JP6129060B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置によって駆動制御されるワンシャフトマルチカーエレベーターの構成を示した概略構成図である。本実施の形態では、ワンシャフトマルチカーエレベーターとして、同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される2台のかごを配置した構成のものを例に挙げて説明するが、その場合に限定されるものではなく、それぞれ独立して駆動される複数のかごが同一昇降路内に配置されたワンシャフトマルチカーエレベーター全般に本発明は適用可能である。
(a)最下部のかごに乗客が居た場合には、当該最下部のかごを先行して避難階に移動させる。その後、当該最下部のかごを含む乗客の居ないかごをすべて下から順に、避難階よりも下の階に待避させてから、乗客の居るかごを避難階に移動させる。乗客の居るかごが複数個ある場合には、それらがすべて順次避難階に移動できるまで、下から順に、これを繰り返す。
(b)また、最下部のかごには乗客が居らず、最下部のかごと最上部のかごとの間の中間のかごにのみ乗客が居る場合には、当該中間のかごを先行させて避難階に移動させるため、当該中間のかごよりも下方の乗客の居ないかごをすべて下から順に、避難階よりも下の階に待避させてから、乗客のいる当該中間のかごを避難階に移動させる。乗客の居る中間のかごが複数個ある場合には、それらがすべて順次避難階に移動できるまで、下から順に、これを繰り返す。
(c)一方、最上部のかごにのみ乗客が居る場合には、当該最上部のかごを先行させて避難階に移動させるため、最上部のかご以外の他のかごをすべて避難階よりも下方の階に待避させてから、最上部のかごを避難階に移動させる。
本実施の形態においては、火災管制運転決定手段201により火災管制運転を行うことが決定された場合に、上部かご103にも下部かご107にも乗客が居る昇降路(昇降路110−1とする)と、上部かご103にも下部かご107にも乗客が居ない昇降路(昇降路110−Nとする)とがあった場合、乗客が居る昇降路のかごから、乗客が居ない昇降路のかごへと、乗客が、昇降路間の乗り換えを行う。すなわち、その場合には、昇降路110−1の上部かご103−1(乗客あり)と昇降路110−Nの上部かご103−N(乗客なし)とを同じ階(乗り換え階)へ停止させ、昇降路110−1の上部かご103−1から昇降路110−Nの上部かご103−Nへ乗客を乗り換えさせる。このとき、乗場109が共通であるため、乗り換えはスムーズに行うことができる。なお、このとき、かごまたは乗場に音声発声装置を設けておき、乗客に対して音声メッセージを流して誘導するようにしてもよい。これにより、昇降路110−1において、上部かご103−1には乗客が居なくなり、下部かご107−1にだけ乗客が居ることになる。また、昇降路110−Nにおいては、上部かご103−Nには乗客が居て、下部かご107−1には乗客が居ないことになる。このとき、昇降路110−Nの上部かご103−Nにおいて、上部かご戸閉釦操作検出手段208により、戸閉釦の操作が検出されると、上部かご移動手段204は、それを受けて、乗客が昇降路110−1の上部かご103−1から昇降路110−Nの上部かご103−Nへ乗換えたと判定し、昇降路110−Nの上部かご107−Nを避難階へ移動させる。また同時に、下部かご移動手段205が、昇降路110−1の下部かご107−1を避難階へ移動させる。こうすることで、各昇降路110−1,110−Nにおいて、上下のかごの両方に乗客が居る状況を回避でき、いずれか一方にのみ乗客が居るように調整できるので、上下のいずれか一方のかごが避難階へ移動するのを待って他方が避難階に移動する必要がなく、各昇降路110において、乗客が居るかごを、迅速に避難階へ移動させることができるので、効率良く乗客を避難させることができる。また、乗り換え動作が終了したか否かを、乗客による戸閉釦の操作の有無で検出するようにしたので、乗客同士が目視で確認し合えるので、乗り換え遅れる乗客が発生することもなく、かつ、乗り換え階での待機時間を最短にできる。
Claims (7)
- 同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される2台のかごを配置したエレベーターの制御装置であって、
災害発生時に管制運転を行うことを決定する管制運転決定手段と、
前記管制運転決定手段により前記管制運転を行うと決定された場合に、上部かごおよび下部かごの乗客の有無を検出する各かご乗客有無検出手段と、
前記各かご乗客有無検出手段の検出結果に基づいて、前記上部かごに乗客が居て且つ前記下部かごには乗客が居ないと判定した場合に前記上部かごを優先させて避難階に移動させ、それ以外の場合には前記下部かごを優先させて前記避難階に移動させる各かご移動手段と
を備えたエレベーターの制御装置。 - 前記上部かごおよび前記下部かごの位置を検出する各かご位置検出手段をさらに備え、
前記各かご移動手段は、前記各かご位置検出手段の検出結果に基づいて、前記下部かごの停止位置が前記上部かごの位置と前記避難階との間の階であると判定した場合に、前記上部かごを前記避難階に移動させる前に、前記下部かごを前記避難階より下方の階に移動させる
請求項1に記載のエレベーターの制御装置。 - 前記昇降路は複数個あって、各昇降路内には、それぞれ独立して駆動される2台のかごがそれぞれ配置されており、
前記各かご移動手段は、前記各かご乗客有無検出手段の検出結果に基づいて、前記2台のかごの両方ともに乗客の居る昇降路があると判定し、且つ、前記2台のかごの両方ともに乗客の居ない昇降路があると判定した場合に、前記2台のかごの両方ともに乗客の居る昇降路を第1の検出昇降路とし、前記2台のかごの両方ともに乗客の居ない昇降路を第2の検出昇降路として、前記第1の検出昇降路の前記2台のかごのいずれか一台と前記第2の検出昇降路の前記2台のかごのいずれか一台とを、前記避難階とは別の同一階に停止させる
請求項1または2に記載のエレベーターの制御装置。 - 前記第1の検出昇降路と前記第2の検出昇降路の少なくともいずれか一方が2以上だった場合に、前記各かご移動手段は、前記複数個の昇降路全体で、乗客が居るかごの前記避難階への到着が最短となるように、前記同一階に前記かごを停止させる前記第1の検出昇降路と前記第2の検出昇降路との組み合わせを選択する
請求項3に記載のエレベーターの制御装置。 - 各前記昇降路の各前記かごに設けられ、各前記かごに設置された戸閉釦が操作されたことを検出する戸閉釦操作検出手段をさらに備え、
前記各かご移動手段は、前記同一階に前記かごを停止させた後に、当該同一階に停止している前記かごのうち、前記第2の検出昇降路における前記かごに設置された前記戸閉釦操作検出手段により前記戸閉釦が操作されたことが検出されるまで、前記第1の検出昇降路の前記かごと前記第2の検出昇降路の前記かごとを前記同一階に戸開待機させる
請求項3または4に記載のエレベーターの制御装置。 - 同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される複数のかごを配置したエレベーターの制御装置であって、
災害発生時に管制運転を行うことを決定する管制運転決定手段と、
前記管制運転決定手段により前記管制運転を行うと決定された場合に、各前記かごの乗客の有無を検出する各かご乗客有無検出手段と、
前記各かご乗客有無検出手段の検出結果に基づいて、各前記かごのうち、乗客が居るかごがあると判定した場合に、当該かごを優先させて避難階に移動させる各かご移動手段と、
各前記かごの位置を検出する各かご位置検出手段と
を備え、
前記各かご移動手段は、前記各かご位置検出手段の検出結果に基づいて、前記優先させて移動させる前記かごと前記避難階との間に、乗客の居ないかごが存在していると判定した場合には、当該乗客の居ないかごを前記避難階よりも遠い側に移動させた後に、前記優先させて移動させる前記かごを前記避難階に移動させる
エレベーターの制御装置。 - 同一昇降路内にそれぞれ独立して駆動される複数のかごを配置したエレベーターの制御装置であって、
災害発生時に管制運転を行うことを決定する管制運転決定手段と、
前記管制運転決定手段により前記管制運転を行うと決定された場合に、各前記かごの乗客の有無を検出する各かご乗客有無検出手段と、
前記各かご乗客有無検出手段の検出結果に基づいて、各前記かごのうち、乗客が居るかごがあると判定した場合に、それらのかごを、避難階からの距離が近い順に優先させて前記避難階に移動させる各かご移動手段と、
各前記かごの位置を検出する各かご位置検出手段と
を備え、
前記各かご移動手段は、前記各かご位置検出手段の検出結果に基づいて、前記優先させて移動させる前記かごと前記避難階との間に、乗客の居ないかごが存在していると判定した場合には、当該乗客の居ないかごを前記避難階よりも遠い側に移動させた後に、前記優先させて移動させる前記かごを前記避難階に移動させる
エレベーターの制御装置。
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