JP6136189B2 - 補助撮像装置および主撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補助撮像装置および主撮像装置に関する。
複数台のカメラを電気的に接続して連動させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2002−122935号公報
しかしながら、上記技術においては被写体が画枠から外れてしまうと当該被写体を見失うおそれがあった。
本発明の第1の態様においては、撮像者の操作により被写体を撮像して撮像画像を生成する主撮像装置から、主撮像装置の撮影する主要被写体に関する情報を取得する被写体情報取得部と、被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、被写体情報取得部により取得された主要被写体に関する情報に基づいて、主要被写体を撮像部で撮像すべく少なくとも撮像部を移動させる移動量を特定する移動量特定部と、移動量特定部により特定された移動量で撮像部を移動する移動部と、撮像部により撮像された撮像画像に基づいて、主要被写体の位置に関する情報を主撮像装置に送信する送信部とを備える補助撮像装置が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像システムの構成を模式的に示す。 主撮像装置10のブロック図を示す。 補助撮像装置20のブロック図を示す。 主撮像装置10および補助撮像装置20の動作を示すフローチャートである。 図4のステップS200のシーケンスを示すフローチャートである。 図4のステップS202のシーケンスを示すフローチャートである。 主撮像装置10および補助撮像装置20の画枠、画角および主要被写体の関係を示す模式図である。 主撮像装置10の表示部112の表示の一例である。 主撮像装置10の表示部112の表示の他の例である。 他の補助撮像装置22の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、撮像システムの構成を模式的に示す。撮像システムは、撮像者32により保持される主撮像装置10と自律移動する補助撮像装置20とを備える。主撮像装置10は、例えば被写体30としての女性34、子供36、花壇38等を撮像する。補助撮像装置20は、主撮像装置10の主要被写体を追跡して、主要被写体の位置に関する情報を主撮像装置10に送信する。
図2は、主撮像装置10のブロック図を示す。主撮像装置10は、撮像者32により保持される撮像用の機器であり、撮像者32の操作により被写体30を撮像して画像を生成する。主撮像装置10は、例えば、一眼カメラ、コンパクトカメラ、又は、カメラ付き携帯端末であってよい。主撮像装置10は、撮像部102、操作部104、通信部106、発光部108、及び、被写体特定部110、表示部112、センサ114、記憶部116、及び、制御部120を有する。
撮像部102は、撮像者32の操作により被写体30を撮像して撮像画像を生成する。撮像部102は、CCD又はCMOSなどの素子に光束を入射・結像させて画像データを生成する撮像手段であってよく、例えば、横3000画素、縦2000画素の画素を有してよい。
撮像部102は、単焦点レンズ、又は、ズームレンズを含んでよく、これらのレンズはオートフォーカス機構を備えてよい。また、撮像部102は、交換可能な機能の異なる複数のレンズを備えてよい。また、複数の撮像部102が、主撮像装置10に設けられてもよい。撮像部102は、撮像した被写体30の画像データおよび撮像した時の撮像条件データを含む撮像データを、制御部120を介して記憶部116に記憶する。撮像条件データには、フォーカス位置のデータ、撮影時のレンズの画角のデータ等が含まれる。
操作部104は、主撮像装置10の任意の場所に設けられ、撮像者32からの操作の入力を受け付ける。操作部104は、例えば、レリーズボタンを用いた撮像部102に対する撮像指示、及び、電源のON/OFFを含む様々な操作を入力する。操作部104は、補助撮像装置20に対する指示を入力して、補助撮像装置20の移動及び撮像等を遠隔操作してよい。操作部104は、例えば、操作ボタン、操作レバー、タッチパネル、及び、キーボード等の操作部材を含む。
通信部106は、補助撮像装置20と無線通信を行う。通信部106は、例えば、UWB、ZigBee(登録商標)、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、3G、及び/又は、LTE等の無線通信規格に準拠して通信する。
発光部108は、主撮像装置10の一面に設けられた照明である。発光部108は、制御部120からの指示に応じて、フラッシュ光を出力する。発光部108は、キセノン管等のフラッシュライト又はLED等を含んでよい。
