JP6128949B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収納位置と発光位置との間で移動可能なストロボ装置を備える撮像装置に関し、特に、ストロボ装置の発光部の位置を検出する技術に関する。
収納位置(待機位置)と発光位置(突出位置)との間を移動可能なストロボ装置を備える撮像装置が知られている。図7は、周知の撮像装置におけるストロボ装置近傍の外観斜視図である。図7(a)は、ストロボ装置が収納位置にある状態を示しており、図7(b)は発光位置にある状態を示している。
図7において、発光部700は、ストロボ筐体701に保持されている。ストロボ筐体701は、撮像装置の上面外観を形成している上面外装部材710の略中央部おいて、収納位置と発光位置との間を回動により移動可能に配置されている。
発光部700が収納位置と発光位置のどちらにあるのかを検出するための検出スイッチ702が、ストロボ筐体701を保持する上面外装部材710側に設けられている。検出スイッチ702は、発光部700が発光位置から収納位置へ移動すると、ストロボ筐体701の下面701aによって撮像装置の本体側へ押し込まれことで、検出スイッチ702の電気的接続が切り替わる。これにより、発光部700が発光位置から収納位置へ移動したことが検出され、このとき、発光部700による発光が禁止される。
同様に、発光部700が収納位置から発光位置へ移動すると、検出スイッチ702が押し込まれた状態から突出した状態へと変わることで、検出スイッチ702の電気的接続が切り替わる。これにより、発光部700が収納位置から発光位置へ移動したことが検出され、発光部700による発光禁止が解除される。
これとは別に、発光部を備えるストロボ筐体の回転ヒンジ部に設けられたカムと、外装部材側に電気的に接続する検出接片と、検出接片に一体的に取り付けられた押圧部材とを有する構成によって発光部の位置を検出する技術が提案されている(特許文献1参照)。この構成では、例えば、発光部が収納位置から発光位置へ移動を開始すると、カムが押圧部材に当接し、押圧部材が押し下げられることで検出切片も押し下げられて電気的接続が切り替わることで、発光部が発光位置へ移動したことが検出される。
特開2005−345893号公報
図7に示した押し込み式の検出スイッチ702では、押し込み部の検出ストロークが短く、収納位置の近傍でしか検出スイッチ702の電気的接続が切り替わらない。そのため、発光部700が収納位置の近傍にある状態でも、発光部700が発光位置にあると検出してしまい、発光部700が収納位置の近傍にある状態で発光指示が出された場合に、発光してしまうという問題がある。
特許文献1に記載された技術では、カムと押圧部材との当接のタイミングにより、発光位置に近い位置で検出接片の電気的接続が切り替わり、発光部が収納位置と発光位置のどちらにあるかを検出することができる。しかし、ストロボ筐体の回転ヒンジ部にカム形状を設けなければならないため、ヒンジ周りが大型化してしまうという問題がある。また、発光部が収納位置から発光位置に移動する間にカムと押圧部材とが当接して押圧部材を押し下げることで検出接片の電気的接続を切り替える構造では、発光位置に移動する方向の駆動力に対して押圧部材の動きが抵抗として作用する。このため、例えば、摩擦抵抗が増大する低温環境下では、発光部の収納位置から発光位置への移動動作が遅くなってしまうという問題が生じる。
本発明は、収納位置と発光位置との間を移動可能なストロボ装置を備える撮像装置において、ストロボ筐体の回転ヒンジ周りを大型化させることなく、また、発光部の移動動作を妨げることなく、発光部が発光位置にあることを発光位置の近傍において検出することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像装置であって、発光部を有し、収納位置と発光位置との間を回動して移動することができるように前記撮像装置の外装部材に軸支されるストロボ筐体と、前記ストロボ筐体を前記収納位置から前記発光位置へ向けて駆動する駆動手段と、前記外装部材において前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときの前記ストロボ筐体と対向する面に設けられ、ピンまたはレバーからなる押し込み部を有し、前記押し込み部が所定の押し込み量になると電気的接続が切り替わることで前記ストロボ筐体の位置を検出する位置検出手段と、前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときに前記位置検出手段と対向する位置において前記ストロボ筐体に回転可能に軸支され、前記ストロボ筐体が前記発光位置にあるときには前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときの前記ストロボ筐体において前記外装部材と対向する面から突出する押圧部を有するレバー部材と、前記レバー部材を前記外装部材の方向へ付勢するレバー付勢手段とを備え、前記ストロボ筐体が前記収納位置と前記発光位置との間を移動するときに前記押圧部による前記押し込み部の押し込み量が変わることで前記位置検出手段は前記ストロボ筐体が前記収納位置と前記発光位置のいずれの位置にあるかを検出することを特徴とする。
