JP6121875B2 - 発電機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、発電機に関する。
同期発電機の単機容量は、近年の電力需要の伸びに伴い大容量化している。同期発電機の単機容量が大容量化すると、発電機本体が要求する界磁電流が大きくなり、数千アンペアとなる場合もある。そのため、発電機本体に界磁電流を供給する交流励磁機は、大容量化、大型化する傾向にある。
そこで、交流励磁機と回転整流器により構成されるブラシレス同期発電機が注目されている。ブラシレス同期発電機が2極機の場合、ブラシレス同期発電機の交流励磁機の励磁容量は、従来の同期発電機に比べ1/100から1/300程度となる。よって、ブラシレス同期発電機は、発電機容量を大きくしやすいという利点を有する。また、ブラシレス同期発電機は、ブラシを備えていないことから、ブラシの摩耗による汚れの発生を回避できるという利点を有する。
特開2010−98789号公報 特開2003−134766号公報
ブラシレス同期発電機においては、交流励磁機と回転整流器とが同じ回転軸上に搭載されるため、交流励磁機と回転整流器とを電気的に接続する導体(三相導体)もこの回転軸上に配置する必要がある。この場合、導体は、図7に示すように、120度等配に配置することが一般的である。
図7は、一般的なブラシレス同期発電機の導体配置を示す断面図である。図7(a)は、ブラシレス同期発電機の一断面を示す断面図であり、図7(b)は、図7(a)の断面図に対応する磁束浸透線図である。
この発電機は、交流励磁機と回転整流器とが搭載された回転軸1と、回転軸1上に配置された複数本の導体2とを備えている。これらの導体2は、導体グループG1、G2、G3ごとに集中配置されている。具体的には、2本のU相導体U1、U2がU相グループG1、2本のV相導体V1、V2がV相グループG2、2本のW相導体W1、W2がW相グループG3として集中配置され、これらの導体グループG1、G2、G3が120度等配に配置されている。
しかしながら、これらの導体2に大きな三相交流電流を流すと、電流の誘導作用により発生する磁界により、導体2に近接する発電機構造物が加熱されてしまう。場合によっては、導体2を包囲する絶縁物1bがこの熱により損傷する可能性がある。
そこで、本発明は、交流励磁機と回転整流器とを接続する導体を流れる交流電流による発電機構造物の加熱を抑制可能な発電機を提供することを課題とする。
一の実施形態によれば、発電機は、第1相を有する第1交流電流と、第2相を有する第2交流電流と、第3相を有する第3交流電流とを出力する交流励磁機と、前記第1、第2、および第3交流電流をそれぞれ、第1、第2、および第3直流電流に変換する回転整流器とを備える。さらに、前記発電機は、前記交流励磁機と前記回転整流器とが搭載された回転軸と、前記回転軸上に配置され、前記交流励磁機から前記回転整流器に前記第1、第2、および第3交流電流をそれぞれ供給するための1本以上の第1導体、1本以上の第2導体、および1本以上の第3導体を含む複数本の導体とを備える。さらに、前記導体は、2本以上の導体が集中配置されている1つ以上の導体グループを含み、前記導体グループの各々は、前記第1、第2、および第3導体のうちの2種類以上の導体を含む。
第1実施形態の発電機の構造を示す断面図である。 第1実施形態の発電機の回路構成を示す回路図である。 第1実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。 第2実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。 第3実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。 第4実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。 一般的なブラシレス同期発電機の導体配置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の発電機の構造を示す断面図である。
図1の発電機は、ブラシレス同期発電機である。図1の発電機は、回転軸1と、回転軸1上に配置された複数本の導体2と、回転軸1上に搭載された交流励磁機3と、回転軸1上に搭載された回転整流器4とを備えている。交流励磁機3と回転整流器4は、導体2により電気的に接続されている。導体2は、交流励磁機3から回転整流器4に三相交流電流を供給するための三相導体である。
交流励磁機3は、発電機の固定子側に位置する界磁部11と、界磁部11と分離され、発電機の回転子側に位置する電機子部12とを備えている。また、回転整流器4は、複数の整流素子を有する整流素子部21を備えている。本実施形態の発電機においては、より詳細には、交流励磁機3の電機子部12が回転軸1上に搭載されており、電機子部12と整流素子部21が導体2により電気的に接続されている。
図1は、回転軸1に垂直で、互いに垂直なX方向およびY方向と、回転軸1に平行なZ方向とを示している。X方向およびZ方向は水平方向を示し、Y方向は鉛直方向を示している。
