JP6123489B2 - ブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、ブレーキシューのストロークが調整可能なブレーキ装置に関するものである。
従来のブレーキ装置には、内拡直動式電磁ブレーキ装置がある。本ブレーキ装置では、円筒状の回転可能なブレーキドラムの内周面に制動面が設けられている。そして、ブレーキドラムの内側中央に固定鉄心が設けられ、その両側にはそれぞれ可動鉄心が制動面の方へ進退可能に設けられている。可動鉄心から制動面に向かって2本の棒状の連結部材が突出して設けられ、連結部材の先端部にはブレーキシューが取り付けられている。そして、可動鉄心と一体になってブレーキシューは制動面の方へ進退し、これにともないブレーキシューが制動面に押圧されたり引き離されたりして、ブレーキドラムが制動、解放される。
このブレーキシューの進退により変位する距離であるブレーキストロークの長さが変化するとブレーキ装置の制動特性が変化するため、調整を行っている。連結部材の端部にはねじ部が設けられており、このねじ部が可動鉄心に設けられたねじ穴にねじ込まれて連結部材が可動鉄心に取り付けられている。このねじ込み深さを変化させると、一体に連結されている可動鉄心からブレーキシューまでの全長が変化する一方で、固定鉄心と制動面の距離は一定であるので、ブレーキストロークが変化する。
ところで、連結部材のねじ部のうち、ねじ穴にはねじ込まれていない部分、つまり、可動鉄心のねじ穴からブレーキシュー側へ飛び出しているねじ部にはナットが取り付けられている。そして、ブレーキ装置を稼動中は、ナットを可動鉄心に押し当たるように締め付けることにより連結部材が回らないようにしている。また、ブレーキストローク調整時には、ナットを緩めて可動鉄心から離した状態で、連結部材を回転してねじ込み深さを変化させてブレーキストローク調整を行い、調整が完了したらナットを可動鉄心に押し当たるように締め付けている。
(例えば、特許文献1参照)
特開2002−284486(第2図)
しかしながら、連結部材のねじ部と可動鉄心のねじ穴の間には、ねじの軸方向にねじのバックラッシュとしての隙間が設けてある。このため、ブレーキストローク調整完了後にナットを可動鉄心に押し当たるように締め付けると、ねじのバックラッシュの分だけねじ込み深さが浅くなる方へ連結部材が移動する。ブレーキストロークは、例えば0.1mm〜0.2mm程度と非常に小さいものであるため、連結部材がねじのバックラッシュ分移動することにより調整を完了していたブレーキストロークが変化してしまう。このため、ねじのバックラッシュによるブレーキストロークの変化を見込んだうえでブレーキストローク調整を行う必要があり、調整作業には熟練を要するとともに時間が掛かるという課題を見出した。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、ブレーキストロークを調整する際にねじのバックラッシュによりブレーキストロークが変化することなく容易に調整を行えるブレーキ装置を得ることを目的とする。
本発明に係るブレーキ装置は、固定鉄心及び電磁コイルを有する電磁マグネットと、電磁マグネットに接離する方向へ変位可能であり、電磁マグネットと反対側にねじ穴が設けられた可動鉄心と、一端側に設けられたねじ部がねじ穴にねじ込まれたねじ棒と、ねじ棒の他端側に連結されて制動面に接離する方向へ変位可能なブレーキシューと、ブレーキシューを制動面に押し付ける方向へ可動鉄心を付勢する付勢手段と、可動鉄心に接離する方向へ移動可能にねじ部に取り付けられたナットと、ナットと可動鉄心とが離れた状態では、ねじ部のねじ山のナット側の側面とねじ穴のねじ山のナットとは反対側の側面とをねじ棒の軸方向に互いに当接させる当接手段と、を備えたものである。
