JP6133166B2 - トラクタにおける運転座席の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタにおける運転座席の支持構造に関する。
従来、農地などで使用されるトラクタが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなトラクタは、運転座席を備え、該運転座席にオペレータが座った状態で操縦を行なう。かかるトラクタは、乗用型トラクタと呼ばれる。
ところで、果樹園やビニルハウスの中で走行することを目的としたトラクタが存在する(一般的に低床トラクタという)(例えば特許文献2参照)。このようなトラクタは、肉厚が薄い運転座席をフレームに直接取り付けることで全高を低く抑えている。従って、かかる仕様のトラクタは、運転座席のクッション性が低く、乗り心地が悪いという問題を有していた。そのため、高速走行や長距離走行を行なう際には、運転座席のクッション性を高めて乗り心地を良くしたいという要望があった。
特開2013−52771号公報 特開平8−242612号公報
本発明は、運転座席のクッション性を高めて乗り心地を良くできるトラクタにおける運転座席の支持構造を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、運転座席(7)を前後に移動自在に支持するレール(81)と、前記レール(81)を支持するプレート(82)と、前記プレート(82)を支持するフロントアーム(83)とリヤアーム(84)と、を備え、前記フロントアーム(83)の下部は、下部前回動軸(88)を中心として回動自在に支持され、前記リヤアーム(84)の下部は、下部後回動軸(89)を中心として回動自在に支持され、前記フロントアーム(83)と前記リヤアーム(84)を任意の回動角度で止めることができるガススプリング(85)を具備し、前記ガススプリング(85)は、前記運転座席(7)の最大移動範囲よりも後方で、かつ、ロプス(812)よりも後方で、前記ロプス(812)に沿うように立設されている、トラクタにおける運転座席の支持構造である。
請求項2においては、前記ガススプリング(85)は、前記ロプス(812)に取り付けられているものである。
請求項3においては、前記ガススプリング(85)は、長さを調節自在となるアジャスタロッド(85a)を有し、前記フロントアーム(83)及び前記リヤアーム(84)は、リンク機構(9)を介して前記アジャスタロッド(85a)に連結されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、本支持構造は、フロントアームとリヤアームを任意の回動角度で抑止できるガススプリングを具備する。これにより、運転座席のクッション性を高めて乗り心地を良くすることができる。また、ガススプリングは、運転座席の後方に立設される。これにより、運転座席の下方空間が広くなるので、肉厚が厚い運転座席を採用することが可能となる。
ひいては、更に運転座席のクッション性を高めて乗り心地を良くすることができる。なお、ガススプリングの耐久性を向上させることが可能となる。また、コストを低減させることも可能となる。
また、ガススプリングは、運転座席の最大移動範囲よりも後方に立設される。これにより、運転座席を移動させてもガススプリングに干渉しないので、運転座席の移動範囲(運転座席がスライドできる範囲)を長くすることができる。
また、運転座席は、ロプスの前方に配置される。また、ガススプリングは、ロプスよりも後方に立設される。これにより、運転座席の後方空間が広くなるので、運転座席の移動範囲(運転座席がスライドできる範囲)を長くすることができる。
また、ガススプリングは、ロプスに沿うように配置されて該ロプスに取り付けられる。これにより、ガススプリングに曲げ荷重や捻り荷重がかかりにくくなるので、耐久性を向上させることができる。
トラクタを示す図。 運転座席及び運転座席の支持構造を示す図。 図2に示す矢印Fxの方向から見た図。 図2に示す矢印Fyの方向から見た図。 図4におけるZ−Z断面を示す図。 (A)運転座席を下げた状態を示す図。(B)運転座席を上げた状態を示す図。 (A)運転座席を前方へ移動させた状態を示す図。(B)運転座席を後方へ移動させた状態を示す図。
まず、トラクタ100について簡単に説明する。なお、本発明の技術的思想は、他の農業機械車両や建設機械車両などにも適用することが可能である。
図1は、トラクタ100を示す図である。図中には、トラクタ100の前後方向及び上下方向を表す。
トラクタ100は、主に、フレーム1と、エンジン2と、トランスミッション3と、フロントアクスル4と、リヤアクスル5と、で構成されている。また、トラクタ100には、オペレータが納まるコクピット6が設けられている。
フレーム1は、トラクタ100の骨格をなす。以下に説明するエンジン2などは、フレーム1に取り付けられる。
エンジン2は、燃料を燃焼させて得たエネルギーを回転運動に変換する。エンジン2は、オペレータがアクセルペダル61を操作すると、その操作に応じて運転状態を変更する。また、エンジン2は、負荷が変化しても回転速度を一定に維持する。
トランスミッション3は、トラクタ100の前後進の切り換えや変速を行なう。トランスミッション3は、オペレータがシフトレバー62を操作すると、その操作に応じて作動状態を変更する。トランスミッション3は、変速装置として油圧−機械式の無段変速装置(HMT若しくはiHMT)を備えている。
フロントアクスル4は、エンジン2の回転動力をフロントタイヤ41に伝達する。フロントアクスル4には、トランスミッション3を介してエンジン2の回転動力が入力される。なお、フロントアクスル4には、操舵装置が並設されている。操舵装置は、オペレータがハンドル63を操作すると、その操作に応じてフロントタイヤ41の舵角を変更する。
リヤアクスル5は、エンジン2の回転動力をリヤタイヤ51に伝達する。リヤアクスル5には、トランスミッション3を介してエンジン2の回転動力が入力される。なお、リヤアクスル5には、PTO出力機構が設けられている。PTO出力機構は、牽引する作業機械に回転動力を入力する。
コクピット6は、トラクタ100の操縦室である。コクピット6には、アクセルペダル61やシフトレバー62、ハンドル63のほか、多数の操縦具が配置されている。また、コクピット6には、オペレータが座る運転座席7が設けられている。運転座席7は、支持構造8によって支持されている。
次に、運転座席7、及び運転座席7の支持構造8について詳細に説明する。
図2は、運転座席7及び運転座席7の支持構造8を示す図である。また、図3は、図2に示す矢印Fxの方向から見た図であり、図4は、矢印Fyの方向から見た図である。そして、図5は、図4におけるZ−Z断面を示したものである。図中には、トラクタ100の前後方向、上下方向、及び左右方向を表す。
運転座席7は、主に、座部71と、背もたれ部72と、ベルト73と、で構成されている。
座部71と背もたれ部72は、オペレータの疲労を軽減するため、該オペレータの体に沿うように設計されている。具体的に説明すると、座部71は、軟質ウレタンなどで形成されたクッションパッドを備え、オペレータの臀部形状に沿うように設計されている。同様に、背もたれ部72も、軟質ウレタンなどで形成されたクッションパッドを備え、オペレータの背部形状に沿うように設計されている。なお、ベルト73は、座部71と背もたれ部72をつなぐフレームに取り付けられている。
運転座席7の支持構造8は、主に、レール81と、プレート82と、フロントアーム83と、リヤアーム84と、ガススプリング85と、で構成されている。また、本実施形態に係る支持構造8は、リンク機構9を備えている。
本支持構造8は、二本のレール81を備える。二本のレール81は、所定の間隔をあけて互いに平行に配置されている。そして、運転座席7は、パネルを介して、これら二本のレール81の上に載置される。つまり、レール81は、運転座席7を支持するのである。なお、レール81の構造や機能については後述する。
本支持構造8は、一枚のプレート82を備える。プレート82は、左右の両端部分が折り曲げられて取付部が形成されている。そして、各レール81は、これら左右の取付部の上に固定される。つまり、プレート82は、レール81を支持するのである。なお、プレート82の下面前部には、二枚一組のステイ部82fが互いに平行に溶接されている。このステイ部82fには、回動軸86が挿入されている。また、プレート82の下面後部には、二枚一組のステイ部82rが互いに平行に溶接されている。このステイ部82rには、回動軸87が挿入されている。
本支持構造8は、二つのフロントアーム83を備える。二つのフロントアーム83は、それぞれ回動軸86が挿入された状態で互いに平行に取り付けられている。そして、プレート82は、これら二つのフロントアーム83によって前部分を支えられる。つまり、フロントアーム83は、プレート82を支持するのである。なお、フロントアーム83は、回動軸88を中心として回動自在に支持されている(図6A及び図6Bの矢印参照)。回動軸88は、パネル810の上面に溶接されたブラケット部に挿入されている。
本支持構造8は、二つのリヤアーム84を備える。二つのリヤアーム84は、それぞれ回動軸87が挿入された状態で互いに平行に取り付けられている。そして、プレート82は、これら二つのリヤアーム84によって後部分を支えられる。つまり、リヤアーム84は、同じくプレート82を支持するのである。なお、リヤアーム84は、回動軸89を中心として回動自在に支持されている(図6A及び図6Bの矢印参照)。回動軸89は、パネル810の上面に溶接されたブラケット部に挿入されている。
本支持構造8は、一つのガススプリング85を備える。ガススプリング85は、オペレータが長さを調節自在とするアジャスタロッド85aを有している(図6A及び図6Bの矢印参照)。アジャスタロッド85aは、外部入力の変化(振動や衝撃によってアジャスタロッド85aにかかる荷重の変化)に対して伸縮しつつも、調節後の長さを維持する。そして、フロントアーム83及びリヤアーム84は、リンク機構9を介してアジャスタロッド85aに連結されている。つまり、ガススプリング85は、フロントアーム83とリヤアーム84を任意の回動角度で抑止できるのである。なお、ガススプリング85は、回動軸811を中心として回動自在に支持されている。回動軸811は、ステイ812のブラケット部に挿入されている。
リンク機構9は、主に、フロントプレート91と、リヤプレート92、リンクプレート93と、で構成されている。
フロントプレート91は、回動軸88を覆うように形成されたスリーブを介してフロントアーム83に溶接されている。このため、フロントプレート91は、回動軸88を中心としてフロントアーム83と一体となって回動する(図6A及び図6Bの矢印参照)。なお、フロントプレート91は、ロッド94を介してリヤプレート92に連結されている。
リヤプレート92は、回動軸89を中心として回動するリヤアーム84に固定されている。このため、リヤプレート92は、回動軸89を中心としてリヤアーム84と一体となって回動する(図6A及び図6Bの矢印参照)。なお、リヤプレート92は、ロッド94を介してフロントプレート91に連結されている。
リンクプレート93は、回動軸95を中心として回動自在に支持されている。リンクプレート93は、リンクロッド96を介してリヤプレート92に連結されている。また、リンクプレート93は、ガススプリング85のアジャスタロッド85aに連結されている。このため、リンクプレート93は、回動軸95を中心として回動することで、リヤプレート92(リヤアーム84)にかかるトルクをガススプリング85に伝達できる(図6Aの矢印参照)。反対に、リンクプレート93は、回動軸95を中心として回動することで、ガススプリング85の弾性力をリヤプレート92(リヤアーム84)に伝達できる(図6Bの矢印参照)。
以下に、本支持構造8の具体的な動作態様について説明する。
図6Aは、運転座席7を下げた状態を示している。また、図6Bは、運転座席7を上げた状態を示している。図中に示す矢印は、各構成部材の動作方向を表す。
オペレータは、果樹園やビニルハウスの中で走行する前に運転座席7を下げ、全高を低くすることができる。以下に、図6Aを用いて、運転座席7を下げる場合の動作態様について説明する。