被写体特定部110は、撮像部102が撮像して生成した画像の中から主要被写体を特定する。被写体特定部110は、例えば、撮像部102により生成された画像データにより示される画像のうち、フォーカスが合っていて主要な範囲を占める部分を主撮像装置10の主要被写体に特定する。
被写体特定部110は、主要被写体に対する撮像部102のフォーカス位置に基づいて、主撮像装置10から主要被写体までの距離を特定する。被写体特定部110は、さらに画像中における主要被写体の中心座標の位置から、主撮像装置10の正面方向に対する主要被写体の方角を特定する。被写体特定部110は、主要被写体までの距離及び方向を、主要被写体に関する主要被写体データとして制御部120を介して記憶部116に記憶する。
表示部112は、主撮像装置10の一面に設けられる表示インターフェイスであり、例えば、液晶表示装置、又は、有機EL表示装置等を含む。表示部112は、例えば、撮像部102が撮像した画像又はライブビュー画像を表示する。表示部112はさらに、主撮像装置10及び/又は補助撮像装置20の設定画面を表示する。表示部112は、補助撮像装置20が撮像した画像又はライブビュー画像を表示してもよい。なお、ライブビュー画像はスルー画像と呼ばれることもある。
センサ114は、主撮像装置10の位置に関する情報を検出する。センサ114は、屋内に設置されたGPS送信機からのGPS電波を受信する室内用GPSセンサ、及び/又は、人工衛星からのGPS電波を受信する屋外用GPSセンサを含み、これにより主撮像装置10の室内及び/又は屋外での空間位置情報を取得する。
センサ114は、さらに姿勢センサ、加速度センサ、及び/又は、方位センサ等を含んでよく、これにより主撮像装置10の向きを取得してよい。センサ114は、取得した主撮像装置10の空間位置情報を示す空間位置データを制御部120を介して記憶部116に記憶する。
記憶部116は、撮像部102が撮像した撮像データを格納する。記憶部116は、被写体特定部110から出力された主要被写体データ、および、センサ114から出力された空間位置データを格納する。記憶部116はさらに、主撮像装置10に用いられるその他のデータを記録する。
制御部120は、CPU等を含み、撮像部102、操作部104、通信部106、発光部108、被写体特定部110、表示部112、及び、記憶部116に接続されて、主撮像装置10を総合的に制御する。
図3は、補助撮像装置20のブロック図を示す。補助撮像装置20は、主撮像装置10とは別体であって、カメラを搭載した自律移動可能な機器であり、例えば、小型車両、又は、小型回転翼航空機等であってよい。以下、本実施形態では、補助撮像装置20が小型回転翼航空機である場合を例に説明する。補助撮像装置20は、撮像部202、移動部204、通信部206、センサ208、記憶部210、及び、制御部220を有する。
撮像部202は、CCD又はCMOSなどの素子に光束を入射・結像させて画像データを得る撮像手段であり、例えば、横3000画素、縦2000画素の画素を有してよい。撮像部202は後述する被写体情報取得部228により取得された半押信号に基づいて撮像を行う。
撮像部202は、撮像により生成した画像データを制御部220に供給する。撮像部202は、単焦点レンズ、又は、ズームレンズを備えてよい。撮像部202は、交換可能な機能の異なる複数のレンズを備え、制御部220からの指示により、これらのレンズから撮像に用いるレンズを選択してよい。
撮像部202は垂直方向及び/又は水平方向に向きを変えることができてよい。また、複数の撮像部202が、補助撮像装置20に設けられてもよい。撮像部202は、撮像により生成した画像データおよび撮像した時の撮像条件データを含む撮像データを、制御部220を介して記憶部210に記憶する。
移動部204は、制御部220からの指示に基づいて、可動部材を駆動させて補助撮像装置20を移動する。移動部204は、例えば、回転翼203を回転させるモータを駆動するための駆動回路を有し、これにより補助撮像装置20は飛行する。移動部204は、制御部220から、移動方向及び移動距離を含む移動量のデータを受け取り、当該移動量に応じて補助撮像装置20を移動する。
通信部206は、主撮像装置10の通信部106と無線通信を行う。通信部206は、例えば、UWB、ZigBee(登録商標)、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、3G、及び/又は、LTE等の無線通信規格に準拠して通信する。
センサ208は、補助撮像装置20の位置に関する情報を取得する。センサ208は、屋内に設置されたGPS送信機からのGPS電波を受信する室内用GPSセンサ、及び/又は、人工衛星からのGPS電波を受信する屋外用GPSセンサを含み、これにより補助撮像装置20の室内及び/又は屋外での空間位置情報を取得する。
