JP6131504B2 - インターホンシステム - Google Patents

インターホンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6131504B2
JP6131504B2 JP2012173430A JP2012173430A JP6131504B2 JP 6131504 B2 JP6131504 B2 JP 6131504B2 JP 2012173430 A JP2012173430 A JP 2012173430A JP 2012173430 A JP2012173430 A JP 2012173430A JP 6131504 B2 JP6131504 B2 JP 6131504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
communication
system expansion
dwelling
expansion adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012173430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014033374A (ja
Inventor
恵一 ▲吉▼田
恵一 ▲吉▼田
古屋 智英
智英 古屋
真行 前嶋
真行 前嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2012173430A priority Critical patent/JP6131504B2/ja
Publication of JP2014033374A publication Critical patent/JP2014033374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6131504B2 publication Critical patent/JP6131504B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

本発明は、主として集合住宅向けのインターホンシステムに関するものである。
従来、集合住宅の各住戸に設けられた住戸機と、集合住宅の共同玄関に設置された共同玄関子器とを備えた集合住宅向けのインターホンシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−177817号公報
従来の集合住宅向けのインターホンシステムでは、一般に、共同玄関子器と、全ての住戸機との間で共通のIC部品(例えば伝送用のICや映像処理或いは音声処理用のICなど)を使用し、共通の通信プロトコルで通信を行っていた。例えば音声通話のみを行う低機能のインターホンシステムでは、アナログ伝送方式により端末間で音声信号のみを送受信していた。近年のインターホンシステムの高機能化により、端末間で映像信号を送受信したり、各種情報サービスのデータ通信を行ったりする場合、端末間でデジタル伝送方式により所要の信号を送受信していた。そのため、情報サービス等の高機能を実現するためには、高機能なIC部品を各端末に搭載し、高速で大容量のデータ通信を可能にする通信プロトコルを採用する必要があった。
ところで、集合住宅の住人には、高機能な住戸内端末を希望する住人もあれば、音声通信のみでよいとする住人もある。そこで、共用部端末は共通で、高機能の住戸内端末と低機能の住戸内端末とを併存可能にしたインターホンシステムが提案されているが、低機能住戸内端末にも、共用部端末と高機能住戸内端末との間の通信に適合した高機能のIC部品を搭載する必要があった。そのため、低機能住戸内端末の部品コストがアップして、低機能住戸内端末の販売価格が値上がりし、高機能の住戸内端末を必要としない住人や集合住宅のデベロッパーが、無用な負担を強いられるという問題があった。
また、集合住宅の物件毎にインターホンシステムで採用される通信プロトコル(例えばアナログ伝送方式やデジタル伝送方式等)が異なる場合、各システムで使用される住戸内端末には、各システムの通信プロトコルに適合した専用のIC部品を使用する必要がある。そのため、共用部端末も、各システムの通信プロトコルに適合した専用のものがシステム毎に必要になるので、メーカー側で製品管理に必要な工数が増大して管理費用が高くなっていた。その結果、購入者(集合住宅のデベロッパーや各住戸の住人)に負担を強いる形で共用部端末の販売価格を値上げせざるを得ないといういう問題があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、住戸内端末および共用部端末のコストダウンを図ることによって、システム全体としてコストダウンが可能なインターホンシステムを提供することにある。
