JP6131568B2 - 顕微鏡装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
図1は本実施形態に係る顕微鏡装置の概略構成を示す図である。顕微鏡装置100は、図1に示されるように、制御部25と、照明系(照明光学系)10と、試料8を載置するステージ123と、ステージ123上の試料8に対向配置される対物レンズユニット12Aと、結像光学系(結像系)7と、結像光学系7により結像された試料8の像を撮像するカメラ(撮像装置)14と、リレー光学系15と、を備えている。
表示部27は、例えばモニタ(表示装置)やプリンタ(印刷装置)であり、制御部25から出力される画像データに基づく映像を表示、印刷する機能を提供する。本実施形態では、表示部27としてモニタを用いている。
カメラコントローラ34は、カメラ(撮像装置)14を駆動制御する。カメラ14は、例えばCCD等の撮像素子により構成されるものである。カメラコントローラ34は、制御部25から入力される制御信号に基づいてカメラ14を動作させ、試料8から放射された蛍光の画像を取得し、取得した蛍光画像を制御部25に出力する。
FD=(nλ)/(2NA2) …(1)
Δ‘=(D2)/(F+D) …(2)
Δ=(nΔ‘)/(β2) …(3)
Δ=2FD …(4)
F=(D2・NA2)/(β2・λ) …(5)
以下、例えば、シリンドリカルレンズ101がX方向に沿って曲率を有しているものとする。なお、カメラ14に試料8の像を結像させるレンズ23の焦点距離をft、シリンドリカルレンズ101の焦点距離をfc、レンズ23からシリンドリカルレンズ101までの距離をdとする。
制御部25の蛍光画像取得部25aは、図9(b)に示すようにカメラコントローラ34と接続されており、カメラコントローラ34を介してカメラ14を作動させることにより試料8の蛍光画像G(G1,G2)を取得する。取得された蛍光画像は、直接又は記憶部26を介して画像解析部25b及び画像生成部25dに出力される。
画像生成部25dは、補正部25cによって補正された第2の座標リストR2’を元に、各輝点を1枚の画像上に配置し、STORM画像を作成する。
作成されたSTORM画像は、例えば表示部27に出力されることで表示される。
図10は、本実施形態の画像形成方法を示すフローチャートである。本実施形態の画像形成方法は、観察条件設定ステップS101と、第1の座標リストR1を形成するステップS102と、画像取得ステップS103と、第2の座標リストR2を形成するステップS104と、補正ステップS105と、画像生成ステップS106とを有する。なお、以下では、顕微鏡装置100にて、三次元方式によるSTORM撮像処理を行う場合を前提として説明する。
例えば、Cy3−Cy5染料対では、Cy5が光放射部分であり、Cy3はCy5を活性化可能な活性化部分である。したがって、Cy3−Cy5染料対を含む蛍光物質に、Cy3の吸収波長に対応する緑色レーザ(532nm)を照射すると、光放射部分であるCy5が活性化され、Cy5が蛍光状態に移行する。そして、Cy5が蛍光状態にある蛍光物質に対してCy5の吸収波長に対応する赤色レーザ(633nm)を照射すると、Cy5が発光するとともに、非活性状態(暗状態)に戻る。
STORMでは、蛍光物質における蛍光状態と暗状態とのスイッチング動作を制御することで、試料8に付与された蛍光物質のごく一部のみを選択的に発光させ、蛍光物質を1分子レベルで検出可能としている。
観察条件設定ステップS101は、観察者38により入力された条件に基づいて画像取得条件を選択するステップS11と、ステップS11で選択された対物レンズ12に対応するシリンドリカルレンズ101,102を選択するステップS12と、を含む。
まず、ステップS11において、観察者38が選択した対物レンズ12の種類(倍率)についての情報が顕微鏡装置100に対して入力される。
続いて、ステップS12では、顕微鏡装置100は、上記ステップS11において選択された対物レンズ12の焦点深度に合わせた適切な焦点距離を有するシリンドリカルレンズを上記シリンドリカルレンズ101,102の一方から選択するようにシリンドリカルレンズユニット50を駆動させる。
