液を1時間撹拌し水(300g)で反応を停止、水層を分液後、得られた有機層は減圧下溶媒を除去した。溶媒の除去により析出した副生するトリフェニルホスフィンオキシドを濾別後、濾液を減圧蒸留してZ−7−デセン−5−インイルクロリド[bp:67〜72℃(0.40KPa)、128.1g、0.75モル)]が得られた。[収率:75.1%]
得られたZ−7−デセン−5−インイルクロリドは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.01(3H,t),1.70(2H,tt),1.91(2H,tt),2.28(2H,dq),2.39(2H,dt),3.57(2H,t),5.39(1H,dt),5.82(1H,dt)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ13.41,18.80,23.45,25.96,31.56,44.53,77.84,93.27,108.48,144.42
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:170(M+),135,119,105,91,79,65,51,39,27
[Z−9−ドデセン−7−インイルクロリドの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、トリフェニルホスフィン(314.8g:1.2モル)、n−プロビルブロミド(147.6g:1.2モル)、N,N−ジメチルアセトアミド(200.0g)を添加し、反応液温度110〜120℃にて3時間撹拌した。その後、反応液を10℃まで冷却し、テトラヒドロフラン(600.0g)を添加後、カリウムt−ブトキシド(134.8g:1.2モル)を反応液温度10〜15℃で20分かけ添加し、1時間撹拌した。撹拌後、反応液を0℃まで冷却し9−クロロ−2−ノニナール(172.6g:1.0モル)を、反応液温度0〜10℃で1時間かけ滴下した。滴下後、反応液を1時間撹拌し水(300g)で反応を停止、水層を分液後、得られた有機層は減圧下溶媒を除去した。溶媒の除去により析出した副生するトリフェニルホスフィンオキシドを濾別後、濾液を減圧蒸留してZ−9−ドデセン−7−インイルクロリド[bp:77〜83℃(0.13KPa)、172.1g、0.87モル)]が得られた。[収率:86.6%]
得られたZ−9−ドデセン−7−インイルクロリドは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.01(3H,t),1.41-1.49(4H,m),1.51−1.60(2H,m),1.75-1.82(2H,m),2.29(2H,dq),2.34(2H,dt),5.40(1H,dt),5.80(1H,dt)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ13.43,19.40,23.42,26.38,28.04,28.59,32.48,45.00,77.39,94.08,108.62,144.17
[マススペクトル]EI(70eV) m/z:198(M+),169,135,121,107,93,79,67,55,41,27
[Z−13−ヘキサデセン−11−インイルクロリドの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、トリフェニルホスフィン(314.8g:1.2モル)、n−プロビルブロミド(147.6g:1.2モル)、N,N−ジメチルアセトアミド(200.0g)を添加し、反応液温度110〜120℃にて3時間撹拌した。その後、反応液を10℃まで冷却し、テトラヒドロフラン(600.0g)を添加後、カリウムt−ブトキシド(134.8g:1.2モル)を反応液温度10〜15℃で20分かけ添加し、1時間撹拌した。撹拌後、反応液を0℃まで冷却し13−クロロ−2−トリデシナール(228.8g:1.0モル)を、反応液温度0〜10℃で1時間かけ滴下した。滴下後、反応液を1時間撹拌し水(300g)で反応を停止、水層を分液後、得られた有機層は減圧下溶媒を除去した。溶媒の除去により析出した副生するトリフェニルホスフィンオキシドを濾別後、濾液を減圧蒸留してZ−13−ヘキサデセン−11−インイルクロリド[bp:118−122℃(0.13KPa)、210.5g、0.83モル)]が得られた。[収率:82.6%]
得られたZ−13−ヘキサデセン−11−インイルクロリドは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ1.00(3H,t),1.25-1.34(10H,m),1.36-1.46(4H,m),1.53(2H,tt),1.76(2H,tt),2.29(2H,dq),2.32(2H,t),3.52(2H,t),5.40(1H,td),5.80(1H,dt)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ13.44,19.48,23.39,26.85,28.80,28.85,28.85,29.06,29.38,29.38,32.62,45.14,77.26,94.45,108.69,144.04
[マススペクトル]EI(70eV) m/z:254(M+),225,211,163,149,135,121,107,93,79,55,41,27
