JP6126525B2 - コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ配信技術に関する。
サービスプロバイダのネットワークのエッジにエッジサーバを配置し、コンテンツのコピーをエッジサーバに記憶させたうえで、端末装置を所持するユーザを最も距離の近いエッジサーバに誘導するようにしたコンテンツ配信ネットワークが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような構成によってコンテンツ配信ネットワークにおけるコンテンツ配信処理に関する負荷がエッジサーバ間で分散される。
また、コンテンツのキャッシュサーバをユーザ領域と公衆網の境界に設置することにより、コンテンツ配信側の主導でコンテンツの流通を管理するシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
図8は、コンテンツ配信システムの一例を示している。同図に示すコンテンツ配信システムは、コンテンツ記憶装置10、認証装置20、コンテンツ配信端末30及び端末装置40を備える。
コンテンツ記憶装置10、認証装置20及びコンテンツ配信端末30は、ネットワーク50を介して通信可能に接続されている。
端末装置40は、ユーザが利用する端末であって、コンテンツ配信端末30と通信可能である。
コンテンツ記憶装置10は、コンテンツを記憶する。コンテンツ記憶装置10が記憶するコンテンツは、端末装置40に配信すべきコンテンツである。コンテンツ記憶装置10は、ネットワーク50を介して、例えばコンテンツ配信端末30により要求されたコンテンツを送信する。
認証装置20は、例えば配信されるコンテンツのダウンロードなどのために端末装置40がコンテンツ配信端末30との通信を開始した際に、端末装置40がコンテンツ配信システムに接続する許可を得ているか否かを判定する認証処理を実行する。
認証処理にあたっては、コンテンツ配信端末30が端末装置40から受信したアカウントやパスワードなどの認証情報をネットワーク50経由で認証装置20に送信する。認証装置20は、コンテンツ配信端末30から受信した認証情報を利用して認証処理を実行する。
認証装置20による認証処理の結果(認証結果)を示す情報(認証結果情報)は、コンテンツ配信端末30に送信される。コンテンツ配信端末30は、認証結果情報が認証成立を示していれば、以降におけるユーザの操作などに応じた端末装置40へのコンテンツの配信に応じた処理を実行する。これに対して、認証結果情報が認証不成立を示していれば、コンテンツ配信端末30は、端末装置40へのコンテンツの配信に応じた処理を実行しない。
コンテンツ配信端末30は、端末装置40に対して配信対象のコンテンツを転送する。
コンテンツ配信端末30は、端末装置40に転送すべきコンテンツが、自己が備える記憶部に記憶されていれば、自己が備える記憶部から読み出したコンテンツを端末装置40に転送する。
一方、端末装置40に転送すべきコンテンツが、自己が備える記憶部に記憶されていなければ、コンテンツ配信端末30は、コンテンツ記憶装置10から端末装置40に転送すべきコンテンツを取得し、取得したコンテンツを端末装置40に転送する。
このように、端末装置40に対してコンテンツ配信システムが配信するコンテンツをダウンロードすることができる。
なお、コンテンツ配信端末30と端末装置40との通信は、無線と有線のいずれであってもよい。
米国特許第6108703号明細書 特許第4254100号公報
上記の説明から理解されるように、図8に示したコンテンツ配信システムにおいては、端末装置40にダウンロードすべきコンテンツがコンテンツ配信端末30に記憶されていなければ、コンテンツ記憶装置10から取得する必要がある。コンテンツ記憶装置10からのコンテンツの取得の際にはネットワーク50経由の通信を伴うことから、ネットワークの状況やコンテンツ記憶装置10の負荷状態などによっては、必ずしも迅速にダウンロードが行われるとは限らない。
そこで、コンテンツ配信システムが配信可能なコンテンツの全てをコンテンツ配信端末30に予め記憶させておくことも考えられる。しかし、この場合には、ダウンロードされる頻度の少ないコンテンツも記憶されることから、コンテンツ配信端末30の記憶容量を無駄に使用することになってしまう。
上記事情に鑑み、本発明は、コンテンツ配信端末から端末装置に迅速にコンテンツをダウンロードするにあたり、コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信端末の記憶容量を効率的に利用することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、端末装置の位置を示す位置情報を取得する端末位置情報取得部と、前記端末位置情報取得部により取得された位置情報と、コンテンツを端末装置に送信するコンテンツ配信端末の位置とに基づいて、前記端末装置から各コンテンツ配信端末までの距離を算出する距離算出部と、コンテンツ記憶装置に記憶されているコンテンツのうちから、前記距離の算出対象の端末装置に配信すべきコンテンツを、前記距離算出部により算出された距離が閾値以下となる制御対象のコンテンツ配信端末にネットワーク経由で送信させることで、送信されたコンテンツが前記制御対象のコンテンツ配信端末にて記憶されるように制御するコンテンツ記憶制御部とを備えるコンテンツ配信システムである。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ配信システムであって、前記制御対象のコンテンツ配信端末から前記算出対象の端末装置までの距離が前記閾値未満となるのに応じて、前記コンテンツ記憶制御部の制御によって前記制御対象のコンテンツ配信端末に記憶されたコンテンツが削除されるように制御するコンテンツ削除制御部をさらに備える。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ配信システムであって、前記コンテンツ配信端末においてコンテンツが記憶される記憶部の空き容量を、前記コンテンツ配信端末ごとに対応して取得する空き容量取得部と、前記空き容量取得部が取得したコンテンツ配信端末ごとに対応する空き容量に基づいて、前記コンテンツ配信端末ごとに対応する前記閾値を算出する閾値算出部をさらに備える。
本発明の一態様は、端末装置の位置を示す位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、前記端末位置情報取得ステップにより取得された位置情報と、コンテンツを端末装置に送信するコンテンツ配信端末の位置とに基づいて、前記端末装置から各コンテンツ配信端末までの距離を算出する距離算出ステップと、コンテンツ記憶装置に記憶されているコンテンツのうちから、前記距離の算出対象の端末装置に配信すべきコンテンツを、前記距離算出ステップにより算出された距離が閾値以下となる制御対象のコンテンツ配信端末にネットワーク経由で送信させることで、送信されたコンテンツが前記制御対象のコンテンツ配信端末にて記憶されるように制御するコンテンツ記憶制御ステップとを備えるコンテンツ配信方法である。