本実施形態においては、観察条件設定ステップS101の終了後、第1の座標リストR1を形成するステップS102に移行する。
ステップS102において、顕微鏡装置100は、スライド板105aの開口部106を結像系7の光路に挿入した状態で試料8に対して活性化光L1を照射するとともに励起光L2を照射して蛍光画像G1を取得する。
励起光L2は、レーザ台40内のシャッター42a、42b及び音響光学素子45を切り替えて第2のレーザ光源9bから試料8に照射される。すると、活性化光L1で活性化されている蛍光物質のみが選択的に発光する。なお、蛍光を発した蛍光物質は不活性状態に移行する。
ここで、結像系7の光路には、シリンドリカルレンズ101,102が挿入されていないため、試料8の蛍光画像G1には非点収差が付与されない。制御部25は、画像解析部25bにより記憶部26に蓄積されている蛍光画像G1を解析し、第1の座標リストR1を作成する。
上記ステップS102(第1の座標リストR1の形成ステップ)が完了したならば、次に、画像取得ステップS103に移行する。
画像取得ステップS103は、試料8に対して活性化光L1を照射するステップS13と、試料8に対して励起光L2を照射して蛍光画像G2を取得するステップS14と、撮像処理の終了を判定するステップS15とを含む。
次に、ステップS14では、第2のレーザ光源9bから試料8に励起光L2が照射される。なお、蛍光を発した蛍光物質は不活性状態に移行する。制御部25の蛍光画像取得部25aは、この蛍光物質が発する蛍光を、カメラコントローラ34を介してカメラ14を動作させることで撮影し、蛍光画像G2(図2参照)を取得する。蛍光画像取得部14aは、取得した蛍光画像G2を記憶部26に記憶させる。取得された蛍光画像G2は、直接又は記憶部26を介して画像解析部25bに出力される。
これにより、画像取得ステップS103が完了する。
本実施形態においては、上記画像取得ステップS103とともに、第2の座標リストR2を形成するステップS104を並行して進めている。
ステップS104において、画像解析部25bは、蛍光画像G2から蛍光輝点Psを特定し、その強度ピークをGaussian関数又は楕円Gaussian関数にフィッティングすることで、蛍光輝点Psに対応する蛍光物質の位置、蛍光輝点Psの強度等を特定する。
補正ステップS105は、上記ステップにより記憶部26に記憶された第1の座標リストR1及び第2の座標リストR2を用いて位置補正係数a´,b´を算出するステップS17と、算出した位置補正係数a´,b´を用いて第2の座標リストR2を補正するステップS18と、を含む。
ステップS17は、第2の座標リストR2を設計補正係数a,bを用いて補正することで補正座標リストCR2を取得するステップSS1と、第1の座標リストR1と補正座標リストCR2とを比較し、該リストR1,R2の中からそれぞれ同一の蛍光輝点を選択するステップSS2と、選択した同一の蛍光輝点の座標に基づいて位置補正係数a´,b´を算出するステップSS3と、を含む。なお、位置補正係数a´,b´は一度算出してしまえば、結像系7の光学特性等が変化しない限り、それ以降の画像取得ステップ103(STORM撮像処理)において再度算出する必要は無く、共通に使用することができる。
具体的に、制御部25の画像解析部25bは、記憶部26に記憶された上記設計補正係数a,bを読み出し、第2の座標リストR2の各座標データ(X,Y)に掛けることで補正座標(X´,Y´)=(aX,bY)を求めて上記補正座標リストCR2を形成する。補正座標リストCR2の補正座標(X´,Y´)は、シリンドリカルレンズ101又は102に起因して生じた歪みを補正した座標である。
具体的に、ステップSS2において、画像解析部25bは、図11に示すように、各リストCR2、R1の各々において各座標間の距離dを演算により算出する。そして、距離dが所定の閾値S以下となる関係を有する蛍光輝点同士を概ね同一の蛍光輝点ペアと判定し、各座標リストCR2、R1から同一の蛍光輝点ペアをそれぞれ選択する。
