JP6128855B2 - ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

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本発明は、ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置、特にコンパクトなデジタルカメラに好適なものに関する。
近年では、銀塩フィルムカメラに代わり、CCDやCMOSのような固体撮像素子を用いて被写体を撮影するようにしたデジタルカメラが主流となっている。更にそれは業務用高機能タイプからコンパクトな普及タイプまで幅広い範囲でいくつものカテゴリーを有するようになってきている。
このような普及タイプのデジタルカメラのユーザーは、いつでもどこでも手軽に幅広いシーンで撮影を楽しみたいという要望をもっている。そのため、小型な商品、特に服やカバンのポケット等への収納性がよく持ち運びが便利な、厚み方向のサイズが薄型であるタイプのデジタルカメラが好まれるようになっており、撮影レンズ系にもより一層の小型化が要望されている。
さらには、明暗度の大きな状態でも撮影を行えるよう、ダイナミックレンジの感度域を広げるなど画像処理を行うデジタルカメラなども提案され、撮影条件を選ばない撮影が可能となってきている。
このような暗所を含む撮影においてはある程度明暗度の電子補正が可能ではあるが、レンズ口径の大きいレンズを採用することにより、より暗所での撮影にも対応でき、撮影できる条件の可能性を広げてくれる。
さらに口径の大きな明るいレンズにおいては、少ない入射光量でも明瞭な撮影が可能である。このため、動く被写体への連続撮影等においてシャッター速度をより高速に上げることが可能など、撮影者に多くの選択肢を与えてくれるため、近年レンズ口径の大きいレンズが注目を浴びている。
また、撮影領域を広げるという観点から高変倍ズームの要望も依然としてあり、更なる高変倍化も期待されている。
このような比較的高変倍比で口径の大きいズームレンズを構成した先行技術としては、物体側より正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、正の第3レンズ群、正の第4レンズ群を有する、以下のような構成が開示されている。
特開2010−217478号公報
特許文献1に記載のように広角端におけるFナンバーが1.85と比較的小さい明るいズームレンズの場合、瞳径が大きくかつ高い収差性能が求められる。このため、コンパクトな構成とするのが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、Fナンバーが小さい、即ち口径が大きく、高変倍なズームレンズであり、かつ良好な収差性能を有し、コンパクトな構成のズー
ムレンズを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のズームレンズは、
物体側から順に、
正屈折力の第1レンズ群と、
負屈折力の第2レンズ群と、
正屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、を有し、
第1レンズ群は、物体側から、負レンズと、正レンズとの2枚のレンズからなり、
第2レンズ群は、物体側から、負レンズと、負レンズと、正レンズとの3枚のレンズからなり、
第3レンズ群は、物体側から、正レンズと、正レンズと、負レンズと、正レンズとの4枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1枚の正レンズからなり、
広角端から望遠端への変倍時に、隣り合うレンズ群の間隔は全て変化し、
第1レンズ群と第4レンズ群は、広角端よりも望遠端にて物体側に位置するように移動し、
以下の条件式(1a)、(2a)、(3a)、(8’)、(10’)を満足することを特徴とする。
0.43<(β2T/β2W)/(β3T/β3W)<0.68 ・・・(1a)
0.4<(Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)<2.3 ・・・(2a)
2.1<f3/fW<4.1 ・・・(3a)
T /f T ≦2.39 ・・・(8’)
4.5<f T /f W <10 ・・・(10’)
但し、
β2Wは第2レンズ群の広角端における横倍率、
β2Tは第2レンズ群の望遠端における横倍率、
β3Wは第3レンズ群の広角端における横倍率、
β3Tは第3レンズ群の望遠端における横倍率、
Δ1Gは第1レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
Δ4Gは第4レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
1は第1レンズ群の焦点距離、
3は第3レンズ群の焦点距離、
4は第4レンズ群の焦点距離、
Wは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
T は望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
T は望遠端におけるズームレンズ全系の全長、
である。
また、本発明の別のズームレンズは、
物体側から順に、
正屈折力の第1レンズ群と、
負屈折力の第2レンズ群と、
正屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、を有し、
第1レンズ群は、物体側から、負レンズと、正レンズとの2枚のレンズからなり、
第2レンズ群は、物体側から、負レンズと、負レンズと、正レンズとの3枚のレンズからなり、
第3レンズ群は、物体側から、正レンズと、正レンズと、負レンズと、正レンズとの4枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1枚の正レンズからなり、
広角端から望遠端への変倍時に、隣り合うレンズ群の間隔は全て変化し、
第1レンズ群と第4レンズ群は、広角端よりも望遠端にて物体側に位置するように移動し、
以下の条件式(1b)、(2b)、(8’)、(10’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.2<(β 2T /β 2W )/(β 3T /β 3W )<0.8 ・・・(1b)
0<(Δ 1G /f 1 )/(Δ 4G /f 4 )<1.5 ・・・(2b)
T /f T ≦2.39 ・・・(8’)
4.5<f T /f W <10 ・・・(10’)
但し、
β 2W は第2レンズ群の広角端における横倍率、
β 2T は第2レンズ群の望遠端における横倍率、
β 3W は第3レンズ群の広角端における横倍率、
β 3T は第3レンズ群の望遠端における横倍率、
Δ 1G は第1レンズ群の広角端と望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし、
Δ 4G は第4レンズ群の広角端と望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし、
1 は第1レンズ群の焦点距離、
4 は第4レンズ群の焦点距離、
W は広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
T は望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
T は望遠端におけるズームレンズ全系の全長、
である。
また、本発明の撮像装置は、ズームレンズと、ズームレンズの像側に配置されズームレンズによって形成される像を受光する撮像面を備えた撮像素子と、を有し、ズームレンズが上述のズームレンズであることを特徴とする。
本発明によれば、Fナンバーが小さく、即ち口径が大きく、高変倍なズームレンズであり、かつ良好な収差性能を有し、レンズ径および構成枚数を押さえたコンパクトな構成のズームレンズを提供できるという効果を奏する。
本発明のズームレンズの実施例1の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)でのレンズ断面図である。 本発明のズームレンズの実施例2の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例3の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例4の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例5の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例6の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例7の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例8の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例9の図1と同様の図である。 本発明のズームレンズの実施例10の図1と同様の図である。 (a)〜(l)は、実施例1の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例2の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例3の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例4の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例5の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例6の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例7の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例8の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例9の無限遠物点合焦時の収差図である。 (a)〜(l)は、実施例10の無限遠物点合焦時の収差図である。 歪曲収差の補正を説明する図である。 本発明のズームレンズを用い、撮像素子として小型のCCD又はCMOSなどを用いた撮像装置としてのコンパクトカメラの断面図である。 撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す前方斜視図である。 撮像装置としてのデジタルカメラの外観を示す後方斜視図である。 デジタルカメラの主要部の内部回路を示すブロック図である。
以下に、本発明にかかるズームレンズ及び撮像装置の実施形態及び実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態及び実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施形態に係るズームレンズは、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、正屈折力の第4レンズ群とを有し、変倍時に第1レンズ群は移動し、以下の条件式(1a)、(2a)、(3a)を満足する構成としている。
0.43<(β2T/β2W)/(β3T/β3W)<0.68 ・・・(1a)
0.4<(Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)<2.3 ・・・(2a)
2.1<f3/fW<4.1 ・・・(3a)
但し、
β2Wは第2レンズ群の広角端における横倍率、
β2Tは第2レンズ群の望遠端における横倍率、
β3Wは第3レンズ群の広角端における横倍率、
β3Tは第3レンズ群の望遠端における横倍率、
Δ1Gは第1レンズ群の広角端から望遠端まで変倍する際の移動量、
Δ4Gは第4レンズ群の広角端から望遠端まで変倍する際の移動量、
1は第1レンズ群の焦点距離、
3は第3レンズ群の焦点距離、
4は第4レンズ群の焦点距離、
Wは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、
である。
以下、このような構成をとった理由と作用を説明する。
物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、正屈折力の第4レンズ群を有する構成とする。これにより、負先行のズームレンズ群より変倍群を多く設定することができ、各々の受け持つ変倍負担を軽減できる。
またFナンバーの変動を小さく抑えることができるため、変倍比を高くしても(特に望遠端で)明るいレンズを設計しやすく、高変倍化に有利である。
条件式(1a)は変倍を担う各レンズ群のうち、第2レンズ群と第3レンズ群の変倍負担を適正な比率に規定したものである。
条件式(1a)の上限を上回ると、第2レンズ群の変倍負担が大きくなりすぎ、広角端における像面湾曲・倍率色収差の発生が大きくなり好ましくない。
また収差を抑制するためにレンズ枚数を増やす等光学設計における負担が増大し、小型化に不利である。
また条件式(1a)の下限を下回ると第3レンズ群の変倍負担が大きくなりすぎ、球面収差、コマ収差などの諸収差の発生が増大し、軸上色収差の変動が大きくなり好ましくない。
また条件式(2a)は第1レンズ群の移動量と第4レンズ群の移動量の比について規定した式であり、夫々各レンズ群の焦点距離で規格化した上で比率を取っている。
条件式(2a)の上限を上回ると、第1レンズ群のコンペンセータの役割が過剰に大きくなり、第1レンズ群の移動量が大きくなる。このことで、ズームレンズ全長が長くなりすぎ、かつ色収差の変動が大きくなりすぎ好ましくない。
また条件式(2a)の下限を下回ると、第4レンズ群のコンペンセータの役割が過剰に大きくなり、第4レンズ群の移動量が大きくなる。また色収差の変動が大きくなり、第4レンズ群による減倍作用が大きくなるため、好ましくない。
また条件式(3a)は第3レンズ群の焦点距離について規定したものであり、広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離で規格化したものである。
条件式(3a)の上限を上回ると、第3レンズ群の屈折力が小さくなりすぎ、変倍比を稼ごうとすることによる第3レンズ群の移動量が大きくなる。これにより、ズームレンズ全長が長くなるため、コンパクトな構成をとりにくくなる。
また条件式(3a)の下限を下回ると、第3レンズ群の屈折力が大きくなりすぎ、第3レンズ群で球面収差、コマ収差等の諸収差が大きく発生し好ましくない。
また、他の実施形態に係るズームレンズは、物体側から順に、正屈折力の第1レンズ群と、負屈折力の第2レンズ群と、正屈折力の第3レンズ群と、正屈折力の第4レンズ群と、を有し、変倍時に第1レンズ群は移動し、第1レンズ群は物体側から順に、負屈折力の第1レンズと、正屈折力の第2レンズとからなり、以下の条件式(1b)、(2b)を満足する構成としている。
