JP6123629B2 - 薬液容器交換装置及び基板処理装置 - Google Patents

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本発明は、薬液供給路の基端側が装着された、薬液を貯溜した薬液容器を交換する技術に関する。
半導体製造工程の一つであるフォトレジスト工程においては、基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという)の表面にレジストを塗布し、このレジストを所定のパターンで露光した後に現像してレジストパターンを形成している。この処理は、レジストの塗布、現像を行う塗布、現像装置(基板処理装置)に、露光装置を接続したシステムを用いて行われる。
塗布、現像装置は、液処理モジュールを用いてウエハに各種の薬液を順次供給することによってレジスト塗布処理や現像処理など、フォトレジスト工程に係る各種の処理を実行する。このため、塗布、現像装置には、各種の薬液を貯溜した薬液容器の収容領域が設けられ、ここから各処理液処理モジュールへと薬液が供給される。
多数枚のウエハに対して処理が行われ、薬液容器内の薬液が空になった場合には、使用済みの薬液容器は、例えばオペレータによって収容領域から取り出され、新たな薬液容器と交換される。ところが、塗布、現像装置で用いられる薬液の中には、空気との接触などにより性状が変質するものも存在し、前記収容領域を開放して薬液容器を交換する作業は、ウエハ間で均質な処理を実行するに際の不安定要因ともなる。また、薬液容器の交換時に、外部のパーティクルが当該容器内に進入すると、パーティクルの混入した薬液がウエハに供給され、ウエハを汚染してしまうおそれもある。
ここで特許文献1には、液体取り出しパイプが設けられたキャップに対して昇降自在に構成されたテーブル上に、レジスト液などを貯留する容器を載置して、このテーブルを昇降させることによって容器に対して液体取り出しパイプの挿入、抜出を行う液体の連続供給装置が記載されている。また、特許文献2には、レジスト塗布処理や現像処理を行う基板処理装置にて、処理液の収容容器にその内容物の情報を記憶したICタグシールを添付しておき、複数の収容容器を設置可能な設置区画に収容容器が設置された後、ICタグシールから読み取った情報と、各設置区画に配置されるべき収容容器の内容物についての情報とを照合することにより、誤った処理液を収容した収容容器が設置されることを抑制する技術が記載されている。
しかしながらこれらの特許文献のいずれにおいてもテーブルや設置区画に配置されている使用済みの容器と新しい容器とを交換する際に、液の変質やパーティクルの混入を抑制する技術は言及されていない。
実開平5−82896号公報:段落0006〜0007、図1 特開2010−171258号公報:請求項1、段落0082〜0083、0135〜0136、図6
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、人手を介さずに薬液容器の交換をする技術を提供することにある。
本発明の薬液容器交換装置は、薬液供給路の基端側が装着された薬液容器を各々保持し、薬液容器の交換位置を含む周回軌道に沿って配置された複数の容器保持体と、
前記複数の容器保持体を周回軌道に沿って移動させる搬送機構と、
前記容器保持体に保持される薬液容器に前記薬液供給路の基端側を着脱するための供給路着脱機構と、
薬液が貯留されている新たな薬液容器を搬入し、使用済みの薬液容器を搬出するための搬入出ポートと、
前記交換位置に停止している容器保持体内の使用済みの薬液容器を前記搬入出ポートに移載し、前記搬入出ポートに載置された新たな薬液容器を当該容器保持体内に移載するための移載機構と、を備え
前記薬液容器は、台部に載せて前記搬入出ポートから容器保持体に移載されることを特徴とする

本発明の基板処理装置は、上述の薬液容器交換装置と、
薬液供給路の先端側に設けられた薬液吐出部から吐出される薬液により基板を液処理するための液処理モジュールを含む処理ブロックと、を備えることを特徴とする基板処理装置。
本発明は、薬液容器を交換する薬液容器交換装置において、薬液容器が配置される複数の容器保持体を薬液容器の交換位置を含む周回軌道に沿って配置している。そして使用済みの薬液容器を搬送機構により周回軌道に沿って交換位置まで移動させ、新たな薬液容器と自動交換を行うように構成している。従ってオペレータが薬液容器の配置領域内に立ち入らなくて済むため、薬液容器の配置、交換領域を閉鎖的な領域とすることができる。このため作業者の負担が軽減でき、薬液の変質、パーティクル汚染を抑えることができる。
