JP6122788B2 - 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 - Google Patents
通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6122788B2 JP6122788B2 JP2014005418A JP2014005418A JP6122788B2 JP 6122788 B2 JP6122788 B2 JP 6122788B2 JP 2014005418 A JP2014005418 A JP 2014005418A JP 2014005418 A JP2014005418 A JP 2014005418A JP 6122788 B2 JP6122788 B2 JP 6122788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- light receiving
- optical signal
- avalanche photodiode
- core diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 79
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 80
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 70
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 42
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 33
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 27
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 26
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 26
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 26
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 17
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 11
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 14
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 3
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Description
第1の態様は、前記曲げ部は、曲げ半径が4mm以上であり、曲げ中心角度が30度以下である。
第1の態様によれば、曲げ損失を低く抑えることができ、OLTとONUとの通信断が生じない。
第2の態様によれば、曲げ損失を低く抑えることができ、OLTとONUとの通信断が生じない。
第3の態様によれば、通信速度1Gpbsに適したコア直径dが30μm以上でかつ300μm以下のプローブを選択して用いることができる。
第4の態様によれば、通信速度10Gpbsに適したコア直径dが35μm以上でかつ120μm以下のプローブを選択して用いることができる。
第1の実施形態では、作業者1名での保守を実現するために、図2に示す光側方出力技術を用いる。光側方出力技術は、側方光入出力部20を用いて現用光ケーブル13の光ファイバ心線を曲げるとファイバコアを伝搬する通信光が外部に漏れだし、その漏洩光を曲げファイバ131の近傍に配置したプローブ21で受光することができる。つまり、現用光ケーブル13を曲げるだけで、ファイバコア内を伝搬している光信号が外部に取り出せる。
このアバランシェフォトダイオード221は、漏洩光を受光し、光を電気信号に変え、通話状況を判定できる通信光判定装置22を用い、OLT11とONU12の通信状況が簡易にわかる。つまり、ONU12からの上り光(波長:1.31μm)の漏洩光を測定することで、ONU12の使用状況をファイバ曲げだけで確認できる。
第2の実施形態ではファイバの曲げについて述べる。本発明では、曲げを用いたことで、現用光ケーブル13のファイバコアから通信光を漏洩させる。OLT11とONU12が通信をしている現用光ケーブル13の光ファイバを曲げるため、曲げが強すぎると、ONU12からの上り光信号(波長1.31μm)、OLT11からの下り光信号(波長1.49μm、1.55μm)の曲げ損失が大きくなり、OLT11とONU12間の光通信が途切れる可能性がある。よって、通信が途絶えることがない曲げ損失を実現することが必要である。このために、緩やかな光ファイバ曲げが必要であり、その条件の一つに図3に示す曲げ半径4mm以上、角度30度以下である。図3の条件では曲げ損失を低く抑えることができ、OLT11とONU12の通信断が生じない。
第3の実施形態では、プローブ21のコア直径について述べる。まずは、プローブ構造を図4に定義する。プローブ21の外観は円柱状であり、コア212とクラッド211から構成される。伝搬損失を低くするため、コア212の材質は石英ガラス、もしくは、光学プラスチックである。プローブ21を曲げファイバ132とアバランシェフォトダイオード221の間に設置することで、プローブ21を介した漏洩光取得を実現できるが、プローブのコア直径が光学特性に大きく影響を与える。
図5(b)に示すように、プローブ21のコア212が大きくなると、より漏洩光をより多く受光できるため、コア直径が大きいほど結合能力が高くなる。プローブ21のコア直径が、漏洩光より大きくなる400μm以上では、プローブ21と漏洩光の結合効率は一定となる。
アバランシェフォトダイオードの性能は、日々進化しているため、本第3の実施形態に示す設計方法を用い、アバランシェフォトダイオード221の合わせたプローブ21のコアの設計を実施する。
第4の実施形態では、現在、ユーザに通信速度1Gbpsのサービスを提供しており、通信速度1Gbpsの速度に対応できるプローブコア直径について述べる。
通信速度1Gbpsを受光できるアバランシェフォトダイオード221の受光面積は、販売メーカにより若干の差はあるものの、およそ50μm2である。図8は受光面積50μm2における結合効率である。
第5の実施形態では、ユーザに次世代の通信速度10Gbpsのサービスを提供した場合について述べる。通信速度10Gbpsの速度に対応できるプローブ21のコア直径について記す。
通信速度10Gbpsを受光できるアバランシェフォトダイオード221の受光面積は、若干の差はあるものの、およそ30μm2である。図9は受光面積30μm2における結合効率である。
第1乃至第5の実施形態によれば、上り光信号を少なくとも通信継続を維持可能な状態で既設の現用光ケーブル13の光ファイバから漏洩させる曲げファイバ133を形成する側方光入出力部31と、上り光信号の通信速度に応じて上り光信号を受光可能な受光面積を有するアバランシェフォトダイオード221とを用い、プローブ21のコア直径範囲を限定することで、既設の光ファイバとアバランシェフォトダイオード221との間の光結合効率を向上し、所外線路の接続点等において、上り光信号のモニタ、つまり光回線単位の利用状態の判別が可能となる。
上記第2の実施形態では、曲げファイバ132の曲げ半径を4mm以上、曲げ中心角度を30度以下としたが、通信継続を維持可能な状態であれば、曲げ半径を、曲げ中心角度を違う数値としてもよい。
Claims (8)
- 光回線終端装置から出力される上り光信号を少なくとも通信継続を維持可能な状態で既設の光ファイバから漏洩させる曲げ部を形成する側方光入出力部と、
前記上り光信号の通信速度に応じて前記上り光信号を受光可能な受光面積を有するアバランシェフォトダイオードと、
前記曲げ部に一端が対向配置され、他端が前記アバランシェフォトダイオードに対向配置されるプローブであって、前記プローブのコア直径を0から大きく変化させたとき、前記曲げ部及びアバランシェフォトダイオードとの結合効率が前記アバランシェフォトダイオードの最低受光感度以上となる結合効率になった時点のコア直径をd1とし、前記結合効率が前記最低受光感度以下となる結合効率になった時点のコア直径をd2とする場合、前記アバランシェフォトダイオードの受光面積に応じてコア直径dが前記d1以上でかつ前記d2以下であるプローブとを具備することを特徴とする通信モニタ用受光装置。 - 前記曲げ部は、曲げ半径が4mm以上であり、曲げ中心角度が30度以下であることを特徴とする請求項1に記載の通信モニタ用受光装置。
- 前記上り光信号の波長が1.31μmであり、前記上り光信号の通信速度が1Gpbsであるとき、
前記プローブに、コア直径dが30μm以上でかつ300μm以下のプローブを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の通信モニタ用受光装置。 - 前記上り光信号の波長が1.31μmであり、前記上り光信号の通信速度が10Gpbsであるとき、
前記プローブに、コア直径dが35μm以上でかつ120μm以下のプローブを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の通信モニタ用受光装置。 - 光回線終端装置から出力される上り光信号を少なくとも通信継続を維持可能な状態で既設の光ファイバから漏洩させる曲げ部を形成する第1の工程と、
前記曲げ部から漏洩される漏洩光をプローブで受光する第2の工程と、
前記プローブの後段に、前記漏洩光を解析するアバランシェフォトダイオードを取り付ける第3の工程とを具備し、
前記アバランシェフォトダイオードは、前記上り光信号の通信速度に応じて前記上り光信号を受光可能な受光面積を有するアバランシェフォトダイオードを用い、
前記プローブは、前記プローブのコア直径を0から大きく変化させたとき、前記曲げ部及びアバランシェフォトダイオードとの結合効率が前記アバランシェフォトダイオードの最低受光感度以上となる結合効率になった時点のコア直径をd1とし、前記結合効率が前記最低受光感度以下となる結合効率になった時点のコア直径をd2とする場合、前記アバランシェフォトダイオードの受光面積に応じてコア直径dが前記d1以上でかつ前記d2以下であるプローブを用いることを特徴とする通信モニタ用受光装置の漏洩光取得方法。 - 前記曲げ部は、曲げ半径が4mm以上であり、曲げ中心角度が30度以下であることを特徴とする請求項5に記載の通信モニタ用受光装置の漏洩光取得方法。
- 前記上り光信号の波長が1.31μmであり、前記上り光信号の通信速度が1Gpbsであるとき、
前記プローブに、コア直径dが30μm以上でかつ300μm以下のプローブを用いることを特徴とする請求項5または6に記載の通信モニタ用受光装置の漏洩光取得方法。 - 前記上り光信号の波長が1.31μmであり、前記上り光信号の通信速度が10Gpbsであるとき、
前記プローブに、コア直径dが35μm以上でかつ120μm以下のプローブを用いることを特徴とする請求項5または6に記載の通信モニタ用受光装置の漏洩光取得方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005418A JP6122788B2 (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005418A JP6122788B2 (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015132775A JP2015132775A (ja) | 2015-07-23 |
JP6122788B2 true JP6122788B2 (ja) | 2017-04-26 |
Family
ID=53900002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005418A Active JP6122788B2 (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6122788B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6507085B2 (ja) * | 2015-11-17 | 2019-04-24 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 |
JP6507084B2 (ja) * | 2015-11-17 | 2019-04-24 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 |
JP7052646B2 (ja) | 2018-08-29 | 2022-04-12 | 日本電信電話株式会社 | 模擬信号光生成装置及び模擬信号光生成方法 |
JP7028199B2 (ja) | 2019-01-29 | 2022-03-02 | 日本電信電話株式会社 | 通信監視方法及び通信監視装置 |
