JP6136534B2 - 転写部材の転写方法および転写部材の転写装置 - Google Patents

転写部材の転写方法および転写部材の転写装置 Download PDF

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Description

本発明は、転写部材の転写方法および転写装置に関する。
従来から、燃料電池は、セパレータと膜電極接合体とを交互に複数積層して構成している。膜電極接合体は、電解質膜を介してアノード電極およびカソード電極を積層して形成している。
ところで、膜電極接合体の形成方法の一つに、転写シートから転写部材に相当する電極を剥離しつつ、その剥離した電極を被転写部材に相当する電解質膜に対して転写させる方法がある。たとえば、転写シートに対して押圧する押圧部材に相当する圧胴を、転写シートの搬送方向に対して傾斜させた状態で、電極の隅から電解質膜に転写させることによって、電解質膜に対する電極の転写特性を向上させた構成がある(たとえば、特許文献1参照。)。
特許4760483号公報
しかしながら、上記の特許文献1の構成によれば、圧胴を利用しているため転写シートから剥離させる電極の剥離角度を大きくすることはできない。したがって、電極を電解質膜に対して十分に転写させるためには、圧胴を転写シートに対して強く押圧する必要があった。このような場合には、電解質膜に対して電極を転写させるときに、その電極が押し潰される等によって損傷する虞があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、転写部材を損傷させることなく被転写部材に十分に転写させることができる転写部材の転写方法および転写装置の提供を目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る転写部材の転写方法では、押圧部材と、長尺状の転写シートの一面に転写部材を担持してなる転写材と、転写部材が転写される長尺状の被転写部材と、を用いる。押圧部材は、板状に形成されたものを用いる。転写部材の転写方法は、転写工程を有する。転写工程は、押圧部材によって、搬送中の転写シートの一面と対向した他面の側を押圧しつつ、搬送中の被転写部材に対して転写部材を付勢して転写させ、かつ、押圧部材による転写シートの押圧領域の上流側と下流側とで、転写シートおよび被転写部材の搬送方向をそれぞれ異ならせる。転写工程は、ローラとガイドローラとによって、押圧部材を介して、転写材を搬送し、第1ガイドローラと第2ガイドローラとによって、被転写部材を搬送する。押圧部材は、第2ガイドローラとの間において、転写材を被転写部材に押圧する。
上記目的を達成する本発明に係る転写部材の転写装置は、第1搬送部、第2搬送部、および押圧部材を有している。第1搬送部は、長尺状の転写シートの一面に転写部材を担持してなる転写材を搬送する。第2搬送部は、転写部材が転写される長尺状の被転写部材を搬送する。押圧部材は、搬送中の転写シートの一面と対向した他面の側を押圧しつつ、搬送中の被転写部材に対して転写部材を付勢して転写させる。ここで、押圧部材は、板状に形成している。さらに、第1搬送部は、押圧部材によって押圧される転写シートの押圧領域の上流側と下流側とで、転写シートおよび被転写部材の搬送方向をそれぞれ異ならせる。第1搬送部は、押圧部材を介して、転写材を搬送するローラとガイドローラとを備える。第2搬送部は、被転写部材を搬送する第1ガイドローラと第2ガイドローラとを備える。押圧部材は、第2ガイドローラとの間において、転写材を被転写部材に押圧する。
上記のように構成した転写部材の転写方法および転写装置によれば、押圧部材によって過度な押圧力を加えなくても、転写シートから転写部材を剥離し易くすることができ、かつ、剥離した転写部材を被転写部材に転写させ易くすることができる。したがって、転写部材の転写方法および転写装置によれば、転写部材を損傷させることなく、被転写部材に十分に転写させることができる。
第1実施形態に係る転写装置を転写材および電解質膜を装着した状態で示す斜視図である。 第1実施形態に係る転写装置を転写材および電解質膜を装着した状態で各構成に分解して示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る転写装置の要部を転写材および電解質膜を装着した状態で示す斜視図である。 第1実施形態に係る転写装置を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。 第1実施形態の変形例に係る転写装置を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。 第2実施形態に係る転写装置の要部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る転写装置の要部の一部を分解して示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る転写装置を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。 第2実施形態の変形例に係る転写装置を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明に係る第1および第2実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張され実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置1について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、転写装置1を転写材110および電解質膜120を装着した状態で示す斜視図である。図2は、転写装置1を転写材110および電解質膜120を装着した状態で各構成に分解して示す分解斜視図である。図3は、転写装置1の要部を転写材110および電解質膜120を装着した状態で示す斜視図である。図3においては、第1搬送部10および第2搬送部の各々の構成部材について、筺体部40の一対の側板41と42に挿通する突起の図示を、それぞれ省略している。図4は、転写装置1を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法では、押圧部材(たとえば押板31)と、長尺状の転写シート111の一面(たとえば表面111a)に転写部材(電極112)を担持してなる転写材110と、転写部材(電極112)が転写される長尺状の被転写部材(たとえば電解質膜120)と、を用いる。押圧部材(押板31)は、板状に形成されたものを用いる。転写部材(電極112)の転写方法は、転写工程を有する。転写工程は、押圧部材(押板31)によって、搬送中の転写シート111の一面(表面111a)と対向した他面(たとえば裏面111b)の側を押圧しつつ、搬送中の被転写部材(電解質膜120)に対して転写部材(電極112)を付勢して転写させ、かつ、押圧部材(押板31)による転写シート111の押圧領域111cの上流側と下流側とで、転写シート111の搬送方向を異ならせる。
また、第1実施形態に係る転写部材(電極112)の転写装置1は、第1搬送部10、第2搬送部20、および押圧部材(押板31)を有している。第1搬送部10は、長尺状の転写シート111の一面(表面111a)に転写部材(電極112)を担持してなる転写材110を搬送する。第2搬送部20は、転写部材(電極112)が転写される長尺状の被転写部材(電解質膜120)を搬送する。押圧部材(押板31)は、搬送中の転写シート111の一面(表面111a)と対向した他面(裏面111b)の側を押圧しつつ、搬送中の被転写部材(電解質膜120)に対して転写部材(電極112)を付勢して転写させる。ここで、押圧部材(押板31)は、板状に形成している。さらに、第1搬送部10は、押圧部材(押板31)によって押圧される転写シート111の押圧領域111cの上流側と下流側とで、転写シート111の搬送方向を異ならせる。
第1実施形態において、転写部材(たとえば電極112)の転写方法を具現化した転写装置1に基づき、その構成を説明する。転写装置1は、第1搬送部10、第2搬送部20、押圧部30、および筺体部40を含んでいる。以下、転写装置1の各構成について順に説明する。
第1搬送部10は、長尺状の転写シート111の表面111aに電極112を担持してなる転写材110を搬送する。さらに、第1搬送部10は、押板31によって押圧される転写シート111の押圧領域111cの上流側と下流側とで、転写シート111の搬送方向を異ならせる。
第1搬送部10は、図3および図4等に示すように、供給ローラ11、加熱ローラ12、ガイドローラ13、巻取ローラ14、および搬送モータ15を含んでいる。供給ローラ11、加熱ローラ12、ガイドローラ13、および巻取ローラ14は、転写材110の搬送方向に沿って、順に配設している。供給ローラ11、加熱ローラ12、ガイドローラ13、および巻取ローラ14は、後述する筺体部40の一対の側板41と42に備えた貫通孔に対して、それぞれ両端を回転可能に挿入している。搬送モータ15は、筺体部40の側板42に対して外方から接合している。
供給ローラ11は、円柱形状からなる。供給ローラ11は、その外周面に転写材110をロール状に積層して保持する。供給ローラ11は、転写材110を加熱ローラ12に向けて搬送する。供給ローラ11は、巻取ローラ14の回転に従動して回転する。転写材110は、長尺状の転写シート111の表面111aに電極112を間欠的に担持してなる。加熱ローラ12は、円柱形状からなる。加熱ローラ12は、供給ローラ11から搬送されてきた転写材110を、加熱しつつガイドローラ13に向けて搬送する。加熱ローラ12は、巻取ローラ14の回転に従動して回転する。加熱ローラ12は、その内部に熱源を備えている。