第1の実施の形態にかかる基板処理装置の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかる基板処理装置の構成を示す縦断面図である。 第1の実施の形態にかかる基板処理装置の構成を示す平面図である。 第1の実施の形態にかかる薬液ブロックの構成を示す正面図である。 移載機構の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかる容器保持体の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかる搬送機構の構成を示す斜視図である。 容器保持体の内部を示す説明図である。 容器保持体の内部を示す説明図である。 薬液ノズルへの薬液供給路を示す説明図である。 容器載置部に載置された薬液容器の交換の様子を示す説明図である。 容器載置部に載置された薬液容器の交換の様子を示す説明図である。 使用済み薬液容器と新たな薬液容器の入れ替え工程を示す説明図である。 使用済み薬液容器と新たな薬液容器の入れ替え工程を示す説明図である。 使用済み薬液容器と新たな薬液容器の入れ替え工程を示す説明図である。 使用済み薬液容器と新たな薬液容器の入れ替え工程を示す説明図である。 使用済み薬液容器と新たな薬液容器の入れ替え工程を示す説明図である。 使用済み薬液容器と新たな薬液容器の入れ替え工程を示す説明図である。 容器載置部に載置された薬液容器の交換の様子を示す説明図である。 塗布、現像装置にて薬液ブロックの配置可能な位置を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかる基板処理装置の他の例を示す正面図である。 第2の実施の形態にかかる基板処理装置の構成を示す斜視図である。 第2の実施の形態にかかる基板処理装置の構成を示す断面図である。 第2の実施の形態にかかる基板処理装置の構成を示す平面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態にかかる薬液容器交換装置を備えた基板処理装置として、塗布、現像装置に適用した実施形態について図1〜図4を参照して説明する。この塗布、現像装置は、キャリアブロックD1と、薬液ブロックD2と、処理ブロックD3と、インターフェイスブロックD4と、を直線状に接続して構成されている。インターフェイスブロックD4には、更に露光ステーションD5が接続されている。
キャリアブロックD1は、同一のロットの円形の基板であるウエハWを複数枚含むキャリアCを装置内に搬入出する役割を有し、キャリアCの載置部と、開閉部12と、開閉部12を介してキャリアCからウエハWを搬送するための搬送機構13と、を備えている。
処理ブロックD3はウエハWに液処理を行うための第1〜第6の単位ブロックE1〜E6が下から順に積層されて構成され、各単位ブロックE1〜E6は、概ね同じ構成である。図1において各単位ブロックE1〜E6に付したアルファベット文字は、処理種別を表示しており、BCTは反射防止膜形成処理、COTはウエハWにレジストを供給してレジスト膜を形成するレジスト膜形成処理、DEVは現像処理を表している。
図3では、代表して単位ブロックE3の構成を示すと、単位ブロックE3には、キャリアブロックD1側からインターフェイスブロックD4へ向かう直線状の搬送領域R3を移動するメインアームF3と、塗布膜形成装置である塗布ユニット10と、ウエハWを加熱、冷却するための熱系モジュールを積層した棚ユニットU1〜U5と、周縁露光モジュールを含む棚ユニットU6とを備えている。
塗布ユニット10は、図3に示すように、例えば一列に横並びに配列された液処理モジュール14と、複数の液処理モジュール14に共通化され、液処理モジュール14の並ぶ方向に移動自在に設けられたノズルアーム15とを備えている。ノズルアーム15は、液処理モジュール14にて実行される液処理の種類に応じて、1種類、または複数種類の薬液の供給を行うために、1本または複数本の薬液ノズルを保持している。
搬送領域R3のキャリアブロックD1側には、互いに積層された複数のモジュールにより構成されている棚ユニットU7が設けられている。搬送機構13とメインアームF3との間のウエハWの受け渡しは、棚ユニットU7のモジュールと受け渡しアーム16とを介して行なわれる。また薬液ブロックD2には、ウエハ搬送部34が設けられている。ウエハ搬送部34の内部には、ウエハ搬送部34の底面を移動して搬送機構と棚ユニットU7との間でウエハWの受け渡しを行うためのシャトル27が設けられている。
インターフェイスブロックD4は、処理ブロックD3と露光ステーションD5との間でウエハWの受け渡しを行うためのものであり複数のモジュールが互いに積層された棚ユニットU8、U9、U10を備えている。なお図中17、18は夫々棚ユニットU8、U9間、棚ユニットU9、U10間でウエハWの受け渡しをするための搬送アームであり、図中19は、棚ユニットU10と露光ステーションD5との間でウエハWの受け渡しをするための搬送アームである。
