JP6128918B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100を示す斜視図である。
図1に示されるように、加熱調理器100は、上面が開口する本体1と、本体1の開口を塞ぐ天板2とを備える。天板2には、鍋等の被加熱物10が載置される載置部3a,3b,3cが設けられている。載置部3aは、天板2の前面側左の載置面を指す。載置部3bは、天板2の前面側右の載置面を指す。載置部3cは、天板2の背面側中央の載置面を指す。
図2に示されるように、載置部3a,3bに載置される被加熱物10を加熱するための加熱手段として加熱コイル12,21,22,23,24がそれぞれ設けられている。また、加熱コイル12を支持し載置するためのコイルベース11が、加熱コイル21の下方に設けられている。また、加熱コイル21,22,23,24を支持し載置するためのコイルベース13が、加熱コイル21,22,23,24の下方に設けられている。また、加熱コイル12,21,22,23,24のそれぞれと接続されて共振回路を構成する共振コンデンサと、この共振回路に高周波電圧を印加するインバータ回路とが実装された駆動回路15が設けられている。
図4に示す例では、黄銅又は錫メッキで構成される平板状の端子台20bと、撚り線26c及び撚り線26cの端部に設けられた端子26a,26bを有する連結部材26とが設けられている。加熱コイル22の巻き終り側の撚り線と端子台20bとがカシメによって接続され、加熱コイル24の巻き終り側の端子24bと端子台20bとがネジによって接続され、連結部材26の端子26aと端子台20bとがネジによって接続される。連結部材の端子26bは、駆動回路15に接続される端子台25dにネジ止めされ、加熱コイル22と加熱コイル24とが、端子台20b及び連結部材26を介して、駆動回路15に接続される。
図5は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図6に示されるように、加熱コイル21の巻き終り側の撚り線は、端子台20aから端子21bまでの撚り線41の線径が他の部分の線径よりも太くなり、加熱コイル22についても同様である。
このように構成すれば、撚り線41(すなわち、加熱コイル21,23の電流が流れる部分)に、他の部分よりも大きい電流が流れても、撚り線41からの放熱量を増やすことができるため、複数の加熱コイルからの電流が加熱コイル21,22に集まって発熱することを抑制することができる。なお、線径を太くする方法は、撚り線41の巻数を多くすることにより行われる。また、加熱コイル21の撚り線ではなく加熱コイル23の撚り線を太くしてもよいし、加熱コイル23の撚り線ではなく加熱コイル24の撚り線を太くしてもよく、共通相が構成されて流れる電流が大きくなる部位の撚り線を太くすればよい。
図7に示されるように、加熱コイル21,22の撚り線51の線径は、他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなっている。このように、端子台20aと端子台25dとの間において複数の加熱コイルからの電流が流れる加熱コイル21,22の線径を太くすることで、放熱量を増やすことができ、撚り線からの発熱を抑制できる。
図8は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9に示されるように、加熱コイル21の巻き終り側の撚り線は、連結端子31aから端子21bまでの撚り線41の線径が他の部分の線径よりも太くなり、加熱コイル22についても同様である。
図10に示されるように、加熱コイル21,22の撚り線51の線径が他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなっている。このように、複数の加熱コイルからの電流が流れる加熱コイル21,22の線径を太くすることで、放熱量を増やし、撚り線からの発熱を抑制できる。
図11は本発明の実施の形態4に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態4では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図12に示されるように、連結部材25を排除して、加熱コイル22の巻き終り側の端部に端子22bを設け、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線と端子台20aとがカシメによって接続され、共通相が構成される。
図13に示されるように、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線は、端子台20aに接続される部位から端子22bまでの撚り線41の線径が、他の部分の線径よりも太くなっている。
図14に示されるように、加熱コイル22の撚り線51の線径が他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなっている。このように、端子台20aと端子台25dとの間において複数の加熱コイルからの電流が流れる加熱コイル22の線径を太くすることで、放熱量を増やすことができ、撚り線からの発熱を抑制できる。
図15は本発明の実施の形態5に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態5では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図16に示されるように、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線は、連結端子31aから端子22bまでの撚り線41の線径が、他の部分の線径よりも太くなっている。
図17に示されるように、加熱コイル22の撚り線51の線径が他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなるように構成してもよい。
図18は本発明の実施の形態6に係る加熱調理器100の内部構造を示す斜視図である。前述の実施の形態1〜5では、複数の加熱コイルを、中心位置を異ならせて同一平面上に配置した例を示したが、本実施の形態6では、実施の形態1〜5とは異なり、複数の加熱コイルが同心円状に配置されており、具体的には図18に示されるように、加熱コイル60が示されている。その他の構成については、図2と同様である。
図20は本発明の実施の形態7に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。本実施の形態7では、実施の形態6と共通する部分は説明を省略し、実施の形態6との相違点を中心に説明する。
図21に示されるように、内側コイル61の巻き終り側の撚り線は、端子台69から端子61bまでの撚り線81の線径が、他の部分の線径よりも太くなる。
図22に示されるように、ネジ等が挿通される中空円筒状の部材を備えた連結端子71を設け、内側コイル61の巻き終り側の撚り線と連結端子71とがカシメによって接続され、連結端子71と端子台69とがネジによって接続され、外側コイル62の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、共通相が構成される。
図23は本発明の実施の形態8に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。本実施の形態8では、実施の形態6と共通する部分は説明を省略し、実施の形態6との相違点を中心に説明する。
図24に示されるように、内側コイル61の巻き終り側の撚り線は、端子台69から端子61bまでの撚り線81の線径が、他の部分の線径よりも太くなる。
図25に示されるように、ネジ等が挿通される中空円筒状の部材を備えた連結端子71を設け、内側コイル61の巻き終り側の撚り線と連結端子71とがカシメによって接続され、連結端子71と端子台69とがネジによって接続され、外側コイル62の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、共通相が構成される。
Claims (4)
- 本体と、
該本体の上面に設けられ、被加熱物を載置する天板と、
前記天板の下方に配置され、両端に接続手段が設けられた複数の加熱コイルと、
前記複数の加熱コイルを支持するコイルベースと、
前記加熱コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、
前記複数の加熱コイルのうち2以上の加熱コイルの一端側が接続される中継接続手段とを備え、
前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線が前記駆動回路の接続端子まで引き伸ばされ、引き伸ばされた撚り線の途中部分において前記中継接続手段にカシメられて接続されており、
前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの他の一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線の端部に設けられた接続手段を介して前記中継接続手段に取り付けられ、
前記中継接続手段は、平面視において前記コイルベースの投影面の外周よりも内側に設けられている
ことを特徴とする加熱調理器。 - 本体と、
該本体の上面に設けられ、被加熱物を載置する天板と、
前記天板の下方に配置され、両端に接続手段が設けられた複数の加熱コイルと、
前記複数の加熱コイルを支持するコイルベースと、
前記加熱コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、
前記複数の加熱コイルのうち2以上の加熱コイルの一端側が接続される中継接続手段とを備え、
前記中継接続手段に接続された前記2以上の加熱コイルは、当該中継接続手段を介して前記駆動回路に接続され、
前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線が前記駆動回路の接続端子まで引き伸ばされ、引き伸ばされた撚り線の途中部分において前記中継接続手段にカシメられて接続されており、当該カシメられた部分から前記駆動回路の接続端子までの撚り線の線径は、他の部位の線径よりも太く、
前記中継接続手段は、平面視において前記コイルベースの投影面の外周よりも内側に設けられている
ことを特徴とする加熱調理器。 - 前記中継接続手段に撚り線がカシメられて接続された前記加熱コイルは、当該カシメられた部分から前記駆動回路の接続端子までの撚り線の線径が、他の部位の線径よりも太い
ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 前記複数の加熱コイルのそれぞれは、径の異なる環状に撚り線が巻き回されて構成され、前記複数の加熱コイルは、同心円上に配置されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の加熱調理器。
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JP2013076085A JP6128918B2 (ja) | 2013-04-01 | 2013-04-01 | 加熱調理器 |
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- 2013-04-01 JP JP2013076085A patent/JP6128918B2/ja active Active
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