JP6128892B2 - 定着装置、画像形成装置及び電力供給制御方法 - Google Patents
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Description
図1(a)は、実施例1の画像形成装置の構成を示す概略図である。プリンタ100は、プリンタ100に着脱可能なトナーカートリッジ101、静電担持体である感光ドラム102、感光ドラム102上を走査するレーザビーム106を照射する光源としての半導体レーザ103を備えている。また、プリンタ100は、スキャナモータ104により回転される回転多面鏡105、感光ドラム102上を一様に帯電するための帯電ローラ107、感光ドラム102上に形成された静電潜像をトナーにより現像するための現像器108を備えている。更に、プリンタ100は、現像器108により現像されたトナー像を所定の記録紙に転写するための転写ローラ109、定着器110を備えている。記録紙に転写されたトナーを熱により融着するための定着器110は、定着ヒータ111と、定着フィルム123と、加圧ローラ124とを有している。定着器110は、定着フィルム123と加圧ローラ124の定着ニップ部に記録紙を搬送しながら、記録紙上のトナーを記録紙に加熱加圧定着させる。
図1(b)は、本実施例の画像形成装置の回路構成のブロック図である。プリンタコントローラ201は、不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送られる画像コードデータをプリンタの印字に必要なビットデータに展開する。また、プリンタコントローラ201は、プリンタ内部情報を読み取り、不図示の表示部や外部機器の表示部等に読み取った情報を表示する。制御手段であるエンジンコントローラ202は、プリンタ100の各部をプリンタコントローラ201の指示に従ってプリント動作の制御を行うとともに、プリンタコントローラ201へプリンタ内部情報を報知する。尚、エンジンコントローラ202は、後述する半波カウンタを有している。
図2は、本実施例の定着器110の構成図である。図2(a)は、定着器110の断面図である。定着器110は、エンドレスフィルム(円筒状フィルム)を用いた、加圧ローラ駆動タイプのフィルム加熱方式の加熱装置である。定着器110は、加熱手段である定着ヒータ111と、定着ヒータ111を固定保持させた半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するヒータホルダ303とを有する。また、定着器110は、定着ヒータ111を取り付けたヒータホルダ303に、ルーズに外嵌した円筒状の薄耐熱フィルムである定着フィルム123を有する。更に、定着器110は、定着フィルム123を挟んで定着ヒータ111と相互圧接して定着ニップ部Nを形成する回転自在な加圧体である加圧ローラ124等を有する。
図2(b)は、定着ヒータ111の拡大断面図、図2(c)は、定着ヒータ111をヒータがある側(上側)から見た平面図である。定着ヒータ111は、裏面加熱型のセラミック面発ヒータである。絶縁基板305は、電気絶縁性・良熱伝導性・低熱容量のセラミック系絶縁基板である。絶縁基板305の裏面側に2本の発熱体であるヒータ301、302が形成されており、ヒータ301、302は、給電用電極部(以下、単に電極部と記す)306、307、308から導電部材により接続される。保護層320は、ヒータ301、302と導電部材を覆わせて形成したガラス等の保護層である。
図3は、定着ヒータ111の駆動制御回路図である。ヒータ301、302は、商用交流電源(以下、単に交流電源)401からACフィルタ402、リレー418を介して定着器110の定着ヒータ111に電力が供給されることにより発熱する。メインヒータ301への電力の供給は、双方向サイリスタ(以降、トライアックという)403を接続、遮断することにより行う。抵抗404、405は、トライアック403のためのバイアス抵抗であり、フォトトライアックカプラ406は、一次、二次間の沿面距離を確保するためのデバイスである。トライアック403は、フォトトライアックカプラ406の発光ダイオードに電流を流すことによりオンされる。抵抗407はフォトトライアックカプラ406の発光ダイオードに流れる電流を制限するための抵抗であり、フォトトライアックカプラ406は、トランジスタ408によりオン/オフされる。トランジスタ408は、抵抗409を介してエンジンコントローラ202から出力されるヒータ駆動信号であるON1信号が、ベース端子に入力されることによって動作する。
図4は、ヒータの電力制御方式である位相制御と波数制御、及び位相波数組み合わせ制御について説明する制御説明図である。本実施例では、交流電源401の交流波形における連続する所定数の半波を一制御周期として、ヒータに供給する電力を制御する。ここでは、一制御周期を8半波とし、説明を簡単にするため、メインヒータ301のみ投入電力75%で電力供給する場合の制御例を示す。表2のように、出力したい75%の投入電力に対して、8半波ごとに投入電力を決定し、一制御周期8半波全体の平均電力として75%の電力を出力する。一制御周期8半波の各半波への投入電力を決定している制御パターンは、制御方式によって異なるため、それぞれ、図を用いて説明する。
図4(d)は、位相制御の場合の例である。図4(d−1)には、エンジンコントローラ202が出力するON1信号の波形を、図4(d−2)には、メインヒータ301に流れる電流の波形を、それぞれ示す。尚、後述する図4(e)〜図4(g)についても同様とする。
図4(e)は、波数制御の場合の例である。波数制御では、交流電源401の半波単位でオン/オフ制御を行う。メインヒータ301に電力を供給する場合には、エンジンコントローラ202は、ゼロクロス信号のエッジの検出とともにON1信号をオンし、この半波では100%電力を供給することとなる。メインヒータ301に電力を供給しない場合には、ON1信号をオフしたままとし、例えば図4(e−2)に示す4半波目のように、この半波は0%となる。表2と図4(e)で示した波数制御の例としては、半波ごとに100%、100%、100%、0%、100%、100%、0%、100%と電力を投入し、一制御周期8半波の平均電力としては75%となる。
図4(f)、図4(g)には、位相波数組み合わせ制御の例を2つ示している。一制御周期内で、一部の半波を位相制御とし、一部の半波を波数制御として、組み合わせた制御を行う。図4(f)は、位相波数組み合わせ制御の1つ目の例である。図4(f)では、半波ごとに100%、47.5%、47.5%、100%、52.5%、100%、100%、52.5%と投入し、一制御周期8半波の平均電力としては75%となる。一方、図4(g)は、位相波数組み合わせ制御の2つ目の例で、半波ごとに55%、100%、100%、55%、100%、45%、45%、100%と投入し、一制御周期8半波の平均電力としては75%となる。この位相波数組み合わせ制御方式では、位相制御が毎半波行われなくなるので流れる高調波電流を低減させることができ、波数制御に比べて一制御周期を短くできるので電流の変動周期が短くなり、フリッカを低減させることができる。
図5は、位相波数組み合わせ制御にて、メインヒータ301とサブヒータ302の両方に電力投入する際の制御例である。図5(a)〜図5(c)は、図4(a)〜図4(c)と同じ波形等を示しており、説明は省略する。図4(d)には、エンジンコントローラ202が出力するヒータ駆動信号であるON1信号の波形を、図4(e)には、メインヒータ301に流れる電流の波形を、それぞれ示す。また、図4(f)には、エンジンコントローラ202が出力するヒータ駆動信号であるON2信号の波形を、図4(g)には、サブヒータ302に流れる電流の波形を、それぞれ示す。更に、図5(h)には、メインヒータ301とサブヒータ302に流れる電流の和である合成電流の波形を示す。
Dlimit=(Ilimit/Idct)×(Ilimit/Idct)
×Dduty
尚、供給可能な上限の平均投入電力Dlimitの最大値は100%とする。エンジンコントローラ202は、上述した式から算出した上限の平均投入電力Dlimitが100%未満となった場合に、後述する電流制限制御を実施する必要があると判断する。
表5〜表8は、本実施例で用いたメインサブ電力供給比率ごとに電力供給制御を行う際の投入電力表である。表1で説明したように、記録紙のサイズごとに決定されたメインサブ電力供給比率に従って、表5〜表8のいずれかを選択する。そして、選択した投入電力表をもとに、PI制御によって投入する電力レベルを決定し、一制御周期8半波単位で、表に記載された半波ごとのメインヒータ301とサブヒータ302の投入電力を出力する。尚、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率は、表5では、メイン:サブ=100:100、表6では、メイン:サブ=100:50、表7では、メイン:サブ=100:10、表8では、メイン:サブ=100:0である。
表9は、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率がメイン:サブ=100:50の場合に、平均投入電力を60%以下に制限する場合の電力投入例1である。上述した表6−2では、電力レベル16までが平均投入電力が60%となっており、電力レベル17からは平均投入電力が60%を超えている。エンジンコントローラ202が表6−2の電力レベル17〜20のいずれかを選択してヒータに電力を供給している場合に、前半の4半波(1半波目〜4半波目)のいずれかの半波で、電流制限制御の実施が必要と判断した場合、次のように制御する。この場合、エンジンコントローラ202は、一制御周期8半波のうちの後半の4半波(5半波目〜8半波目)を、表9の灰色背景色のマスに示すように制御する。即ち、エンジンコントローラ202は、後半の4半波の平均投入電力が60%以下となるように、且つ、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率がメイン:サブ=100:50となるように、制御パターンを差し替える。このように制御することで、本実施例では、一制御周期8半波の全ての出力が完了するのを待たずに、一制御周期中の4半波区切りの後半から、平均投入電力を60%以下に制限した電流制限制御を実施することができる。交流電源401の周波数が50Hzである場合、1半波目から4半波目で電流制限制御の実施が必要であると判断した場合、5半波目から電流制限制御を実施することができるため、最大3半波の30ms(ミリ秒)程度で切り替えることができる。同様に、一制御周期中の5半波目から8半波目で電流制限制御の実施が必要であると判断した場合、一制御周期の最後の半波である8半波目の次、即ち、次の一制御周期の1半波目で電流制限制御を実施することができる。このため、この場合も最大3半波の30ms程度で切り替えることができる。
表10は、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率がメイン:サブ=100:50の場合に、平均投入電力を60%以下に制限する場合の電力投入例2である。表6の電力レベル17〜20において、一制御周期中の前半の4半波(1半波目〜4半波目)のいずれかで電流制限制御の実施が必要であると判断した場合、次のように制御する。この場合、エンジンコントローラ202は、一制御周期8半波のうちの後半の4半波(5半波目〜8半波目)を、表10の灰色背景色のマスに示すように制御する。即ち、エンジンコントローラ202は、後半の4半波の平均投入電力が60%以下となるように、制御パターンを差し替える。このようにすることで、表10の場合でも、一制御周期8半波の全ての出力が完了するのを待たずに、一制御周期中の4半波区切りの後半から、平均投入電力を60%以下に制限した電流制限制御を実施することができる。例えば、表10の電力レベル17では、電流制限制御を実施した一制御周期中の後半の4半波での平均投入電力が、55.625%(=(48.75+62.5+62.5+48.75)/4)となっており、60%以下に制限できている。
しかしながら、表9に示す例の場合、電力レベル18のとき、一制御周期が完了したときに、メインヒータ301の平均電力が80%で、サブヒータ302の平均電力が45%となっている。即ち、電流制限制御を実施した表9の電力レベル18では、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率が、メイン:サブ=100:56となっている。本来、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率はメイン:サブ=100:50であるのに対し、表9ではサブヒータ302の比率が大きくなっている。このように、サブヒータ302の比率が大きくなることで、定着ヒータ111の中央部と端部の温度について、端部が1〜3℃上昇している。
表11は、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率が、メイン:サブ=100:50の場合に、平均投入電力を60%以下に制限する場合の電力投入例3である。表6の電力レベル17〜20において、一制御周期中の前半の4半波(1半波目〜4半波目)のいずれかで電流制限制御の実施が必要であると判断した場合、次のように制御する。この場合、エンジンコントローラ202は、一制御周期8半波のうちの後半の4半波(5半波目〜8半波目)を、表11の灰色背景色のマスに示すように制御する。即ち、エンジンコントローラ202は、後半の4半波の平均投入電力が60%以下となるように、制御パターンを差し替える。表11では、一制御周期が完了したときに、電力供給比率がメイン:サブ=100:50となるようにしたことから、表9のような定着ヒータ111の中央部と端部の温度差拡大を防止することができる。また、表10のように、本来のメインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率(例えば、メイン:サブ=100:50)からずれてしまうこともない。これにより、紙間を広げてスループットを落とす可能性を大きくすることなく、一制御周期の途中から電流制限制御を実行することができる。
表12は、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率が、メイン:サブ=100:100で、平均投入電力を60%以下に制限する場合の電力投入例である。上述した表5−2では、電力レベル12までが平均投入電力が60%となっており、電力レベル13からは平均投入電力が60%を超えている。エンジンコントローラ202が表5−2の電力レベル13〜20のいずれかを選択してヒータに電力を供給している場合に、前半の4半波(1半波目〜4半波目)のいずれかの半波で電流制限制御の実施が必要と判断した場合、次のように制御する。この場合、エンジンコントローラ202は、一制御周期8半波のうちの後半の4半波(5半波目〜8半波目)を、表12の灰色背景色のマスに示すように制御する。即ち、エンジンコントローラ202は、後半の4半波の平均投入電力が60%以下となるように、制御パターンを差し替える。このようにすることで、表11と同様に、定着ヒータ111の中央部と端部の温度差拡大を防止することができ、紙間を広げてスループットを落とす可能性を大きくすることなく、一制御周期の途中から電流制限制御を実行することができる。尚、電力供給比率がメイン:サブ=100:10である表7、及び、電力供給比率がメイン:サブ=100:0である表8では、平均投入電力の最大が60%を超えることがないため、電流制限制御の実施は不要となり、差し替えも不要である。
図6は、エンジンコントローラ202における一制御周期単位の定着ヒータ111の電力供給制御方法を説明するフローチャートである。印刷が開始されると、ステップ(以下、Sとする)701で、エンジンコントローラ202は、印刷する記録紙サイズ情報から、表1に従って、メインヒータ301とサブヒータ302の電力供給比率を決定する。これにより、決定した電力供給比率から、表5〜表8のいずれかの制御パターンが決定される。S702でエンジンコントローラ202は、定着器110の目標温度と温度検出素子311〜313により出力されたTH1〜TH3信号、即ち検出温度に基づくPI制御から、電力レベル(各表の電力レベル0〜20のいずれか)を決定する。S703でエンジンコントローラ202は、電流検出回路428による前回の電流の検出結果(以下、電流検出結果という)(Idct)と許容電流値(Ilimit)(設定値)から、電流制限制御の実施が必要か否かを判断する。尚、上述したように、エンジンコントローラ202は、算出した上限の平均投入電力Dlimitが100%未満(Dlimit<100)となった場合に、電流制限制御の実施が必要であると判断する。ここで、上限の平均投入電力Dlimitは、電流検出回路428により検出された電流値Idct、許容電流値Ilimit、S702で決定した電力レベルの平均電力Ddutyから、上述した式により算出する。また、前回の電流検出結果は、不図示のRAMや不揮発性メモリ等に記憶されているものとする。
202 エンジンコントローラ
301 メインヒータ
302 サブヒータ
428 電流検出回路
Claims (18)
- 商用交流電源から供給される電力によって発熱する複数の発熱体と、
前記商用交流電源の交流波形における連続する所定数の半波を一制御周期として、正半波と負半波とで供給する電力が等しくなるように、且つ、所定の比率で所定の電力を前記複数の発熱体の各々に供給するように制御する制御手段と、
前記所定の電力が前記複数の発熱体に供給された際に前記商用交流電源から供給される電流を検出する電流検出手段と、
を備え、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に定着させる定着装置であって、
前記制御手段は、前記一制御周期の中で既に電力を供給した半波について、前記電流検出手段の検出結果に基づき電流制限制御を実施する必要があると判断した場合には、前記一制御周期の中でこれから電力を供給する半波についての電力の平均値が所定値となるように、且つ、前記所定の比率となるように、前記複数の発熱体の各々に電力を供給するよう制御することを特徴とする定着装置。 - 前記制御手段は、前記所定値を、算出した前記平均の電力供給量に応じた値とすることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記制御手段は、前記一制御周期が8半波である場合に、4半波目の出力が終了したときに、前記電流制限制御の実施が必要であるか否かの判断を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記制御手段は、4半波ごとに正半波と負半波とで供給する電力が等しくなるように、前記複数の発熱体の各々に電力を供給することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記制御手段は、記録紙のサイズに応じて前記所定の比率を決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記制御手段は、前記一制御周期内において、位相制御と波数制御の組み合わせにより電力の供給を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置。
- 商用交流電源から供給される電力によって発熱する複数の発熱体を有し、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に定着させる定着手段と、
前記商用交流電源の交流波形における連続する所定数の半波を一制御周期として、正半波と負半波とで供給する電力が等しくなるように、且つ、所定の比率で所定の電力を前記
複数の発熱体の各々に供給するように制御する制御手段と、
前記所定の電力が前記複数の発熱体に供給された際に前記商用交流電源から供給される電流を検出する電流検出手段と、
を備える画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記一制御周期の中で既に電力を供給した半波について、前記電流検出手段の検出結果に基づき電流制限制御を実施する必要があると判断した場合には、前記一制御周期の中でこれから電力を供給する半波についての電力の平均値が所定値となるように、且つ、前記所定の比率となるように、前記複数の発熱体の各々に電力を供給するよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記所定値を、算出した前記平均の電力供給量に応じた値とすることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記一制御周期が8半波である場合に、4半波目の出力が終了したときに、前記電流制限制御の実施が必要であるか否かの判断を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、4半波ごとに正半波と負半波とで供給する電力が等しくなるように、前記複数の発熱体の各々に電力を供給することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、記録紙のサイズに応じて前記所定の比率を決定することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記一制御周期内において、位相制御と波数制御の組み合わせにより電力の供給を制御することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 商用交流電源から供給される電力によって発熱する複数の発熱体と、前記商用交流電源の交流波形における連続する所定数の半波を一制御周期として、正半波と負半波とで供給する電力が等しくなるように、且つ、所定の比率で所定の電力を前記複数の発熱体の各々に供給するように制御する制御手段と、前記所定の電力が前記複数の発熱体に供給された際に前記商用交流電源から供給される電流を検出する電流検出手段と、を備え、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に定着させる定着装置の電力供給制御方法であって、
前記一制御周期の中で既に電力を供給した半波について、前記電流検出手段の検出結果に基づき電流制限制御を実施する必要があると判断した場合には、前記一制御周期の中でこれから電力を供給する半波についての電力の平均値が所定値となるように、且つ、前記
所定の比率となるように、前記複数の発熱体の各々に電力を供給するよう制御することを特徴とする電力供給制御方法。 - 前記所定値は、算出した前記平均の電力供給量に応じた値とされることを特徴とする請求項13に記載の電力供給制御方法。
- 前記一制御周期が8半波である場合に、4半波目の出力が終了したときに、前記電流制限制御の実施が必要であるか否かの判断を行うことを特徴とする請求項13又は14に記載の電力供給制御方法。
- 4半波ごとに正半波と負半波とで供給する電力が等しくなるように、前記複数の発熱体の各々に電力を供給することを特徴とする請求項15記載の電力供給制御方法。
- 前記所定の比率は、記録紙のサイズに応じて決定されることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の電力供給制御方法。
- 前記一制御周期内において、位相制御と波数制御の組み合わせにより電力の供給を制御することを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の電力供給制御方法。
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