JP6122895B2 - 飲料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、主として卓上用ポットとして使用される飲料容器に関するものである。
卓上用ポットとして使用される保温タイプの飲料容器としては、断熱容器体の開口部に注ぎ口と把手部を設けた肩部材を装着し、操作レバーで弁体を動作させて流出口の開閉を行う栓体を、前記肩部材に装着しているものが知られている。
特に肩部材への栓体装着構造として、肩部材の開口部に設けた係止凹部と、前記係止凹部に対して栓本体の側面から出没して係止または係止解除を行う着脱レバーとの組み合わせ構造を、注ぎ口と取手とを結ぶ線上に配置される操作レバーに対して直交する線上に配置してなるものが知られている(特許文献1,2)。
特開2013−124116号公報。 特開2014−97830号公報。
栓体は、内部洗浄のために簡易な分解可能構造が要望されている。肩部材に対して螺合装着する構造を採用した栓体では、栓本体を上下部材で構成し、内部洗浄のために上下部材を簡単に分離可能な構造を採用して解決しているが、栓体装着に着脱レバーを採用した前記特許文献1に開示されている栓体では、簡単な分解構造が採用されていない。
前記の特許文献1に開示されている着脱レバー装着構造採用の栓体は、中栓(栓本体)に弁機構が組み込まれ、更に天蓋と、天蓋を複数部材で挟んで組み立てる着脱レバーが組み込まれ、操作レバーを装着する構造であるため、内部洗浄のために分解する場合は、各部を組み立て順の逆手順で分解が必要で、且つ各部品に分解されることになり、内部洗浄のための簡易分解が不可能な構造となっている。特許文献2も同様に内部洗浄のために簡易に分解できる構造ではない。
そこで本発明は、栓体装着に着脱レバーを採用すると共に、栓本体を上下部材で構成し、上下部材を容易に分解して内部洗浄可能とした新規な飲料容器を提案したものである。
本発明の請求項1記載に係る飲料容器は、容器体と、注ぎ口及び把手部を設けて容器体の開口部に固着した肩部材と、流出路の開放遮断を行う弁機構、及び弁の開閉操作を行う操作レバーを備えた栓体で構成され、注ぎ口と把手部と操作レバーを結ぶ線上と直交する方向において、肩部材の開口内周面適宜個所に設けた係止凹部に対して、栓本体の側面から付勢力で突出して係止し、付勢力に抗する後退操作で係止解除を行う着脱レバーによる栓体着脱構造を備えた飲料容器であって、栓本体を流出路及び弁機構を組み込んだ下方部材と、操作レバー及び着脱レバーを組み込んだ上方部材で形成し、上方部材の周側面を下方部材の周側面の内側に嵌合装着して二重壁に形成すると共に、着脱レバーの係止部の出没孔を、両周側面を貫通して設けてなることを特徴とするものである。
従って着脱レバーの操作で係止部の出没動作がなされるので、係止部の栓体周側面からの後退操作(中心方向への移動)によって栓体が肩部材から着脱され、更に係止部の外側出没孔からの後退によって上下部材の連結が解除される。
また本発明の請求項2記載に係る飲料容器は、前記の飲料容器において、操作レバーが弁閉塞位置にある状態で、着脱レバー先端が下方部材の外側出没孔内に位置する範囲内で、操作レバー側面によって後退動作が制限され、操作レバーが弁開放位置にある状態で、前記後退動作の制限が解除されてなる構造としたものである。
従って栓体が肩部材に装着して飲料容器使用時においては、操作レバーの上下操作で弁開閉がなされ、操作レバーが上方位置(弁閉塞位置)のときには、着脱レバーの後退操作が制限され、上下部材が連結状態で肩部材からの着脱がなされ、肩部材から取り外した後に、操作レバーを下げ、当該状態(弁開放位置)で着脱レバーを後退操作させると上下部材の連結が解除され分離されるものである。
本発明の構成は上記のとおりで、肩部材の開口部内面に設けた係止凹部に、栓体の側面から出没する着脱レバーの係止部による係止及び係止解除で着脱する飲料容器において、栓体を上下部材で構成し、着脱レバーで上下部材の連結を兼用する簡易な構造で、上下部材を容易に分解でき、内部洗浄可能としたものである。
本発明の実施形態の全体斜視図(栓体装着時)。 同図(栓体離脱時)。 同要部断面斜視図(栓体装着状態)。 同図(栓体分離直前状態)。 同栓体の一部断面斜視図(栓体装着時)。 同図(栓体分離時)。 同図(上下部材分離操作時)。 同上下部材分離した状態の斜視図。
次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した飲料容器は、主として卓上用として使用されるもので、容器体1と、肩部材2と、栓体3で構成されている。
容器体1は、外容器部11と内容器部12からなるステンレス製真空二重構造で、開口部で内外容器部を溶着密封し、開口部外周に装着凹条13を周設し、開口部内に受け突条14を周設してなるものである。
肩部材2は、筒状本体部21と注ぎ口22と把手部23を備え、筒状本体部21は前記の注ぎ口22と把手部23とを結ぶ線上と直交する方向に、開口内周面適宜個所に係止凹部24を設けてなり、容器体1の開口端を被覆すると共に、前記装着凹条13に嵌合係止するものである。
栓体3は、下方部材3aと上方部材3bで構成され、下方部材3aは下方本体31に弁機構32を組み込んだものである。
下方本体31は、周側面311と周側面311の中間に中底面312を備え、中底面312の非形成部分に流出路313を形成し、周側面311の下方外周に受け突条14と当接水封するパッキン314を設け、前記流出路313の形成位置と90度ずれた左右位置に、それぞれ横長孔である外側出没孔315を設けてなる。
弁機構32は、中底面312の中央に組み込まれるもので、中底面312を貫通する弁軸321と、弁軸321の先端に周側面311の下方開口端を開閉する弁体322と、弁軸321を上方付勢する弁発条323と、弁軸321の頂部に装着して弁発条323を中底面312との間で保持するコマ部324で構成される。
上方部材3bは、上方本体33に、操作レバー34と着脱レバー35を組み込んだものである。
上方本体33は、天板部331と周側面332を備え、周側面332は、下方本体31の周側面311に略密嵌合する形状で、嵌合時に外側出没孔315と対応する内側出没孔333を設け、天板部331における前記内側出没孔333を設けた線上に、着脱レバー35の操作用凹部334を左右に形成し、操作用凹部334の底面には着脱レバー用孔部335を設けたものである。
操作レバー34は、先端部を上方本体33に枢結して回動自在とし、流出路形成位置と反対側において天板部331より外方に突出する操作部341と、回動操作で弁軸321の頂部を押圧して弁の開放動作を行う押圧板342と、回動操作に伴って着脱レバー35の動作範囲に進出後退する阻止板部343を備えたものである。
着脱レバー35は、L状板で、横板部分(先端)を栓体側方の内側出没孔333から突出させる係止部351とし、起立部分を操作用凹部334から突出させて操作部352としたものであり、更に着脱レバー35を外方向へ付勢するレバー発条353を付設し、着脱レバー35が所定距離後退した際(中心方向への移動)に、操作レバー34の阻止板部343の動作範囲に進出する所定長の衝突部354を設けたものである。
而して容器体1に肩部材2を固着し、飲料供給時には栓体3を取り外し、飲料を容器体1内に注ぎ入れた後栓体3を装着し、操作レバー34の操作で弁体322の開閉を行い使用するものである。
前記の飲料容器使用時における栓体3は、下方部材3aに上方部材3bが嵌合装着されており、当該状態では着脱レバー35の係止部351がレバー発条353の付勢力で内外出没孔315,333を貫通して突出し、下方部材3a及び上方部材3bは一体化している。
そして栓体3の肩部材2への着脱は、着脱レバー35の操作(付勢力に抗する後退操作)によって係止部351の後退及び付勢力による突出で、肩部材2の係止凹部24への係止及び係止解除で行われるものである。
特に本実施形態においては、操作レバー34に阻止板部343を設けて、着脱レバー35の係止部351の先端が外側出没孔315内に位置する状態で、衝突部354が阻止板部343とぶつかり、後退動作が阻止されるので、操作レバー34が弁発条323の付勢力で持ち上げられていると、着脱レバー35の動作は、係止部351の栓体周側面311からの突出・非突出の範囲に制限される(図5,図6)。
更に栓体3を肩部材2から取り外した後に、操作レバー34を押し下げて、阻止板部343を衝突部354の動作範囲から逃がした状態で、着脱レバー35を後退させると、阻止板部343が邪魔しないので、係止部351の先端が外側出没孔315より奥方に移動して内側出没孔333内に位置し(図7)、下方部材3aを下方に引くと、上方部材3bとの嵌合装着が解除され、下方部材3aと上方部材3bが分離する(図8)。
従って栓体3の着脱に際しては、操作レバー34を動作させずに着脱レバー35のみの操作で、上下部材3a,3bが一体化した状態で行われ、栓体3の内部洗浄を行う場合などは、操作レバー34を下げた状態で着脱レバー35を後退させると、上下部材3a,3bが簡単に分離するものである。
1 容器体
11 外容器部
12 内容器部
13 装着凹条
14 受け突条
2 肩部材
21 筒状本体部
22 注ぎ口
23 把手部
24 係止凹部
3 栓体
3a 下方部材
3b 上方部材
31 下方本体
311 周側面
312 中底面
313 流出路
314 パッキン
315 外側出没孔
32 弁機構
321 弁軸
322 弁体
323 弁発条
324 コマ部
33 上方本体
331 天板部
332 周側面
333 内側出没孔
334 操作用凹部
335 着脱レバー用孔部
34 操作レバー
341 操作部
342 押圧板
343 阻止板部
35 着脱レバー
351 係止部
352 操作部
353 レバー発条
354 衝突部

Claims (2)

  1. 容器体と、注ぎ口及び把手部を設けて容器体の開口部に固着した肩部材と、流出路の開放遮断を行う弁機構、及び弁の開閉操作を行う操作レバーを備えた栓体で構成され、注ぎ口と把手部と操作レバーを結ぶ線上と直交する方向において、肩部材の開口内周面適宜個所に設けた係止凹部に対して、栓本体の側面から付勢力で突出して係止し、付勢力に抗する後退操作で係止解除を行う着脱レバーによる栓体着脱構造を備えた飲料容器であって、栓本体を流出路及び弁機構を組み込んだ下方部材と、操作レバー及び着脱レバーを組み込んだ上方部材で形成し、上方部材の周側面を下方部材の周側面の内側に嵌合装着して二重壁に形成すると共に、着脱レバーの係止部の出没孔を、両周側面を貫通して設けてなることを特徴とする飲料容器。
  2. 操作レバーが弁閉塞位置にある状態で、着脱レバー先端が下方部材の外側出没孔内に位置する範囲内で、操作レバー側面によって後退動作が制限され、操作レバーが弁開放位置にある状態で、前記後退動作の制限が解除されてなる請求項1記載の飲料容器。
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