本発明のインターホンシステムは、共用部端末と、複数台の住戸内端末と、系統増設アダプタとを備える。共用部端末は集合住宅の共用部分に設置されている。複数台の住戸内端末は、前記集合住宅の各住戸に設置され、複数系統の第1通信路に種類に応じて分かれて接続されている。複数台の系統増設アダプタは、各系統の前記住戸内端末と前記共用部端末との間にそれぞれ接続されている。前記共用部端末と前記住戸内端末の間では前記系統増設アダプタを介して通信が行われる。前記複数台の系統増設アダプタは、前記共用部端末に第2通信路を介して接続され前記共用部端末との間で前記第2通信路を介して通信を行う第1の系統増設アダプタと、2つの系統の前記第1通信路の間に接続された第2の系統増設アダプタとを含み、前記第1の系統増設アダプタ及び前記第2の系統増設アダプタはプロトコル変換部をそれぞれ備え、前記第1の系統増設アダプタの前記プロトコル変換部は、当該第1の系統増設アダプタに前記第1通信路を介して接続されている前記住戸内端末の通信プロトコルと、前記共用部端末の通信プロトコルとが異なる場合に、通信プロトコルを変換して、対応する前記住戸内端末と前記共用部端末との間の通信を可能にし、前記第2の系統増設アダプタの前記プロトコル変換部は、当該第2の系統増設アダプタが接続されている前記2つの系統の前記第1通信路のそれぞれに接続されている前記住戸内端末の通信プロトコルが異なる場合に、通信プロトコルを変換して、前記2つの系統の前記1通信路のそれぞれに接続されている前記住戸内端末の間の通信を可能にする。
このインターホンシステムにおいて、前記系統増設アダプタは、複数種類の通信プロトコルへのプロトコル変換が可能な前記プロトコル変換部を備える。そして、前記プロトコル変換部が、自機に接続される前記住戸内端末に応じた通信プロトコルへのプロトコル変換を行うことも好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記共用部端末は前記系統増設アダプタに生存確認信号を送信する。そして、何れかの前記系統増設アダプタから前記生存確認信号に対する応答信号が受信できない場合、前記共用部端末が、応答信号を受信できなかった前記系統増設アダプタを再起動させることも好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記住戸内端末は少なくとも映像データをデジタル伝送しており、空きスロットを利用して映像データ以外のデータを伝送することも好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記住戸には、前記住戸内端末と前記系統増設アダプタの間の通信プロトコルとは異なる通信プロトコルで通信を行う通信機能を備えた電気機器が設置されている。前記住戸内端末が、前記系統増設アダプタとの間の通信プロトコルと前記電気機器に適合した通信プロトコルとの間で相互に通信プロトコルを変換するプロトコル変換機能を備える。そして、前記プロトコル変換機能が通信プロトコルを変換することによって、前記住戸内端末を介して前記電気機器と前記共用部端末との間で通信が行われることも好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記系統増設アダプタは、前記系統増設アダプタに接続された1乃至複数台の前記住戸内端末から、電源が供給されることも好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記共用部端末は直流電圧を重畳した伝送信号を送信しており、前記系統増設アダプタは、前記共用部端末からの伝送信号に重畳された直流電圧から、電源を得ることも好ましい。
本発明によれば、系統増設アダプタのプロトコル変換部は、上位側の通信路のプロトコルと下位側の通信路のプロトコルが異なる場合に通信プロトコルを変換することによって、対応する住戸内端末と共用部端末の間の通信を可能にしている。したがって、住戸内端末に高機能のものや低機能のものがある場合でも、低機能の住戸内端末には、高機能の住戸内端末に比べて安価なIC部品を使用でき、低機能の住戸内端末の低価格化を図ることができる。しかも、異なる通信プロトコルで通信する複数種類の住戸内端末に対して、住戸内端末に対応する系統増設アダプタが通信プロトコルの変換を行うことで、共用部端末を共用化することができる。これにより、複数種類の住戸内端末に対して共用部端末を統一化することができるから、メーカー側での管理費用が削減され、共用部端末の低価格化を図ることができる。
本実施形態のインターホンシステムの概略的なシステム構成図である。 同上を構成する系統増設アダプタへの給電方法を説明する図である。 同上を構成する制御装置の要部を示すブロック図である。 同上を構成する系統増設アダプタのアライブチェック方法を説明する図である。 同上の他の接続形態を示したシステム構成図である。 同上において映像データを送信するデータフレームのフレーム構成を示す図である。 同上において住戸内に設置された住戸内端末が更にプロトコル変換を行って住戸内の電気機器と通信する場合のシステム構成図である。