センサ208は、姿勢センサ、加速度センサ、及び/又は、方位センサ等を含み、これにより補助撮像装置20の向きを取得してもよい。また、センサ208は、補助撮像装置20の周囲の光源の方向及び光源の光強度を特定する光センサを含んでもよい。センサ208は、取得した空間位置情報を示す空間位置データを制御部220を介して記憶部210に記憶する。
記憶部210は、主撮像装置10から受け取った主要被写体データ及び撮像データ等を格納する。記憶部210は、撮像部202から出力された撮像データおよびセンサ208から出力された空間位置データを格納する。
制御部220は、CPU等を含み、撮像部202、移動部204、通信部206、センサ208、及び、記憶部210に接続されて、補助撮像装置20を総合的に制御する。制御部220は、被写体情報取得部228、移動量特定部224および被写体情報送信部230を含む。
被写体情報取得部228は、主撮像装置10の主要被写体に関する情報を取得する。この場合に被写体情報取得部228は、主撮像装置10のレリーズボタンが半押しされた場合に、通信部106により発信される、主要被写体データを含む半押信号を、通信部206を介して取得する。さらに、主撮像装置10のレリーズボタンが全押しされた場合に、通信部106により発信される全押信号を通信部206を介して取得する。
移動量特定部224は、補助撮像装置20の移動量を特定する。この場合に移動量特定部224は、被写体情報取得部228で取得された半押信号に含まれる、主撮像装置10の空間位置データおよび主要被写体データに基づいて、当該主要被写体を撮像部202の画枠に入れることができる位置を算出する。
移動量特定部224は、補助撮像装置20の現在位置から自らが算出した位置へ移動するための移動量を特定する。なお、移動量には、補助撮像装置20が移動すべき方向と距離が含まれる。移動量特定部224は、当該特定された移動量に基づいて移動部204を駆動して、補助撮像装置20を移動させる。
被写体情報送信部230は、撮像部202により撮像されて生成された撮像画像に基づいて、主要被写体の位置に関する情報を示す被写体位置データを主撮像装置10に送信する。主要被写体の位置に関する情報の例は、撮像画像自体、主要被写体が主撮像装置10の画枠の外にいるか否か、外にいる場合にはどちらの方向か、外にいる場合に内に向かって移動しているか否か、および、内に向かって移動している場合に内に入るまでの予測時間等を含む。
図4は、主撮像装置10および補助撮像装置20の動作を示すフローチャートである。図4のフローチャートは、主撮像装置10および補助撮像装置20の電源が投入され、主撮像装置10において補助撮像装置20での被写体追跡機能が選択された場合に開始する。
主撮像装置10の制御部120は、操作部104によりレリーズボタンが半押しされたことが検知されるまで待機する(S102:No)。操作部104によりレリーズボタンが半押しされたことが検知された場合に(S102:Yes)、制御部120は、通常の撮影動作として、オートフォーカスを行うとともに、モードに応じた絞りおよびシャッタスピード等の撮像条件を設定する(S104)。制御部120は当該撮影条件を、センサ114から取得した主撮像装置10の空間位置データと共に、記憶部116に記憶する。
被写体特定部110は、主撮像装置10の主要被写体を特定する。被写体特定部110は、撮像部102がライブビュー画像を生成している場合に、当該ライブビュー画像において、当該画像のうち、フォーカスが合っていて主要な範囲を占める部分を主要被写体であると特定する。被写体特定部110は、主要被写体の画像データ、主要被写体までの距離及び方向を、主要被写体に関する主要被写体データとして制御部120を介して記憶部116に記憶する。
制御部120はさらに、記憶部116に記憶されている撮影条件、空間位置データおよび主要被写体データを含む半押信号を通信部106を介して発信する(S106)。この場合に、制御部120は、半押信号に、互いに通信すべき補助撮像装置20の識別データをさらに含めてもよい。
補助撮像装置20の被写体情報取得部228が通信部206を介して半押し信号を受信した場合に、補助撮像装置20の位置を移動するシーケンスが動作し(S200)、補助撮像装置20が移動する。半押信号に補助撮像装置20の識別データが含まれる場合に、当該識別データが整合した場合に上記シーケンスを開始し、整合しない場合にはシーケンスを開始しないようにしてもよい。
さらに、撮像部202が撮像動作を行い、被写体情報送信部230が撮像画像に基づいて、主要被写体の位置に関する情報を生成するシーケンスが動作する(S202)。被写体情報送信部230は、主要被写体の位置に関する情報を示す被写体位置データを通信部206を介して送信する(S204)。主撮像装置10の表示部112は、通信部106を介して受信した、被写体位置データに示された主要被写体の位置に関する情報を表示する(S108)。
主撮像装置10の制御部120は、操作部104によりレリーズボタンが全押しされたことが検知されるまで待機する(S110:No)。操作部104によりレリーズボタンが全押しされたことが検知された場合に(S110:Yes)、制御部120は、全押信号を通信部106を介して発信する(S112)。この場合に、制御部120は、半押信号と同様に全押信号に補助撮像装置20の識別データをさらに含めてもよい。
補助撮像装置20が通信部206を介して全押信号を取得した場合に、制御部220はステップS202で生成した情報を初期化する(S206)。さらに制御部220は主撮像装置10の主要被写体データを破棄してもよい。全押信号に補助撮像装置20の識別データが含まれる場合に、当該識別データが整合した場合に情報を初期化し、整合しない場合には情報を初期化しないようにしてもよい。
主撮像装置10の表示部112は、撮像部102で撮像して生成した撮像画像を表示する(S108)。以上により図4に示すフローチャートが終了する。
図5は、図4のステップS200のシーケンスを示すフローチャートである。当該フローチャートは、被写体情報取得部228が半押信号を取得したことにより開始する。
移動量特定部224は、半押信号に含まれる主撮像装置10の空間位置データおよび主要被写体データを取得する(S302)。移動量特定部224は、当該空間位置データおよび主要被写体データに基づいて、当該主要被写体の空間的な位置を算出する(S304)。具体的には、移動量特定部224は、主撮像装置10の空間位置に対して、主撮像装置10からみた主要被写体の方向および距離を特定することにより、主要被写体の空間的な位置を算出する。
移動量特定部224は、さらに、主撮像装置10に撮像されない位置を算出する(S306)。この場合に、移動量特定部224は、半押信号に含まれる撮像条件および空間位置データに基づいて、主撮像装置10の空間的な撮像範囲を算出することにより、主撮像装置10に撮像されない位置を算出する。
移動量特定部224は、センサ208で取得されて記憶部210に記憶されている、補助撮像装置20の空間位置データを取得する(S307)。移動量特定部224は、ステップS304およびS306の両方の条件を満たす位置と、ステップS307で取得された位置との差分から、補助撮像装置20の移動量を特定し、移動部204に受け渡す(S308)。移動部204は、当該移動量に対応して回転翼203等を駆動して、補助撮像装置20を上記位置まで移動する(S310)。これにより図5のフローチャートが終了する。
図6は、図4のステップS202のシーケンスを示すフローチャートである。図7は、主撮像装置10および補助撮像装置20の画枠、画角および主要被写体の関係を示す模式図である。
当該フローチャートは、図5のステップS310に続いて開始する。補助撮像装置20の撮像部202は、撮像動作を実行する(S320)。ここで、上記図5のフローチャートの動作により、撮像部202の画枠には主撮像装置10の主要被写体が含まれている。よって、当該撮影により撮像部202に生成される撮像画像には主要被写体が含まれる。この場合に、図7に示すように、撮像部202は、変倍光学系を有している場合に撮像部102の画角θ1よりも広い画角θ2で撮像する。
被写体情報送信部230は、主要被写体が主撮像装置10の画枠の外にあるか否かを判断する(S322)。この場合に、被写体情報送信部230は、当該撮像画像における主要被写体の位置、撮像部202から当該主要被写体へのフォーカス距離等から主要被写体の空間的な位置を特定する。さらに、被写体情報送信部230は、主撮像装置10の位置、向きおよび画角と、主要被写体の空間的な位置とから、主要被写体が主撮像装置10の画枠の外にあるか否かを判断する。
被写体情報送信部230は、主要被写体が主撮像装置10の画枠の外にない、すなわち画枠の内にあると判断した場合に(S322:No)、その旨の情報を生成する(S328)。一方、被写体情報送信部230は、主要被写体が主撮像装置10の画枠の外にあると判断した場合に(S322:Yes)、当該主要被写体が主撮像装置10の画枠に向かっているかどうかを判断する(S324)。この場合に例えば、被写体情報送信部230は、撮像部202により時系列的に生成された複数の撮像画像の差分を算出することにより、主要被写体が主撮像装置10の画枠に向かっているかどうかを判断する。
