JP6123837B2 - フューエルフィルタの水位検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フューエルフィルタの水位検出装置に関する。
従来より、ディーゼルエンジン車は、燃料である軽油中の水分を軽油から分離するフューエルフィルタを備えている。フューエルフィルタは、軽油中の水分を軽油から分離するフィルタ本体と、フィルタ本体により分離された水を貯留する水タンクとを備えている。水タンクは、円筒状に形成されており、その軸方向が上下方向に向くように配置されている。
水タンクに溜まった水(貯留水)の水位が当該水タンクに許容されている水位(許容水位)に達すると、水タンクから水抜きをする必要がある。
水抜きが必要になったことをユーザ等に報知する点が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載のフューエルフィルタは、貯留水の水位を検出するレベルセンサを備えている。このレベルセンサは、水タンクに収容されるとともにマグネットを内蔵するフロートと、このフロートの中心部を貫通するリードスイッチとを備えている。フロートは、水位の上昇に伴って上昇する。リードスイッチは、貯留水の水位が目標水位より低い位置にあるときには接点が開いてオフ信号を出力し、貯留水の水位が目標水位まで上昇すると接点が閉じてオン信号を出力する。このオン信号の出力に基づいて、ユーザ等に水抜きの必要性が報知される(以下、この報知を「水抜き警報」と称する)。
特開平8−136318号公報
特許文献1に明示的には記載されていないが、上記レベルセンサは、水タンク内でフィルタ本体の下側に配置される関係上、上記目標水位が水タンクの許容水位よりもかなり低い位置に設定されている。しかも、上記レベルセンサは、貯留水の水位が上記目標水位に達したことは検出できるが、貯留水の水位がその目標水位を超えたことは検出できない。このため、特許文献1に記載のフューエルフィルタは、貯留水の水位が許容水位よりもかなり低い目標水位に達した時点で、水抜き警報を出さざるを得ない。つまり、貯留水の水位が許容水位に達するかなり前の時点で水抜き警報が出されてしまうという問題がある。
この問題は、排気量の小さい車両において顕著に生じ得る。すなわち、小排気量車は、大排気量車と比べて、車両に搭載可能な部品の大きさについてスペース的な制約が強いため、水タンクの径を小さくする必要があり、水タンクに貯留可能な水量が少ない。そのため、コスト低減の観点から小排気量車と大排気量車とで、上記目標水位が同じである共通のレベルセンサを用いる場合には、小排気量車では大排気量車よりも少量の水が水タンクに溜まった時点で水抜き警報が出されてしまい、水抜き警報が出される時期が大排気量車よりも早まってしまう虞がある。
また、上記レベルセンサには、次のような課題もある。すなわち、車検時に貯留水の水位が上記目標水位より若干低い位置にあるときには、車検時には水抜き警報が出されずに、車検を終えて然程日数が経たないうちに水抜き警報が出されてしまい、その結果、水抜き作業を行うためにユーザが再度車両ディーラに車両を持ち込まねばならない場合が生じる。
これらの問題を解消するために、貯留水の水位を検出せずに、走行距離が所定の走行距離に達した時点で一律に水抜き警報を出すようにすることも考えられる。しかしながら、車両の走行状態はユーザによって様々であり、また、燃料に含まれる水分の量はガソリンスタンドや国や地域によって様々であるため、車両毎に水タンクに水が溜まるスピードも異なっている。このため、水の溜まり具合に余裕のある状態、すなわち貯留水の水位が許容水位よりもかなり低い状態であっても水抜き警報が出されることがあり、この場合には、現時点では行わなくてもよい水抜き作業が行われる虞があるため、改善の余地が残るものである。