以下に本発明に係るインターホンシステムの実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は本実施形態の概略的なシステム構成図である。本実施形態のインターホンシステムは集合住宅向けのシステムであり、共同玄関子器1と、制御装置2と、住戸内端末3a,3b,3cと、系統増設アダプタ4a,4b,4cとを主要な構成として備える。尚、以下の説明において、個々の住戸内端末について説明する場合は住戸内端末3a,3b,3cと記載し、住戸内端末を特定せず、全ての住戸内端末に共通する説明を行う場合は住戸内端末3と表記する。同様に系統増設アダプタについても、個々の系統増設アダプタについて説明する場合は系統増設アダプタ4a,4b,4cと記載し、系統増設アダプタを特定せず、全ての系統増設アダプタに共通する説明を行う場合は系統増設アダプタ4と表記する。またプロトコル変換部についても、個々のプロトコル変換部について説明する場合はプロトコル変換部5a,5b,5cと記載し、プロトコル変換部を特定せず、全てのプロトコル変換部に共通する説明を行う場合はプロトコル変換部5と表記する。
共同玄関子器1は集合住宅の共同玄関50に設置され、この共同玄関子器1を用いて所望の住戸R1,R2,R11,R12,R21,R22に設置された住戸内端末3a,3b,3cとの間で通話を行うことができる。共同玄関子器1は、住戸内端末3との通話や各種情報サービスに関わる処理を行うIC部品として、デジタル伝送用の伝送用IC10と映像処理IC11と音声処理IC12とを備えている。映像処理IC11は、共同玄関子器1に設けられたカメラ(図示せず)の画像から送信用の画像データを作成する処理を行う。音声処理IC12は音声通話に関わる処理を行う。
制御装置2は、インターホンシステムの全体的な制御を行うものであり、共同玄関子器1又は何れかの住戸にある住戸内端末3からの呼出操作に応じて、呼出元の共同玄関子器1又は住戸内端末3を、どの住戸の住戸内端末3に接続するかを制御する。ここにおいて、本システムでは集合住宅の共用部分に設置される共用部端末として共同玄関子器1と制御装置2が用いられる。
住戸内端末3は、集合住宅の住戸R1,R2,R11,R12,R21,R22内にそれぞれ設置されるインターホン親機からなる。住戸内端末3には、各種の情報サービスを提供可能な高機能の住戸内端末3aと、映像と音声の通信が可能な低機能の住戸内端末3bと、音声のみの通信が可能な低機能の住戸内端末3cとがある。
高機能の住戸内端末3aは系統増設アダプタ4aの二次側の通信路21aに接続されている。高機能の住戸内端末3aは、共同玄関子器1や他の住戸内端末3との通話や各種情報サービスに関わる処理を行うIC部品として、デジタル伝送用の伝送用IC10と映像処理IC11と音声処理IC12とを備えている。尚、映像処理IC11は、自機のカメラで撮影した画像から送信用の画像データを作成する処理や、送信されてきた画像データをモニタに表示させる処理を行い、音声処理IC12は音声通話に関わる処理を行う。
映像と音声の通信が可能な低機能の住戸内端末3bは系統増設アダプタ4bの二次側の通信路21bに接続されている。低機能の住戸内端末3bは、共同玄関子器1や他の住戸内端末3との通話に関わる処理を行うIC部品として、アナログ伝送用の伝送用IC13と映像処理IC14と音声処理IC15とを備えている。尚、映像処理IC14は、自機のカメラで撮影した画像から送信用の画像データを作成する処理や、送信されてきた画像データをモニタに表示させる処理を行い、音声処理IC15は音声通話に関わる処理を行う。
音声のみの通信が可能な低機能の住戸内端末3cは系統増設アダプタ4cの二次側の通信路21cに接続されている。低機能の住戸内端末3cは、共同玄関子器1や他の住戸内端末3との通話に関わる処理を行うIC部品として、アナログ伝送用の伝送用IC13と音声処理IC15とを備えている。
系統増設アダプタ4a,4b,4cは通信線20a,20b,20cを介して制御装置2に送り配線方式で接続され、系統増設アダプタ4a,4b,4cと共用部端末との間ではデジタル伝送プロトコルAによりデータ伝送が行われる。系統増設アダプタ4a,4b,4cの二次側の通信路21a,21b,21cには、それぞれ、同一の通信プロトコルで通信を行う同種の住戸内端末3a,3b,3cが接続されている。系統増設アダプタ4a,4b,4cは、それぞれ、プロトコル変換部5a,5b,5cを備えている。プロトコル変換部5は、上位側の通信路(通信線20a,20b,20c)と下位側の通信路(通信路21a,21b,21c)で通信プロトコルが異なる場合に通信プロトコルを変換して、対応する住戸内端末3と共用部端末との間の通信を可能にする。1台の系統増設アダプタ4には住戸内端末3を例えば15台まで接続することが可能であり、系統増設アダプタ4を制御装置2に追加接続することによって、システム全体で使用される住戸内端末3の台数を増やすことができる。ここにおいて、系統増設アダプタ4aの二次側の通信路21aには高機能の住戸内端末3aが接続されている。系統増設アダプタ4bの二次側の通信路21bには低機能の住戸内端末3bが接続されている。また系統増設アダプタ4cの二次側の通信路21cには低機能の住戸内端末3cが接続されている。
ここで、共用部端末(共同玄関子器1及び制御装置2からなる)からは、デジタル伝送プロトコルAによりデータ伝送が行われ、系統増設アダプタ4aに通信路21aを介して接続された住戸内端末3aは、共用部端末と同じ通信プロトコルAで通信を行っている。したがって、系統増設アダプタ4aのプロトコル変換部5aはプロトコル変換を行わず、通信線20a〜20cを介して入力された信号をそのまま通信路21に出力し、通信路21aから入力された信号を通信線20a〜20cにそのまま出力する。これにより、住戸内端末3aと、共用部端末或いは他の系統の住戸内端末3b,3cとの通信が可能になる。
