JP6127399B2 - ステレオカメラ装置及びプログラム - Google Patents

ステレオカメラ装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6127399B2
JP6127399B2 JP2012161870A JP2012161870A JP6127399B2 JP 6127399 B2 JP6127399 B2 JP 6127399B2 JP 2012161870 A JP2012161870 A JP 2012161870A JP 2012161870 A JP2012161870 A JP 2012161870A JP 6127399 B2 JP6127399 B2 JP 6127399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
parallax
predetermined range
camera
stereo camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012161870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014021011A (ja
Inventor
峰一 頴川
峰一 頴川
章 寺谷
章 寺谷
Original Assignee
サクサ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サクサ株式会社 filed Critical サクサ株式会社
Priority to JP2012161870A priority Critical patent/JP6127399B2/ja
Publication of JP2014021011A publication Critical patent/JP2014021011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6127399B2 publication Critical patent/JP6127399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、三角法により対象物の三次元位置を検出するステレオカメラ装置に関し、より詳しくは、マルチベースライン構成を採るこの装置において、対象物との距離によって特定のカメラ対の検出精度が低下する場合に応じて、精度低下を抑制し得る状態への動作の切替を可能にするステレオカメラ装置及びプログラムに関する。
従来から、ビデオカメラ等の撮像装置をベースライン(基線)上に撮像領域が重なるように配置して構成するステレオカメラ装置が知られている。
このステレオカメラ装置は、例えば、特許文献1(特開2005−215908号公報)に記載されているように、三角法により撮像した対象物の画像をもとに三次元位置を検出する画像処理手段を備えている。
特許文献1のステレオカメラ装置は、画像処理により視差画像を求めることによりベースラインから検出対象までの距離を検出する手法を採用している。この手法により求める視差は、ベースラインから検出対象までの距離が遠くなるほど精度が低下することが知られている。
このため、特許文献1のステレオカメラ装置においては、上述の距離に依存する誤差を低減する処理を用いて精度の低下を防いでいる。
ただ、この誤差を低減する処理は、検出対象が床面に対して垂直方向に長い棒状の物体であると仮定する前提条件の下に、人物表面上の点を床面に投影しその点の個数のヒストグラムを作成する、といった処理を含む複雑な処理を必要とする問題が生じる。
特開2005−215908号公報
本発明の目的は、従来技術に比べより簡単で、垂直方向に長い棒状物体以外にも適用し得る手法により、ステレオカメラ装置において、検出対象との距離に依存する検出精度の低下を抑え、高精度を保つことである。
本発明は、共通のベースライン上に配置する4台以上のカメラからなり、前記4台以上のカメラの中から異なるベースライン長を有する3対以上のステレオカメラ対を構成し、前記ステレオカメラ対の撮像信号をもとに検出対象の3次元位置を検出するステレオカメラ装置であって、前記ステレオカメラ対の撮像信号から検出対象の視差を取得する視差取得手段と、前記視差取得手段によって取得された視差が予め定めた所定範囲内の視差であるか否かを判定する視差判定手段と、前記ステレオカメラ対における視差が、前記視差判定手段によって前記所定範囲内の視差ではないと判定されたときに、3次元位置の検出に用いる前記ステレオカメラ対の撮像信号を前記所定範囲内の視差が生じる他のステレオカメラ対の撮像信号に切り替える撮像信号切替手段と、を有し、前記視差判定手段は、前記視差取得手段によって取得された視差から、前記検出対象の距離画像を取得する距離画像取得手段と、前記距離画像の濃度の平均値及び分散値が所定範囲の値である、又は、前記平均値が上記所定範囲の値よりも低いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも低めでありかつ前記分散値が前記所定範囲の値よりも大きい、又は、前記平均値が上記所定範囲の値よりも高いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも高めでありかつ前記分散値が所定範囲の値よりも大きい、のいずれであるかを判定する評価手段と、を有し、前記撮像信号切替手段は、前記平均値が上記所定範囲の値よりも低いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも低めでありかつ前記分散値が前記所定範囲の値よりも大きい場合は、ベースライン長がより長いステレオカメラ対の撮像信号に切り替え、前記平均値が上記所定範囲の値よりも高いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも高めでありかつ前記分散値が所定範囲の値よりも大きい場合は、ベースライン長がより短いステレオカメラ対の撮像信号に切り替えるステレオカメラ装置である。