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、燃料から分離されて水タンクに溜まっている水の水位を水タンクの許容水位まで適切に検出することにより、水抜きを促すワーニングを適切な時期に行うことができるフューエルフィルタの水位検出装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、内燃機関を備えた車両に設けられるフューエルフィルタの水位検出装置であって、前記内燃機関の燃料に含まれる水分を燃料から分離するフィルタ本体と、前記フィルタ本体が分離した水を貯留する水タンクと、前記水タンク内の貯留水の水位が、前記水タンクが貯留可能な予め定められた水位である許容水位よりも低い目標水位に達したことを検出するレベルセンサと、前記車両の走行距離および燃料消費量の少なくとも一方を含む走行状態量を検出する走行状態量検出手段と、前記レベルセンサおよび前記走行状態量検出手段の検出結果に基づいて、前記目標水位と、前記貯留水の水位が前記目標水位に達した時点の走行状態量との相関関係を求め、当該相関関係に基づく補間により、前記貯留水の水位が前記目標水位に達した後の貯留水の水位を求める演算手段と、を備えたフューエルフィルタの水位検出装置を提供する。
本発明によれば、演算手段により、目標水位を超える貯留水の水位を適切に求めることができる。すなわち、レベルセンサそのものは、目標水位に達した後の貯留水の水位(目標水位を超える水位)を検出することはできないが、本発明では、レベルセンサの検出結果および走行状態量検出手段の検出結果に基づいて、目標水位と、貯留水の水位が目標水位に達した時点の走行状態量(例えば、走行距離あるいは燃料消費量)との相関関係、すなわち貯留水が溜まるスピード(貯留スピード)を求め、その貯留スピードに基づく補間により、貯留水の水位が目標水位に達した後の貯留水の水位を推定(検出)することができる。貯留スピードは、車両の走行状態(燃費など)や、燃料に含まれる水分の量を反映したものである。このため、貯留スピードに基づく補間により、目標水位を超えてから許容水位に達するまでの貯留水の水位を、車両の走行状態や燃料に含まれる水分量に応じて適切に推定(検出)することができる。これにより、水抜きを促すワーニングを適切な時期に行うことができる。
本発明においては、前記演算手段は、前記相関関係に基づく補間により、前記許容水位に対応する走行状態量を求めることが好ましい。
この構成によれば、貯留水の水位が許容水位に達する前の時点で、許容水位に対応する走行状態量(例えば、走行距離あるいは燃料消費量)を推定することができる。
本発明においては、前記演算手段によって求められた貯留水の水位が前記許容水位に達した場合もしくは前記許容水位に近接した所定値に達した場合に、前記水タンクからの水抜きの必要性を報知する報知手段をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、貯留水の水位が許容水位に達したときや許容水位に近くなったときに、ドライバ等に水抜きの必要性を報知することができる。
本発明においては、前記演算手段と通信可能な端末装置をさらに備え、前記端末装置は、前記演算手段によって求められた貯留水の水位が前記許容水位に達した場合もしくは前記許容水位に近接した所定値に達した場合に、前記水タンクからの水抜きの必要性を報知する端末側報知手段を備えていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、端末装置を車両ディーラに配置しておくことにより、以下のサービスを行うことが可能となる。すなわち、貯留水の水位が許容水位に達したときや許容水位に近くなったときに、車両ディーラの従業員等に水抜きの必要性を報知することができる。これにより、従業員は、車検時等に、車両ユーザである顧客に対して、水抜きの必要性を適切にアドバイスすることができる。
本発明においては、前記演算手段は、前記許容水位に対応する走行状態量と現在の走行状態量との差または前記許容水位と現在の貯留水の水位との差である差分値を求めることが好ましい。
この構成によれば、許容水位に対応する走行状態量と現在の走行状態量との差である差分値、すなわち、現時点から貯留水の水位が許容水位に達する時点までの走行状態量の変化量(走行状態量の余裕代)を求めることができる。例えば、今後どれ位の距離を走行すれば貯留水の水位が許容水位に達するかの目安となる走行距離の余裕代を求めることができる。同様に、許容水位と現在の貯留水の水位との差である差分値、すなわち、貯留水の水位が許容水位に達するまでの水位の変化量(水位の余裕代)を求めることができる。