本発明によれば、ナットを可動鉄心から離した状態でねじ棒を回すとねじ部のねじ込み深さが変化して可動鉄心とブレーキシューとの間の長さが変わり、ブレーキストロークが変わる。この状態では、当接手段がねじ棒のねじ山のナット側の側面とねじ穴のねじ山のナットとは反対側の側面とを押し当てている。そして、ナットを可動鉄心に押し当たるように締め付ける。ナットを締め付けた状態でも、ねじ棒のねじ山のナット側の側面とねじ穴のねじ山のナットとは反対側の側面とが押し当たっているので、可動鉄心とブレーキシューとの間の長さは変化せず、ブレーキストロークも変化しない。
本発明によれば、ブレーキストロークを調整する際にねじのバックラッシュによりブレーキストロークが変化することなく容易に調整を行えるブレーキ装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1によるブレーキ装置の全体構成を示す断面図である。 図1に示すブレーキ装置の要部断面図である。 図1に示すブレーキ装置の要部断面図である。 本発明の実施の形態2によるブレーキ装置の全体構成を示す断面図である。 図4に示すブレーキ装置の要部断面図である。 本発明の他の実施の形態によるブレーキ装置の要部断面図である。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図3により説明する。図1は本発明の実施の形態1によるブレーキ装置の全体構成を示す断面図である。図2は図1に示すブレーキ装置の要部断面図で、ナットを緩めてブレーキストロークを調整するときの状態を示している。図3は図1に示すブレーキ装置の要部断面図で、ナットを締め付けてブレーキストローク調整が完了したときの状態を示している。
ブレーキ装置1は、回転軸(図示せず)と一体に回転する円筒形のブレーキドラム3と、ブレーキドラム3の内側に配置された一対のブレーキ装置本体5とを有している。各ブレーキ装置本体5は、ブレーキドラム3の内側中央部からブレーキドラム3の内周面の方へ左右対称に配置されている。ブレーキドラム3の内周面は制動面3aになっている。
ブレーキ装置本体5は、ブレーキドラム3の内側中央部に設けられた電磁マグネット7と、電磁マグネット7と制動面3aとの間で変位可能な制動部9と、電磁マグネット7と制動部9との間に圧縮されて設けられた制動ばね11とを有している。制動ばね11は、付勢手段と当接手段とを兼ねている。
電磁マグネット7は、ブレーキ装置取付部(図示せず)に固定された固定鉄心13と、固定鉄心13の制動部9に対向する部分に設けられた電磁コイル15とを有している。本実施の形態では、各電磁マグネット7の固定鉄心13は一体に設けられている。電磁マグネット7は、電磁コイル15に通電することにより制動部9を吸引する電磁吸引力を発生する。
制動部9は、制動面3aに押し付けられたり、制動面3aから引き離されたりする方向へ変位可能になっている。制動部9は、制動面3a側にブレーキシュー17が設けられ、電磁マグネット7側には電磁マグネット7からの電磁吸引力を受ける可動鉄心19が設けられ、ブレーキシュー17と可動鉄心19とを連結する連結部21とを有している。ブレーキシュー17は、制動面3aに対向して設けられたライニング23と、制動面3aの反対側からライニング23を保持するシュー25とを有している。このライニング23が制動面3aに押し付けられたり、制動面3aから引き離されたりする。固定鉄心13と可動鉄心19は対向して設けられており、固定鉄心13の可動鉄心19に対向する部分に制動ばね11の基端部が取り付けられ、制動ばね11の先端部は可動鉄心19に当接している。
電磁コイル15に通電されていないときは、制動ばね11の弾性復元力により可動鉄心19及び連結部21を介してブレーキシュー17のライニング23が制動面3aに押し付けられ、ブレーキ装置1は制動状態になっている。この状態で固定鉄心13と可動鉄心19との間には隙間が開いており、固定鉄心13と可動鉄心19との距離がブレーキストロークS1となる。電磁コイル15に通電されると、可動鉄心19に電磁吸引力が働き、可動鉄心19は制動ばね11の弾性復元力に逆らって固定鉄心13に吸引され、これにともないブレーキシュー17のライニング23は制動面3aから引き離され、ブレーキ装置1は解放状態になる。