ガイドローラ13は、円柱形状からなる。ガイドローラ13は、加熱ローラ12から搬送され、後述する押圧部30の押板31によって電極112が電解質膜120に対して転写された後の転写シート111を、巻取ローラ14に向けて搬送する。ガイドローラ13は、巻取ローラ14の回転に従動して回転する。巻取ローラ14は、円柱形状からなる。巻取ローラ14は、ガイドローラ13から搬送されてきた転写シート111を、ロール状に積層して保持する。搬送モータ15は、たとえば、ステッピングモータからなる。搬送モータ15は、巻取ローラ14を一方方向に対して回転させて、巻取ローラ14に対して転写シート111を巻き取らせる。
第2搬送部20は、電極112が転写される長尺状の電解質膜120を搬送する。
第2搬送部20は、図3および図4等に示すように、供給ローラ21、第1ガイドローラ22、第2ガイドローラ23、巻取ローラ24、および搬送モータ25を含んでいる。供給ローラ21、第1ガイドローラ22、第2ガイドローラ23、および巻取ローラ24は、電解質膜120の搬送方向に沿って、順に配設している。供給ローラ21、第1ガイドローラ22、第2ガイドローラ23、および巻取ローラ24は、後述する筺体部40の一対の側板41と42に備えた貫通孔に対して、それぞれ両端を回転可能に挿入している。搬送モータ25は、筺体部40の側板42に対して外方から接合している。
供給ローラ21は、円柱形状からなる。供給ローラ21は、その外周面に電解質膜120をロール状に積層して保持する。供給ローラ21は、電解質膜120を第1ガイドローラ22に向けて搬送する。供給ローラ21は、巻取ローラ24の回転に従動して回転する。電解質膜120は、長尺状からなる。第1ガイドローラ22は、円柱形状からなる。第1ガイドローラ22は、供給ローラ21から搬送されてきた電解質膜120を、第2ガイドローラ23に向けて搬送する。第1ガイドローラ22は、巻取ローラ24の回転に従動して回転する。
第2ガイドローラ23は、円柱形状からなる。第2ガイドローラ23は、第1ガイドローラ22から搬送され、後述する押圧部30の押板31によって電極112が転写された後の電解質膜120を、巻取ローラ24に向けて搬送する。第2ガイドローラ23は、巻取ローラ24の回転に従動して回転する。巻取ローラ24は、円柱形状からなる。巻取ローラ24は、第2ガイドローラ23から搬送されてきた電極112が転写された後の電解質膜120を、ロール状に積層して保持する。搬送モータ25は、たとえば、ステッピングモータからなる。搬送モータ25は、巻取ローラ24を一方方向に対して回転させて、巻取ローラ24に対して電極112が転写された後の電解質膜120を巻き取らせる。
押圧部30は、転写材110に担持された電極112を、電解質膜120に対して転写する。
押圧部30は、図1〜図4に示すように、押板31を含んでいる。押板31は、板状に形成している。押板31は、電解質膜120と接触する先端部分を、たとえば丸めている。押板31は、たとえば、金属または硬質プラスチックスからなる。押板31によって、搬送中の転写シート111の表面111aと対向した裏面111bの側を押圧しつつ、搬送中の電解質膜120に対して電極112を付勢して転写させる。図4に示すように、押板31によって、押圧領域111cを境にし、転写シート111から電極112を剥離しつつ、その剥離した電極112を電解質膜120に転写させる。ここで、押板31によって押圧される転写シート111の押圧領域111cの上流側と下流側とでは、転写シート111の搬送方向をθ1だけ異ならせる。表1に、転写シート111から電解質膜120に対する電極112の転写特性を表す。押圧力が0.5MPa〜3.0MPaの範囲の場合、転写シート111から電解質膜120に対する電極112の転写が良好である。転写の良否判定は、転写前後における電極112等の層厚の変化量に基づき実施した。すなわち、電極112等の層厚の変化量が一定値を超えたものは、不良と判定した。
筺体部40は、第1搬送部10、第2搬送部20、および押圧部30の各々の構成部材を一体に保持している。
筺体部40は、図2に示すように、一対の側板41と42、連結棒43、およびネジ44を含んでいる。一対の側板41と42は、板状に形成し、対面同一である。一対の側板41と42は、第1搬送部10および第2搬送部20の各々の構成部材を挿通する貫通孔を備えている。一対の側板41と42は、それぞれ起立した状態で、互いに対向するように配設している。連結棒43は、内部にネジ溝を備えた円筒形状に形成している。連結棒43は、一対の側板41と42の間の四隅に1本ずつ配設している。ネジ44は、側板41に備えた貫通孔を介して、4本の連結棒43に対してそれぞれネジ留めしている。同様に、ネジ44は、側板42に備えた貫通孔を介して、4本の連結棒43に対してそれぞれネジ留めしている。