被写体情報送信部230は、主要被写体が主撮像装置10の画枠に向かっていないと判断した場合に(S324:No)、主要被写体が主撮像装置10の画枠に対していずれの方向にずれているかを含む情報を生成する(S328)。一方、被写体情報送信部230は、主要被写体が主撮像装置10の画枠に向かっていると判断した場合に(S324:Yes)、主要被写体が主撮像装置10の画枠に入るまでの時間を予測する(S326)。この場合に例えば、被写体情報送信部230は、撮像部202により時系列的に生成された複数の撮像画像の差分から主要被写体の速度を算出して、主撮像装置10の画枠に入るまでの時間を予測する。
図7には、主要被写体としての子供36が主撮像装置10の画枠の外にいて、主撮像装置10の画枠に向かっている例が示されている。なお、図7では、主要被写体以外の被写体としての花壇38が、主撮像装置10および補助撮像装置20の両方の画枠に入っている例が示されている。
被写体情報送信部230は、ステップS326で予測した時間、および、主要被写体が主撮像装置10の画枠に入ってくる方向を含む情報を生成する(S328)。以上、ステップS322、S324、S326のいずれを経由した場合でもステップS328で主要被写体の位置に関する情報が生成されて、図6のフローチャートが終了する。ステップS328で生成された主要被写体の位置に関する情報を示す被写体位置データは、図4のステップ204において主撮像装置10に送信される。
図8は、主撮像装置10の表示部112の表示の一例である。表示部112には、主撮像装置10で撮像されたライブビュー画像122が全体的に表示される。当該画像の右上部分に重畳して、補助撮像装置20で撮像されたライブビュー画像124が合成されて表示される。
図8に示す例においては、図7の例に対応して、ライブビュー画像122には花壇38は写っているが、主要被写体である子供36は画枠の外にいて写っていない。一方、補助撮像装置20で撮像されたライブビュー画像124は子供36を追跡しているので、当該子供36が花壇38の左に写っている。これにより、撮像者32は、主撮像装置10の画枠から子供36が外れても、補助撮像装置20からの画像により、当該子供36が花壇38の左側にいることを知ることができる。
さらに図8に示す例においては、主要被写体である子供36が主撮像装置10の画枠の左外にいる旨の情報を補助撮像装置20から取得したことに対応して、ライブビュー画像122に左向きの方向表示126が重畳されて表示される。よって、撮像者32は、主要被写体たる子供36が画枠の左側にいることを知ることができる。
図9は、主撮像装置10の表示部112の表示の他の例である。図9において図8と同じ構成には同じ参照番号を付して説明を省略する。
図9に示す例においては、主要被写体である子供36が主撮像装置10の画枠の左外から5秒後の画枠に入る旨の情報を補助撮像装置20から取得したことに対応して、ライブビュー画像122の左側に右向きの方向表示130および「5秒後」の時間表示132を含む表示128が重畳されて表示される。よって、撮像者32は、主要被写体たる子供36が画枠の左外から5秒後に画枠に入ることを知ることができる。なお、図8の方向表示126と区別すべく、方向表示130を点滅させたりしてもよい。
なお、上記実施形態においては、主撮像装置10で主要被写体が特定されるが、これに代えて、補助撮像装置20で主撮像装置10の主要被写体を特定して追跡してもよい。この場合に、補助撮像装置20は例えば、主撮像装置10の画枠を含む広角の画枠で時間的に連続して撮像し、その差分が大きい被写体すなわち動き変化量の大きい被写体を主要被写体として認定してもよい。その場合に、動き変化量が大きいほど以降の撮像部202による撮像をより広角側で行ってもよい。さらに他の例として、補助撮像装置20にマイクを設けて、大きな音量を発している被写体を主要被写体と認識してもよい。
図10は他の補助撮像装置22の例を示す。補助撮像装置22は、車輪254で自走する小型車両である。補助撮像装置22に搭載された撮像部252は、水平方向および垂直方向に向きを変えることができる。
上記実施形態においては、補助撮像装置20、22はいずれも自律的に移動する。これに代えて、地面に固定された三脚に補助撮像装置が取り付けられてもよい。この場合に、雲台において補助撮像装置の水平方向および垂直方向の向きが変えられるようになっていてもよい。
上記実施形態においては、レリーズボタンが半押しされた場合に半押信号が送信され、レリーズボタンが全押された場合に全押信号が送信される。これに代えてまたはこれに加えて、タッチパネルでの特定の操作に基づいて、半押信号および全押信号がそれぞれ送信されてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 主撮像装置、20 補助撮像装置、22 補助撮像装置、32 撮像者、30 被写体、34 女性、36 子供、38 花壇、102 撮像部、104 操作部、106 通信部、108 発光部、110 被写体特定部、112 表示部、114 センサ、116 記憶部、120 制御部、122 画像、124 画像、126 方向表示、128 表示、130 方向表示、132 時間表示、202 撮像部、203 回転翼、206 通信部、204 移動部、208 センサ、210 記憶部、220 制御部、224 移動量特定部、228 被写体情報取得部、230 被写体情報送信部、252 撮像部、254 車輪