[Z−7−デセン−5−インイルアセテートの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、Z−7−デセン−5−インイルクロリド(170.7g:1.0モル)、酢酸ナトリウム(98.4g:1.2モル)、ヨウ化ナトリウム(8.9g:0.06モル)、N,N,−ジメチルアセトアミド(113.2g)を添加し、120〜125℃で6時間撹拌する。反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後、反応液に水(350.0g)を添加し、水層を分液した。有機層は、1.0質量%炭酸水素ナトリウム水溶液(250.0g)で洗浄後、減圧下溶媒を除去及び脱水し、残渣を減圧蒸留してZ−7−デセン−5−インイルアセテート[bp:75〜79℃(0.13KPa)、181.4g、0.93モル]が得られた。[収率:93.4%]
得られたZ−7−デセン−5−インイルアセテートは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ0.99(3H,t),1.60(2H,tt),0.75(2H,tt),2.03(1H,s),2.27(2H,dq),2.37(2H,t),4.08(2H,t),5.38(1H,dt),5.81(1H,td)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ13.38,19.14,20.91,23.40,25.28,27.74,63.98,77.69,93.46,108.50,144.30,171.10
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:194(M+),165,151,134,119,108,91,79,65,55,43,27
[Z−9−ドデセン−7−インイルアセテートの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、Z−9−ドデセン−7−インイルクロリド(198.7g:1.0モル)、酢酸ナトリウム(98.4g:1.2モル)、ヨウ化ナトリウム(8.9g:0.06モル)、N,N,−ジメチルアセトアミド(113.2g)を添加し、120〜125℃で6時間撹拌する。反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後、反応液に水(350.0g)を添加し、水層を分液した。有機層は、1.0質量%炭酸水素ナトリウム水溶液(250.0g)で洗浄後、減圧下溶媒を除去及び脱水し、残渣を減圧蒸留してZ−9−ドデセン−7−インイルアセテート[bp:94〜102℃(0.13KPa)、202.3g、0.91モル]が得られた。[収率:91.1%]
得られたZ−9−ドデセン−7−インイルアセテートは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ0.99(3H,t),1.32-1.47(4H,m),1.54(2H,tt),1.62(2H,tt),2.03(3H,s),2.27(2H,dq),2.32(2H,t),4.04(2H,t),5.38(1H,dt),5.79(1H,dt)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ13.39,19.38,20.93,23.38,25.43,28.40,28.47,28.64,64.46,77.31,94.11,108.61,144.08,171.14
[マススペクトル]EI(70eV) m/z:222(M+),179,162,147,133,119,105,91,79,67,55,43,29
[Z−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテートの製造]
撹拌機、冷却コンデンサー、滴下ロート及び温度計を取り付けた反応器に、Z−13−ヘキサデセン−11−インイルクロリド(254.8g:1.0モル)、酢酸ナトリウム(98.4g:1.2モル)、ヨウ化ナトリウム(8.9g:0.06モル)、N,N,−ジメチルアセトアミド(113.2g)を添加し、120〜125℃で6時間撹拌する。反応の終了をガスクロマトグラフィーで確認後、反応液に水(350.0g)を添加し、水層を分液した。有機層は、1.0質量%炭酸水素ナトリウム水溶液(250.0g)で洗浄後、減圧下溶媒を除去及び脱水し、残渣を減圧蒸留してZ−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテート[bp:126〜130℃(0.13KPa)、261.2g、0.94モル]が得られた。[収率:93.8%]
得られたZ−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテートは、1H−核磁気共鳴スペクトル、13C−核磁気共鳴スペクトル、マススペクトルより構造を確認した。
[核磁気共鳴スペクトル]
1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ0.99(3H,t),1.25-1.43(12H,m),1.52(2H,tt),1.60(2H,tt),2.03(3H,s),2.28(2H,dq),2.30(2H,t),4.04(2H,t),5.39(1H,dt),5.79(1H,dt)
13C-NMR(126MHz,CDCl3):δ13.42,19.47,20.97,23.38,25.87,28.55,28.79,28.82,29.05,29.19,29.40,29.40,64.60,77.18,94.44,108.69,144.00,171.18
[マススペクトル] EI(70eV) m/z:278(M+),189,175,161,147,133,119,105,94,79,65,43,29
Claims (3)
- 一般式(2):
で示されるω−ハロ−1,1−ジアルコキシ−2−アルキンを、スルホン酸の存在下、水及び有機溶媒中、加水分解して一般式(1):
得られたω−ハロ−2−アルキナールと、一般式(3):
