JP6123254B2 - 制御装置 - Google Patents

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本発明は、制御装置に関し、さらに詳しくは電子機器の制御装置であって検査モードを有するものに関する。
電子機器を制御する制御装置においては、その電子機器が市場に供給される前に、動作確認等の検査が行われることが多い。この種の制御装置においては、使用者がその電子機器を使用できるように電子機器の動作を制御する通常モードと、制御装置自体の検査を行う検査モードとをそれぞれ独立に実行できることが求められる。
例えば、特許文献1においては、衛生洗浄装置の制御装置において、電源投入時に、予め設定された複数個の動作スイッチを同時に押しながら電源投入を行う等の強制スイッチ入力がなされた場合にのみ、検査モード(強制スイッチ受付モード)が開始される。強制スイッチ入力がない場合には、通常モード(通常動作モード)が実行される。
特開平6−136806号公報
上記特許文献1における強制スイッチ入力のように、検査モードを実行するために特別な入力を要する制御装置においては、特別な入力がされないかぎり通常モードが自動的に実行されるので、検査モードが実行されなかった制御装置を備える電子機器が市場に供給されてしまった場合、一般使用者が電源投入を行うと、検査モードが一度も実行されることなく、通常モードが実行されることになる。すると、仮にこの制御装置に異常や故障があった場合、一般使用者による電子機器の使用に支障をきたすことになる。
本発明が解決しようとする課題は、電子機器を制御する制御装置において、検査が実施されていない制御装置が市場に流出し、一般使用者によって使用されることが防止された制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる制御装置は、電子機器を制御可能な制御部を備え、前記制御部は、前記制御部の検査が完了しているかどうかを判定する検査状況判定手段と、前記制御部の検査が完了していないことを示す検査未完了データと前記制御部の検査が完了していることを示す検査完了データとを記憶可能な不揮発性記憶手段と、前記制御部の検査が完了した時に前記不揮発性記憶手段に記憶された前記検査未完了データを前記検査完了データに書き換えるデータ書き換え手段と、前記制御部に電源が投入されたことを検出する電源投入検出手段と、前記電子機器を作動させるための制御を実行する通常モードと、前記制御部の検査を実行する検査モードとを選択的に実行可能なモード選択手段とを有し、前記電源投入検出手段が電源投入を検出した時に、前記検査未完了データが前記不揮発性記憶手段に記憶されている場合には、前記モード選択手段が前記検査モードを実行し、前記検査完了データが前記不揮発性記憶手段に記憶されている場合には、前記モード選択手段が前記通常モードを実行し、前記制御部の検査が完了された時に、前記データ書き換え手段が前記不揮発性記憶手段に記憶された前記検査未完了データを前記検査完了データに置換することを要旨とする。
ここで、前記制御部はマイクロコンピュータであり、前記不揮発性記憶手段は前記マイクロコンピュータに内蔵された不揮発性記録媒体であることが好適である。
また、前記検査完了データは、前記検査未完了データに置換可能であることが好ましい。
そして、前記制御装置は、前記不揮発性記憶手段に前記検査未完了データが記憶されているか前記検査完了データが記憶されているかの区別を外部に通知可能な通知部をさらに有することが好ましい。
このとき、前記通知部は、点滅可能な発光手段を有し、前記不揮発性記憶手段に前記検査未完了データが記憶されていることは、前記発光手段が点滅されることによって外部に通知され、前記不揮発性記憶手段に前記検査完了データが記憶されていることは、前記発光手段が点灯されないことによって外部に通知されるとよい。
また、前記制御装置は、衛生洗浄装置に備えられることが好ましい。
上記発明にかかる制御装置においては、制御部の検査が未完了である状態で電源を投入するだけで、自動的に検査モードが実行される。これにより、検査を経ない制御装置が市場に流出し、一般使用者の使用に供されることが防止される。
また、検査モードを実行するために、特別な入力を行う必要がなく、制御装置の検査のための工程が簡略化されるとともに、特別な入力を行うための機器等の装備も必要がなく、検査に要するコストが抑制される。
ここで、前記制御部はマイクロコンピュータであり、前記不揮発性記憶手段は前記マイクロコンピュータに内蔵された不揮発性記録媒体であると、制御装置全体が小型化され、限られた空間にも制御装置を配置することができる。
また、前記検査完了データが、前記検査未完了データに置換可能であると、検査が一旦完了されて検査完了データが記憶された後でも、検査未完了データに書き換えることで、一度検査を経た制御装置に対して再び制御部の検査を実行することができる。このようなことが可能であると、検査のやり直し等の要請に対応することができ、制御部の検査において、一層確実を期すことができる。
そして、前記制御装置が、前記不揮発性記憶手段に前記検査未完了データが記憶されているか前記検査完了データが記憶されているかの区別を外部に通知可能な通知部をさらに有すると、制御部の検査が完了しているかどうかを製造者や使用者が明確に認識することができる。
このとき、前記通知部は、点滅可能な発光手段を有し、前記不揮発性記憶手段に前記検査未完了データが記憶されていることは、前記発光手段が点滅されることによって外部に通知され、前記不揮発性記憶手段に前記検査完了データが記憶されていることは、前記発光手段が点灯されないことによって外部に通知されるのであれば、制御部の検査が完了されていない場合には、電源を投入した際に発光手段が点滅することで、製造者に検査が未実施であることを強く認識させることができる。また、万一、検査未完了データが記憶されたままの制御装置が市場に流出してしまったとしても、使用者に注意を喚起することができる。一方、検査が完了されている場合には、発光手段が点灯されないことで、使用者が制御装置又は電子機器に異常が存在するとの不安を抱かず、制御装置及び電子機器を安心して使用することができる。
また、前記制御装置が、衛生洗浄装置に備えられる場合には、構成部材や温水が直接人体に接触するという衛生洗浄装置の性質に鑑みると、制御装置の異常や故障に由来する火傷や感電の発生といった深刻な事故を効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる制御装置の構成を示すブロック図である。 上記制御装置の動作を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる制御装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる制御装置1の構成を示すブロック図である。制御装置1は、電子機器(不図示)を制御する制御部10を備える。
制御部10は、モード選択手段11、電源投入検出手段12、検査状況判定手段13、データ書き換え手段14、不揮発性記憶手段15、検査モード実行手段16及び通常モード実行手段17を有する。制御部10は、具体的にはマイクロコンピュータ(マイコン)等によって具現される。
制御部10は、電子機器を使用者が通常の方法で使用する際に電子機器の制御を行う通常モードと、制御部10自体に異常又は故障がないかを製造者が検査する検査モードとを有する。これらのモードは、いずれか一方しか同時には実行できない。モード選択手段11は、通常モード又は検査モードのいずれか一方を選択して実行させる機能を有する。
電源投入検出手段12は、例えば商用電源への電源プラグの接続などによって制御部10を含む制御装置1に電源が投入されたことを検出することができる。電源投入検出手段12が電源投入を検出すると、モード選択手段11に電源投入の検出を示す信号が伝達される。
検査状況判定手段13は、制御部10に対する検査の実施状況を検知し、検査がすでに完了しているか、完了していないかを判定する。そして、その判定結果をデータ書き換え手段14に出力する。
データ書き換え手段14は、検査状況判定手段13から伝達された制御部10の検査の実施状況に応じて、不揮発性記憶手段15に記憶された検査完了データと検査未完了データの間の書き換えを行う。
不揮発性記憶手段15は、検査モードでの制御部10の検査が完了していることを示す「検査完了データ」及び制御部10の検査が完了していないことを示す「検査未完了データ」を記憶することができる。これら2つのデータは、同時に一方のみ制御部10に記憶され、相互に書き換え可能である。不揮発性記憶手段15は、EPROM等の不揮発性記録媒体によって具現され、制御装置1全体の小型化の観点から、マイコンによって具現される制御部10に内蔵されたものであることが望ましい。なお、制御部10の製造直後の状態においては、不揮発性記憶手段15には検査未完了データが書き込まれている。
不揮発性記憶手段15に検査未完了データが記憶されている状態において、検査モードが実行され、検査状況判定手段13からデータ書き換え手段14にそのことを示す信号が入力されると、データ書き換え手段14が不揮発性記憶手段15に記憶された検査未完了データを検査完了データに置換する。一方、制御装置1が後述する特殊入力部30を有する場合には、不揮発性記憶手段15に検査完了データが記憶されている状態において、特殊入力部30からデータ書き換え手段14への入力が行われると、データ書き換え手段14は、不揮発性記憶手段15に記憶された検査完了データを検査未完了データに置換する。
検査モード実行手段16は、モード選択手段11が検査モードを選択した際に、モード選択手段11から信号入力を受けて、検査モードを実際に実行する。制御部10に対する検査の具体的な内容は、制御装置1による制御内容及び制御装置1によって制御される電子機器の機能等に応じて設定されるものであるが、電子基板に実装された電子部品等、制御部10の構成部品に異常や故障がないかが確認される。例えば、検査モードが実行されると、制御部10に一定の入力を行い、それに対する応答出力を確認する等の検査が自動的に制御部10内で行われる形態を例示することができる。この検査の過程で何らかの異常や故障が制御部10に発見された場合には、検査モード実行手段16がそのことを示す出力を行うことで作業者に認識させればよく、異常の性質によっては、較正等を自動的に行ってもよい。あるいは、このように検査モードの実行によって、必要な部品の検査等が全て自動的に行われる必要はない。例えばモード選択手段11が検査モードを選択すると、検査モード実行手段16が制御部10の電子基板に作業者が検査用のテスタを取り付けられる状態にしたり、作業者が電子基板を取り外せる状態にしたりし、その後作業者が実際にテスタの取り付けや電子基板の取り外しを行って、各電子部品等の検査を実施する形態とすることもできる。なお、この場合に、制御部10の検査が完了していると検査状況判定手段13が判断する状況は、単に検査モードが実行されたというだけではなく、検査モードにおいて、テスタの取り付けや基板の取り外しを伴う制御部10の検査が全て完了されている状況を指す。
通常モード実行手段17は、モード選択手段11が通常モードを選択した際に、モード選択手段11から信号入力を受けて、通常モードを実際に実行する。
制御装置1には、制御部10とともに通知部20を備えることができる。通知部20は、制御部10の検査状況判定手段13から入力を受け、電源投入検出手段12によって電源投入の検出がモード選択手段11に伝達された時に不揮発性記憶手段15が記憶しているのが、検査完了データであるか検査未完了データであるかの区別を、人間に認識できる形態で制御装置1の外部に通知する。通知部20の具体的な構成としては、LEDランプのような発光手段を例示することができる。
この場合、不揮発性記憶手段15に検査完了データが記憶されている時には発光手段が点灯せず、検査未完了データが記憶されている時には発光手段が点滅する形態とすることが好ましい。もし検査完了データが記憶されている場合に、発光手段が点灯(点滅)する構成とした場合には、使用者が制御部10の検査によって異常がないことが確認されている制御装置1を使用するために電源投入を行った瞬間に、発光手段が点灯(点滅)し、何らかの異常があるのではないかとの疑念や不安を使用者に与える可能性が高い。一方、上記のように、検査が完了している場合には発光手段が点灯しない構成とすると、使用者が安心して、検査が完了した制御装置1及び電子機器を使用することができる。また、検査が未完了の場合には、発光手段が点滅することにより、注意を喚起することができるので、製造者が市場への供給の前に例えば(制御部10に特化した検査ではなく)電子機器全体の動作検査等のために電源投入を行った際に、制御部10の検査が未実施であったことを製造者に強い印象で認識させることができる。さらに、万一制御部10の検査を行っていない制御装置1が市場に流出したとしても、使用者に製造者への通報等の対策を促すことができる。
制御装置1は、さらに特殊入力部30を備えていることが好ましい。不揮発性記憶手段15に検査完了データが記憶されている状態で、特殊入力部30からデータ書き換え手段14に信号が入力されると、データ書き換え手段14は、不揮発性記憶手段15の検査完了データを検査未完了データに置換する。通常は、制御部10の検査が一旦完了され、データ書き換え手段14によって不揮発性記憶手段15に検査完了データが書き込まれると、検査が既に完了している事実は変動しないので、検査完了データが検査未完了データに置換されることはない。しかし、検査が一旦完了した場合に、検査の不備や一層詳細な検査の実施などのために、製造者において制御部10の検査を再び行う必要が生じた場合には、特殊入力部30からデータ書き換え手段14に信号を入力することで、不揮発性記憶手段15の記憶データを検査未完了データに書き換えることができる。すると、次に電源投入がなされた際に、モード選択手段11が検査モードを選択し、通知部20にも検査未完了であることが表示され、再び制御部10の検査を実施することが可能となる。
このような特殊入力部30の機能に鑑みると、一般の使用者が容易に特殊入力部30を操作してデータ書き換え手段14に信号入力を行えることは好ましくない。具体的には例えば、制御部10を構成する電子基板上など、一般の使用者が容易に操作できない箇所に信号入力用スイッチを設ける、複雑な操作を行わない限り信号入力を行えないようにするなどして特殊入力部30を構成すればよい。
次に、図2のフロー図に基づいて、上記制御装置1の動作を説明する。
初期状態において、制御部10への電源供給は遮断されている。ステップS0において、例えば電源プラグの商用電源への接続等によって制御部10への電源投入が行われる。すると、電源投入検出手段12が電源の投入を検出し、モード選択手段11にそのことを示す信号を出力する。
電源投入検出手段12から信号の入力を受けたモード選択手段11は、ステップS1において、不揮発性記憶手段15に記憶された検査状況を参照し、検査完了データが記憶されているか検査未完了データが記憶されているかを判定する。
検査未完了データが記憶されていた場合(ステップS1において「No」である場合)には、ステップS2において、モード選択手段11が検査モードの実行を選択し、検査モード実行手段16に検査モードを実行させる。また、検査状況判定手段13から入力を受けた通知部20が、検査が未完了である旨の通知を行う。
そして、ステップS3において、検査状況判定手段13が、制御部10の検査が完了しているかどうかを判定する。制御部10の検査が完了していなければ(ステップS3において「No」ならば)、ステップS2の検査モードの実行が検査モード実行手段16によって継続される。通知部20は検査が未完了であるとの通知を行い続ける。
一方、ステップS3において、検査状況判定手段13が、制御部10の検査が完了したと判定すれば(ステップS3において「Yes」ならば)、ステップS4に遷移し、検査状況判定手段13からの信号入力を受けたデータ書き換え手段14が不揮発性記憶手段15に記憶された検査未完了データを検査完了データに書き換える。また、検査状況判定手段13から入力を受けた通知部20が検査が完了しているとの通知を行う。
その後、電源プラグを抜く等して制御部10への電源供給が遮断されるまでは、制御装置1はそのままの状態で待機する。つまり、検査モードも通常モードも実行されない状態となる。通知手段20は、検査が完了していることを示す通知を行ったままの状態となる。
一方、ステップS1において、モード選択手段11が参照した不揮発性記憶手段15に検査完了データが記憶されていた場合(ステップS1において「Yes」である場合)には、ステップS6において、モード選択手段11が通常モードの実行を選択し、通常モード実行手段17に通常モードでの制御部10の運転を実行させる。また、検査状況判定手段13から入力を受けた通知部20が、検査が完了している旨の通知を行う。
ここで、ステップS7において、特殊入力部30からのデータ書き換えのための入力が行われない限り(ステップS7で「No」である限り)、ステップS6における通常モードの実行が継続される。
一方、ステップS6において通常モードが実行されている状態においてステップS7において特殊入力手段30によってデータ書き換え手段14にデータの書き換えが指示されると(ステップS7において「Yes」であると)、データ書き換え手段14が不揮発性記憶手段15に記憶された検査完了データを検査未完了データに書き換える。その後、ステップS6に遷移し、再び通常モードが実行される。
製造直後の制御部10の不揮発性記憶手段15には検査未完了データが記憶されているので、製造者が制御部10の検査を行うために最初に制御部10に電源を投入すると、S1→S2→S3→S2→S3→…→S2→S3→S4→S5の順に各ステップが実行される。ステップS5の後、製造者が制御部10への電源供給を遮断して、制御部10を市場に供給し、それを購入した使用者が制御部10に電源を投入すると、既に検査が製造者によって完了されているので、S1→S6→S7→S6→S7→…の各ステップが実行され、使用者は通常モードで制御装置1及びそれによって制御される電子機器の使用を開始することができる。使用者が一旦電源供給を遮断した後、再び電源投入を行った場合も同様である。制御部10の検査が完了していない制御装置1に対しては、通常モードを実行させることができないので、制御部10の検査が完了した制御装置1のみを使用者が通常モードで使用することが保証される。
一方、製造者が一旦検査を完了し、電源供給を遮断した制御部10に対して再検査を行いたい場合には、再び電源投入を行うと、S1→S6→S7→S6→S7…の各ステップが実行されるので、そこで特殊入力部30による入力を行えば、S7→S8→S6→S7→…のステップが実行される。ここで一旦制御部10への電源供給を遮断し、再び電源投入を行えば、S1→S2→S3→S2→S3→…→S2→S3→S4→S5の順に各ステップが実行され、再検査を行うことができる。
なお、製造者が、制御部10に異常や故障がないことを上記検査モードの実行によって確認したうえで、制御装置1及びそれに制御される電子機器全体の動作を確認する検査(製品検査)を行う場合には、上記ステップS5に続いて行えばよい。また、万一制御部10の検査に特化した上記検査モードが実行されていない制御装置1に対して、製品検査が行われた場合にも、製品検査のために電源を投入した際に、S1→S2→S3→S2→S3→…→S2→S3→S4→S5のステップが実行され、制御部10の検査に特化した検査モードが実行される。
以上のような構成を有する制御装置1は、検査モードと通常モードを必要とするいかなる電子機器に対しても適用することができるが、温水洗浄便座に代表される衛生洗浄装置に対して好適に適用することができる。衛生洗浄装置においては人体に構成部材や温水が直接接触するが、上記のように制御部10に電源を投入すると、自動的に制御部10の検査が完了しているかどうかが判定及び通知され、検査モードが実行されるので、制御部10の不具合に起因する感電や火傷等の深刻な事故を効果的に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 制御装置
10 制御部
11 モード選択手段
12 電源投入検出手段
13 検査状況判定手段
14 データ書き換え手段
15 不揮発性記憶手段
16 検査モード実行手段
17 通常モード実行手段
20 通知部
30 特殊入力部

Claims (5)

  1. 電子機器を制御可能な制御部を備え、
    前記制御部は、前記制御部の検査が完了しているかどうかを判定する検査状況判定手段と、
    前記制御部の検査が完了していないことを示す検査未完了データと前記制御部の検査が完了していることを示す検査完了データとをどちらか一方のみ記憶可能な不揮発性記憶手段と、
    前記制御部の検査が完了した時に前記不揮発性記憶手段に記憶された前記検査未完了データを前記検査完了データに書き換えるデータ書き換え手段と、
    前記検査完了データを前記検査未完了データに置換する信号を前記データ書き換え手段に入力する特殊入力部と、
    前記制御部に電源が投入されたことを検出する電源投入検出手段と、
    前記電子機器を作動させるための制御を実行する通常モードと、前記制御部の検査を実行する検査モードとを選択的に実行可能なモード選択手段とを有し、
    前記電源投入検出手段が電源投入を検出した時に、前記検査未完了データが前記不揮発性記憶手段に記憶されている場合には、前記モード選択手段が前記検査モードを実行し、前記検査完了データが前記不揮発性記憶手段に記憶されている場合には、前記モード選択手段が前記通常モードを実行し、
    前記制御部の検査が完了された時に、前記データ書き換え手段が前記不揮発性記憶手段に記憶された前記検査未完了データを前記検査完了データに置換し、
    前記通常モードが実行されている状態において前記特殊入力部によって前記データ書き換え手段にデータの書き換えが指示されると、前記データ書き換え手段が前記不揮発性記憶手段に記憶された前記検査完了データを前記検査未完了データに書き換えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部はマイクロコンピュータであり、前記不揮発性記憶手段は前記マイクロコンピュータに内蔵された不揮発性記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記不揮発性記憶手段に前記検査未完了データが記憶されているか前記検査完了データが記憶されているかの区別を外部に通知可能な通知部をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記通知部は、点滅可能な発光手段を有し、前記不揮発性記憶手段に前記検査未完了データが記憶されていることは、前記発光手段が点滅されることによって外部に通知され、前記不揮発性記憶手段に前記検査完了データが記憶されていることは、前記発光手段が点灯されないことによって外部に通知されることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  5. 衛生洗浄装置に備えられることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の制御装置。
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