また、系統増設アダプタ4bに通信路21bを介して接続された住戸内端末3bは、映像信号と音声信号の両方を伝送するアナログ伝送プロトコルBにより通信を行う。したがって、系統増設アダプタ4bのプロトコル変換部5bは、通信線20b,20cから入力された信号のプロトコルAをアナログ伝送プロトコルBに変換して通信路21bに出力する。また、系統増設アダプタ4bのプロトコル変換部5bは、住戸内端末3bから入力された信号のプロトコルBをデジタル伝送プロトコルAに変換して通信線20b,20cに出力する。このようにプロトコル変換部5bがプロトコル変換を行うことで、住戸内端末3bと、共用部端末或いは他の系統の住戸内端末3a,3cとの通信が可能になる。
また、系統増設アダプタ4cに通信路21cを介して接続された住戸内端末3cは、音声のみのアナログ伝送プロトコルCによりデータ伝送を行っている。したがって、系統増設アダプタ4cのプロトコル変換部5cは、通信線20cから入力された信号のプロトコルAをアナログ伝送プロトコルCに変換して通信路21cに出力する。また、系統増設アダプタ4cのプロトコル変換部5cは、住戸内端末3cから入力された信号のプロトコルCをデジタル伝送プロトコルAに変換して通信線20cに出力する。このようにプロトコル変換部5bがプロトコル変換を行うことによって、住戸内端末3cと、共用部端末或いは他の系統の住戸内端末3a,3bとの通信が可能になる。
上述したように、高機能の住戸内端末3aは、共同玄関子器1と同様、デジタル伝送用の伝送用IC10と映像処理IC11と音声処理IC12で構成されている。一方、低機能の住戸内端末3b,3cは、各住戸内端末3b,3cの通信プロトコルに適合するように対応する系統増設アダプタ4b,4cがプロトコル変換を行っているので、高機能の住戸内端末3aとは異なるIC部品を使用できる。すなわち、映像信号と音声信号の両方を通信する低機能の住戸内端末3bは、アナログ伝送用の伝送用IC13と映像処理IC14と音声処理IC15とで構成されている。また音声通話に対応した低機能の住戸内端末3cは、アナログ伝送用の伝送用IC13と音声処理IC15とで構成されている。このように、低機能の住戸内端末3b,3cには、高機能の住戸内端末3aに比べて安価なIC部品を使用できるから、低機能の住戸内端末3b,3cの低価格化を図ることができる。
また、異なる通信プロトコルで通信する複数種類の住戸内端末3a〜3cに対して、住戸内端末3b,3cに対応する系統増設アダプタ4b,4cが通信プロトコルの変換を行うことで、共用部端末(共同玄関子器1及び制御装置2)を共用化することができる。これにより、複数種類の住戸内端末に対して共用部端末を統一化することができるから、共用部端末を別々に用意する必要が無く、共用部端末の低価格化を図ることができる。
また系統増設アダプタ4のプロトコル変換部5(5a〜5c)は、複数種類の住戸内端末3でそれぞれ使用される通信プロトコルへのプロトコル変換が可能なように構成されている。そして、プロトコル変換部5(5a〜5c)では、自機に接続される住戸内端末3の種類に応じた通信プロトコルへのプロトコル変換を行っている。これにより、1種類の系統増設アダプタ4で、複数種類の住戸内端末に対応できるから、系統増設アダプタ4の種類を削減でき、系統増設アダプタ4の低価格化を図ることができる。
ところで、上述の系統増設アダプタ4a〜4cには以下のような方法で給電することが考えられる。図2は系統増設アダプタ4bへの給電方法を説明した図であり、他の系統増設アダプタ4b,4cへの給電も同様の方法で行われる。通信路21bに接続された各住戸内端末3bの給電回路16から、給電線22を介して直流電圧(例えばDC24V)が系統増設アダプタ4bに供給されるようになっている。このように、系統増設アダプタ4bには、系統増設アダプタ4bに接続された1乃至複数台の住戸内端末3bから、電源が供給されているので、系統増設アダプタ4b側に電源を用意する必要が無く、系統増設アダプタ4bを安価に構成できる。しかも、系統増設アダプタ4bに接続された住戸内端末3aから系統増設アダプタ4bに電源を供給しているので、系統増設アダプタ4bの電気代を、この系統増設アダプタ4bを使用する住戸で分担することができる。
なお系統増設アダプタ4への給電方法は上記の方法に限定されるものではなく、系統増設アダプタ4が、共用部端末からの伝送信号に重畳された直流電圧から電源を得るようにしてもよい。このような給電方式を採用した制御装置2のブロック図を図3に示す。電源回路30は一定の直流電圧(例えばDC24V)を出力する。そして、DC電源重畳回路32が、電源回路30から供給された直流電圧に、通信信号出力回路31から出力された伝送信号を重畳して通信線20aに出力する。
