JP2002007197A - ファイル転送監視方式、ファイル転送監視方法およびファイル転送監視用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル転送監視方式、ファイル転送監視方法およびファイル転送監視用プログラムを記録した記録媒体

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JP2002007197A
JP2002007197A JP2000181380A JP2000181380A JP2002007197A JP 2002007197 A JP2002007197 A JP 2002007197A JP 2000181380 A JP2000181380 A JP 2000181380A JP 2000181380 A JP2000181380 A JP 2000181380A JP 2002007197 A JP2002007197 A JP 2002007197A
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Yoshiaki Takemura
佳晃 竹村
Minako Matsuda
美奈子 松田
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル転送において、CPU・メモリなど
のシステム資源を節約でき、転送対象ファイルのファイ
ルサイズをあらかじめ知る手段を不要とする。 【解決手段】 ファイル転送手段12は転送対象ファイ
ル15を転送先コンピュータ20へ転送する。転送が完
了すると、ファイル削除手段13が転送先コンピュータ
20のフラグファイル26を削除する。転送先コンピュ
ータ20では、監視手段22が、一定時間間隔でフラグ
ファイル26のチェックを行う。フラグファイル26無
しをチェックし、なかった場合、すなわちフラグファイ
ル26が削除されたことを検知した場合、ファイル転送
が完了したと認識して転送ファイル利用プログラム27
を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル転送監視
方式、ファイル転送監視方法およびファイル転送監視用
プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、転送元コ
ンピュータから転送先コンピュータへのファイル転送が
完了したことの監視を行うファイル転送監視方式、ファ
イル転送監視方法およびファイル転送監視用プログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイル転送監視方式では、転送
元コンピュータから転送先コンピュータへのファイル転
送を行う際、転送ファイル利用プログラム自身が複数の
転送対象ファイルの受信完了を監視し、全ファイルが受
信完了した時点で、次の処理を行っていた。
【0003】実際の手順としては、転送先コンピュータ
は、転送を受けるファイルのファイル名とファイルサイ
ズのテーブルをあらかじめ作成してデータベースに保管
する。転送されてきたファイルのファイルサイズが、テ
ーブルに記載されたファイルサイズに達したことでその
ファイルを受信完了したことを確認する。この確認を転
送対象ファイルの一つ一つについて行い、全てのファイ
ルについて確認できたときに、受信完了したと判断す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファイ
ル転送監視方式は、複数の転送対象ファイル一つ一つに
ついてファイル受信完了確認を行う必要があるため、転
送対象ファイル数の増加に伴い、監視に要する処理時間
が増大し、CPU(central processing unit)・メモ
リなどのシステム資源の効率が悪化するという問題点が
あった。
【0005】また、転送対象ファイルのファイルサイズ
がテーブルに記載された値に達することで、受信完了の
判断を行うため、転送対象ファイルのファイルサイズを
あらかじめ知る手段が必要となるという問題点があっ
た。
【0006】本発明の目的は、CPU・メモリなどのシ
ステム資源を節約でき、転送対象ファイルのファイルサ
イズをあらかじめ知る手段を不要とするファイル転送監
視方式、ファイル転送監視方法およびファイル転送監視
用プログラムを記録した記録媒体を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル転送監
視方式は、転送元コンピュータから転送先コンピュータ
へのファイル転送を監視するファイル転送監視方式であ
って、前記転送元コンピュータはファイル転送手段とフ
ァイル削除手段とを備え、前記転送先コンピュータは監
視手段を備え、前記監視手段は前記転送先コンピュータ
内にフラグファイルを作成してこのフラグファイルの有
無を監視し、前記ファイル転送手段は前記転送元コンピ
ュータから前記転送先コンピュータへファイル転送を行
い、前記ファイル削除手段は前記ファイル転送が完了す
ると前記フラグファイルを削除し、前記監視手段は前記