まず、オペレータは、レバー85Lを引き上げる。これにより、ガススプリング85に内蔵されたバルブが開き、アジャスタロッド85aの長さが調節自在となる。次に、オペレータは、運転座席7に体重をかける。すると、運転座席7は、フロントアーム83とリヤアーム84が回動することによって下方へ押し下げられるのである。このとき、リンクロッド96は、リヤアーム84に固定されたリヤプレート92によって後方へ移動される。また、リンクプレート93は、回動軸95を中心として上方へ回動し、アジャスタロッド85aを押し込む。こうして、オペレータは、運転座席7の高さを任意の位置まで下げることができるのである。
一方、オペレータは、高速走行や長距離走行を行なう前に運転座席7を上げ、運転座席7のクッション性を高めて乗り心地を良くすることができる。以下に、図6Bを用いて、運転座席7を上げる場合の動作態様について説明する。
まず、オペレータは、レバー85Lを引き上げる。これにより、ガススプリング85に内蔵されたバルブが開き、アジャスタロッド85aの長さが調節自在となる。次に、オペレータは、運転座席7に体重をかけないように腰を浮かし、該運転座席7を上方へ軽く引っ張る。すると、運転座席7は、フロントアーム83とリヤアーム84が回動することによって上方へ引き上げられるのである。このとき、リンクロッド96は、リヤアーム84に固定されたリヤプレート92によって前方へ移動される。また、リンクプレート93は、回動軸95を中心として下方へ回動し、アジャスタロッド85aを引き出す。こうして、オペレータは、運転座席7の高さを任意の位置まで上げることができるのである。なお、本支持構造8は、フロントアーム83とリヤアーム84が所定の回動角度である場合に、最も乗り心地が良くなる。これは、リンク機構9の構造によって定まる。
このように、本支持構造8は、フロントアーム83とリヤアーム84を任意の回動角度で抑止できるガススプリング85を具備する。これにより、運転座席7のクッション性を高めて乗り心地を良くすることができる。
加えて、本支持構造8は、ガススプリング85を運転座席7の後方に立設したという特徴を有する。本支持構造8において、リンク機構9を用いたのは、かかる特徴を実現するためである。こうして、本支持構造8は、運転座席7の下方空間を広く、且つ簡素にしている。これは、肉厚が厚い運転座席7を採用できるように考慮したものである。また、ガススプリング85を上下方向に対して略平行に取り付けたのは、該ガススプリング85の耐久性を向上させるためである。これは、一般的なガススプリングの特性による。即ち、一般的な構造のガススプリングを横向きに取り付けると、ガススプリングに封入されたオイルが偏り、該ガススプリングからガスが漏れる場合がある。そのため、本支持構造8では、ガススプリング85を縦向きに取り付け、耐久性の向上を図ったのである。また、一般的な構造であるガススプリング85を採用することで、コストの低減も図っている。
このように、ガススプリング85は、運転座席7の後方に立設される。これにより、運転座席7の下方空間が広くなるので、肉厚が厚い運転座席7を採用することが可能となる。ひいては、更に運転座席7のクッション性を高めて乗り心地を良くすることができる。なお、ガススプリング85の耐久性を向上させることが可能となる。また、コストを低減させることも可能となる。
次に、本支持構造8の他の特徴点について説明する。
図7Aは、運転座席7を前方へ移動させた状態を示している。また、図7Bは、運転座席7を後方へ移動させた状態を示している。図中に示す破線は、運転座席7を最も前方へ移動させたときの位置若しくは運転座席7を最も後方へ移動させたときの位置を表す。
まず、レール81の構造と機能について簡単に説明する。レール81は、アウターレール81oと、インナーレール81iと、で構成されている(図4及び図5参照)。アウターレール81oとインナーレール81iは、互いに組み合わされ、互いに摺動自在となっている。なお、本支持構造8においては、アウターレール81oが運転座席7に固定され、インナーレール81iがプレート82に固定されている。このような構造により、運転座席7は、前後方向に対して平行に移動することができる。
ここで、レール81の構造から定まる運転座席7の移動範囲(運転座席がスライドできる範囲)を「最大移動範囲L」と定義する。最大移動範囲Lは、主にレール81の長さから定められる。但し、運転座席7が何らかの構造物に干渉する場合は、最大移動範囲Lの内側であっても、それ以上移動させることができない。そのため、本支持構造8においては、ガススプリング85を運転座席7の最大移動範囲Lよりも後方に立設したのである。
