JP6137084B2 - 補強梁 - Google Patents
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Description
また、請求項1に記載の補強梁によると、壁面に沿って設けられ、当該壁面に作用する水平方向の風荷重に抵抗する耐風梁であるので、長いスパンの耐風梁であっても十分な耐力及び剛性を保つことができる。
また、請求項2に記載の補強梁によると、床梁であるので、通常の床梁よりも長いスパンで床を支持することができ、下階の空間を広く取ることができる。
以下、本発明に係る補強梁の第一実施形態について、図1から図4を参照しつつ説明する。まず、図1及び図2に基づいて、補強梁1aの構成を説明する。図1は補強梁1aの端部を説明する図であり、図2(A)は補強梁1aを上から見た図であり、図2(B)は補強梁1aを側方から見た図である。補強梁1aは、例えば木造住宅等の建物に設けられる梁であり、建物の一方向から荷重が加わる位置に、当該一方向に対して垂直に架設される。本実施形態においては、補強梁1aは建物の2階以上の床に設けられる床梁である。また、本実施形態においては荷重が加わる方向は、鉛直方向の下向きである。すなわち、当該床に載置された家具や居住者の重量が、鉛直方向の下側に向かって補強梁1aに加わる。補強梁1aは、木製角材からなる梁本体2と、梁本体2に固定される鋼製補強材3aと、梁本体2及び鋼製補強材3aを接合する接合材4とから構成されている。
次に、本発明に係る補強梁の第二実施形態について、図6から図9を参照しつつ説明する。本実施形態の補強梁1bは、図示しない外壁面の屋内側に、当該外壁面に沿って設けられ、この外壁面に作用する水平方向の風荷重に抵抗する耐風梁である。まず、図6から図8に基づいて、補強梁1bの構成を説明する。図6(A)は、補強梁1bを屋内側から見た正投影図であり、図6(B)は、補強梁1bを屋外側から見た正投影図であり、図7は、補強梁1bを上方からみた正投影図である。なお、第一の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略している。
2 梁本体
3a,3b 鋼製補強材
4 接合材
6 床組
Claims (6)
- 建物の壁面に沿って設けられ、屋外側から屋内側に向かう方向に作用する水平方向の風荷重が加わる位置に架設され、両端が前記建物の構造躯体に支持される補強梁であって、
木製角材から成る梁本体と、
前記梁本体の前記風荷重が加わる前記屋外面と逆側の前記屋内面に当該梁本体の長さ方向に沿って一方のフランジが固定される長手形状のH形鋼の鋼製補強材と、
前記梁本体と前記鋼製補強材とを接合する複数の接合材と、を備えることを特徴とする補強梁。 - 建物の柱のない空間を有する下階の天井懐に設けられ、上階の床を支える下方向の荷重が加わる位置に、水平に架設され、両端が前記建物の構造躯体に支持される補強梁であって、
木製角材から成る梁本体と、
前記梁本体の前記荷重が加わる上面に隣り合う2つの側面のうち少なくともいずれか一方の側面に当該梁本体の長さ方向に沿って固定される長手形状のリップ溝形鋼の鋼製補強材と、
前記梁本体と前記鋼製補強材とを接合する複数の接合材と、を備え、
前記鋼製補強材は、前記側面の前記荷重が加わる上面から離反する位置に固定されることを特徴とする補強梁。 - 前記複数の接合材のうち、前記梁本体の長手方向の中央に近い位置の接合材よりも、前記梁本体の長手方向の端部に近い位置の接合材のせん断強度が強いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の補強梁。
- 前記接合材はボルト及びナットであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の補強梁。
- 建物の一方向から荷重が加わる位置に、前記一方向に対して垂直に架設され、両端が前記建物の構造躯体に支持される補強梁であって、
木製角材から成る梁本体と、
前記梁本体の前記荷重が加わる面と逆側の面に当該梁本体の長さ方向に沿って固定される長手形状の鋼製補強材と、
前記梁本体と前記鋼製補強材とを接合する複数の接合材と、を備え、
前記複数の接合材のうち、前記梁本体の長手方向の中央に近い位置の接合材よりも、前記梁本体の長手方向の端部に近い位置の接合材のせん断強度が強いことを特徴とする補強梁。 - 建物の一方向から荷重が加わる位置に、前記一方向に対して垂直に架設され、両端が前記建物の構造躯体に支持される補強梁であって、
木製角材から成る梁本体と、
前記梁本体の前記荷重が加わる面に隣り合う2つの側面のうち少なくともいずれか一方の側面に当該梁本体の長さ方向に沿って固定される長手形状の鋼製補強材と、
前記梁本体と前記鋼製補強材とを接合する複数の接合材と、を備え、
前記鋼製補強材は、前記側面の前記荷重が加わる面から離反する位置に固定され、
前記複数の接合材のうち、前記梁本体の長手方向の中央に近い位置の接合材よりも、前記梁本体の長手方向の端部に近い位置の接合材のせん断強度が強いことを特徴とする補強梁。
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JP2014159216A JP6137084B2 (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 補強梁 |
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JP2014159216A JP6137084B2 (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 補強梁 |
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JP2016037698A JP2016037698A (ja) | 2016-03-22 |
JP6137084B2 true JP6137084B2 (ja) | 2017-05-31 |
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ID=55529024
Family Applications (1)
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JP2014159216A Active JP6137084B2 (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 補強梁 |
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JP (1) | JP6137084B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2192427C (en) * | 1996-08-19 | 2001-07-31 | Marcel Leblanc | Steel-wood system |
JP5958751B2 (ja) * | 2012-07-23 | 2016-08-02 | 清水建設株式会社 | 木質梁 |
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2014
- 2014-08-05 JP JP2014159216A patent/JP6137084B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2016037698A (ja) | 2016-03-22 |
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