本発明により、コンテンツ配信端末から端末装置に迅速にコンテンツをダウンロードするにあたり、コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信端末の記憶容量を効率的に利用することが可能となる。
第1実施形態におけるコンテンツ配信システムの構成例を示す図である。 第1実施形態における端末装置の構成例を示す図である。 第1実施形態におけるコンテンツ配信端末の構成例を示す図である。 第1実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置の構成例を示す図である。 第1実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置がコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ記憶制御のために実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置の構成例を示す図である。 第2実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置がコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ記憶制御のために実行する処理手順例を示すフローチャートである。 コンテンツ配信システムの一例を示す図である。
<第1実施形態>
[コンテンツ配信システムの構成例]
図1は、本実施形態おけるコンテンツ配信システムの構成例を示している。同図に示すコンテンツ配信システムは、コンテンツ記憶装置100、コンテンツ配信端末200、無線アクセス装置300、認証・ユーザ管理装置400、位置情報管理装置500、コンテンツ記憶制御装置600及び端末装置700を備える。
コンテンツ記憶装置100、コンテンツ配信端末200、無線アクセス装置300、認証・ユーザ管理装置400、位置情報管理装置500及びコンテンツ記憶制御装置600は、ネットワーク800を経由して通信可能に接続される。
端末装置700は、所定の近距離無線通信方式に従った通信によってコンテンツ配信端末200と通信を実行する。端末装置700は、ユーザが携帯する端末装置であって、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末などである。コンテンツ配信端末200は、KIOSK(キオスク)端末やサイネージ端末などである。
端末装置700がコンテンツ配信端末200と通信するにあたっての近距離無線通信方式としては特に限定されるものではないが、例えば、NFC(Near Field Communication)、TransferJet(登録商標)、ミリ波帯を用いた超高速近距離無線伝送技術による方式などを挙げることができる。
なお、コンテンツ配信端末200と端末装置700との通信は、有線や接触式などによる所定の通信方式であってもよい。
また、端末装置700は、無線アクセス装置300が対応する無線通信方式により無線アクセス装置300と通信を実行する。無線アクセス装置300は、例えば無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントや携帯電話基地局である。
コンテンツ記憶装置100は、コンテンツ配信システムにおいて端末装置700への配信が可能なコンテンツを記憶する。コンテンツ記憶装置100は、コンテンツ配信端末200に対して、自己が記憶するコンテンツをネットワーク800経由で送信する。
コンテンツ配信端末200は、前述のようにキオスク端末やサイネージ端末などであって、例えば店頭などに設置される。なお、同図においては、1つのコンテンツ配信端末200が示されているが、コンテンツ配信端末200は複数が備えられ、複数のコンテンツ配信端末200のそれぞれが各地の店舗等に設置されている。
コンテンツ配信端末200は、コンテンツ記憶装置100から送信されたコンテンツを、コンテンツ配信端末200と通信可能な状態の端末装置700に転送する。
また、コンテンツ配信端末200は、コンテンツ記憶装置100から送信されたコンテンツを記憶しておくこともできる。コンテンツ配信端末200は、接続された端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが自己の記憶しているコンテンツのうちに有れば、自己が記憶しているコンテンツを端末装置700に転送することができる。この場合、コンテンツ配信端末200は、コンテンツ記憶装置100にコンテンツを送信してもらうことなく、端末装置700にコンテンツをダウンロードさせることができる。
このように、本実施形態におけるコンテンツ配信システムから端末装置700へのコンテンツのダウンロードが行われる。
無線アクセス装置300は、前述したように無線LANのアクセスポイントや携帯電話基地局である。無線アクセス装置300は、端末装置700とネットワーク800との通信を中継する。このように無線アクセス装置300によって通信が中継されることで、端末装置700は、ネットワーク800を経由した通信を行うことができる。
なお、同図では1つの無線アクセス装置300のみが示されているが、本実施形態のコンテンツ配信システムにおいては複数の無線アクセス装置300が備えられ、それぞれ所定の場所に設置されている。
認証・ユーザ管理装置400は、本実施形態のコンテンツ配信システムに登録されたユーザの管理と、認証処理を実行する。
認証・ユーザ管理装置400は、ユーザ認証に必要なユーザ情報をユーザごとに対応付けて記憶している。ユーザ情報には、例えばユーザ識別子、端末装置700の端末識別子、パスワードなどが含まれる。
認証・ユーザ管理装置400が行う認証処理は、端末装置700のユーザが本実施形態のコンテンツ配信システムのサービスを受けることのできる正規のユーザか否かについて判定する処理である。
ユーザが端末装置700にコンテンツをダウンロードしようとする場合には、端末装置700をコンテンツ配信端末200と通信可能なように接続する。このように端末装置700がコンテンツ配信端末200と接続されるのに応じて、端末装置700に記憶されているユーザ情報が、コンテンツ配信端末200からネットワーク800を経由して認証・ユーザ管理装置400に送信される。