本発明によれば、収納位置と発光位置との間を移動可能なストロボ装置を有する撮像装置において、発光部を備えるストロボ筐体の下面から突出したレバー部材がストロボ筐体の位置を検出する位置検出手段の押し込み部を押し込む。これにより、従来のストロボ筐体の下面で押し込み部を直接に押し込む構成と比較して、発光部が発光位置の近くにある状態で、発光部が発光位置にあることを検出することができる。これにより、発光部が収納状態にあるときの発光を確実に禁止することができる。
また、レバー部材は、ストロボ筐体の回転ヒンジ部から離れた位置に配置することができるため、ストロボ筐体の回転ヒンジ周りを大きくする必要がない。さらに、ストロボ筐体の収納位置において、レバー部材はレバー付勢手段により発光位置に移動する方向に付勢力が作用しているため、ストロボ筐体が収納位置から発光位置に移動する際の駆動力として作用する。そのため、例えば、低温環境下でも、ストロボ筐体の収納位置から発光位置への移動動作が遅くなることを防止することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の部分斜視図である。 図1の撮像装置が備えるストロボユニットが発光位置にあるときのストロボユニット周りの構造を撮像装置の正面に向かって左上から見たときの斜視図である。 図1の撮像装置が備えるストロボユニットが収納位置にあるときの横断面図である。 図1の撮像装置が備えるストロボユニットを発光位置から収納位置に移動するときのストロボ位置検出スイッチの動作を時系列で示す第1の側面図である。 図1の撮像装置が備えるストロボユニットを発光位置から収納位置に移動するときのストロボ位置検出スイッチの動作を時系列で示す第2の側面図である。 図1の撮像装置が備えるストロボユニットを発光位置から収納位置に移動するときのストロボ位置検出スイッチの動作を時系列で示す第3の側面図である。 周知の撮像装置におけるストロボ装置近傍の外観斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置の部分斜視図である。図1(a)は、撮像装置が備えるストロボユニット(ストロボ装置)100が収納位置にあるときの収納位置周りの構造を撮像装置の正面に向かって左上から見たときの斜視図である。図1(b)は、ストロボユニット100が収納位置にあるときの収納位置周りの構造を撮像装置の正面に向かって右上から見たときの斜視図である。
撮像装置は、発光部を構成するストロボユニット100と、ストロボユニット100の各種構成部品を保持し、ストロボユニット100の構造体となるストロボ筐体(ストロボケース)101を備える。なお、ストロボ筐体101は、ストロボユニット100の外観を形成するストロボカバー(不図示)と係合されている。
ストロボユニット100は、発光管102、反射パネル105、ストロボパネル107及びトリガコイル108を有する。発光管102は、カメラ本体に設けられたストロボ発光回路(不図示)から発せられた発光信号により放電を開始して閃光を発する。発光管102には、ストロボ発光回路からの電源を供給する接点部103,104が設けられている。反射パネル105は、発光管102から発せられた光を集光して被写体に照射する。また、反射パネル105は、シリコンゴム等の弾性部材からなる固定部材(不図示)によって発光管102を保持している。
ストロボパネル107は、ストロボ筐体101に対して嵌め込み又は接着により固定されており、反射パネル105により集光された光の照射範囲を制御する。発光管102及び反射パネル105から撮像装置の外部への高圧電源のリークを防止するために、ストロボパネル107の外周を囲むリブが、反射パネル105を囲むように形成されている。
発光管102を保持している反射パネル105は、ストロボパネル107に圧入、嵌合されている。これにより発光管102はストロボ筐体101に対して位置決めされ、保持、固定される。これら発光管102、反射パネル105及びストロボパネル107によって、発光ユニット200が構成される。
トリガコイル108は、発光管102が発光を始める信号を発生させる。発光管102及びトリガコイル108とストロボ発光回路とは、リード線109によって電気的に接続されている。リード線109は、ストロボユニット100が撮像装置本体に取り付けられて収納位置にあるときに最も長く且つ必要な長さを有する。
ストロボユニット100は、回転軸110a,110bにより、収納位置と発光位置の間を回動動作により移動可能である。回転軸110a,110bは、一方がストロボ筐体101に嵌合し、他方が撮像装置の外装部材の一部である上蓋111に嵌合することで、ストロボユニット100を上蓋111に対して回動可能に保持している。回転軸110aは中空軸として形成されており、リード線109は回転軸110aの内部を通って、撮像装置の内部に導かれ、ストロボ発光回路に接続されている。
ストロボユニット100は、一端が上蓋111に掛けられ、他端がストロボ筐体101に形成されたばね掛け部101eに掛けられた駆動ばね112を有する。駆動ばね112は、ストロボユニット100を発光位置へ向けて移動する方向に付勢している。ストロボユニット100は、収納位置では、上蓋111の内側に回動可能に軸支された係止爪114がストロボ筐体101に形成された係止部101hに係合することにより、保持されている。係止爪114は、係止爪付勢ばね115(図6参照)により、ストロボユニット100を収納位置へ向けて引き込むように付勢されている。発光ユニット200は、収納位置では、撮像装置の前側を覆う外装部材である前カバー140によって覆われている。
ストロボユニット100は、スイッチアシストレバー(レバー部材)120及びレバー付勢ばね121を有する。スイッチアシストレバー120は、ストロボ筐体101に設けられた回転軸101aと嵌合することにより、ストロボ筐体101に対して回転可能に保持されている。レバー付勢ばね121の一端はストロボ筐体101に形成されたばね掛け部101bに掛けられており、他端はスイッチアシストレバー120に設けられたばね掛け部120bに掛けられている。これにより、スイッチアシストレバー120は、レバー付勢ばね121により上蓋111の方向に移動するように付勢されている。なお、スイッチアシストレバー120及びレバー付勢ばね121は、駆動ばね112とストロボ筐体101の左右方向の中心に対して左右逆側に配置されている。
ストロボ筐体101には、スイッチアシストレバー120のばね掛け部120bの先端と摺動する摺動面101iが、ばね掛け部120bの先端から所定のクリアランスを設けて形成されている。ばね掛け部120bの先端と摺動面101iとが当接することにより、スイッチアシストレバー120が回転軸101aに対して倒れるのを防止している。
図2は、ストロボユニット100が発光位置にあるときのストロボユニット100周りの構造を撮像装置の正面に向かって左上から見たときの斜視図である。撮像装置は、ストロボユニット100の位置を検出するストロボ位置検出スイッチ130を備える。ストロボ位置検出スイッチ130は、上蓋111においてストロボユニット100が収納位置にあるときにストロボユニット100と対向する位置に配置される。ストロボ位置検出スイッチ130は、ピン形状を有する押し込み部130aを有し、上蓋111の裏面に配置されたフレキシブルプリント基板(不図示)に実装されている。ここで、上蓋111には貫通穴111aが設けられており、押し込み部130aは、貫通穴111aを貫通して上蓋111の上面111bから所定量(高さ)だけ突出している。また、スイッチアシストレバー120(押圧部120a(図4参照))は、ストロボ筐体101の下面101dに形成された開口部101jから突出している。
図3は、ストロボユニット100が収納位置にあるときの横断面図であり、ストロボ筐体101を覆う外装部材であるストロボカバー300を展開した状態を示している。ストロボカバー300の裏面には軸受部301が設けられている。ストロボカバー300をストロボ筐体101に組み付けることにより、ストロボカバー300の軸受部301に設けられた切り欠き部301aがスイッチアシストレバー120の回転軸101aと嵌合する。また、軸受部301の側面301bが、スイッチアシストレバー120の側面に位置し、これにより、軸受部301はスイッチアシストレバー120の抜け止めとして機能する。なお、ストロボカバー300は、ストロボ筐体101に対して係合或いはビス等により固定される。
図4、図5及び図6は、ストロボユニット100を発光位置から収納位置に移動するときのストロボ位置検出スイッチ130の動作を時系列で示す側面図である。図4(a)は、ストロボユニット100が発光位置にあるときの状態を示している。ストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aを撮像装置の内部に向けて押し込むためのスイッチアシストレバー120の押圧部120aは、レバー付勢ばね121の付勢力により上蓋111の方向に付勢されている。この状態で、スイッチアシストレバー120のばね掛け部120bがストロボ筐体101の内面101cに当接することにより、スイッチアシストレバー120は、ストロボ筐体101の下面101dから所定量突出した状態で保持されている。つまり、ストロボユニット100が発光位置にあるとき、ばね掛け部120bは、スイッチアシストレバー120の押圧部120aがストロボ筐体101の下面101dに形成された開口部101jから突出した状態を保持するストッパ部として機能する。
ストロボユニット100が発光位置にある図4(a)の状態から使用者がストロボユニット100を手動により収納位置の方向に移動させる。すると、スイッチアシストレバー120の押圧部120aがストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aに当接し、図4(b)に示す状態となる。ここで、スイッチアシストレバー120の押圧部120aは、矢印Sで示すストロボ位置検出スイッチ130の押し込み方向に対して垂直となるように、形状設計がなされている。また、レバー付勢ばね121による付勢力は、ストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aの反力よりも大きくなるように設定されている。
図4(b)の状態からストロボユニット100を更に収納位置へ向けて移動させる。すると、スイッチアシストレバー120の押圧部120aが、レバー付勢ばね121の付勢力により、ストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aを押し込み方向(矢印S方向)に押し込む。ストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aが電気的に接続される所定の押し込み量(ストローク)まで押し込まれると、ストロボ位置検出スイッチ130が電気的に接続され、ストロボユニット100が収納状態にあることが検出される。
ストロボユニット100を更に収納位置へ向けて移動させると、スイッチアシストレバー120の押圧部120aが上蓋111の上面111bに当接し、図5(a)に示す状態となる。ここで、スイッチアシストレバー120の押圧部120aにおいてストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aと当接する面の面積は、上蓋111の上面111bに設けられた貫通穴111aの面積よりも十分に大きく設定されている。よって、押圧部120aが貫通穴111aに落ち込むことはない。
図5(a)の状態からストロボユニット100を更に収納位置へ向けて移動させる。すると、スイッチアシストレバー120の押圧部120aがストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aを押し込んだ状態を維持しながら、スイッチアシストレバー120は図5(a)での図示において反時計方向に回転する。これにより、上蓋111に設けられた係止爪114のカム面114aと、収納状態において係止爪114が収納されるストロボ筐体101に設けられた開口部101fの口元に形成されたカム面101gとが当接し、図5(b)の状態となる。なお、図5(b)は、図5(a)とは反対の方向(図5(a)の奥側から手前側へ向かう方向)から見た図である。
図5(b)の状態からストロボユニット100を更に収納位置へ向けて移動させる。すると、係止爪114が回転軸114bを中心として時計回りに回転して退避し、係止爪114のカム面114aとストロボ筐体101のカム面101gが離れ、その後、係止爪114の係止部114cとストロボ筐体101の係止部101hとが係合する。これにより、ストロボユニット100は、図6(a),(b)に示す収納状態となる。なお、図6(a)は図5(b)と同じ視点で描かれており、図6(b)は、図6(a)とは反対の方向(図6(a)の奥側から手前側へ向かう方向)から見た図である。
ここで、ストロボユニット100を収納位置へ引き込むための係止爪付勢ばね115の係止爪114に対する付勢力は、駆動ばね112とスイッチアシストレバー120のレバー付勢ばね121がストロボユニット100を発光位置へ向かわせる力よりも十分に大きい。これにより、係止爪114が衝撃等により解除され難い構造を実現することができる。
図6(b)に示すように、ストロボユニット100が収納位置にあるとき、スイッチアシストレバー120の押圧部120aは、上蓋111の上面111bに当接する。前述したようにスイッチアシストレバー120の押圧部120aは、上蓋111の上面111bに設けられた貫通穴111aよりも十分に大きく設定されており、上蓋111の上面111bに設けられた貫通穴111aに落ち込むことはない。そのため、ストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aを動作ストローク以上に押込むことはない。
ストロボユニット100を、収納位置から発光位置へ移動させる操作は、不図示であるが、概略、以下の通りである。即ち、ストロボユニット100が図6(a),(b)に示す収納位置にある状態で前カバー140に設けられたストロボアップボタンを押し下げると、演算処理回路からシャッタ駆動回路に信号が送られ、モータが駆動する。モータの駆動により遊星レバーが切り換えられ、ストロボ駆動ユニットの初段ギアに連結し、位相接片が固定されたカムギアを回転させる。
これにより、係止爪114を係止爪付勢ばね115の付勢方向と反対方向(図6(a)では時計回り方向)に回転させることができ、係止爪114の係止部114cがストロボ筐体101の係止部101hから外れる。こうして、ストロボユニット100の緊定状態が解除されると、駆動ばね112とレバー付勢ばね121の付勢力により、回転軸110a,110bを中心にして、ストロボユニット100は発光位置まで移動する。
なお、本実施形態では、ストロボ位置検出スイッチ130として、所定の押し込み量で電気的に接続するノーマルオープンタイプの押し込み式検出スイッチを用いた。但し、これに限定されるものではなく、ストロボ位置検出スイッチ130として、所定の押し込み量で電気的接続を切断するノーマルクローズタイプの押し込み式検出スイッチを使用しても構わない。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、スイッチアシストレバー120の押圧部120aでストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aを押し込む。これにより、発光ユニット200が収納位置よりも高い位置にある状態でも、ストロボ位置検出スイッチ130の押し込み部130aを押し込むことができる。したがって、発光ユニット200が発光位置にあることを、発光ユニット200が発光位置に近い位置にあるときに(換言すれば、発光ユニット200が収納位置から離れた位置にあるときに)、検出することができる。
また、スイッチアシストレバー120は、ストロボユニット100が収納位置にあるときに上蓋111の方向に付勢されている。この付勢力は、ストロボユニット100が収納位置から発光位置まで移動するときの駆動力として作用するため、ストロボユニット100の収納位置から発光位置への移動を、例えば低温環境下であっても、素早くスムーズに行うことができる。更に、スイッチアシストレバー120とレバー付勢ばね121は、駆動ばね112とストロボ筐体101の左右方向の中心に対して反対側に配置されているため、ストロボユニット100が収納位置から発光位置まで移動するときの駆動力の左右のバランスがよい。これにより、ストロボユニット100が収納位置から発光位置へ移動する際の片寄せを抑制して、ストロボユニット100のスムーズな動きを実現することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上記実施形態では、ストロボ位置検出スイッチ130は、ピンからなる押し込み部130aを有するとしたが、押し込み部130aをレバーで構成するように変形することも可能である。すなわち、レバーの先端が押し込まれることで、支点を中心にレバーが回転し、電気的接点のオン/オフが切り替わるスイッチを用いてもよい。
100 ストロボユニット
101 ストロボ筐体
200 発光ユニット
111 上蓋
110a,110b 回転軸
112 駆動ばね
114 係止爪
115 係止爪付勢ばね
120 スイッチアシストレバー
121 レバー付勢ばね
130 ストロボ位置検出スイッチ

Claims (9)

  1. 撮像装置であって、
    発光部を有し、収納位置と発光位置との間を回動して移動することができるように前記撮像装置の外装部材に軸支されるストロボ筐体と、
    前記ストロボ筐体を前記収納位置から前記発光位置へ向けて駆動する駆動手段と、
    前記外装部材において前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときの前記ストロボ筐体と対向する面に設けられ、ピンまたはレバーからなる押し込み部を有し、前記押し込み部が所定の押し込み量になると電気的接続が切り替わることで前記ストロボ筐体の位置を検出する位置検出手段と、
    前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときに前記位置検出手段と対向する位置において前記ストロボ筐体に回転可能に軸支され、前記ストロボ筐体が前記発光位置にあるときには前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときの前記ストロボ筐体において前記外装部材と対向する面から突出する押圧部を有するレバー部材と、
    前記レバー部材を前記外装部材の方向へ付勢するレバー付勢手段とを備え、
    前記ストロボ筐体が前記収納位置と前記発光位置との間を移動するときに前記押圧部による前記押し込み部の押し込み量が変わることで前記位置検出手段は前記ストロボ筐体が前記収納位置と前記発光位置のいずれの位置にあるかを検出することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記駆動手段は、前記ストロボ筐体を前記発光位置へ向けて付勢する駆動ばねであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記位置検出手段は、前記押し込み部が所定の押し込み量で電気的に接続するノーマルオープンタイプまたは所定の押し込み量で電気的接続を切断するノーマルクローズタイプの押し込み式検出スイッチであることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記ストロボ筐体において前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときに前記外装部材と対向する面に、前記レバー部材の前記押圧部を突出させる開口部が設けられ、
    前記レバー部材は、前記ストロボ筐体が前記発光位置にあるときに前記レバー付勢手段による付勢力により前記ストロボ筐体に当接することで前記レバー部材の前記押圧部を前記開口部から突出した状態を保持するストッパ部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記外装部材において前記ストロボ筐体が前記収納位置にあるときに前記ストロボ筐体と対向する面に貫通穴が設けられ、
    前記位置検出手段は、前記位置検出手段の前記押し込み部が前記貫通穴から所定量だけ前記ストロボ筐体へ向けて突出するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記レバー部材の前記押圧部において前記位置検出手段の前記押し込み部と当接する面の面積は、前記外装部材において前記位置検出手段の前記押し込み部を突出させるために設けられた前記貫通穴の面積よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記レバー付勢手段による付勢力は前記位置検出手段の前記押し込み部の反力よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記レバー部材と前記レバー付勢手段は、前記ストロボ筐体の左右方向の中心に対して前記駆動手段とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記外装部材に設けられ、前記ストロボ筐体を前記収納位置に保持する係止爪と、
    前記ストロボ筐体を前記収納位置へ向けて引き込むように前記係止爪を付勢する係止爪付勢手段とを備え、
    前記係止爪付勢手段が前記ストロボ筐体を前記収納位置へ向けて引き込む力は、前記駆動手段と前記レバー付勢手段とが前記ストロボ筐体を前記発光位置へ向かわせる力よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
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