各系統増設アダプタ4a〜4cでは、通信線20a〜20cか直流電圧が重畳された伝送信号を取り込み、伝送信号を分離することによって直流電圧を得ている。このように、制御装置2は、伝送信号に重畳させた直流電圧を各系統増設アダプタ4a〜4cに出力し、通信線を介して各系統増設アダプタ4a〜4cに電源を供給しているので、電源線を別途配線する必要が無く、電源線を配線するためのコストを削減できる。また、制御装置2から各系統増設アダプタ4a〜4cに電源を供給しているので、各系統増設アダプタ4a〜4cの電気代を共用部端末の電気代に含めることで、共用部分の電気代として各住戸で分担することができる。
ところで、各系統増設アダプタ4a〜4cは、対応する通信路21a〜21cに接続するのに適した位置に配置されており、集合住宅の管理室などに設置される制御装置2とは離れた場所に設置されるものと考えられる。その場合、制御装置2の設置場所からは各系統増設アダプタ4a〜4cが正常に動作しているか否かを目視で確認できないため、本実施形態では、制御装置2が各系統増設アダプタ4a〜4cの生存確認を定期的に行っている。
図4に示すように、制御装置2は、所定の時間間隔で各系統増設アダプタ4a〜4cのアライブチェックを行う。そして、何れかの系統増設アダプタ4が動作を停止していた場合、制御装置2は、停止中の系統増設アダプタ4に起動指令を送信して、この系統増設アダプタ4を再起動させている。
具体的には、共用部端末である制御装置2から、所定の時間間隔で、系統増設アダプタ4に生存確認信号S1を無線或いは有線で送信する。系統増設アダプタ4が正常に動作していれば、系統増設アダプタ4は、生存確認信号S1に対する応答信号S2を制御装置2に返送する。制御装置2は、生存確認信号S1を送信してから一定時間内に応答信号S2を受信できれば、この系統増設アダプタ4が正常に動作していると判断する。一方、制御装置2は、生存確認信号S1を送信してから一定時間内に何れかの系統増設アダプタ4から応答信号S2を受信できなかった場合、この系統増設アダプタ4で何らかの異常が発生したと判断する。そして、制御装置2は、異常が発生したと判断した系統増設アダプタ4を再起動させる起動指令を、この系統増設アダプタ4に対して送信する。系統増設アダプタ4が、例えばプログラムの異常などで停止している場合、制御装置2からの起動指令を受けて、再起動することによって、系統増設アダプタ4を正常に動作させることができる。
以上のように、共用部端末(本実施形態では制御装置2)は、系統増設アダプタ4に生存確認信号を送信し、何れかの系統増設アダプタ4から応答信号が受信できない場合、応答信号を受信できなかった系統増設アダプタ4を再起動させている。これにより、系統増設アダプタ4が正常に動作しているか否かを確認でき、例えばプログラムの異常などで停止している系統増設アダプタ4を検出すると、この系統増設アダプタ4を再起動させているので、システムの信頼性が向上する。
尚、制御装置2が、何れかの系統増設アダプタ4の異常を検知し、この系統増設アダプタ4に起動指令を送信する動作を複数回繰り返しても、この系統増設アダプタ4を再起動できなかった場合、例えば共同玄関子器1に異常の発生を表示させてもよい。これにより、集合住宅の住人や管理人は、共同玄関子器1の表示をもとに、何れかの系統増設アダプタ4で異常が発生したことを認識でき、異常が発生した系統増設アダプタ4のメンテナンスを促すことで、システムの信頼性を向上させることができる。
また、図1のシステム構成図では複数台の系統増設アダプタ4が送り配線方式で共用部端末に接続されているが、図5に示すように、共用部端末に接続された系統増設アダプタ4dの二次側通信路21dに別の系統増設アダプタ4eを接続してもよい。
図5のシステム構成では、系統増設アダプタ4dの二次側の通信路21dに、例えば1,2階の住戸R1,R2にそれぞれ設置された2台の低機能住戸内端末3bと、系統増設アダプタ4eが接続されている。そして、系統増設アダプタ4eの二次側の通信路21eには、例えば11階と12階の住戸R5,R6にそれぞれ設置された2台の高機能住戸内端末3aが接続されている。尚、集合住宅では各階の同じ位置に同じような間取りの住戸が配置されている。そして、各階において同じような位置にある住戸への電気配線(例えば通信路21dや通信路21e)は、建物を上下に貫くようにして設けられた配線ダクトを通して配線されている。
ここで、系統増設アダプタ4dのプロトコル変換部5dは、共用部端末に適合したデジタル伝送プロトコルAと、低機能の住戸内端末3bに適合したプロトコルBとの間で相互にプロトコル変換を行っている。また、系統増設アダプタ4eのプロトコル変換部5eは、低機能の住戸内端末3bに適合したプロトコルBと、高機能の住戸内端末3aに適合したプロトコルAとの間で相互にプロトコル変換を行っている。これにより、集合住宅の各階において同じような位置に配置される住戸のうち、比較的低価格である低層階の住戸R1,R2には低機能の住戸内端末3bを設置でき、また比較的高価格である高層階の住戸R5,R6には高機能の住戸内端末3bを使用できる。
以上のように、何れかの系統増設アダプタ4の二次側通信路に接続された別の系統増設アダプタ4では、プロトコル変換部5が、上位側の通信路と下位側の通信路で通信プロトコルを変換することで、対応する住戸内端末3と共用部端末とで通信を可能にしている。これにより、系統増設アダプタ4で増設された系統においても、さらに系統増設アダプタ4を追加して設置することで、系統内で機能と価格の異なる住戸内端末3を設置することができ、1つのシステム内で多様な住戸内端末3を選択して設置することができる。