認証・ユーザ管理装置400は、上記のように端末装置700から送信されたユーザ情報と自己が記憶しているユーザ情報とを比較する。認証・ユーザ管理装置400は、比較の結果、端末装置700から送信されたユーザ情報が正規のユーザを示しているか否かについて判定する。ユーザ情報が正規のユーザを示していると判定されれば認証が成立し、ユーザ情報が正規のユーザを示していないと判定されれば認証は不成立となる。
認証・ユーザ管理装置400は、認証結果をコンテンツ配信端末200に送信する。コンテンツ配信端末200は、受信した認証結果が認証成立を示していれば、以降において、接続された端末装置700にコンテンツをダウンロードさせるための処理を実行することができる。
これに対して、受信した認証結果が認証不成立を示していれば、接続された端末装置700へのコンテンツのダウンロードを実行しない。つまり、この場合には、不正なユーザの端末装置700へのコンテンツのダウンロードが禁止される。なお、この際には、例えば認証・ユーザ管理装置400または端末装置700において、認証が不成立であったためにコンテンツをダウンロードできない旨を示すメッセージなどが表示されるようにすることが好ましい。
位置情報管理装置500は、端末装置700の位置を示す位置情報を管理する。このために、位置情報管理装置500は、端末装置700の位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を記憶する。
位置情報管理装置500による端末装置700の位置情報の取得は以下のように行われる。つまり、端末装置700は、自機の位置を示す位置情報を取得する。端末装置700は、自機の位置情報を取得するにあたり、例えばGPS(Global Positioning System)に対応した測位ユニットを備えることによって測位を行うことができる。また、端末装置700は、無線LAN基地局あるいは携帯電話基地局としての無線アクセス装置300の位置情報を利用して自機の位置を推定し、推定結果として位置情報を取得してもよい。
端末装置700は、上記のように取得した位置情報を、無線アクセス装置300からネットワーク800を経由して位置情報管理装置500に送信する。位置情報管理装置500は、端末装置700から受信した位置情報を、送信元の端末装置700の端末装置識別子などと対応付けて記憶する。このようにして位置情報管理装置500は、端末装置700の位置情報を管理する。
また、位置情報管理装置500は、コンテンツ配信端末200ごとの位置を示す位置情報を管理する。
コンテンツ配信端末200のそれぞれは店舗などに設置されるものであることから、その位置は既知であって固定である。位置情報管理装置500には、各コンテンツ配信端末200の位置を示す位置情報が管理対象として予め記憶されている。
コンテンツ記憶制御装置600は、コンテンツ配信端末200におけるコンテンツの記憶と削除に関するコンテンツ記憶制御を実行する。
[端末装置の構成例]
図2は、端末装置700の構成例を示している。同図に示す端末装置700は、第1アンテナ701−1、第2アンテナ701−2、第1通信方式対応通信部702−1、第2通信方式対応通信部702−2、制御部703、認証処理部704、位置情報取得部705及び記憶部706を備える。
第1通信方式対応通信部702−1は、第1アンテナ701−1を介して無線アクセス装置300との通信を実行する。ここでは、無線アクセス装置300との通信に対応する通信方式を第1通信方式と呼ぶ。
第2通信方式対応通信部702−2は、第2アンテナ701−2を介してコンテンツ配信端末200との通信を実行する。ここでは、コンテンツ配信端末200との通信に対応する近距離無線通信方式を第2通信方式と呼ぶ。
制御部703は、端末装置700としての機能を実現するための各種の制御を実行する。制御部703は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えて構成される。
認証処理部704は、認証・ユーザ管理装置400との間で行われるユーザ認証に対応した処理として、例えば認証・ユーザ管理装置400に送信すべきユーザ情報の暗号化などの処理を実行する。
上記のように暗号化されたユーザ情報は、制御部703の制御によって、認証・ユーザ管理装置400が送信先として指定されたうえで、第2通信方式対応通信部702−2からコンテンツ配信端末200に送信される。コンテンツ配信端末200は、端末装置700から受信したユーザ情報を、ネットワーク800経由で認証・ユーザ管理装置400に転送するように中継を行う。
位置情報取得部705は、端末装置700の位置を示す位置情報を取得する。前述のように、位置情報取得部705は、GPSに対応する測位ユニットを備えることにより位置情報を取得してもよいし、無線アクセス装置300の位置情報を利用して位置情報を取得してもよい。
上記のように位置情報取得部705が取得した位置情報は、制御部703の制御によって、位置情報管理装置500が送信先として指定されたうえで、第1通信方式対応通信部702−1から無線アクセス装置300に送信される。これにより、端末装置700から送信された位置管理装置は、ネットワーク800を経由して位置情報管理装置500に対して送信される。
記憶部706は、制御部703が利用する各種の情報を記憶する。例えば、記憶部706は、認証・ユーザ管理装置400との認証に利用されるユーザ情報を記憶する。また、コンテンツ配信端末200からダウンロードしたコンテンツが記憶される。
なお、端末装置700は、記憶部706に記憶されたコンテンツを再生する機能を有してもよい。
[コンテンツ配信端末の構成例]
図3は、コンテンツ配信端末200の構成例を示している。同図に示すコンテンツ配信端末200は、アンテナ201、第2通信方式対応通信部202、制御部203、認証処理部204、記憶部205及びネットワークインターフェース(I/F)部206を備える。
第2通信方式対応通信部202は、アンテナ201を介して、第2通信方式により端末装置700と通信を実行する。
制御部203は、コンテンツ配信端末200としての機能を実現するための各種制御を実行する。制御部203は、例えばCPU、RAM、ROMなどを備えて構成される。
認証処理部204は、認証処理のために端末装置700が送信したユーザ情報を第2通信方式対応通信部202から入力し、ネットワークインターフェース部206から認証・ユーザ管理装置400に対して送信する。このように、認証処理部204は、端末装置700から送信されたユーザ情報を認証・ユーザ管理装置400に送信するための中継を行う。
記憶部205は、コンテンツ記憶装置100から受信されたコンテンツを記憶する。
ネットワークインターフェース部206は、ネットワーク800経由による通信を実行する。
コンテンツ配信端末200において、制御部203は、端末装置700にコンテンツをダウンロードするための制御を実行することができる。具体的に、制御部203は、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが記憶部205に記憶されていれば、記憶部205からダウンロードすべきコンテンツを読み出し、読み出したコンテンツを第2通信方式対応通信部202から端末装置700に送信(転送)する。
一方、制御部203は、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが記憶部205に記憶されていなければ、ネットワークインターフェース部206からネットワーク800を経由して、ダウンロードすべきコンテンツをコンテンツ記憶装置100に要求する。
そして、制御部203は、コンテンツの要求に応答してコンテンツ記憶装置100から送信されたコンテンツを、ネットワークインターフェース部206から入力し、入力したコンテンツを第2通信方式対応通信部202から端末装置700に送信(転送)する。
このように、コンテンツ配信端末200においては、自己が記憶するコンテンツを端末装置700に転送することにより、あるいは、コンテンツ記憶装置100に送信させたコンテンツを端末装置700に転送することにより、端末装置700にコンテンツをダウンロードさせることができる。
また、制御部203は、認証・ユーザ管理装置400からネットワークインターフェース部206を介して受信した認証結果情報が成立を示している場合には、上記のようにコンテンツを端末装置700にダウンロードさせるための制御を実行する。
一方、受信した認証結果情報が不成立を示している場合には、制御部203は、端末装置700へのコンテンツのダウンロードを行わないように制御する。
[コンテンツ記憶制御装置の構成例]
次に、図4を参照して、コンテンツ記憶制御装置600の構成例について説明する。同図に示すコンテンツ記憶制御装置600は、ネットワークインターフェース部601、制御部602及び閾値記憶部603を備える。
ネットワークインターフェース部601は、ネットワーク800経由で通信を実行する部位である。
制御部602は、コンテンツ記憶制御装置600としての機能を実現するために各種制御を実行する。制御部602は、例えばCPU、RAM、ROMなどを備えて構成される。
制御部602は、コンテンツ記憶制御にあたって、端末位置情報取得部621、距離算出部622、コンテンツ記憶制御部623及びコンテンツ削除制御部624を備える。
端末位置情報取得部621は、端末装置700の位置を示す位置情報を取得する。端末位置情報取得部621は、ネットワークインターフェース部601を介した通信により、位置情報管理装置500から端末装置700の位置情報を取得する。
ここで、端末位置情報取得部621が取得する位置情報は、例えば端末装置を一意に識別可能な端末装置識別子と対応付けられている。このように端末位置情報取得部621が取得する位置情報が端末装置識別子と対応付けられていることで、端末位置情報取得部621は、取得した位置情報に基づいてどの端末装置がどの位置に存在しているのかを認識できる。
また、第1実施形態における端末位置情報取得部621は、位置情報管理装置500からコンテンツ配信端末200ごとの位置情報を取得することもできる。
距離算出部622は、端末位置情報取得部621により取得された位置情報と、コンテンツ配信端末200の位置とに基づいて、端末装置700から各コンテンツ配信端末200までの距離を算出する。
ここで、距離算出部622は、各コンテンツ配信端末200の位置については、位置情報管理装置500から受信した各コンテンツ配信端末200の位置情報に基づいて取得すればよい。つまり、距離算出部622は、ネットワークインターフェース部601からネットワーク800を介した通信によって、位置情報管理装置500が記憶する各コンテンツ配信端末200の位置情報を取得する。
コンテンツ記憶制御部623は、距離算出部622により算出された距離が閾値以下となるコンテンツ配信端末200を特定する。以降において、距離算出部622により算出された距離が閾値以下となるコンテンツ配信端末200については、コンテンツ記憶制御の制御対象となることから、制御対象のコンテンツ配信端末200とも呼ぶ。
そして、コンテンツ記憶制御部623は、コンテンツ記憶装置100に記憶されているコンテンツのうちから、距離の算出対象とされた端末装置700に配信すべきコンテンツを制御対象のコンテンツ配信端末200にネットワーク800経由で送信させることで、送信されたコンテンツが制御対象のコンテンツ配信端末200にて記憶されるように制御する。
なお、第1実施形態において、距離算出部622により算出された距離と比較される閾値は、予め定められた固定値である。閾値は、閾値記憶部603において記憶される。
コンテンツ削除制御部624は、制御対象のコンテンツ配信端末200から算出対象の端末装置700までの距離が閾値未満となるのに応じて以下の処理を実行する。つまり、コンテンツ削除制御部624は、コンテンツ記憶制御部623の制御によって制御対象のコンテンツ配信端末200に記憶されたコンテンツが削除されるように制御する。
閾値記憶部603は、コンテンツ記憶制御部623とコンテンツ削除制御部624とがそれぞれの制御を実行するにあたって距離との比較に利用する閾値を記憶する。
[処理手順例]
図5のフローチャートは、コンテンツ記憶制御装置600がコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ記憶制御のために実行する処理手順例を示している。なお、同図に示す処理は、1つの端末装置700に配信すべきコンテンツに対応してコンテンツ記憶制御装置600が実行するコンテンツ記憶制御となる。
また、同図の説明にあたり、コンテンツ配信システムにおいては、コンテンツ配信端末200として、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−MのM個が備えられている場合を例に挙げる。この場合、位置情報管理装置500は、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mごとの位置情報を記憶する。
まず、コンテンツ記憶制御装置600において、端末位置情報取得部621は、位置情報管理装置500との通信により、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mの各位置情報を取得する(ステップS101)。
次に、端末位置情報取得部621は、端末装置700の位置情報を取得する(ステップS102)。