連結部21は、ねじ棒としてのボルト27と、板ばね29と、ナット31とを有している。シュー25のライニング23を保持している部分とは反対側の押圧部25aには板ばね29が固定されるとともにボルト27の頭が当接されており、板ばね29の先端部はボルト頭27aを押圧部25aに押さえ付けることにより、ボルト27とシュー25とが連結されている。ボルト27は板ばね29により押圧部25aに押さえ付けられた状態のまま、ねじ部27bの回りに回転できるようになっている。
可動鉄心19は、中空部19aを有しているとともに可動鉄心19の外周側から中空部19aに通じる開口部19bを有している。開口部19bは制動部9が変位する方向に対して交差する方向、つまり、ブレーキドラム3の軸方向に開口している。また、可動鉄心19のブレーキシュー17対向部にはねじ穴19cが設けられており、ねじ穴19cは可動鉄心19のブレーキシュー17対向面から中空部19aまで貫通して設けられている。
そして、ボルト27のねじ部27bがねじ穴19cにねじ込まれ、ねじ部27bの先端側は中空部19aに突出し、中空部19aに突出しているねじ部27bにナット31がねじ込まれている。これによりブレーキシュー17と可動鉄心19とが連結されている。本実施の形態では、1つの可動鉄心19に2つのねじ穴19cが平行に並ぶように設けられ、ボルト27及びナット31もそれぞれ2つずつ設けられている。可動鉄心19の外周側から開口部19bを通して、中空部19aに突出しているねじ部27b及びナット31が見えるようになっている。
ねじ部27bは、丸棒の表面に螺旋状のV字状の溝が設けられている。隣り合う溝同士の間がねじ山になっており、丸棒の表面に螺旋状にねじ山が連続して設けられている。つまり、ねじ山は山頂部分から軸心方向の両側へ傾斜した側面が形成されている。ねじ穴19cも同様であり、山頂部分から軸心方向の両側へ傾斜した側面が形成されたねじ山が丸穴の表面に設けられている。
ねじ部27bがねじ穴19cにねじ込まれた状態で、互いに対向する、それぞれのねじ山の側面同士の間には、軸心方向にねじのバックラッシュとしての隙間ができるように設けられている。そして、例えばねじ部27bのねじ山について見た場合、ボルト27及び可動鉄心19に加わる力の状態により、ねじ山のどちら側に隙間が開くかが決まる。例えば、ねじ込み深さが深くなる方向にボルト27及び可動鉄心19に力が加わっている状態では、ねじ部27bのねじ山のボルト頭27a側に隙間ができ、このねじ山の片一方の側面は、その対向しているねじ穴19cの側面と当接している。
ナット31が可動鉄心19と押し当たるまで締め込まれている状態では、ボルト27は回できないので可動鉄心19とブレーキシュー17との相対位置は一定となる。ナット31が緩められ可動鉄心19から離れている状態では、ボルト27はねじ部27bの回りに回転することができる。ボルト27をねじ穴19cにねじ込むと、可動鉄心19とブレーキシュー17との相対位置は接近する。これにより固定鉄心13と可動鉄心19との距離、つまり、ブレーキストロークS1は大きくなる。反対にボルト27を回転させて、ねじ穴19cからブレーキシュー17の方へ突出しているボルト27の長さを長くすると可動鉄心19とブレーキシュー17との相対位置は離れる。これにより固定鉄心13と可動鉄心19との距離、つまり、ブレーキストロークS1は小さくなる。
このように構成されたブレーキ装置1のブレーキストロークS1の調整について説明する。ブレーキストロークS1の調整は、電磁コイル15に通電していない状態で行う。ナット31を緩めて可動鉄心19から離し、ボルト27を回転できるようにする。そして、ボルト27を回転して固定鉄心13と可動鉄心19の距離を所定のブレーキストロークS1に合わせた後、ナット31を可動鉄心19に押し当たるように締め付けることによりブレーキストロークS1の調整が完了する。
ナット31を緩めた状態では、制動ばね11は可動鉄心19を制動面3aの方へ押しており、可動鉄心19はボルト27を制動面3aの方へ押している。このとき可動鉄心19のねじ穴19cのねじ山が、ボルト27のねじ部27bのねじ山を制動面3aの方へ、つまり、ナット31とは反対側へ押している。このため、ねじ穴19cのねじ山のナット31とは反対側の側面とボルト27のねじ部27bのねじ山のナット31側の側面とがボルト27の軸方向に互いに当接している。
次に、ナット31を可動鉄心19に押し当たるように締め付けた状態では、ねじ穴19cの中のねじ部27bをナット31側へ引き寄せるように力が働く。このときボルト27のねじ部27bのねじ山が、可動鉄心19のねじ穴19cのねじ山をナット31の方へ押している。これにより、ボルト27のねじ部27bのねじ山のナット31側の側面とねじ穴19cのねじ山のナット31とは反対側の側面とがボルト27の軸方向に互いに当接することになる。
このように、ナット31を緩めた状態と、ナット31を可動鉄心19に押し当たるように締め付けた状態とでは、ボルト27とねじ穴19cの双方のねじ山の相対的な位置は変わらない。従って、ブレーキストロークS1を調整する際にねじのバックラッシュによりブレーキストロークS1が変化することなく容易に調整を行える。まお、ねじ山の形状は、山頂部分が狭く両側面が鋭角に形成された場合で説明したが、例えば山頂部分が広い台形ねじなどでもよい。
実施の形態2.
本発明の第2の実施の形態を図4、図5にて説明する。図4は本発明の実施の形態2によるブレーキ装置の全体構成を示す断面図である。図5は図4に示すブレーキ装置の要部断面図で、ナットを緩めてブレーキストロークを調整するときの状態を示している。なお、他の実施の形態と同一符号の構成品は、本実施の形態において同一部分を示し説明を省略する。
実施の形態1においては、可動鉄心19は中空部19aを有していたが、本実施の形態では可動鉄心119は中実である。可動鉄心119のブレーキシュー17対向部にはねじ穴119cが設けられ、ねじ穴119cにはボルト27のねじ部27bがねじ込まれている。そして、ねじ穴119cの底部119dとねじ棒の端部としてのボルト27のねじ部27bの先端部27cとの間には、弾性手段としての圧縮されたコイルばね140が設けられている。つまり、コイルばね140は、ねじ穴119cにねじ込まれているボルト27をねじ穴119cから押し出す向きに付勢している。
ナット131は、ねじ穴119cからブレーキシュー17の方へ出ているねじ部27bに取り付けられている。1つの可動鉄心119に2つのねじ穴119cが平行に並ぶように設けられ、ボルト27、ナット131及びコイルばね140もそれぞれ2つずつ設けられている。
ここで、コイルばね140の付勢力は、ボルト27をねじ穴119cから押し出す向きに働く。一方で、付勢手段としての制動ばね11の付勢力は、コイルばね140とは反対に、ボルト27をねじ穴119cに押し込む向きに可動鉄心119をボルト27の方へ付勢している。そして、コイルばね140と制動ばね11とを合わせた付勢力が、ボルト27をねじ穴119cから押し出す向きに働くように、コイルばね140と制動ばね11それぞれの付勢力の大きさが設定されている。つまり、ナット31を緩めた状態では、ボルト27のねじ部27bのねじ山が可動鉄心119のねじ穴119cのねじ山をナット131の方へ押すように付勢力は設定されている。
電磁コイル15に通電されていない状態では、制動ばね11が可動鉄心119を制動面3aの方へ押し、ブレーキシュー17のライニング23が制動面3aに押し付けられている。そして、固定鉄心13と可動鉄心119の間には隙間が開いており、固定鉄心13と可動鉄心119との距離がブレーキストロークS2となる。
このように構成されたブレーキ装置2のブレーキストロークS2の調整は、電磁コイル15に通電していない状態で行う。ナット131を緩めて可動鉄心119から離し、ボルト27を回転できる状態では、ねじ部27bのねじ山のナット131側の側面とねじ穴119cのねじ山のナット131とは反対側の側面とがボルト27の軸方向に互いに当接している。