棚ユニットU7、U8、U9、U10に設けられているモジュールの具体例を挙げると、単位ブロックB1〜B6との間でのウエハWを受け渡す際に用いられる既述の受け渡しモジュールTRS、ウエハWの温度調整を行う温調モジュールCPL、複数枚のウエハWを一時的に保管するバッファモジュールBU、ウエハWの表面を疎水化する疎水化処理モジュールADHなどがある。説明を簡単にするため、前記疎水化処理モジュールADH、温調モジュールCPL、バッファモジュールBUについての図示は省略してある。
この基板処理装置では、キャリアCにより搬送されたウエハWは受け渡しアーム13により、処理ブロックD3に搬送され、反射防止膜形成(BCT)層E1(E2)→レジスト膜形成(COT)層E3(E4)の順に搬送され、インターフェイスブロックD4を介して露光ステーションD5へと搬送され露光処理が行われる。露光後のウエハWはインターフェイスブロックD4を介して現像層DEVE5(E6)へと搬送されて現像処理が行われ、棚ユニットU7、受け渡しアーム16を介してキャリアブロックD1のキャリアCへと戻される。
以上に説明した構成を備えた本例の塗布、現像装置は、液処理モジュールである反射防止膜形成モジュールBCT、膜形成モジュールCOT、現像モジュールDEVに供給される薬液を貯留した複数の薬液容器50を収容するための薬液ブロックD2を備えている。以下、当該薬液ブロックD2の詳細な構成について説明する。
本例の薬液ブロックD2は、塗布、現像装置が配置されている工場内の雰囲気(外部雰囲気)及び他のブロックから区画され、壁面で囲まれた空間として構成されており、キャリアブロックや処理ブロックの並び方向に沿って、これらキャリアブロックD1と処理ブロックD3との間に前後を挟まれるように配置されている。
塗布、現像装置の天井部には図2に示すように清浄気体供給部に相当するFFU(Fan Filter Unit)28が設けられている。FFU28は薬液ブロックD2を構成する筐体内に清浄空気の下降流を形成し、この雰囲気内で後述のように蓋部29の開閉、ノズル部61の着脱を行うことにより、パーティクルなどの汚染物質の薬液への混入が抑えられる。他ブロックD1、D3、D4においても雰囲気内に清浄気体の下降気流を形成する機構が設けられているが、説明は省略する。清浄気体としては、清浄空気あるいは窒素ガスなどの不活性ガスが挙げられる。
薬液容器3は、例えばプラスチック製やガラス製の細口ビンとして構成され、その開口部(薬液取り出し口)がねじ蓋などからなる蓋部29によって密封されている。薬液容器3は、図5及び図6に示すように例えば上方が開口した有底の角筒状のトレー31に上方に蓋部29が向いた姿勢で固定されて、薬液ブロックD2に搬入される。またトレー31の側面には、OHT(Overhead Hoist Transport)100の把持部101により、トレー31を把持するための不図示の取手部が設けられている。さらにトレー31の底部には、移載機構4の保持部材41が挿入される空間32が形成されている。トレー31は、薬液容器3が破損した際に薬液の装置内へのリークを防止すると共に薬液容器3の受け渡しを容易にする。
以下の説明では、キャリアブロックD1側を前方、処理ブロックD3側を後方とし、キャリアブロックD1から処理ブロックD3を見たときの左側、右側を「左方」、「右方」と定義する。薬液ブロックD2の左側側壁の前方側下部には、第1の搬入出口21が設けられている。第1の搬入出口21の内側(右側)には、その下部側の送り機構24に組み合わされて左右方向に移動自在なトレー載置台23が設けられている。なおトレー載置台23が搬入出ポートに該当する。トレー載置台23により、薬液容器3が搬入されて載置される外側位置に置かれた位置と、移載機構4との間で薬液容器3の受け渡しを行う内側(右側)位置との間を移動することができる。
またトレー載置台23における内側位置の上方には、トレー31に収められた薬液容器3をOHT100を介して搬入するための第2の搬入出口22が設けられている。第1の搬入出口21からは、作業者又は自動搬送車により、外側位置に置かれたトレー載置台23に薬液容器3が収納されたトレー31が載置される。一方第2の搬入出口22からは、トレー31に収められた薬液容器3が、OHT100を介して搬入され、トレー載置台23に載置される。第1及び第2の搬入出口21、22には、パネル30が設けられている。第1及び第2の搬入出口21、22はインターロックとなっており、パネル30を閉めることで、送り機構24によるトレー31の搬送が可能になる。
第1の搬入出口21から見て、トレー載置台23の前記内側位置の更に内側(右側)には、移載機構4が設けられており、移載機構4の前方側には、薬液容器3を一時的に載置するための中間ステージ26が設けられている。また移載機構4の右側(内側)領域は、後述の搬送機構20の容器保持体2に載置される使用済みの薬液容器を新たな薬液容器と交換するための交換位置P13として設定されている。