本発明においては、前記演算手段と通信可能な端末装置をさらに備え、前記端末装置は、前記演算手段が求めた前記差分値、もしくは、当該差分値に基づく前記水タンクからの水抜きの必要性を報知する端末側報知手段を備えていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、端末装置を車両ディーラに配置しておくことにより、以下のサービスを行うことが可能となる。すなわち、車両ディーラで車検が行われる場合に、端末装置は、演算手段との間で通信を行って演算手段から差分値を読み出し、読み出した差分値、もしくは、差分値に基づく水抜きの必要性を車両ディーラの従業員に報知することができる。これにより、従業員は、車検時に、車両ユーザである顧客に対して、水抜きの必要性を適切にアドバイスすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、燃料から分離されて水タンクに溜まっている水の水位を水タンクの許容水位まで適切に検出することにより、水抜きを促すワーニングを適切な時期に行うことができる。
本発明の実施形態に係るフューエルフィルタの水位検出装置を搭載した車両を示すブロック図である。 図1におけるフューエルフィルタの水位検出装置の車両側装置を示す図である。 走行距離と水位との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るフューエルフィルタの水位検出装置の動作を示すフローチャートである。 図4における水位算出処理(ステップS5)の内容を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について詳述する。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係るフューエルフィルタの水位検出装置1(以下、「水位検出装置1」と称する)は、ディーゼルエンジン車100に設けられる車両側装置1aと、車両ディーラに配置されるディーラ側装置1bとを備えている。
ディーゼルエンジン車100は、エンジン11と、フューエルタンク7と、フューエルフィルタ2と、サプライポンプ8と、コモンレール9と、車両側装置1aとを備えている。
エンジン11は、直列4気筒4サイクルディーゼルエンジンである。
フューエルタンク7は、燃料である軽油を貯留する。軽油には水分が含まれている。
フューエルフィルタ2は、フューエルタンク7に配管を介して接続されている。図2に示されるように、フューエルフィルタ2は、フィルタ本体32と、水タンク21と、センサハウジング28と、ドレンコック29と、レベルセンサ27とを備えている。フューエルフィルタ2は、これらの部材以外の部材を備えているが、フューエルフィルタ2自体は公知のものであるため、その説明は省略する。
フィルタ本体32は、軽油をろ過して軽油に含まれる異物を除去するフィルタエレメントと、軽油に含まれる水分を除去するセジメンタとを有する。セジメンタは、フィルタエレメントの下方で且つ水タンク21内の上部に配置されている。セジメンタは、軽油と水との比重差を利用することにより、軽油から水を分離する。
水タンク21は、円筒状に形成されており、その軸方向が上下方向に向くように配置されている。水タンク21は、水を貯留する円筒状のタンク本体21aと、タンク本体21aの下端部から下側へ延びる円筒状のセンサ保持部21bとを有している。タンク本体21aには、タンク本体21aが貯留可能な水位である許容水位b(図3参照)が予め設定されている。本実施形態では、許容水位bは、タンク本体21aが貯留可能な最大水量に対応する水位とされている。
センサ保持部21bの内周面には、センサハウジング28の外周面に形成された雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されている。