具体的に、画像解析部25bは、図12(a)、(b)に示されるように、第1の座標リストR1における複数の蛍光輝点Pfの中から選択した蛍光輝点Pf1〜Pf8と、第2の座標リストR2における複数の蛍光輝点Psの中から選択した蛍光輝点Ps1〜Ps8とから構成される蛍光輝点ペアP1〜P8を選択する。すなわち、蛍光輝点Pf1及び蛍光輝点Ps1は同一の蛍光輝点ペアの1つであり、蛍光輝点Pf2及び蛍光輝点Ps2、蛍光輝点Pf3及び蛍光輝点Ps3、蛍光輝点Pf4及び蛍光輝点Ps4、蛍光輝点Pf5及び蛍光輝点Ps5、蛍光輝点Pf6及び蛍光輝点Ps6、蛍光輝点Pf7及び蛍光輝点Ps7、蛍光輝点Pf8及び蛍光輝点Ps8はそれぞれ同一の蛍光輝点ペアである。
具体的に、画像解析部25bは、第1の座標リストR1及び第2の座標リストR2のそれぞれにおいて、他の蛍光輝点ペアの蛍光輝点に対する距離が最も離間した関係となる蛍光輝点ペアを2組選択する。
ステップSS3において、画像解析部25bは、選択した蛍光輝点ペアP1,P2の各座標からより正確な位置補正係数a´,b´を演算により算出する。具体的に、画像解析部25bは、蛍光輝点Pf1、Pf2におけるX座標間の距離u(u=U2−U1)と、Y座標間の距離v(v=V2−V1)とを算出する。また、画像解析部25bは、蛍光輝点Ps1、Ps2においてもX座標間の距離x(x=X2−X1)と、Y座標間の距離y(y=Y2−Y1)とを算出する。
画像解析部25bは、算出した位置補正係数a´,b´を画像生成部25dに出力する。
以上のステップにより、位置補正係数a´,b´を算出するステップS17が完了する。
ステップS18において、補正部25cは、位置補正係数a´,b´を用いてステップS104によって得られた第2の座標リストR2を補正する。具体的に、補正部25cは、第2の座標リストR2のX,Y座標にそれぞれ位置補正係数a´,b´を掛ける演算を行い、補正された第2の座標リストR2´を作成する。
上記ステップS105が完了したならば、次に、画像生成ステップS106に移行する。
ステップS19において、画像生成部25dは、補正された第2の座標リストR2´を元に、各輝点を1枚の画像上に配置し、STORM画像を生成する。
第1の座標リストR1の蛍光輝点Pfと同じ輝点から発せられた蛍光が、補正ステップS105におけるいずれのタイミングで撮像された蛍光画像G2に含まれるかを判断するのは難しい。そのため、補正ステップS105の途中からステップS17を開始した場合であっても、第1の座標リストR1に含まれる蛍光輝点Pfと、随時更新される第2の座標リストR2の蛍光輝点Psとの中から同一の蛍光輝点が選択され、位置補正係数a´,b´を算出できる可能性もあり得る。
これに対し、試料8に代えて図13に示されるような格子状の標本80を用いることで、STORM撮像ステップよりも先に、上記位置補正係数a´,b´を算出することもできる。標本80は、格子部分80aに、試料8と同様の蛍光を発する蛍光物質が複数設けられている。
例えば、シリンドリカルレンズ101を用いた画像取得ステップ103において複数の蛍光画像G2を取得している途中で、一時的にシリンドリカルレンズ101を結像系7の光路から退避させて蛍光画像G1を取得することで第1の座標リストR1を形成し、その後、再度シリンドリカルレンズ101を結像系7の光路に挿入することで画像取得ステップ103を再開して蛍光画像G2を取得することで第2の座標リストR2を更新するようにしてもよい。或いは、シリンドリカルレンズ101を用いた三次元方式の画像取得ステップ103が終了して第2の座標リストR2が形成された後、シリンドリカルレンズ101を結像系7の光路から退避させ、蛍光画像G1を取得することで第1の座標リストR1を形成するようにしてもよい。
しかしながら、補正部25cは、第1の座標リストR1及び第2の座標リストR2から選択した複数の蛍光輝点ペアP1〜P8の座標データに関する演算値の平均値に基づいて位置補正係数a´,b´を算出するようにしてもよい。すなわち、各蛍光輝点ペアP1〜P8を用いて、位置補正係数a´,b´を複数パターン算出し、これら複数の演算値(位置補正係数a´、b´)の平均値に基づいて1つの位置補正係数a´,b´を算出するようにしてもよい。これによれば、1個の演算値を用いる場合よりも高精度な位置補正係数a´,b´を得ることができる。
