JP6126553B2 - ハウジングカバー、特にプラスチック製オイルサンプ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関における金属製のエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジング上のプラスチック製のハウジングカバーであって、複数の固定ねじによってハウジングに対して固定され、プラスチック製の周縁締結フランジによってハウジングの支承面に対して固定されるものであり、締結フランジが貫通孔を備え、固定ねじがその貫通孔を貫通してハウジングにある同軸のねじ孔内へと挿通されるハウジングカバーに関する。
内燃機関用のオイルサンプの形態である、冒頭で言及したタイプのハウジングカバーは、例えば、特許文献1によって知られている。エンジンオイルもしくはギヤボックスオイルなどのためのこのようなオイルサンプ又はその他のギヤボックスカバーは、固定ねじを用いて、ギヤボックスハウジング、エンジンブロックなどに固定される。固定ねじは、通例、ハウジングカバーに一体的に形成された締結目穴を通して案内され、内燃機関のエンジンブロックまたはギヤボックスハウジングのねじ穴に係合する。エンジンブロックまたはギヤボックスハウジングは、通例、アルミニウムから成る。既知のように、例えば、オイルサンプとエンジンブロックとの間の気密度は、固定ねじによって生成される締付力の方向にシール要素を圧縮することによって保証される。
ハウジングカバーとエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジングとの間の十分なシールを得るためには、ハウジングカバーの締結フランジを介して、接続構成要素に対して、またはエンジンハウジングもしくはギヤボックスハウジング上の支承面に対して、特定の面圧を作用させなければならない。さらに、接続強度を確保するため、また、ハウジングカバーと接続構成要素との間、または締結フランジとハウジングの支承面との間に必要最小限の面圧を得るために、固定ねじが最小限のプレストレス力で締付けられていることが必要である。
特に、熱可塑性樹脂が、圧力負荷および流れの下で塑性になることが知られている。面圧を増加させる目的で、プラスチック構成要素に導入する支持力を増加させることは、ねじのプレストレス力の損失をもたらすプラスチック構成要素の緩みが生じるため、通常は回避される。これによって、第一に、プラスチック構成要素と接続構成要素との間に、即ちハウジングカバーとエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジングとの間に必要な面圧を加えることができなくなり、第二に、このことによって、結果として固定ねじのどちらか一方が緩む。したがって、安定化スリーブまたは支持スリーブが、金属構成要素にねじ止めされたプラスチック構成要素の貫通孔に挿入されるのが通例であり、前記安定化スリーブまたは支持スリーブが接続力を吸収し、したがって、当該固定ねじのプレストレス力が維持される。その結果、ハウジングカバーとエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジングとの間の接続が常に確保される。
しかしながら、プラスチック構成要素、例えばオイルサンプの緩みは、それでもなお、特にシール要素の圧縮によって生じる復原力により、漏れを生じさせる可能性がある。この問題は、例えば、特許文献1に記載されている。これを回避するため、特許文献1においては、固定ねじの形態の接続要素が接続領域に割り当てられ、シール要素がシール領域に割り当てられ、接続領域およびシール領域が互いに独立して形成され、かつ局所的に分離されることが提案されている。
特許文献1に既に記載されているように、プラスチックカバーまたはプラスチック製のオイルサンプの緩みは、ほぼ均一な面圧が得られるという理由により、固定ねじの数を増加させることによって相殺することができる。しかしながら、使用される構成要素の数、つまり固定ねじの数および支持スリーブの数の両方により、構成要素がかなり高価になるという限りにおいて、これは複雑化する。さらに、構成要素の重量および組立てに関する費用が増加する。最後に、ハウジングカバー上に設けられる締結目穴の数も増加し、したがって、必要な射出成形金型が同様に、より複雑化する。