本発明によれば、ステレオカメラ対の撮像信号から取得した検出対象の距離画像に基づいて、検出対象の距離画像が最適距離に相当するか、又は遠すぎる状態に相当するか、又は近すぎる状態に相当するかを判定し、遠すぎる状態に相当する場合は、ベースライン長がより長いステレオカメラ対の撮像信号に切り替え、近すぎる状態に相当する場合は、ベースライン長がより短いステレオカメラ対の撮像信号に切り替えることができる。
したがって従来技術に比べより簡単な手法で検出精度を高精度に保つことができる。
本発明の実施形態に係るステレオカメラ装置におけるカメラの配置と検出対象の位置関係を説明する図である。 近距離の検出対象をステレオカメラ対によって撮像した画像を示す図である。 遠距離の検出対象をステレオカメラ対によって撮像した画像を示す図である。 ステレオカメラが三角法に従って行う距離検出の原理を説明する図である。 それぞれ距離を異にする検出対象をカメラ対により撮像した画像から得られる視差をもとに算出される距離画像A,B,Cを例示する図である。 本発明の実施形態に係るステレオカメラ装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るステレオカメラ装置(図6)の撮像処理部の構成をより詳細に示す図である。 ステレオカメラ対により撮像した画像から視差データを求め、距離画像を得る処理手順を示すフロー図である。 検出対象の距離画像をもとに適応するカメラ対の切替を行う処理手順を示すフロー図である。
本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
本発明のステレオカメラ装置は、予め定めた共通のベースライン上に複数のカメラを配置して、これらの複数カメラの中から異なるベースライン長を有するステレオカメラ対(以下、単に「カメラ対」ともいう)を構成してマルチベースラインステレオカメラ法(以下「ステレオカメラ法」という)の動作を行わせることができるものである。
図1は、本発明の実施形態に係るステレオカメラ装置におけるカメラの配置と検出対象の位置関係を説明する図である。
図1に示すようにステレオカメラ装置のカメラ部を構成するカメラA31,B32,・・・E35は、例えば、床2上に存在する検出対象(ここでは人間3や犬4)の上方の支持部1の支持面にほぼ等間隔に配列して設置される。
したがって、ベースラインを共通に構成するステレオカメラ(図4、参照)の一方のカメラを例えばカメラA31に特定すると、他方をカメラB32,カメラC33,カメラD34,カメラE35・・・と切り替えていくことで、ベースライン長の異なるカメラ対A−B,A−C,A−D,A−Eを構成することができる。
図1のステレオカメラ装置において、ベースラインよりも遠い距離にいる検出対象(ここでは犬4であり、近くの人間3よりも遠くにいる)は、同図中において各カメラから引かれた撮像領域(視野)を示す線との関係から分るように、カメラB32,カメラC33,カメラD34によって撮像される。よって、ステレオカメラ対B−C及びB−Dという異なるベースライン長のカメラ対によるステレオカメラ法が適用できる。
ところで、ステレオカメラ法においては、検出対象のベースラインからの距離の違いにより検出精度が変化する、という問題が生じる。ここで、図2及び図3を参照してこの問題について説明する。
図2は、近距離の検出対象をステレオカメラ対によって撮像した画像を示す図である。また、図3は、遠距離の検出対象をステレオカメラ対によって撮像した画像を示す図である。両図は、各図Aに示すように、カメラ対A−Bの撮像領域のカメラA31の直下において、床2上に軸を垂直にしておかれた円柱51,52を検出対象にしたときの撮像状態を示している。
近距離の円柱51を撮像したときにカメラA31により撮像された画像51aが図2Bに、また、その時にカメラB32により撮像された画像51bが図2C示される。画像51bは、図3Bの場合に比較して円柱51の距離が近いために視差が大きくなり、円柱頂面は楕円形になり、円柱側面が現れている。
他方、遠距離の円柱52を撮像したときにカメラA31により撮像された画像52aが図3Bに、また、その時にカメラB32により撮像された画像52bが図3C示される。画像52bは、図2Bの場合に比較して円柱52の距離が遠いために視差が小さくなり、円柱頂面はほぼ円形を保ち、円柱側面も現れていない。
上記のように距離と視差は反比例して変化することから、ステレオカメラ法により3次元位置を検出するときの距離(下記図4のX位置:カメラ画像面に垂直方向の検出対象のカメラからの距離)の検出において、検出対象が遠くにあるほど視差の誤差が大きく影響して検出精度を低下させる。この距離と視差の関係は、ステレオカメラ法の原理に基づくものである。
図4は、ステレオカメラが三角法に従って行う距離検出の原理を説明する図である。
図4において、ステレオカメラ対を構成する、同一の焦点距離fを持つカメラ1とカメラ2はベースライン長bを隔てて配置されて、それぞれ検出対象である物体A(位置座標X,Y,Z)を撮像する。
