JP6127747B2 - 赤外線センサ、及び、赤外線センサの製造方法 - Google Patents

赤外線センサ、及び、赤外線センサの製造方法 Download PDF

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本発明は、赤外線センサと赤外線センサの製造方法とに関する。
特許文献1は、固体撮像素子と、固体撮像素子の製造方法とを開示する。特許文献1の個体撮像素子は、第1の半導体基板と、第2の半導体基板とを備える。第1の半導体基板は、光電変換部を備える。光電変換部は、フォトダイオードを一次元或いは二次元に配設し、入射光を光電変換する。第2の半導体基板は、信号処理部を備える。信号処理部は、入力ダイオードを一次元或いは二次元に配設し、光電変換部で変換された信号を読み出す。特許文献1の個体撮像素子は、入力ダイオード毎に設けたバンプにより電気的に接続して一体化するハイブリッド型の固体撮像素子である。第1の半導体基板の光電変換部を形成する領域以外の領域に凹部又は凸部が設けられている。第2の半導体基板の信号処理部5を形成する領域以外の領域に凹部又は凸部と嵌合する凸部又は凹部が設けられている。特許文献1の発明では、第1の半導体基板と第2の半導体基板との接合時における横ずれを防ぐために、凹凸嵌合わせが用いられている。
特許文献2は、ボンディング方法を開示する。特許文献2のボンディング方法は、第1の半導体基板と第2の半導体基板とを対向させて、接続導体によって互いに対向する素子領域と接続領域とを接続する際に、接続導体を溶融した状態で、第1の半導体基板と第2の半導体基板との間隔が離れる方向に力を作用させる。第1の半導体基板は、素子領域が二次元に配列されている。第2の半導体基板は、素子領域と同じピッチで二次元に配列された接続領域を有する。特許文献2の発明では、第1の半導体基板と第2の半導体基板との接合時における縦方向の接合不良を防ぐために、間隔調整部材が用いられている。
特許文献3は、半導体装置と、半導体装置の製造方法とを開示する。特許文献3の半導体装置は、第一の半導体チップと、第二の半導体チップとの間に絶縁部材が挿入されている。第一の半導体チップ1の多数のバンプと第二の半導体チップの多数のバンプとは、接合されている。第一の半導体チップは、HgCdTeダイオード・アレイを形成する。第二の半導体チップは、Si−CCDを形成する。絶縁部材は、複数のバンプの接合体の総ての隣接する二個を隔て、且つ、第一の半導体チップと第二の半導体チップ2との何れにも固着されていない。特許文献3の発明では、画素毎の接合部の間をポリイミドで隔離することによって、横方向の短絡を防止されるように意図されている。
特開平7−38076号公報 特開2002−299650号公報 特開平7−153905号公報
特許文献1では、凹凸を形成するためのエッチング(ドライエッチング)工程が必要となり、工数が多いので、製造コストが上昇する。特許文献2では、Inバンプ接合時のチップ間隙間を固定することができないので、接合初期の状態で、接合むらが発生する場合があり、よって、接合歩留りが低下する。特許文献3では、横方向の短絡は防止できても、特許文献2の場合と同様に、高さ方向における接合むらの抑制が困難であり、よって、接合歩留りが低下する。更に、特許文献1〜特許文献3の技術では、ボンディング時のセンサ入射面への保護が無いので、よって、センサ受光面の外観歩留りが低下する。
本発明の目的は、第1半導体基板と第2半導体基板とをハイブリッド接合する場合において、簡便に第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を略一定に保持することで、画素欠陥の少ない赤外線センサを実現することである。
本発明に係る赤外線センサは、第1半導体基板と、第2半導体基板と、複数の高さ調整部材と、を備えており、前記第1半導体基板と、前記第2半導体基板とは、ハイブリッド接合されており、前記第1半導体基板は、受光素子アレイを備えており、前記受光素子アレイは、前記第1半導体基板の第1主面に設けられており、複数の受光素子を備えており、前記複数の受光素子は、前記第1主面において、格子状に配置されており、前記複数の高さ調整部材は、前記第1主面のうち前記受光素子アレイが設けられているアレイ領域において、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で配置されており、前記第2半導体基板は、前記第2半導体基板の第2主面を介して前記複数の受光素子のそれぞれから出力される電気的な光信号を読み出すための回路基板であり、前記第2主面を介して、前記複数の受光素子のそれれぞれと電気的に接続されており、前記受光素子アレイと、前記複数の高さ調整部材とは、前記第1主面と、前記第2主面との間に設けられている、ことを特徴とする。
複数の高さ調整部材が、アレイ領域において、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で、均一に分散されるので、第1半導体基板と第2半導体基板とを接合する時から製品として用いられるまで、第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を、均一に(第1主面における場所には依らずに)、且つ、一定に保つことが、可能となる。第1半導体基板と第2半導体基板との間隔が均一且つ一定に保たれることによって、第1半導体基板の撓みが低減されるので、赤外線センサの外側に露出される第1半導体基板の裏面(赤外線センサの受光面)の撓みも低減され、よって、赤外線センサの外観異常も低減できる。更に、第1半導体基板の撓みによる第1半導体基板と第2半導体基板との間に生じる不測の電気的な短絡も低減できるので、受光素子アレイにおいてドット落ちを低減できる。
本発明に係る赤外線センサでは、前記第1半導体基板又は前記第2半導体基板は、溝部を備えており、前記溝部は、前記溝部が前記第1半導体基板に設けれらている場合には前記第1主面に、又は、前記溝部が前記第2半導体基板に設けられている場合には前記第2主面に、設けられており、前記複数の受光素子の格子状の配置に合わせた格子形状を成しており、注入口を備えており、前記注入口は、前記高さ調整部材を前記溝部に導入するための開口であり、前記複数の高さ調整部材は、前記アレイ領域において、前記密度で、前記溝部に沿って、前記アレイ領域に分散されている、ことが好ましい。格子形状の溝部によって、複数の高さ調整部材が、アレイ領域の内側において、均一に分散される。
本発明に係る赤外線センサでは、前記第1半導体基板の設けられている前記溝部に前記高さ調整部材が配置されている状態において、前記第1主面からの高さは、前記高さ調整部材の方が前記受光素子よりも高い、ことが好ましい。従って、高さ調整部材は、第1半導体基板と第2半導体基板とに確実に接し、よって、第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を確実に一定に維持できる。
本発明に係る赤外線センサでは、前記高さ調整部材の形状は、球である、ことが好ましい。高さ調整部材の形状が球なので、溝部における高さ調整部材の移動が容易となり、よって、複数の高さ調整部材のそれぞれが、溝部の全体にわたって偏ることなく一様に配置されることが可能となる。
本発明に係る赤外線センサでは、前記高さ調整部材の材料は、石英である、ことが好ましい。高さ調整部材は、比較的に高い硬度の石英なので、第1半導体基板と第2半導体基板とから受ける応力による変形が回避される。
本発明に係る赤外線センサでは、補強部材を備え、前記補強部材は、前記第1主面と前記第2主面との間に充填されており、前記補強部材の材料は、樹脂である、ことが好ましい。複数の高さ調整部材と共に補強部材を用いれば、第1半導体基板と第2半導体基板とを接合する時から製品として用いられるまで、第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を、より均一に(第1主面における場所には依らずに)、且つ、より一定に保つことが、可能となる。更に、補強部材によって、高さ調整部材の配置を、より確実に固定できる。
本発明に係る赤外線センサの製造方法は、第1半導体基板と第2半導体基板とを用意する工程と、第1半導体基板と第2半導体基板とをハイブリッド接合する工程と、を備えており、前記第1半導体基板は、受光素子アレイを備えており、前記受光素子アレイは、前記第1半導体基板の第1主面に設けられており、複数の受光素子を備えており、前記複数の受光素子は、前記第1主面において、格子状に配置されており、前記第2半導体基板は、前記第2半導体基板の第2主面を介して前記複数の受光素子のそれぞれから出力される電気的な光信号を読み出すための回路基板であり、前記第1半導体基板又は前記第2半導体基板は、溝部を備えており、前記溝部は、前記溝部が前記第1半導体基板に設けれらている場合には前記第1主面に、又は、前記溝部が前記第2半導体基板に設けられている場合には前記第2主面に、設けられており、前記複数の受光素子の格子状の配置に合わせた格子形状を成しており、注入口を備えており、前記注入口は、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板との間に配置する高さ調整部材を前記溝部に導入するための開口であり、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを用意する工程は、揮発性溶剤に含ませた前記複数の高さ調整部材を、前記揮発性溶剤と共に、前記注入口を介して前記溝部に注入し、前記溝部に沿って、前記第1主面のうち前記受光素子アレイが設けられているアレイ領域に分散させる工程を備え、前記複数の高さ調整部材を注入し分散させる工程では、前記複数の高さ調整部材は、前記アレイ領域において、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で配置される、ことを特徴とする。
複数の高さ調整部材は、揮発性溶剤と共に溝部に注入され、アレイ領域において、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で、均一に分散されるので、よって、第1半導体基板と第2半導体基板とを接合する時から製品として用いられるまで、第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を、均一に(第1主面における場所には依らずに)、且つ、一定に保つことが、可能となる。格子形状の溝部によって、複数の高さ調整部材が、アレイ領域の内側において、均一に分散される。第1半導体基板と第2半導体基板との間隔が均一且つ一定に保たれることによって、第1半導体基板の撓みが低減されるので、赤外線センサの外側に露出される第1半導体基板の裏面(赤外線センサの受光面)の撓みも低減され、よって、赤外線センサの外観異常も低減できる。更に、第1半導体基板の撓みによる第1半導体基板と第2半導体基板との間に生じる不測の電気的な短絡も低減できるので、受光素子アレイにおいてドット落ちを低減できる。
本発明に係る赤外線センサの製造方法では、前記第1半導体基板は、受光面を備えており、前記受光面は、前記第1主面の反対側にあり、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを用意する工程は、前記受光面を覆う保護シートを前記受光面に設ける工程を備え、前記保護シートを設ける工程は、前記複数の高さ調整部材を注入し分散させる工程の前に行われ、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とをハイブリッド接合する工程では、前記保護シートを用いて、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とをハイブリッド接合する、ことが好ましい。保護シートによって受光面を覆うことによって、キズ及び異物から受光面を保護できる。
本発明に係る赤外線センサの製造方法では、前記溝部は、格子状に配置された前記複数の受光素子の間の空間によって成る、ことが好ましい。従って、第1半導体基板の第1主面に溝を実際に設ける場合に比較して、プロセスコストが低減される。
本発明に係る赤外線センサの製造方法では、前記高さ調整部材の材料は、石英である、ことが好ましい。高さ調整部材は、比較的に高い硬度の石英なので、第1半導体基板と第2半導体基板とから受ける応力による変形が回避される。
本発明に係る赤外線センサの製造方法では、前記揮発性溶剤は、アルコール系溶剤である、ことが好ましい。従って、揮発性溶剤は、効率良く揮発可能となる。
本発明に係る赤外線センサの製造方法では、前記第1半導体基板の設けられている前記溝部に前記高さ調整部材が配置されている状態において、前記第1主面からの高さは、前記高さ調整部材の方が前記受光素子よりも高い、ことが好ましい。従って、高さ調整部材は、第1半導体基板と第2半導体基板とに確実に接し、よって、第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を確実に一定に維持できる。
本発明によれば、第1半導体基板と第2半導体基板とをハイブリッド接合する場合において、簡便に第1半導体基板と第2半導体基板との間隔を略一定に保持できる。
図1は、実施形態に係る赤外線センサの内部構造を説明するための図である。 図2は、実施形態に係る赤外線センサの第1半導体基板の構成を説明するための図である。 図3は、実施形態に係る第1半導体基板の溝部の構成を説明するための図である。 図4は、実施形態に係る赤外線センサの製造方法のうち、複数の主要な工程を示すフローチャートである。 図5は、実施形態に係る赤外線センサの製造方法を説明するための図である。 図6は、実施形態に係る赤外線センサの製造方法を説明するための図である。 図7は、実施形態に係る赤外線センサの製造方法を説明するための図である。 図8は、実施形態に係る赤外線センサの第1半導体基板の他の構成を示す図である。 図9は、実施形態に係る赤外線センサの第1半導体基板の他の構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1〜図3を参照して、実施形態に係る赤外線センサ1の構成を説明する。図1は、赤外線センサ1の内部構造を説明するための図である。図1は、赤外線センサ1の内部構造を、第1半導体基板2と第2半導体基板3との積層方向に沿った面からみた図である。図2は、赤外線センサ1の第1半導体基板2の構成を説明するための図である。図2は、第1半導体基板2を、第1半導体基板2の第1主面2dの上から斜めに見た図である。図3は、第1半導体基板2の溝部2cの構成を説明するための図である。図3は、図2に示す領域R1における構成を示す図である。領域R1は、第1半導体基板2の第1主面2dの領域である。図2に示す領域R1に含まれる構成は、第1主面2dの他の領域に設けられた構成と同様である。
赤外線センサ1は、第1半導体基板2、第2半導体基板3、複数の高さ調整部材4を備える。第1半導体基板2と第2半導体基板3とはハイブリッド接合されている。複数の高さ調整部材4は、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間に配置されている。ハイブリッド接合とは、機能の異なる複数部品を電気的あるいは物理的に接合することを意味する。本実施形態の場合、第1半導体基板2は光電変換することを、第2半導体基板3は画素毎に信号の読み出しを行うことを、それぞれの機能としており、これら基板同士は、In半田バンプを媒体として、加熱溶融プロセス(フリップチップボンド)により接合されている。
第1半導体基板2は、半導体積層2a、受光素子2b、溝部2c、第1主面2d、受光面2eを備える。半導体積層2aは、低反射コーティング膜2a1、支持基体2a2、n型層2a3を備える。低反射コーティング膜2a1の上に支持基体2a2が設けられ、支持基体2a2の上にn型層2a3が設けられ、n型層2a3の上に、複数の受光素子2bが設けられている。
第1半導体基板2は、溝部2cを備えている。溝部2cは、第1主面2dに設けられている。溝部2cは、複数の受光素子2bの格子状の配置に合わせた格子形状を成している。溝部2cは、注入口2c1を備えている。注入口2c1は、高さ調整部材4を溝部に導入するための開口である。
第1半導体基板2は、受光素子アレイ21を備える。受光素子アレイ21は、第1半導体基板2の第1主面2dに設けられている。受光素子アレイ21は、複数の受光素子2bを備えている。受光素子2bは、第1主面2dにおいて、メサ形状を有する。受光素子2bは、フォトダイオードである。受光素子2bは、受光素子2bのメサの端部に設けられたp側の電極を、備える。受光素子2bのメサ形状によって、溝部2cの形状が画定される。すなわち、溝部2cは、格子状に配置された複数の受光素子2bの間の空間によって成る。この場合、アレイ領域21aを囲む領域は、第1主面2dから突出しており、注入口2c1はこの領域に埋め込まれている。なお、溝部2cは、複数の受光素子2bの間において、露出される第1主面2dに実際に溝を設けることによって構成されたものであっても、良い。
複数の受光素子2bは、図2に示すように、第1主面2dにおいて、格子状に配置されている。隣り合う二つの受光素子2bの間の距離は、画素間隔に対応しており、例えば、8μmの程度である。複数の高さ調整部材4は、図2に示すように、第1主面2dのうち受光素子アレイ21が設けられているアレイ領域21aにおいて、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で配置されている。複数の高さ調整部材4は、アレイ領域21aにおいて、上記密度で、溝部2cに沿って、アレイ領域21aに分散されている。高さ調整部材4の材料は、高硬度の材料であり、例えば、石英である。高さ調整部材4は、球体である。第1半導体基板2の設けられている溝部2cに高さ調整部材4が配置されている状態において、第1主面2dからの高さは、高さ調整部材4の方が受光素子2bよりも高い。受光素子2bの第1主面2dからの高さは、例えば、5μmの程度であり、高さ調整部材4の直径は、例えば、10μmの程度である。
低反射コーティング膜2a1の材料は、例えば、SiON、SiN、SiO等の誘電体である。支持基体2a2の材料は、例えば、InPである。n型層2a3の材料は、例えば、n型のSi、n型のInP、である。
また、第1半導体基板2は、受光面2eを備える。受光面2eは、第1主面2dの反対側にある。受光面2eは、低反射コーティング膜2a1の表面に対応する。
第2半導体基板3は、第2半導体基板3の第2主面3aを介して、第1半導体基板2の複数の受光素子2bのそれぞれから出力される電気的な光信号を読み出すための回路基板である。第2半導体基板3は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いたマルチプレクサ(Multiplexer)である。第2半導体基板3に係る上記の回路基板は、第2主面3aを介して、第1半導体基板2の複数の受光素子2bのそれれぞれと電気的に接続されている。受光素子アレイ21と、複数の高さ調整部材4とは、第1半導体基板2の第1主面2dと、第2半導体基板3の第2主面3aとの間に設けられている。
なお、赤外線センサ1は、必要に応じて、補強部材5を更に備えることができる。補強部材5は、第1半導体基板2の半導体積層2aの第1主面2dと、第2半導体基板3の第2主面3aとの間に、均一に充填される。補強部材5の材料は、樹脂であり、例えば、エポキシ樹脂である。
上記のような複数の高さ調整部材4が、アレイ領域21aにおいて、上記のように比較的に高い密度(1個/1mm以上)で、均一に分散されるので、第1半導体基板2と第2半導体基板3とを接合する時から製品として用いられるまで、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間隔を、均一に(第1主面2dにおける場所には依らずに)、且つ、一定に保つことが、可能となる。格子形状の溝部2cによって、複数の高さ調整部材4が、アレイ領域21aの内側において、均一に分散される。第1半導体基板2と第2半導体基板3との間隔が均一且つ一定に保たれることによって、第1半導体基板2の撓みが低減されるので、赤外線センサ1の外側に露出される受光面2eの撓みも低減され、よって、赤外線センサ1の外観異常も低減できる。更に、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間隔が均一且つ一定に保たれることによって、第1半導体基板2の撓みが低減されるので、第1半導体基板2の撓みによる第1半導体基板2と第2半導体基板3との間に生じる不測の電気的な短絡も低減できるので、受光素子アレイ21においてドット落ちを低減できる。更に、高さ調整部材4は、比較的に高い硬度の石英なので、第1半導体基板2と第2半導体基板3とから受ける応力による変形が回避される。更に、第1主面2dからの高さは、高さ調整部材4の方が受光素子2bよりも高いので、高さ調整部材4は、第1半導体基板2と第2半導体基板3とに確実に接し、よって、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間隔を確実に一定に維持できる。更に、複数の高さ調整部材4と共に補強部材5を用いれば、第1半導体基板2と第2半導体基板3とを接合する時から製品として用いられるまで、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間隔を、より均一に(第1主面2dにおける場所には依らずに)、且つ、より一定に保つことが、可能となる。更に、補強部材5によって、高さ調整部材4の配置を、より確実に固定できる。
なお、複数の高さ調整部材4の密度が1mmの単位面積当たり一個未満の場合には、密度の低下に伴って第1半導体基板2の撓みが増加し、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間が部分的に狭まり、これによって、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間において不測の電気的な短絡が生じる場合がある。
次に、実施形態に係る赤外線センサの製造方法を説明する。図4は、実施形態に係る赤外線センサ1の製造方法のうち、複数の主要な工程を示すフローチャートである。図5〜図7は、何れも、実施形態に係る赤外線センサ1の製造方法を説明するための図である。まず、工程S1において、第1半導体基板2と第2半導体基板3とを用意する(工程S1)。工程S1において用意される第1半導体基板2を、図5の(A)部に示す。
工程S1は、更に、工程S1aと工程S1bとを備える。工程S1aは、保護シート6を受光面2eに設ける工程である。保護シート6は、受光面2eを覆い、キズ及び異物から受光面2eを保護する。
工程S1aの後、工程S1bを行う。工程S1bは、注入用治具8から、揮発性溶剤F1に含ませた複数の高さ調整部材4を、揮発性溶剤F1と共に、注入口2c1を介して溝部2cに注入する工程である。図7には、工程S1bの様子が、示されている。図7の(A)部には、工程S1bの様子であって、注入用治具8から高さ調整部材4を揮発性溶剤F1と共に注入口2c1に投入する様子が、示されている。図7の(B)部には、工程S1bの様子であって、揮発性溶剤F1と共に注入口2c1に投入された高さ調整部材4が、揮発性溶剤F1と共に溝部2cを介してアレイ領域21aに分散されている様子が示されている。揮発性溶剤F1は、アルコール系溶剤である。溝部2cは、揮発性溶剤F1と共に、毛細管現象によって、溝部2cの中を進行する。工程S1bによって、複数の高さ調整部材4は、アレイ領域21aにおいて、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で配置される。
工程S1の後、工程S2を行う。工程S2は、工程S1bが行われた後の第1半導体基板2と、第2半導体基板3とを、保護シート6を用いて、ハイブリッド接合する工程である。工程S2では、図6に示すように、保護シート6の表面にボンディングツール7aを設け、更に、第2半導体基板3の表面(第2主面3aの反対側の面)にボンディングツール7bを設けた後に、ボンディングツール7aとボンディングツール7bとを操作することによって、第1半導体基板2と第2半導体基板3とをハイブリッド接合する。図6には、ボンディングツール7aとボンディングツール7bとを用いて第1半導体基板2と第2半導体基板3がハイブリッド接合され様子が、示されている。揮発性溶剤F1は、遅くとも工程S2の終了時には、揮発等によって、第1半導体基板2と第2半導体基板3との間(特に、溝部2c)から、概ね除かれいている。
揮発性溶剤F1は、アルコール系溶剤なので、効率良く揮発可能となる。更に、溝部2cは、格子状に配置された複数の受光素子2bの間の空間によって成るので、第1半導体基板2の第1主面2dに溝を実際に設ける場合に比較して、プロセスコストが低減される。
なお、第1半導体基板2に替えて、図8に示す第1半導体基板20aを用いる場合も考えられる。第1半導体基板20aは、溝部2cに替えて溝部2caが設けられている。溝部2caは、第1主面2dの外周に沿って、設けられている。図8に示す場合、溝部2caは、第1主面2dの二つの端部に設けられている。また、第1半導体基板2に替えて、図9に示す第1半導体基板20bを用いる場合も考えられる。第1半導体基板20bは、溝部2cに替えて、四つの注入口2c1を備える。四つの注入口2c1のそれぞれは、第1主面2dの四隅に、配置されている。
以上、好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
1…赤外線センサ、2,20a,20b…第1半導体基板、21…受光素子アレイ、21a…アレイ領域、2a…半導体積層、2a1…低反射コーティング膜、2a2…支持基体、2a3…n型層、2b…受光素子、2c,2ca…溝部、2c1…注入口、2d…第1主面、2e…受光面、3…第2半導体基板、3a…第2主面、4…高さ調整部材、5…補強部材、6…保護シート、7a,7b…ボンディングツール、F1…揮発性溶剤、R1…領域。

Claims (11)

  1. 第1半導体基板と、第2半導体基板と、複数の高さ調整部材と、を備えており、
    前記第1半導体基板と、前記第2半導体基板とは、ハイブリッド接合されており、
    前記第1半導体基板は、受光素子アレイを備えており、
    前記受光素子アレイは、前記第1半導体基板の第1主面に設けられており、複数の受光素子を備えており、
    前記複数の受光素子は、前記第1主面において、格子状に配置されており、
    前記複数の高さ調整部材は、前記第1主面のうち前記受光素子アレイが設けられているアレイ領域において、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で配置されており、
    前記第2半導体基板は、前記第2半導体基板の第2主面を介して前記複数の受光素子のそれぞれから出力される電気的な光信号を読み出すための回路基板であり、前記第2主面を介して、前記複数の受光素子のそれれぞれと電気的に接続されており、
    前記受光素子アレイと、前記複数の高さ調整部材とは、前記第1主面と、前記第2主面との間に設けられており、
    前記第1半導体基板又は前記第2半導体基板は、溝部を備えており、
    前記溝部は、前記溝部が前記第1半導体基板に設けれらている場合には前記第1主面に、又は、前記溝部が前記第2半導体基板に設けられている場合には前記第2主面に、設けられており、前記複数の受光素子の格子状の配置に合わせた格子形状を成しており、注入口を備えており、
    前記注入口は、前記高さ調整部材を前記溝部に導入するための開口であり、
    前記複数の高さ調整部材は、前記アレイ領域において、前記密度で、前記溝部に沿って、前記アレイ領域に分散されている
    ことを特徴とする赤外線センサ。
  2. 前記第1半導体基板の設けられている前記溝部に前記高さ調整部材が配置されている状態において、前記第1主面からの高さは、前記高さ調整部材の方が前記受光素子よりも高い、
    ことを特徴とする請求項に記載の赤外線センサ。
  3. 前記高さ調整部材の形状は、球である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の赤外線センサ。
  4. 前記高さ調整部材の材料は、石英である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の赤外線センサ。
  5. 補強部材を備え、
    前記補強部材は、前記第1主面と前記第2主面との間に充填されており、
    前記補強部材の材料は、樹脂である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載の赤外線センサ。
  6. 第1半導体基板と第2半導体基板とを用意する工程と、
    第1半導体基板と第2半導体基板とをハイブリッド接合する工程と、
    を備えており、
    前記第1半導体基板は、受光素子アレイを備えており、
    前記受光素子アレイは、前記第1半導体基板の第1主面に設けられており、複数の受光素子を備えており、
    前記複数の受光素子は、前記第1主面において、格子状に配置されており、
    前記第2半導体基板は、前記第2半導体基板の第2主面を介して前記複数の受光素子のそれぞれから出力される電気的な光信号を読み出すための回路基板であり、
    前記第1半導体基板又は前記第2半導体基板は、溝部を備えており、
    前記溝部は、前記溝部が前記第1半導体基板に設けられている場合には前記第1主面に、又は、前記溝部が前記第2半導体基板に設けられている場合には前記第2主面に、設けられており、前記複数の受光素子の格子状の配置に合わせた格子形状を成しており、注入口を備えており、
    前記注入口は、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板との間に配置する高さ調整部材を前記溝部に導入するための開口であり、
    前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを用意する工程は、揮発性溶剤に含ませた前記複数の高さ調整部材を、前記揮発性溶剤と共に、前記注入口を介して前記溝部に注入し、前記溝部に沿って、前記第1主面のうち前記受光素子アレイが設けられているアレイ領域に分散させる工程を備え、
    前記複数の高さ調整部材を注入し分散させる工程では、前記複数の高さ調整部材は、前記アレイ領域において、1mmの単位面積当たり一個以上の密度で配置される、
    ことを特徴とする赤外線センサの製造方法。
  7. 前記第1半導体基板は、受光面を備えており、
    前記受光面は、前記第1主面の反対側にあり、
    前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを用意する工程は、前記受光面を覆う保護シートを前記受光面に設ける工程を備え、
    前記保護シートを設ける工程は、前記複数の高さ調整部材を注入し分散させる工程の前に行われ、
    前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とをハイブリッド接合する工程では、前記保護シートを用いて、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とをハイブリッド接合する、
    ことを特徴とする請求項に記載の赤外線センサの製造方法。
  8. 前記溝部は、格子状に配置された前記複数の受光素子の間の空間によって成る、
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の赤外線センサの製造方法。
  9. 前記高さ調整部材の材料は、石英である、
    ことを特徴とする請求項〜請求項の何れか一項に記載の赤外線センサの製造方法。
  10. 前記揮発性溶剤は、アルコール系溶剤である、
    ことを特徴とする請求項〜請求項の何れか一項に記載の赤外線センサの製造方法。
  11. 前記第1半導体基板の設けられている前記溝部に前記高さ調整部材が配置されている状態において、前記第1主面からの高さは、前記高さ調整部材の方が前記受光素子よりも高い、
    ことを特徴とする請求項〜請求項10の何れか一項に記載の赤外線センサの製造方法。
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