移載機構4は、例えば先端にトレー31を保持するための保持部材41を備えた関節アームとして構成されている、保持部材41が鉛直軸周りに回転自在、進退自在に構成されている。また関節アームの下方には昇降機構42が設けられており、昇降自在に構成されている。この移載機構4は、保持部材41をトレー31の下部に形成される空間32に挿入して昇降することにより、トレー31の受け渡しを行う。そして移載機構4によりトレー31を前記内側位置にあるトレー載置台23と、中間ステージ26と、交換位置P13に位置する容器保持体2との間でトレー31を移載する役割を有する。
薬液ブロックD2における移載機構4よりも右側位置には、図4に示すように前後方向に直交する面に沿って周回軌道が形成されこの周回軌道に沿って容器保持体2を搬送する搬送機構20が設けられている。搬送機構20は、例えば16個の容器保持体2が、薬液容器3の交換位置P13を含む周回軌道に沿って配置されており、各容器保持体2が駆動機構50により周回軌道に沿って移動するように構成される。
塗布、現像装置においては、濃度や成分の異なる複数種類のレジスト液が使い分けられる他、露光後のレジスト膜の現像を行う現像液、ウエハの表面でレジスト液を広がり易くするためのシンナー、レジスト膜の上面や下面に形成される反射防止膜や保護膜の原料液など、多種類の薬液が用いられる。容器保持体2は、これら各種の薬液を貯留した薬液容器3が1つずつ配置される配置位置となっている。
容器保持体2は、図6に示すようにその中にトレー31の収納を形成するように角筒状に形成されており、移載機構4と対向する側の側壁が開放されている。
搬送機構20は、図7に略解的に示すように駆動機構50は、駆動ローラー51と、3つの従動ローラー52と、エンドレスベルト53とを備えている。Y軸方向から見て、駆動ローラー51と、3つの従動ローラー52とは、正方形の頂点に位置するように配置され、駆動ローラー51及び各従動ローラー52の外側からエンドレスベルト53を掛けることで、正方形の周回軌道が形成されている。駆動ローラー51は、回転機構54により連結されて、駆動ローラー51が回転することによりエンドレスベルト53が周回するように構成されている。
容器保持体2は、図6に示すように吊り下げ機構55を介してエンドレスベルト53に吊り下げられる。吊り下げ機構55は、Y軸方向に前後方向伸びる棒状の第1の固定部材56の前方側(D1側)に、Y軸周りに回転自在に第2の固定部材57が設けられている。第2の固定部材57には、前方側から見て、各々下方側に向けて互いに離れていくように伸びる一対の支持部材58の上端側が接続されている。支持部材58の下端側は、容器保持体2の背面側上方寄りの位置の左右の部位に夫々固定される。容器保持体2は、吊り下げ機構55における第1の固定部材56がエンドレスベルト53の外側の面に固定されることにより、エンドレスベルト53に吊り下げられる。16個の容器保持体2は、エンドレスベルト53の全周に亘って等間隔に配置されるように吊り下げられており、エンドレスベルト53に対して、第2の固定部材57が回転自在であることにより、容器保持体2に収納される薬液容器3が常に同じ姿勢となるように構成されている。なおエンドレスベルト53のカーブに応じて、曲り部位の容器保持体2の位置は、横方向に隣接している容器保持体2よりも低くなるが、図では便宜上同じ高さ位置に描いている。
容器保持体2は、図8、図9に示すように容器保持体2の内部に、液処理モジュール14への薬液供給路67の基端側を構成するノズル部61と、薬液容器3に対してこのノズル部61の着脱を行う供給路着脱機構となるノズル着脱機構6と、薬液容器3を密封する蓋部の開閉を行う蓋部開閉機構7と、を備えている。なお図の繁雑化を避けるために図示していないがノズル部61が薬液容器3に装着される部分には、薬液容器3内に例えば窒素ガスを導入して薬液を押し出すための管路が設けられている。
ノズル着脱機構6は、例えば容器保持体2に載置されるトレー31の前方側(D1側)に設けられる。ノズル着脱機構6は、下端部が開口した樹脂製や金属製の細管からなるノズル部61の上端部をその先端部にて支持し、水平方向に伸びる支持アーム62と、基端部を支持し、上下方向に伸縮自在に構成された昇降機構63と、を備えている。
ノズル部61は、ノズル部61を薬液容器3内に挿入したとき、開口部の形成された下端部が、薬液容器3の底面近傍に位置する長さに設定されている。ノズル部61は、当該ノズル部61を薬液容器3内に挿入したとき、薬液容器3の開口を上面側から押さえて当該開口を塞ぐ、例えばゴム製の保持部64を介して支持アーム62に保持されている。昇降機構63は、支持アーム62を昇降させることにより、ノズル部61の全体が薬液容器3の開口部の上方側に抜き出された抜出位置(図8)と、ノズル部61を薬液容器3内に挿入した装着位置(図9)との間で、ノズル部61を移動させる。