ところで、上述のインターホンシステムでは、低機能の住戸内端末3bにおいてもデジタル伝送方式で映像データを送受信しており、図6に1フレームのデータ構成を示す。1フレームは同期信号SYと4つのスロットSL1〜SL4とで構成され、先頭のスロットSL1はヘッダ部D1と映像データD2で構成されている。ヘッダ部D1で各スロットのデータ種別(映像データ,各種の情報データ)が設定されており、スロットSL2,SL3でも映像データが伝送され、スロットSL4では各種の情報データが伝送されるようになっている。
このように、住戸内端末3は少なくとも映像データをデジタル伝送しており、空きスロットを利用して映像データ以外のデータを伝送しているので、低機能の住戸内端末3bを使用する場合でも各種の情報サービスを提供することができる。尚、提供される情報サービスには、例えば、集合住宅の管理人から住人に対して、設備メンテナンスなど集合住宅の管理に関わる情報を提示する掲示板機能や、各種の簡易的な情報サービスなどがある。
また、上述のインターホンシステムにおいて住戸内端末3がさらにプロトコル変換を行い、住戸内に設置された電気機器と通信を行うようにしてもよい。図7にこの場合のシステム構成図を示す。住戸R21には、無線通信に対応した低機能の住戸内端末3fが設置されるとともに、通信機能を有する電気機器としてワイヤレス伝送方式の住宅用火災警報器(以下、火災警報器と略称する。)7が設置されている。
火災警報器7は、火災検知時に警報音を出力するとともに発報信号を無線送信するワイヤレス伝送方式の火災警報器であり、住戸内端末3fと系統増設アダプタ4cとの間で行われる有線アナログ通信のプロトコルBとは異なる無線伝送プロトコルDで通信を行う。
住戸内端末3fは、映像と音声の両方を送受信する低機能の住戸内端末であり、上述したアナログ伝送用の伝送用IC13と映像処理IC14と音声処理IC15とを備えるとともに、プロトコル変換部17と無線通信部18をさらに備えている。プロトコル変換部17は、系統増設アダプタ4cとの間の有線アナログ通信のプロトコルCと、火災警報器7との間の無線通信プロトコルDとを相互に変換する機能を有している。無線通信部18は、火災警報器7との間で無線伝送プロトコルDにより無線通信を行う。
ここで、火災警報器7が火災などの異常を検知した場合、火災警報器7は住戸内端末3fに発報信号を無線送信する。住戸内端末3fは、火災警報器7から無線送信された発報信号を無線通信部18が受信すると、自ら警報を発報する。同時に、住戸内端末3fではプロトコル変換部17が、無線通信部18によって受信された信号のプロトコルを無線伝送プロトコルDから有線アナログ通信のプロトコルCに変換し、伝送用IC13がプロトコル変換後の信号を系統増設アダプタ4cに送信する。この時、系統増設アダプタ4cのプロトコル変換部5cが、住戸内端末3fから送信された発報信号のプロトコルを有線デジタル通信のプロトコルAに変換して制御装置2へと送信しており、火災警報器7の発報信号を制御装置2に送信することが可能になる。
以上のように図7のシステムでは、住戸R21に、住戸内端末3fと系統増設アダプタ4cの間での通信プロトコルとは異なる通信プロトコルで通信する通信機能を備えた電気機器が設置されている。住戸内端末3fは、系統増設アダプタ4cとの間の通信プロトコルと電気機器7に適合した通信プロトコルとの間で相互に通信プロトコルを変換するプロトコル変換機能(プロトコル変換部17)を備えている。そして、プロトコル変換部17が通信プロトコルを変換することによって、住戸内端末3fを介して電気機器7と共用部端末(例えば制御装置2)との間で通信が行われている。これにより、インターホンシステムを利用して、更に多彩なサービスを提供することが可能になる。
1 共同玄関子器(共用部端末)
2 制御装置(共用部端末)
3a〜3c 住戸内端末
4a〜4c 系統増設アダプタ
5a〜5c プロトコル変換部
10,13 伝送用IC
11,14 映像処理IC
12,15 音声処理IC
20a〜20c 通信線
21a〜21c 通信路

Claims (7)

  1. 集合住宅の共用部分に設置された共用部端末と、
    前記集合住宅の各住戸に設置され、複数系統の第1通信路に種類に応じて分かれて接続された複数台の住戸内端末と、
    各系統の前記住戸内端末と前記共用部端末との間にそれぞれ接続された複数台の系統増設アダプタとを備え、
    前記共用部端末と前記住戸内端末の間では前記系統増設アダプタを介して通信が行われ、
    前記複数台の系統増設アダプタは、前記共用部端末に第2通信路を介して接続され前記共用部端末との間で前記第2通信路を介して通信を行う第1の系統増設アダプタと、2つの系統の前記第1通信路の間に接続された第2の系統増設アダプタとを含み、
    前記第1の系統増設アダプタ及び前記第2の系統増設アダプタはプロトコル変換部をそれぞれ備え、