Claims (7)

  1. 撮像者の操作により被写体を撮像して撮像画像を生成する主撮像装置から、前記主撮像装置の撮影する主要被写体に関する情報を取得する被写体情報取得部と、
    被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
    前記被写体情報取得部により取得された前記主要被写体に関する情報に基づいて、前記主要被写体を前記撮像部で撮像すべく少なくとも補助撮像装置を移動させる移動量を特定する移動量特定部と、
    前記移動量特定部により特定された前記移動量で前記補助撮像装置を移動する移動部と、
    前記撮像部により撮像された前記撮像画像に基づいて、前記主要被写体の位置に関する情報を前記主撮像装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記被写体情報取得部は、前記主撮像装置の画枠の情報を取得し、
    前記送信部は、前記被写体情報取得部により取得された前記画枠の情報と前記撮像部により生成された前記撮像画像に基づいて、前記主要被写体が前記画枠から外れていると判断した場合に、前記主要被写体の位置に関する情報として、前記主要被写体が前記画枠からいずれの方向に外れているかを示す情報を送信する、
    補助撮像装置。
  2. 撮像者の操作により被写体を撮像して撮像画像を生成する主撮像装置から、前記主撮像装置の撮影する主要被写体に関する情報を取得する被写体情報取得部と、
    被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
    前記被写体情報取得部により取得された前記主要被写体に関する情報に基づいて、前記主要被写体を前記撮像部で撮像すべく少なくとも補助撮像装置を移動させる移動量を特定する移動量特定部と、
    前記移動量特定部により特定された前記移動量で前記補助撮像装置を移動する移動部と、
    前記撮像部により撮像された前記撮像画像に基づいて、前記主要被写体の位置に関する情報を前記主撮像装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記被写体情報取得部は、前記主撮像装置の画枠の情報を取得し、
    前記送信部は、前記被写体情報取得部により取得された前記画枠の情報と前記撮像部により生成された前記撮像画像に基づいて、前記主要被写体が前記画枠から外れていると判断した場合に、前記画枠から外れた位置から前記画枠へ入る時間を予測し、前記主要被写体の位置に関する情報として、前記主要被写体が前記画枠へ入る時間を示す情報を送信する、
    補助撮像装置。
  3. 前記移動量特定部は、前記補助撮像装置の空間位置データに更に基づいて、前記移動量を特定する請求項1又は2に記載の補助撮像装置。
  4. 前記送信部は、前記主要被写体の位置に関する情報として、前記撮像部により生成された前記撮像画像を更に送信する請求項1から3のいずれか1項に記載の補助撮像装置。
  5. 前記撮像部は、変倍光学系を有し、前記主要被写体の移動速度が早いほど広角側で撮像する請求項1からのいずれか1項に記載の補助撮像装置。
  6. 前記被写体情報取得部は、前記主撮像装置の画枠の情報を取得し、
    前記送信部は、前記被写体情報取得部により取得された前記画枠の情報と前記撮像部により生成された前記撮像画像に基づいて、前記主要被写体が前記画枠から外れていると判断した場合に、前記主要被写体の位置に関する情報として、前記主要被写体が前記画枠からいずれの方向に外れているかを示す情報を送信する請求項に記載の補助撮像装置。
  7. 前記被写体情報取得部は、前記主撮像装置の画枠の情報を取得し、
    前記送信部は、前記被写体情報取得部により取得された前記画枠の情報と前記撮像部により生成された前記撮像画像に基づいて、前記主要被写体が前記画枠から外れていると判断した場合に、前記画枠から外れた位置から前記画枠へ入る時間を予測し、前記主要被写体の位置に関する情報として、前記主要被写体が前記画枠へ入る時間を示す情報を送信する請求項1記載の補助撮像装置。
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