上述した第1実施形態に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置1によれば、以下の作用効果を奏する。
転写部材(たとえば電極112)の転写方法では、押圧部材(たとえば押板31)と、長尺状の転写シート111の一面(たとえば表面111a)に転写部材(電極112)を担持してなる転写材110と、転写部材(電極112)が転写される長尺状の被転写部材(たとえば電解質膜120)と、を用いる。押圧部材(押板31)は、板状に形成されたものを用いる。転写部材(電極112)の転写方法は、転写工程を有する。転写工程は、押圧部材(押板31)によって、搬送中の転写シート111の一面(表面111a)と対向した他面(たとえば裏面111b)の側を押圧しつつ、搬送中の被転写部材(電解質膜120)に対して転写部材(電極112)を付勢して転写させ、かつ、押圧部材(押板31)による転写シート111の押圧領域111cの上流側と下流側とで、転写シート111の搬送方向を異ならせる。
転写部材(電極112)の転写装置1は、第1搬送部10、第2搬送部20、および押圧部材(押板31)を有している。第1搬送部10は、長尺状の転写シート111の一面(表面111a)に転写部材(電極112)を担持してなる転写材110を搬送する。第2搬送部20は、転写部材(電極112)が転写される長尺状の被転写部材(電解質膜120)を搬送する。押圧部材(押板31)は、搬送中の転写シート111の一面(表面111a)と対向した他面(裏面111b)の側を押圧しつつ、搬送中の被転写部材(電解質膜120)に対して転写部材(電極112)を付勢して転写させる。ここで、押圧部材(押板31)は、板状に形成している。さらに、第1搬送部10は、押圧部材(押板31)によって押圧される転写シート111の押圧領域の上流側と下流側とで、転写シート111の搬送方向を異ならせる。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置1によれば、押板31によって過度な押圧力を加えなくても、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、剥離させた電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。したがって、第1実施形態に係る電極112の転写方法および転写装置1によれば、電極112を損傷させることなく、電解質膜120に十分に転写させることができる。
さらに、転写工程は、転写部材(電極112)を被転写部材(電解質膜120)に転写させる前と、転写部材(電極112)を被転写部材(電解質膜120)に転写させた後とで、転写シート111の搬送方向を、0度を超えて160度以下の範囲で異ならせる構成としてもよい。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置1によれば、押板31によって過度な押圧力を加えなくても、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。すなわち、図5に示すθ1を、0度を超えて設定することによって、板状に形成した押板31は、円柱形状に形成した押圧部材と異なり、電極112の転写の前後における押圧力の変化を大きくすることができる。さらに、θ1を、電解質膜120の搬送方向から離間する方向に対して160度を超えないように設定することによって、電極112の転写の前後における押圧力の変化が急峻にならないようにすることができる。板状に形成した押板31は、円柱形状に形成した押圧部材と異なり、電極112を電解質膜120に転写させる前後で、転写シート111の搬送方向を、90度を超えて異ならせることができる。
さらに、転写工程は、押圧部材(押板31)を用いて、転写シート111を0.5MPa以上であって3.0MPa以下の範囲で押圧する構成としてもよい。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置1によれば、表1等に示すように、電極112を損傷しない範囲において、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。