しかしながら、例えばSTORM画像の精度要求が比較的低い場合は、シリンドリカルレンズ101、102の製造誤差や、シリンドリカルレンズユニット50(シリンドリカルレンズ101、102)が結像系7に組み込まれた際の組み付け誤差が許容されることも想定される。
次に、顕微鏡装置の第二実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る構成と第一実施形態に係る構成とは、対物レンズユニット及びシリンドリカルレンズユニットの構成のみが異なる。そのため、以下の説明ではシリンドリカルレンズユニットの構成を主に説明し、第一実施形態と同じ構成及び部材については同一の符号を付し、その詳細な説明については省略若しくは簡略化するものとする。
本実施形態においては、図14に示すように対物レンズユニット112Aが、第1の対物レンズ112a、第2の対物レンズ112b、第3の対物レンズ112c、第4の対物レンズ112d、および第5の対物レンズ112eを含んでいる。これら第1〜第5の対物レンズ112a〜112eは、この順に焦点深度が深く設定されている。すなわち、第1対物レンズ112aの焦点深度が最も浅く、対物レンズ112eの焦点深度が最も深く設定されている。以下、説明の都合上、第1〜第5の対物レンズ112a〜112eを総称して対物レンズ112と呼ぶこともある。
顕微鏡装置200は、上記実施形態と同様、観察条件設定ステップS101において観察者38により選択された対物レンズ112a〜112eの焦点深度に合わせた適切な焦点距離を有するシリンドリカルレンズを上記シリンドリカルレンズ201〜205の中から選択するようにシリンドリカルレンズユニット150を駆動させる。
次に、顕微鏡装置の第三実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る構成と第一、第二実施形態に係る構成とは、シリンドリカルレンズユニットの構成のみが異なる。そのため、以下の説明ではシリンドリカルレンズユニットの構成を主に説明し、上記実施形態と同じ構成及び部材については同一の符号を付し、その詳細な説明については省略若しくは簡略化するものとする。
本実施形態に係る顕微鏡装置300は、図16に示すように、結像光学系7におけるレンズ22、23間にシリンドリカルレンズユニット250が設けられている。本実施形態に係るシリンドリカルレンズユニット250は、一対のシリンドリカルレンズ301,302と、これらシリンドリカルレンズ301,302を保持する回転シリンダー部315と、を含む。回転シリンダー部315は、一対のシリンドリカルレンズ301,302の各々が所定の回転軸K周りに回転可能な状態で保持している。ここで、シリンドリカルレンズ301,302における所定の回転軸Kは、結像光学系7内の像の光線束の中心軸と平行な軸により規定される。これらシリンドリカルレンズ301,302が互いに回転することで非点隔差を連続的に変化させることが可能となっている。
次に、顕微鏡装置の第四実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る構成は、上記第二、第三実施形態に係る構成とは、シリンドリカルレンズユニットの構成のみが異なる。そのため、以下の説明ではシリンドリカルレンズユニットの構成を主に説明し、第一実施形態と同じ構成及び部材については同一の符号を付し、その詳細な説明については省略若しくは簡略化するものとする。
具体的に、本実施形態に係るシリンドリカルレンズユニット350は、図20に示すように、一対のシリンドリカルレンズ401,402を保持した回転シリンダー部415と、スライダ部(進退部)405と、を備えている。スライダ部405は、回転シリンダー部415をスライド可能に保持するスライド板405aと、該スライド板405aをスライドさせる駆動部405bとを含む。
なお、上述の各実施形態の要件は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。また、法令で許容される限りにおいて、上述の各実施形態及び変形例で引用した装置などに関する全ての公開公報及び米国特許の開示を援用して本文の記載の一部とする。
Claims (16)
