JP6815228B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
すなわち、左側端及び右側端における前では、サイドフレームに取り付けられた車体側ブラケットの車体側支持ピン部をマウントゴムの上側のピン孔に外側方から内側に向かって差し込み、消音器に取り付けられた消音器側ブラケットの消音器側支持ピン部をマウントゴムの下側のピン孔に内側方から外側に向かって差し込むことによって、消音器の両側部の前側が左右一対のマウントゴムを介して左右のサイドフレームに弾性支持される。
左端側及び右端側における後では、サイドフレームに取り付けられた車体側ブラケットの車体側支持ピン部をマウントゴムの上側のピン孔に車両前方から後方に向かって差し込み、消音器に取付けられた消音器側ブラケットの消音器側支持ピン部をマウントゴムの下側のピン孔に車両後方から前方に向かって差し込むことによって、消音器の両側部の後側が左右一対のマウントゴムを介して左右のサイドフレームに弾性支持される。
従来の弾性支持に関する技術を採用した場合、排気マフラーと支持部との相対位置や相対姿勢の変化が大きいと、弾性部材に無理な応力が掛かったままの状態で弾性支持機構が排気マフラーを支持することになり、支持部と排気マフラーとの相対振動を吸収させる吸収能力が低下する虞がある。
多目的車両は、荷物の運搬やレクレーション等の多目的な用途に用いられる車両である。図1に示すように、多目的車両は、左右一対の前車輪1が操向可能かつ駆動可能に装備され、左右一対の後車輪2が駆動可能に装備された走行車体を備えている。走行車体の前後方向での中央部に運転部3が形成されている。運転部3には、運転座席4、補助座席5及びステアリングホィール6が備えられている。運転部3は、保護フレーム7によって囲われている。補助座席5は、運転座席4の横側に配置されている。ステアリングホィール6は、運転座席4の前方に回転操作可能に設けられ、回転操作されることによって前車輪1を操向操作するように前車輪1の操向操作部に連係されている。走行車体の運転部3よりも後側の部位に荷台8が設けられている。荷台8は、荷台8の後端部に設けられた支軸の車体横向き軸芯Pを揺動支点にして、走行車体の前後方向に沿った載置状態と、前端側が上昇した後下がり傾斜のダンプ状態とにわたって揺動昇降操作できるように支持されている。荷台8の昇降操作は、油圧アクチュエータ(図示せず)の作動によって行なわれる。走行車体のうちの荷台8の下方の部位に、原動部9が形成されている。原動部9には、エンジン10、エンジン用の排気マフラー11及びトランスミッション12が備えられている。エンジン10の動力がトランスミッション12に伝達され、左右の後輪駆動軸2aから左右の後車輪2に伝達され、前輪用出力軸13から回転軸14aを介して前輪駆動ケース14に伝達される。
図3,4,5に示すように、左右一対の走行車体の前後方向に延びる前後向きフレーム材21、及び、左右一対の走行車体の上下方向に延びる上下向きフレーム材22、走行車体の横幅方向に延びる前連結フレーム材23及び、車体横幅方向に延びる後連結フレーム材24によって支持部20が構成されている。エンジン10、トランスミッション12、排気マフラー11、及び、エンジン10と排気マフラー11とを接続する排気管27が同一の支持部20に支持され、エンジンユニットが構成されている。詳しくは、次の如く構成されている。
図3,5,6,7に示すように、弾性支持機構30は、一対の弾性筒部材31、支持台部材32、及び、一対の棒状部材33を備えている。
(1)上記した実施形態では、支持台部材32が車体フレームFの横幅方向に位置調節可能に支持され、筒部材軸芯Xが車体フレームFの前後方向に沿う姿勢で弾性筒部材31が支持される例を示したが、支持台部材32が車体フレームFの前後方向に位置調節可能に支持され、筒部材軸芯Xが車体フレームFの横幅方向に沿う姿勢で弾性筒部材31が支持される構成を採用してもよい。
2 走行装置(後車輪)
10 エンジン
11 排気マフラー
12 トランスミッション
20 支持部(第2車体フレーム部)
27 排気管
30 弾性支持機構
31 弾性筒部材
32 支持台部材
33 棒状部材
F 車体フレーム
Claims (4)
- 車体フレームに設けられた支持部と、
前記支持部とエンジンの排気マフラーとの間に介装され、前記排気マフラーを前記支持部に支持する弾性支持機構と、が備えられ、
前記弾性支持機構は、