WO2009/115440国際公開公報
したがって、本発明は、内燃機関における金属製のエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジング上のプラスチック製のハウジングカバーを提供するという目的に基づき、前記ハウジングカバーは、上述の欠点を回避し、特に、軽量で、組み立て易く、かつ必要な構成要素の数が最小限となる。
その目的は、内燃機関における金属製のエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジング上のプラスチック製のハウジングカバーであって、複数の固定ねじによってハウジングに対して固定され、プラスチック製の周縁締結フランジによってハウジングの支承面に対して固定されるものであり、締結フランジが貫通孔を備え、その貫通孔を通して固定ねじがハウジングにある同軸のねじ穴へ挿通され、固定ねじが、ねじ頭によって直接締結フランジに支持され、締結フランジが、ほぼギャップがない形でハウジングの支承面に当接し、固定ねじが自己ねじ緩み(selbsttatiges losdrehen) に抗してねじ穴内に固定され、金属製の支持スリーブが前記貫通孔内に設けられておらず、締結フランジとハウジングの支承面との間に、締結フランジの環状溝に収容されている封止リングを有する少なくとも1つのシール手段が設けられているハウジングカバーによって達成される。
締結フランジの表面を、一方ではハウジングの支承面上で、他方では接続の接合部領域で互いに、ギャップがない形で載置することは、特に、従来技術とは異なり、ハウジングカバーの関連する貫通孔に支持スリーブが設けられず、その代わりに、ねじ頭がハウジングカバー上で直接支持されるという事実によって達成され、したがって、締結フランジと支承面との間にシール要素が設けられることに加えて、構成要素間の接合部領域でもシールが達成される。
驚くべきことに、当該固定ねじが自己ねじ緩みに抗してねじ穴内で固定されている場合、プラスチック構成要素の特定の緩みが許容可能であることが判明している。
ねじ緩みに抗して固定するような手段は、例えば、ねじ穴内でねじ固定手段によって固定ねじが固定されるという事実によって確保することができる。例えば、接着剤をねじ固定手段として提供することができ、前記接着剤は、組立て中にねじ穴内へと別個に導入されるか、あるいはねじ接続前に固定ねじに既に適用されている。特に好ましくは、ねじ固定手段が既に捕捉的に適用されている固定ねじを用いる。
この目的のため、例えば、固定ねじの螺合軸をマイクロカプセル化接着剤でコーティングすることができ、その接着剤は、ねじ接続を作り出している間にねじ山で発生する力によって活性化される。
あるいは、圧締材料でコーティングされた固定ねじとすることもできる。この目的のため、前記固定ねじは、例えば、固定ねじを解放するために要する摩擦モーメントが大幅に増加するような形で、ねじ山内で生じる摩擦力を増加させるポリアミド粉末でコーティングすることができる。
本発明による解決策の利点は明白である。本発明によれば、支持スリーブがもはや必要なくなるため、支持スリーブの重量、支持スリーブの材料、および組立てに要する費用が省かれる。支持スリーブは、慣例的に、プラスチック構成要素に圧入される。
また、例えばインサート成形によって、プラスチック構成要素の製造中などの初期に、支持スリーブを構成要素に埋め込むことが知られている。
そのような変形例は、例えばWO03/102387国際公開公報に記載されている。
それとは対照的に、構成要素の組立ては大幅に簡略化され、最終的に、貫通孔の直径を必然的に大幅に小さくすることができ、したがって、ハウジングカバーの周縁締結けフランジの幅を結果的に狭くすることができ、そのことがひいては、大幅な材料および重量の削減に関連付けられるという点が、特に有利である。
最終的には、ハウジングカバーの外寸も結果として小さくなり、したがって、それによって内燃機関に対する設置における省スペース化を達成することができる。
例えば、接着剤または圧締材料でコーティングされた固定ねじを使用することによって、ねじ緩みに抗してねじを固定する手段を追加的に設けた場合には、プラスチック製のハウジングカバーの材質によって誘発される緩みは、驚くことに、特定の限界内で許容可能である。