- 活性化光及び励起光の照射、又は励起光の照射により蛍光を発する蛍光物質を含む試料に、前記活性化光及び前記励起光、又は前記励起光を照射する照明光学系と、
対物レンズと、シリンドリカルレンズと、結像レンズとを含み、前記試料の像を形成する結像光学系と、
前記結像光学系において形成された前記試料の像を撮像する撮像装置と、
制御部とを有し、
前記制御部は、前記撮像装置により撮像された前記試料の像に含まれる非点収差に関する情報に基づいて、前記試料の像に含まれる蛍光輝点の位置情報を算出し、
前記算出した位置情報を、予め算出した位置補正係数を用いて補正し、
前記補正した位置情報に基づいて、前記蛍光物質の三次元における位置情報を示す画像を生成し、
前記結像レンズの焦点距離をftとし、前記シリンドリカルレンズの焦点距離をfcとし、前記結像レンズから前記シリンドリカルレンズまでの距離をdとしたとき、
前記シリンドリカルレンズの曲率を有する方向に対応する前記位置補正係数aが以下の式1で規定される
顕微鏡装置。
- 活性化光及び励起光の照射、又は励起光の照射により蛍光を発する蛍光物質を含む試料に、前記活性化光及び前記励起光、又は前記励起光を照射する照明光学系と、
対物レンズを介して前記試料の像を形成する結像光学系と、
前記結像光学系において形成された前記試料の像を撮像する撮像装置と、
制御部とを有し、
前記制御部は、前記撮像装置により撮像された前記試料の像に含まれる蛍光輝点の位置情報を算出し、
前記算出した位置情報を、予め算出した位置補正係数を用いて補正し、
前記補正した位置情報に基づいて、前記蛍光物質の三次元における位置情報を示す画像を生成し、
前記結像光学系は、非点収差が付与された前記試料の像と、前記非点収差が付与されていない前記試料の像とを形成し、
前記制御部は、前記位置補正係数を、前記非点収差が付与された前記試料の像における蛍光輝点の位置情報と前記非点収差が付与されていない前記試料の像における蛍光輝点の位置情報とを用いて算出する顕微鏡装置。 - 前記非点収差が付与されていない前記試料の像における蛍光輝点の位置情報は、座標データで表された第1の座標リストであり、
前記非点収差が付与された前記試料の像における蛍光輝点の位置情報は、座標データで表された第2の座標リストであり、
前記制御部は、
前記第1の座標リストにおける蛍光輝点と前記第2の座標リストにおける蛍光輝点との距離が所定の閾値以下となる関係を有する蛍光輝点同士を蛍光輝点ペアとして前記第1の座標リスト及び前記第2の座標リストそれぞれから選択する動作と、
前記第1の座標リスト及び前記第2の座標リストから選択した前記蛍光輝点ペアに関する情報を用いて前記位置補正係数を算出する動作と、を実行する
請求項2記載の顕微鏡装置。 - 前記制御部は、前記蛍光輝点ペアを複数選択する
請求項3記載の顕微鏡装置。 - 前記制御部は、前記複数の蛍光輝点ペアの中から、前記第1の座標リストにおいて距離が最も離間した関係となる2つの蛍光輝点と、前記第2の座標リストにおいて距離が最も離間した関係となる2つの蛍光輝点とを含む2組の蛍光輝点ペアを選択し、該選択した2組の蛍光輝点ペアの座標データを用いて前記位置補正係数を算出する
請求項4記載の顕微鏡装置。 - 前記制御部は、前記第1の座標リスト及び前記第2の座標リストから選択した前記複数の蛍光輝点ペアの座標データに関する演算値の平均値に基づいて前記位置補正係数を算出する
請求項4記載の顕微鏡装置。 - 前記制御部における前記蛍光輝点ペアを選択する動作は、
前記結像光学系の設計値に基づいて設定される設計補正値を用いて、前記第2の座標リストの前記蛍光輝点の座標データを補正した補正座標リストを算出する動作と、
前記第1の座標リストにおける蛍光輝点と前記補正座標リストにおける蛍光輝点との距離が所定の閾値以下となる関係を有する蛍光輝点同士を前記蛍光輝点ペアとして前記第1の座標リスト及び前記補正座標リストそれぞれから選択する動作と含む
請求項3に記載の顕微鏡装置。 - 前記撮像装置は、前記非点収差を付与した前記試料の像を複数回撮像し、前記非点収差を付与しない前記試料の像を少なくとも1回撮像する
請求項2〜7のいずれか一項に記載の顕微鏡装置。 - 前記撮像装置は、前記非点収差を付与しない前記試料の像を撮像する動作を、前記非点収差を付与した前記試料の像を撮像する動作よりも先のタイミング又は後のタイミングで行う