さらに、転写工程は、押圧部材(押板31)を用いて、転写シート111の他面(裏面111b)に対する押圧力を、一面(表面111a)の側において転写部材(電極112)を担持していない部分よりも、一面(表面111a)の側において転写部材(電極112)の縁部を担持した部分の方を大きくする構成としてもよい。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置1によれば、押板31によって過度な押圧力を加えなくても、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。なお、押板31と第2ガイドローラ23との間隔を狭めることによって、転写シート111の他面(裏面111b)に対する押圧力を、一面(表面111a)の側において転写部材(電極112)を担持していない部分(転写材110の層厚が相対的に薄い)よりも、一面(表面111a)の側において転写部材(電極112)の縁部を担持した部分(転写材110の層厚が相対的に厚い)の方を大きくすることができる。このような構成は、転写シート111から電極112を剥離するときに、その電極112の少なくとも縁部が電解質膜120に転写されれば、転写不良が起こる可能性が低いことを実験的に検証した知見に基づくものである。なお、押板31を用いて電極112の縁部を強く押圧することによって、仮に、その縁部に過度な圧力が掛かり細孔構造に破壊が生じたとしても、所謂アクティブエリアには相当しないことから、発電性能には影響しない。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態の変形例に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置について、図5を参照しながら説明する。
図5は、転写装置を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態の変形例に係る転写部材(電極112)の転写方法および転写装置は、押圧部材(押板31)に摺動部材32を備えた構成が、前述した第1実施形態に係る転写装置1の構成と異なる。
第1実施形態の変形例においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものについて、同一の符号を使用し、前述した説明を省略する。
押圧部30は、図5に示すように、押板31に加えて、摺動部材32を含んでいる。摺動部材32は、転写シート111と接触する部分に備え、摺動性を有している。摺動部材32は、たとえば、押板31に対して金属をコートし、押板31よりも表面を平坦に形成することによって、動摩擦係数が小さくなるように形成する。図5における部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張している。すなわち、摺動部材32を押板31に対してコートして形成する場合、摺動部材32の層厚は、押板31の板厚に対して十分に薄い。
摺動部材32は、シール状の薄膜から形成し、押板31の先端部分に対して貼り付けて構成してもよい。さらに、摺動部材32は、U字状に屈曲させた金属板から形成し、押板31の先端部分から挿入して接合する構成してもよい。摺動部材32は、押板31のうち、少なくとも転写シート111と接触する部分に備えればよい。
上述した第1実施形態の変形例に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置によれば、第1実施形態に係る作用効果に加えて、さらに以下の作用効果を奏する。
転写部材(電極112)の転写方法および転写装置において、押圧部材(押板31)は、転写シート111と接触する部分に摺動性を有する摺動部材32を備えている。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置によれば、押板31と転写シート111との間の動摩擦係数を減少させることができる。したがって、転写シート111は、押板31との間に過度な摩擦が生じることなく、転写シート111に圧痕や損傷等が生じることを防止できる。すなわち、転写シート111に担持させた電極112の破損を防止できる。さらに、転写シート111は、押板31によって搬送が阻害されることがなく、搬送に伴う引張力に耐えられずに切断してしまうことを防止できる。また、転写シート111に接触している押板31自体が、屈折または屈曲したり破断したりすることを防止できる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置2について、図6〜図8を参照しながら説明する。
図6は、転写装置2の要部を示す斜視図である。図7は、転写装置2の要部の一部を分解して示す分解斜視図である。図8は、転写装置2を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。
第2実施形態に係る転写部材(電極112)の転写方法および転写装置2は、押圧部50、転写材110に対する押圧部材(押板51)の接触角を調整自在な第1調整部60、および転写材110に対する押圧部材(押板51)の押圧力を調整自在な第2調整部70を設けた構成が、前述した第1実施形態に係る転写装置1の構成と異なる。