センサハウジング28は、外周面に雄ねじ部が形成された円柱状の接続部28aと、接続部28aの下端部から段状に拡径して下側に一定の径で延びる円筒状の開放部28bと、接続部28aの上端部から上側へ延びる筒状のフロート案内部28dと、フロート案内部28dの上端部に設けられたストッパ部28cとを有している。
フロート案内部28dは、その内部に、レベルセンサ27を構成する後述のリードスイッチ23を収容している。
接続部28aは、ケーブル収容孔28fと、水排出口28eと、ドレンコック挿入孔28gとを有している。
ケーブル収容孔28fは、接続部28aを上下方向に貫通するとともに、フロート案内部28dの内部空間と連通する孔であり、リードスイッチ23の下端部から下側へ延びる後述のケーブル24を収容する。
水排出口28eは、接続部28aの上部に形成されて、タンク本体21aの内部空間およびドレンコック挿入孔28gと連通し、タンク本体21a内の水をドレンコック挿入孔28gへ導く開口部である。
ドレンコック挿入孔28gは、水排出口28eの下端部から下側へ延びる上側挿入孔と、上側挿入孔の下端部で拡径して同一径で下側へ延びる下側挿入孔とを有している。下側挿入孔の内周面には、ドレンコック29の外周面に形成された後述の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部が形成されている。
センサ保持部21bの下端部と開放部28bの拡径部との間には、これらの間をシールするOリング30が設けられている。
ドレンコック29は、ドレンコック挿入孔28gの上側挿入孔とほぼ同径の上側コック部と、上側コック部の下端部から下側へ延び、ドレンコック挿入孔28gの下側挿入孔とほぼ同径の下側コック部と、下側コック部の下端部に設けられ、ドレンコック29を回転させるための羽部とを有している。
ドレンコック29の上側コック部の外周面には、接続部28aの内周面との間をシールするOリング31が設けられている。
ドレンコック29の上側コック部は、その外周面から径方向中央部に向かって延びる径方向水通路29aを有している。径方向水通路29aは、Oリング31の下側に位置している。上側コック部および下側コック部は、その軸方向に延びるとともに径方向水通路29aと連通する軸方向水通路29bを有している。
Oリング31がドレンコック挿入孔28gの上側挿通孔内に位置している状態では、水排出口28eと径方向水通路29aとの間は、Oリング31により閉鎖されている。これにより、タンク本体21aから水排出口28eを通じて水が流出することが防止される。一方、ドレンコック29の羽部を回転させることによりドレンコック29を降下させ、Oリング31をドレンコック挿入孔28gの下側挿通孔内に位置させた状態では、水排出口28eと径方向水通路29aとが連通する。これにより、タンク本体21aから水排出口28eを通じて水を排出することが可能となる。
レベルセンサ27は、フロート22と、リードスイッチ23と、ケーブル24とを備えている。
フロート22は、円柱状に形成されており、マグネット26を内蔵している。フロート22は、タンク本体21a内の水位が上昇すると、それに伴って上昇する。タンク本体21a内の水位が、許容水位b(図3参照)よりも低い水位である目標水位a(図3参照)より低い位置にあるときには、リードスイッチ23の接点は開いており、リードスイッチ23はオフ信号をケーブル24を介して後述のECU(Electronic Control Unit)3へ出力する。一方、タンク本体21a内の水位が目標水位aに達すると、マグネット26の磁力によりリードスイッチ23の接点が閉じて、リードスイッチ23はオン信号をケーブル24を介してECU3へ出力する。
サプライポンプ8は、配管を介してフューエルフィルタ2の軸方向水通路29bに接続されている。サプライポンプ8は、フューエルフィルタ2から導入した燃料(軽油)の一部を高圧化して、その高圧化した燃料をコモンレール9に供給する。サプライポンプ8は、フューエルフィルタ2から導入した燃料の一部を自身の潤滑に用いる。サプライポンプ8は、その潤滑に用いた燃料を配管を介してフューエルタンク7に戻す。
コモンレール9は、配管を介してサプライポンプ8と接続されている。コモンレール9は、サプライポンプ8により高圧化された燃料を一時的に蓄えて、各気筒のインジェクタ10へ燃料を均一に供給する。