例えば、本発明によるハウジングカバーは、例えばガラス繊維の形態の繊維の充填率が10〜60質量%である、ポリアミドから成る。
本発明によるハウジングカバーの好ましい変形実施形態においては、貫通孔の内法は、固定ねじの公称直径よりも10〜40%大きい。例えば、貫通孔の直径は、公称直径M6の固定ねじが使用される場合、その約25%超過サイズに相当する7.5mmとすることができる。固定ねじは、例えば、10Nmの締付トルクで締付けることができ、したがって、ねじのプレストレス力は約10kNに相当する。
固定ねじは、好ましくは、ねじ頭によって直接ハウジングカバーに対して支持され、接合部ギャップの数が結果的に増加するという理由でワッシャーを使用することは基本的には望ましくないが、ワッシャーなどを介在させた固定ねじのプラスチック製ハウジングカバーに対する支持は、本発明の範囲内である。
本発明によるハウジングカバーの特に便宜的で好ましい変形実施形態では、特に固定ねじの位置決め公差に対する補償が組立て中に可能であるように、固定ねじがハウジングカバーに捕捉的に固定される。本出願の文脈における位置決め公差の補償は、例えば、外径6mmのメートルねじの場合、ハウジングカバーの貫通孔と接続構成要素のねじ穴との間の1mm以上の位置合わせ公差を補償することができるような形で、関連する固定手段、例えば固定ねじをその長手方向の範囲に対して横断方向に変位可能であることを意味するものとして理解されるべきである。
本発明によるハウジングカバーのさらに好ましい変形実施形態では、前記ハウジングカバーは、エンジンオイルサンプとして、またはギヤボックスオイルサンプとして設計されたものである。
さらに、少なくとも1つのシール手段、例えばエラストマープラスチック製の封止リング、封止コード、または封止リップなどを、締結フランジとハウジングの支承面との間に設けることができる。
本発明によるハウジングカバーの有利な改良形態では、ハウジングカバーは、少なくとも1つの固定ねじに対する少なくとも1つの脱落防止保持手段を備え、前記脱落防止保持手段は、固定ねじの螺合軸周りに係合すると共にその中で螺合軸が摩擦により固定される圧締ブッシュを備え、圧締ブッシュは、貫通孔に挿入されると共にその中で軸方向で固定され、貫通孔の周方向に変位可能である。
したがって、有利な方法では、第一に、固定ねじは貫通孔内で捕捉的に保持され、第二に、圧締ブッシュを貫通孔の半径方向で変位させることができるという事実によって、当該固定ねじの位置決め公差の補償が可能である。
締結領域でギヤボックスハウジングに固定されたオイルサンプを示す断面図である。 図1のオイルサンプの締結フランジを示す平面図である。 固定ねじを含まない、図2に対応する平面図である。 図1に対応する、本発明による第2の実施形態を示す図である。 図2に対応する、本発明による第2の実施形態を示す図である。 図3に対応する、本発明による第2の実施形態を示す図である。 図7a〜7dは、本発明によるハウジングカバーに対する固定ねじの脱落防止保持手段の第1の変形例を示す図である。 図8a〜8dは、図7a〜7dに示される脱落防止保持手段の第2の変形例を示す図である。 図9a〜9eは、本発明によるハウジングカバーに対する固定ねじの脱落防止保持手段のさらなる変形例を示す図である。 図10a〜10cは、本発明によるハウジングカバーに対する固定ねじの脱落防止保持手段の第4の変形例を示す図である。
本発明について、図面に示される実施形態を参照して以下に説明する。
図面では、内燃機関上のギヤボックスハウジング2用の、熱可塑性プラスチックから作られたオイルサンプ1の形態のハウジングカバーは、完全には示されおらず、ねじ締結の領域における部分段面のみが図示されている。
オイルサンプ1は、本質的に、カバー状、トラフ状構造の形態であり、周縁締結フランジ3および互いに距離をおいて締結フランジ3を貫通する固定ねじ5のための複数の貫通孔4を備えたものである。固定ねじ5は、好ましくはメートルねじ加工が施された、六角穴8付きのねじ頭7を有する螺合軸6を備えている。図1〜3に示されている本発明によるハウジングカバーの実施形態においては、1つのみが図示されている貫通孔4は、それぞれ、締結フランジ3上に一体的に形成された締結目穴9に設けられている。オイルサンプ1は、固定ねじ5を介してギヤボックスハウジング2の対応する支承面(対向面)に当接して取り囲むように締め付けられる。ギヤボックスハウジング2は、アルミニウムまたは同等の軽金属から成り、一方、オイルサンプ1は、繊維充填率が30〜35質量%であるガラス繊維強化ポリアミドから成る。