第2実施形態においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものについて、同一の符号を使用し、前述した説明を省略する。
第2実施形態に係る転写装置2においては、前述した第1実施形態に係る転写装置1と同様に、第1搬送部10によって転写材110を搬送し、かつ、第2搬送部20によって電解質膜120を搬送する。すなわち、第2実施形態に係る転写装置2は、前述した第1実施形態に係る転写装置1から押圧部30を除き、その押圧部30を除いた空間に、押圧部50、第1調整部60、および第2調整部70を配設した構成に相当する。第1調整部60は、筺体部40の内部に配設した状態で、その筺体部40に固定する。
押圧部50は、転写材110に担持された電極112を、電解質膜120に対して転写する。
押圧部50は、図8に示すように、押板51および付勢板52を含んでいる。押板51は、前述した押圧部30の押板31と同様の構成である。但し、押板51は、前述した押圧部30の押板31と異なり、転写シート111に対して、面接触させずに、たとえば線接触に近い状態で接触させている。押板51は、後述する第1調整部60によって、転写材110に対する接触角を調整自在である。さらに、押板51は、後述する第2調整部70によって、転写材110に対する押圧力を調整自在である。付勢板52は、たとえば、板状からなる。付勢板52は、押板51と対向して設けている。付勢板52は、第2搬送部20において搬送中の電解質膜120に面接触した状態で当接している。押板51と付勢板52とで、第1搬送部10において搬送中の転写材110および第2搬送部20において搬送中の電解質膜120を、挟持して押圧する。
第1調整部60は、転写材110に対する押板51の接触角を調整自在に構成している。
第1調整部60は、図6および図7に示すように、一対の締結板61と62、締結棒63、ネジ64、および蝶ナット65を含んでいる。一対の締結板61と62は、板状に形成し、対面同一である。一対の締結板61と62は、押板51の両側面の一端からそれぞれ突出したネジ山51aを挿通する、円形状の貫通孔61aを開口している。一対の締結板61と62は、押板51の両側面の他端からそれぞれ突出したネジ山51bを挿通する、円弧状の貫通孔61bを開口している。一対の締結板61と62は、それぞれ起立した状態において、互いに対向するように配設している。
締結棒63は、内部にネジ溝を備えた円筒形状に形成している。締結棒63は、一対の締結板61と62の間の四隅に1本ずつ配設している。ネジ64は、締結板61の四隅に備えた円形状の貫通孔61fを介して、4本の締結棒63にネジ留めしている。同様に、ネジ64は、締結板62に備えた貫通孔を介して、4本の締結棒63にネジ留めしている。蝶ナット65は、締結板61に備えた貫通孔61aおよび61bを介して、押板51のネジ山51aおよび51bにネジ留めしている。同様に、蝶ナット65は、締結板62に備えた貫通孔を介して、押板51のネジ山51aおよび51bにネジ留めしている。
第1調整部60は、締結板61に円弧状に備えた貫通孔61b、および締結板62に円弧状に備えた貫通孔に沿って、押板51の他端を円弧状に移動させる。一方、締結板61に備えた円形状の貫通孔61a、および締結板62に備えた円形状の貫通孔に沿って、押板51の一端を回転させる。このような構成によって、第1調整部60は、転写材110に対する押板51の接触角を調整自在にしている。なお、押板51を回転させることによって、付勢板52との間隔が変化することから、後述する第2調整部70において、付勢板52の位置を微調整する。
第2調整部70は、転写材110に対する押板51の押圧力を調整自在に構成している。
第2調整部70は、図6および図7に示すように、支持部材71、張力可変バネ72、および蝶ナット73を含んでいる。支持部材71は、たとえば、段違いの円柱形状に形成している。支持部材71は、締結板61に備えた円形状の貫通孔61cを介して、外方に突出している。張力可変バネ72は、支持部材71の外方に突出した部分と、付勢板52の側面の一端から突出して設けた突起52aとに、それぞれ引っ掛けている。付勢板52の突起52aは、締結板61に備えた長穴状の貫通孔61dを介して、外方に突出している。張力可変バネ72は、たとえば、胴体部分を所定の回数だけ回動させることによって、張力を可変させる。
蝶ナット73は、締結板61に備えた長穴状の貫通孔61eを介して、付勢板52の一側面の他端に設けたネジ山52bにネジ留めしている。同様に、蝶ナット73は、締結板62に備えた貫通孔を介して、付勢板52の他側面の他端に設けたネジ山52bにネジ留めしている。第2調整部70は、張力可変バネ72を用いて、付勢板52が、転写材110および電解質膜120を介して、押板51の方向に向かって付勢する力を可変する。このような構成によって、第2調整部70は、転写材110に対する押板51の押圧角を調整自在にしている。
上述した第2実施形態に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置2によれば、第1実施形態に係る作用効果に加えて、さらに以下の作用効果を奏する。
転写部材(電極112)の転写方法および転写装置2は、転写材110に対する押圧部材(押板51)の接触角を調整自在な第1調整部60を有している。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置2によれば、転写材110の材質に合わせて、転写シート111に対する押板51の接触角を、任意に設定することができる。したがって、転写材110の材質に合わせて、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。すなわち、たとえば量産開始後に、転写材110を構成する転写シート111や電極112の仕様を設計変更するような場合に、柔軟に対応することができる。さらに、転写材110の仕様は設計変更せずに同様のものを用いた場合であっても、製造ロット間によって転写シート111や電極112の仕様に製造ばらつきが生じているような場合に、柔軟に対応することができる。
転写部材(電極112)の転写方法および転写装置2は、転写材110に対する押圧部材(押板51)の押圧力を調整自在な第2調整部70を有している。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置2によれば、転写材110の材質に合わせて、転写シート111に対する押板51の押圧力を、任意に設定することができる。したがって、転写材110の材質に合わせて、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。すなわち、たとえば量産開始後における転写材110設計変更や、転写材110の製造ロット間による製造ばらつきに対して、柔軟に対応することができる。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態の変形例に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置について、図9を参照しながら説明する。
図9は、転写装置を用いた転写方法を模式的に示す断面図である。
第2実施形態の変形例に係る転写部材(電極112)の転写方法および転写装置は、押圧部材(押板51)と対向し被転写部材(電解質膜120)を付勢する伸縮部材(伸縮シート53)を備えた構成が、前述した第2実施形態に係る転写装置2の構成と異なる。
第2実施形態の変形例においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものについて、同一の符号を使用し、前述した説明を省略する。
押圧部50は、図9に示すように、押板51および付勢板52に加えて、伸縮シート53を含んでいる。伸縮シート53は、柔軟層に相当する。伸縮シート53は、付勢板52において、押板51と対向する面に接合している。伸縮シート53は、たとえば、外方から押圧されたときに、柔軟に伸縮させることができるウレタン樹脂等を板状に形成して構成している。押板51は、転写材110に対して押圧したときに、伸縮シート53が縮むことから、転写材110の搬送方向に対して前傾するように傾斜する。したがって、図9に示す剥離角度は、θ2からθ3(θ3>θ2)に増加する。
上述した第2実施形態の変形例に係る転写部材(たとえば電極112)の転写方法および転写装置によれば、第1および第2実施形態に係る作用効果に加えて、さらに以下の作用効果を奏する。
第2搬送部20は、転写材110および被転写部材(電解質膜120)を介して押圧部材(押板51)と対向し被転写部材(電解質膜120)を付勢し伸縮性を有する伸縮部材(伸縮シート53)を備えている。
このように構成した電極112の転写方法および転写装置によれば、押板51が転写材110に対して押圧したときに、伸縮シート53が縮む。したがって、押板51は、転写材110の搬送方向に対して前傾するように傾斜し、図9に示す剥離角度をθ2からθ3に増加させることができる。剥離角度が増加すると、転写シート111から電極112を剥離し易くすることができ、かつ、剥離させた電極112を電解質膜120に転写させ易くすることができる。さらに、押板51は、転写材110に対して押圧したときに、転写材110が凹んで電解質膜120に強く付勢させることができ、かつ、電解質膜120も凹んで伸縮シート53に強く付勢させることができる。
そのほか、本発明は、特許請求の範囲に記載された構成に基づき様々な改変が可能であり、それらについても本発明の範疇である。
