JP6507084B2 - 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 - Google Patents
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Description
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて形成した曲げ部に先端を近接させる1本のプローブファイバと、
前記プローブファイバの前記先端に配置され、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光する1つの集光レンズと、
を備える。
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて曲げ部を形成し、
前記光ファイバテープに形成した前記曲げ部に1本のプローブファイバの先端を近接させ、
前記プローブファイバの前記先端に配置した1つの集光レンズで、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光させてモニタする。
図1は、本実施形態の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301を説明する概念図である。
光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301は、
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープ100を湾曲させて形成した曲げ部110に先端を近接させる1本のプローブファイバ20と、
プローブファイバ20の前記先端に配置され、曲げ部110の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光をプローブファイバ20の前記先端に集光する1つの集光レンズ10と、
を備える。
また、図1には、曲げ部110に近接させるプローブファイバ20の前記先端と反対側の端部に前記漏洩光を受光して電気信号に変換する受光素子30と、受光素子30が出力する電気信号をモニタするモニタ装置40も記載している。受光素子30及びモニタ装置40は光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301の構成要素ではないが、モニタ装置40が受光素子30と光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301を含む構成であってもよい。
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて曲げ部を形成し、
前記光ファイバテープに形成した前記曲げ部に1本のプローブファイバの先端を近接させ、
前記プローブファイバの前記先端に配置した1つの集光レンズで、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光させてモニタする。
図5は、光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301の具体例を説明する図である。光ファイバテープ100を構成する主光ファイバの直径は250μmである。このため、集光レンズ10のビームウエスト径は、光ファイバテープ100内の外側の2本の主光ファイバ中心軸間隔(およそ750μm)以上が必要である。本実施例では集光レンズ10のビームウエスト径は800μmである。プローブファイバ20はGI50ファイバである。なお、プローブファイバ20はGI62.5、ステップインデックス型ファイバ、ダブルクラッド型ファイバ等の他種のマルチモードファイバも使用可能である。受光素子30は微弱な光も検出可能なアバランシフォトダイオード(APD)である。
図6は、本実施形態の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302を説明する図である。光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302は、実施形態1で説明した光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301において、集光レンズ10の、プローブファイバ20の前記先端側と反対側に配置され、所望の前記主光ファイバからの漏洩光のみを透過するフィルタ15をさらに備えることを特徴とする。
図9は、本実施形態の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置303を説明する図である。光ファイバテープ心線モニタ用受光装置303もフィルタ15を備えるが、光ファイバテープ心線モニタ用受光装置303のフィルタ15は、光が透過するエリアを電気的に制御可能な液晶フィルタである。
図11は、本実施形態の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置304を説明する図である。光ファイバテープ心線モニタ用受光装置304は、実施形態1の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301に、曲げ部110の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を集光して集光レンズ10に結合する、前記主光ファイバの本数分の個別集光レンズ17をさらに備える。
なお、ピッチとは、屈折率分布型レンズ内を通る光線の蛇行周期を表す。ピッチ0.25とは無限遠にある物体の倒立実像が出射端面上に結像する長さである。ピッチPは無次元の数であり以下の式で表される。
(数式1)
P=(1/2π)z√A
ここでzはレンズの長さであり、√Aは屈折率分布定数で単位は長さの逆数である。
上述の実施形態では光ファイバテープに含まれる主光ファイバの数が4の場合を説明したが、本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、集光レンズの直径やピッチを調整することで任意の数の主光ファイバの数が含まれる光ファイバテープのモニタが可能である。
本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、次のような効果を奏する。
(1)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、光ファイバテープの複数の主光ファイバを一括してモニタ可能であり、高効率且つ短時間で作業ができる。例えば、8分岐スプリッタの上部の4心光ファイバテープにおいて一括モニタすることで、最大32個のONUのサービス状況を一括してモニタ可能である。
(2)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、図13のようなプローブファイバ4本の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置と比べ、プローブファイバ毎の軸調整が不要で、軸ずれによる受光効率低下を軽減できる。
(3)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、図13のようなプローブファイバ4本の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置と比べ、プローブファイバが1本でアレー化する必要がなく、装置構成が簡易であって経済的である。
(4)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、図13のようなプローブファイバ4本の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置と比べ、プローブファイバが1本であるから、光増幅器、中継器、及び受光素子なども1つで済むため、装置構成が簡易であって経済的且つ小型化を実現できる。
(5)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、図7や図10のフィルタを使うことで所望のファイバ心線だけをモニタ可能である。
15:フィルタ
17:個別集光レンズ
20:プローブファイバ
30:受光素子
40:モニタ装置
51:凸型ブロック
52:凹型透明ブロック
100:光ファイバテープ
110:曲げ部
150:ONU
155:光ファイバ心線
160:OLT
170:スプリッタ
200:曲げ部形成器
301〜304:光ファイバテープ心線モニタ用受光装置
400:光通信システム
Claims (8)
- 複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて形成した曲げ部に先端を近接させる1本のプローブファイバと、
前記プローブファイバの前記先端に配置され、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光する1つの集光レンズと、
を備える光ファイバテープ心線モニタ用受光装置であって、
前記集光レンズは、直径が前記プローブファイバの直径より大きく、且つビームウエスト径が、前記光ファイバテープ内の外側の2本の主光ファイバ中心軸間隔以上であることを特徴とする光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。 - 前記集光レンズの、前記プローブファイバの前記先端側と反対側に配置され、所望の前記主光ファイバからの漏洩光のみを透過するフィルタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 前記フィルタは、光が透過するエリアを変更できる可動スリットであることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 前記フィルタは、光が透過するエリアを電気的に制御可能な液晶フィルタであることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を集光して前記集光レンズに結合する、前記主光ファイバの本数分の個別集光レンズをさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて曲げ部を形成し、
前記光ファイバテープに形成した前記曲げ部に1本のプローブファイバの先端を近接させ、
前記プローブファイバの前記先端に配置した1つの集光レンズで、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光させてモニタする光ファイバテープ心線モニタ方法であって、
前記集光レンズは、直径が前記プローブファイバの直径より大きく、且つビームウエスト径が、前記光ファイバテープ内の外側の2本の主光ファイバ中心軸間隔以上であることを特徴とする光ファイバテープ心線モニタ方法。 - 前記集光レンズの、前記プローブファイバの前記先端側と反対側にフィルタを配置し、前記フィルタで所望の前記主光ファイバからの漏洩光のみを透過させることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバテープ心線モニタ方法。
- 光スプリッタに、複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)に接続する複数の光ファイバ心線と、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続する前記光ファイバテープとが接続され、前記光スプリッタで前記ONUからの上り信号を合波し、前記光ファイバテープのいずれかの前記主光ファイバで前記OLTへ伝搬する光通信システムにおいて、
請求項6又は7に記載の光ファイバテープ心線モニタ方法で前記上り信号を前記漏洩光としてモニタし、前記ONUのサービス利用状態を把握する光回線モニタ方法。
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