ギヤボックスハウジング2に対してオイルサンプ1をシールするため、オイルサンプ1は、締結フランジ3の環状溝12に収容されているエラストマー材料から作製された封止リング11を備えている。
特に図1および図4から理解できるように、固定ねじ5は、貫通孔4及びそれに対して位置合わせされたギヤボックスハウジング内のねじ穴13を貫通し、固定ねじ5の螺合軸6はねじ穴13のねじ山と螺合している。
11で示される封止リングは、非圧縮形態で、前記封止リングを収容する溝12の体積よりも大きい体積を有し、したがって、仕様に応じて固定ねじ5が締め付けられた場合、封止リング11は圧縮される。封止リング11の復原力は、ここでは、固定ねじ5の長手軸方向におけるねじ締付け力に対抗して作用する。固定ねじ5が、例えばM6ねじ山付きの螺合軸6を有する場合、前記固定ねじは、例えば、約10kNのねじプレストレス力で10Nmのねじ締めトルクで締め付けられていることができる。
貫通孔4は、固定ねじ5の公称直径に関して、約10〜40%、好ましくは25%の超過サイズを有する。
ギヤボックスハウジング2の支承面10と締結フランジのシール面14との間の境界接合部15の間隙寸法は、正確には、互いの載置表面の微小粗さを考慮せずに、理想的には0である。
図面から明らかなように、固定ねじ5のねじ頭7は、締結フランジ3上で直接、即ち、他の方法では慣用の金属支持スリーブを使用することなく支持される。
この手段によって、図1〜3に示される円形の貫通孔4の直径を比較的小さく保つことが基本的に可能であり、したがって、締結フランジ3の幅も同様に、比較的狭いものであるように選択することができる。
特に図4〜6から理解できるように、貫通孔4を円形の穴として構成することは絶対的に必須のものではなく、それどころか、前記貫通孔は、長方形、または断面U字状の締結けフランジ3のブレークスルーの形態であり得る。
図4〜6による実施形態は、この点において、図1〜3に示される実施形態とは異なる。
次に、本発明によるハウジングカバーに対する固定ねじの脱落防止保持手段を示す図7〜10を参照されたい。
固定ねじ5をオイルサンプ1上に予め捕捉的に装着することができる場合、組立ては実質的に容易になる。冒頭で既に言及したように、前記固定ねじは、それぞれの場合で固定ねじ5の位置決め公差の補償が可能であるように、好ましくはギヤボックスハウジング2上で保持される。位置決め公差の補償は、オイルサンプ1の貫通孔4とギヤボックスハウジング2のねじ穴13との間で生じ得る位置合わせ公差の補償を意味するものとして理解されるべきである。
まず、図7a〜7dによる実施形態を参照されたい。ハウジングカバーまたはオイルサンプ1の貫通孔4の断面が、特に図7bおよび7cに示されている。簡略化のため、ギヤボックスハウジング2または接続構成要素は図示されていない。
圧締ブッシュ16は、図7a〜7dの実施形態においては円形穴の形態である貫通孔4に挿入される。圧締ブッシュ16は円形の貫通孔4内で掛止され、前記圧締ブッシュは、掛止によって軸方向に固定されるが、それにもかかわらず、貫通孔4内で、浮遊可能に、即ち周方向に変位可能であるように装着される。
圧締ブッシュは、プラスチック部品の形態で、例えば、ポリアミド、ポリエチレン、ABSなどから射出成形される。前記圧締ブッシュは、2つの対向する締付け顎部23を形成するほぼ円筒状の受入空間17を画成している。圧締ブッシュ16のガイド端部は、互いに対向して配置された2つの掛止ばね18を備え、それらはそれぞれ圧締ブッシュ16のガイド端部の方向に斜角を付けた摺動傾斜面19を形成し、それぞれ、断面が矢印形状の設計である掛止フック20を形成している。
本出願の文脈における圧締ブッシュ16のガイド端部は、圧締ブッシュ16が関与する貫通孔4に挿入されるときに案内する端部を形成する端部を意味する。
掛止ばね18から離れた圧締ブッシュ16の端部において、前記圧締ブッシュは、直径方向で互いに対向配置され、かつ掛止ばね18に対して90°ずれた2つの挿入制限停止部21が設けられている。