たとえば、転写部材は、電極112に限定されることはない。同様に、被転写部材は、電解質膜120に限定されることはない。すなわち、本発明は、燃料電池における膜電極接合体に係る構成部材の転写に限定されることはない。また、本発明を実施する上で、たとえば、第2実施形態の変形例に係る構成を、第1実施形態に適用する等、各実施形態を任意に組み合わせてもよい。
1,2 転写装置、
10 第1搬送部、
11 供給ローラ、
12 加熱ローラ、
13 ガイドローラ、
14 巻取ローラ、
15 搬送モータ、
20 第2搬送部、
21 供給ローラ、
22 第1ガイドローラ、
23 第2ガイドローラ、
24 巻取ローラ、
25 搬送モータ、
30 押圧部、
31 押板(押圧部材に相当)、
32 摺動部材、
40 筺体部、
41,42 側板、
43 連結棒、
44 ネジ、
50 押圧部、
51 押板(押圧部材に相当)、
51a,51b ネジ山、
52 付勢板、
52a 突起、
52b ネジ山、
53 伸縮シート(伸縮部材に相当)、
60 第1調整部、
61,62 締結板、
61a,61b,61c,61d,61e,61f 貫通孔、
63 締結棒、
64 ネジ、
65 蝶ナット、
70 第2調整部、
71 支持部材、
72 張力可変バネ、
73 蝶ナット、
110 転写材、
111 転写シート、
111a 表面(一面に相当)、
111b 裏面(他面に相当)、
111c 押圧領域、
112 電極(転写部材に相当)、
120 電解質膜(被転写部材に相当)。

Claims (9)

  1. 押圧部材と、長尺状の転写シートの一面に転写部材を担持してなる転写材と、前記転写部材が転写される長尺状の被転写部材と、を用い、
    前記押圧部材は、板状に形成され、
    前記押圧部材によって、搬送中の前記転写シートの前記一面と対向した他面の側を押圧しつつ、搬送中の前記被転写部材に対して前記転写部材を付勢して転写させ、かつ、前記押圧部材による前記転写シートの押圧領域の上流側と下流側とで、前記転写シートおよび前記被転写部材の搬送方向をそれぞれ異ならせる転写工程を、有し、
    前記転写工程は、
    ローラとガイドローラとによって、前記押圧部材を介して、前記転写材を搬送し、
    第1ガイドローラと第2ガイドローラとによって、前記被転写部材を搬送し、
    前記押圧部材は、前記第2ガイドローラとの間において、前記転写材を前記被転写部材に押圧する転写部材の転写方法。
  2. 前記転写工程は、前記転写部材を前記被転写部材に転写させる前と、前記転写部材を前記被転写部材に転写させた後とで、前記転写シートの搬送方向を、0度を超えて160度以下の範囲で異ならせる請求項1に記載の転写部材の転写方法。
  3. 前記転写工程は、前記押圧部材を用いて、前記転写シートを0.5MPa以上であって3.0MPa以下の範囲で押圧する請求項1または2に記載の転写部材の転写方法。
  4. 前記転写工程は、前記押圧部材を用いて、前記転写シートの前記他面に対する押圧力を、前記一面の側において前記転写部材を担持していない部分よりも、前記一面の側において前記転写部材の縁部を担持した部分の方を大きくする請求項1〜3のいずれか1項に記載の転写部材の転写方法。
  5. 長尺状の転写シートの一面に転写部材を担持してなる転写材を搬送する第1搬送部と、
    前記転写部材が転写される長尺状の被転写部材を搬送する第2搬送部と、
    搬送中の前記転写シートの前記一面と対向した他面の側を押圧しつつ、搬送中の前記被転写部材に対して前記転写部材を付勢して転写させる押圧部材と、を有し、
    前記押圧部材は、板状に形成し、
    前記第1搬送部は、前記押圧部材によって押圧される前記転写シートの押圧領域の上流側と下流側とで、前記転写シートおよび前記被転写部材の搬送方向をそれぞれ異ならせ
    前記第1搬送部は、前記押圧部材を介して、前記転写材を搬送するローラとガイドローラとを備え、
    前記第2搬送部は、前記被転写部材を搬送する第1ガイドローラと第2ガイドローラとを備え、
    前記押圧部材は、前記第2ガイドローラとの間において、前記転写材を前記被転写部材に押圧する転写部材の転写装置。
  6. 前記転写材に対する前記押圧部材の接触角を調整自在な第1調整部を、さらに有する請求項5に記載の転写部材の転写装置。
  7. 前記転写材に対する前記押圧部材の押圧力を調整自在な第2調整部を、さらに有する請求項5または6に記載の転写部材の転写装置。
  8. 前記押圧部材は、前記転写シートと接触する部分に摺動性を有する摺動部材を備えた請求項5〜7のいずれか1項に記載の転写部材の転写装置。
  9. 前記第2搬送部は、前記転写材および前記被転写部材を介して前記押圧部材と対向し前記被転写部材を付勢し伸縮性を有する伸縮部材を、さらに備えた請求項5〜8のいずれか1項に記載の転写部材の転写装置。
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