フラグファイルが削除されたことを認識して前記ファイ
ル転送が完了したと判断することを特徴とする。
【0008】本発明のファイル転送監視方式は、転送元
コンピュータから複数の転送先コンピュータへのファイ
ル転送を監視するファイル転送監視方式であって、中継
コンピュータを備え、前記転送元コンピュータは第1の
ファイル転送手段とファイル削除手段とを含み、前記中
継コンピュータは監視手段と第2のファイル転送手段と
を含み、前記監視手段は前記中継コンピュータ内に前記
複数の転送先コンピュータのそれぞれに対応したフラグ
ファイルを作成してこのフラグファイルの有無を監視
し、前記第1のファイル転送手段は前記転送元コンピュ
ータから前記中継コンピュータへファイル転送を行い、
前記ファイル削除手段は前記複数の転送先コンピュータ
の内の特定の転送先コンピュータへ転送するための転送
対象ファイルの前記転送元コンピュータから前記中継コ
ンピュータへの転送が完了すると前記特定の転送先コン
ピュータに対応するフラグファイルを削除し、前記監視
手段は前記フラグファイルが削除されたことを認識する
と削除されたフラグファイルに対応する転送先コンピュ
ータへ前記転送対象ファイルを転送するよう前記第2の
ファイル転送手段に指示することを特徴としてもよい。
【0009】本発明のファイル転送監視方式は、前記監
視手段は前記フラグファイルの有無監視を一定時間間隔
で行うことを特徴としてもよい。
【0010】本発明のファイル転送監視方法は、転送元
コンピュータから転送先コンピュータへのファイル転送
を監視するファイル転送監視方法であって、前記転送先
コンピュータ内にフラグファイルを作成するステップ
と、前記フラグファイルの有無を監視するステップと、
前記転送元コンピュータから前記転送先コンピュータへ
ファイル転送が完了すると前記転送元コンピュータ側か
ら前記フラグファイルを削除するステップと、前記フラ
グファイルが削除されたことを認識して前記ファイル転
送が完了したと判断するステップとを含むことを特徴と
する。
【0011】本発明のファイル転送監視方法は、転送元
コンピュータから中継コンピュータを経由して複数の転
送先コンピュータへのファイル転送を監視するファイル
転送監視方法であって、前記中継コンピュータ内に前記
複数の転送先コンピュータのそれぞれに対応したフラグ
ファイルを作成するステップと、前記フラグファイルの
有無を監視するステップと、前記転送元コンピュータか
ら前記中継コンピュータへファイル転送を行うステップ
と、前記複数の転送先コンピュータの内の特定の転送先
コンピュータへ転送するための転送対象ファイルの前記
転送元コンピュータから前記中継コンピュータへの転送
が完了すると前記特定の転送先コンピュータに対応する
フラグファイルを前記転送元コンピュータ側から削除す
るステップと、前記フラグファイルが削除されたことを
認識すると削除されたフラグファイルに対応する転送先
コンピュータへ前記転送対象ファイルを転送するステッ
プとを含むことを特徴としてもよい。
【0012】本発明のファイル転送監視方法は、前記フ
ラグファイルの有無監視を一定時間間隔で行うことを特
徴としてもよい。
【0013】本発明の記録媒体は、転送元コンピュータ
から転送先コンピュータへのファイル転送を監視するフ
ァイル転送監視方法において、前記転送先コンピュータ
内にフラグファイルを作成するステップと、前記フラグ
ファイルの有無を監視するステップと、前記転送元コン
ピュータから前記転送先コンピュータへファイル転送が
完了すると前記転送元コンピュータ側から前記フラグフ
ァイルを削除するステップと、前記フラグファイルが削
除されたことを認識して前記ファイル転送が完了したと
判断するステップとをコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したことを特徴とする。
【0014】本発明の記録媒体は、転送元コンピュータ
から中継コンピュータを経由して複数の転送先コンピュ
ータへのファイル転送を監視するファイル転送監視方法
において、前記中継コンピュータ内に前記複数の転送先
コンピュータのそれぞれに対応したフラグファイルを作
成するステップと、前記フラグファイルの有無を監視す
るステップと、前記転送元コンピュータから前記中継コ
ンピュータへファイル転送を行うステップと、前記複数
の転送先コンピュータの内の特定の転送先コンピュータ
へ転送するための転送対象ファイルの前記転送元コンピ
ュータから前記中継コンピュータへの転送が完了すると
前記特定の転送先コンピュータに対応するフラグファイ
ルを前記転送元コンピュータ側から削除するステップ
と、前記フラグファイルが削除されたことを認識すると
削除されたフラグファイルに対応する転送先コンピュー
タへ前記転送対象ファイルを転送するステップとをコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録したこと
を特徴としてもよい。
【0015】本発明の記録媒体は、前記フラグファイル
の有無を監視するステップが一定時間間隔であることを