インジェクタ10は、配管を介してコモンレール9と接続されている。インジェクタ10は、エンジン11の燃焼室に燃料を噴射する噴射装置であり、エンジン11の各気筒に設けられている。
水位検出装置1の車両側装置1aは、図2に示されるように、フューエルフィルタ2のセジメンタ(図示略)、水タンク21、レベルセンサ27と、ECU3(本発明の「演算手段」に相当)と、走行距離カウンタ4(本発明の「走行状態量検出手段」に相当)と、水位検出指示ボタン5と、表示器6(本発明の「報知手段」に相当)とを備えている。
走行距離カウンタ4は、ディーゼルエンジン車100の走行距離を検出し、その検出結果をECU3へ出力する。
水位検出指示ボタン5は、ユーザ(ドライバ)からの水位検出指示を受け付ける。ユーザが水位検出指示ボタン5をオンにする操作を行うと、水位検出指示ボタン5は、水位検出を指示する信号をECU3へ出力する。
ECU3は、CPU、ROM、RAM等により構成されている。ECU3は、水位検出指示ボタン5から水位検出指示の信号を入力すると、リードスイッチ23からの入力信号、走行距離カウンタ4の検出結果に基づいて所定の演算を行い、その演算結果に基づいて表示器6の動作を制御する。
また、ECU3は、後述のディーラコンピュータ12から水位検出指示の信号を入力すると、リードスイッチ23からの入力信号、走行距離カウンタ4の検出結果に基づいて所定の演算を行い、その演算結果に基づいて後述のディスプレイ13の動作を制御する。
表示器6は、メータパネルに設けられている。表示器6は、ユーザに水抜きの必要性を報知する機能と、ユーザに水抜きが必要となるまでの走行距離δ1,δ2(図3参照)を報知する機能とを有する。
水位検出装置1のディーラ側装置1b(本発明の「端末装置」に相当)は、車両ディーラに配置されるものであり、図1に示されるように、ECU3と通信可能なディーラコンピュータ12と、このディーラコンピュータ12に接続されるディスプレイ13(本発明の「端末側報知手段」に相当)とを備えている。
ディーラコンピュータ12は、車両ディーラの従業員からの水位検出指示を受け付ける機能と、水位検出を指示する信号をECU3に送信する機能とを有している。従業員がディーラコンピュータ12に対して所定の操作を行うことにより、ディーラコンピュータ12は、水位検出を指示する信号をECU3へ出力する。
ディスプレイ13は、従業員に水抜きの必要性を報知する機能と、従業員に水抜きが必要となるまでの走行距離δ1,δ2を報知する機能とを有している。
以下、ECU3の制御動作について、図3〜5を参照しつつ説明する。
図3は、走行距離と水タンクの貯留水位との関係を示すグラフである。直線La1およびLb1はドライバAに関するグラフであり、直線La2およびLb2はドライバBに関するグラフである。以下の説明では、ドライバAに関するグラフを用いて説明を行う。
図4は、水位検出装置1の動作を示すフローチャートである。図5は、図4における水位算出処理(ステップS5)の内容を示すフローチャートである。
まず、ECU3は、リードスイッチ23の出力信号がオン信号であるか否か、すなわち貯留水位が、許容水位bよりも低い目標水位a(図3参照)に達したか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1でNOと判断された場合には、ステップS1に戻る。一方、ステップS1でYESと判断された場合には、ECU3は、走行距離カウンタ4から入力した現在の走行距離α1(図3参照)、すなわち貯留水位が目標水位aに達したときの走行距離α1を記憶する(ステップS2)。
次いで、ECU3は、水位検出指示ボタン5またはディーラコンピュータ12から水位検出指示の信号が入力されたか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3でNOと判断された場合には、ステップS3に戻る。一方、ステップS3でYESと判断された場合には、ECU3は、現在の走行距離γ1を走行距離カウンタ4から入力し、入力した走行距離γ1を記憶する(ステップS4)。