前記支持部に前記車体フレームの横幅方向及び前後方向の一方に位置調節可能に支持される支持台部材と、
前記支持台部材及び前記排気マフラーの一方に支持され、前記車体フレームの横幅方向及び前後方向の他方に沿う方向の筒部材軸芯を有する弾性筒部材と、
前記支持台部材及び前記排気マフラーの他方に支持され、前記弾性筒部材に内嵌されて前記弾性筒部材に弾性支持される棒状部材と、を備え、
前記弾性筒部材は、前記支持台部材及び前記排気マフラーの一方のうちの前記筒部材軸芯に沿う方向における一箇所のみに位置し、
前記棒状部材は、二つの直線部を有するU字形状に形成され、前記直線部の一方は、前記支持台部材及び前記排気マフラーの一方に支持されている前記弾性筒部材に内嵌され、前記直線部の他方は、前記支持台部材及び前記排気マフラーの他方に支持されている作業車。 - 前記弾性筒部材は、前記支持台部材に支持され、前記棒状部材は、前記排気マフラーに支持されている請求項1に記載の作業車。
- 前記弾性筒部材として、前記車体フレームの横方向及び前後方向の一方に並ぶ一対の弾性筒部材が備えられ、
前記棒状部材として、一対の前記弾性筒部材に各別に内嵌され、かつ、前記弾性筒部材に同じ方向から挿入される一対の棒状部材が備えられている請求項1又は2に記載の作業車。 - 車体フレームに設けられた支持部と、
前記支持部とエンジンの排気マフラーとの間に介装され、前記排気マフラーを前記支持部に支持する弾性支持機構と、が備えられ、
前記弾性支持機構は、
前記支持部に前記車体フレームの横幅方向及び前後方向の一方に位置調節可能に支持される支持台部材と、
前記支持台部材及び前記排気マフラーの一方に支持され、前記車体フレームの横幅方向及び前後方向の他方に沿う方向の筒部材軸芯を有する弾性筒部材と、
前記支持台部材及び前記排気マフラーの他方に支持され、前記弾性筒部材に内嵌されて前記弾性筒部材に弾性支持される棒状部材と、を備え、
前記弾性筒部材は、前記支持台部材及び前記排気マフラーの一方のうちの前記筒部材軸芯に沿う方向における一箇所のみに位置し、
前記車体フレームは、第1車体フレーム部、及び、前記第1車体フレーム部に脱着可能な第2車体フレーム部を備え、
前記支持部は、前記第2車体フレーム部であり、前記エンジン、前記エンジンと前記排気マフラーとを接続する排気管、前記エンジンの動力を走行装置に伝達するトランスミッションを支持する作業車。
Priority Applications (3)
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JP2017036534A JP6815228B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 作業車 |
US15/830,185 US10343513B2 (en) | 2016-12-05 | 2017-12-04 | Work vehicle |
US16/415,277 US11059367B2 (en) | 2016-12-05 | 2019-05-17 | Work vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017036534A JP6815228B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018141416A JP2018141416A (ja) | 2018-09-13 |
JP6815228B2 true JP6815228B2 (ja) | 2021-01-20 |
Family
ID=63527903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017036534A Active JP6815228B2 (ja) | 2016-12-05 | 2017-02-28 | 作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6815228B2 (ja) |
-
2017
- 2017-02-28 JP JP2017036534A patent/JP6815228B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2018141416A (ja) | 2018-09-13 |
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