0.2<(β2T/β2W)/(β3T/β3W)<0.8 ・・・(1b)
0<(Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)<1.5 ・・・(2b)
但し、β2wは第2レンズ群の広角端における横倍率、β2Tは第2レンズ群の望遠端における横倍率、β3Wは第3レンズ群の広角端における横倍率、β3Tは第3レンズ群の望遠端における横倍率、Δ1Gは第1レンズ群の広角端から望遠端まで変倍する際の移動量、Δ4Gは第4レンズ群の広角端から望遠端まで変倍する際の移動量、f1は第1レンズ群の焦点
距離、f4は第4レンズ群の焦点距離である。
物体から順に正負正正のレンズ群の構成を取ること、条件式(1b)(2b)の効果については上述しており、重複するため省略する。
また第1レンズ群が、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ、正屈折力の第2レンズからなる構成としているのは第1レンズ群の屈折力を大きくすることができる。このため、第1レンズ群の移動量を抑制し、全長を抑えることが可能である。
また、色収差変動を抑制できる。
また、本実施形態のズームレンズでは、第1レンズ群は、接合レンズからなることが望ましい。
接合レンズとすることで、色収差を補正しながらコンパクトな構成とすることができる。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式を満足することが好ましい。
0.12<(β4T/β4W)/(β3T/β3W)<0.4 ・・・(4)
但し、β4Wは第4レンズ群の広角端における横倍率、β4Tは第4レンズ群の望遠端における横倍率である。
条件式(4)は変倍を担う各レンズ群のうち、第4レンズ群と第3レンズ群の変倍負担を適正な比率に規定したものである。
条件式(4)の上限を上回ると、第4レンズ群のコンペセータとしての役割が小さくなり、ズームレンズ全長が長くなるため、コンパクトな構成を取る上で好ましくない。
また、条件式(4)の下限を下回ると第3レンズ群の変倍負担が大きくなりすぎ、球面収差、コマ収差などの諸収差の発生が増大し、軸上色収差の変動が大きくなり好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式を満足することが好ましい。
0<Δ1G/Δ4G<4 ・・・(5)
但し、Δ1Gは第1レンズ群の広角端から望遠端まで変倍する際の移動量、Δ4Gは第4レンズ群の広角端から望遠端まで変倍する際の移動量である。
条件式(5)は第1レンズ群の移動量と第4レンズ群の移動量の比について規定した式である。
条件式(5)の上限を上回ると、第1レンズ群の移動量が大きくなることで、ズームレンズ全長が長くなりすぎ、また変倍による色収差の変動が大きくなりすぎ好ましくない。
また、条件式(5)の下限を下回ると、第4レンズ群の移動量が大きくなることで、変倍による色収差の変動が大きくなりすぎ、また第4レンズ群による減倍作用が大きくなるため、好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(3b)を満足することが好ましい。
1.8<f3/fW<4.1 ・・・(3b)
但し、
3は第3レンズ群の焦点距離、
Wは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離である。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
1.4<|f2/fW|<3 ・・・(6)
但し、f2は第2レンズ群の焦点距離、fwは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離である。
条件式(6)は第2レンズ群の焦点距離について規定したものであり、広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離で規格化したものである。
条件式(6)の上限を上回ると、第2レンズ群の屈折力が小さくなりすぎ、変倍比を稼ごうとすることによる第2レンズ群の移動量が大きくなり、ズームレンズ全長が長くなるため、コンパクトな構成をとりにくくなる。
また、条件式(6)の下限を下回ると、第2レンズ群の屈折力が大きくなりすぎ、広角端における像面湾曲・倍率色収差等の発生が大きくなり好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(7)を満足することが好ましい。
0.3<|f2/f3|<1.5 ・・・(7)
但し、f2は第2レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。
条件式(7)は第2レンズ群の焦点距離と第3レンズ群の焦点距離の比について規定したものである。
条件式(7)の上限を上回ると、第3レンズ群の屈折力が大きくなりすぎ、球面収差・コマ収差の発生が大きくなり好ましくない。
また、条件式(7)の下限を下回ると、第3レンズ群に比し、第2レンズ群の屈折力が大きくなりすぎ、広角端における像面湾曲・倍率色収差等の発生が大きくなり好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
T/fT<3.3 ・・・(8)
但し、LTは望遠端におけるズームレンズ全系の全長、fTは望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離である。
条件式(8)は望遠端におけるズームレンズ全系の全長について規定したものであり、望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離で規格化したものである。
条件式(8)の上限を上回ると、ズームレンズ全系の望遠端における全長が長くなりすぎ、小型化に向かない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
Σd3G/fT<0.5 ・・・(9)
但し、Σd3Gは第3レンズ群の全長、fTは望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距
離である。
条件式(9)は第3レンズ群の全長について規定した式であり、望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離で規格化したものである。
条件式(9)の上限を上回ると、第3レンズ群の全長が長くなりすぎ、小型化に向かない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(10)を満足することが好ましい。
3.1<fT/fW<10 ・・・(10)
但し、fWは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、fTは望遠端におけるズームレンズ全系の焦点距離である。
条件式(10)は本願ズームレンズの変倍比について規定したものであり、本願ズームレンズが高い変倍比を保つために下限以上の値を取ることを必要としている。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(11)を満足することが好ましい。
1.3<|f3_2/f3_1|<5 ・・・(11)
但し、f3_1は第3レンズ群を構成する2以上のレンズ成分のうち最も物体側の成分の
焦点距離、f3_2は第3レンズ群を構成する2以上のレンズ成分のうち最も物体側のレン
ズ成分の次に物体側に配置されるレンズ成分の焦点距離である。
条件式(11)は第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分および最も物体側のレンズ成分の次に物体側に配置されるレンズ成分のそれぞれ焦点距離の比について規定したものである。
条件式(11)の上限を上回ると、第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の屈折力が過剰に大きくなりすぎ、球面収差、コマ収差などの発生が大きくなり好ましくない。
また、条件式(11)の下限を下回ると、第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の次に物体側に配置されるレンズ成分の屈折力が大きくなりすぎ、第3レンズ群全体の屈折力が小さくなってしまう。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(12)を満足することが好ましい。
0.6<f3_1/f3<1.2 ・・・(12)
但し、f3_1は第3レンズ群を構成する2以上のレンズ成分のうち最も物体側のレンズ
成分の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。
条件式(12)は第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の屈折力について規定したものであり、第3レンズ群の焦点距離で規格化したものである。
条件式(12)の上限を上回ると、第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の屈折力が過剰に小さくなり、第3レンズ群全体の屈折力が小さくなる。このため、高変倍化するために第3レンズ群の移動量を大きくする必要があり、小型化に向かない。
また、条件式(12)の下限を下回ると、第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の屈折力が大きくなりすぎ、球面収差の発生量が大きくなるため好ましくない。
また、本実施形態のズームレンズは以下の条件式(13)を満足することが好ましい。
0.9<|f3_2/f3|<4 ・・・(13)
但し、f3_2は第3レンズ群を構成する2以上のレンズ成分のうち最も物体側のレンズ
成分の次に物体側に配置されるレンズ成分の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離で
ある。
条件式(13)は第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の次に物体側に配置されるレンズ成分の屈折力について規定したものであり、第3レンズ群の焦点距離で規格化したものである。
条件式(13)の上限を上回ると、第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち最も物体側のレンズ成分の次に物体側に配置されるレンズ成分の屈折力が過剰に小さくなり、高次のコマ収差の補正が困難になる。
また、第3レンズ群の主点を前(物体側)に出すことが出来なくなるため、レンズ径を小さくしにくく、コンパクトな構成がとりづらくなる。
また、条件式(13)の下限を下回ると、第3レンズ群を構成するレンズ成分のうち、最も物体側のレンズ成分の次に物体側に配置されるレンズ成分の屈折力が大きくなりすぎ、第3レンズ群全体の屈折力が小さくなる。このため、高変倍化するために第3レンズ群の移動量を大きくする必要があり、小型化に向かない。
これにより、Fナンバーが小さく、即ち口径が大きく、高変倍なズームレンズであり、かつ良好な収差性能を有し、レンズ径および構成枚数を押さえたコンパクトな構成のズームレンズを用いる撮像装置を得ることができる。
また、機能(作用効果)をより確実にする上で、上述の各条件式は上限値、下限値を以下のようにすることが、好ましい。
条件式(1a)について、
下限値を0.48とすることがより好ましい。
上限値を0.66とすることがより好ましい。
条件式(2a)について、
下限値を0.5、更には0.6とすることがより好ましい。
上限値を2、更には1.6とすることがより好ましい。
条件式(3a)について、
下限値を2.2、更には2.3とすることがより好ましい。
上限値を3.5、更には3とすることがより好ましい。
条件式(1b)について、
下限値を0.3、更には0.4とすることがより好ましい。
上限値を0.7、更には0.65とすることがより好ましい。
条件式(2b)について、
下限値を0とすることがより好ましい。
上限値を1、更には0.5とすることがより好ましい。
条件式(3b)について、
下限値を1.85、更には1.9とすることがより好ましい。
上限値を3、更には2.6とすることがより好ましい。
条件式(4)について、
下限値を0.15とすることがより好ましい。
上限値を0.35とすることがより好ましい。
条件式(5)について、
下限値を0.5、更には0.6とすることがより好ましい。
上限値を3.8、更には3とすることがより好ましい。
条件式(6)について、
下限値を1.45、更には1.5とすることがより好ましい。
上限値を2.5、更には2とすることがより好ましい。
条件式(7)について、
下限値を0.5、更には0.6とすることがより好ましい。
上限値を1、更には0.8とすることがより好ましい。
条件式(8)について、
上限値を3、更には2.5とすることがより好ましい。
条件式(9)について、
上限値を0.42、更には0.4とすることがより好ましい。
条件式(10)について、
下限値を3.5、更には4.5とすることがより好ましい。
上限値を8、更には6とすることがより好ましい。
条件式(11)について、
下限値を1.4、更には1.5とすることがより好ましい。
上限値を3.5、更には2.5とすることがより好ましい。
条件式(12)について、
下限値を0.65とすることがより好ましい。
上限値を1.1とすることがより好ましい。
条件式(13)について、
下限値を1、更には1.1とすることがより好ましい。
上限値を3、更には2.5とすることがより好ましい。
なお、上述のズームレンズは、複数の構成を同時に満足してもよい。このようにすることが、良好なズームレンズ、撮像装置を得る上で好ましい。また、好ましい構成の組み合わせは任意である。また、各条件式について、より限定した条件式の数値範囲の上限値あるいは下限値のみを限定しても構わない。
以下、本発明のズームレンズの実施例1〜10について説明する。実施例4〜9は参考例である。実施例1〜10の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間焦点距離状態(b)、望遠端(c)のレンズ断面図をそれぞれ図1〜図10に示す。図1〜図10中、第1レンズ群はG1、第2レンズ群はG2、第3レンズ群はG3、第4レンズ群はG4、第5レンズ群はG5、明るさ(開口)絞りはS、赤外光を制限する波長域制限コートを施したローパスフィルタを構成する平行平板はF、電子撮像素子のカバーガラスの平行平板はC、像面はIで示してある。なお、カバーガラスCの表面に波長域制限用の多層膜を施してもよい。また、そのカバーガラスCにローパスフィルタ作用を持たせるようにしてもよい。平行平板Fは、ローバスフィルターの機能を持たないようにしてもよい。また、フィルターFが図示されていない実施例については、カバーガラスCがフィルターFの機能をあわせ持っている。
またゴースト、フレア等の不要光をカットするために、明るさ絞り以外にフレア絞りを配置してもかまわない。
ズームレンズの各レンズ群間、もしくは最も像側のズームレンズ群と像面間のいずれの場所に配置しても良い。枠部材によりフレア光線をカットするように構成しても良いし、別の部材を構成しても良い。また光学系に直接印刷しても塗装してもシールなどを接着してもかまわない。またその形状は円形、楕円形、矩形、多角形、関数曲線で囲まれる範囲等、いかなる形状でもかまわない。また有害光束をカットするだけでなく画面周辺のコマフレア等の光束をカットしても良い。
また各レンズには反射防止コートを行い、ゴースト、フレアを軽減してもかまわない。マルチコートであれば効果的にゴースト、フレアを軽減できるので望ましい。また赤外カットコートをレンズ面、カバーガラス等に行ってもかまわない。
画像周辺部の明るさのかげり(シェーディング)をCCDのマイクロレンズをシフトすることにより軽減しても良い。例えば、各像高における光線の入射角に合わせてCCDのマイクロレンズの設計を変えても良い。また画像処理により画像周辺部の低下量を補正しても良い。
ゴースト・フレアの発生を防止するためにレンズの空気接触面に反射防止コートを施すことは一般的に行われている。一方、接合レンズの接合面では接着材の屈折率が空気の屈折率よりも十分高い。そのためもともと単層コート並み、あるいはそれ以下の反射率となっていることが多く、あえてコートを施すことは少ない。しかしながら、接合面にも積極的に反射防止コートを施せばさらにゴースト・フレアを軽減でき、なお良好な画像を得ることができるようになる。特に最近では高屈折率硝材が普及し収差補正効果が高いためカメラ光学系に多用されるようになってきているが、高屈折率硝材を接合レンズとして用いた場合、接合面での反射も無視できなくなってくる。そのような場合、接合面に反射防止コートを施しておくことは特に効果的である。接合面コートの効果的な使用法に関しては、特開平2−27301号、特開2001−324676号、特開2005−2115号、米国特許第7116482号明細書等に開示されている。これらの文献では特に正先行ズームレンズの第1レンズ群内の接合レンズ面コートについて述べられており、本実施形態の最も物体側のレンズ群内の接合レンズ面についてもこれら文献に開示されているごとく実施すればよい。使用するコート材としては、基盤となるレンズの屈折率と接着材の屈折率に応じて、比較的高屈折率なTa、TiO、Nb、ZrO、HfO、CeO、SnO、In、ZnO、Yなどのコート材、比較的低屈折率なMgF、SiO、Alなどのコート材、などを適宜選択し、位相条件を満たすような膜厚に設定すれば良い。当然のことながら、レンズの空気接触面へのコーティング同様、接合面コートをマルチコートとしても良い。2層あるいはそれ以上の膜数のコート材や膜厚を適宜組み合わせることで、更なる反射率の低減や、反射率の分光特性・角度特性等のコントロールなどを行うことが可能となる。また最も物体側のレンズ群以外のレンズ接合面についても、同様の思想に基づいて接合面コートを行うことが効果的なのは言うまでもない。
以下の実施例において、フォーカシングは、第4レンズ群G4の移動で行うことが好ま
しいが、以下の(B−1)、(B−2)、(B−3)によって行っても良い。
(B−1)第4レンズ群G4以外のレンズ群でフォーカシングを行う。
(B−2)複数のレンズ群の移動によってフォーカシングを行う。
(B−3)レンズ系全体を繰り出してフォーカシングを行っても良いし、一部のレンズを繰り出し、又は繰り込みしてフォーカシングしても良い。
また、各実施例において、数値データはいずれも無限遠の被写体に合焦した状態でのデータである。各数値の長さの単位はmm、角度の単位は°(度)である。さらに、ズームデータは広角端(広角)、中間焦点距離状態(中間)、望遠端(望遠)での値である。
実施例1のズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動した後、略固定している。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2との接合レンズからなる。ここで、第2面と第3面との間は、接合層である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、両凸正レンズL4と、からなる。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8との接合レンズと、両凸正レンズL9と、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
非球面は、両凸正レンズL4の両面と、正メニスカスレンズL6の両面と、両凸正レンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の物体側面との6面に設けられている。
実施例2のズームレンズは、図2に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動した後、略固定している。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2との接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と両凹負レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9と、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
非球面は、正メニスカスレンズL6の両面と、正メニスカスレンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の物体側面との4面に設けられている。
実施例3のズームレンズは、図3に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動した後、略固定している。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2との接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8との接合レンズと、両凸正レンズL9と、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
非球面は、両凹負レンズL4の両面と、正メニスカスレンズL6の両面と、両凸正レンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の物体側面との6面に設けられている。
実施例4のズームレンズは、図4に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2との接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8との接合レンズと、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9と、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
非球面は、両凸正レンズL6の両面と、正メニスカスレンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の物体側面との4面に設けられている。
実施例5のズームレンズは、図5に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、両凹負レンズL3と、両凸正レンズL4と、からなる。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL5と、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7との接合レンズと、両凹負レンズL8と両凸正レンズL9との接合レンズと、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
非球面は、両凸正レンズL5の両面と、両凸正レンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の物体側面との4面に設けられている。
実施例6のズームレンズは、図6に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動した後に像側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2との接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9との接合レンズと、両凹負レンズL10と両凸正レンズL11との接合レンズと、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12からなる。
非球面は、両凹負レンズL4の両面と、正メニスカスレンズL6の両面と、両凸正レンズL11の像側面と、正メニスカスレンズL12の物体側面との6面に設けられている。
実施例7のズームレンズは、図7に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL6と、両凸正レンズL7と両凹負レンズL8の接合レンズと、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9からなる。
非球面は、両凹負レンズL4の物体側の面と、両凸正レンズL6の両面と、正メニスカスレンズL9の物体側の面と、の4面に設けられている。
実施例8のズームレンズは、図8に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8の接合レンズと、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9からなる。
非球面は、両凹負レンズL4の物体側の面と、両凸正レンズL6の両面と、正メニスカスレンズL9の物体側の面と、の4面に設けられている。
実施例9のズームレンズは、図9に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、を配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8の接合レンズと、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9からなる。
非球面は、両凹負レンズL4の物体側の面と、両凸正レンズL6の両面と、正メニスカスレンズL9の物体側の面と、の4面に設けられている。
実施例10のズームレンズは、図10に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、明るさ(開口)絞りSと、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、負の屈折力の第5レンズ
群G5とを配置している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動した後に物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群G5は固定している。明るさ絞りSは、第3レンズ群G3とともに移動する。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凹負レンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。
第3レンズ群G3は、両凸正レンズL6と、両凸正レンズL7と両凹負レンズL8の接合レンズと、両凸正レンズL9と、からなる。
第4レンズ群G4は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
第5レンズ群G5は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11からなる。
非球面は、両凹負レンズL4の両面と、両凸正レンズL6の両面と、両凸正レンズL9の物体側の面と、両凸正レンズの像側面と、負メニスカスレンズL11の物体側面と、の7面に設けられている。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は上記の外、fbはバックフォーカス、f1、f2…は各レンズ群の焦点距離、FNOはFナンバー、ωは半画角、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのd線におけるアッベ数である。後述するレンズ全長は、レンズ最前面からレンズ最終面までの距離にバックフォーカスを加えたものである。fb(バックフォーカス)は、レンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算して表したものである。
また、各非球面形状は、各実施例における各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
ここで、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)1/2]+A×Y+A×Y+A×Y+A10×Y10 (I)
ここで、
rは近軸曲率半径、
kは円錐係数、
4、A6、A8、A10はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
数値実施例1
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 23.767 0.60 1.94595 17.98
2 18.379 0.01 1.56384 60.67
3 18.379 2.79 1.80400 46.58
4 162.345 可変
5 86.970 0.40 1.91082 35.25
6 6.745 3.73
7* -27.629 0.40 1.80610 40.88
8* 23.484 0.49
9 19.296 1.80 1.94595 17.98
10 -82.786 可変
11(絞り) ∞ 0.10
12* 8.464 2.06 1.74320 49.29
13* 366.703 0.89
14 10.086 1.84 1.74320 49.34
15 103.649 0.40 1.80810 22.76
16 5.864 1.02
17 40.235 1.09 1.49700 81.54
18* -23.177 可変
19* 10.855 1.45 1.53071 55.69
20 47.619 可変
21 ∞ 0.30 1.51633 64.14
22 ∞ 0.40
23 ∞ 0.50 1.51633 64.14
24 ∞ 0.53
像面(撮像面)∞

非球面データ
第7面
K=0.000
A4=-5.35819e-05,A6=1.60135e-06,A8=-3.41455e-08
第8面
K=0.000
A4=-1.10676e-04,A6=1.28240e-06,A8=-5.21188e-08
第12面
K=0.000
A4=-1.02456e-04,A6=-2.69926e-06,A8=1.12185e-07,
A10=-5.00000e-09,A12=-1.00000e-10
第13面
K=0.000
A4=1.05785e-04,A6=-1.68222e-06,A8=9.33808e-08,A10=-8.24415e-09
第18面
K=0.000
A4=-2.39779e-05,A6=-1.15333e-06,A8=4.59298e-07
第19面
K=0.000
A4=-1.18432e-04,A6=2.82205e-07,A8=9.00876e-09

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 4.79 10.00 23.00
FNO. 1.85 2.22 2.83
画角2ω 78.25 42.71 18.75
fb (in air) 6.51 8.97 9.95
全長 (in air) 48.66 45.67 53.33

d4 0.30 5.14 12.79
d10 19.38 7.81 1.80
d18 3.40 4.69 9.73
d20 5.03 7.48 8.48

群焦点距離
f1=36.33 f2=-8.35 f3=12.84 f4=26.13
数値実施例2
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 24.131 0.65 1.94595 17.98
2 18.303 2.45 1.83481 42.71
3 103.980 可変
4 48.744 0.40 1.91082 35.25
5 6.739 3.85
6 -19.902 0.40 1.91082 35.25
7 33.143 0.10
8 17.537 1.80 1.94595 17.98
9 -64.614 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 7.700 2.37 1.74320 49.34
12* -56.358 0.10
13 13.167 2.09 1.71999 50.23
14 -19.231 0.40 1.76182 26.52
15 5.673 1.55
16 -83.333 0.85 1.49700 81.54
17* -17.125 可変
18* 11.423 1.50 1.52542 55.78
19 47.619 可変
20 ∞ 0.30 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
22 ∞ 0.50 1.51633 64.14
23 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第11面
K=0.000
A4=-1.27878e-04,A6=-2.89838e-06,A8=1.98668e-08
第12面
K=0.000
A4=2.56500e-04,A6=-5.47367e-06,A8=1.01305e-07
第17面
K=0.000
A4=-6.63319e-05,A6=6.86659e-06,A8=7.38835e-07
第18面
K=0.000
A4=-7.92162e-05,A6=9.75416e-07

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 5.04 10.70 24.20
FNO. 1.85 2.24 2.85
画角2ω 75.22 40.42 18.14
fb (in air) 6.26 9.21 11.86
全長 (in air) 48.39 45.98 53.31

d3 0.30 5.57 12.98
d9 19.72 8.15 1.80
d17 3.50 4.44 8.05
d19 4.70 7.68 10.34

群焦点距離
f1=39.00 f2=-8.50 f3=12.60 f4=28.20
数値実施例3
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 25.660 0.60 1.94595 17.98
2 19.604 2.76 1.80400 46.57
3 250.000 可変
4 58.125 0.40 1.91082 35.25
5 6.699 3.84
6* -21.122 0.40 1.80610 40.88
7* 23.022 0.34
8 17.315 1.69 1.94595 17.98
9 -98.092 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 8.731 1.68 1.74320 49.34
12* 246.865 0.79
13 8.537 2.00 1.74320 49.34
14 63.403 0.40 1.80810 22.76
15 5.608 1.18
16 49.163 0.96 1.49700 81.54
17* -20.321 可変
18* 11.313 1.35 1.52542 55.78
19 45.455 可変
20 ∞ 0.30 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
22 ∞ 0.50 1.51633 64.14
23 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.000
A4=-5.93545e-05,A6=2.86778e-07,A8=-2.74981e-08
第7面
K=0.000
A4=-6.00000e-05
第11面
K=0.000
A4=-1.86680e-05,A6=-5.50076e-06,A8=2.53509e-07
第12面
K=0.000
A4=1.79442e-04,A6=-5.24506e-06,A8=2.66353e-07
第17面
K=0.000
A4=3.58709e-05,A6=1.71231e-06,A8=3.87569e-07
第18面
A4=-1.28657e-04,A6=5.07538e-07

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 4.73 10.00 22.74
FNO. 1.85 2.25 2.85
画角2ω 78.86 42.36 18.81
fb (in air) 6.20 8.64 9.79
全長 (in air) 46.26 44.56 52.79

d3 0.30 5.30 13.06
d9 17.88 7.24 1.80
d17 3.40 4.90 9.65
d19 4.65 7.10 8.29

群焦点距離
f1=37.49 f2=-7.97 f3=11.96 f4=28.28
数値実施例4
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 31.973 0.80 1.92286 18.90
2 22.117 2.32 1.83481 42.71
3 1672.968 可変
4 104.014 0.40 1.88300 40.76
5 6.725 3.47
6 -27.333 0.40 1.91082 35.25
7 27.766 0.20
8 15.706 1.76 1.92286 18.90
9 -110.264 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 6.684 1.97 1.74320 49.29
12* -67.290 0.15
13 10.215 1.41 1.88300 40.76
14 67.982 0.40 1.80810 22.76
15 4.668 1.52
16 -22.324 1.13 1.49700 81.54
17* -9.783 可変
18* 10.621 1.21 1.52542 55.78
19 32.348 可変
20 ∞ 0.30 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
22 ∞ 0.50 1.51633 64.14
23 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第11面
K=0.000
A4=-2.59888e-04,A6=-5.49558e-06
第12面
K=0.000
A4=3.38578e-04,A6=-7.18624e-06,A8=1.68226e-07
第17面
K=0.000
A4=-1.76790e-04,A6=5.43670e-06
第18面
K=0.000
A4=-1.49136e-04,A6=1.75767e-06

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 4.70 8.80 18.14
FNO. 1.85 2.20 2.74
画角2ω 79.87 47.97 23.62
fb (in air) 5.71 7.24 9.16
全長 (in air) 41.86 39.55 45.25

d3 0.30 4.19 11.04
d9 16.02 6.77 1.00
d17 2.60 4.12 6.81
d19 4.18 5.71 7.64

群焦点距離
f1=40.90 f2=-8.62 f3=10.91 f4=29.53
数値実施例5
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 33.163 2.30 1.49700 81.54
2 -131.721 可変
3 156.850 0.40 1.88300 40.76
4 7.583 3.70
5 -26.034 0.40 1.83481 42.71
6 62.130 0.10
7 18.528 1.65 1.92286 18.90
8 -692.164 可変
9(絞り) ∞ 0.10
10* 7.397 1.94 1.74320 49.29
11* -68.383 0.10
12 10.119 1.86 1.88300 40.76
13 -35.413 0.40 1.84666 23.78
14 4.965 1.65
15 -17.359 0.40 1.52518 61.10
16 84.091 1.04 1.74320 49.29
17* -14.821 可変
18* 10.692 1.31 1.52542 55.78
19 43.348 可変
20 ∞ 0.30 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
22 ∞ 0.50 1.51633 64.14
23 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第10面
K=0.000
A4=-2.03129e-04,A6=-2.79476e-06,A8=-9.51950e-08
第11面
K=0.000
A4=2.12250e-04,A6=-4.25624e-06
第17面
K=0.000
A4=-7.90100e-05,A6=7.01948e-06
第18面
K=0.000
A4=-1.55276e-04,A6=1.37635e-06,A8=8.00882e-09

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 4.76 9.50 18.36
FNO. 1.85 2.24 2.72
画角2ω 80.46 44.98 23.43
fb (in air) 5.68 7.69 9.79
全長 (in air) 44.22 41.30 48.82

d2 0.30 5.38 13.61
d8 18.29 6.66 1.00
d17 2.60 4.22 7.07
d19 4.16 6.15 8.26

群焦点距離
f1=53.55 f2=-9.96 f3=11.71 f4=26.64

数値実施例6
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 25.293 0.60 1.94595 17.98
2 20.000 3.54 1.77250 49.60
3 158.452 可変
4 99.461 0.40 1.88300 40.76
5 6.737 4.06
6* -31.770 0.40 1.74320 49.34
7* 32.347 1.79
8 45.949 1.35 1.94595 17.98
9 -58.493 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 10.236 2.13 1.85135 40.10
12* 138.581 0.10
13 21.486 0.89 1.61800 63.33
14 31.876 0.10
15 9.914 1.18 1.88300 40.76
16 14.798 0.40 1.80810 22.76
17 6.255 2.28
18 -58.054 0.40 1.80518 25.42
19 10.950 2.50 1.58313 59.38
20* -12.289 可変
21* 10.010 2.20 1.49700 81.54
22 70.000 可変
23 ∞ 0.30 1.51633 64.14
24 ∞ 0.50
25 ∞ 0.50 1.51633 64.14
26 ∞
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.000
A4=-3.84113e-04,A6=1.07108e-05,A8=-1.79993e-07,A10=-1.90529e-09
第7面
K=0.000
A4=-5.39129e-04,A6=1.41688e-05,A8=-3.91232e-07,A10=1.88868e-09
第11面
K=0.000
A4=-6.89492e-05,A6=1.39060e-06,A8=-2.84601e-08,A10=3.16070e-10
第12面
K=0.000
A4=8.86529e-05,A6=1.43992e-06,A8=-1.35507e-08
第20面
K=0.000
A4=9.99836e-06,A6=-6.11239e-07,A8=2.19352e-08
第21面
K=0.000
A4=-5.80993e-05,A6=-2.61814e-07,A8=1.12095e-09

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 4.40 9.64 21.12
FNO. 1.44 1.92 2.40
画角2ω 84.35 45.04 20.53
fb (in air) 6.20 8.84 8.53
全長 (in air) 53.35 50.05 62.05

d3 0.30 5.08 14.86
d9 19.47 5.87 1.62
d20 2.96 5.84 12.62
d22 4.67 7.31 7.00

群焦点距離
f1=41.17 f2=-8.23 f3=14.12 f4=23.22

数値実施例7
単位mm
面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 23.117 0.60 1.92286 18.90
2 19.000 3.04 1.69680 55.53
3 567.677 可変
4 158.228 0.50 1.88300 40.76
5 8.057 4.30
6* -23.534 0.40 1.74320 49.34
7 52.059 0.20
8 17.996 1.40 1.92286 18.90
9 108.881 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 9.561 2.49 1.74320 49.29
12* -42.664 0.10
13 8.376 2.09 1.88300 40.76
14 -261.069 0.40 1.80810 22.76
15 4.980 可変
16* 12.097 1.60 1.52542 55.78
17 107.953 可変
18 ∞ 0.30 1.51633 64.14
19 ∞ 0.50
20 ∞ 0.50 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.000
A4=-1.51119e-05,A6=-1.33372e-06,A8=2.50393e-08,A10=-3.94915e-10
第11面
K=0.000
A4=-1.38545e-04,A6=-5.62868e-07,A8=4.99891e-08
第12面
K=0.000
A4=7.32966e-05,A6=5.50415e-07,A8=4.47338e-08
第16面
K=0.000
A4=-1.54731e-04,A6=4.07330e-07,A8=3.77271e-09

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 6.10 11.83 23.42
FNO. 2.35 2.72 3.26
画角2ω 75.78 42.83 21.79
fb (in air) 4.33 7.31 9.34
全長 (in air) 47.13 43.69 47.73

d3 0.30 4.70 10.45
d9 18.00 7.11 1.00
d15 7.29 7.35 9.71
d17 2.80 5.79 7.81

群焦点距離
f1=37.00 f2=-9.40 f3=11.96 f4=25.76
数値実施例8
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 22.833 0.70 1.92286 18.90
2 19.156 3.08 1.69680 55.53
3 410.928 可変
4 119.057 0.50 1.88300 40.76
5 7.639 3.80
6* -24.997 0.40 1.74320 49.34
7 54.868 0.20
8 15.504 1.40 1.92286 18.90
9 53.275 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 8.577 1.51 1.74320 49.29
12* -49.185 0.10
13 8.243 1.97 1.88300 40.76
14 105.591 0.40 1.80810 22.76
15 4.721 可変
16* 11.790 1.50 1.52542 55.78
17 107.953 可変
18 ∞ 0.30 1.51633 64.14
19 ∞ 0.50
20 ∞ 0.50 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.000
A4=-2.49352e-05,A6=-1.76219e-06,A8=4.15814e-08,A10=-7.50001e-10
第11面
K=0.000
A4=-1.74611e-04,A6=-8.07580e-07,A8=9.33392e-08
第12面
K=0.000
A4=7.53822e-05,A6=6.28749e-07,A8=1.02456e-07
第16面
K=0.000
A4=-1.64910e-04,A6=1.37895e-07,A8=1.17931e-08

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 6.10 11.83 23.42
FNO. 2.54 2.94 3.61
画角2ω 75.78 42.90 21.92
fb (in air) 4.33 7.46 10.13
全長 (in air) 45.96 42.60 46.23

d3 0.30 4.70 9.99
d9 18.00 7.26 1.00
d15 7.68 7.52 9.46
d17 2.80 5.94 8.60

群焦点距離
f1=36.75 f2=-9.25 f3=11.83 f4=25.06
数値実施例9
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 24.285 0.70 1.92286 18.90
2 19.500 3.08 1.72916 54.68
3 227.353 可変
4 74.293 0.50 1.88300 40.76
5 7.402 4.10
6* -22.919 0.40 1.74320 49.34
7 53.882 0.20
8 16.288 1.40 1.94595 17.98
9 60.308 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 8.262 2.50 1.74320 49.29
12* -66.482 0.10
13 7.052 1.49 1.88300 40.76
14 17.757 0.40 1.92286 20.88
15 4.803 可変
16* 12.667 1.40 1.52542 55.78
17 107.953 可変
18 ∞ 0.30 1.51633 64.14
19 ∞ 0.50
20 ∞ 0.50 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.000
A4=-1.81414e-05,A6=-1.43485e-06,A8=2.68348e-08,A10=-5.55413e-10
第11面
K=0.000
A4=-1.45898e-05,A6=3.03000e-06,A8=5.19464e-07
第12面
K=0.000
A4=3.00160e-04,A6=5.34465e-06,A8=7.73346e-07
第16面
K=0.000
A4=-1.48328e-04,A6=9.66244e-07,A8=-1.64796e-08

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 5.91 12.94 28.36
FNO. 2.58 3.29 4.03
画角2ω 77.61 39.56 18.03
fb (in air) 5.13 9.09 10.40
全長 (in air) 46.80 44.28 52.73

d3 0.30 5.33 13.71
d9 18.00 6.19 1.00
d15 7.01 7.31 11.26
d17 3.60 7.57 8.87

群焦点距離
f1=39.68 f2=-9.01 f3=11.98 f4=27.18
数値実施例10
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 24.312 0.60 1.94595 17.98
2 19.000 2.87 1.80400 46.57
3 170.948 可変
4 60.000 0.40 1.91082 35.25
5 6.500 3.85
6* -17.476 0.40 1.80610 40.92
7* 35.984 0.30
8 23.144 1.80 1.94595 17.98
9 -47.000 可変
10(絞り) ∞ 0.10
11* 8.395 2.00 1.74320 49.34
12* -104.289 1.28
13 12.960 1.30 1.74320 49.34
14 -185.847 0.40 1.80810 22.76
15 6.953 1.00
16 155.749 1.01 1.49700 81.54
17* -16.453 可変
18* 9.203 1.25 1.52542 55.78
19 30.000 可変
20* -29.000 0.50 1.52542 55.78
21 -63.709 0.40
22 ∞ 0.50 1.51633 64.14
23 ∞ 0.50
像面(撮像面)∞

非球面データ
第6面
K=0.000
A4=4.41465e-05,A6=-7.15645e-06,A8=1.70017e-07,A10=-3.54562e-09
第7面
K=0.000
A4=-3.13273e-05,A6=-5.80335e-06,A8=9.38249e-08,A10=-1.34702e-09
第11面
K=0.000
A4=-5.32267e-05,A6=1.38711e-06,A8=-1.22321e-07,A10=-8.75101e-10
第12面
K=0.000
A4=2.51071e-04,A6=-3.49406e-08,A8=-1.79863e-07
第17面
K=0.000
A4=4.13729e-05,A6=4.26591e-06,A8=9.35627e-07
第18面
K=0.000
A4=-7.25152e-05,A6=-1.54743e-06,A8=1.31128e-07,A10=-1.94310e-09
第20面
K=0.000
A4=-1.04341e-03,A6=6.83789e-05,A8=-2.33834e-06

ズームデータ
広角 中間 望遠
焦点距離 4.70 10.29 22.46
FNO. 1.95 2.32 2.89
画角2ω 78.09 40.96 18.88
fb (in air) 1.23 1.23 1.23
全長 (in air) 47.86 45.52 53.78

d3 0.30 5.60 12.94
d9 18.43 6.66 1.80
d17 5.38 6.75 12.25
d19 3.45 6.22 6.50

群焦点距離
f1=36.88 f2=-7.89 f3=12.11 f4=24.75 f5=-101.81
以上の実施例1〜10の無限遠物点合焦時の収差図をそれぞれ図11〜図20に示す。これらの収差図において、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間焦点距離状態、(i)〜(l)は望遠端における、球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す。各図中、“ω”は半画角を示す。
次に、各実施例における条件式の値を掲げる。
条件式1a (β2T2W)/(β3T3W)
条件式2a (Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)
条件式3a f3/fw
条件式1b (β2T2W)/(β3T3W)
条件式2b (Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)
条件式3b f3/fw
条件式4 (β4T4W)/(β3T3W)
条件式5 Δ1G4G
条件式6 |f2/fw|
条件式7 |f2/f3|
条件式8 LT/fT
条件式9 Σd3G/fT
条件式10 fT/fw
条件式11 |f3_2/f3_1|
条件式12 f3_1/f3
条件式13 |f3_2/f3|

条件式 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5

(1a) 0.65 0.51 0.62 0.53 0.44
(2a) 0.98 0.63 1.37 0.71 0.56
(3a) 2.68 2.50 2.53 2.32 2.46
(1b) 0.65 0.51 0.62 0.53 0.44
(2b) 0.98 0.63 1.37 0.71 0.56
(3b) 2.68 2.50 2.53 2.32 2.46
(4) 0.27 0.20 0.27 0.29 0.24
(5) 1.36 0.88 1.82 0.98 1.12
(6) 1.74 1.69 1.69 1.83 2.09
(7) 0.65 0.67 0.67 0.79 0.85
(8) 2.32 2.20 2.32 2.49 2.66
(9) 0.32 0.30 0.31 0.36 0.40
(10) 4.80 4.81 4.81 3.86 3.86
(11) 1.70 1.52 2.12 1.65 1.71
(12) 0.91 0.73 1.02 0.76 0.78
(13) 1.54 1.12 2.15 1.25 1.33

条件式 実施例6 実施例7 実施例8 実施例9 実施例10
(1a) 0.67 0.57 0.50 0.60 0.65
(2a) 2.10 0.08 0.03 0.77 1.30
(3a) 3.21 1.96 1.94 2.03 2.58
(1b) 0.67 0.57 0.50 0.60 0.65
(2b) 2.10 0.08 0.03 0.77 1.30
(3b) 3.21 1.96 1.94 2.03 2.58
(4) 0.29 0.25 0.21 0.23 0.28
(5) 3.72 0.12 0.05 1.13 1.94
(6) 1.87 1.54 1.52 1.52 1.68
(7) 0.58 0.79 0.78 0.75 0.65
(8) 2.94 2.04 1.97 1.86 2.39
(9) 0.47 0.22 0.17 0.16 0.31
(10) 4.80 3.84 3.84 4.80 4.78
(11) 0.47 2.75 2.42 2.44 1.80
(12) 1.94 0.90 0.84 0.84 0.87
(13) 0.91 2.46 2.04 2.05 1.56
(歪曲収差の補正)
ところで、本発明のズームレンズを用いたときに、像の歪曲は電気的にデジタル補正する。以下に、像の歪曲をデジタル補正するための基本的概念について説明する。
例えば、図21に示すように、光軸と撮像面との交点を中心として有効撮像面の長辺に
内接する半径Rの円周上(像高)での倍率を固定し、この円周を補正の基準とする。そして、それ以外の任意の半径r(ω)の円周上(像高)の各点を略放射方向に移動させることによって歪曲を補正する。より具体的には、任意の半径r(ω)が半径r’(ω)となるように、各円周上の点を同心円状に移動させる。
例えば、図21において、半径Rの円の内側に位置する任意の半径r(ω)の円周上の点Pは、円の中心に向けて補正すべき半径r’(ω)の円周上の点Pに移動させる。また、半径Rの円の外側に位置する任意の半径r(ω)の円周上の点Qは、円の中心から離れる方向に向けて補正すべき半径r’(ω)の円周上の点Qに移動させる。
ここで、r’(ω)は次のように表わすことができる。
r’(ω)=α・f・tanω
ここで、
ωは被写体半画角、
fは結像光学系(本発明では、ズームレンズ)の焦点距離、
αは0以上1以下、
である。
ここで、半径Rの円上(像高)に対応する理想像高をYとすると、
α=R/Y=R/(f・tanω)、
となる。
光学系は、理想的には、光軸に対して回転対称であるため、歪曲収差も光軸に対して回転対称に発生する。したがって、上述のように、光学的に発生した歪曲収差を電気的に補正する場合には、再現画像上で光軸と撮像面との交点を中心とした有効撮像面の長辺に内接する半径Rの円の円周上(像高)の倍率を固定して、それ以外の半径r(ω)の円周上(像高)の各点を略放射方向に移動させることによって歪曲を補正することができれば、データ量や演算量の点で有利と考えられる。
ところが、光学像は、電子撮像素子で撮像された時点で(サンプリングのため)連続量ではなくなる。したがって、厳密には光学像上に描かれる半径Rの円も、電子撮像素子上の画素が放射状に配列されていない限り正確な円ではなくなる。
つまり、離散的座標点毎に表わされる画像データの形状補正においては、倍率を固定できる円は存在しない。そこで、画素(Xi,Yj)毎に、移動先の座標(Xi’,Yj’)を決める方法を用いるのがよい。なお、座標(Xi’,Yj’)に(Xi,Yj)の2点以上が移動してきた場合には、各画素が有する値の平均値をとる。また、移動してくる点がない場合には、周囲のいくつかの画素の座標(Xi’,Yj’)の値を用いて補間すればよい。
このような方法は、特にズームレンズを有する電子撮像装置において光学系や電子撮像素子の製造誤差等のために光軸に対して像の歪みが著しく、光学像上に描かれる半径Rの円が非対称になった場合の補正に有効である。また、このような方法は、撮像素子あるいは各種出力装置において信号を画像に再現する際に幾何学的歪み等が発生する場合等の補正に有効である。
本発明の電子撮像装置では、補正量r’(ω)−r(ω)を計算するために、r(ω)すなわち半画角と像高との関係、あるいは、実像高rと理想像高r’/αとの関係が、電子撮像装置に内蔵された記録媒体に記録されている構成としてもよい。
なお、歪曲補正後の画像が短辺方向の両端において光量が極端に不足することのないようにするには、半径Rが、次の条件式を満足するのがよい。
0≦R≦0.6Ls
ここで、Lsは有効撮像面の短辺の長さである。
好ましくは、半径Rは、次の条件式を満足するのがよい。
0.3Ls≦R≦0.6Ls
さらには、半径Rは、略有効撮像面の短辺方向の内接円の半径に一致させるのが最も有利である。なお、半径R=0の近傍、すなわち、軸上近傍において倍率を固定した補正の場合は、画質の面で若干の不利があるが、広画角化しても小型化にするための効果は確保できる。
なお、補正が必要な焦点距離区間については、いくつかの焦点ゾーンに分割する。そして、該分割された焦点ゾーン内の望遠端近傍で略、
r’(ω)=α・f・tanω
を満足する補正結果が得られる場合と同じ補正量で補正してもよい。
ここで、その場合、分割された焦点ゾーン内の広角端において樽型歪曲量がある程度残存してしまう。また、分割ゾーン数を増加させてしまうと、補正のために必要な固有データを記録媒体に余計に保有する必要が生じあまり好ましくない。そこで、分割された焦点ゾーン内の各焦点距離に関連した1つ又は数個の係数を予め算出しておく。この係数は、シミュレーションや実機による測定に基づいて決定しておけばよい。
そして、分割されたゾーン内の望遠端近傍で略、
r’(ω)=α・f・tanω
を満足する補正結果が得られる場合の補正量を算出し、この補正量に対して焦点距離毎に係数を一律に掛けて最終的な補正量にしてもよい。
ところで、無限遠物体を結像させて得られた像に歪曲がない場合は、
f=y/tanω
が成立する。
ここで、yは像点の光軸からの高さ(像高)、fは結像系(本発明ではズームレンズ)の焦点距離、ωは撮像面上の中心からyの位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度(被写体半画角)である。
結像光学系に樽型の歪曲収差がある場合は、
f>y/tanω
となる。つまり、結像光学系の焦点距離fと、像高yとを一定とすると、ωの値は大きくなる。
(デジタルカメラ)
図22は、本実施形態のズームレンズを用い、撮像素子として小型のCCD又はCMOSなどを用いた撮像装置としてのコンパクトカメラ1の断面図である。コンパクトカメラ1の鏡筒内には撮像レンズ系2が配置され、ボディには、撮像素子面4、バックモニタ5が配置されている。
ここで、鏡筒にマウント部を設けて、撮像レンズ系2を一眼ミラーレスカメラのボディに対して着脱可能とすることもできる。このマウント部は、例えばスクリュータイプやバヨネットタイプ等のマウントを用いる。
このような構成のコンパクトカメラ1の撮像レンズ系2として、例えば上記実施例1〜6に示した本発明のズームレンズが用いられる。
図23、図24は、ズームレンズを撮影光学系41に組み込んだ、本発明に係る撮像装置の構成の概念図を示す。図23は撮像装置としてのデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図24は同後方斜視図である。
この実施形態のデジタルカメラ40は、撮影用光路42上に位置する撮影光学系41、シャッターボタン45、液晶表示モニター47等を含み、デジタルカメラ40の上部に配置されたシャッターボタン45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1のズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系41によって形成された物体像が、結像面近傍に設けられた撮像素子(光電変換面)上に形成される。この撮像素子で受光された物体像は、処理手段によって電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、撮影された電子画像は記録手段に記録することができる。
(内部回路構成)
図25は、デジタルカメラ40の主要部の内部回路を示すブロック図である。なお、以下の説明では、前述した処理手段は、例えばCDS/ADC部24、一時記憶メモリ17、画像処理部18等で構成され、記憶手段は、記憶媒体部等で構成される。
図17に示すように、デジタルカメラ40は、操作部12と、この操作部12に接続された制御部13と、この制御部13の制御信号出力ポートにバス14及び15を介して接続された撮像駆動回路16並びに一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21を備えている。
上記の一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21は、バス22を介して相互にデータの入力、出力が可能とされている。また、撮像駆動回路16には、CCD49とCDS/ADC部24が接続されている。
操作部12は、各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部13に通知する。制御部13は、例えばCPUなどからなる中央演算処理装置であって、不図示のプログラムメモリを内蔵し、プログラムメモリに格納されているプログラムにしたがって、デジタルカメラ40全体を制御する。
CCD49は、撮像駆動回路16により駆動制御され、撮像光学系41を介して形成された物体像の画素ごとの光量を電気信号に変換し、CDS/ADC部24に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部24は、CCD49から入力する電気信号を増幅し、かつ、アナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時記憶メモリ17に出力する回路である。
一時記憶メモリ17は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部24から出力されるRAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部18は、一時記憶メモリ17に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部19に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部13にて指定された画質パラメータに基づいて歪曲
収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記録媒体部19は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記録媒体を着脱自在に装着して、これらのフラッシュメモリに、一時記憶メモリ17から転送されるRAWデータや画像処理部18で画像処理された画像データを記録して保持する。
表示部20は、液晶表示モニター47などにて構成され、撮影したRAWデータ、画像データや操作メニューなどを表示する。設定情報記憶メモリ部21には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、操作部12の入力操作によってROM部から読み出された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。
このように構成されたデジタルカメラ40は、撮影光学系41として本発明のズームレンズを採用することで、ズーミングが可能であり、かつ、無限遠を含むフォーカシングを可能とする第1のモードと大きな撮影倍率を得ることを可能とする第2のモードとが設定可能であって、小型化と高性能化の両立に有利な撮像装置とすることが可能となる。
以上のように、本発明に係るズームレンズは、高変倍比を有しながら光学性能の確保や小型化する場合に有用である。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
G5…第5レンズ群
S…明るさ絞り
F…光量低減フィルター
C…カバーガラス
I…像面
1…コンパクトカメラ
2…撮像レンズ系
4…撮像素子面
5…バックモニタ
12…操作部
13…制御部
14、15…バス
16…撮像駆動回路
17…一時記憶メモリ
18…画像処理部
19…記憶媒体部
20…表示部
21…設定情報記憶メモリ部
22…バス
24…CDS/ADC部
40…デジタルカメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
45…シャッターボタン
47…液晶表示モニター
49…CCD

Claims (13)

  1. 物体側から順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    正屈折力の第4レンズ群と、を有し、
    前記第1レンズ群は、物体側から、負レンズと、正レンズとの2枚のレンズからなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から、負レンズと、負レンズと、正レンズとの3枚のレンズからなり、
    前記第3レンズ群は、物体側から、正レンズと、正レンズと、負レンズと、正レンズとの4枚のレンズからなり、
    前記第4レンズ群は、1枚の正レンズからなり、
    広角端から望遠端への変倍時に、隣り合うレンズ群の間隔は全て変化し、
    前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端よりも望遠端にて物体側に位置するように移動し、
    以下の条件式(1a)、(2a)、(3a)、(8’)、(10’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    0.43<(β2T/β2W)/(β3T/β3W)<0.68 ・・・(1a)
    0.4<(Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)<2.3 ・・・(2a)
    2.1<f3/fW<4.1 ・・・(3a)
    T /f T ≦2.39 ・・・(8’)
    4.5<f T /f W <10 ・・・(10’)
    但し、
    β2Wは前記第2レンズ群の広角端における横倍率、
    β2Tは前記第2レンズ群の望遠端における横倍率、
    β3Wは前記第3レンズ群の広角端における横倍率、
    β3Tは前記第3レンズ群の望遠端における横倍率、
    Δ1Gは前記第1レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
    Δ4Gは前記第4レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
    1は前記第1レンズ群の焦点距離、
    3は前記第3レンズ群の焦点距離、
    4は前記第4レンズ群の焦点距離、
    Wは広角端における前記ズームレンズ全系の焦点距離、
    T は望遠端における前記ズームレンズ全系の焦点距離、
    T は望遠端における前記ズームレンズ全系の全長、
    である。
  2. 物体側から順に、
    正屈折力の第1レンズ群と、
    負屈折力の第2レンズ群と、
    正屈折力の第3レンズ群と、
    正屈折力の第4レンズ群と、を有し、
    前記第1レンズ群は、物体側から、負レンズと、正レンズとの2枚のレンズからなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から、負レンズと、負レンズと、正レンズとの3枚のレンズからなり、
    前記第3レンズ群は、物体側から、正レンズと、正レンズと、負レンズと、正レンズとの4枚のレンズからなり、
    前記第4レンズ群は、1枚の正レンズからなり、
    広角端から望遠端への変倍時に、隣り合うレンズ群の間隔は全て変化し、
    前記第1レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端よりも望遠端にて物体側に位置するように移動し
    下の条件式(1b)、(2b)、(8’)、(10’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    0.2<(β2T/β2W)/(β3T/β3W)<0.8 ・・・(1b)
    0<(Δ1G/f1)/(Δ4G/f4)<1.5 ・・・(2b)
    T /f T ≦2.39 ・・・(8’)
    4.5<f T /f W <10 ・・・(10’)
    但し、
    β2Wは前記第2レンズ群の広角端における横倍率、
    β2Tは前記第2レンズ群の望遠端における横倍率、
    β3Wは前記第3レンズ群の広角端における横倍率、
    β3Tは前記第3レンズ群の望遠端における横倍率、
    Δ1Gは前記第1レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
    Δ4Gは前記第4レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
    1は前記第1レンズ群の焦点距離、
    4は前記第4レンズ群の焦点距離、
    W は広角端における前記ズームレンズ全系の焦点距離、
    T は望遠端における前記ズームレンズ全系の焦点距離、
    T は望遠端における前記ズームレンズ全系の全長、
    である。
  3. 前記第1レンズ群は、接合レンズからなることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.12<(β4T/β4W)/(β3T/β3W)<0.4 ・・・(4)
    但し、
    β4Wは前記第4レンズ群の広角端における横倍率、
    β4Tは前記第4レンズ群の望遠端における横倍率、である。
  5. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0<Δ1G/Δ4G<4 ・・・(5)
    但し
    Δ1Gは前記第1レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし
    Δ4Gは前記第4レンズ群の広角端望遠端との位置の差であり、物体側への移動を正とし、である。
  6. 以下の条件式(3b)を満足することを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
    1.8<f3/fW<4.1 ・・・(3b)
    但し、
    3は前記第3レンズ群の焦点距離、
    Wは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、である。
  7. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    1.4<|f2/fW|<3 ・・・(6)
    但し、
    2は前記第2レンズ群の焦点距離、
    Wは広角端におけるズームレンズ全系の焦点距離、である。
  8. 以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.3<|f2/f3|<1.5 ・・・(7)
    但し、
    2は前記第2レンズ群の焦点距離、
    3は前記第3レンズ群の焦点距離、である。
  9. 以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    Σd 3G /f T <0.5 ・・・(9)
    但し、
    Σd 3G は前記第3レンズ群の全長、
    T は望遠端における前記ズームレンズ全系の焦点距離、である。
  10. 前記第3レンズ群中の前記負レンズと、その物体側直前の前記正レンズとは接合され接合レンズをなし、
    以下の条件式(11)を満足することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    1.3<|f 3_2 /f 3_1 |<5 ・・・(11)
    但し
    3_1 は前記第3レンズ群中の最も物体側の前記正レンズの焦点距離、
    3_2 は前記第3レンズ群中の前記接合レンズの焦点距離、である。
  11. 以下の条件式(12)を満足することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.6<f 3_1 /f 3 <1.2 ・・・(12)
    但し、
    3_1 は前記第3レンズ群中の最も物体側の前記正レンズの焦点距離、
    3 は前記第3レンズ群の焦点距離、である。
  12. 前記第3レンズ群中の前記負レンズと、その物体側直前の前記正レンズとは接合され接合レンズをなし、
    以下の条件式(13)を満足することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.9<|f 3_2 /f 3 |<4 ・・・(13)
    但し、
    3_2 は前記第3レンズ群中の前記接合レンズの焦点距離、
    3 は前記第3レンズ群の焦点距離、である。
  13. ズームレンズと、
    前記ズームレンズの像側に配置され前記ズームレンズによって形成される像を受光する撮像面を備えた撮像素子と、を有し、
    前記ズームレンズが請求項1から12のいずれか1項に記載のズームレンズであることを特徴とする撮像装置。
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