請求項2〜8のいずれか一項に記載の顕微鏡装置。 - 活性化光及び励起光の照射、又は励起光の照射により蛍光を発する蛍光物質を含む試料に、前記活性化光及び前記励起光、又は前記励起光を照射して撮像された前記試料の像を用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記試料の像における蛍光輝点の位置情報を、前記試料の像に含まれる非点収差に関する情報に基づいて算出し、前記算出した位置情報を、予め算出した位置補正係数を用いて補正するステップと、
補正した位置情報に基づいて、前記蛍光物質の三次元における位置情報を示す画像を生成するステップと、を備え、
前記試料の像を形成する結像光学系は、前記試料の像を形成する結像レンズと、シリンドリカルレンズと、を含み、
前記結像レンズの焦点距離をftとし、前記シリンドリカルレンズの焦点距離をfcとし、前記結像レンズから前記シリンドリカルレンズまでの距離をdとしたとき、
前記試料の像において前記非点収差が付与される方向に対応する前記位置補正係数aが以下の式1で規定される画像形成方法。
- 活性化光及び励起光の照射、又は励起光の照射により蛍光を発する蛍光物質を含む試料に、前記活性化光及び前記励起光、又は前記励起光を照射して撮像された前記試料の像を用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記試料の像に含まれる蛍光輝点の位置情報を算出し、前記算出した位置情報を、予め算出した位置補正係数を用いて補正するステップと、
補正した位置情報に基づいて、前記蛍光物質の三次元における位置情報を示す画像を生成するステップと、を備え、
前記補正するステップは、非点収差が付与された前記試料の像における蛍光輝点の位置情報と、前記非点収差が付与されていない前記試料の像における蛍光輝点の位置情報とを用いて前記位置補正係数を算出する
画像形成方法。 - 前記非点収差が付与されていない前記試料の像における蛍光輝点の位置情報は、座標データで表された第1の座標リストであり、
前記非点収差が付与された前記試料の像における蛍光輝点の位置情報は、座標データで表された第2の座標リストであり、
前記補正するステップは、
前記第1の座標リストにおける蛍光輝点と前記第2の座標リストにおける蛍光輝点との距離が所定の閾値以下となる関係を有する蛍光輝点同士を蛍光輝点ペアとして前記第1の座標リスト及び前記第2の座標リストそれぞれから選択するステップと、
前記第1の座標リスト及び前記第2の座標リストから選択した前記蛍光輝点ペアに関する情報を用いて前記位置補正係数を算出するステップと、を実行する
請求項11記載の画像形成方法。 - 前記補正するステップは、前記蛍光輝点ペアを複数選択するステップを含む
請求項12記載の画像形成方法。 - 前記補正するステップは、前記複数の蛍光輝点ペアの中から、前記第1の座標リストにおいて距離が最も離間した関係となる2つの蛍光輝点と、前記第2の座標リストにおいて距離が最も離間した関係となる2つの蛍光輝点とを含む2組の蛍光輝点ペアを選択し、該選択した2組の蛍光輝点ペアの座標データを用いて前記位置補正係数を算出する
請求項13記載の画像形成方法。 - 前記補正するステップは、前記第1の座標リスト及び前記第2の座標リストから選択した前記複数の蛍光輝点ペアの座標データに関する演算値の平均値に基づいて前記位置補正係数を算出する
請求項13記載の画像形成方法。 - 前記蛍光輝点ペアを選択するステップは、
前記試料の像を形成する結像光学系の設計値に基づいて設定される設計補正値を用いて、前記第2の座標リストの前記蛍光輝点の座標データを補正した補正座標リストを算出するステップと、
前記第1の座標リストにおける蛍光輝点と前記補正座標リストにおける蛍光輝点との距離が所定の閾値以下となる関係を有する蛍光輝点同士を前記蛍光輝点ペアとして前記第1の座標リスト及び前記補正座標リストそれぞれから選択するステップと含む
請求項12記載の画像形成方法。
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