図7aに図示されている圧締ブッシュ16は、図7bに示されているように、圧締ブッシュ16の嵌合位置において掛止フック20が貫通孔4の環状の掛止突出部22の後方に係合するように、そのガイド端部を以て貫通孔4に挿入される。この位置において、圧締ブッシュ16が軸方向に固定されるように、挿入制限停止部21が環状の掛止突出部22上で支持されている。
貫通孔4の内法Cは、掛止フック20の最大外周における圧締ブッシュ16の最大直径Dよりも若干小さい。圧締ブッシュ16の締付け顎部23の下方の掛止ばね18領域においては、圧締ブッシュ16は内法Cよりも小さい外径を有し、したがって、圧締ブッシュ16は周方向に変位可能であり、即ち、浮遊可能なように貫通孔に挿入されている。
締付け顎部23の領域では、受入れ空間17は、固定ねじ5の公称直径よりもわずかに小さい内法を有し、したがって、固定ねじ5を圧締ブッシュ16の受入れ空間17に挿入し、プレス嵌めを形成することができる。固定ねじ5は、前記固定ねじが圧締ブッシュ16内での抵抗に抗してのみ軸方向で移動可能であるように、圧締ブッシュ16内で保持される。圧締ブッシュ16は、次いで、貫通孔4内で軸方向に固定され、その中で周方向で、即ち、固定ねじ5の長手方向に対して横断方向で変位可能であり、変位量は、固定ねじ5の位置決め公差に対する最大の補償に対応可能なものである。
オイルサンプ1上の固定ねじ5は全て、それによって当該貫通孔4内に捕捉的に固定することができる。オイルサンプ1の貫通孔4とギヤボックスハウジング2内のねじ穴13との間で生じ得る位置合わせ誤差または位置合わせ公差は、当該貫通孔4内における圧締ブッシュ16の半径方向の遊びによって補償することができる。
貫通孔4内の単一の環状の掛止突出部22の代わりに、例えば、ダクト孔の全周にわたって離散的に分布される複数の掛止突出部を設けることが可能である。
図8a〜8dに図示されている脱落防止保持手段の代替構成では、以下の実施形態と同様に、機能的に同一の構成要素については同じ符号が与えられている。
図8a〜8dに示した実施形態は、圧締ブッシュ16が3つの掛止フック20をそれぞれ有する3つの掛止ばね18を備え、掛止ばね18および掛止フック20が120°の角度範囲にわたって圧締ブッシュ16上に配置されている限りにおいて、図7a〜7dで説明された実施形態とは異なる。
したがって、合計3つの挿入制限停止部21が設けられ、これら挿入制限停止部は、同様にそれぞれ120°の角度範囲にわたって圧締ブッシュ16の外周上に分布されている。
2つの実施形態では、挿入制限停止部21の側壁24は可撓性の設計であり、したがって、固定ねじ5の螺合軸6が受入れ空間17に圧入されると、締付け顎部23が撓み動作を実行することができる。この目的のために、例えば、挿入制限停止部21の側壁24は、その可撓領域においてフィルムヒンジ状の薄い点を有する構成にできる。
図9a〜9cは、本発明によるハウジングカバーの脱落防止保持手段のさらなる実施形態を示す。この例においても、ハウジングカバーまたはオイルサンプ1は、貫通孔4の領域のみが図示されている。貫通孔4は、貫通孔4の部分的に環状のアンダーカットを形成する受入れポケット25を備え、受入れポケット25には、圧締ブッシュ16が横方向から挿入される横方向の窓開口26が形成されている。窓開口26の幅は、圧締ブッシュ16の外径にほぼ相当する。さらに、圧締ブッシュ16の外径は、貫通孔4の内法よりも大きいサイズである。圧締ブッシュ16は、前記圧締ブッシュの受入れ空間17を通して挿入された固定ねじ5によって、受入れポケット25内で保持される。特に図9cおよび9dから理解できるように、固定ねじ5の螺合軸6は、受入れポケット25内に配置された圧締ブッシュ16の受入れ空間17を通り抜け、螺合軸6は、120°の角度間隔で配置された3つの締付け顎部23によって受入れ空間17内で保持される。圧締顎部23は、受入れ空間17内のカム形状の突出部として設計され、プレス嵌めの形で固定ねじ5の周りに係合する。
さらに、その範囲および数によって圧締ブッシュ16の剛性が決定されるカム27が、圧締ブッシュ16の外周上に設けられる。固定ねじ5の螺合軸6に加えられる所望の圧締力は、カム27の範囲および数によって設定することができる。