このために、端末位置情報取得部621は、ネットワークインターフェース部601からネットワーク800を介した通信によって、位置情報管理装置500に、端末装置識別子を指定して位置情報を要求する。なお、端末位置情報取得部621は、例えば認証・ユーザ管理装置400が記憶するユーザ情報に含まれている端末装置識別子を予め取得しておき、位置情報の要求にあたっては、距離の算出対象として決定した端末装置700の端末装置識別子を指定すればよい。
位置情報管理装置500は、位置情報の要求に応答して、指定された端末装置700の位置情報をネットワーク800経由でコンテンツ記憶制御装置600に送信する。
このように送信された端末装置700の位置情報は、コンテンツ記憶制御装置600におけるネットワークインターフェース部601にて受信される。端末位置情報取得部621は、ネットワークインターフェース部601にて受信された位置情報を入力する。このようにして、端末位置情報取得部621は、端末装置700の位置情報を取得する。
次に、距離算出部622は、ステップS101にて取得された第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mの各位置情報と、ステップS102にて取得された端末装置700の位置情報とを利用して、以下の処理を実行する。
つまり、距離算出部622は、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mのそれぞれと端末装置700までの各距離Z[1]〜Z[M]を算出する(ステップS103)。なお、ステップS103にて算出される距離Z[1]〜Z[M]は、直線距離であればよいが、例えば地図情報などを利用してコンテンツ配信端末200までの経路に応じた距離が求められるようにしてもよい。
一具体例として、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mの各位置情報が示す位置は、緯度及び経度により示され、端末装置700の位置情報が示す位置も緯度及び経度により示される場合を例に挙げる。
距離算出部622は、第1コンテンツ配信端末200−1の位置情報が示す位置としての緯度及び経度と、端末装置700の位置情報が示す位置としての緯度及び経度とを利用して直線距離を求める。距離算出部622は、このように求めた直線距離を端末装置700と第1コンテンツ配信端末200−1との距離Z[1]とする。
同様に、距離算出部622は、第2コンテンツ配信端末200−2〜第Mコンテンツ配信端末200−Mの各位置情報が示す位置としての緯度及び経度と、端末装置700の位置情報が示す位置としての緯度及び経度とを利用して、第2コンテンツ配信端末200−2〜第Mコンテンツ配信端末200−Mごとに対応する直線距離を求める。そして、距離算出部622は、求めた各直線距離を距離Z[2]〜Z[M]とする。
次に、コンテンツ記憶制御部623は、距離Z[1]〜Z[M]のそれぞれと閾値記憶部603から取得した閾値Yとを比較し、Z[m]≦Yが新規に成立するm(1≦m≦M)番目のコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する(ステップS104)。つまり、コンテンツ記憶制御部623は、Z[m]>Yの状態からZ[m]≦Yの状態に変化したコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する。Z[m]>Yの状態からZ[m]≦Yの状態に変化したということは、コンテンツ配信端末200を中心とする一定距離の範囲内にまで端末装置700が近づいたということである。
Z[m]≦Yが新規に成立するコンテンツ配信端末200が無い場合(ステップS104−NO)、コンテンツ記憶制御部623は、ステップS105をスキップしてステップS106に進む。
これに対して、Z[m]≦Yが新規に成立するコンテンツ配信端末200が有った場合(ステップS104−YES)、コンテンツ記憶制御部623は、以下の処理を実行する。
つまり、コンテンツ記憶制御部623は、ステップS104にてZ[m]≦Yが新規に成立すると判定されたコンテンツ配信端末200をコンテンツ記憶制御の制御対象として決定する。
そのうえで、コンテンツ記憶制御部623は、コンテンツ記憶装置100に対して、制御対象のコンテンツ配信端末200のそれぞれに対するコンテンツの送信を指示する(ステップS105)。この場合において、送信が指示されるコンテンツは、ステップS103にて距離の算出対象となった端末装置700にダウンロードすべきコンテンツである。端末装置700にダウンロードすべきコンテンツの情報は、例えば、事前のコンテンツの予約状況などを認証・ユーザ管理装置400が管理するユーザ情報に含まれるコンテンツ予約情報などから取得すればよい。
また、制御対象のコンテンツ配信端末200のネットワーク800上でのアドレスについては、位置情報管理装置500から取得すればよい。つまり、位置情報管理装置500において、コンテンツ配信端末200ごとの位置情報とともにアドレスも対応付けて記憶させておく。そのうえで、端末位置情報取得部621は、例えばステップS101にて第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mの位置情報を取得する際に、位置情報とともにアドレスについても取得すればよい。
ステップS105によって、コンテンツ記憶装置100から制御対象のコンテンツ配信端末200のそれぞれに対しては、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが送信される。制御対象のコンテンツ配信端末200のそれぞれは、送信されたコンテンツを、記憶部205に記憶させる。
このように、ステップS105によっては、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツをコンテンツ記憶装置100から送信させ、送信されたコンテンツを制御対象のコンテンツ配信端末200に記憶させるという制御が実行される。
ステップS105の処理を実行した後、あるいは、Z[m]≦Yが新規に成立するコンテンツ配信端末200が無い場合(ステップS104−NO)、コンテンツ削除制御部624は、以下の処理を実行する。
コンテンツ削除制御部624は、これまでのステップS105により制御対象とされたコンテンツ配信端末200のうちで、ステップS103により算出した距離Z[m]が閾値Yよりも大きくなったコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する(ステップS106)。
つまり、ステップS106においては、ステップS105に対応して制御対象とされたコンテンツ配信端末200のうち、端末装置700が閾値Yを越える一定以上の距離まで離れてしまったコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する。