またノズル部61には、薬液供給管60が接続されており、薬液供給管60は、支持アーム62及び昇降機構63の内部を通り、容器保持体2の前方側の側壁の内面を引き回された後、容器保持体2の前方側の側壁上方寄りの位置から容器保持体2の外部へと引き回されている。
蓋部開閉機構7は、容器保持体2に載置されたトレー31の後方側(D3側)に設けられる。蓋部開閉機構7は、蓋部29を開閉する開閉部71と、開閉部71を保持する支持アーム72と、支持アーム72を昇降させる昇降機構73と、を備えている。
開閉部71は、薬液容器2を密封する蓋部29の外周面に密着して嵌合する開口を備えた部材であり、前記開口を下方側へ向けて支持アーム72の先端部に保持されている。開閉部71は、支持アーム72内に設けられた不図示の駆動機構により、蓋部29を開ける方向と、閉じる方向とに、鉛直軸周りに回転自在に構成されている。
本例の支持アーム72は、昇降機構73に支持された基端側のアーム72bと、開閉部71を保持する先端側のアーム72aとが鉛直方向に伸びる回転軸74を介して連結されている。これにより、薬液容器3上端部に開閉部71を対向させて蓋部の開閉を行う開閉位置(図8)と、この開閉位置から開閉部を側方に退避させ、ノズル着脱機構6によるノズル部61の着脱動作との干渉を避ける退避位置(図9)との間で、開閉部71を移動させることができる。また開閉部71は、退避位置への移動時に、取り外した蓋部29を持った状態で退避位置へと移動する。
各容器保持体2の外部へと引き回された薬液供給管60は、例えば、搬送機構20を前方側から見て、最も左上の位置の容器保持体2の位置へと引き回される。図4に示すようにこの容器保持体2の位置をP1とし、各容器保持体2の位置を前方側から見て時計回りの順番にP1〜P16とし、図4中において、P1からP16に位置する容器保持体を夫々容器保持体A1〜A16とする。なおこの場合には交換位置はP13となる。この例では、図4に示す位置にある容器保持体A1〜A16の内概略的な言い方をすれば容器保持体A1を分岐点として時計回りに並ぶ半数の容器保持体A2〜A9と、反時計回りに並ぶ半数の容器保持体A1〜A10と、のグループに分けて各グループごとに薬液供給管60がまとめられている。
例えば容器保持体A2〜A9の外部に引き回された薬液供給管60は、反時計回り方向の隣の容器保持体へ向けて引き出される。容器保持体A9から引き回される薬液供給管60は、隣の容器保持体A8から伸びる薬液供給管60と一緒に束ねられて、さらに隣の容器保持体A7へ向けて引き出される。これを繰り返し、容器保持体A2〜A9から引き回される薬液供給管60が束ねられて、容器保持体A1の位置まで引き回される。
一方容器保持体A10〜A16の外部に引き回された薬液供給管60は、時計回り方向の隣の容器保持体2に向けて引き出される。そして薬液供給路60は、容器保持体A2〜A9から引き回される薬液供給管と同様に隣の容器保持体2から伸びる薬液供給管60と共に束ねられ、こうして容器保持体A10〜A16から引き回される薬液供給管60が一まとめにされて、容器保持体A1まで引き回される。そして容器保持体A1から引き回される薬液供給管60を容器保持体A10〜A16から引き回される薬液供給管60と共に束ねる。
こうして容器保持体A2〜A9のグループの薬液供給管60と容器保持体A1〜A10のグループの薬液供給管60とが夫々束ねられる。そして各グループの薬液供給管60同士がさらに束ねられて、例えばエンドレスベルト53の環の中心部に位置するように配置された巻掛け軸部59に巻きつけた後、例えば薬液ブロックD2の下方に設けられたポンプ配置部25へと引き回される、図4において供給管束65は、容器保持体A2〜A9のグループの薬液供給管60を束ねた薬液供給管60の群を支援している。また薬液供給管60の群は、薬液供給管60の伸びる方向に沿って間隔を置いて図示しないバンド等により束ねられている。また2組の供給管束65は、前方から見て時計回りに回転させた時に容器保持体A1がP15の位置まで移動できるように長さが設定されており、反時計まわりに回転させた時にP14の位置まで移動できる長さに設定される。
図2及び図4に示すように薬液ブロックD2における前記周回軌道の内側には、ウエハ搬送領域を区画形成する角筒形状の枠部材34がY軸方向に薬液ブロックD2を貫通するように設けられている。枠部材34の内部には、ウエハ搬送機構であるシャトル27が設けられている。搬送機構20は、枠部材34がエンドレスベルト53の形成する環の内側であって、前方側から見て、エンドレスベルト53の環の中心部の左寄りの位置に位置するように配置されている。
図10は、ノズル部61が装着された薬液容器3から薬液供給管60を介して、各液処理モジュール14の薬液ノズル66までの薬液供給路67を示している。液処理モジュール14の概要について説明しておくと、ノズルアーム15は、液処理モジュール14にて実行される液処理の種類に応じて、1種類、または複数種類の薬液の供給を行うために、1本または複数本の薬液ノズル66を保持している。そして回転駆動部43によって鉛直軸周りに回転するスピンチャック44上に1枚ずつ保持されたウエハWの表面に、薬液ノズル66から所定量の薬液を順次、供給することによりウエハWに対して枚葉毎に液処理が行われる。回転するウエハWから振り飛ばされた薬液は、スピンチャック44の周囲に配置されたカップ体45により受け止められて、排液口46を介して外部へ排出される。また、カップ体45内に流れ込んだ気流は排気口47を介して外部へ排出される。
各容器保持体2に配置された薬液容器2は、薬液供給路67に介設されている薬液ポンプ68によって薬液容器2から吸引され、各薬液ノズル66に送液される。薬液ポンプ68の下流には開閉バルブ69が配置され、この開閉バルブ69を駆動させることにより、各薬液ノズル66への薬液の給断が行われる。各薬液供給路67に介設された薬液ポンプ68や開閉バルブ69は、例えば薬液ブロックD2の下方に設けられたポンプ配置部25にまとめて配置され、薬液容器3から払い出された薬液がポンプ配置部25に設けられた薬液ポンプ68によって単位ブロックの各層E1〜E6の液処理モジュール14へ向けて供給される。
塗布、現像装置は、図2〜図3に示すように制御部9を備えている。制御部9はCPUと記憶部とを備えたコンピュータからなり、記憶部には塗布、現像装置の作用、即ち各ブロックD1〜D4におけるウエハWの搬送やウエハWの処理、薬液ブロックD2内における薬液容器3の搬送や移載機構4の薬液容器3の交換に係る動作についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
本発明の第1の実施の形態の作用について説明する。例えば図11に示すように供給管束65が巻掛け軸部59からP7の位置の容器保持体2に向けて伸びた配置となる状態を初期配置状態とする。初期配置状態に配置された容器保持体2に載置された薬液容器3から処理液の供給を行い、P4に位置する容器保持体2に載置されている薬液容器B1の薬液の量が少なくなった例について述べる。例えば、薬液供給路67に設けられた図示しない流量センサによる流量に基づいて、制御部9により交換時期の判断が行われ、例えば塗布、現像装置の外部のモニターに薬液容器B1の交換の表示がなされる。そして例えばOHT100により所定の薬液が収納された新たな薬液容器B2が第2の搬入口22から薬液ブロックD2内に搬入され、トレー載置部23に載置される。
一方薬液容器B1が空になった後、搬送機構20を反時計回りに周回させて、図12、図13に示すように使用済みの薬液容器B1を交換位置P13にまで移動させる。なおこの実施例では、薬液容器B1が空になった後、P13へと移動させているが、薬液容器B1は、まだ薬液の供給を行っている使用中の状態で交換位置まで移動させてもよい。
使用済みの薬液容器B1を交換位置P13まで移動させた後、図14に示すように使用済みの薬液容器B1に挿入されているノズル部61が上方側に抜き出される。そして図15に示すように蓋部開閉機構7により使用済みの薬液容器B1の開口部に、蓋部29が装着される。この蓋部29は、当該使用済みの薬液容器B1を容器保持体2に搬入した時に蓋部開閉機構7が取り外して保持していたものである。その後図16に示すように使用済みの薬液容器B1は、移載機構4により中間ステージ26に載置される。次いで図17に示すように新たな薬液容器B2が容器保持体2に載置され、その後使用済みの薬液容器B1がトレー載置台23に載置され、例えばOHT100により薬液ブロックD2から搬出される。
また容器保持体2に載置された新たな薬液ボトルB2は、図14、図15とは逆の操作が行われることにより、蓋部29が開かれ、図18に示すようにノズル部61が装着される。
この一連の工程を清浄雰囲気空間となっている薬液ブロックD2内で、オペレータの手を介さずに行うことができる。しかる後新たな薬液容器B2から薬液の供給を開始し、搬送機構20を時計回りに回転させて、図19に示すように新たな薬液容器B2の載置された容器保持体2をP4の位置に戻す。容器保持体2の配置が前述の初期配置状態の場合には、搬送機構20を時計回りに回転させることにより、P1〜P5及びP14〜P16の位置にある容器保持体を交換位置P13まで移動させることができる。一方搬送機構20を反時計回りに回転させることにより、P6〜P12までの位置にある容器保持体2を交換位置P13に移動させることができる。
上述の例では、薬液容器3をOHT100により搬入出を行う例を示しているが、第1の搬入出口21からオペレータにより手動で薬液容器の搬入出を行うようにしてもよい。