ここで、カメラ1とカメラ2の画像面上における物体Aの検出位置をそれぞれ(x1、y1)、(x2、y2)とし、y1=y2すると、カメラ画像から検出対象の物体Aまでの距離、即ち位置座標Zは、
Z=b×f/(x1−x2)=b×f/d 但し、d:視差(x1−x2)、b:ベースライン長、f:カメラ撮像面焦点距離
と表すことができる。
また、位置座標(X,Y)は、
X=b(x1+x2)/2d
Y=b×y/d(y:y1又はy2)
と表すことができる。
ステレオカメラ法の原理に基づく上記式、Z=b×f/dは、視差dを大きくするには、ベースライン長bを長くすればよいことを意味している。
よって、本ステレオカメラ装置による位置検出において、使用を予定しているカメラ対によると視差dが小さく、検出精度が低下する状態である場合、この状態で使用することを避け、ベースライン長bを長くとって視差dを大きくできる状態にあるカメラ対の使用へ切り替えることで、検出精度を高精度に保つことができるようにする。
検出精度を保つための上記の切替動作を行うためには、使用可能なベースライン長の異なるカメラ対それぞれについて検出精度を考慮して予め定めた所定範囲内の視差が得られる距離範囲(ここでは許容できる距離範囲という)を定める必要がある。
また、検出対象を捉えるカメラ対は、基本的に一つであるから、現行の使用カメラ対において検出対象との距離を検出し、検出される距離が許容できる上述の距離範囲にあるか否かを判定し、判定結果によって現行のカメラ対を使用するか、他のカメラ対へ使用を切り替える手順を行う。
使用可能なベースライン長の異なるカメラ対は、本ステレオカメラ装置(図1)においては、上述の例におけるように、カメラ対の一方をカメラA31に特定すると、他方をカメラB32,カメラC33,カメラD34,カメラE35・・・・・・と切り替えてベースライン長を変える方式を採り、初期状態は、例えば、A−Eカメラ対といった特定のカメラ対により検出対象を捉える。
このとき、特定のカメラ対が検出対象を撮像した画像をもとに、上記した検出対象との距離を算出する。距離の算出は、上記式、Z=b×f/d(距離:Z、視差:d)に示す関係があるので、視差を得ることにより求めることができる。なお、カメラ対の切替動作のために行う、視差を得、距離を算出する過程は、3次元位置検出本来の処理と基本的に同じであるから、共通の手段としてもよいが、データ量を少なくして処理を簡略化する手法を採用してもよい。
本実施形態におけるこの距離を算出する手順は、後でより詳しく説明するが、カメラ対の撮像画面上において画素単位ごとに視差を求め、得られる視差に対応する距離を算出し、算出した距離を画素データとして持つ距離画像を作成する。
次に、視差の取得結果から算出する距離画像の概念及び許容できる距離範囲内の距離画像とそれ以外の距離画像の概念を説明する。
図5は、それぞれ距離を異にする検出対象をカメラ対により撮像した画像から得られる視差をもとに算出される距離画像A,B,Cを例示する図である。図5に例示する距離画像は、先に図2及び図3を参照して説明したと同様の円柱を検出対象とする画像である。
距離画像Aは円柱が遠距離にある場合、距離画像Bは中距離にある場合、また、距離画像Cは近距離にある場合を示している。
距離画像Aは、検出対象の円柱や背景(床等)を含めて画像全体に視差が僅かしか生じていないので、遠い距離を表すデータ値を持つ画素が全体に分布する画像(例えば、距離を近い程濃い濃度で表すと、全体が薄くフラットな画像で円柱部分がやや濃い画像)となる。よって、距離画像Aは、所定検出精度が得られる許容できる距離範囲内の距離画像ではなく、カメラ対の切替を必要とする。
距離画像Bは、検出対象の円柱と背景(床等)との間の視差が明確に生じているので、背景部分が遠い距離を表すデータ値を持つ画素で分布し、円柱部分が一定データ値を持つ画素で分布する画像(例えば、距離を近い程濃い濃度で表すと、背景と円柱は明らかな濃度差を有する画像)となる。よって、距離画像Bは、所定検出精度が得られる許容できる距離範囲内の距離画像であり、カメラ対の切替を必要としない。
距離画像Cは、検出対象の円柱が近すぎるために撮像した画像データから適正な視差が安定して得られず、円柱部分において利用できないデータ値を持つ画素が随所に分布する画像となる。よって、距離画像Cは、所定検出精度が得られる許容できる距離範囲内の距離画像ではなく、カメラ対の切替を必要とする。
図5A或は図5Cのようになった距離画像の状態が、許容できる距離範囲内から外れた状態であることを量的にとらえて(図9の処理手順で後述する)、図5Bの状態になるようカメラ対を切り替える制御を行うことが、本ステレオカメラ装置において検出精度を高精度に保つための基本的な動作である。
つまり、図5Aの場合、視差を大きくする、即ちベースライン長を長くする方向にカメラ対を切り替える。また、図5Cの場合、安定した検出を可能とする、ベースライン長を短くする方向にカメラ対を切り替える。
図6は、本発明の実施形態に係るステレオカメラ装置の概略構成を示す図である。
本ステレオカメラ装置は、図6に示すように、カメラ部30、撮像処理部20及び制御部10からなる。
カメラ部30は、図1に配置を示したカメラA31,カメラB32,カメラC33,カメラD34,カメラE35からなる。
撮像処理部20は、カメラ部30の各カメラにそれぞれ対応するカメラモジュールA21,カメラモジュールB22,カメラモジュールC23,カメラモジュールD24,カメラモジュールE25と、FPGA(Field Programmable Gate Array)26等を有する。上記各カメラモジュールは、対応するカメラの撮像制御部、カメラからの撮像信号を処理する撮像信号処理部、FPGA26との間のI/F(インターフェース)等を備える。FPGA26は各カメラモジュールから入力される撮像(画像)データの処理要素である(ここでは、図7で示す距離計算を行う)。
制御部10は、ステレオカメラ装置全体を制御する機能を持つ。制御部10は、ソフトウェアプログラムの命令を実行するためのCPU(Central Processing Unit)11、CPU11によって使用される制御、処理等に用いるプログラムや制御用データ等を保存するROM(Read Only Memory)12、前記プログラムによって生成される画像(撮像)データ、或いはプログラム実行する際に必要な各種データ等を一時的に保存しワークメモリやフレームメモリとして利用するRAM(Random Access Memory)13等からなるコンピュータにより構成する。
制御部10を構成するコンピュータは、検出対象の距離画像をもとに適用するカメラ対の切替を行うための後述する処理及び制御手順(図8、図9)を実行するプログラムを駆動することにより所期の機能を実現する。
なお、本実施形態では画像処理の負担を低減するためにFPGA26を用いて、FPGA26と低パーフォーマンスのCPUでもよいCPU11を組み合わせた形態により画像処理等のデータ処理手段を構成しているが、CPU11だけでFPGA26を用いない構成を採ってもよい。
また、ここでは、画像処理等のデータ処理手段として機能するコンピュータは、CPU11にFPGA26を組み合わせた構成を含む。
図7は、図6に示したステレオカメラ装置における撮像処理部の構成をより詳細に示す図である。
図7の撮像処理部20は、図6に示した各カメラモジュールが動作信号として用いる同期信号を生成する同期信号生成回路27、同じく各カメラモジュールのリセット動作に用いる信号を発生するリセット回路28を備える。また、撮像処理部20は、検出対象の距離画像をもとに適用するカメラ対の切替を行う本ステレオカメラ装置に特有の構成要素として、CPU11の指示に従い、各カメラ対の撮像フレームの中で利用するカメラ対の撮像フレームへ出力を切り替えてCPU11に出力する切替回路29と、FPGA26を備える。FPGA26には視差を求め距離の計算を行う処理モジュールを備える。
FPGA26の距離(視差)計算を行う処理モジュールは、低コストのCPUを持ち、対応するカメラモジュールからの撮像フレームの入力を受けて、ベースライン長の異なるカメラ対A−B,A−C,A−D,A−Eの各カメラ対各々に対応した視差を求め、距離計算を行い、計算結果をCPU11に出力する。ただし、検出対象に対応して使用するカメラ対は基本的に一つであるから、この特定カメラ対において距離計算を行い、その結果を距離画像として出力する。
なお、上記のように、現行の使用カメラ対として動作させるのは、一つであるから、選択されるカメラ対への切替指示は、CPU11からFPGA26に対しても切替回路29と同様に行う。
次に、FPGA26が行う距離計算の処理を詳細に説明する。
この距離計算処理は、基本的には、図4等を参照して説明したように、カメラ対の撮像画面において視差d=x1−x2を求め、距離Z=b×f/d(b:ベースライン長、f:カメラ撮像面焦点距離)を計算する処理である。
FPGA26が行う距離計算の処理は、検出対象を捉えるために現在作動しているカメラ対に対応するA−B,A−C,A−D,A−Eのいずれかに対応する処理モジュールで行うだけでよいが、視差dを求める処理そのものは、どのカメラ対でも同じである。
ここで、カメラ対によって検出対象を撮像し、得られるそれぞれの画像間に生じる視差dを求めて距離を算出し距離画像を得る処理の手順を説明する。
図8は、ステレオカメラ対により撮像した画像から視差データを求め、距離画像を得る処理手順を示すフロー図である。
図8の処理手順によると、制御部10の制御下でFPGA26の距離計算の処理モジュールが本処理フローを起動すると、先ず、制御対象のカメラ対(ここでは、カメラ1とカメラ2からなる)の各カメラモジュールから入力される撮像データ(撮像フレーム)に対し、Sovel(ソーベル)フィルタ処理によりエッジを検出して輪郭画像を生成する(ステップS101)。
次いで、各カメラの撮像データから生成された輪郭画像に対してブロックマッチング処理を用いて視差データを求め、距離画像を得る処理手順(ステップS102〜S107)を行う。
この処理手順は、カメラ1とカメラ2の各撮像フレームから生成された輪郭画像において、所定のブロック、例えば、「9×240画素(ピクセル)」のブロック単位で切り出した画像同士を例えば1画素ずつシフト(ずらし)しながらマッチング処理を画面全体にわたって行い、高い一致度もしくは類似度が得られたときのシフト量(画素数で表される)を視差として求める。なお、上記のシフト動作は、処理を簡略化するために、1次元(図4に示すX方向のみ)となるように条件を定めておく。また、ブロックサイズは、撮像フレームの横・縦(X・Y方向)を9×240画素にしているが、この数値に限らず、データ処理能力や距離検出精度に適応する任意の数値を採用することができる。
図8の処理フローにおけるマッチング処理の手順では、先ずマッチングの処理ブロック(9×240画素)を、カメラ1側は撮像フレームから生成された輪郭画像の画面の左端に定め、他方のカメラ2側も同様に輪郭画像の画面の左端に定めて、これらのブロックを処理対象にしてマッチング処理を行い(ステップS102,S103)、両ブロックの対応する画素(ピクセル)の画素値の二乗誤差を求める(ステップS104)。このとき、求めた誤差が小さいほど、一致度が高くなる。
上記のブロックマッチング処理の手順を、カメラ1側のブロックを輪郭画像の画面の左端に固定して、カメラ2側のブロックを右(X方向)に1画素ずつシフトしながら輪郭画像の画面の右端まで繰り返し行う(ステップS103〜S105)。このシフト動作の間、求めた二乗誤差が最小になるシフト量(画素数)を保持し(ステップS104)、シフトを終えたときに保持されたこのシフト量(画素数)を、この輪郭画像の画面の左端の、上下に(Y方向に)並ぶ画素列の視差データとして得る。
また、得た当該列の視差データをもとに、距離Z=b×f/dにより距離を算出し、算出した距離データを用いて、当該列における検出対象の距離画像を作成する(ステップS106)。
この距離画像は、算出された距離データを、視差データを得た当該列に属する検出対象画素に付与する。即ち、視差データを得る上記手順において、処理対象となった輪郭画像における輪郭内部にありかつ当該列に属する画素に付与することにより作成する。ここで、距離データを画素に付与する際、例えば、遠いほど濃度を薄くするといった、距離に応じた濃度値を画素値として付与することで、上記図5に示した距離画像を作成することができる。
輪郭画像の画面の左端の画素列の上記処理に次いで、カメラ1側のブロックを右(X方向)に1画素シフトして(ステップS107)、このブロックに固定して、上記と同様にカメラ2側のブロックを左端から右(X方向)に1画素ずつシフトしながら、ブロックマッチング処理を輪郭画像の画面の右端まで繰り返し行って(ステップS102〜S105)、二乗誤差が最小になるシフト量を、検出対象の視差データとして得る(ステップS104)。
また、得た当該列の視差データをもとに、距離を算出し、算出した距離データを用いて、当該列における検出対象の距離画像を、上記左端の画素列と同様に、作成する(ステップS106)。
この距離画像を作成する処理は、この後、カメラ1側のブロックを右(X方向)に1画素ずつシフトして輪郭画像の画面の右端まで繰り返し行って(ステップS102〜S107)、上下に(Y方向に)並ぶ画素列ごとにマッチング処理の結果である上記シフト量を、検出対象の視差データとして得る。この視差データをもとに、距離を算出し、算出した距離データを用いて、各列における検出対象の距離画像を作成し(ステップS106)、本フローの処理を終了する。
なお、これらのブロックマッチング処理における処理操作は、画面上の輪郭画像がある領域を対象に行い、輪郭画像の無いブロック同士のマッチングといった無意味な処理は行わないようにする。
次に、検出対象の距離画像を上記のようにして求め、得られる距離画像から検出対象の距離に適応するベースライン長を有するカメラ対を選択するために行う、使用カメラ対を切り替える処理の手順を説明する。
このカメラ対の切替処理手順では、現在使用しているカメラ対が撮像した画像をもとに得た検出対象の距離画像を、図5を参照して説明した、距離画像の状態と対比して、当該カメラ対の適応性を判定する。
このために、距離画像の状態が、図5A〜Cの各画像状態のいずれに当たるかを評価できるように、距離画像を定量化する必要があり、ここでは、距離画像における検出対象に含まれる画素(画素値)のヒストグラムを用いる。なお、本実施形態では、距離画像の距離を濃度で表しているので、このヒストグラムは検出対象に含まれる画素の濃度分布を表すものとなる。
検出対象の距離画像のヒストグラムから、許容できる距離範囲内の状態である図5Bの状態であると判定されれば、使用カメラ対の切替は、不要である。
他方、図5Aの状態であると判定されれば、視差を大きくする、即ちベースライン長を長くする方向にカメラ対を切り替え、切替後に図5Bの状態になれば、本処理の手順を終了する。
また、図5Cの状態であると判定されれば、視差を小さくして安定した検出を可能とする、ベースライン長を短くする方向にカメラ対を切り替え、切替後に図5Bの状態になれば、本処理の手順を終了する。
次に、本ステレオカメラ装置の制御部10が撮像処理部20の制御下において行う、検出対象の距離に適応して、使用カメラ対の切替を行う処理の手順をフロー図に基づいて説明する。
図9は、検出対象の距離画像をもとに適応するカメラ対の切替を行う処理手順を示すフロー図である。
図9の処理手順によると、制御部10が本処理フローを起動すると、先ず、検出対象を捉えるカメラ対が既に検出対象を捉えているかを確認する(ステップS201)。この手順は、検出対象の存在を確認して、次のステップへ処理を進め、また、検出対象が存在しない場合、最も広い撮像領域で対象を捉えるために行う。なお、検出対象の存在を確認する方法は、既存の監視カメラ等において採用される手法を採用することができる。
ステップS201で検出対象を捉えることができないときには(ステップS201-NO)、最も広い撮像領域で対象を捉えることができるカメラ対(図1の例ではカメラ対A−E)を使用カメラ対として稼働し待機状態に移行する(ステップS202)。
他方、特定のカメラ対が検出対象を捉えているときには(ステップS201-YES)、手順を次に進め、このカメラ対の各カメラで撮像した画像をもとに、距離画像を作成する(ステップS203)。この距離画像の作成は、図8を参照して説明した上記の処理フローに従って行う。
次に、検出対象を撮像した画像から作成される距離画像の状態を監視するために、数フレームの撮像画像にわたって、距離画像を作成し、得られる距離画像のデータ処理を行う(ステップS204)。具体的には、各フレームについて検出対象の距離(視差に対応)画像を作成し、得られた距離画像毎に検出対象領域の画素に対するヒストグラムをとって統計用データの形に纏める。このヒストグラムは、検出対象の構成画素にどのように濃度(距離に対応)値が付与されているか、即ち、距離画像の作成時に、検出対象を構成する各画素に距離に対応して付与された濃度値に基づいて、濃度値毎にその濃度値が付与された画素数を示す濃度分布を表すものである。このヒストグラムは、後続のステップで、距離画像の状態が、図5A〜Cの各画像状態のいずれに当たるかを量的に評価するために用いられる。
次いで、ステップS204で得たヒストグラムから、検出対象の距離への現行(現在使用している)カメラ対の適応性を評価する(ステップS205)。
ここで評価するカメラ対の適応性の評価は、図5A〜Cの各画像状態のいずれに当たるかを判断し、図5Bに当たれば適応可能であり、図5A又は図5Cに当たれば不適用と判定することである。
適応性評価の基準は、ヒストグラムから求めた濃度の平均値及び分散(標準偏差)値が許容できる距離範囲内として定めた所定範囲の値であり、かつ数フレームにおいて前記の判定が一定していることとして、これらの基準を満たす場合、図5Bに示す距離画像の状態に相当するとみなし、適応性があると評価する。
他方、濃度の平均値が上記所定範囲の値よりも低いか、又は平均値が上記所定範囲の値でも低めでありかつ分散(標準偏差)値が所定範囲の値よりも大きい場合、図5Aに示す距離画像の状態、即ち遠すぎる状態に相当するとみなし、適応性がないと評価する。なお、この評価がフレームの一つでも得られた場合に、その評価に従って適応性無し、と判定すれば、安全サイドの処理が行える。
また、濃度の平均値が上記所定範囲の値よりも高いか、又は平均値が上記所定範囲の値でも高めでありかつ分散(標準偏差)値が所定範囲の値よりも大きい場合、図5Cに示す距離画像の状態、即ち近すぎる状態に相当するとみなし、適応性がないと評価する。なお、この評価がフレームの一つでも得られた場合に、その評価に従って適応性無しと判定すれば、安全サイドの処理が行える。
次いで、ステップS205で得られる評価に従い、それぞれに対応する処理を分岐して行うので、評価結果から判定される現行カメラ対の適応性、即ち現行カメラ対が検出対象に適応するか否かを確認する(ステップS206)。
ここで、現行カメラ対が適応性を有するカメラ対である(図5Bに示す距離画像の状態に当たる)と判定される場合には(ステップS206-YES)、カメラ対の切替を必要としないので、直ちにこのフローの処理を終了する。
他方、ステップS206で、現行カメラ対が適応性を有するカメラ対ではないと判定される場合には(ステップS206-NO)、次に、距離画像がどのような状態であるために適応性が無いと判定されたか、即ち、図5Aに示す検出対象が遠すぎる距離画像の状態に相当すると評価されたか、または、図5Cに示す検出対象が近すぎる距離画像の状態に相当すると評価されたかを確認する(ステップS207)。
ステップS207で遠すぎると評価された場合(ステップS207、遠すぎる)、視差を大きくするためにベースライン長bを広げる方向に、即ち、カメラ対A−B→カメラ対A−C→カメラ対A−D→カメラ対A−Eという順に切り替える(ステップS208)。
なお、この切替は、FPGA26が制御部10のCPU11からの切替指示を受けて、動作させる視差計算の処理モジュールを選択して行う。
上記の順でベースライン長bを広げる方向にカメラ対を切り替え、切替後に、再び距離画像を作成するステップS203から適応性を判定するステップS206の処理を、適応性を有するカメラ対に切り替わるまで(図5Bの状態になるまで)繰り返し、求めるカメラ対に切り替われば、本処理の手順を終了する。
ステップS207で近すぎると評価された場合(ステップS207、近すぎる)、許容できる距離範囲の視差を安定して検出するためにベースライン長bを狭める方向に、即ち、カメラ対A−E→カメラ対A−D→カメラ対A−C→カメラ対A−Bという順に切り替える(ステップS209)。なお、この切替は、FPGA26が制御部10のCPU11からの切替指示を受けて、動作させる視差計算の処理モジュールを選択して行う。
上記の順でベースライン長bを狭める方向にカメラ対を切り替え、切替後に、再び距離画像を作成するステップS203から適応性を判定するステップS206の処理を、適応性を有するカメラ対に切り替わるまで(図5Bの状態になるまで)繰り返し、求めるカメラ対に切り替われば、本処理の手順を終了する。
また、図9の処理フローに合わせて、本ステレオカメラ装置の制御部10は、3次元位置の検出に用いる撮像信号を切り替える。本実施形態では、制御部10もしくは制御部10の制御下の3次元位置検出モジュール(不図示)により、3次元位置検出に係る処理(図4の説明、参照)を行うので、図9の処理フローにより検出対象に適応するカメラ対として判定されたカメラ対によって撮像される検出対象の撮像フレームデータを、3次元位置検出に用いるために出力する。
データ処理系における回路動作としては、制御部10のCPU11が、検出対象に適応するカメラ対を選択するための切替指示を撮像処理部20の切替回路29に与えると、撮像処理部20の各カメラモジュールから撮像フレームの入力を受ける切替回路29は、検出対象に適応するカメラ対の撮像フレームを出力する動作に切り替わる。
上記のように、本実施形態のステレオカメラ装置によると、現行カメラ対が検出対象を捉えた両撮像画像をもとに、検出対象の視差を求め得られる距離画像から、検出対象の距離が許容できる検出精度の距離範囲内であるか否かを判定し、範囲外であれば、許容できる距離範囲内の状態の撮像画像が得られる他のカメラ対へ切り替えることができる。したがって、上記[背景技術]において述べた従来技術に比べより簡単であり、従来技術が前提とした垂直方向に長い棒状物体以外にも適用し得る手法で検出精度を高精度に保つことができる。
10・・制御部、11・・CPU、12・・ROM、13・・RAM、20・・撮像処理部、21〜25・・カメラモジュールA〜E、26・・FPGA、30・・カメラ部、31〜35・・カメラA〜E。

Claims (4)

  1. 共通のベースライン上に配置する4台以上のカメラからなり、前記4台以上のカメラの中から異なるベースライン長を有する3対以上のステレオカメラ対を構成し、前記ステレオカメラ対の撮像信号をもとに検出対象の3次元位置を検出するステレオカメラ装置であって、
    前記ステレオカメラ対の撮像信号から検出対象の視差を取得する視差取得手段と、
    前記視差取得手段によって取得された視差が予め定めた所定範囲内の視差であるか否かを判定する視差判定手段と、
    前記ステレオカメラ対における視差が、前記視差判定手段によって前記所定範囲内の視差ではないと判定されたときに、3次元位置の検出に用いる前記ステレオカメラ対の撮像信号を前記所定範囲内の視差が生じる他のステレオカメラ対の撮像信号に切り替える撮像信号切替手段と、
    を有し、
    前記視差判定手段は、前記視差取得手段によって取得された視差から、前記検出対象の距離画像を取得する距離画像取得手段と、前記距離画像の濃度の平均値及び分散値が所定範囲の値である、又は、前記平均値が上記所定範囲の値よりも低いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも低めでありかつ前記分散値が前記所定範囲の値よりも大きい、又は、前記平均値が上記所定範囲の値よりも高いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも高めでありかつ前記分散値が所定範囲の値よりも大きい、のいずれであるかを判定する評価手段と、を有し、
    前記撮像信号切替手段は、前記平均値が上記所定範囲の値よりも低いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも低めでありかつ前記分散値が前記所定範囲の値よりも大きい場合は、ベースライン長がより長いステレオカメラ対の撮像信号に切り替え、前記平均値が上記所定範囲の値よりも高いか若しくは前記平均値が上記所定範囲の値でも高めでありかつ前記分散値が所定範囲の値よりも大きい場合は、ベースライン長がより短いステレオカメラ対の撮像信号に切り替えるステレオカメラ装置。
  2. 請求項1に記載されたステレオカメラ装置において、
    前記視差取得手段は、各カメラが撮像した画像同士のブロックマッチング処理を用いて視差を画素数により得る手段である、
    ステレオカメラ装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたステレオカメラ装置において、
    前記所定範囲は前記ベースラインからの距離の検出精度に基づき定める視差の範囲である、
    ステレオカメラ装置。
  4. コンピュータを、請求項1ないし3のいずれかに記載されたステレオカメラ装置における前記視差取得手段、前記視差判定手段、前記撮像信号切替手段の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2012161870A 2012-07-20 2012-07-20 ステレオカメラ装置及びプログラム Active JP6127399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161870A JP6127399B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 ステレオカメラ装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161870A JP6127399B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 ステレオカメラ装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014021011A JP2014021011A (ja) 2014-02-03
JP6127399B2 true JP6127399B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=50196024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012161870A Active JP6127399B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 ステレオカメラ装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6127399B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7131487B2 (ja) * 2018-11-30 2022-09-06 カシオ計算機株式会社 位置情報取得システム、位置情報取得装置、位置情報取得方法及びプログラム
US11361466B2 (en) 2018-11-30 2022-06-14 Casio Computer Co., Ltd. Position information acquisition device, position information acquisition method, recording medium, and position information acquisition system

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3255360B2 (ja) * 1999-09-22 2002-02-12 富士重工業株式会社 距離データの検査方法およびその検査装置
JP2012103109A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Panasonic Corp ステレオ画像処理装置、ステレオ画像処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014021011A (ja) 2014-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5567922B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP4752918B2 (ja) 画像処理装置、画像照合方法、および、プログラム
US20150134303A1 (en) Three-dimensional scanning system and method with hole-filling function for point cloud using contact probe
US10027947B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
KR101096807B1 (ko) 3차원 위치 정보 획득 장치 및 방법
US20150177062A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
US9697581B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
WO2015174057A1 (en) Image processing apparatus and imaging apparatus
JP2014222825A (ja) 映像処理装置および映像処理方法
US20170124716A1 (en) Three dimensional outline information sensing system and sensing method
JP6127399B2 (ja) ステレオカメラ装置及びプログラム
JP6557499B2 (ja) 焦点検出装置およびその制御方法、撮像装置、プログラム、ならびに記憶媒体
JP6602286B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
US11438570B2 (en) Data processing apparatus and data processing method for generation of calibration data for performing image processing
US10089726B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium, relating to generating an image corresponding to a predetermined three-dimensional shape by transforming a captured image
JP6305232B2 (ja) 情報処理装置、撮像装置、撮像システム、情報処理方法およびプログラム。
JP6602412B2 (ja) 情報処理装置及び方法、情報処理システム、ならびにプログラム。
US20130076868A1 (en) Stereoscopic imaging apparatus, face detection apparatus and methods of controlling operation of same
JP7298687B2 (ja) 物体認識装置及び物体認識方法
JP2018198399A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP7195782B2 (ja) 情報処理装置、制御方法及びプログラム
JP6344903B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、プログラム
WO2023042604A1 (ja) 寸法計測装置、寸法計測方法及びプログラム
JP6257798B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2008250674A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6127399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150