特徴としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【0017】図1を参照すると、第1の実施の形態は、
転送元コンピュータ10と転送先コンピュータ20とこ
れらのコンピュータを接続するLAN(local area net
work)30とから構成される。
【0018】転送元コンピュータ10は、記憶装置1
1、ファイル転送手段12、及びファイル削除手段13
を備えている。
【0019】記憶装置11は、各種のファイルを格納す
る。図1では、転送先コンピュータ20へ送信するファ
イルである転送対象ファイル15の一部を格納している
状態を示している。
【0020】ファイル転送手段12は、転送対象ファイ
ル15を転送先コンピュータ20へ送信する。ファイル
削除手段13は、転送先コンピュータ20にあるフラグ
ファイル26を削除する。
【0021】転送先コンピュータ20は、記憶装置2
1、監視手段22、及びプログラム格納手段23を備え
ている。
【0022】記憶装置21は、各種のファイルを格納す
る。図1では、転送元コンピュータ10から受信するフ
ァイルである転送対象ファイル15の一部と、フラグフ
ァイル26とを格納している状態を示している。フラグ
ファイル26は、ファイル転送が完了したことを確認す
るために利用されるファイルである。転送元コンピュー
タ10から全転送対象ファイル15を受信完了後、転送
元コンピュータ10のファイル削除手段13によりフラ
グファイル26は削除される。
【0023】プログラム格納手段23は、転送ファイル
利用プログラム27を格納する。転送ファイル利用プロ
グラム27は、転送対象ファイル15を使用するプログ
ラムである。
【0024】監視手段22は、一定時間間隔でフラグフ
ァイル26を監視する手段であり、このフラグファイル
26が削除されたことを認識して、転送ファイル利用プ
ログラム27を起動する。
【0025】次に、動作について図1と図2を参照して
説明する。図2は第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートであり、ステップA1〜A4が転送元コンピュ
ータ10のファイル転送手段12とファイル削除手段1
3の動作フローチャート、ステップB1〜B3が転送先
コンピュータ20の監視手段22の動作フローチャート
である。
【0026】転送先コンピュータ20は、転送ファイル
利用プログラム27を起動するときに必要なファイルを
転送元コンピュータ10に要求する。転送元コンピュー
タ10は、ファイル転送手段12により、転送先コンピ
ュータ20へ転送対象ファイル15の転送を行う。
【0027】ファイル転送手段12は、まず、記憶装置
11内に転送対象ファイル15が存在するかのチェック
を行う(ステップA1)。転送対象ファイル15が存在
する(ステップA2のYES)ときは、転送対象ファイ
ル15を転送先コンピュータ20へ転送する(ステップ
A3)。
【0028】転送が完了すると、ファイル削除手段13
が転送先コンピュータ20のフラグファイル26を削除
する(ステップA4)。
【0029】ステップA2で、転送対象ファイル15が
存在しないときは、転送を中止する(ステップA5)。
【0030】転送先コンピュータ20では、監視手段2
2が、一定時間間隔でフラグファイル26のチェックを
行う(ステップB1)。フラグファイル26無しをチェ
ックし、なかった場合、すなわちフラグファイル26が
削除されたことを検知した場合(ステップB2のYE
S)、ファイル転送が完了したと認識して転送ファイル
利用プログラム27を起動する。ステップB2で「N
O」すなわちフラグファイル26が存在した場合は、フ
ァイル転送が完了していないと認識して、一定時間間隔
後に再度ステップB1の処理を行う。
【0031】ステップA4の処理でフラグファイル26
は一旦削除されるが、次回のファイル転送時にフラグフ
ァイル26が存在する必要があるため、監視手段22
は、転送ファイル利用プログラム27を起動すると共
に、フラグファイル26を立てる(ステップB4)。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は、第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【0033】第2の実施の形態は転送先コンピュータが
複数存在する場合に、中継コンピュータを使用し、第1
の実施の形態のファイル転送監視方式を用いて、中継コ
ンピュータにフラグファイルを複数設け、いずれかのフ
ラグファイルが削除された場合、そのフラグファイルに
該当する転送先コンピュータにのみ、特定のファイルを
送信する方式である。
【0034】図3を参照すると、第2の実施の形態は、
転送元コンピュータ10と、中継コンピュータ40と、
転送先コンピュータA50a、転送先コンピュータB5
0b、…、転送先コンピュータN50nと、これらのコ
ンピュータを接続するLAN60とから構成される。L
AN60は分割された複数のLANであってもよい。
【0035】転送元コンピュータ10の構成は第1の実
施の形態と同じである。転送元コンピュータ10は、転
送先コンピュータに必要なファイルを作成して記憶装置
11に保管する。ファイル転送手段12は、中継コンピ
ュータ40へ転送対象ファイル15を送信する。ファイ
ル削除手段13は、中継コンピュータ40への転送対象
ファイル15の送信が終了すると、転送先コンピュータ
に対応するフラグファイルの削除を行う。
【0036】中継コンピュータ40は、記憶装置41、
監視手段42、ファイル転送手段43を備えている。
【0037】記憶装置41は、各種のファイルを格納す
る。図3では、転送先コンピュータA50a、転送先コ
ンピュータB50b、転送先コンピュータN50nへそ
れぞれ送信するファイルである、転送先コンピュータA
用転送対象ファイル15a、転送先コンピュータB用転
送対象ファイル15b、転送先コンピュータN用転送対
象ファイル15nの各一部、および、フラグファイル4
6a、46b、46nを格納している状態を示してい
る。フラグファイル46a、46b、46nは、それぞ
れ、転送先コンピュータA用転送対象ファイル15a、
転送先コンピュータB用転送対象ファイル15b、転送
先コンピュータN用転送対象ファイル15nが転送元コ
ンピュータ10から中継コンピュータ40へ転送が完了
したことを確認するために利用されるファイルである。
【0038】監視手段22は、一定時間間隔でフラグフ
ァイル46a、46b、46nを監視する手段である。
【0039】ファイル転送手段43は、中継コンピュー
タ40から転送先コンピュータA50a、転送先コンピ
ュータB50b、転送先コンピュータN50nへファイ
ル転送を行う。各転送先コンピュータに対応するフラグ
ファイルが削除されたことを契機に、特定の転送先コン
ピュータに特定のファイルを送信する機能を備えてい
る。
【0040】転送先コンピュータA50a、転送先コン
ピュータB50b、…、転送先コンピュータN50n
は、中継コンピュータ40から特定の転送対象ファイル
を受信する機能を備えている。
【0041】次に、動作について説明する。
【0042】転送元コンピュータ10では、記憶装置1
1内の転送対象ファイルをファイル転送手段12が中継
コンピュータ40へ転送する。ファイルの転送が終了す
ると、転送先コンピュータA50a、転送先コンピュー
タB50b、…、転送先コンピュータN50nに特定の
ファイルが配信されるように、各転送先コンピュータに
対するフラグファイル46a、46b、…、46nの削
除を行う。
【0043】中継コンピュータ40では、監視手段42
が、一定時間間隔でフラグファイル46a、46b、
…、46nを監視している。転送元コンピュータ10か
ら転送対象ファイルを受信し、各転送先コンピュータに
対応するフラグファイル46a、46b、…、46nが
削除されると、ファイル転送手段43に、当該フラグフ
ァイルに対応する転送先コンピュータに対して、転送対
象ファイルを送信する要求を指示する。ファイル転送手
段43は、そのファイルを特定の転送先コンピュータに
送信する。
【0044】転送先コンピュータA50a、転送先コン
ピュータB50b、…、転送先コンピュータN50n
は、中継コンピュータ40から転送対象ファイル15
a、15b、…、15nを受信する。
【0045】第2の実施の形態では、ある時間やあるイ
ベントが発生する度に、転送元コンピュータが、特定の
転送先コンピュータに特定のファイルを配信できるとい
う制御を実現できる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0047】図4は第3の実施の形態を示す全体構成図
である。図4を参照すると、第3の実施の形態は、図1
で説明した第1の実施の形態の構成に加えて記録媒体7
1を含む。記録媒体71は、ファイル転送監視用プログ
ラムを記録している。この記録媒体71は、磁気ディス
ク、半導体メモリ、光ディスク、その他の記録媒体であ
ってよい。
【0048】ファイル転送監視用プログラムは記録媒体
71から転送元コンピュータ10と転送先コンピュータ
20とに読み込まれ、第1の実施の形態における転送元
コンピュータ10と転送先コンピュータ20の処理と同
様の処理を行わせる。
【0049】すなわち、転送先コンピュータ20内にフ
ラグファイル26を作成するステップと、フラグファイ
ル26の有無を監視するステップと、転送元コンピュー
タ10から転送先コンピュータ20へファイル転送が完
了すると転送元コンピュータ10側からフラグファイル
26を削除するステップと、フラグファイル26が削除
されたことを認識してファイル転送が完了したと判断す
るステップとを転送元コンピュータ10と転送先コンピ
ュータ20に実行させる。
【0050】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0051】図5は第4の実施の形態を示す全体構成図
である。図5を参照すると、第4の実施の形態は、図3
で説明した第2の実施の形態の構成に加えて記録媒体7
2を含む。記録媒体72は、ファイル転送監視用プログ
ラムを記録している。この記録媒体72は、磁気ディス
ク、半導体メモリ、光ディスク、その他の記録媒体であ
ってよい。
【0052】ファイル転送監視用プログラムは記録媒体
72から転送元コンピュータ10と中継コンピュータ4
0とに読み込まれ、第2の実施の形態における転送元コ
ンピュータ10と中継コンピュータ40の処理と同様の
処理を行わせる。
【0053】すなわち、中継コンピュータ40内に転送
先コンピュータA50a、転送先コンピュータB50
b、…、転送先コンピュータN50nのそれぞれに対応
したフラグファイル46a、46b、…、46nを作成
するステップと、フラグファイル46a、46b、…、
46nの有無を監視するステップと、転送元コンピュー
タ10から中継コンピュータ40へファイル転送を行う
ステップと、複数の転送先コンピュータの内の特定の転
送先コンピュータへ転送するための転送対象ファイルの
転送元コンピュータ10から中継コンピュータ40への
転送が完了すると特定の転送先コンピュータに対応する
フラグファイルを転送元コンピュータ10側から削除す
るステップと、フラグファイルが削除されたことを認識
すると削除されたフラグファイルに対応する転送先コン
ピュータへ転送対象ファイルを転送するステップとを転
送元コンピュータ10と中継コンピュータ40に実行さ
せる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ただ一
つのフラグファイルを監視することにより、複数の転送
対象ファイルの存在有無をチェックする必要が無くなる
ため、ファイル転送完了チェック時の、時間の短縮化、
及びCPU・メモリなどのシステム資源を節約とが実現
できる効果がある。
【0055】また、フラグファイルによってファイルの
転送完了を判断できるため、転送対象ファイルのファイ
ルサイズをあらかじめ知ることが不要になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図3】第2の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】第3の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】第4の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 転送元コンピュータ 11 記憶装置 12 ファイル転送手段 13 ファイル削除手段 15、15a、15b、15n 転送対象ファイル 20 転送先コンピュータ 21 記憶装置 22 監視手段 23 プログラム格納手段 26 フラグファイル 27 転送ファイル利用プログラム 30 LAN 40 中継コンピュータ 41 記憶装置 42 監視手段 43 ファイル転送手段 46a、46b、46n フラグファイル 50a 転送先コンピュータA 50b 転送先コンピュータB 50n 転送先コンピュータN 60 LAN 71 記録媒体 72 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 美奈子 東京都江東区新木場1丁目18番6号 エヌ イーシーソフト株式会社内 Fターム(参考) 5B082 HA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送元コンピュータから転送先コンピュ
    ータへのファイル転送を監視するファイル転送監視方式
    であって、前記転送元コンピュータはファイル転送手段
    とファイル削除手段とを備え、前記転送先コンピュータ
    は監視手段を備え、前記監視手段は前記転送先コンピュ
    ータ内にフラグファイルを作成してこのフラグファイル
    の有無を監視し、前記ファイル転送手段は前記転送元コ
    ンピュータから前記転送先コンピュータへファイル転送
    を行い、前記ファイル削除手段は前記ファイル転送が完
    了すると前記フラグファイルを削除し、前記監視手段は
    前記フラグファイルが削除されたことを認識して前記フ
    ァイル転送が完了したと判断することを特徴とするファ
    イル転送監視方式。
  2. 【請求項2】 転送元コンピュータから複数の転送先コ
    ンピュータへのファイル転送を監視するファイル転送監
    視方式であって、中継コンピュータを備え、前記転送元
    コンピュータは第1のファイル転送手段とファイル削除
    手段とを含み、前記中継コンピュータは監視手段と第2
    のファイル転送手段とを含み、前記監視手段は前記中継
    コンピュータ内に前記複数の転送先コンピュータのそれ
    ぞれに対応したフラグファイルを作成してこのフラグフ
    ァイルの有無を監視し、前記第1のファイル転送手段は
    前記転送元コンピュータから前記中継コンピュータへフ
    ァイル転送を行い、前記ファイル削除手段は前記複数の
    転送先コンピュータの内の特定の転送先コンピュータへ
    転送するための転送対象ファイルの前記転送元コンピュ
    ータから前記中継コンピュータへの転送が完了すると前
    記特定の転送先コンピュータに対応するフラグファイル
    を削除し、前記監視手段は前記フラグファイルが削除さ
    れたことを認識すると削除されたフラグファイルに対応
    する転送先コンピュータへ前記転送対象ファイルを転送
    するよう前記第2のファイル転送手段に指示することを
    特徴とするファイル転送監視方式。
  3. 【請求項3】 前記監視手段は前記フラグファイルの有
    無監視を一定時間間隔で行うことを特徴とする請求項1
    または2記載のファイル転送監視方式。
  4. 【請求項4】 転送元コンピュータから転送先コンピュ
    ータへのファイル転送を監視するファイル転送監視方法
    であって、前記転送先コンピュータ内にフラグファイル
    を作成するステップと、前記フラグファイルの有無を監
    視するステップと、前記転送元コンピュータから前記転
    送先コンピュータへファイル転送が完了すると前記転送
    元コンピュータ側から前記フラグファイルを削除するス
    テップと、前記フラグファイルが削除されたことを認識
    して前記ファイル転送が完了したと判断するステップと
    を含むことを特徴とするファイル転送監視方法。
  5. 【請求項5】 転送元コンピュータから中継コンピュー
    タを経由して複数の転送先コンピュータへのファイル転
    送を監視するファイル転送監視方法であって、前記中継
    コンピュータ内に前記複数の転送先コンピュータのそれ
    ぞれに対応したフラグファイルを作成するステップと、
    前記フラグファイルの有無を監視するステップと、前記
    転送元コンピュータから前記中継コンピュータへファイ
    ル転送を行うステップと、前記複数の転送先コンピュー
    タの内の特定の転送先コンピュータへ転送するための転
    送対象ファイルの前記転送元コンピュータから前記中継
    コンピュータへの転送が完了すると前記特定の転送先コ
    ンピュータに対応するフラグファイルを前記転送元コン
    ピュータ側から削除するステップと、前記フラグファイ
    ルが削除されたことを認識すると削除されたフラグファ
    イルに対応する転送先コンピュータへ前記転送対象ファ
    イルを転送するステップとを含むことを特徴とするファ
    イル転送監視方法。
  6. 【請求項6】 前記フラグファイルの有無監視を一定時
    間間隔で行うことを特徴とする請求項4または5記載の
    ファイル転送監視方法。
  7. 【請求項7】 転送元コンピュータから転送先コンピュ
    ータへのファイル転送を監視するファイル転送監視方法
    において、前記転送先コンピュータ内にフラグファイル
    を作成するステップと、前記フラグファイルの有無を監
    視するステップと、前記転送元コンピュータから前記転
    送先コンピュータへファイル転送が完了すると前記転送
    元コンピュータ側から前記フラグファイルを削除するス
    テップと、前記フラグファイルが削除されたことを認識
    して前記ファイル転送が完了したと判断するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 転送元コンピュータから中継コンピュー
    タを経由して複数の転送先コンピュータへのファイル転
    送を監視するファイル転送監視方法において、前記中継
    コンピュータ内に前記複数の転送先コンピュータのそれ
    ぞれに対応したフラグファイルを作成するステップと、
    前記フラグファイルの有無を監視するステップと、前記
    転送元コンピュータから前記中継コンピュータへファイ
    ル転送を行うステップと、前記複数の転送先コンピュー
    タの内の特定の転送先コンピュータへ転送するための転
    送対象ファイルの前記転送元コンピュータから前記中継
    コンピュータへの転送が完了すると前記特定の転送先コ
    ンピュータに対応するフラグファイルを前記転送元コン
    ピュータ側から削除するステップと、前記フラグファイ
    ルが削除されたことを認識すると削除されたフラグファ
    イルに対応する転送先コンピュータへ前記転送対象ファ
    イルを転送するステップとをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 前記フラグファイルの有無を監視するス
    テップが一定時間間隔であることを特徴とする請求項7
    または8記載の記録媒体。
JP2000181380A 2000-06-16 2000-06-16 ファイル転送監視方式、ファイル転送監視方法およびファイル転送監視用プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2002007197A (ja)

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