距離Z[m]が閾値Yよりも大きくなったコンテンツ配信端末200が有る場合(ステップS106−YES)、コンテンツ削除制御部624は、以下の処理を実行する。
コンテンツ削除制御部624は、距離Z[m]が閾値Yよりも大きくなった制御対象のコンテンツ配信端末200を、非制御対象に変更する。そのうえで、コンテンツ削除制御部624は、非制御対象となったコンテンツ配信端末200に対して、ネットワーク800を経由して、ステップS105の制御に応じて記憶部205に記憶されているコンテンツの削除を指示する(ステップS107)。
非制御対象となったコンテンツ配信端末200は、ステップS107によるコンテンツの削除の指示を受信するのに応じて、ステップS105に対応して記憶部205に記憶させたコンテンツを削除する。つまり、非制御対象となったコンテンツ配信端末200からは、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが削除される。
ステップS107の処理を経た後、あるいは距離Z[m]が閾値Yよりも大きくなったコンテンツ配信端末200が無い場合(ステップS106−NO)、コンテンツ削除制御部624は、ステップS102に処理を戻す。
端末装置700は、ユーザが携帯しているものであって、ユーザの移動に伴って移動する。従って、時間経過に応じて、端末装置700と第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mのそれぞれとの距離は変化する可能性がある。
上記のようにステップS102の処理が戻されることによって、例えばユーザの移動に伴う端末装置700の位置の変化に応じて、制御対象のコンテンツ配信端末200と,非制御対象のコンテンツ配信端末200とを適宜変更することができる。
このように、本実施形態のコンテンツ配信システムにおいては、ステップS101〜S105の処理によって、端末装置700から一定以下の距離に設置されるコンテンツ配信端末200に対して、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが事前に転送される。これにより、本実施形態のコンテンツ配信システムにおいては、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが、端末装置700の近くに位置しているコンテンツ配信端末200において事前に記憶されている状態が得られる。
このため、ユーザがコンテンツをダウンロードしようとして最寄りの店舗などに設置されたコンテンツ配信端末200にまで赴いたときには、そのコンテンツ配信端末200には、既にダウンロードすべきコンテンツが記憶されている。従って、コンテンツ配信端末200は、端末装置700が接続されてからダウンロードすべきコンテンツをコンテンツ記憶装置100から取得するための通信を実行することなく、記憶部205に記憶されているコンテンツを端末装置700に転送することができる。この場合、コンテンツのダウンロードに要する時間は、コンテンツ記憶装置100との間での通信が行われないことで大幅に短縮され、迅速なコンテンツのダウンロードが行われる。
そして、事前にコンテンツをコンテンツ配信端末200に記憶させるにあたっては、端末装置700と一定以内の距離にあることで、以降において端末装置700へのダウンロードに利用される可能性の高いコンテンツ配信端末200に記憶させることとしている。
つまり、本実施形態では、コンテンツ配信システムにおける全てのコンテンツ配信端末200に対して端末装置700にダウンロードすべきコンテンツを記憶させるものではない。本実施形態では、端末装置700との距離に応じて、コンテンツを記憶させるべきコンテンツ配信端末200とコンテンツを記憶させるべきでないコンテンツ配信端末200とを適宜振り分けるようにしている。
このように、コンテンツ配信端末200の振り分けが行われることで、ダウンロードに利用される可能性が低いコンテンツ配信端末200における記憶部にまでコンテンツが無駄に記憶されることが無くなる。これにより、コンテンツ配信端末200における記憶容量の無駄な使用が抑制され、コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信端末200の記憶容量の利用効率が向上する。
なお、第1実施形態においては、コンテンツ削除制御部624が省略されてもよい。つまり、端末装置700と制御対象であったコンテンツ配信端末200との距離が閾値Yより大きくなるのに応じて、コンテンツ配信端末200からコンテンツを削除するという制御は行われなくてもよい。
このような構成の場合、コンテンツ配信端末200の記憶部205に記憶されたコンテンツについては、例えば一定の時間が経過した後に制御部203が削除するようにしてもよい。
<第2実施形態>
[概要]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、閾値Yは予め定められた固定値であった。これに対して、第2実施形態においては、コンテンツ記憶制御装置600が、コンテンツ配信端末200ごとの記憶部205の空き容量に基づいて閾値Yを変更する。
[コンテンツ記憶制御装置の構成例]
図6は、第2実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置600の構成例を示している。なお、同図において、図4と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、ここでは、主に図4との相違点について説明する。
図6に示す制御部602は、空き容量取得部625と、閾値算出部626とをさらに備える。
空き容量取得部625は、コンテンツ配信端末200においてコンテンツが記憶される記憶部205の空き容量を、コンテンツ配信端末200ごとに対応して取得する。
このために、空き容量取得部625は、ネットワークインターフェース部601からネットワーク800経由で、コンテンツ配信端末200のそれぞれに対して空き容量通知要求を送信する。
空き容量通知要求を受信したコンテンツ配信端末200の制御部203は、それぞれ、記憶部205の空き容量を求め、求めた空き容量を示す空き容量情報をコンテンツ記憶制御装置600に対して送信する。
空き容量取得部625は、上記のように各コンテンツ配信端末200から送信され、ネットワークインターフェース部601にて受信されたた空き容量情報を入力する。このようにして、空き容量取得部625は、各コンテンツ配信端末200の空き容量を取得することができる。
閾値算出部626は、空き容量取得部625が取得したコンテンツ配信端末200ごとに対応する空き容量に基づいて、コンテンツ配信端末200ごとに対応する閾値Yを算出する。第1実施形態と同様に、閾値Yは、コンテンツ記憶制御部623とコンテンツ削除制御部624とが制御を行うにあたり、距離算出部622が算出した距離との比較に利用される。