本発明によるハウジングカバーに対する脱落防止保持手段の第4の実施形態が、図10a〜10cに示されている。オイルサンプの貫通孔4は両側で陥没され、それによって前記貫通孔は両側に、即ちねじ頭7に面する側および接続構成要素に面する側において、圧締ブッシュ16の外径よりも大きい直径を有し、したがって、圧締ブッシュ16の受入れポケット25は、貫通孔4の両端にそれぞれ形成される。さらに、貫通孔4の断面形状はくびれており、そこは正確には固定ねじ5の公称直径よりも約25%大きいサイズである。図10a〜10cに示される実施形態による圧締ブッシュ16は、他の方法で、図9a〜9eに示される実施形態による圧締ブッシュ16に相当する。2つの圧締ブッシュ16の互いに離間した対向配置によって、締結方向および解放方向の両方において、固定ねじ5の軸方向での固定が達成される。受入れポケット25の直径が圧締ブッシュ16の外径よりもかなり大きいという事実により、圧締ブッシュ16は周方向に変位可能であり、したがって、それによって固定ねじ5の位置決め公差に対する補償が確保される。
1 オイルサンプ
2 ギヤボックスハウジング
3 締結フランジ
4 貫通孔
5 固定ねじ
6 螺合軸
7 ねじ頭
8 六角穴
9 締結目穴
10 支承面
11 封止リング
12 溝
13 ねじ穴
14 締結フランジのシール面
15 境界接合部
16 圧締ブッシュ
17 受入れ空間
18 掛止ばね
19 摺動傾斜面
20 掛止フック
21 挿入制限停止部
22 掛止突出部
23 締付け顎部
24 側壁
25 受入れポケット
26 窓開口
27 カム

Claims (7)

  1. 内燃機関における金属製のエンジンハウジングまたはギヤボックスハウジング上のプラスチック製のハウジングカバーであって、複数の固定ねじ(5)によって前記ハウジングに対して固定され、プラスチック製の周縁締結フランジ(3)によって前記ハウジングの支承面に対して固定されるハウジングカバーにおいて、
    前記締結フランジ(3)が貫通孔(4)を備え、前記固定ねじ(5)が前記貫通孔(4)を貫通して前記ハウジングにある同軸のねじ穴(13)内へと挿通され、
    前記固定ねじ(5)が、締結フランジ(3)に対してねじ頭(7)によって直接支持され、前記締結フランジ(3)が前記ハウジングの前記支承面に直接当接し、前記固定ねじ(5)が自己ねじ緩みに抗して前記ねじ穴(13)内で固定されるものであり、
    金属製の支持スリーブが前記貫通孔(4)内に設けられておらず、
    前記締結フランジ(3)と前記ハウジングの前記支承面との間に、締結フランジの環状溝(12)に収容されている封止リング(11)を有する少なくとも1つのシール手段が設けられていることを特徴とするハウジングカバー。
  2. 前記固定ねじ(5)が、前記ねじ穴(13)内でねじ固定手段によって固定されていることを特徴とする請求項1に記載のハウジングカバー。
  3. 前記ねじ固定手段として、接着剤が設けられていることを特徴とする請求項に記載のハウジングカバー。
  4. 前記ねじ固定手段として、前記固定ねじ(5)の接着剤コーティングが設けられていることを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載のハウジングカバー。
  5. 前記貫通孔(4)の内法が、前記固定ねじ(5)の公称直径よりも10〜40%大きいことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のハウジングカバー。
  6. エンジンのオイルサンプ、またはギヤボックスのオイルサンプであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハウジングカバー。
  7. 前記固定ねじ(5)を前記ハウジングカバーに捕捉的に固定するために、少なくとも1つの固定ねじ(5)に対する少なくとも1つの脱落防止保持手段を備え、
    前記脱落防止保持手段が、固定ねじ(5)の螺合軸(6)の周りに係合すると共にその中で前記螺合軸(6)が摩擦により固定される少なくとも1つの圧締ブッシュ(16)を備え、
    前記圧締ブッシュ(16)が、前記貫通孔(4)に挿入されると共にその中で軸方向に固定され、前記貫通孔(4)の半径方向に変位可能であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のハウジングカバー。
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