JP6507085B2 - 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 - Google Patents
光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6507085B2 JP6507085B2 JP2015224419A JP2015224419A JP6507085B2 JP 6507085 B2 JP6507085 B2 JP 6507085B2 JP 2015224419 A JP2015224419 A JP 2015224419A JP 2015224419 A JP2015224419 A JP 2015224419A JP 6507085 B2 JP6507085 B2 JP 6507085B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- optical
- probe
- fibers
- fiber tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて形成した曲げ部の前記主光ファイバそれぞれに先端が近接された前記主光ファイバと同数のプローブファイバと、
前記プローブファイバそれぞれの前記先端に配置され、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光する前記主光ファイバと同数の集光レンズと、
任意の前記プローブファイバを選択し、選択された前記プローブファイバに結合された漏洩光の情報だけを出力するマルチプレクサと、
を備える。
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて曲げ部を形成し、
前記光ファイバテープに形成した前記曲げ部の前記主光ファイバそれぞれに前記主光ファイバと同数のプローブファイバの先端を近接させ、
前記プローブファイバそれぞれの前記先端に配置した前記主光ファイバと同数の集光レンズで、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光させ、
マルチプレクサで、任意の前記プローブファイバを選択し、選択された前記プローブファイバに結合された漏洩光の情報を抽出する。
前記プローブファイバの前記集光レンズと反対側にそれぞれ配置され、前記プローブファイバに結合された漏洩光を受光して電気信号に変換する前記主光ファイバと同数の受光素子と、
前記受光素子が出力する電気信号の1つを選択するスイッチと、
を備えることができる。
なお、前記スイッチの後段でモニタ装置とマルチプレクサとの間が光ファイバで接続されている場合、前記スイッチが選択した電気信号を光信号に変換する発光素子を備えてもよい。
前記プローブファイバの前記集光レンズと反対側に配置され、前記プローブファイバに結合された漏洩光の1つを選択する光スイッチを備えることができる。
図1は、本実施形態の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301を説明する概念図である。
光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301は、
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープ100を湾曲させて形成した曲げ部110の前記主光ファイバそれぞれに先端が近接された前記主光ファイバと同数のプローブファイバ20と、
プローブファイバ20それぞれの前記先端に配置され、曲げ部110の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光をプローブファイバ20の前記先端に集光する前記主光ファイバと同数の集光レンズ17と、
任意のプローブファイバ20を選択し、選択されたプローブファイバ20に結合された漏洩光の情報だけを出力するマルチプレクサ35と、
を備える。
プローブファイバ20の集光レンズ17と反対側にそれぞれ配置され、プローブファイバ20に結合された漏洩光を受光して電気信号に変換する前記主光ファイバと同数の受光素子30と、
受光素子30が出力する電気信号の1つを選択するスイッチ37と、
を備える。
そして、光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301の後段にスイッチ37が選択した電気信号をモニタするモニタ装置40が配置される。モニタ装置40は光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301の構成要件ではないが、モニタ装置40が光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301を含んでいてもよい。
複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープ100を湾曲させて曲げ部110を形成し、
光ファイバテープ100に形成した曲げ部110の前記主光ファイバそれぞれに前記主光ファイバと同数のプローブファイバ20の先端を近接させ、
プローブファイバ20それぞれの前記先端に配置した前記主光ファイバと同数の集光レンズ17で、曲げ部110の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光をプローブファイバ20の前記先端に集光させ、
マルチプレクサ35で任意のプローブファイバ20を選択し、選択されたプローブファイバ20に結合された漏洩光の情報を抽出する。
そして、モニタ装置40でマルチプレクサ35で抽出された情報をモニタする。
光ファイバテープ100を構成する主光ファイバの直径は250μmである。このため、主光ファイバの並列間隔は0.25mm〜0.28mm程度である。
図2の点線で示したように、各集光レンズ17は光ファイバテープ100内の各主光ファイバと中心軸が一致するように配列する(例えば、0.25mm間隔)。集光レンズ17を隣接させて配列するため、集光レンズ17の直径は光ファイバテープ100内の主光ファイバの並列間隔以下である必要がある。
なお、ピッチとは、屈折率分布型レンズ内を通る光線の蛇行周期を表す。4分の1ピッチ(ピッチ0.25)とは無限遠にある物体の倒立実像が出射端面上に結像する長さである。ピッチPは無次元の数であり以下の式で表される。
(数式1)
P=(1/2π)z√A
ここでzはレンズの長さであり、√Aは屈折率分布定数で単位は長さの逆数である。
図11及び図12は、本実施形態の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302を説明する図である。光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302と実施形態1の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301との違いはマルチプレクサ35である。
プローブファイバ20の集光レンズ17と反対側に配置され、プローブファイバ20に結合された漏洩光の1つを選択する光スイッチ38を備える。
そして 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302の後段に、光スイッチ38が選択した漏洩光を受光して電気信号に変換する1つの受光素子30と、受光素子30が出力する電気信号をモニタするモニタ装置40と、を配置する。受光素子30とモニタ装置40は、光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302の構成要件ではないが、モニタ装置40が受光素子30と光ファイバテープ心線モニタ用受光装置302を含んでいてもよい。
図13は、光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301又は302を用いる光回線モニタ方法を説明する図である。モニタ対象の光通信システム400は、光スプリッタ170に、複数のONU150に接続する複数の光ファイバ心線155と、OLT160に接続する光ファイバテープ100とが接続され、光スプリッタ170でONU150からの上り信号を合波し、光ファイバテープ100のいずれかの前記主光ファイバでOLT160へ伝搬する光通信システムである。光ファイバテープ心線モニタ用受光装置301又は302は、光通信システム400の光ファイバテープ100に形成された曲げ部110において、前述の光ファイバテープ心線モニタ方法で前記上り信号を前記漏洩光としてモニタし、ONU150のサービス利用状態および前記ONUのMACアドレスを把握する。
上述の実施形態では光ファイバテープに含まれる主光ファイバの数が4の場合を説明したが、本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、集光レンズの数を調整することで任意の数の主光ファイバの数が含まれる光ファイバテープのモニタが可能である。
本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、次のような効果を奏する。
(1)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、光ファイバテープの複数の主光ファイバを分離せず一括してモニタ可能であり、高効率且つ短時間で作業ができる。例えば、8分岐スプリッタの上部の4心光ファイバテープにおいて一括モニタすることで、最大32個のONUのサービス状況を一括してモニタ可能である。
(2)本発明に係る光ファイバテープ心線モニタ用受光装置は、図14のようなプローブファイバからモニタ装置まで4台ずつ配置する光ファイバテープ心線モニタ用受光装置と比べ、モニタ装置が1台であるため経済的で小型化を図れる。
20:プローブファイバ
22:V溝
23:V溝基板
24:薄板
30:受光素子
35:マルチプレクサ
37:スイッチ
38:光スイッチ
40:モニタ装置
51:凸型ブロック
52:凹型透明ブロック
53:ファイバアレイ
100:光ファイバテープ
110:曲げ部
150:ONU
155:光ファイバ心線
160:OLT
170:スプリッタ
200:曲げ部形成器
301〜304:光ファイバテープ心線モニタ用受光装置
400:光通信システム
Claims (6)
- 複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて形成した曲げ部の前記主光ファイバそれぞれに先端が近接された前記主光ファイバと同数のプローブファイバと、
前記プローブファイバそれぞれの前記先端に配置され、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光する前記主光ファイバと同数の集光レンズと、
任意の前記プローブファイバを選択し、選択された前記プローブファイバに結合された漏洩光の情報だけを出力するマルチプレクサと、
を備える光ファイバテープ心線モニタ用受光装置であって、
前記マルチプレクサは、
前記プローブファイバの前記集光レンズと反対側に配置され、前記プローブファイバに結合された漏洩光の1つを選択する光スイッチを備えることを特徴とする光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。 - 前記集光レンズの直径は、前記プローブファイバのコア直径より大きく、前記光ファイバテープの前記主光ファイバの並列間隔より小さいことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 前記集光レンズは、ビームウエスト径が100μm以上の屈折率分布型レンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 前記集光レンズは、コリメータの屈折率分布型レンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバテープ心線モニタ用受光装置。
- 複数の主光ファイバが並列する光ファイバテープを湾曲させて曲げ部を形成し、
前記光ファイバテープに形成した前記曲げ部の前記主光ファイバそれぞれに前記主光ファイバと同数のプローブファイバの先端を近接させ、
前記プローブファイバそれぞれの前記先端に配置した前記主光ファイバと同数の集光レンズで、前記曲げ部の前記主光ファイバから漏洩するそれぞれの漏洩光を前記プローブファイバの前記先端に集光させ、
前記プローブファイバの前記集光レンズと反対側に配置され、前記プローブファイバに結合された漏洩光の1つを選択する光スイッチを備えるマルチプレクサで、任意の前記プローブファイバを選択し、選択された前記プローブファイバに結合された漏洩光の情報を抽出する光ファイバテープ心線モニタ方法。 - 光スプリッタに、複数の光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)に接続する複数の光ファイバ心線と、光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に接続する前記光ファイバテープとが接続され、
前記光スプリッタで前記ONUからの上り信号を合波し、前記光ファイバテープのいずれかの前記主光ファイバで前記OLTへ伝搬する光通信システムにおいて、
請求項5に記載の光ファイバテープ心線モニタ方法で前記上り信号を前記漏洩光としてモニタし、前記ONUのサービス利用状態および前記ONUのMACアドレスを把握する光回線モニタ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015224419A JP6507085B2 (ja) | 2015-11-17 | 2015-11-17 | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015224419A JP6507085B2 (ja) | 2015-11-17 | 2015-11-17 | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017090837A JP2017090837A (ja) | 2017-05-25 |
JP6507085B2 true JP6507085B2 (ja) | 2019-04-24 |
Family
ID=58768378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015224419A Active JP6507085B2 (ja) | 2015-11-17 | 2015-11-17 | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6507085B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023170863A1 (ja) * | 2022-03-10 | 2023-09-14 | 日本電信電話株式会社 | 漏洩光を解析する装置及び方法 |
WO2024079819A1 (ja) * | 2022-10-12 | 2024-04-18 | 日本電信電話株式会社 | 光モニタデバイス及び光強度測定方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4243388A1 (de) * | 1992-02-05 | 1994-06-23 | Siemens Ag | Meßeinrichtung für Lichtwellenleiter und Verfahren zur Durchführung der Messung |
US6665469B1 (en) * | 2002-01-02 | 2003-12-16 | General Dynamics Advanced Information Systems, Inc. | Light injector/extractor for multiple optical fibers |
US20070269162A1 (en) * | 2006-05-18 | 2007-11-22 | General Dynamics Advanced Information Systems | Optical fiber cable to inject or extract light |
JP5993339B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2016-09-14 | 住友電気工業株式会社 | 信号光取得構造、信号光測定装置、および信号光取得方法 |
JP6122785B2 (ja) * | 2013-08-13 | 2017-04-26 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバ側方入出力装置の製造方法 |
JP6122788B2 (ja) * | 2014-01-15 | 2017-04-26 | 日本電信電話株式会社 | 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 |
-
2015
- 2015-11-17 JP JP2015224419A patent/JP6507085B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017090837A (ja) | 2017-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7556440B2 (en) | Dual-lensed unitary optical receiver assembly | |
JP5134028B2 (ja) | 光部品 | |
US8014640B2 (en) | Optical power monitoring with robotically moved macro-bending | |
US11320612B2 (en) | Low loss optical monitors, optical monitor arrays and optical monitor patch-panels | |
CN109906393A (zh) | 用于光学对准硅光子使能集成电路的方法和系统 | |
CN105229945A (zh) | 具有集成的信道监测器的波长选择开关 | |
JP2015114548A (ja) | 光合分波器および光通信システム | |
US6856735B2 (en) | Tap couplers for fiber optic arrays | |
JPH10104463A (ja) | 光導波路デバイスの製造方法 | |
JP5603847B2 (ja) | マイクロレンズアレイ及び光伝送部品 | |
JP6507085B2 (ja) | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 | |
Uematsu et al. | Design of a temporary optical coupler using fiber bending for traffic monitoring | |
JP2010286718A (ja) | マルチコアファイバ端末及びその接続構造 | |
JP6507084B2 (ja) | 光ファイバテープ心線モニタ用受光装置、光ファイバテープ心線モニタ方法、及び光回線モニタ方法 | |
JP6122788B2 (ja) | 通信モニタ用受光装置とその漏洩光取得方法 | |
Hirota et al. | Optical cable changeover tool with light injection and detection technology | |
US20230318703A1 (en) | Optical monitor device | |
Hirota et al. | Fiber identification below an optical splitter with a test light injection tool | |
JP2016109614A (ja) | 光ファイバ心線モニタ用受光装置及びそのモニタリング方法 | |
Uematsu et al. | Temporary optical coupler for optical cable re-routing without service interruption | |
Seno et al. | Wavelength selective switches for SDM photonic nodes based on SPOC platform | |
Uematsu et al. | High-efficiency light injection and extraction using fiber bending | |
JP2020115190A (ja) | 光ファイバ側方入出力装置 | |
JP7371900B2 (ja) | マルチコアファイバ用一括モニタ及びモニタリング方法 | |
WO2022249456A1 (ja) | 光モニタデバイス及び光強度測定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6507085 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |