JP6136348B2 - 多層伝送線路板、該多層伝送線路板を有する電磁結合モジュール、アンテナモジュール - Google Patents
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Description
本実施形態に係る電磁結合構造を有する多層伝送線路板は、マイクロ波帯の高周波数帯域で使用されるものである。ここでいうマイクロ波帯の周波数帯域とは、具体的には、例えば、10GHz〜100GHzをマイクロ波の高周波帯域という。
(A)成分は、分子中にスチレンユニットを有する飽和型熱可塑性エラストマである。本実施形態において、飽和型熱可塑性エラストマとは、スチレンユニットを構成する芳香族炭化水素の部分以外の脂肪族炭化水素部分が、いずれも飽和結合基によって構成された構造を有するものをいう。(A)成分は、分子中にスチレンユニットを有する飽和型熱可塑性エラストマであれば、特に限定されない。このような(A)成分の飽和型熱可塑性エラストマを含むことにより、樹脂組成物及びこれにより形成される誘電体層は、誘電特性、耐吸湿性、導体との接着性が優れ、またフィルム形成能を有するものとなる。
(B)成分は、エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリブタジエン樹脂及びマレイミド化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種の成分である。このような(B)成分を(A)成分と組み合わせて含むことにより、耐熱性及び耐溶剤性を向上させることができる。
本実施形態の樹脂組成物は、(C)成分として、酸化防止剤を更に含有していてもよい。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤が好ましい。例えば、下記式(1)〜式(3)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種のフェノール系酸化防止剤が好適である。これらの化合物は、比較的対称性が高い構造を有し、かつ、フェノール性水酸基に隣接するt−ブチル基が高いため、誘電特性の悪化を招くことなく、効率的に酸化抑制効果と絶縁劣化抑制効果を発現することができる。
また、本実施形態における樹脂組成物には、必要に応じて難燃剤、無機充填剤、各種添加剤を樹脂組成物の特性(取り扱い性、誘電特性、耐熱性、導体及び他の樹脂材料との接着性、耐湿性、熱膨張特性等)を過度に悪化させない範囲の配合量で、更に配合してもよい。
上述した実施形態の多層伝送線路板1Aは、伝送線路電磁結合構造を有することから、この多層伝送線路板1Aの孔3に対応する位置に、トリプレート線路、導波管の開口部、あるいはアンテナを内蔵する半導体チップ等を実装して、電磁結合モジュールを構成することができる。さらに、その他の受動部品を多層伝送線路板1Aに実装することにより、アンテナモジュールを構成することもできる。
本発明の実施形態に係る多層伝送線路板、電磁結合モジュール及びアンテナモジュールには、上述した実施形態の他にも、多くの変形例がある。以下、上述した実施形態の場合も含めて体系的に例示する。
図5に、他の実施形態に係る電磁結合モジュールの断面構成を示す。この電磁結合モジュールは、アンテナ内蔵半導体チップ−多層伝送線路板の伝送線路間の電磁結合構造を有する。図5に示す電磁結合モジュールは、第5導体層17、第4誘電体層23、第4導体層42、第3誘電体層22、第1導体層41、第1誘電体層21、第2導体層16、第2誘電体層26、及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、パターニングされた第5導体層17の下部に、半導体チップDが接続部材89を介して接続されている。この例においては、半導体チップDのアンテナは孔3と対応する位置に配置されており、半導体チップDと第3導体層11とが、孔3を介して電磁結合される。
図6に、他の実施形態に係る電磁結合モジュールの断面構成を示す。この電磁結合モジュールは、マイクロ波帯域で使用されるアンテナ内蔵半導体チップ−多層伝送線路板の伝送線路間の電磁結合構造を有する。図6において、電磁結合モジュールは、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26、及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、パターニングされた第1導体層16の下部に、半導体チップDが接続部材89を介して接続されている。この変形例においては、半導体チップDのアンテナは孔3と対応する位置に配置されており、半導体チップDと第3導体層11とが孔3を介して電磁結合される。
図7に、他の実施形態に係る電磁結合モジュールの断面構成を示す。この電磁結合モジュールは、マイクロ波帯域で使用される導波管−多層伝送線路板の伝送線路間の電磁結合構造を有する。図7において、電磁結合モジュールは、第5導体層17、第4誘電体層23、第4導体層42、第3誘電体層22、第1導体層41、第1誘電体層21、第2導体層16、第2誘電体層26及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、第5導体層17の下部に導波管Fが接続されている。この変形例においては、導波管Fは、その開口部の中心と孔3の中心とが一致するように配置され、導波管Fと第3導体層11とが孔3を介して電磁結合される。