で示されるアルキリデントリフェニルホスホランをウィッティッヒ反応を用いて反応させ、一般式(4):
得られた共役Z−アルケンインイルハライドをアセトキシ化して一般式(5):
で表される共役Z−アルケンインイルアセテートを形成するステップを少なくとも含む共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法。 - 前記共役Z−アルケンインイルアセテートが、Z−13−ヘキサデセン−11−インイルアセテートである請求項1に記載の共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014081970A JP6137492B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-11 | ω−ハロ−2−アルキナール及びこれを用いた共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083861 | 2013-04-12 | ||
JP2013083861 | 2013-04-12 | ||
JP2014081970A JP6137492B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-11 | ω−ハロ−2−アルキナール及びこれを用いた共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014218497A JP2014218497A (ja) | 2014-11-20 |
JP6137492B2 true JP6137492B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=50434075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014081970A Active JP6137492B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-11 | ω−ハロ−2−アルキナール及びこれを用いた共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US9255056B2 (ja) |
EP (1) | EP2789602B1 (ja) |
JP (1) | JP6137492B2 (ja) |
CN (1) | CN104098452B (ja) |
ES (1) | ES2662827T3 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107043321B (zh) * | 2017-04-25 | 2021-01-15 | 连云港市工业投资集团有限公司 | 一种高选择性合成2,3-二氯苯甲醛的方法 |
JP6761791B2 (ja) * | 2017-09-07 | 2020-09-30 | 信越化学工業株式会社 | (4z,7z)−4,7−デカジエン−1−イル=アセテートの製造方法 |
EA030475B1 (ru) * | 2017-09-08 | 2018-08-31 | Фгбу "Вниикр" , Всероссийский Центр Карантина Растений | Способ получения компонентов половых феромонов походных шелкопрядов рода thaumetopoea |
JP6826018B2 (ja) | 2017-10-06 | 2021-02-03 | 信越化学工業株式会社 | (7e)−7,9−デカジエン酸エステルの製造方法。 |
JP7254665B2 (ja) * | 2019-09-04 | 2023-04-10 | 信越化学工業株式会社 | 4-ペンテン-2-イナールの製造方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES502990A0 (es) | 1981-06-11 | 1982-05-01 | Consejo Superior Investigacion | Procedimiento para la preparacion por sintesis del acetato de (z)-13-hexadecen-11-inilo con posible actividad de fero- mona sexual sobre la procesionaria del pino |
ES2010719A6 (es) | 1987-03-25 | 1989-12-01 | Consejo Superior Investigacion | Procedimiento de sintesis del acetato de (z) -13- hexadecen -11- inilo8. |
US5079266A (en) | 1988-01-04 | 1992-01-07 | Betz Laboratories, Inc. | Method of generating acrolein |
JPH082805B2 (ja) | 1988-10-07 | 1996-01-17 | 信越化学工業株式会社 | ω−クロロ−トランスオレフィン化合物の製造方法 |
EP1230207B1 (en) * | 1999-11-18 | 2005-06-22 | Richard L. Pederson | Metathesis syntheses of pheromones or their components |
JP4286694B2 (ja) | 2004-03-26 | 2009-07-01 | 信越化学工業株式会社 | 新規なグリニャール試薬及びそれを用いた脂肪族アルキニルグリニャール化合物の製造方法 |