そして、ブレーキストロークS2を調整後にナット131を可動鉄心19に押し当たるように締め付けた状態では、ねじ穴119cの中のねじ部27bをナット131側へ引き寄せるように力が働く。このときねじ部27bのねじ山のナット131側の側面とねじ穴119cのねじ山のナット131とは反対側の側面とがボルト27の軸方向に互いに当接する。
このように、ナット131を緩めた状態と、ナット131を可動鉄心119に押し当たるように締め付けた状態とでは、ボルト27とねじ穴119cの双方のねじ山の相対的な位置は変わらない。従って、ブレーキストロークS2を調整する際にねじのバックラッシュによりブレーキストロークS2が変化することなく容易に調整を行える。
なお、ねじ穴119cにねじ込まれているボルト27をねじ穴119cから押し出す向きに付勢する弾性手段はコイルばね140に限定されるものではなく、例えば他の形状の金属ばねや、ゴムのばねであってもよい。さらに、図6に示すブレーキ装置4の要部断面図のようにねじ穴119cにねじ込まれたボルト27のねじ部27bとねじ穴119cの隙間を例えば合成樹脂や合成ゴムなどからなるシール材145により塞ぎ、ねじ穴119cの底部119dとボルト27の先端部27cとの間で圧縮された圧縮空気147を弾性手段としてもよい。
1,2,4 ブレーキ装置、 3 ブレーキドラム、 5 ブレーキ装置本体、 7 電磁マグネット、 9 制動部、 11 制動ばね、 13 固定鉄心、 15 電磁コイル、 17 ブレーキシュー、 19,119 可動鉄心、 19a 中空部、 19b 開口部、 19c,119c ねじ穴、 21 連結部、 23 ライニング、 25 シュー、 25a 押圧部、 27 ボルト、 27a ボルト頭、 27b ねじ部、 27c 先端部、 29 板ばね、 31,131 ナット、 119d 底部、 140 コイルばね、 145 シール材、147 圧縮空気

Claims (5)

  1. 固定鉄心及び電磁コイルを有する電磁マグネットと、
    前記電磁マグネットに接離する方向へ変位可能であり、前記電磁マグネットと反対側にねじ穴が設けられた可動鉄心と、
    一端側に設けられたねじ部が前記ねじ穴にねじ込まれたねじ棒と、
    前記ねじ棒の他端側に連結されて制動面に接離する方向へ変位可能なブレーキシューと、
    前記ブレーキシューを前記制動面に押し付ける方向へ前記可動鉄心を付勢する付勢手段と、
    前記可動鉄心に接離する方向へ移動可能に前記ねじ部に取り付けられたナットと、
    前記ナットと前記可動鉄心とが離れた状態では、前記ねじ部のねじ山のナット側の側面と前記ねじ穴のねじ山のナットとは反対側の側面とを前記ねじ棒の軸方向に互いに当接させる当接手段と、を備えていることを特徴とするブレーキ装置。
  2. 前記可動鉄心は前記接離する方向に対して交差する方向に開口する中空部を有し、
    前記ねじ穴は前記中空部まで貫通し、
    前記ナットは前記中空部に突出した前記ねじ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 前記当接手段は、前記ねじ穴の底部と前記ねじ棒の前記一端側の端部とが前記ねじ棒の軸方向に離れる方向に付勢するように前記底部と前記端部との間に設けられた弾性手段を備え、
    前記ナットは前記可動鉄心と前記ブレーキシューとの間の前記ねじ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。
  4. 前記弾性手段はコイルばねであることを特徴とする請求項3に記載のブレーキ装置。
  5. 前記ねじ穴にねじ込まれたねじ部とねじ穴との間に詰められたシール材を備え、
    前記弾性手段は圧縮された空気であることを特徴とする請求項3に記載のブレーキ装置。
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