なお、第2実施形態においては、閾値算出部626によって閾値Yが算出されるのに応じて、図4のコンテンツ記憶制御装置600に備えられていた閾値記憶部603は省略される。
閾値算出部626は、1つのコンテンツ配信端末200に対応する閾値Yについて、コンテンツ配信端末200の空き容量をXとして、以下の式1により求めることができる。
Y=α×X・・・(式1)
上記の式1において、αは、予め定められた正の係数である。このように式1により求められる閾値Yは記憶部205の空き容量に応じて変化する。より具体的には、閾値Yは、記憶部205の空き容量Xが多くなるのに応じて大きくなり、記憶部205の空き容量Xが少なくなるのに応じて小さくなる。
第2実施形態におけるコンテンツ配信システムの構成については、図1と同様でよい。また、端末装置700とコンテンツ配信端末200の構成は、それぞれ、図2、図3と同様でよい。ただし、第2実施形態におけるコンテンツ配信端末200は、コンテンツ記憶制御装置600からの要求に応じて記憶部205の空き容量を通知する機能を有する。
[処理手順例]
図7のフローチャートを参照して、第2実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置600がコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ記憶制御のために実行する処理手順例について説明する。なお、同図において、図5と同様の処理となるステップについては同一符号を付している。
また、同図に示す処理は、図5の場合と同様に、1つの端末装置700に配信すべきコンテンツについてのコンテンツ記憶制御となる。
また、同図の説明にあたっては、図5の場合と同様に、コンテンツ配信システムにおいては、コンテンツ配信端末200として、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−MのM個が備えられている場合を例に挙げる。この場合にも、位置情報管理装置500は、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mごとの位置情報を記憶する。
まず、コンテンツ記憶制御装置600において、端末位置情報取得部621は、位置情報管理装置500との通信を介して、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mの各位置情報を取得する(ステップS101)。
次に、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mのそれぞれにおける記憶部205の空き容量を取得する(ステップS101−1)。空き容量の取得のためには、前述のように、空き容量取得部625は、ネットワーク800経由での通信を介して、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mのそれぞれに空き容量情報を送信させればよい。
次に、閾値算出部626は、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mのそれぞれに対応するM個の閾値Y[1]〜Y[M]を算出する(ステップS101−2)。
閾値算出部626は、閾値Y[1]〜Y[M]のそれぞれを算出するにあたり、ステップS101−1により取得された第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mごとに対応する空き容量X[1]〜X[M]を利用する。閾値算出部626は、空き容量X[1]〜X[M]ごとに、式1に示す演算を行うことで、閾値Y[1]〜Y[M]を算出する。
次に、端末位置情報取得部621は、端末装置700の位置情報を取得する(ステップS102)。
次に、距離算出部622は、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mのそれぞれと端末装置700までの各距離Z[1]〜Z[M]を算出する(ステップS103)。
次に、コンテンツ記憶制御部623は、第1コンテンツ配信端末200−1〜第Mコンテンツ配信端末200−Mごとについて、距離Z[1]〜Z[M]と、閾値Y[1]〜Y[M]とを比較する。つまり、コンテンツ記憶制御部623は、第1コンテンツ配信端末200−1に対応する距離Z[1]と閾値Y[1]とを比較する。同様に、コンテンツ記憶制御部623は、残る距離Z[2]〜Z[M]と閾値Y[2]〜Y[M]についても同様に、第2コンテンツ配信端末200−2〜第Mコンテンツ配信端末200−Mごとに対応して比較を行う。
そして、コンテンツ記憶制御部623は、距離Z[1]〜Z[M]と閾値Y[1]〜Y[M]との比較の結果、Z[m]≦Y[m]が新規に成立するコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する(ステップS104A)。
Z[m]≦Y[m]が新規に成立するコンテンツ配信端末200が無い場合(ステップS104A−NO)、コンテンツ記憶制御部623は、ステップS105をスキップしてステップS106Aに処理を進める。
これに対して、Z[m]≦Y[m]が新規に成立するコンテンツ配信端末200が有った場合(ステップS104A−YES)、コンテンツ記憶制御部623は、以下の処理を実行する。
つまり、コンテンツ記憶制御部623は、ステップS104AにてZ[m]≦Y[m]が新規に成立すると判定されたコンテンツ配信端末200をコンテンツ記憶制御の制御対象として決定する。
そのうえで、コンテンツ記憶制御部623は、コンテンツ記憶装置100に対して、制御対象のコンテンツ配信端末200のそれぞれに対するコンテンツの送信を指示する(ステップS105)。この場合においても、送信が指示されるコンテンツは、ステップS103にて距離の算出対象となった端末装置700にダウンロードすべきコンテンツである。
ステップS105が実行されることより、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツがコンテンツ記憶装置100によって送信され、送信されたコンテンツが制御対象のコンテンツ配信端末200の記憶部205に記憶される。
ステップS105の処理を実行した後、あるいは、Z[m]≦Y[m]が新規に成立するコンテンツ配信端末200が無い場合(ステップS104−NO)、コンテンツ削除制御部624は、以下の処理を実行する。
コンテンツ削除制御部624は、これまでのステップS105により制御対象とされたコンテンツ配信端末200のうちで、ステップS103により算出した距離Z[m]が閾値Y[m]よりも大きくなったコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する(ステップS106A)。