次いで、ECU3は、現在の水位cを算出する(ステップS5)。具体的には、図5のステップS51に示されるように、ECU3は、図3に示される走行距離α1と目標水位aとに基づき、直線La1の傾きk1を算出する(ステップS51)。
次いで、ECU3は、傾きk1に基づき、直線Lb1を補間する(ステップS52)。直線Lb1は、直線La1の傾きk1を維持しつつ、走行距離α1および水位aで定まる点P11(図3参照)から延ばした直線である。
次いで、ECU3は、直線Lb1と現在の走行距離γ1とに基づき、現在の貯留水位cを算出する(ステップS53)。図3における点P13は、現在の走行距離γ1および現在の貯留水位cにより特定される点である。
傾きk1は、目標水位aと、貯留水の水位が目標水位aに達したときの走行距離α1との相関関係、すなわち貯留水が溜まるスピード(貯留スピード)に相当する(図3参照)。貯留スピードは、車両の走行状態(燃費など)や、燃料に含まれる水分の量を反映したものである。このため、貯留スピードに基づいて直線Lb1を補間することにより、目標水位aを超えてから許容水位bに達するまでの貯留水の水位を適切に推定(検出)することができる。
次いで、図4に戻って、ECU3は、直線Lb1と許容水位bとに基づき、貯留水位が許容水位bに達するときの走行距離β1を算出する(ステップS6)。図3における点P12は、走行距離β1および許容水位bにより特定される点である。
次いで、ECU3は、貯留水位cが許容水位b未満であるか否かを判断する(ステップS7)。ステップS7においてNOと判断された場合には、ECU3は、表示器6またはディスプレイ13に水抜きを促す警告表示を行わせる制御を行う(ステップS8)。具体的には、水位検出指示ボタン5から水位検出指示があった場合には、ECU3は、表示器6に水抜きを促す警告表示を行わせる制御を行う。一方、ディーラコンピュータ12から水位検出指示があった場合には、ECU3は、ディーラコンピュータ12を介してディスプレイ13に水抜きを促す警告表示を行わせる制御を行う。ステップS8の制御を行うことにより、ユーザまたは車両ディーラの従業員は、水抜きが必要であることを認識することができる。
一方、ステップS7においてYESと判断された場合には、ECU3は、水抜きが必要となるまでの走行距離δ1(図3参照)を算出する(ステップS9)。走行距離δ1は、走行距離β1と走行距離γ1との差(β1−γ1)として算出することができる。
次いで、ECU3は、走行距離δ1を記憶する(ステップS10)。
次いで、ECU3は、走行距離δ1が所定の走行距離S以上であるか否かが判断される(ステップS11)。所定の走行距離Sは、水抜きを促すか否かの判断基準となる走行距離である。
ステップS11においてNOと判断された場合には、ステップS8に進む。
一方、ステップS11においてYESと判断された場合には、ECU3は、表示器6またはディスプレイ13に水抜きが必要となるまでの走行距離δ1を表示させる制御を行う(ステップS12)。具体的には、水位検出指示ボタン5から水位検出指示があった場合には、ECU3は、走行距離δ1を表示器6に表示させる制御を行う。一方、ディーラコンピュータ12から水位検出指示があった場合には、ECU3は、ディーラコンピュータ12を介してディスプレイ13に走行距離δ1を表示させる制御を行う。ステップS11の制御を行うことにより、ユーザまたは車両ディーラの従業員は、水抜きが必要となるまでの走行距離δ1を認識することができる。
なお、ドライバAとは異なるドライバBが車両を運転すると、例えば、図3の直線La2に示されるように、その傾きk2はドライバAのときとは異なる。これは、ドライバBとドライバAとでは、走行状態(燃費)が異なる上に、異なるガソリンスタンドや国や地域で燃料補給を行うことがあるからである。ドライバBが車両を運転する場合においては、ECU3は、貯留水の水位が目標水位aに達したときの走行距離α2と、目標水位aとから直線La2の傾きk2を算出し、その傾きk2に基づいて直線Lb2を補間することにより、ドライバAのときと同様に、走行距離がγ2であるときの貯留水の水位d、貯留水の水位が許容水位bに達するときの走行距離β2、および、走行距離β2と走行距離γ2との差である差分値δ2を算出することができる。
なお、図3における点P21は走行距離γ2および目標水位aで特定される点であり、点P23は走行距離γ2および水位dで特定される点であり、点P22は走行距離β2および許容水位bで特定される点である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ECU3は、目標水位aを超える貯留水の水位c,dを適切に求めることができる。すなわち、レベルセンサ27そのものは、目標水位aに達した後の貯留水の水位c,d(目標水位aを超える水位)を検出することはできないが、本実施形態では、レベルセンサ27の検出結果および走行距離カウンタ4の検出結果に基づいて、目標水位aと、貯留水の水位が目標水位aに達した時点の走行距離α1,α2との相関関係、すなわち貯留水が溜まるスピード(貯留スピード)に相当する直線La1の傾きk1、直線La2の傾きk2を求め、その傾きk1に基づいて直線Lb1を補間し、傾きk2に基づいて直線Lb2を補間することにより、貯留水の水位が目標水位aに達した後の貯留水の水位c,dを推定(検出)することができる。
貯留スピードは、車両の走行状態(燃費など)や、燃料に含まれる水分の量を反映したものである。このため、貯留スピードに基づく補間により、目標水位aを超えてから許容水位bに達するまでの貯留水の水位c,dを、車両の走行状態や燃料に含まれる水分量に応じて適切に推定(検出)することができる。これにより、水抜きを促すワーニングを適切な時期に行うことができる。
また、本実施形態においては、ECU3は、上記相関関係に基づいて直線Lb1,Lb2を補間することにより、許容水位bに対応する走行距離β1,β2を求めるので、貯留水の水位が許容水位bに達する前の時点で、許容水位bに対応する走行距離β1,β2を推定することができる。
また、本実施形態においては、ECU3によって求められた貯留水の水位が許容水位bに達した場合に、水タンク21からの水抜きの必要性を報知する表示器6およびディスプレイ13を備えているので、貯留水の水位が許容水位bに達したときに、車両ユーザや車両ディーラの従業員に水抜きの必要性を報知することができる。このため、車両ディーラの従業員は、車検時等に、ディスプレイ13の表示内容を見て、車両ユーザである顧客に対して水抜きの必要性を適切にアドバイスすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、ECU3は、許容水位bに対応する走行距離β1と現在の走行距離γ1との差である差分値δ1、許容水位bに対応する走行距離β2と現在の走行距離γ2との差である差分値δ2を求めるので、水抜きが必要となるまでの走行距離の余裕代を求めることができる。
また、本実施形態によれば、ECU3と通信可能なディーラコンピュータ12と、このディーラコンピュータ12に接続されたディスプレイ13を車両ディーラに配置しているので、ECU3は、ディーラコンピュータ12を介して走行距離δ1,δ2をディスプレイ13に表示させたり、走行距離δ1,δ2に基づく水抜きの必要性をディーラコンピュータ12を介してディスプレイ13に表示させることができる。これにより、車両ディーラの従業員は、車検時等に、ディスプレイ13の表示内容を見て、車両ユーザである顧客に対して水抜きの必要性を適切にアドバイスすることができる。
なお、上記実施形態では、ECU3は、走行距離カウンタ4から走行距離を入力しているが、これに代えて、インジェクタ10の燃料噴射量を検出する図外の燃料噴射量検出センサから、燃料噴射量を入力してもよい。この場合には、ECU3が燃料噴射量の積算値を算出し、この積算値を上記実施形態における走行距離の代わりに用いることにより、上記実施形態と同様に、表示器6およびディスプレイ13を介して水抜きの必要性を適切な時期に報知することができる。
また、上記実施形態では、ECU3は、貯留水の水位が許容水位bに達した場合に、表示器6またはディスプレイ13に水抜きを促す警告表示を行わせる制御を行っているが、これに限定されない。例えば、ECU3は、許容水位bに近接する所定値、具体的には、貯留水の水位が許容水位bから所定の安全マージンを差し引いた値に達した場合に、表示器6またはディスプレイ13に水抜きを促す警告表示を行わせる制御を行ってもよい。
また、上記実施形態では、許容水位bは、タンク本体21aが貯留可能な最大水量に対応する水位(上限水位)とされているが、これに限定されない。例えば、許容水位bは、上限水位に近接する所定値、具体的には、上限水位から所定の安全マージンを差し引いた値であってもよい。
また、上記実施形態では、図4のステップS9〜S12において、ECU3は、水抜きが必要となるまでの走行距離δを算出しているが、これに限られない。例えば、ECU3は、水抜きが必要となるまでの水位変化量(許容水位bから現在の水位c,dを差し引いた値)を算出し、その水位変化量が所定値以上である場合にはその水位変化量または走行距離δを表示器6等に表示させる制御を行う一方、水位変化量が所定値未満である場合には表示器6等に水抜きを促す表示を行わせる制御を行ってもよい。
1 フューエルタンクの水位検出装置
1b ディーラ側装置(端末装置)
2 フューエルフィルタ
3 ECU(演算手段)
4 走行距離カウンタ(走行状態量検出手段)
6 表示器(報知手段)
13 ディスプレイ(端末側報知手段)
21 水タンク
27 レベルセンサ
32 フィルタ本体
100 ディーゼルエンジン車(車両)
a 目標水位
b 許容水位
c,d 貯留水の水位
δ1,δ2 許容水位に対応する走行距離と現在の走行距離との差

Claims (6)

  1. 内燃機関を備えた車両に設けられるフューエルフィルタの水位検出装置であって、
    前記内燃機関の燃料に含まれる水分を燃料から分離するフィルタ本体と、
    前記フィルタ本体が分離した水を貯留する水タンクと、
    前記水タンク内の貯留水の水位が、前記水タンクが貯留可能な予め定められた水位である許容水位よりも低い目標水位に達したことを検出するレベルセンサと、
    前記車両の走行距離および燃料消費量の少なくとも一方を含む走行状態量を検出する走行状態量検出手段と、
    前記レベルセンサおよび前記走行状態量検出手段の検出結果に基づいて、前記目標水位と、前記貯留水の水位が前記目標水位に達した時点の走行状態量との相関関係を求め、当該相関関係に基づく補間により、前記貯留水の水位が前記目標水位に達した後の貯留水の水位を求める演算手段と、を備えたフューエルフィルタの水位検出装置。
  2. 前記演算手段は、前記相関関係に基づく補間により、前記許容水位に対応する走行状態量を求めることを特徴とする、請求項1に記載のフューエルフィルタの水位検出装置。
  3. 前記演算手段によって求められた貯留水の水位が前記許容水位に達した場合もしくは前記許容水位に近接した所定値に達した場合に、前記水タンクからの水抜きの必要性を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1または2に記載のフューエルフィルタの水位検出装置。
  4. 前記演算手段と通信可能な端末装置をさらに備え、
    前記端末装置は、前記演算手段によって求められた貯留水の水位が前記許容水位に達した場合もしくは前記許容水位に近接した所定値に達した場合に、前記水タンクからの水抜きの必要性を報知する端末側報知手段を備えていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のフューエルフィルタの水位検出装置。
  5. 前記演算手段は、前記許容水位に対応する走行状態量と現在の走行状態量との差、または、前記許容水位と現在の貯留水の水位との差である差分値を求めることを特徴とする、請求項2に記載のフューエルフィルタの水位検出装置。
  6. 前記演算手段と通信可能な端末装置をさらに備え、
    前記端末装置は、前記演算手段が求めた前記差分値、もしくは、当該差分値に基づく前記水タンクからの水抜きの必要性を報知する端末側報知手段を備えていることを特徴とする、請求項5に記載のフューエルフィルタの水位検出装置。
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