    前記第1の系統増設アダプタの前記プロトコル変換部は、当該第1の系統増設アダプタに前記第1通信路を介して接続されている前記住戸内端末の通信プロトコルと、前記共用部端末の通信プロトコルとが異なる場合に、通信プロトコルを変換して、対応する前記住戸内端末と前記共用部端末との間の通信を可能にし、
    前記第2の系統増設アダプタの前記プロトコル変換部は、当該第2の系統増設アダプタが接続されている前記2つの系統の前記第1通信路のそれぞれに接続されている前記住戸内端末の通信プロトコルが異なる場合に、通信プロトコルを変換して、前記2つの系統の前記1通信路のそれぞれに接続されている前記住戸内端末の間の通信を可能にすることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記系統増設アダプタは、複数種類の通信プロトコルへのプロトコル変換が可能な前記プロトコル変換部を備え、
    前記プロトコル変換部は、自機に接続される前記住戸内端末に応じた通信プロトコルへのプロトコル変換を行うことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記共用部端末は前記系統増設アダプタに生存確認信号を送信し、
    何れかの前記系統増設アダプタから前記生存確認信号に対する応答信号が受信できない場合、前記共用部端末は、応答信号を受信できなかった前記系統増設アダプタを再起動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記住戸内端末は少なくとも映像データをデジタル伝送しており、空きスロットを利用して映像データ以外のデータを伝送することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 前記住戸には、前記住戸内端末と前記系統増設アダプタの間での通信プロトコルとは異なる通信プロトコルで通信する通信機能を備えた電気機器が設置されており、
    前記住戸内端末が、前記系統増設アダプタとの間の通信プロトコルと前記電気機器に適合した通信プロトコルとの間で相互に通信プロトコルを変換するプロトコル変換機能を備え、
    前記プロトコル変換機能が通信プロトコルを変換することによって、前記住戸内端末を介して前記電気機器と前記共用部端末との間で通信が行われることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインターホンシステム。
  6. 前記系統増設アダプタは、前記系統増設アダプタに接続された1乃至複数台の前記住戸内端末から、電源が供給されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のインターホンシステム。
  7. 前記共用部端末は直流電圧を重畳した伝送信号を送信しており、
    前記系統増設アダプタは、前記共用部端末からの伝送信号に重畳された直流電圧から、電源を得ることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のインターホンシステム。
JP2012173430A 2012-08-03 2012-08-03 インターホンシステム Expired - Fee Related JP6131504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012173430A JP6131504B2 (ja) 2012-08-03 2012-08-03 インターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012173430A JP6131504B2 (ja) 2012-08-03 2012-08-03 インターホンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014033374A JP2014033374A (ja) 2014-02-20
JP6131504B2 true JP6131504B2 (ja) 2017-05-24

Family

ID=50282873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012173430A Expired - Fee Related JP6131504B2 (ja) 2012-08-03 2012-08-03 インターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6131504B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101631129B1 (ko) * 2015-01-12 2016-06-17 (주) 코콤 스마트 홈 오토메이션 시스템
IT201600076953A1 (it) * 2016-07-22 2018-01-22 Urmet S P A Apparato di segnalazione di posta ricevuta per edifici

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57101463A (en) * 1980-12-16 1982-06-24 Mitsubishi Electric Corp Information transmission controller
JPH01149667A (ja) * 1987-12-07 1989-06-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プログラマブルマルチポートモデム
JPH0683452B2 (ja) * 1988-01-20 1994-10-19 シャープ株式会社 集合住宅向けテレビドアホンの多重化方式
JPH02266742A (ja) * 1989-04-07 1990-10-31 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用2線式テレビインターホンシステム
JP2001245058A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2008269252A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Atsumi Electric Co Ltd 警備システム
JP2009303055A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Panasonic Electric Works Co Ltd 通信システム
JP2011217133A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Nohmi Bosai Ltd インターホンシステム及びそれに用いる管理室親機
JPWO2012081707A1 (ja) * 2010-12-17 2014-05-22 パナソニック株式会社 通信システム及び集合住宅用インターホンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014033374A (ja) 2014-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4406516B2 (ja) 昇降機の管理装置並びに昇降機システム
JP4079164B2 (ja) プロジェクタの制御システム及び制御方法、プロジェクタ並びにプロジェクタの制御装置
US20170180224A1 (en) Networking device monitoring system and method
EP1721857B1 (en) Terminal for monitoring elevator and monitor for elevator
AU2022204318A1 (en) System and method of controlling supply of electrical power
EP3240275B1 (en) Intercom system for collective housing
JP6131504B2 (ja) インターホンシステム
JP4715499B2 (ja) 遠隔監視制御システム
WO2014147993A1 (ja) 設備機器の管理装置、設備機器の管理システム
JP2009170989A (ja) 分散型計算機システム、構成情報の設定方法、および構成情報設定装置
JP2007034507A (ja) 無線を利用した機器の診断方法、装置及びプログラム
WO2017170057A1 (ja) インターホンシステム
US20080198765A1 (en) Signal Interconnection System
US8224499B1 (en) Remote annunciator
JPH10304467A (ja) 負荷制御用端末装置及び負荷制御システム
WO2013038554A1 (ja) 電子機器システム
JP2020109922A (ja) 音声操作用端末、施設監視システム、及び、音声操作方法
US10469669B2 (en) Intercom system
JP2020048090A (ja) 制御ユニットおよび制御システム
AU2018252445A1 (en) Communication adapter and connection test run method therefor
KR20140139986A (ko) 게이트웨이 및 그 제어방법
KR101216018B1 (ko) 장치와 사용자 간의 협업 통신 시스템
JP4469191B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2005291507A (ja) 熱源機通信システム
JP4121987B2 (ja) 機器制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150311

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170331

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6131504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees