JP6128243B2 - 電子鍵盤装置 - Google Patents

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本発明は、押鍵動作に慣性を与えるハンマ体を有した電子鍵盤装置に関する。
従来、押鍵動作に慣性を与えるために、アコースティックピアノのハンマに相当するハンマ体を有した電子鍵盤装置が知られている。この種の装置では、押鍵動作により鍵に設けた駆動部がハンマ体の被駆動部を駆動する。
押鍵の態様は様々であり、ゆっくりとした押鍵(弱押鍵)であれば駆動部が被駆動部に押鍵往行程の全てで当接関係となる。しかし、所定以上の強い(速い)押鍵になると、押鍵途中で駆動部から被駆動部が分離し、ハンマ体が自由に回動していく態様となる場合もある。
特開2011−8036号公報
このような駆動部と被駆動部とが分離する事象は予定されているものではあるが、当接と分離の仕方が不安定となってメカノイズを発生させる場合がある。特に、特許文献1に示すような、鍵とハンマ体の双方に当接する可動部材を電磁アクチュエータで駆動する装置においては、駆動部となる可動部材とハンマ体との係合関係が不安定となる場合が少なからず生じ得る。
例えば、特許文献1の第9図に示す構成において、鍵を押し込む際に電磁アクチュエータが鍵に対して離鍵方向に付勢するよう可動部材(伝達部材)を駆動制御する状況では、可動部材とハンマ体とが容易に分離しやすくなる。そのため、当接係合状態が安定せず、ガタツキ感が生じると共にメカノイズの発生に繋がることがある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、鍵とハンマ体との回動動作時におけるメカノイズの発生を抑えることができる電子鍵盤装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の電子鍵盤装置は、押鍵操作により鍵回動軸(35)を中心に回動する鍵(K)と、前記鍵に対応して設けられ、対応する鍵の押鍵操作により、前記鍵回動軸に平行なハンマ回動軸(36)を中心に回動して押鍵操作に慣性を与えるハンマ体(HM)とを有し、押鍵操作により、前記鍵の一部分または押鍵操作によって可動する介在部材(12、20)のいずれかが駆動部となって、前記駆動部の押圧駆動面が前記ハンマ体の被駆動部(37)を押圧駆動するように構成された電子鍵盤装置であって、前記駆動部の前記押圧駆動面と前記被駆動部とは、前記鍵及び前記ハンマ体が回動するときに分離し得るように構成され、前記駆動部には、前記ハンマ回動軸の側に開口し、前記被駆動部と係合するスリット部が設けられ、前記スリット部の天井部と底部のそれぞれに緩衝材が設けられ、前記スリット部の前記天井部に設けられた緩衝材の下面が、前記押圧駆動面となり、前記押圧駆動面は下方に凸の曲面であることを特徴とする。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、鍵とハンマ体との回動動作時におけるメカノイズの発生を抑えることができる。
本発明の一実施の形態に係る電子鍵盤装置の1つの鍵に着目した要部の模式図である。 構成体の後面図(図(a))、1つの電磁アクチュエータ及び構成体の縦断面図(図(b))、構成体の前面図(図(c))、図2(b)のA−A線に沿う構成体の断面図(図(d))である。 構成体の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子鍵盤装置の1つの鍵に着目した要部の模式図である。本鍵盤装置は並列配置された複数の鍵Kとそれらに対応するハンマ体HMとを有し、電子鍵盤楽器に好適である。図1では、鍵Kとして白鍵を表し、黒鍵は省略されている。黒鍵については、鍵本体を除き、白鍵に対応する各部及び対応する構成要素につき、符号10’、12’、13’、20’、36’を付して1点鎖線で示した。白鍵と黒鍵の構成、及びそれらに対応する構成要素の構成は基本的に同様である。以降、図1の右方を前方とする。
本電子鍵盤装置はシャーシ31を有する。鍵Kは、押鍵操作により鍵回動軸35を中心に回動(揺動)自在に配設される。鍵回動軸35は鍵Kの並び方向に平行に、シャーシ31に軸支されている。鍵Kには垂下部15が垂下突設されている。
ハンマ体HMは対応する鍵Kの下方に配置され、ハンマ回動軸36を中心に回動(揺動)自在に配設される。ハンマ回動軸36は、鍵回動軸35の軸方向に平行にシャーシ31に対して軸支されている。黒鍵用よりも白鍵用のハンマ回動軸36の方が前方に配置される。ハンマ体HMは、それぞれ前後方向に延びる前端部37と後端部38とを有し、自身の自重により図1の反時計方向に常に付勢されている。
シャーシ31の後部にはハンマ上限ストッパ33が固定され、鍵盤装置に固定的な部分にはハンマ下限ストッパ34が固定されている。シャーシ31の前部には鍵ストッパ32が固定されている。
上下方向において鍵Kの下面KUとハンマ体HMの前端部37との間には、電磁アクチュエータ10が各鍵Kに対応して配設される。図1には黒鍵用と白鍵用とが表されており、白鍵用が前側に配置されている。電磁アクチュエータ10は、上下に駆動されるプランジャ12を有し、プランジャ12の下部には、ハンマシャンクホルダである構成体20が固定されている。構成体20の前方にはセンシング機構13の主要部が配設されている。これらの詳細な構成は図2で後述する。
電磁アクチュエータ10は、プランジャ12を上下方向に移動させる双方向駆動型のアクチュエータであり、鍵Kに付加される押鍵に対する反力を増減することで力覚を制御する。なお、図示はしないが、本鍵盤装置には、全体を制御するCPUのほか、記憶部、各種インターフェイス、楽音発生部等が備えられる。記憶部には、楽音発生部や電磁アクチュエータ10の動作を制御するための制御プログラム、力覚付与のためのテーブルデータ、演奏データ等の各種データが格納されている。例えば、CPUは、センシング機構13で検出された値に基づいて、楽音発生部を動作させて鍵盤演奏に応じた楽音を発生させたり、電磁アクチュエータ10を動作させて力覚を制御したりする。力覚制御については、特許文献1(特開2001−8036号公報)に記載されているような態様が適用可能である。
非押鍵状態では、ハンマ体HMはその自重により後端部38がハンマ下限ストッパ34に当接しており、鍵K及びハンマ体HMは図1に示される初期位置(レスト位置)に位置する。押鍵操作されると、鍵Kがプランジャ12及びこれに連結された構成体20を介して被駆動部となる前端部37を駆動し、ハンマ体HMが図1の時計方向に回動して押鍵動作に慣性を与える。ハンマ体HMの後端部38がハンマ上限ストッパ33に当接すると、鍵K及びハンマ体HMの回動終了位置(エンド位置)が規制される。
プランジャ12及び構成体20が一体となったものが、押鍵操作によって可動する可動部材且つ駆動部として機能し、鍵Kの下面KUとハンマ体HMの前端部37との間で力を伝達する介在部材の役割を果たす。電磁アクチュエータ10が動作せず、プランジャ12に何ら推力を発生させない状態でも鍵盤として使用可能である。なお、プランジャ12は、不図示の弱いスプリングにより上方に付勢されている。
図2(a)、(c)は、構成体20の後面図、前面図である。図2(b)は、1つの電磁アクチュエータ10及び構成体20の縦断面図である。図2(d)は、図2(b)のA−A線に沿う構成体20の断面図である。
電磁アクチュエータ10はシャーシ31に固定される。電磁アクチュエータ10は、プランジャ12の回りに巻回されたコイル11を有し、電流を流す方向によりプランジャ12の駆動方向を制御できる。ただし、上方駆動用と下方駆動用とで、コイルを別々に配設してもよい。センシング機構13は、シャーシ31またはシャーシ31に対して固定的な部分に配設固定される。
構成体20は一体的に構成され、プランジャ12の下部に締結固定されてプランジャ12と一体になって上下に可動する。構成体20は主に、スチレン系熱可塑性エラストマー、例えばラバロン(登録商標)等の軟質樹脂でなる。
構成体20には、後方に開口したスリット凹部25が形成されている。スリット凹部25は、いずれも鍵並び方向(鍵回動軸35の軸方向)に垂直な左壁部23と右壁部24とを有し、スリット状に形成される(図2(a)、(d))。側面視において、スリット凹部25の天井部は下方に凸の曲面であり、スリット凹部25の底部は上方に凸の曲面となっている。これらの上下の凸曲面に、メカノイズ緩和のため人工皮革や発泡ウレタン等の緩衝材21、22がそれぞれ貼着されている。実質的に上側の緩衝材21の下面が、ハンマ体HMの前端部37を駆動する押圧駆動面25aとなる。押圧駆動面25aと2つの壁部23、24とは連接している。なお、構成体20は金属(アルミや鉄等)で構成して緩衝材21、22のみを軟質樹脂や人工皮革等で構成するようにしてもよい。
左壁部23と右壁部24とは平行であり、前端部37を2つの壁部23、24で両側から挟む構成となっている。壁部23、24の間隔は、前端部37の直径とほぼ等しいか、または若干小さくなっている。すなわち、丸棒状の前端部37が、左壁部23と右壁部24との間を無理なく摺動できる程度の寸法関係とする。なお、左壁部23と右壁部24とに潤滑剤を設けてもよい。
センシング機構13のうち、フォトリフレクタでなるセンサ部14が、構成体20のすぐ前方に配置される(図2(b))。構成体20の前面20aには、グレースケール26が設けられている(図2(c))。センサ部14の出光部から出射された光が構成体20の前面20aで反射し、それを受光部が受光し、受光量によって構成体20の動作、ひいては鍵Kの動作(位置、速度)が検出される。
非押鍵状態において、ハンマ体HMの自重により、前端部37が構成体20の押圧駆動面25aに当接しており、且つ、鍵Kの下面KUはプランジャ12の上端に当接している。従って、押鍵操作により、構成体20が駆動部となって、被駆動部となるハンマ体HMの前端部37を駆動する。
例えば、電磁アクチュエータ10がプランジャ12に推力を発生させない制御状態として、非押鍵状態から押鍵操作がされると、鍵Kがプランジャ12を下方に押圧駆動するので、押圧駆動面25aが前端部37を駆動し、ハンマ体HMは図1の時計方向に回動する。その際、ハンマ体HMはハンマ回動軸36を中心に回動し、前端部37は左壁部23及び右壁部24に挟まれた状態で摺動していく。従って、押鍵力が大きすぎない限りは、通常、押圧駆動面25aと前端部37とは押鍵往行程の全行程において安定して係合し、ガタツキ感が生じることがなく、メカノイズの発生もない。換言すれば、壁部23、24がハンマ体HMの回動の全行程における移動ガイドとして機能する。これにより、ハンマ体HMの後端部38は横ブレの少ない揺動が確保される。
また、仮に、押鍵時にプランジャ12が離鍵方向に付勢されるよう制御したとすると、従来であれば、駆動部(押圧駆動面25a)と被駆動部(前端部37)とが容易に分離しやすくなる。しかし、スリット凹部25での前端部37と壁部23、24との摺動により前端部37の挙動が安定するため、押圧駆動面25aや壁部23、24と前端部37との当接係合状態が安定し、ガタツキ感が生じにくく、メカノイズの発生も抑制される。
ところで、押鍵の態様は様々であり、ゆっくりとした押鍵(弱押鍵)であれば押圧駆動面25aと前端部37とが押鍵往行程の全てで当接関係となる。しかし、強い押鍵になると、押鍵途中で前端部37が押圧駆動面25aから離れることもある。その場合でも、スリット凹部25での摺動により、押圧駆動面25aと前端部37とは、安定した当接係合状態から安定した分離状態に移行することができ、ガタツキ感が生じにくい。なお、前端部37が押圧駆動面25aから分離することを想定し、スリット凹部25の上下の間隔は、前端部37がスリット凹部25から離脱しないような寸法・形状に構成するのがよい。
本実施の形態によれば、鍵K及びハンマ体HMが回動するとき、スリット凹部25の2つの壁部23、24に対して前端部37が摺動するように構成されたので、鍵K及びハンマ体HMの回動動作時における係合状態を安定させ、ガタツキやメカノイズの発生を抑えることができる。
特に、押圧駆動面25aを有する構成体20は、プランジャ12と共に電磁アクチュエータ10によって駆動される可動部材となるので、不安定となりやすい押鍵反力の制御(力覚制御)の際に鍵Kとハンマ体HMとの係合状態を安定させることができる。
また、構成体20は、押圧駆動面25aと2つの壁部23、24とが連接して設けられて一体に構成されるので、構成が簡単となる。しかも、構成体20にグレースケール26が設けられ、構成体20がセンシング機構13の一部を兼ねるので、構成が一層簡単になる。
なお、本実施の形態において、構成体20の位置乃至動きを検出するためのセンシング機構13の種類は光学的なものに限定されず、磁気等を用いたセンシング機構であってもよい。そして、そのセンシング機構の一部を構成体20に配設すれば、構成は簡単になる。
なお、構成体20の壁部23、24に別途の摺動部材を設けてもよい。また、緩衝材21に、適切な摩擦を発生させる部材を採用すれば、押離鍵の往行程と復行程とに静荷重のヒステリシスを設けることが容易となる。そうすると、ピアノの鍵の動作に近くなる。
なお、電磁アクチュエータ10は片側駆動でもよく、従って、プランジャ12の駆動方向は、下方のみあるいは上方のみであってもよい。
また、電磁アクチュエータ10自体は廃止してもよい。その場合、鍵Kの一部分または押鍵操作によって可動する介在部材のいずれかが「駆動部」となって、ハンマ体HMの被駆動部(前端部37)を駆動するようにし、「駆動部」に、スリット凹部25に相当するものを設ける。
ところで、構成体20のスリット凹部25の形状については、図3(a)〜(c)に示すような変形例が考えられる。また、図3(d)、(e)に示す変形例のように、2つの壁部とそれらに挟まれるものとの配置を、ハンマ体HMと鍵Kとで逆にしてもよい。
図3(a)、(b)は、構成体20の第1の変形例を示す後面図、縦断面図である。この第1の変形例では、スリット凹部25の、ハンマ体HMが係合する側(下方)が開放されている。すなわち、図2の構成に対し、スリット凹部25の底部をなくし、スリット凹部25は後方及び下方に開口するスリットとなっている。
この構成によれば、まず、特に強い押鍵時において、押圧駆動面25aと前端部37との分離し得る間隔を大きく確保することができる。従って、動的レットオフの感触がアコースティックピアノのものに近くなる。前端部37と壁部23、24との摺動関係については図2の構成と変わりはない。さらに、スリット凹部25の下方が開放されているので、製品組み付け時において、ハンマ体HMの前端部37をスリット凹部25に係合させる作業が容易となる。
図3(c)は、構成体20の第2の変形例を示す後面図である。上記した第1の変形例では、前端部37がスリット凹部25から離脱した後、再びスリット凹部25に嵌る必要がある。しかし、鍵並び方向の位置がずれると係合がしにくくなる。そこで、第2の変形例に示すように、壁部23、24の下半部の間隔を徐々に広げるかテーパ状に大きくし、係合しやすくする。
図3(d)、(e)は、スリット状のスリット凹部25をハンマ体HMに設けた第3の変形例の側面図、前面図である。
この第3の変形例では、図2の構成に対し、構成体20に相当する構成体120をプランジャ12ではなくハンマ体HMの前端部37に設ける。そして、プランジャ12の下端部を構成体120のスリット凹部25に係合させる。プランジャ12の下端が駆動部として機能し、前端部37が被駆動部となってスリット凹部25の底面が駆動される。スリット凹部25の左壁部23と右壁部24とに、プランジャ12が両側から挟まれる構成となっている。
鍵K及びハンマ体HMが回動するとき、丸棒状のプランジャ12の下端部が左壁部23と右壁部24との間を摺動する。摺動関係に関しては、図2の構成における前端部37にプランジャ12が相当する。このように、鍵とハンマ体HMとの係合部分において、駆動部及び被駆動部のいずれか一方に、いずれか他方を2つの壁部23、24で両側から挟むスリット状のスリット凹部25を設ければよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
K 鍵、 HM ハンマ体、 10 電磁アクチュエータ、 12 プランジャ(介在部材、可動部材)、 14 センサ部、 20 構成体(介在部材、可動部材)、 23 左壁部、 24 右壁部、 25 スリット凹部(スリット部)、 25a 押圧駆動面、 35 鍵回動軸、 37 前端部(被駆動部)、 36 ハンマ回動軸

Claims (2)

  1. 押鍵操作により鍵回動軸を中心に回動する鍵と、
    前記鍵に対応して設けられ、対応する鍵の押鍵操作により、前記鍵回動軸に平行なハンマ回動軸を中心に回動して押鍵操作に慣性を与えるハンマ体とを有し、
    押鍵操作により、前記鍵の一部分または押鍵操作によって可動する介在部材のいずれかが駆動部となって、前記駆動部の押圧駆動面が前記ハンマ体の被駆動部を押圧駆動するように構成された電子鍵盤装置であって、
    前記駆動部の前記押圧駆動面と前記被駆動部とは、前記鍵及び前記ハンマ体が回動するときに分離し得るように構成され、
    前記駆動部には、前記ハンマ回動軸の側に開口し、前記被駆動部と係合するスリット部が設けられ、
    前記スリット部の天井部と底部のそれぞれに緩衝材が設けられ、
    前記スリット部の前記天井部に設けられた緩衝材の下面が、前記押圧駆動面となり、
    前記押圧駆動面は下方に凸の曲面であることを特徴とする電子鍵盤装置。
  2. 強押鍵で押鍵した場合は、前記押圧駆動面と前記被駆動部とが分離し得、弱押鍵で押鍵した場合は、前記押圧駆動面と前記被駆動部とが押鍵往行程の全てで当接関係となることを特徴とする請求項1記載の電子鍵盤装置。
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