このように、ガススプリング85は、運転座席7の最大移動範囲Lよりも後方に立設される。これにより、運転座席7を移動させてもガススプリング85に干渉しないので、運転座席7の移動範囲(運転座席がスライドできる範囲)を長くすることができる。
更に、本支持構造8は、運転座席7をロプス813の前方に配置し、ガススプリング85をロプス813よりも後方に立設している。これは、運転座席7の後方空間を広くするためである。なお、ロプス813とは、トラクタ100が転倒した場合に、オペレータを保護するフレームをいう。
このように、運転座席7は、ロプス813の前方に配置される。また、ガススプリング85は、ロプス813よりも後方に立設される。これにより、運転座席7の後方空間が広くなるので、運転座席7の移動範囲(運転座席がスライドできる範囲)を長くすることができる。
更に、本支持構造8においては、ガススプリング85がロプス813に沿うように配置されて該ロプス813に取り付けられている。これは、ガススプリング85に曲げ荷重や捻り荷重がかかりにくくするためである。ロプス813は、剛性が高いことから、曲がったり捻れたりしないからである。
このように、ガススプリング85は、ロプス813に沿うように配置されて該ロプス813に取り付けられる。これにより、ガススプリング85に曲げ荷重や捻り荷重がかかりにくくなるので、耐久性を向上させることができる。
更に、本支持構造8においては、ガススプリング85のレバー85Lが運転座席7の後方から側方へ延設されている。これは、運転座席7を下げる際に、該運転座席7に手や服が挟まれないようにするためである。同時に、オペレータの利便性を考慮したものである。
このように、ガススプリング85のレバー85Lは、運転座席7の後方から側方へ延設される。これにより、運転座席7を下げる際に、該運転座席7に手や服が挟まれる恐れがなくなる。また、オペレータの利便性を向上させることができる。
100 トラクタ
1 フレーム
2 エンジン
3 トランスミッション
4 フロントアクスル
5 リヤアクスル
6 コクピット
7 運転座席
71 座部
72 背もたれ部
73 ベルト
8 支持構造
81 レール
82 プレート
83 フロントアーム
84 リヤアーム
85 ガススプリング
9 リンク機構
91 フロントプレート
92 リヤプレート
93 リンクプレート

Claims (3)

  1. 運転座席(7)を前後に移動自在に支持するレール(81)と、前記レール(81)を支持するプレート(82)と、前記プレート(82)を支持するフロントアーム(83)とリヤアーム(84)と、を備え、
    前記フロントアーム(83)の下部は、下部前回動軸(88)を中心として回動自在に支持され、
    前記リヤアーム(84)の下部は、下部後回動軸(89)を中心として回動自在に支持され、
    前記フロントアーム(83)と前記リヤアーム(84)を任意の回動角度で止めることができるガススプリング(85)を具備し、
    前記ガススプリング(85)は、前記運転座席(7)の最大移動範囲よりも後方で、かつ、ロプス(812)よりも後方で、前記ロプス(812)に沿うように立設されている
    ことを特徴とするトラクタにおける運転座席の支持構造。
  2. 前記ガススプリング(85)は、前記ロプス(812)に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のトラクタにおける運転座席の支持構造。
  3. 前記ガススプリング(85)は、長さを調節自在となるアジャスタロッド(85a)を有し、
    前記フロントアーム(83)及び前記リヤアーム(84)は、リンク機構(9)を介して前記アジャスタロッド(85a)に連結されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のトラクタにおける運転座席の支持構造。
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