JP7268455B2 (ja) * | 2019-04-03 | 2023-05-08 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバ表示システム及び光ファイバ切替方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62184406A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光信号送受信器 |
JPS63149610A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光タツプ装置 |
FR2673003B1 (fr) * | 1991-02-15 | 1993-04-23 | Cegelec | Coupleur de piquage optique. |
JPH08248273A (ja) * | 1995-03-14 | 1996-09-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバテープ心線対照器 |
JP3882724B2 (ja) * | 2002-09-18 | 2007-02-21 | 住友電気工業株式会社 | 光心線判別装置及び判別方法 |
JP2011145217A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 活線検出装置 |
JP5993339B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2016-09-14 | 住友電気工業株式会社 | 信号光取得構造、信号光測定装置、および信号光取得方法 |
-
2014
- 2014-01-15 JP JP2014005418A patent/JP6122788B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015132775A (ja) | 2015-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210351848A1 (en) | Fiber to the home network incorporating fully connectorized optic fiber tap assembly | |
JP6122788B2 (ja) | 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 | |
US11239936B2 (en) | High capacity resilient optical network design | |
Tomita et al. | Design and performance of a novel automatic fiber line testing system with OTDR for optical subscriber loops | |
CN104426603A (zh) | 光网络检测方法、装置、设备、系统及分光器 | |
WO2018216883A1 (ko) | Otdr을 이용한 중계기 광코어 감시시스템 | |
JP6196124B2 (ja) | 光ファイバ伝送路モニタシステム | |
CN110266377A (zh) | 一种光纤网络中光纤远程检测和调度系统 | |
Adhi et al. | Design of fiber to the home (FTTH) for urban housing of Griya Mukti residence | |
WO2007095131A3 (en) | Optical fiber loopback test system and method | |
JP6507084B2 (ja) | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 | |
CN216285865U (zh) | 光信号检测装置及光交箱 | |
KR20230069023A (ko) | 수동 광학 활성 표시기들을 갖는 수동 광학 커플러들 및 그 동작 방법 | |
Ng et al. | Development of monitoring system for FTTH‐PON using combined ACS and SANTAD | |
JP6014619B2 (ja) | 光線路切替装置及び光線路切替方法 | |
JP2016109614A (ja) | 光ファイバ心線モニタ用受光装置及びそのモニタリング方法 | |
JP6507085B2 (ja) | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 | |
Asril et al. | Fiber to the home (FTTH) activation system and analysis of dropcore cable connection losses on optical network performance | |
JP6170875B2 (ja) | スプリッタ下部光ファイバ心線の特定装置及び方法 | |
Nasrul et al. | Effect of Connection Losses on Fiber To The Building (FTTB) Network Activation | |
KR102052325B1 (ko) | 무전원 양방향 광선로 감시 장치 | |
CN220040805U (zh) | 可变光衰光分路器 | |
JP4901594B2 (ja) | 光ファイバ線路網試験システム及び光ファイバ線路網試験方法 | |
Hirota et al. | Fiber identification below an optical splitter with a test light injection tool | |
Uematsu et al. | High-efficiency light injection and extraction using fiber bending |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170403 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6122788 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |