JP6127489B2 - 処理要求装置、処理要求装置の制御プログラム - Google Patents

処理要求装置、処理要求装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、処理要求装置、処理要求装置の制御プログラムに関し、特に、処理要求装置におけるサーバ装置への処理要求に関する。
近年、ネットワーク通信を介して、PC(Personal Computer)等の情報処理装置により実現されるクライアント端末から所定の機能を提供するサーバ装置に対して処理要求が送信されると、受信した処理要求に応じて上記所定の機能を提供するオンラインシステムが提案され既に知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなオンラインシステムにおいては、クライアント端末から処理要求を受信したサーバ装置は、受信した処理要求に応じた処理を実行し、その処理が完了すると、処理要求の送信元であるクライアント端末に完了通知を返すようになっている。
このようなオンラインシステムにおいて、クライアント端末とサーバ装置との間で情報の送受信が一定時間以上行われなければタイムアウトとなって、自動的に通信が切断されるようになっているものがある。また、このようなオンラインシステムにおいて、上記タイムアウトに加えて、サーバ装置に処理要求が送信されてからクライアント端末に完了通知が返されるまでの間、その両者間で情報の送受信が行われないようになっているものがある。従って、このようなオンラインシステムにおいては、サーバ装置に処理要求が送信されてからクライアント端末に完了通知が返されるまでに上記一定時間以上かかってしまうとタイムアウトとなって自動的に通信が切断されてしまい、上記完了通知が送信されないという問題がある。
そのため、サーバ装置が処理の実行を開始してからその処理が完了するまでに上記一定時間を超えるような場合には、サーバ装置では上記処理の実行を開始するとクライアント端末にその旨を通知することによってタイムアウトを回避するようになっている。また、クライアント端末における処理完了の確認については、クライアント端末から上記処理が完了したか否かを問い合わせる確認要求をサーバ装置に対して行い、その返答により実現されるようになっている。
ところが、このようなオンラインシステムにおいては、クライアント端末は、サーバ装置が処理をいつ完了したかを検知することができないため、処理が完了したかどうかをサーバ装置に問い合わせるタイミングが不明であるといった問題がある。
そこで、上記のような問題を解決するために、処理要求が送信された後に、クライアント端末から処理が完了したかどうかを一定間隔でサーバ装置に問い合わせる「ポーリング」と呼ばれる処理を行うオンラインシステムが提案され既に知られている。従って、このようなポーリングが行われるオンライシステムにおいては、サーバ装置に処理要求が送信されてからクライアント端末に完了通知が返されるまでに上記一定時間以上かかってもタイムアウトになることがなく、また、クライアント端末は、サーバ装置が処理をいつ完了したかを検知する必要もない。
しかしながら、このようなポーリングが行われるオンライシステムにおいては、サーバ装置における処理が完了したか否かにかかわらず、常に一定間隔でクライアント端末からサーバ装置にアクセスするため、クライアント端末及びサーバ装置における処理負荷が増加し、また、不要な通信トラフィックが発生するといった問題がある。
そこで、このようなポーリングが行われるオンライシステムにおいては、クライアント端末からサーバ装置に問い合わせる際の間隔(以下、「問い合わせ間隔」とする)を長くすることで、クライアント端末及びサーバ装置における処理負荷が低減し、また、不要な通信トラフィックを低減させることが可能となる。しかしながら、このようなポーリングが行われるオンライシステムにおいては、問い合わせ間隔を長くすると、サーバ装置での処理が完了してからクライアント端末がそのことを検知するまでのタイムラグが大きくなってしまい、リアルタイム性が低下してしまうといった問題が生じることになる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、クライアント端末からサーバ装置が提供する所定の機能を利用する場合において、リアルタイム性を低下させずに、不要な通信トラフィックを低減させると共に、クライアント端末及びサーバ装置の処理負荷を低減させることを目的とする。
上記課題を解決するために、ファイル管理処理を実行する処理実行装置に前記ファイル管理処理を実行させるためのファイル管理処理要求を行い、前記処理実行装置に前記ファイル管理処理の進捗状況を問い合わせる処理要求装置であって、前記処理実行装置への前記進捗状況の問い合わせに対する返答として前記処理実行装置から前記進捗状況を取得する進捗状況取得部と、取得された前記進捗状況に基づき、フォルダ内に格納されているファイルへの一括処理である前記ファイル管理処理が完了しているか否かを判定する完了判定部と、最後に進捗状況を問い合わせてから次に進捗状況を問い合わせるまでの時間間隔を、前記ファイル管理処理が開始されてからの経過時間に応じて決定する時間間隔決定部と、前記ファイル管理処理が完了していないと判定された場合に、決定された前記時間間隔で前記進捗状況を前記処理実行装置に問い合わせる進捗状況問合部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、ファイル管理処理を実行する処理実行装置に前記ファイル管理処理を実行させるためのファイル管理処理要求を行い、前記処理実行装置に前記ファイル管理処理進捗状況を問い合わせる処理要求装置の制御プログラムであって、前記処理実行装置への前記進捗状況の問い合わせに対する返答として前記処理実行装置から前記進捗状況を取得するステップと、取得された前記進捗状況に基づき、フォルダ内に格納されているファイルへの一括処理である前記ファイル管理処理が完了しているか否かを判定するステップと、最後に進捗状況を問い合わせてから次に進捗状況を問い合わせるまでの時間間隔を、前記ファイル管理処理が開始されてからの経過時間に応じて決定するステップと、前記ファイル管理処理が完了していないと判定された場合に、決定された前記時間間隔で前記進捗状況を前記処理実行装置に問い合わせるステップと、処理要求装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、クライアント端末からサーバ装置が提供する所定の機能を利用する場合において、不要な通信トラフィックを低減させると共に、クライアント端末及びサーバ装置の処理負荷を低減させることができる。
本発明の実施形態に係るファイル管理システムの運用形態の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るファイル管理サーバ及びクライアント端末の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末がファイル管理サーバに処理要求に応じた処理を実行させる際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るファイル管理サーバが処理要求に応じた処理を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る処理実行中画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理完了画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末がファイル管理サーバに行うポーリングの間隔を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末がファイル管理サーバに処理要求に応じた処理を実行させる際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るクライアント端末がファイル管理サーバに処理要求に応じた処理を実行させる際の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るファイル管理サーバが処理要求に応じた処理を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、PC(Personal Computer)等の情報処理装置により実現される処理要求装置としてのクライアント端末と、電子文書や電子画像等の電子化された情報をファイルとして格納・管理・共有・配信する機能を提供する処理実行装置としてのファイル管理サーバとがネットワークを介して接続されたファイル管理システムを例として説明する。
尚、本実施形態に係るクライアント端末は、上記ファイル管理システムにおいて、ファイル管理サーバが提供する機能を利用する際に処理要求を送信して、処理要求に応じた処理をファイル管理サーバに実行させるように構成されている。また、本実施形態に係るクライアント端末は、処理要求を送信した後にその処理要求の進捗状況、例えば、上記処理が完了したか否か、どの程度進行したか等、を規定の間隔でファイル管理サーバに問い合わせる「ポーリング」を行う。一方で、問い合わせを受けたファイル管理サーバは、問い合わせの返答として上記処理の進捗状況を処理要求の送信元であるクライアント端末に対して通知するように構成されている。
このようなファイル管理システムにおいて、本実施形態に係る要旨の一つは、クライアント端末がファイル管理サーバに処理要求に応じた処理を実行させる場合において、クライアント端末からファイル管理サーバに対して行うポーリングの間隔(以下、「ポーリング間隔」とする)を、ファイル管理サーバが上記処理の実行を開始してからの経過時間に応じて長くすることにある。
具体的には、上記処理の実行が開始されてから第1回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、第1回目のポーリングが行われてから第2回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、第2回目のポーリングが行われてから第3回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、・・・第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、・・・として定義した場合、a>an−1(nは整数でn≧1)となるように、aを決定することにある。尚、第0回目のポーリングは、上記処理の実行の開始に相当する。
また、本実施形態においては、ファイル管理サーバにおける処理開始から処理完了までの経過時間(以下、「時間間隔b」とする)が短い場合には、ファイル管理サーバが処理を完了してからクライアント端末がそのことを検知するまでのタイムラグ(以下、「時間間隔c」とする)は小さく、一方、時間間隔bが長い場合には、時間間隔cは大きくなるが、時間間隔bが長くなるほど、時間間隔cの時間間隔bに対する割合は小さくなるため、見かけ上のリアルタイム性が低下することはない。
従って、本実施形態に係るファイル管理システムによれば、リアルタイム性を低下させずに、不要な通信トラフィックを低減させると共に、ファイル管理サーバ1及びクライアント端末2の処理負荷を低減させることが可能となる。以下、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るファイル管理システムの運用形態について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るファイル管理システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るファイル管理システムは、ファイル管理サーバ1が接続されたネットワーク3と、クライアント端末2が接続されたネットワーク4とがインターネットや電話回線等の公衆回線5を介して接続されて構成されている。
尚、ネットワーク4に接続されているクライアント端末2の数は一例であり、これらがもっと多く接続された大規模なシステムであっても良い。また、それぞれ異なるクライアント端末2が接続された複数のネットワークが公衆回線5を介してファイル管理サーバ1と接続される構成としても良いし、ファイル管理サーバ1とクライアント端末2とが同一のネットワーク上に接続されて構成されていても良い。
ファイル管理サーバ1は、本実施形態に係るファイル管理システムを管理するための共有サーバである。即ち、ファイル管理サーバ1は、電子文書や電子画像等の電子化された情報をファイルとして格納・管理・共有・配信する機能を提供する。また、ファイル管理サーバ1は、ファイル管理システムに登録されているユーザを管理し、クライアント端末2から送信されてきたIDやパスワード等の認証情報に基づいてログイン認証を行い、ログイン認証の結果に応じてファイル管理システムの利用を許可する。
クライアント端末2は、ユーザが操作する情報処理端末であり、PC等の情報処理装置によって実現される。クライアント端末2は、PDA(Personal Digital Assistant)やスマートフォン、タブレット端末等の携帯情報端末によって実現されても良い。尚、本実施形態に係るクライアント端末2には、ファイル管理システムを利用するための専用のソフトウェアであるファイル管理アプリがインストールされている。
尚、図1におけるネットワーク3、4は、例えば、オフィスLAN(Local Area Network)等の限定されたネットワークであり、ファイル管理サーバ1、クライアント端末2は、夫々のLANを介して公衆回線5に接続されるが、公衆回線5に直接接続される態様とすることも可能である。
次に、本実施形態に係るファイル管理サーバ1、クライアント端末2のハードウェア構成について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るクライアント端末2のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。以下の説明においては、クライアント端末2のハードウェア構成を例として説明するが、ファイル管理サーバ1についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係るクライアント端末2は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、クライアント端末2全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがクライアント端末2の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス、タッチパネル等、ユーザがクライアント端末2に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係るファイル管理サーバ1は共有サーバとして運用される。従って、ファイル管理サーバ1については、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るクライアント端末2の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係るファイル管理サーバ1及びクライアント端末2の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るファイル管理サーバ1及びクライアント端末2の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係るファイル管理サーバ1は、コントローラ100、ネットワークI/F101を有する。ネットワークI/F101は、ファイル管理サーバ1がネットワークを介してクライアント端末2等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。ネットワークI/F101は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリにロードされ、CPU10がそのプログラムに従って動作することにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、ファイル管理サーバ1全体を制御する制御部として機能する。
また、コントローラ100は、入出力制御部110、処理実行部120、進捗状況監視部130、進捗状況返答部140を含む。入出力制御部110は、ネットワークI/F101を介して入力される情報をコントローラ100の各部に入力し、若しくは、コントローラ100の各部から出力された情報をネットワークI/F101を介してクライアント端末2等の他の機器に送信する。
処理実行部120は、クライアント端末2から送信されてきた処理要求に応じた処理を実行する。ここで、処理要求とは、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に所定の処理を実行させるための要求のことである。また、処理実行部120が実行する所定の処理の例としては、ファイル管理サーバ1に格納されているフォルダ内のファイルを一括して他のフォルダにコピーするといった処理や、ファイル管理サーバ1に格納されているフォルダ内のファイルを一括して削除するといった処理等がある。
進捗状況監視部130は、処理実行部120において実行されている処理が完了したか否かを監視する。進捗状況返答部140は、進捗状況監視部130の監視結果に応じて、クライアント端末2に進捗状況を通知するための進捗状況通知情報を生成して出力する。
また、図3に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2は、コントローラ200、ネットワークI/F201、ディスプレイパネル202を有する。ネットワークI/F201は、クライアント端末2がネットワークを介してファイル管理サーバ1等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。ネットワークI/F201は、図2に示すI/F50によって実現される。ディスプレイパネル202は、クライアント端末2の状態を視覚的に表示する出力インタフェースである。ディスプレイパネル202は、図1に示すLCD60によって実現される。
コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリにロードされ、CPU10がそのプログラムに従って動作することにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ200が構成される。コントローラ200は、ファイル管理サーバ1全体を制御する制御部として機能する。
また、コントローラ200は、入出力制御部210、表示制御部220、処理要求部230、ポーリング制御部240を有する。入出力制御部210は、ネットワークI/F201を介して入力される情報をコントローラ200の各部に入力し、若しくは、コントローラ200の各部から出力された情報をネットワークI/F201を介してファイル管理サーバ1等の他の機器に送信する。表示制御部220は、ディスプレイパネル202に情報表示を行う。処理要求部230は、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に所定の処理を実行させるための処理要求を生成して出力する。
ポーリング制御部240は、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に対して行う、上記処理要求に対するポーリングに関する制御を行う。また、ポーリング制御部240は、進捗状況問合部241、ポーリング状況管理部242、ポーリング状況記憶部243、ポーリング間隔算出部244、ポーリング設定記憶部245を有する。
進捗状況問合部241は、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に対して送信した処理要求に応じた処理が完了したか否かを問い合わせるための進捗状況問合コマンドを生成して出力する。ポーリング状況管理部242は、進捗状況問合部241を監視し、上記処理要求に対するポーリングが行われる度に、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数を更新する。ポーリング状況記憶部243は、上記処理要求に対するポーリングの回数を記憶する。ポーリング状況記憶部243は、図1に示すRAM20若しくはHDD40によって実現される。
ポーリング間隔算出部244は、ポーリング設定記憶部245に記憶されているポーリング間隔を算出する際の設定、及び、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数に基づいて、クライアント端末2からファイル管理サーバ1に対して行うポーリングの間隔を算出する。ここで、ポーリング間隔を算出する際の設定とは、後述する式(1)や式(1)に含まれる各定数(α、β、γ)のことである。ポーリング設定記憶部245は、ポーリング間隔算出部244がポーリング間隔を算出する際の設定や、その他のポーリングに関する各設定を記憶する。ポーリング設定記憶部245は、図1に示すROM30によって実現される。
このように構成されたファイル管理システムにおいて、本実施形態に係る要旨の一つは、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させる場合において、クライアント端末2からファイル管理サーバ1に対して行うポーリングの間隔を、ファイル管理サーバ1が上記処理の実行を開始してからの経過時間に応じて長くすることにある。
具体的には、上記処理の実行が開始されてから第1回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、第1回目のポーリングが行われてから第2回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、第2回目のポーリングが行われてから第3回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、・・・第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでの時間間隔をa、・・・として定義した場合、図8に示すように、a>an−1(nは整数でn≧1)となるように、aを決定することにある。図8は、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に行うポーリングの間隔を示す図である。
また、本実施形態においては、ファイル管理サーバ1における処理開始から処理完了までの経過時間(図8に示す時間間隔b)が短い場合には、ファイル管理サーバ1が処理を完了してからクライアント端末2がそのことを検知するまでのタイムラグ(図8に示す時間間隔c)は小さく、一方、時間間隔bが長い場合には、時間間隔cは大きくなるが、時間間隔bが長くなるほど、時間間隔cの時間間隔bに対する割合は小さくなるため、見かけ上のリアルタイム性が低下することはない。
従って、本実施形態に係るファイル管理システムによれば、リアルタイム性を低下させずに、不要な通信トラフィックを低減させると共に、ファイル管理サーバ1及びクライアント端末2の処理負荷を低減させることが可能となる。
次に、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理を実行させる際の処理について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させる際の処理を説明するためのフローチャートである。図5は、本実施形態に係るファイル管理サーバ1が処理要求に応じた処理を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理を実行させる際には、処理要求部230は、処理要求を生成して(S401)、生成した処理要求を入出力制御部210に通知する。入出力制御部210は、処理要求部230から処理要求を通知されると、通知された処理要求をネットワークI/F201を介してファイル管理サーバ1に送信する(S402)。入出力制御部210が、ファイル管理サーバ1に処理要求を送信すると、クライアント端末2は、ファイル管理サーバ1から後述する開始通知情報を受信するまで待機する。
一方、図5に示すように、本実施形態に係るファイル管理サーバ1が処理を実行する際には、クライアント端末2からファイル管理サーバ1に処理要求が送信されると、入出力制御部110は、クライアント端末2から送信されてきた処理要求をネットワークI/F101を介して受信し(S501)、処理実行部120に通知する。処理実行部120は、入出力制御部110から処理要求を通知されると、通知された処理要求に応じた処理の実行を開始する(S502)。
進捗状況監視部130は、処理実行部120を監視して処理の実行が開始されたことを検知すると(S503)、処理の実行が開始された旨を進捗状況返答部140に通知する。進捗状況返答部140は、進捗状況監視部130から処理の実行を開始した旨を通知されると、その旨をクライアント端末2に通知するための開始通知情報を生成して(S504)、生成した開始通知情報を入出力制御部110に通知する。
入出力制御部110は、処理実行部120から開始通知情報を通知されると、通知された開始通知情報をネットワークI/F101を介してクライアント端末2に送信する(S505)。入出力制御部110が、クライアント端末2に開始通知情報を送信すると、ファイル管理サーバ1は、処理を実行しながら、クライアント端末2から進捗状況問合コマンドを受信するまで待機する。
ファイル管理サーバ1からクライアント端末2に開始通知情報が送信されると、入出力制御部210は、ファイル管理サーバ1から送信されてきた開始通知情報をネットワークI/F201を介して受信し(S403)、受信した開始通知情報を進捗状況問合部241に通知する。進捗状況問合部241は、入出力制御部210から開始通知情報を通知されると、通知された開始通知情報に基づいて、ファイル管理サーバ1において上記処理要求に応じた処理の実行が開始されたことを検知する(S404)。
進捗状況問合部241は、ファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知すると、その旨を表示制御部220及びポーリング間隔算出部244に通知すると共に、ファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知してからの経過時間の計測を開始する(S405)。
尚、本実施形態においては、S404の処理において説明したように、進捗状況問合部241は、入出力制御部210から通知された開始通知情報により、ファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知するが、ファイル管理サーバ1に処理要求が送信されたことを以ってファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知するようにしても良い。
表示制御部220は、進捗状況問合部241から実行開始の検知を通知されると、ファイル管理サーバ1において処理が実行されていることをユーザに知らせるための実行中画面をディスプレイパネル202に表示する(S406)。図6に本実施形態に係る実行中画面の表示例を示す。
また、ポーリング間隔算出部244は、進捗状況問合部241から実行開始の検知を通知されると、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数nに基づいて、進捗状況問合部241がファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知してから第1回目のポーリングを行うまでの時間、即ち、ポーリング間隔aを、ポーリング設定記憶部245に記憶されている下記の式(1)により算出する(S407)。即ち、本実施形態においては、ポーリング間隔算出部244が、時間間隔決定部として機能する。尚、S407の処理におけるポーリング状況記憶部243には、ポーリング回数の初期値としてn=1が記憶されている。また、下記の式(1)において、α、β、γは、予め定められた定数であって、0より大きい実数である。
Figure 0006127489
・ ・ ・ (1)
ここで、式(1)について説明する。式(1)は、第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでの時間、即ち、ポーリング間隔aが、これまでに行われたポーリング回数のγ乗に応じて決定されることを意味している。即ち、本実施形態に係るファイル管理システムにおいては、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させる場合において、クライアント端末2からファイル管理サーバ1に対して行うポーリングの間隔を、ファイル管理サーバ1が上記処理の実行を開始してからの経過時間に応じて長くすることが可能となる。従って、本実施形態に係るファイル管理システムによれば、不要な通信トラフィックを低減させると共に、ファイル管理サーバ1及びクライアント端末2の処理負荷を低減させることが可能となる。
この式(1)によれば、これまでのポーリング回数が0回、即ち、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数がn=1であるS407の処理においては、ポーリング間隔aは、βとして算出されることになる。
尚、本実施形態においては、βは予め定められた定数として説明するが、ポーリング間隔算出部244により、ファイル管理サーバ1に実行させる処理の内容に応じてβが設定されるように構成されていても良い。
なぜなら、式(1)からもわかるように、βは、最小のポーリング間隔であるaと一致するため、例えば、ファイル管理サーバ1に実行させる処理のステップ数が少ない等で、ファイル管理サーバ1における処理がすぐに完了しそうな場合には、βを小さく設定することにより、ファイル管理サーバ1が処理を完了してからクライアント端末2がそのことを検知するまでのタイムラグを小さくすることが可能となるためである。
このような構成とすることにより、クライアント端末2からファイル管理サーバ1にどのような処理を実行させたとしても、ファイル管理サーバ1が処理を完了してからクライアント端末2がそのことを検知するまでのタイムラグを小さくすることが可能となる。尚、ファイル管理サーバ1に実行させる処理のステップ数が少ない処理としては、例えば、ファイル管理サーバ1に格納されているフォルダ内のファイルを一括して他のフォルダにコピーする際のデータ量が小さい等がある。
また、クライアント端末2とファイル管理サーバ1との間で情報の送受信が一定時間以上行われなければタイムアウトとなって、自動的に通信が切断されるように構成されているファイル管理システムにおいては、ポーリング間隔の最大値を、上記タイムアウトにならない程度となるように設定すれば良い。
進捗状況問合部241は、ポーリング間隔算出部244によりポーリング間隔aが算出されると、S405の処理において計測が開始された経過時間が、算出されたポーリング間隔aに達するまで待機する(S408)。そして、進捗状況問合部241は、S405の処理において計測が開始された経過時間が、S407の処理において算出されたポーリング間隔aに達すると、ファイル管理サーバ1に進捗状況を問い合わせるための進捗状況問合コマンドを生成して(S409)、入出力制御部210に通知すると共に、S405の処理において開始した経過時間の計測をリセットして改めて経過時間の計測を開始する(S410)。即ち、本実施形態においては、進捗状況問合部241が、進捗状況問合部として機能する。
また、ポーリング状況管理部242は、進捗状況問合部241を監視し、進捗状況問合コマンドが入出力制御部210に通知され、改めて経過時間の計測が開始されると、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数をnからn+1に更新する(S411)。尚、S407の処理におけるポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数はn=1であるため、S411の処理では、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数は1から2に更新されることになる。
一方、入出力制御部210は、進捗状況問合部241から進捗状況問合コマンドを通知されると、通知された進捗状況問合コマンドをネットワークI/F201を介してファイル管理サーバ1に送信する(S412)。入出力制御部210が、ファイル管理サーバ1に進捗状況問合コマンドを送信すると、クライアント端末2は、ファイル管理サーバ1から進捗状況通知情報を受信するまで待機する。
クライアント端末2からファイル管理サーバ1に進捗状況問合コマンドが送信されると、入出力制御部110は、クライアント端末2から送信されてきた進捗状況問合コマンドをネットワークI/F101を介して受信し(S506)、受信した進捗状況問合コマンドを進捗状況返答部140に通知する。進捗状況返答部140は、入出力制御部110から進捗状況問合コマンドを通知されると、進捗状況監視部130に進捗状況を問い合わせる。
進捗状況監視部130は、進捗状況返答部140から進捗状況の問い合わせがあると、処理実行部120を監視して、処理が完了しているか否かの進捗状況を確認し(S507)、進捗状況返答部140に通知する。進捗状況返答部140は、進捗状況監視部130から進捗状況を通知されると、処理が完了しているか否かを判定する(S508)。進捗状況返答部140は、S508の判定処理において、処理が完了していると判定すると(S508/YES)、クライアント端末2に処理が完了したか否かを示す進捗状況を通知するための進捗状況通知情報を生成して(S509)、入出力制御部110に通知する。
尚、S507〜S509において説明したように、本実施形態においては、進捗状況監視部130が、処理実行部120における処理が完了したか否かの進捗状況を確認し、進捗状況返答部140が、その進捗状況に基づいて処理が完了したか否かを示す進捗状況通知情報を生成する例について説明するが、進捗状況監視部130が、処理実行部120における処理の進行度合いを進捗状況として確認し、進捗状況返答部140が、その進捗状況に基づいて進行度合いを示す進捗状況通知情報を生成するように構成されていても良い。このような構成とすることにより、本実施形態に係るクライアント端末2は、サーバ装置に要求した処理が完了したか否かを確認することができるのみではなく、その処理の進行度合いを把握することが可能となる。
入出力制御部110は、進捗状況返答部140から進捗状況通知情報を通知されると、通知された進捗状況通知情報をネットワークI/F201を介してクライアント端末2に送信する(S510)。このようにして、本実施形態に係るファイル管理サーバ1は、処理要求に応じた処理の実行を終了する。
一方、進捗状況返答部140は、S508の判定処理において、処理が完了していないと判定すると(S508/NO)、クライアント端末2に進捗状況を通知するための進捗状況通知情報を生成して(S511)、入出力制御部110に通知する。尚、このとき生成された進捗状況通知情報には、処理が完了していないことを示す情報が含まれている。入出力制御部110は、進捗状況返答部140から進捗状況通知情報を通知されると、通知された進捗状況通知情報をネットワークI/F201を介してクライアント端末2に送信する(S512)。
入出力制御部110が、クライアント端末2に進捗状況通知情報を送信すると、ファイル管理サーバ1は、クライアント端末2から次の進捗状況問合コマンドを受信するまで待機し、S508の判定処理において処理が完了したと判定するまで、S506〜S508、S511、S512の処理を繰り返し行うことで、処理要求に応じた処理を実行するようになっている。
ファイル管理サーバ1からクライアント端末2に進捗状況通知情報が送信されると、入出力制御部210は、ファイル管理サーバ1から送信されてきた進捗状況通知情報をネットワークI/F201を介して受信し(S413)、受信した進捗状況通知情報を進捗状況問合部241に通知する。進捗状況問合部241は、入出力制御部210から進捗状況通知情報を通知されると、通知された進捗状況通知情報に基づいて、ファイル管理サーバ1における処理が完了したか否かを判定する(S414)。即ち、本実施形態においては、進捗状況問合部241が、進捗状況取得部、完了判定部として機能する。
進捗状況問合部241は、S414の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了したと判定した場合には(S414/YES)、その旨を表示制御部220に通知する。表示制御部220は、進捗状況問合部241からファイル管理サーバ1における処理の完了を通知されると、ファイル管理サーバ1において処理が完了したことをユーザに知らせるための処理完了画面をディスプレイパネル202に表示する(S415)。図7に本実施形態に係る処理完了画面の表示例を示す。そして、クライアント端末2は、ファイル管理サーバ1に処理を実行させる際の処理を終了する。
一方、進捗状況問合部241は、S414の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了していないと判定した場合には(S414/NO)、その旨をポーリング間隔算出部244に通知する。ポーリング間隔算出部244は、進捗状況問合部241からファイル管理サーバ1における処理が実行中であることを通知されると、ポーリング状況記憶部243に記憶されているポーリング回数n+1に基づいて、第n回目のポーリングを行ってから次にポーリングを行うまでの時間、即ち、ポーリング間隔an+1をポーリング設定記憶部245に記憶されている式(1)により算出する(S416)。
進捗状況問合部241は、ポーリング間隔算出部244によりポーリング間隔an+1が算出されると、S410の処理において改めて計測が開始された経過時間が、算出されたポーリング間隔an+1に達するまで待機する(S417)。そして、進捗状況問合部241は、S410の処理において改めて計測が開始された経過時間が、S416の処理において算出されたポーリング間隔an+1に達すると、S409以降の処理と同様の処理を行う。このように、本実施形態に係るクライアント端末2は、S414の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了したと判定するまで、S409〜S417の処理を繰り返し行うことで、ファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させるようになっている。
以上、説明したように、本実施形態に係るファイル管理システムにおいては、クライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させる場合において、クライアント端末2からファイル管理サーバ1に対して行うポーリングの間隔を、ファイル管理サーバ1が上記処理の実行を開始してからの経過時間に応じて長くすることを要旨の一つとしている。具体的には、図8に示すように、a>an−1(nは整数でn≧1)となるように、aを決定することを要旨の一つとしている。
また、本実施形態においては、時間間隔bが短い場合には、時間間隔cは小さく、一方、時間間隔bが長い場合には、時間間隔cは大きくなるが、時間間隔bが長くなるほど、時間間隔cの時間間隔bに対する割合は小さくなるため、見かけ上のリアルタイム性が低下することはない。
従って、本実施形態に係るファイル管理システムによれば、リアルタイム性を低下させずに、不要な通信トラフィックを低減させると共に、ファイル管理サーバ1及びクライアント端末2の処理負荷を低減させることが可能となる。
尚、本実施形態においては、式(1)に示したように、第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでのポーリング間隔aは、これまでに行われたポーリング回数(n−1)のγ乗に応じて決定される例について説明したが、ファイル管理サーバ1における処理の実行が開始されてから第n−1回目のポーリングが行われるまでの経過時間のγ乗に応じて決定されるように構成されても良い。即ち、このような構成の場合、ポーリング間隔aは、下記の式(2)により決定される。尚、下記の式(2)において、α、β、γは、予め定められた定数であって、0より大きい実数である。
Figure 0006127489
・ ・ ・ (2)
ここで、第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでのポーリング間隔aが上記式(2)により算出されるように構成された場合に、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理を実行させる際の処理について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させる際の処理を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理を実行させる際には、クライアント端末2は、図4において説明したS401〜S406と同様の処理を行う(S901〜S906)。そして、ポーリング間隔算出部244は、進捗状況問合部241から実行開始の検知を通知されると、進捗状況問合部241がファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知してから第1回目のポーリングを行うまでの時間、即ち、ポーリング間隔aをポーリング設定記憶部245に記憶されている上記の式(2)により算出する(S907)。
ポーリング状況管理部242は、ポーリング間隔算出部244によりポーリング間隔aが算出されると、算出されたポーリング間隔aをポーリング状況記憶部243に記録する(S908)。算出されたポーリング間隔aがポーリング状況記憶部243に記録されると、クライアント端末2は、図4において説明したS408〜S414と同様の処理を行う(S909〜S915)。
そして、進捗状況問合部241が、S915の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了したと判定した場合には(S915/YES)、クライアント端末2は、図4において説明したS415と同様の処理を行い(S916)、ファイル管理サーバ1に処理を実行させる際の処理を終了する。
一方、進捗状況問合部241は、S915の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了していないと判定した場合には(S915/NO)、その旨をポーリング間隔算出部244に通知する。ポーリング間隔算出部244は、進捗状況問合部241からファイル管理サーバ1における処理が実行中であることを通知されると、第n回目のポーリングを行ってから次にポーリングを行うまでの時間、即ち、ポーリング間隔an+1を、ポーリング状況記憶部243に記憶されている第1回目のポーリング間隔a〜第n回目のポーリング間隔aに基づき、ポーリング設定記憶部245に記憶されている式(2)により算出する(S917)。
ポーリング状況管理部242は、ポーリング間隔算出部244によりポーリング間隔an+1が算出されると、算出されたポーリング間隔an+1をポーリング状況記憶部243に記録する(S918)。進捗状況問合部241は、ポーリング間隔an+1が算出されてポーリング状況記憶部243に記憶されると、S911の処理において改めて計測が開始された経過時間が、算出されたポーリング間隔an+1に達するまで待機する(S919)。そして、進捗状況問合部241は、S911の処理において改めて計測が開始された経過時間が、S917の処理において算出されたポーリング間隔an+1に達すると、S910以降の処理と同様の処理を行う。
このように、本実施形態に係るクライアント端末2は、S914の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了したと判定するまで、S910〜S919の処理を繰り返し行うことで、ファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させるようになっている。
尚、図9においては、進捗状況問合部241がファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知してから第n−1回目のポーリングが行われるまでの経過時間An−1は、
Figure 0006127489
・ ・ ・ (3)
により算出される例について説明したが、実測された時間であっても良い。即ち、上記経過時間An−1は、S905の処理において計測が開始されてから第n−1回目のポーリングが行われるまでの実測された経過時間であっても良い。
また、クライアント端末2が、ファイル管理サーバ1において実行されている処理の進行度合いを検知することができる場合には、第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでのポーリング間隔aは、第n−1回目のポーリングが行われた際のファイル管理サーバ1における処理の進行度合いBn−1のγ乗に応じて決定されるように構成されても良い。即ち、このような構成の場合、ポーリング間隔aは、下記の式(4)により決定される。尚、下記の式(4)において、α、β、γは、予め定められた定数であって、0より大きい実数である。
Figure 0006127489
・ ・ ・ (4)
ここで、第n−1回目のポーリングが行われてから第n回目のポーリングが行われるまでのポーリング間隔aが上記式(4)により算出されるように構成された場合に、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理を実行させる際の処理について、図10及び図11を参照して説明する。図10は、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させる際の処理を説明するためのフローチャートである。図11は、本実施形態に係るファイル管理サーバ1が処理要求に応じた処理を実行する際の処理を説明するためのフローチャートである。
図10に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2がファイル管理サーバ1に処理を実行させる際には、クライアント端末2は、図4において説明したS401、S402と同様の処理を行う(S1001、S1002)。入出力制御部210が、ファイル管理サーバ1に処理要求を送信すると、クライアント端末2は、ファイル管理サーバ1から後述する開始通知情報を受信するまで待機する。
一方、図10に示すように、本実施形態に係るファイル管理サーバ1が処理を実行する際には、クライアント端末2からファイル管理サーバ1に処理要求が送信されると、図5において説明したS501〜S505と同様の処理を行う(S1101〜S1105)。入出力制御部110が、クライアント端末2に開始通知情報を送信すると、ファイル管理サーバ1は、処理を実行しながら、クライアント端末2から進捗状況問合コマンドを受信するまで待機する。
ファイル管理サーバ1からクライアント端末2に開始通知情報が送信されると、クライアント端末2は、図4において説明したS403〜S406と同様の処理を行う(S1003〜S1006)。そして、ポーリング間隔算出部244は、進捗状況問合部241から実行開始の検知を通知されると、進捗状況問合部241がファイル管理サーバ1における処理の実行開始を検知してから第1回目のポーリングを行うまでの時間、即ち、ポーリング間隔aをポーリング設定記憶部245に記憶されている上記の式(4)により算出する(S1007)。
ポーリング間隔aが算出されると、クライアント端末2は、図4において説明したS408〜S412と同様の処理を行う(S1008〜S1012)。入出力制御部210が、ファイル管理サーバ1に進捗状況問合コマンドを送信すると、クライアント端末2は、ファイル管理サーバ1から進捗状況通知情報を受信するまで待機する。
クライアント端末2からファイル管理サーバ1に進捗状況問合コマンドが送信されると、入出力制御部110は、クライアント端末2から送信されてきた進捗状況問合コマンドをネットワークI/F101を介して受信し(S1106)、受信した進捗状況問合コマンドを進捗状況返答部140に通知する。進捗状況返答部140は、入出力制御部110から進捗状況問合コマンドを通知されると、進捗状況監視部130に進捗状況を問い合わせる。
進捗状況監視部130は、進捗状況返答部140から進捗状況の問い合わせがあると、処理実行部120を監視して、処理の進行度合いBを進捗状況として確認し(S1107)、進捗状況返答部140に通知する。進捗状況返答部140は、進捗状況監視部130から進捗状況を通知されると、進行度合いに基づいて処理が完了しているか否かを判定する(S1108)。進捗状況返答部140は、S1108の判定処理において、処理が完了していると判定すると(S1108/YES)、クライアント端末2に進行度合いBを通知するための進捗状況通知情報を生成して(S1109)、入出力制御部110に通知する。
入出力制御部110は、進捗状況返答部140から進捗状況通知情報を通知されると、通知された進捗状況通知情報をネットワークI/F201を介してクライアント端末2に送信する(S1110)。このようにして、本実施形態に係るファイル管理サーバ1は、処理要求に応じた処理の実行を終了する。このようにして、本実施形態に係るファイル管理サーバ1は、処理要求に応じた処理の実行を終了する。
一方、進捗状況返答部140は、S1108の判定処理において、処理が完了していないと判定すると(S1108/NO)、クライアント端末2に進行度合いBを通知するための進捗状況通知情報を生成して(S1111)、入出力制御部110に通知する。入出力制御部110は、進捗状況返答部140から進捗状況通知情報を通知されると、通知された進捗状況通知情報をネットワークI/F201を介してクライアント端末2に送信する(S1112)。
入出力制御部110が、クライアント端末2に進捗状況通知情報を送信すると、ファイル管理サーバ1は、クライアント端末2から次の進捗状況問合コマンドを受信するまで待機し、S1108の判定処理において処理が完了したと判定するまで、S1106〜S1108、S1111、S1112の処理を繰り返し行うことで、処理要求に応じた処理を実行するようになっている。
ファイル管理サーバ1からクライアント端末2に進捗状況通知情報が送信されると、クライアント端末2は、図4において説明したS413、S414と同様の処理を行う(S1013、S1014)。
そして、進捗状況問合部241が、S1014の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了したと判定した場合には(S1014/YES)、クライアント端末2は、図4において説明したS415と同様の処理を行い(S1015)、ファイル管理サーバ1に処理を実行させる際の処理を終了する。
一方、進捗状況問合部241は、S1014の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了していないと判定した場合には(S1014/NO)、通知された進捗状況通知情報を解析して、ファイル管理サーバ1における処理の進行度合いBを抽出して(S1016)、ポーリング間隔算出部244に通知する。ポーリング間隔算出部244は、進捗状況問合部241から進行度合いBを通知されると、第n回目のポーリングを行ってから次にポーリングを行うまでの時間、即ち、ポーリング間隔an+1を、通知された進行度合いBに基づいて、ポーリング設定記憶部245に記憶されている式(4)により算出する(S1017)。
進捗状況問合部241は、ポーリング間隔an+1が算出されると、S1010の処理において改めて計測が開始された経過時間が、算出されたポーリング間隔an+1に達するまで待機する(S1018)。そして、進捗状況問合部241は、S1010の処理において改めて計測が開始された経過時間が、S1017の処理において算出されたポーリング間隔an+1に達すると、S1009以降の処理と同様の処理を行う。
このように、本実施形態に係るクライアント端末2は、S1014の判定処理において、ファイル管理サーバ1における処理が完了したと判定するまで、S1010〜S1018の処理を繰り返し行うことで、ファイル管理サーバ1に処理要求に応じた処理を実行させるようになっている。
また、上記の説明においては、n−1回目のポーリングが行われてからn回目のポーリングが行われるまでのポーリング間隔aは、式(1)に示したように、これまでに行われたポーリング回数(n−1)のγ乗に応じて決定され、若しくは、式(2)に示したように、ファイル管理サーバ1における処理の実行が開始されてからn−1回目のポーリングが行われるまでの経過時間のγ乗に応じて決定され、若しくは、式(4)に示したように、第n−1回目のポーリングが行われた際のファイル管理サーバ1における処理の進行度合いBn−1のγ乗に応じて決定される例について説明したが、a>an−1となるようにaが決定されれば良い。
即ち、これまでに行われたポーリング回数(n−1)、若しくは、ファイル管理サーバ1における処理の実行が開始されてからn−1回目のポーリングが行われるまでの経過時間、若しくは、第n−1回目のポーリングが行われた際のファイル管理サーバ1における処理の進行度合いBn−1に対してどのような演算が行われて算出されても良い。
例えば、ポーリング間隔aは、下記の式(5)〜式(7)のいずれかにより決定される。尚、下記の式(5)〜(7)において、α、β、γは、予め定められた定数であって、0より大きい実数である。
Figure 0006127489
・ ・ ・ (5)
Figure 0006127489
・ ・ ・ (6)
Figure 0006127489
・ ・ ・ (7)
また、例えば、ポーリング間隔aは、下記の式(8)〜式(10)により決定される。尚、下記の式(8)〜(10)において、α、β、γは、予め定められた定数であって、0以上の実数である。
Figure 0006127489
・ ・ ・ (8)
Figure 0006127489
・ ・ ・ (9)
Figure 0006127489
・ ・ ・ (10)
このように、n−1回目のポーリングが行われてからn回目のポーリングが行われるまでのポーリング間隔aは、a>an−1となるようにaが決定されれば、これまでに行われたポーリング回数(n−1)、若しくは、ファイル管理サーバ1における処理の実行が開始されてからn−1回目のポーリングが行われるまでの経過時間、若しくは、第n−1回目のポーリングが行われた際のファイル管理サーバ1における処理の進行度合いBn−1に対してどのような演算が行われて算出されても良い。
また、本実施形態においては、処理実行装置であるファイル管理サーバ1が提供する機能を、処理要求装置であるクライアント端末2から利用するファイル管理システムとして説明したが、これに限られず、例えば、遠隔地にいるユーザ同士がリアルタイムでテレビ会議を行うことを可能とするためのテレビ会議システムや、図書館に所蔵されている書籍の中から特定の書籍を検索する書籍検索システム等、クライアント端末からサーバ装置が提供する所定の機能を利用するあらゆるシステムにおいて適用可能である。
1 ファイル管理サーバ
2 クライアント端末
3 ネットワーク
4 ネットワーク
5 公衆回線
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ネットワークI/F
110 入出力制御部
120 処理実行部
130 進捗状況監視部
140 進捗状況返答部
200 コントローラ
201 ネットワークI/F
202 ディスプレイパネル
210 入出力制御部
220 表示制御部
230 処理要求部
240 ポーリング制御部
241 進捗状況問合部
242 ポーリング状況管理部
243 ポーリング状況記憶部
244 ポーリング間隔算出部
245 ポーリング設定記憶部
特開2007−234052号公報

Claims (11)

  1. ファイル管理処理を実行する処理実行装置に前記ファイル管理処理を実行させるためのファイル管理処理要求を行い、前記処理実行装置に前記ファイル管理処理の進捗状況を問い合わせる処理要求装置であって、
    前記処理実行装置への前記進捗状況の問い合わせに対する返答として前記処理実行装置から前記進捗状況を取得する進捗状況取得部と、
    取得された前記進捗状況に基づき、フォルダ内に格納されているファイルへの一括処理である前記ファイル管理処理が完了しているか否かを判定する完了判定部と、
    最後に進捗状況を問い合わせてから次に進捗状況を問い合わせるまでの時間間隔を、前記ファイル管理処理が開始されてからの経過時間に応じて決定する時間間隔決定部と、
    前記ファイル管理処理が完了していないと判定された場合に、決定された前記時間間隔で前記進捗状況を前記処理実行装置に問い合わせる進捗状況問合部と、
    を備えることを特徴とする処理要求装置。
  2. 前記時間間隔決定部は、前記経過時間に応じて前記時間間隔が長くなるように前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1に記載の処理要求装置。
  3. 前記時間間隔決定部は、前記経過時間に応じて前記時間間隔が長くなるように前記経過時間に対して所定の演算を行うことにより前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の処理要求装置。
  4. 前記時間間隔決定部は、前記経過時間を0よりも大きい実数回だけ乗じた値に応じて前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の処理要求装置。
  5. 前記時間間隔決定部は、前記処理実行装置に前記進捗状況を問い合わせた回数に応じて前記時間間隔が長くなるように前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の処理要求装置。
  6. 前記時間間隔決定部は、前記処理実行装置に前記進捗状況を問い合わせた回数に応じて前記時間間隔が長くなるように前記処理実行装置に前記進捗状況を問い合わせた回数に対して所定の演算を行うことにより前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の処理要求装置。
  7. 前記時間間隔決定部は、前記処理実行装置に前記進捗状況を問い合わせた回数を0よりも大きい実数回だけ乗じた値に応じて前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の処理要求装置。
  8. 前記進捗状況取得部は、前記ファイル管理処理の進行度合いを前記進捗状況として取得し、
    前記時間間隔決定部は、取得された前記進行度合いに応じて前記時間間隔を決定することを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記時間間隔決定部は、前記処理実行装置において前記ファイル管理処理が開始されてから最初に前記処理実行装置に前記進捗状況を問い合せるまでの時間間隔を、前記ファイル管理処理の内容に応じて決定することを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の処理要求装置。
  10. 前記ファイル管理処理である前記ファイルへの一括処理とは、前記フォルダ内に格納されているファイルを処理対象とする一括コピーまたは一括削除であることを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の処理要求装置。
  11. ファイル管理処理を実行する処理実行装置に前記ファイル管理処理を実行させるためのファイル管理処理要求を行い、前記処理実行装置に前記ファイル管理処理進捗状況を問い合わせる処理要求装置の制御プログラムであって、
    前記処理実行装置への前記進捗状況の問い合わせに対する返答として前記処理実行装置から前記進捗状況を取得するステップと、
    取得された前記進捗状況に基づき、フォルダ内に格納されているファイルへの一括処理である前記ファイル管理処理が完了しているか否かを判定するステップと、
    最後に進捗状況を問い合わせてから次に進捗状況を問い合わせるまでの時間間隔を、前記ファイル管理処理が開始されてからの経過時間に応じて決定するステップと、
    前記ファイル管理処理が完了していないと判定された場合に、決定された前記時間間隔で前記進捗状況を前記処理実行装置に問い合わせるステップと、
    を処理要求装置に実行させることを特徴とする処理要求装置の制御プログラム。
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