つまり、ステップS106Aにおいても、図5のステップS106と同様に、ステップS105に対応して制御対象とされたコンテンツ配信端末200のうち、端末装置700が一定以上の距離まで離れてしまったコンテンツ配信端末200が有るか否かについて判定する。
距離Z[m]が閾値Y[m]よりも大きくなった制御対象のコンテンツ配信端末200が有る場合(ステップS106A−YES)、コンテンツ削除制御部624は、以下の処理を実行する。
コンテンツ削除制御部624は、距離Z[m]が閾値Y[m]よりも大きくなった制御対象のコンテンツ配信端末200を、非制御対象に変更する。そのうえで、コンテンツ削除制御部624は、非制御対象となったコンテンツ配信端末200に対して、ステップS105の制御に応じて記憶部205に記憶されているコンテンツの削除を指示する(ステップS107)。
ステップS107の制御によって、非制御対象とされたコンテンツ配信端末200から、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが削除される。
ステップS107の処理を経た後、あるいは距離Z[m]が閾値Y[m]よりも大きくなったコンテンツ配信端末200が無い場合(ステップS106A−NO)、コンテンツ削除制御部624は、ステップS102に処理を戻す。
これまでの説明から理解されるように、第2実施形態においては、コンテンツ配信端末200ごとに閾値Yが求められる。このように求められる閾値Yは、対応のコンテンツ配信端末200における記憶部205の空き容量に応じて変化する。具体的には閾値Yは、記憶部205の空き容量が多くなるのに応じて高くなり、空き容量が少なくなるのに応じて小さくなる。
このように、閾値Yがコンテンツ配信端末200における空き容量に応じて変化することで、端末装置700の近距離に在る状態であっても空き容量に余裕がないコンテンツ配信端末200は閾値Yが相当に小さくなる。従って、図7のステップS104Aにおいて、Z[m]≦Y[m]が成立するコンテンツ配信端末200であるとは判定されず、制御対象から除外される。
つまり、本実施形態においては、端末装置700の近距離に配置されており、かつ、記憶部205の空き容量に余裕のあるコンテンツ配信端末200が制御対象として決定され、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが記憶される。
このように制御対象のコンテンツ配信端末200が決定されることで、たとえ端末装置700の近距離であっても記憶容量に余裕の無いコンテンツ配信端末200には、端末装置700にダウンロードすべきコンテンツが事前に記憶されることがないようにできる。これにより、第2実施形態では、コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信端末200の記憶容量の利用効率がさらに向上される。
なお、上述した実施形態におけるコンテンツ記憶制御装置600、端末装置700、コンテンツ配信端末200などをはじめ、コンテンツ配信システムを構成する装置の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…コンテンツ記憶装置, 200…コンテンツ配信端末, 300…無線アクセス装置, 400…認証・ユーザ管理装置, 500…位置情報管理装置, 600…コンテンツ記憶制御装置, 601…ネットワークインターフェース部, 602…制御部, 603…閾値記憶部, 621…端末位置情報取得部, 622…距離算出部, 623…コンテンツ記憶制御部, 624…コンテンツ削除制御部, 625…容量取得部, 626…閾値算出部, 700…端末装置, 800…ネットワーク

Claims (3)

  1. 端末装置の位置を示す位置情報を取得する端末位置情報取得部と、
    前記端末位置情報取得部により取得された位置情報と、コンテンツを端末装置に送信するコンテンツ配信端末の位置とに基づいて、前記端末装置から各コンテンツ配信端末までの距離を算出する距離算出部と、
    前記コンテンツ配信端末においてコンテンツが記憶される記憶部の空き容量を、前記コンテンツ配信端末ごとに対応して取得する空き容量取得部と、
    前記空き容量取得部が取得したコンテンツ配信端末ごとに対応する空き容量に基づいて、前記コンテンツ配信端末ごとに対応する閾値を算出する閾値算出部と、
    コンテンツ記憶装置に記憶されているコンテンツのうちから、前記距離の算出対象の端末装置に配信すべきコンテンツを、前記距離算出部により算出された距離が前記閾値算出部により算出された対応する前記閾値以下となる制御対象のコンテンツ配信端末にネットワーク経由で送信させることで、送信されたコンテンツが前記制御対象のコンテンツ配信端末にて記憶されるように制御するコンテンツ記憶制御部と
    を備えるコンテンツ配信システム。
  2. 前記制御対象のコンテンツ配信端末から前記算出対象の端末装置までの距離が当該コンテンツ配信端末に対応する前記閾値よりも大きくなったことに応じて、前記コンテンツ記憶制御部の制御によって前記制御対象のコンテンツ配信端末に記憶されたコンテンツが削除されるように制御するコンテンツ削除制御部をさらに備える
    請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 端末装置の位置を示す位置情報を取得する端末位置情報取得ステップと、
    前記端末位置情報取得ステップにより取得された位置情報と、コンテンツを端末装置に送信するコンテンツ配信端末の位置とに基づいて、前記端末装置から各コンテンツ配信端末までの距離を算出する距離算出ステップと、
    前記コンテンツ配信端末においてコンテンツが記憶される記憶部の空き容量を、前記コンテンツ配信端末ごとに対応して取得する空き容量取得ステップと、
    前記空き容量取得ステップで取得したコンテンツ配信端末ごとに対応する空き容量に基づいて、前記コンテンツ配信端末ごとに対応する閾値を算出する閾値算出ステップと、
    コンテンツ記憶装置に記憶されているコンテンツのうちから、前記距離の算出対象の端末装置に配信すべきコンテンツを、前記距離算出ステップにより算出された距離が前記閾値算出ステップで算出した対応する前記閾値以下となる制御対象のコンテンツ配信端末にネットワーク経由で送信させることで、送信されたコンテンツが前記制御対象のコンテンツ配信端末にて記憶されるように制御するコンテンツ記憶制御ステップと
    を備えるコンテンツ配信方法。
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