JP2013107824A (ja) * | 2010-03-17 | 2013-06-06 | Dainippon Sumitomo Pharma Co Ltd | 新規単環ピリミジン誘導体 |
CN102249871B (zh) * | 2011-06-13 | 2013-11-06 | 绍兴文理学院 | 番茄红素中间体2,6,10-三甲基-1,1-二烷氧基-3,5,9-十一烷三烯的制备方法 |
-
2014
- 2014-04-04 EP EP14163480.8A patent/EP2789602B1/en active Active
- 2014-04-04 ES ES14163480.8T patent/ES2662827T3/es active Active
- 2014-04-09 US US14/248,525 patent/US9255056B2/en active Active
- 2014-04-10 CN CN201410141773.1A patent/CN104098452B/zh active Active
- 2014-04-11 JP JP2014081970A patent/JP6137492B2/ja active Active
-
2015
- 2015-12-30 US US14/984,343 patent/US9550720B2/en active Active
- 2015-12-30 US US14/984,360 patent/US9376368B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9376368B2 (en) | 2016-06-28 |
CN104098452A (zh) | 2014-10-15 |
EP2789602B1 (en) | 2017-12-27 |
US9255056B2 (en) | 2016-02-09 |
JP2014218497A (ja) | 2014-11-20 |
ES2662827T3 (es) | 2018-04-09 |
EP2789602A1 (en) | 2014-10-15 |
US20160107978A1 (en) | 2016-04-21 |
US9550720B2 (en) | 2017-01-24 |
US20140309452A1 (en) | 2014-10-16 |
US20160107969A1 (en) | 2016-04-21 |
CN104098452B (zh) | 2016-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6137492B2 (ja) | ω−ハロ−2−アルキナール及びこれを用いた共役Z−アルケンインイルアセテートの製造方法 | |
EP3052462B1 (en) | Selective hydrolysis and alcoholysis of chlorinated benzenes | |
EP3392231B1 (en) | 1-halo-6,9-pentadecadiene and method for producing (7z,10z)-7,10-hexadecadienal | |
US10618862B2 (en) | Process for preparing (9e, 11z)-9,11-hexadecadienal | |
US10737999B2 (en) | 1-haloalkadiene and a process for preparing the same and a process for preparing (9e, 11z)-9,11-hexadecadienyl acetate | |
JP2013517320A (ja) | ベンゾフェノン誘導体を産生するための新規な方法 | |
CN106883266B (zh) | 一种1-(4-氯苯基)-2-环丙基-1-丙酮的制备方法及其中间体 | |
KR101753937B1 (ko) | 5-아세톡시-(e3)-3-펜테닐-메톡시메틸에테르의 제조 방법 및 5-아세톡시-(e3)-3-펜테닐-메톡시메틸에테르를 이용한 (e3)-3-알케닐아세테이트의 제조 방법 | |
US10494322B2 (en) | Method for producing 3,7-dimethyl-7-octenol and method for producing 3,7-dimethyl-7-octenyl carboxylate compound | |
JP4948030B2 (ja) | 含フッ素アルコール誘導体の製造方法 | |
JP5417066B2 (ja) | 新規化合物および該化合物を用いた6,8,10−ウンデカトリエン−3−オンの製造方法 | |
JP4286694B2 (ja) | 新規なグリニャール試薬及びそれを用いた脂肪族アルキニルグリニャール化合物の製造方法 | |
JP4336135B2 (ja) | ハロゲン化ジフルオロアルキル多環式化合物 | |
CN112441895A (zh) | 二烷氧基链二烯炔化合物及其制备方法和二烯炔醛化合物的制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170414 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170414 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6137492 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |