JP6128918B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、例えば、「加熱コイル12a〜12dは、互いに隣接する加熱コイルと導体の巻回方向が逆方向に巻回されており、各内周端がインバータ回路6の出力端であるスイッチング素子7、8の接続点に接続され、外周端は、お互いに接続されて、共通の共振コンデンサ13を介して直流電源出力の低電位側母線に接続され、加熱コイル12a、12cが互いに並列に接続された状態となっている」誘導加熱調理器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−266726号公報([0009]、図1)
しかしながら、特許文献1記載の誘導加熱調理器は、各内周端がインバータ回路6の出力端であるスイッチング素子7、8の接続点に接続され、各外周端が共通の共振コンデンサ13を介して直流電源出力の低電位側母線に接続されるように構成されているが、引き回す配線が複雑となってしまうという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたもので、従来よりも引き回す配線を短くする加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明の加熱調理器は、本体と、該本体の上面に設けられ、被加熱物を載置する天板と、前記天板の下方に配置され、両端に接続手段が設けられた複数の加熱コイルと、前記複数の加熱コイルを支持するコイルベースと、前記加熱コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、前記複数の加熱コイルのうち2以上の加熱コイルの一端側が接続される中継接続手段とを備え、前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線が前記駆動回路の接続端子まで引き伸ばされ、引き伸ばされた撚り線の途中部分において前記中継接続手段にカシメられて接続されており、前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの他の一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線の端部に設けられた接続手段を介して前記中継接続手段に取り付けられ、前記中継接続手段は、平面視において前記コイルベースの投影面の外周よりも内側に設けられている。
本発明によれば、中継接続手段に接続された2以上の加熱コイルは、中継接続手段を介して駆動回路に接続され、中継接続手段は、平面視において前記コイルベースの投影面の外周よりも内側に設けられている。このため、従来よりも引き回す配線を短くすることができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の内部構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態1の変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態2の第1変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態2の第2変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態3の第1変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態3の第2変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態4の第1変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態4の第2変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態4の第3変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態5に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態5の第1変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態5の第2変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態6に係る加熱調理器100の内部構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態7に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態7の第1変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態7の第2変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態8に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。 本発明の実施の形態8の第1変形例を示す概略図である。 本発明の実施の形態8の第2変形例を示す概略図である。
以下、本発明の加熱調理器100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100を示す斜視図である。
図1に示されるように、加熱調理器100は、上面が開口する本体1と、本体1の開口を塞ぐ天板2とを備える。天板2には、鍋等の被加熱物10が載置される載置部3a,3b,3cが設けられている。載置部3aは、天板2の前面側左の載置面を指す。載置部3bは、天板2の前面側右の載置面を指す。載置部3cは、天板2の背面側中央の載置面を指す。
図2は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の内部構造を示す斜視図である。
図2に示されるように、載置部3a,3bに載置される被加熱物10を加熱するための加熱手段として加熱コイル12,21,22,23,24がそれぞれ設けられている。また、加熱コイル12を支持し載置するためのコイルベース11が、加熱コイル21の下方に設けられている。また、加熱コイル21,22,23,24を支持し載置するためのコイルベース13が、加熱コイル21,22,23,24の下方に設けられている。また、加熱コイル12,21,22,23,24のそれぞれと接続されて共振回路を構成する共振コンデンサと、この共振回路に高周波電圧を印加するインバータ回路とが実装された駆動回路15が設けられている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。図3に示されるように、本実施の形態1では、加熱コイル21と加熱コイル23の一端部同士を接続して共通相を構成する端子台20aが設けられている。なお、共通相とは、複数の加熱コイルの撚り線が接続されて、電気的に接続されている状態をいうものとする。
図3に示されるように、加熱コイル21,22,23,24は、例えば絶縁被覆された撚り線が渦巻き状に巻回されて構成される。加熱コイル21は端子21aを備え、加熱コイル22は端子22a,22bを備え、加熱コイル23は端子23a,23bを備え、加熱コイル24は端子24a,24bを備える。
加熱コイル21の巻き始め側の端部には端子21aが設けられており、この端子21aは、駆動回路15(図2参照)と加熱コイル21とを電気的に接続する端子台21cにネジ止めされている。加熱コイル21の巻き終わり側の端部は、端子が設けられておらず被覆が剥がされており、端子台20aにカシメによって接続されている。
加熱コイル22の巻き始め側の端部に取り付けられた端子22aは、駆動回路15(図2参照)と電気的に接続される端子台22cにネジ止めされる。加熱コイル22の巻き終わり側の端部は、端子台25dの近傍まで引き伸ばされ、端子22bを介して端子台25dにネジ止めされる。
加熱コイル23の両端には、それぞれ端子23a,23bが接続されている。加熱コイル23の巻き始め側の端部に取り付けられた端子23aは、駆動回路15(図2参照)と加熱コイル23とを電気的に接続する端子台23cにネジ止めされている。また、加熱コイル23の巻き終わり側の端部に取り付けられた端子23bは、端子台20aにネジ止めされている。
加熱コイル24の巻き始め側の端部に取り付けられた端子24aは、駆動回路15(図2参照)と電気的に接続される端子台24cにネジ止めされる。加熱コイル24の巻き終わり側の端部は、端子台25dの近傍まで引き伸ばされ、端子24bを介して端子台25dにネジ止めされる。
このように本実施の形態1では、連結部材25の一端側(端子25b)が接続される端子台25dに、加熱コイル22及び加熱コイル24の一端(端子22b,24b)が接続され、等電位となる。各加熱コイルが駆動回路15と接続される端子台21c,22c,23c,24c,25dは、図3に破線で示す枠の同じ側に配置されており、加熱コイル21,22,23,24,及び端子台20aから、端子台21c,22c,23c,24c,25dへ向かう配線は、いずれも同方向を向いている。
端子台20aは、天板2の下方であって、平面視した状態で、コイルベース13の投影面の外周よりも内側に設けられている。加熱コイル21と加熱コイル23とは、端子台20aを介して接続されており、共通相が構成される。端子台20aは、加熱コイル21,23からの距離がなるべく近くなるように設けられ、例えば加熱コイル21,23の中心からの距離の総和が小さくなるような位置に設けられる。このように端子台20aを、加熱コイル21,23の両方からなるべく近い位置に設けることで、加熱コイル21,23の巻き終わりの部分から端子台20aへ引き伸ばされる撚り線を短くすることができる。
端子台20aは、撚り線25cの両端にそれぞれ端子25a,25bが取り付けられた連結部材25を介して、駆動回路15(図2参照)に電気的に接続される端子台25dと接続されている。連結部材25の端子25aは端子台20aにネジ止めされ、端子25bは端子台25dにネジ止めされる。なお、端子台20a,21c,23c,25dは、例えば、平板状の導電部材に黄銅又は錫メッキが施されて構成される。また、駆動回路15と接続される端子台21c,23c,25dは、図3に破線よりも外方で同じ側に配置されており、加熱コイル21,23及び端子台20aから、端子台21c,23c,25dへ向かう配線は、いずれも同方向を向いている。
以上のように、本実施の形態1に係る加熱調理器100は、本体1と、本体1の上面に設けられ、被加熱物10を載置する天板2と、天板2の下方に配置され、両端に端子21a,23a,23bが設けられた加熱コイル21,23と、加熱コイル21,23のそれぞれを支持するコイルベース13と、加熱コイル21,23に高周波電圧を印加する駆動回路15と、加熱コイル21,23の一端側が接続される端子台20aとを備え、端子台20aに接続された加熱コイル21,23は、端子台20aを介して駆動回路15に接続され、端子台20aは、平面視においてコイルベース13の投影面の外周よりも内側に設けられている。このように加熱コイル21,23の近傍において両者の撚り線を端子台20aに集約し、端子台20aから一本の連結部材25を介して駆動回路15の端子台25dと接続するようにしたので、加熱コイル21,23から駆動回路15へ引き回す配線を、従来よりも単純化することができる。
また、加熱コイル21の端部を端子台20aにカシメ止めするようにしたので、ネジを用いる場合に比べて容易に接続を行うことができ、また、部品点数を削減できる。
なお、図3では複数の加熱コイルのうちの一部の加熱コイルの端部同士を接続する例を説明したが、例えば次に示す図4のように構成してもよい。図4は本発明の実施の形態1の変形例を示す概略図である。
図4に示す例では、黄銅又は錫メッキで構成される平板状の端子台20bと、撚り線26c及び撚り線26cの端部に設けられた端子26a,26bを有する連結部材26とが設けられている。加熱コイル22の巻き終り側の撚り線と端子台20bとがカシメによって接続され、加熱コイル24の巻き終り側の端子24bと端子台20bとがネジによって接続され、連結部材26の端子26aと端子台20bとがネジによって接続される。連結部材の端子26bは、駆動回路15に接続される端子台25dにネジ止めされ、加熱コイル22と加熱コイル24とが、端子台20b及び連結部材26を介して、駆動回路15に接続される。
このように、加熱コイル22,24の一端部同士を端子台20bで接続し、端子台20bから連結部材26を介して駆動回路15に接続することで、図3に示したものよりも駆動回路15への配線を単純化することができる。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図5に示されるように、本実施の形態2では、実施の形態1とは異なり、連結部材25,26を排除した構成となっている。
次に、加熱コイルの配線について説明する。加熱コイル21の巻き終り側の撚り線は、端子台25dまで引き伸ばされており、その途中部分において、カシメによって端子台20aと接続されている。加熱コイル21の巻き終わり側の端部には端子21bが取り付けられており、端子21bは端子台25dにネジ止めされている。また、加熱コイル23の巻き終わり側の端部に取り付けられた端子23bは、端子台20aにネジ止めされている。このように、端子台20aを介して加熱コイル21と加熱コイル23とが接続され、共通相が構成される。また、加熱コイル22も加熱コイル21と左右対称の構成であり、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線と端子台20bとがカシメによって接続され、加熱コイル24の端子24bと端子台20bとがネジによって接続され、共通相が構成される。
このような構成であっても、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができるほか、実施の形態1で示した連結部材25,26を設けなくてもよいので部品点数を低減できる。
なお、図5では、加熱コイル21,22の撚り線の線径が均一である例について説明したが、これに限定されず、例えば次に示す図6のように構成してもよい。図6は本発明の実施の形態2の第1変形例を示す概略図である。
図6に示されるように、加熱コイル21の巻き終り側の撚り線は、端子台20aから端子21bまでの撚り線41の線径が他の部分の線径よりも太くなり、加熱コイル22についても同様である。
このように構成すれば、撚り線41(すなわち、加熱コイル21,23の電流が流れる部分)に、他の部分よりも大きい電流が流れても、撚り線41からの放熱量を増やすことができるため、複数の加熱コイルからの電流が加熱コイル21,22に集まって発熱することを抑制することができる。なお、線径を太くする方法は、撚り線41の巻数を多くすることにより行われる。また、加熱コイル21の撚り線ではなく加熱コイル23の撚り線を太くしてもよいし、加熱コイル23の撚り線ではなく加熱コイル24の撚り線を太くしてもよく、共通相が構成されて流れる電流が大きくなる部位の撚り線を太くすればよい。
また、図6のように端子台20a,20bと端子台25dとの間の撚り線を太くするのではなく、例えば次に示す図7のように、加熱コイル自体の撚り線を太くしてもよい。図7は本発明の実施の形態2の第2変形例を示す概略図である。
図7に示されるように、加熱コイル21,22の撚り線51の線径は、他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなっている。このように、端子台20aと端子台25dとの間において複数の加熱コイルからの電流が流れる加熱コイル21,22の線径を太くすることで、放熱量を増やすことができ、撚り線からの発熱を抑制できる。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図8に示されるように、本実施の形態3では、実施の形態1とは異なり、連結端子31a,31b及び連結板32a,32bが設けられている。連結端子31a,31bは、ネジ等が挿通される中空円筒状の部材を備える。連結板32a,32bは、例えば平板状の導電部材に黄銅又は錫メッキが施されて構成される。連結板32a,32bは、端子台20a,20bとは異なり、加熱コイル21,22の巻き終り側の撚り線を連結端子31a,31bを介して接続し、加熱コイル23,24の巻き終り側の撚り線を接続するものである。なお、図8では、連結板32a,32bがそれぞれ加熱コイル23,24とは別体で構成されているが、一体となって構成されていてもよい。
次に、加熱コイルの配線について説明する。加熱コイル21の巻き終り側の撚り線と連結端子31aとがカシメによって接続され、連結端子31aと連結板32aとがネジによって接続され、連結板32aと加熱コイル23の巻き終り側の撚り線とがカシメによって接続され、共通相が構成される。また、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線と連結端子31bとがカシメによって接続され、連結端子31bと連結板32bとがネジによって接続され、連結板32bと加熱コイル24の巻き終り側の撚り線とがカシメによって接続され、共通相が構成される。
なお、図8では、加熱コイル21,22の撚り線の線径が均一である例について説明したが、これに限定されず、例えば次に示す図9のように構成してもよい。図9は本発明の実施の形態3の第1変形例を示す概略図である。
図9に示されるように、加熱コイル21の巻き終り側の撚り線は、連結端子31aから端子21bまでの撚り線41の線径が他の部分の線径よりも太くなり、加熱コイル22についても同様である。
また、図9のように連結端子31a,31bと端子21b,22bとの間の撚り線を太くするのではなく、次に示す図10のように加熱コイル自体の撚り線を太くしてもよい。図10は本発明の実施の形態3の第2変形例を示す概略図である。
図10に示されるように、加熱コイル21,22の撚り線51の線径が他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなっている。このように、複数の加熱コイルからの電流が流れる加熱コイル21,22の線径を太くすることで、放熱量を増やし、撚り線からの発熱を抑制できる。
実施の形態4.
図11は本発明の実施の形態4に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態4では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図11に示されるように、本実施の形態4の端子台20aは、実施の形態1の端子台20aよりも大きく、より多くの端子を接続可能になっている。
次に、加熱コイルの配線について説明する。加熱コイル21の端子21bと端子台20aとがネジによって接続され、加熱コイル23の端子23bと端子台20aとがネジによって接続され、加熱コイル24の端子24bと端子台20aとがネジによって接続され、連結部材25の端子25aと端子台20aとがネジによって接続されている。また、加熱コイル22の巻き終わり側の端部は、端子が設けられておらず被覆が剥がされており、端子台20aにカシメによって接続されている。このように、加熱コイル21,22,23,24の一端がそれぞれ端子台20aに接続され、共通相が構成される。加熱コイル21,22,23,24は、端子台20a及び連結部材25を介して、駆動回路15と電気的に接続される端子台25dに連結される。
なお、図11のように連結部材25を設けるのではなく、例えば次に示す図12のように構成してもよい。図12は本発明の実施の形態4の第1変形例を示す概略図である。
図12に示されるように、連結部材25を排除して、加熱コイル22の巻き終り側の端部に端子22bを設け、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線と端子台20aとがカシメによって接続され、共通相が構成される。
また、図11では、加熱コイル22の撚り線の線径が均一である例について説明したが、これに限定されず、例えば次に示す図13のように構成してもよい。図13は本発明の実施の形態4の第2変形例を示す概略図である。
図13に示されるように、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線は、端子台20aに接続される部位から端子22bまでの撚り線41の線径が、他の部分の線径よりも太くなっている。
また、図11では、加熱コイル22の撚り線の線径は、他の加熱コイルの撚り線の線径と同一となるように構成されるが、これに限定されず、例えば次に示す図14のように構成してもよい。図14は本発明の実施の形態4の第3変形例を示す概略図である。
図14に示されるように、加熱コイル22の撚り線51の線径が他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなっている。このように、端子台20aと端子台25dとの間において複数の加熱コイルからの電流が流れる加熱コイル22の線径を太くすることで、放熱量を増やすことができ、撚り線からの発熱を抑制できる。
実施の形態5.
図15は本発明の実施の形態5に係る加熱調理器100の加熱コイルの配線を示す概略図である。本実施の形態5では、実施の形態1と共通する部分は説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図15に示されるように、連結端子31a,31b,31c及び連結板32a,32b,32cが設けられている。連結端子31a,31b,31cは、ネジ等が挿通される中空円筒状の部材を備える。連結板32a,32b,32cは、例えば黄銅又は錫メッキで構成される平板状のものである。
図15に示されるように、加熱コイル21の巻き終り側の撚り線と連結板32aとがカシメによって接続され、連結板32aと連結端子31aとがネジによって接続され、連結端子31aと加熱コイル22の巻き終り側の撚り線とがカシメによって接続され、共通相が構成される。また、加熱コイル23の巻き終り側の撚り線と連結板32bとがカシメによって接続され、連結板32bと連結端子31bとがネジによって接続され、連結端子31bと加熱コイル22の巻き終り側の撚り線とがカシメによって接続され、共通相が構成される。また、加熱コイル24の巻き終り側の撚り線と連結板32cとがカシメによって接続され、連結板32cと連結端子31cとがネジによって接続され、連結端子31cと加熱コイル22の巻き終り側の撚り線とがカシメによって接続され、共通相が構成される。
加熱コイル22の巻き終り側の撚り線は、連結端子31aとの接続位置よりも端子25a側で連結端子31bと接続される。加熱コイル22の巻き終り側の撚り線は、連結端子31bとの接続位置よりも端子22b側で連結端子31cと接続される。
なお、図15では、加熱コイル22の撚り線の線径が均一である例について説明したが、これに限定されず、例えば次に示す図16のように構成してもよい。図16は本発明の実施の形態5の第1変形例を示す概略図である。
図16に示されるように、加熱コイル22の巻き終り側の撚り線は、連結端子31aから端子22bまでの撚り線41の線径が、他の部分の線径よりも太くなっている。
また、図15では、加熱コイル22の撚り線の線径は、他の加熱コイルの撚り線の線径と同一となるように構成されるが、これに限定されず、例えば図17のように構成してもよい。図17は本発明の実施の形態5の第2変形例を示す概略図である。
図17に示されるように、加熱コイル22の撚り線51の線径が他の加熱コイルの撚り線の線径よりも太くなるように構成してもよい。
実施の形態6.
図18は本発明の実施の形態6に係る加熱調理器100の内部構造を示す斜視図である。前述の実施の形態1〜5では、複数の加熱コイルを、中心位置を異ならせて同一平面上に配置した例を示したが、本実施の形態6では、実施の形態1〜5とは異なり、複数の加熱コイルが同心円状に配置されており、具体的には図18に示されるように、加熱コイル60が示されている。その他の構成については、図2と同様である。
図19は本発明の実施の形態6に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。
図19に示されるように、加熱コイル60は、内側コイル61と、外側コイル62とを備える。内側コイル61は、巻き始め側の端子61aを備える。外側コイル62は、内側コイル61よりも外側に設けられ、巻き始め側の端子62aと巻き終り側の端子62bとを備える。
また、撚り線65cと、撚り線65cの端部に設けられた端子65a,65bとを有する連結部材65が設けられる。また、例えば黄銅又は錫メッキで構成される平板状の端子台69が設けられる。また、端子台69を支持する樹脂部材70が設けられる。
次に、加熱コイル60の配線について説明する。内側コイル61の巻き終り側の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、外側コイル62の端子62bと端子台69とがネジによって接続され、連結部材65の端子65aと端子台69とがネジによって接続され、共通相が構成される。
実施の形態7.
図20は本発明の実施の形態7に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。本実施の形態7では、実施の形態6と共通する部分は説明を省略し、実施の形態6との相違点を中心に説明する。
図20に示されるように、本実施の形態7では、実施の形態6とは異なり、内側コイル61に端子61bが設けられ、連結部材65が排除されている。
次に、加熱コイル60の配線について説明する。内側コイル61の巻き終り側の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、外側コイル62の端子62bと端子台69とがネジによって接続され、共通相が構成される。
なお、図20では、内側コイル61の撚り線の線径が均一である例について説明したが、これに限定されず、例えば次に示す図21のように構成してもよい。図21は本発明の実施の形態7の第1変形例を示す概略図である。
図21に示されるように、内側コイル61の巻き終り側の撚り線は、端子台69から端子61bまでの撚り線81の線径が、他の部分の線径よりも太くなる。
また、共通相を構成する方法については、図21に示される例に限定されず、例えば次に示す図22のように構成してもよい。図22は本発明の実施の形態7の第2変形例を示す概略図である。
図22に示されるように、ネジ等が挿通される中空円筒状の部材を備えた連結端子71を設け、内側コイル61の巻き終り側の撚り線と連結端子71とがカシメによって接続され、連結端子71と端子台69とがネジによって接続され、外側コイル62の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、共通相が構成される。
実施の形態8.
図23は本発明の実施の形態8に係る加熱調理器100の加熱コイル60の配線を示す概略図である。本実施の形態8では、実施の形態6と共通する部分は説明を省略し、実施の形態6との相違点を中心に説明する。
図23に示されるように、本実施の形態8では、実施の形態6とは異なり、端子台69及び樹脂部材70が加熱コイル60の外周よりも内周側に設けられ、連結部材65が排除されている。
次に、加熱コイル60の配線について説明する。内側コイル61の巻き終り側の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、端子台69と外側コイル62の端子62bとがネジによって接続され、共通相が構成される。
なお、図23では、内側コイル61の撚り線の線径が均一である例について説明したが、これに限定されず、例えば次に示す図24のように構成してもよい。図24は本発明の実施の形態8の第1変形例を示す概略図である。
図24に示されるように、内側コイル61の巻き終り側の撚り線は、端子台69から端子61bまでの撚り線81の線径が、他の部分の線径よりも太くなる。
また、次に示す図25に示されるように加熱コイル60を構成してもよい。図25は本発明の実施の形態8の第2変形例を示す概略図である。
図25に示されるように、ネジ等が挿通される中空円筒状の部材を備えた連結端子71を設け、内側コイル61の巻き終り側の撚り線と連結端子71とがカシメによって接続され、連結端子71と端子台69とがネジによって接続され、外側コイル62の撚り線と端子台69とがカシメによって接続され、共通相が構成される。
また、実施の形態1〜8では、複数の加熱コイルの巻き終り側の撚り線あるいは端子同士を接続して共通相が構成されているが、巻き始め側の撚り線あるいは端子同士を接続して共通相が構成されていてもよい。
また、端子台20a,20b,69、連結端子31a,31b,31c及び連結板32a,32b,32cが中継接続手段に相当する。
1 本体、2 天板、3a,3b,3c 載置部、10 被加熱物、11,13 コイルベース、15 駆動回路、20a,20b,21c,22c,23c,24c,25d 端子台、12,21,22,23,24 加熱コイル、21a,21b,22a,22b,23a,23b,24a,24b 端子、25,26 連結部材、25a,25b,26a,26b 端子、25c,26c 撚り線、31a,31b,31c 連結端子、32a,32b,32c 連結板、41,51 撚り線、60 加熱コイル、61 内側コイル、61a,61b 端子、62 外側コイル、62a,62b 端子、65 連結部材、65a,65b 端子、65c 撚り線、69 端子台、70 樹脂部材、71 連結端子、81 撚り線、100 加熱調理器。

Claims (4)

  1. 本体と、
    該本体の上面に設けられ、被加熱物を載置する天板と、
    前記天板の下方に配置され、両端に接続手段が設けられた複数の加熱コイルと、
    前記複数の加熱コイルを支持するコイルベースと、
    前記加熱コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、
    前記複数の加熱コイルのうち2以上の加熱コイルの一端側が接続される中継接続手段とを備え、
    前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線が前記駆動回路の接続端子まで引き伸ばされ、引き伸ばされた撚り線の途中部分において前記中継接続手段にカシメられて接続されており、
    前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの他の一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線の端部に設けられた接続手段を介して前記中継接続手段に取り付けられ、
    前記中継接続手段は、平面視において前記コイルベースの投影面の外周よりも内側に設けられている
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 本体と、
    該本体の上面に設けられ、被加熱物を載置する天板と、
    前記天板の下方に配置され、両端に接続手段が設けられた複数の加熱コイルと、
    前記複数の加熱コイルを支持するコイルベースと、
    前記加熱コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、
    前記複数の加熱コイルのうち2以上の加熱コイルの一端側が接続される中継接続手段とを備え、
    前記中継接続手段に接続された前記2以上の加熱コイルは、当該中継接続手段を介して前記駆動回路に接続され、
    前記中継接続手段に接続される前記加熱コイルのうちの一つ以上は、当該加熱コイルを構成する撚り線が前記駆動回路の接続端子まで引き伸ばされ、引き伸ばされた撚り線の途中部分において前記中継接続手段にカシメられて接続されており、当該カシメられた部分から前記駆動回路の接続端子までの撚り線の線径は、他の部位の線径よりも太く、
    前記中継接続手段は、平面視において前記コイルベースの投影面の外周よりも内側に設けられている
    ことを特徴とする加熱調理器。
  3. 前記中継接続手段に撚り線がカシメられて接続された前記加熱コイルは、当該カシメられた部分から前記駆動回路の接続端子までの撚り線の線径、他の部位の線径よりも太い
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  4. 前記複数の加熱コイルのそれぞれは、径の異なる環状に撚り線が巻き回されて構成され、前記複数の加熱コイルは、同心円上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の加熱調理器。
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