図8に、他の実施形態に係る電磁結合モジュールの断面構成を示す。この電磁結合モジュールは、マイクロ波帯域で使用される導波管−多層伝送線路板の伝送線路間の電磁結合構造を有する。図8において、電磁結合モジュールは、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、第1導体層16の下部に導波管Fが接続されている。この変形例においては、導波管Fは、その開口部の中心が孔3の中心と一致するように配置されており、導波管Fと第3導体層11とが孔3を介して電磁結合される。
図9に、他の実施形態に係るアンテナモジュールを示す。図9において、アンテナモジュールは、第6導体層12、第5誘電体層27、第5導体層16、第4誘電体層23、第4導体層42、第3誘電体層22、第1導体層41、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、第3導体層11の先端にはマイクロストリップアンテナ5が接続されており、パターニングされた第3導体層11の上部には受動部品Eが実装されている。さらに、パターニングされた第6導体層12の下部には、接続部材89を介して半導体チップDが接続されている。この変形例においては、第3導体層11と第6導体層12とは孔3を介して電磁結合される。そして、第3導体層11及び第6導体層12にそれぞれ接続されたマイクロストリップアンテナ5とマイクロ波回路を形成した半導体チップDとが接続される。
図10に、他の実施形態にかかるアンテナモジュールを示す。図10において、アンテナモジュールは、第5導体層17、第4誘電体層23、第4導体層42、第3誘電体層22、第1導体層41、第1誘電体層21、第2導体層16、第3誘電体層26及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、第3導体層11の先端には、マイクロストリップアンテナ5が接続されており、パターニングされた第3導体層11の上部には受動部品Eが実装されている。さらに、パターニングされた第5導体層17の下部には、接続部材89を介してアンテナを内蔵した半導体チップD及び受動部品Eが接続されている。この変形例においては、半導体チップDのアンテナは孔3と対応する位置に配置されている。そして、第3導体層11とアンテナ内蔵半導体チップDとが孔3を介して電磁結合され、これによりマイクロストリップアンテナ5とアンテナ内蔵半導体チップDとが接続される。
図11に、他の実施形態にかかるアンテナモジュールを示す。図11において、アンテナモジュールは、第5導体層17、第4誘電体層23、第4導体層42、第3誘電体層22、第1導体層41、第1誘電体層21、第2導体層16、第2誘電体層26及び第3導体層11がこの順に積層された多層伝送線路板を有する。また、第3導体層11の先端にはマイクロストリップアンテナ5が接続され、パターニングされた第3導体層11の上部には受動部品Eが接続されている。さらに、第5導体層17の下部には導波管Fが接続されている。この変形例においては、導波管Fが、その開口部の中心と孔3の中心とが一致するように配置されている。そして、第3導体層11と導波管Fとが孔3を介して電磁結合され、これにより、マイクロストリップアンテナ5と導波管Fとが接続されている。
上述のように、図1に示す多層伝送線路板1Aにおける第3導体層11等の外層導体層は、所定のパッチパターンを有することができる。具体的には、略直線状の配線部の端部に、この配線部よりも幅が広いパッチ部を有する構造を有することができる。以下、多層伝送線路板1Aにおける第3導体層11を用いて、外側導体層のパッチパターンについて例示する。
実施例1として、多層伝送線路板1Hを作製した。図13(a)に、多層伝送線路板1Hを第3導体層11側から見た平面透視図を示す。また、図13(b)に、図13(a)におけるB−B線を通る垂直断面図を示す。図13(b)に示すように、多層伝送線路板1Hは、導波管F1、F2、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26及び第3導体層11がこの順に積層されている。また、図13(b)に示すように、多層伝送線路板1Hには、孔31、孔32が設けられている。そして、上述したように、孔31、孔32のうち、いずれか一方を入力側、他方を出力側とする直列的なスロット結合が実現され、プロービングによる測定が可能となっている。
2,2−ビス(4−シアナトフェニル)プロパン(BADCY、ロンザ社製)48質量部(固形分量)、p−(α−クミル)フェノール(東京化成工業社製)4質量部(固形分量)及びナフテン酸マンガン(和光純薬工業社製)0.008質量部(固形分量)をトルエン21mlに溶解させ、110℃で約3時間加熱反応させた。その後室温まで冷却したこの溶液にビスフェノールA型エポキシ樹脂(jER815、三菱化学社製)30質量部、球状シリカ(アドマファインSO−C3、アドマテックス社製)123質量部、ナフテン酸亜鉛(和光純薬工業社製)0.02質量部(固形分量)を撹拌しながら配合した。その後室温で2時間真空乾燥し、比誘電率3.2、誘電正接0.003の穴埋め樹脂を作製した。
孔31及び32内にこの穴埋め樹脂を充填した以外は、実施例1と同様にして、多層伝送線路板1H´を製作した。
実施例3として、多層伝送線路板1Jを作製した。図14(a)に、多層伝送線路板1Jを第3導体層11側から見た平面透視図を示す。図14(b)に、図14(a)におけるC−C線を通る垂直断面図を示す。図14(b)において、多層伝送線路板1Jは、第4導体層12a及び12b、第3誘電体層27、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26、第3導体層11がこの順に積層されている。また、図14(b)に示すように、多層伝送線路板1Jには、孔31及び32が設けられている。そして、上述したように、孔31、孔32のうち、いずれか一方を入力側、他方を出力側とする直列的なスロット結合が実現され、プロービングによる測定が可能となっている。
実施例4として、多層伝送線路板1Kを作製した。図15(a)に、多層伝送線路板1Kを第3導体層11側から見た平面透視図を示す。また、図15(b)に、図15(a)におけるD−D線を通る垂直断面図を示す。
比較例1として、多層伝送線路板1Lを作製した。図16(a)に、多層伝送線路板1Lを第2導体層12側から見た平面透視図を示す。また、図16(b)に、図16(a)におけるE−E線を通る垂直断面図を示す。図16(b)に示すように、多層伝送線路板1Lは、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層12がこの順に積層されている。第1導体層16の下部には、導波管F1、F2が接続されている。そして、多層伝送線路板1Lにおいては、図16(b)に示すように、第1導体層16のみを貫通するスロットS1及びS2と、導波管F1及びF2内に設置した金属板M1、M2によりそれぞれ形成された追加スロットS11、S12を有する。
比較例2として多層伝送線路板1Mを作製した。図17(a)に、多層伝送線路板1Mを第3導体層11側から見た平面透視図を示す。また、図17(b)に、図17(a)におけるF−F線を通る垂直断面図を示す。図17(b)において、多層伝送線路板1Mは、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26、第3導体層11がこの順に積層されている。第1導体層16の下部には、導波管F1、F2が接続されている。
比較例として、多層伝送線路板1Nを作製した。図18(a)に、多層伝送線路板1Nを第3導体層11から見た平面透視図を示す。図18(b)に、図18(a)におけるG−G線を通る垂直断面図を示す。図18(b)において、多層伝送線路板1Nは、第4導体層12a及び12b、第3誘電体層27、第1導体層16、第1誘電体層21、第2導体層17、第2誘電体層26、第3導体層11がこの順に積層されている。
以上のように作製した実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2の多層伝送線路板の孔及びスロットに対応した位置に導波管を接続させ、同軸ケーブル(アジレントテクノロジーズ社製、商品名E7342)を介して接続されたネットワークアナライザ(アジレントテクノロジーズ社製、商品名HP8510C)から電力を供給して、多層伝送線路板を通過する際の伝送損失を測定した。また、実施例3、実施例4及び比較例3では、導波管の変わりに高周波プローブを用いて測定した。
図19に示したG1、あるいは表1に示した通り、実施例1の伝送損失は−5.82dBあり、図19に示したR1、あるいは表1に示した比較例1よりも伝送損失が小さかった。
Claims (10)
- マイクロ波帯域で使用される多層伝送線路板であって、
誘電体により構成される第1の層と、
前記第1の層上に設けられた外側導体層と、
前記第1の層の前記外側導体層とは反対側の面上に設けられた、少なくとも導体層を有する第2の層と、を備え、
前記第1の層を構成する前記誘電体は、(A)スチレンユニットを有する飽和型熱可塑性エラストマと、(B)エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリブタジエン樹脂及びマレイミド化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種の成分と、を含有し、且つ、前記(A)成分の含有量WAと前記(B)成分の含有量WBとの質量比WA/WBが0.430〜5.000である樹脂組成物からなり、
前記第2の層は、一対の導体層間に誘電体層が設けられた積層体、又は、導体層と誘電体層とが、両表面に前記導体層が配置されるように交互に複数積層された積層体からなり、該積層体は、その積層方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔は、前記積層体における両表面の前記導体層同士が電気的に接続されるように内部に導体を有しており、
前記外側導体層及び導体層のうち、前記外側導体層のみが、前記貫通孔の開口部と、多層伝送線路板の積層方向からみて少なくとも一部が重なるように設けられている、
多層伝送線路板。 - 前記樹脂組成物は、ポリフェニレンエーテルの含有量が、前記(A)成分及び前記(B)成分の合計100質量部に対して10質量部以下である、請求項1に記載の多層伝送線路板。
- 前記(A)成分が、スチレン−エチレン−ブチレン共重合体を含有する、請求項1又は2に記載の多層伝送線路板。
- 前記(B)成分が、シアネートエステル樹脂を含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の多層伝送線路板。
- 前記樹脂組成物が、さらに(C)酸化防止剤を含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の多層伝送線路板。
- 前記外側導体層は、配線部と該配線部よりも幅が広いパッチ部とを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の多層伝送線路板。
- マイクロ波帯域で使用される電磁結合モジュールであって、
多層伝送線路板と、電気部材と、を備え、
前記多層伝送線路板は、
誘電体により構成される第1の層と、
前記第1の層上に設けられた外側導体層と、
前記第1の層の前記外側導体層とは反対側の面上に設けられた第2の層と、を備え、
前記第1の層を構成する前記誘電体は、(A)スチレンユニットを有する飽和型熱可塑性エラストマと、(B)エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリブタジエン樹脂及びマレイミド化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種の成分と、を含有し、且つ、前記(A)成分の含有量WAと前記(B)成分の含有量WBとの質量比WA/WBが0.430〜5.000である樹脂組成物からなり、
前記第2の層は、一対の導体層間に誘電体層が設けられた積層体、又は、導体層と誘電体層とが、両表面に前記導体層が配置されるように交互に複数積層された積層体からなり、該積層体は、その積層方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔は、前記積層体における両表面の前記導体層同士が電気的に接続されるように内部に導体を有しており、
前記多層伝送線路板における前記外側導体層と前記電気部材とが電磁結合され、
前記多層伝送線路板の、前記外側導体層とは反対側の面上に前記電気部材が実装されており、
前記電気部材が前記貫通孔を覆うように設けられている、
電磁結合モジュール。 - 前記電気部材が、アンテナを有する半導体チップであり、前記アンテナが、前記多層伝送線路板の前記積層体における前記貫通孔と重なる位置に配置されている、請求項7に記載の電磁結合モジュール。
- 前記電気部材が、導波管であり、該導波管は、その開口の中心が、前記多層伝送線路板の前記積層体における前記貫通孔の中心と一致するように配置されている、請求項7に記載の電磁結合モジュール。
- マイクロ波帯域で使用されるアンテナモジュールであって、
多層伝送線路板と、電気部材と、を備え、
前記多層伝送線路板は、
誘電体により構成される第1の層と、
前記第1の層上に設けられた第2の層と、
前記第1の層上に設けられた外側導体層と、を備え、
前記第1の層を構成する前記誘電体は、(A)スチレンユニットを有する飽和型熱可塑性エラストマと、(B)エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリブタジエン樹脂及びマレイミド化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種の成分と、を含有し、且つ、前記(A)成分の含有量WAと前記(B)成分の含有量WBとの質量比WA/WBが0.430〜5.000である樹脂組成物からなり、
前記第2の層は、一対の導体層間に誘電体層が設けられた積層体、又は、導体層と誘電体層とが、両表面に前記導体層が配置されるように交互に複数積層された積層体からなり、該積層体は、その積層方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔は、前記積層体における両表面の前記導体層同士が電気的に接続されるように内部に導体を有しており、
前記多層伝送線路板における前記外側導体層がマイクロストリップアンテナを含むとともに、前記多層伝送線路板の、前記外側導体層とは反対側の面上に前記電気部材が実装されており、
前記多層伝送線路板における前記外側導体層と前記電気部材とが電磁結合され、前記電気部材と前記マイクロストリップアンテナとが接続され、
前記電気部材が前記貫通孔を覆うように設けられている、
アンテナモジュール。
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