上述の実施の形態は、薬液容器3が配置される複数の容器保持体2を薬液容器3の交換位置P13を含む周回軌道に沿って配置している。そして使用済みの薬液容器B1の載置された容器保持体2を駆動機構50により周回軌道に沿って交換位置P13まで移動させ、移載機構4を用いて交換位置P13にある使用済みの薬液容器B1と新たな薬液容器B2の交換を行っている。さらに薬液供給路67の着脱動作をノズル着脱機構6により実行している。従ってオペレータが薬液容器3の配置領域内に立ち入らなくて済むため、薬液容器3の配置、交換領域を閉鎖的な領域とすることができる。このため作業者の負担が軽減でき、薬液の変質、パーティクル汚染を抑えることができる。
あるいは容器保持体2に載置された薬液容器3内の薬液の量は、例えば容器保持体2内に設けられた不図示の液面計によって監視してもよく、この場合薬液容器3内の薬液量が予め設定された液面高さを下回った場合に薬液容器3の交換時期との判断がされるようにしてもよい。
また薬液容器3の開口部に例えばゴム製の蓋部を装着する。そして先端を尖らせたノズル部6及び管路を蓋部に突き刺すことにより、薬液容器3に薬液供給路を接続するように構成してもよい。この場合には、蓋部開閉機構7を設ける必要はない。
さらに薬液ブロックD2の配置位置のバリエーションについて説明する。図20は、薬液ブロックD2、D2a〜D2eを配置可能な位置を斜線のハッチで塗り潰して示してある。ウエハ搬送路を設けることにより、薬液ブロックD2内の雰囲気と区画された空間を介してウエハWの搬送を行う場合には、処理ブロックD3における棚ユニットU7や受け渡しアーム16の配置領域と、単位ブロックE1〜E6が積層されている領域との間(図13の薬液ブロックD2a)、処理ブロックD3とインターフェイスブロックD4との間(同図の薬液ブロックD2b)、インターフェイスブロックD4と露光装置D5との間(同図の薬液ブロックD2c)にも薬液ブロックD2a〜D2cを配置することができる。
また、キャリアブロックの前方側であって、キャリアCの載置台11の上方側に薬液ブロックD2dを載置してもよい。この他、塗布、現像装置の本体を挟んだ左右両脇に薬液ブロックD2eを設けてもよい。
[第1の実施の形態の他の例]
第1の実施の形態の他の例として、周回軌道に沿って容器保持体2を移動させるためのエンドレスベルト53を用いた駆動機構50に代えて、図21に示すように回転筒75と回転筒75から放射状に伸びる支持部材76を用いた構成としてもよい。例えば図21に示すように回転筒75を設け、その内部にシャトル27が通過するウエハ搬送部34を設けるように構成する。回転軸75の周回りに等間隔に12本の同じ長さの支持部材76の基端側を接続し、各支持部材76が回転筒75から放射状に伸びるように設ける。
容器保持体2は、前述の実施の形態と同様な構成の吊り下げ機構55(図6参照)により、各支持部材76の先端に支持される。容器保持体2に設けられた薬液供給管60は、夫々の支持部材76に沿って引き回された後、回転筒75の外面の位置で、例えば薬液供給管60を4本づつ一まとめにして、3本の供給管束65とする。
回転筒75には図示しない回転機構が設けられており、回転筒75を時計回りに180度、反時計回りに180度回転可能に構成されている。3本の供給管束65は、例えば薬液ブロックD2の下方に設けられたポンプ配置部25へと引き回されるが、回転筒75を時計回り及び反時計回りに回転させた時に回転を阻害しない長さに設定されている。そして垂直上方に位置する容器保持体2から数えて反時計回りに6個目の容器保持体2の位置を交換位置に設定し、当該容器保持体2に対応する位置に移載機構4を設ける。
このように構成した場合にも、搬送機構20を回転させることにより、使用済みの薬液ボトルB1を交換位置にまで移動させ、移載機構4により使用済みの薬液容器B1と新たな薬液容器B2とを入れ替えることができる。そのため人手を介さずに薬液容器3の交換をすることが可能となり、同様の効果を得ることができる。
[第2の実施の形態]
また第2の実施の形態にかかる基板処理装置として、薬液ブロックD2が処理ブロックD3の下方に設けられ、複数の容器保持体80が水平方向に移動されて、交換位置を含む軌道を周回するように構成してもよい。例えば図22、図23に示すように処理ブロックD3におけるBCT層の下に壁面で囲まれた薬液ブロックD2が設けられる。
図24に示すように薬液ブロックD2における、キャリアブロックD1側から見て左側壁には搬入口81が2か所設けられており、その内部にはトレー載置台23が設けられ、さらにその内側には移載機構4が設けられる。またトレー載置台23側から見て、移載機構4の左側には、中間ステージ26が設けられる。トレー82は、例えば円筒形状であることを除いて、第1の実施の形態にかかるトレー31と同様に構成されており、薬液容器3は、トレー82に収められて、薬液ブロックD2に搬入される。
続いて搬送機構83について説明する。例えば基板処理装置の幅方向に伸びる楕円形に周回するようにベルトコンベア84を設ける。ベルトコンベア84は、例えば基板処理装置の長さ方向に2台並べて設ける。ベルトコンベア84の上方には、例えば図23、図24に示すように12個の容器保持体80が等間隔に並べて配置され、水平方向に周回するように構成されている。容器保持体80は、例えば中空の円筒形に構成されている。容器保持体80は、その側面における一部が開放されており、薬液容器3の収められたトレー82が載置できるようになっている。
容器保持体80はキャリアブロックD1側から見て左手前の位置にある容器保持体80のさらに左側に移載機構4が位置するように配置され、この容器保持体80の位置が交換位置となる。また各容器保持体80は、ベルトコンベア84により周回するが、交換位置に位置する時に移載機構4側に開放された部位が向くように配置される。容器保持体80の内部には、図8、図9と同様な構成のノズル着脱機構6と、蓋部開閉機構7が設けられている。薬液供給管60は、容器保持体80の天井部から、外部に引き回された後、一まとめにされ、例えば薬液ブロックD2の外部に設けられたポンプ載置部へと引き回される。
このように構成した場合にも、ベルトコンベア84を周回させることにより、使用済みの薬液ボトルB1を交換位置にまで移動させ、移載機構4により使用済みの薬液容器B1と新たな薬液容器B2とを入れ替えることができる。そのため人手を介さずに薬液容器3の交換をすることが可能となり、同様の効果を得ることができる。
また上述の実施の形態においては、容器保持体2、80は一の側壁が開放されるように構成したが、当該側壁にシャッタ(図示せず)を設け薬液容器3を交換する時以外は閉鎖するように構成してもよい。第1の実施の形態を用いて一例を挙げるとシャッタを左右方向に移動自在に設けることにより薬液容器3の搬入口が開閉されるように容器保持体2を構成する。そして例えば図4に示す交換位置P13に薬液容器3の交換対象となる容器保持体2が動き出す前にシャッタが閉じるように制御部9内のプログラムを組むことにより、シャッタの開閉制御を行うことができる。
2、80 容器保持体
3 薬液容器
4 移載機構
6 ノズル着脱機構
7 蓋部開閉機構
10 塗布ユニット
14 液処理モジュール
19 蓋部
20 容器保持機構
21 第1の搬入出口
22 第2の搬入出口
23 トレー載置台
24 ウエハ搬送路
25 ポンプ載置部
26 中間ステージ
31、82 トレー
41 保持部材
50 搬送機構
60 薬液供給管
65 外管
84 ベルトコンベア

Claims (7)

  1. 薬液供給路の基端側が装着された薬液容器を各々保持し、薬液容器の交換位置を含む周回軌道に沿って配置された複数の容器保持体と、
    前記複数の容器保持体を周回軌道に沿って移動させる搬送機構と、
    前記容器保持体に保持される薬液容器に前記薬液供給路の基端側を着脱するための供給路着脱機構と、
    薬液が貯留されている新たな薬液容器を搬入し、使用済みの薬液容器を搬出するための搬入出ポートと、
    前記交換位置に停止している容器保持体内の使用済みの薬液容器を前記搬入出ポートに移載し、前記搬入出ポートに載置された新たな薬液容器を当該容器保持体内に移載するための移載機構と、を備え
    前記薬液容器は、台部に載せて前記搬入出ポートから容器保持体に移載されることを特徴とする薬液容器交換装置。
  2. 前記供給路着脱機構は、前記容器保持体に設けられていることを特徴とする請求項に記載の薬液容器交換装置。
  3. 前記薬液供給路が取り外された後の使用済みの薬液容器の薬液取り出し口を蓋部により閉じ、新たな薬液容器の蓋部を取り外して薬液取り出し口を開く蓋部開閉機構を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の薬液容器交換装置。
  4. 前記蓋部開閉機構は、前記容器保持体に設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の薬液容器交換装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか一項に記載の薬液容器交換装置と、
    薬液供給路の先端側に設けられた薬液吐出部から吐出される薬液により基板を液処理するための液処理モジュールを含む処理ブロックと、を備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 前記複数の容器保持体の配置領域は、基板処理装置の外部雰囲気から区画されていることを特徴とする請求項に記載の基板処理装置。
  7. 前記外部雰囲気から区画されている領域を清浄気体雰囲気とするための清浄気体供給部を備えることを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
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