図2は、第1実施形態の発電機の回路構成を示す回路図である。
(1)交流励磁機3
図2に示すように、交流励磁機3の界磁部11は、界磁巻線13を備え、交流励磁機3の電機子部12は、第1、第2、および第3巻線14a、14b、14cを有する電機子巻線14を備えている。第1から第3巻線14a〜14cは、Y字形に結線されている。
回転軸1の回転時に、界磁巻線13に直流電流I1が流れると、直流電流I1により発生する磁界の影響で、電機子巻線14に三相交流電流I2a、I2b、I2cが発生する。交流電流I2a、I2b、I2cはそれぞれ、U相電流、V相電流、W相電流であり、第1、第2、第3巻線14a、14b、14cに発生する。交流電流I2a、I2b、I2cはそれぞれ、第1相を有する第1交流電流、第2相を有する第2交流電流、第3相を有する第3交流電流の例である。交流電流I2a、I2b、I2cは、電機子巻線14から整流素子部21に出力される。
(2)回転整流器4
図2に示すように、回転整流器4は、第1から第6整流素子21a〜21fを有する整流素子部21と、界磁巻線22とを備えている。
第1および第4整流素子21a、21dは、直列接続されており、これらの整流素子間のノードは、導体2により第1巻線14aに接続されている。この導体2は、1本以上の第1導体の例である。第2および第5整流素子21b、21eは、直列接続されており、これらの整流素子間のノードは、導体2により第2巻線14bに接続されている。この導体2は、1本以上の第2導体の例である。第3および第6整流素子21c、21fは、直列接続されており、これらの整流素子間のノードは、導体2により第3巻線14cに接続されている。この導体2は、1本以上の第3導体の例である。
第1および第4整流素子21a、21dの対と、第2および第5整流素子21b、21eの対と、第3および第6整流素子21c、21fの対は、互いに並列接続されている。これらの対は、界磁巻線22に電気的に接続されている。なお、第1から第6整流素子21a〜21fの各々は、1つのダイオードにより構成されていてもよいし、複数個のダイオードにより構成されていてもよい。
第1および第4整流素子21a、21dは、交流電流I2aを整流して、交流電流I2aを直流電流I3aに変換する。第2および第5整流素子21b、21eは、交流電流I2bを整流して、交流電流I2bを直流電流I3bに変換する。第3および第6整流素子21c、21fは、交流電流I2cを整流して、交流電流I2cを直流電流I3cに変換する。直流電流I3a、I3b、I3cはそれぞれ、第1、第2、第3直流電流の例である。
整流素子部21においては、直流電流I3a、I3b、I3cが合流して直流電流I4となる。直流電流I4は、整流素子部21から界磁巻線22に出力される。
(3)発電機本体5
図2に示すように、本実施形態の発電機はさらに、発電機本体5を備えている。発電機本体5は、回転軸1上に搭載されている。発電機本体5は、Y字形に結線された第1から第3巻線を有する電機子巻線(不図示)を備えている。
界磁巻線22に直流電流I4が流れると、直流電流I4により発生する磁界の影響で、発電機本体5の電機子巻線に三相交流電流が発生する。このようにして、本実施形態の発電機は、発電を行うことができる。
図3は、第1実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。図3(a)は、図1に示す直線Aに沿った断面図である。図3(b)は、図3(a)の断面図に対応する磁束浸透線図である。図3(b)は、数値計算により得られた計算結果を示している。
本実施形態の回転軸1は、回転軸1の中心に位置するシャフト1aと、シャフト1aを順に包囲する絶縁物1b、第1集電リング1c、第2集電リング1dとを備えている。
シャフト1aは、導体2の内周側に位置している。絶縁物1bは、導体2を包囲しており、導体2同士を電気的に絶縁している。第1集電リング1cは、導体2に対し、回転軸1の周方向に位置している。第2集電リング1dは、導体2の外周側に位置している。本実施形態においては、シャフト1aと第2集電リング1dが磁性体で形成されており、第1集電リング1cが非磁性体で形成されている。また、導体2は、例えば銅で形成されている。
本実施形態の導体2は、交流電流I2a(U相電流)を流すための第1および第2のU相導体U1、U2と、交流電流I2b(V相電流)を流すための第1および第2のV相導体V1、V2と、交流電流I2c(W相電流)を流すための第1および第2のW相導体W1、W2とを含んでいる。U相導体U1、U2、V相導体V1、V2、W相導体W1、W2はそれぞれ、1本以上の第1導体、1本以上の第2導体、1本以上の第3導体の例である。同じ相の導体2同士は、互いに並列に接続されている。
また、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている1つ以上の導体グループG1、G2、G3を含んでいる。導体グループG1、G2、G3の各々は、U相導体、V相導体、およびW相導体のうちの2種類以上の導体2を含んでいる。
導体グループG1は、第1のU相導体U1と第1のV相導体V1を含んでおり、2種類の導体2を含んでいる。導体グループG1は、第1の二相グループの例である。第1のU相導体U1と第1のV相導体V1は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG1は、1本のU相導体と1本のV相導体とを含んでおり、U相導体とV相導体とを同じ本数含んでいる。なお、導体グループG1は、W相導体は含んでいない。
導体グループG2は、第2のV相導体V2と第1のW相導体W1を含んでおり、2種類の導体2を含んでいる。導体グループG2は、第2の二相グループの例である。第2のV相導体V2と第1のW相導体W1は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG2は、1本のV相導体と1本のW相導体とを含んでおり、V相導体とW相導体とを同じ本数含んでいる。なお、導体グループG2は、U相導体は含んでいない。
導体グループG3は、第2のW相導体W2と第2のU相導体U2を含んでおり、2種類の導体2を含んでいる。導体グループG3は、第3の二相グループの例である。第2のW相導体W2と第2のU相導体U2は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG3は、1本のW相導体と1本のU相導体とを含んでおり、W相導体とU相導体とを同じ本数含んでいる。なお、導体グループG3は、V相導体は含んでいない。
このように、本実施形態の導体2は、導体グループG1、G2、G3ごとに集中配置されている。同じ導体グループに属する導体2同士は、互いに近くに配置されている。同じ導体グループに属する導体2同士の間には、絶縁物1bが介在している。また、ある導体グループに属する導体2は、別の導体グループに属する導体2から離れて配置されている。異なる導体グループに属する導体2同士の間には、絶縁物1bと第1集電リング1cとが介在している。本実施形態の導体グループG1、G2、G3は、回転軸1の周方向に互いに隣接しており、120度等配に配置されている。これらの導体グループG1、G2、G3は、第1集電リング1cを介して互いに隣接している。
次に、図3および図7を参照し、第1実施形態の発電機の導体配置と、一般的な発電機の導体配置とを比較する。
一般的な発電機の各導体グループG1、G2、G3は、図7に示すように、1種類の導体2のみを含んでいる。具体的には、これらの導体グループG1、G2、G3はそれぞれ、U相導体、V相導体、W相導体のみを含んでいる。
これに対し、第1実施形態の発電機の各導体グループG1〜G3は、図3に示すように、2種類の導体2を含んでいる。よって、導体2に交流電流I2a〜I2cが流れる場合、各導体2の周りに発生する磁界は、同じグループの別の導体2の周りに発生する磁界により打ち消される。理由は、本実施形態においては、同じグループの2本の導体2に流れる交流電流は、互いに位相が異なるからである。
よって、本実施形態によれば、交流電流I2a〜I2cの電力が熱として失われることを抑制することができる。すなわち、本実施形態によれば、発電機内での電力の損失を低減することができる。さらに、本実施形態によれば、導体2に近接する発電機構造物の加熱を抑制することができる。
図3(b)および図7(b)は、第1実施形態の発電機における磁束浸透状況と、一般的な発電機における磁束浸透状況とを示している。これらの計算例によれば、第1実施形態の発電機における電力損失は、一般的な発電機における電力損失の40%程度になることが分かった。
以上のように、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている1つ以上の導体グループG1〜G3を含み、これらの導体グループG1〜G3の各々は、U相導体、V相導体、およびW相導体のうちの2種類以上の導体2を含んでいる。よって、本実施形態によれば、交流電流I2a〜I2cによる発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態の導体グループG1〜G3は、互いに離れて配置されていれば、120度等配に配置されていなくてもよい。ただし、導体グループG1〜G3を120度等配に配置することには、例えば、回転子の重心の偏りを抑制できるという利点がある。
また、本実施形態の導体グループG1内において、第1のU相導体U1と第1のV相導体V1の位置は入れ替えてもよい。同様に、本実施形態の導体グループG2内において、第2のV相導体V2と第1のW相導体W1の位置は入れ替えてもよい。同様に、本実施形態の導体グループG3内において、第2のW相導体W2と第2のU相導体U2の位置は入れ替えてもよい。
また、本実施形態の導体グループG1〜G3の各々は、2種類の導体2を含み、かつ3本以上の導体2を含んでいてもよい。この場合、導体グループG1は、U相導体とV相導体とを異なる本数含んでいてもよい。同様に、導体グループG2は、V相導体とW相導体とを異なる本数含んでいてもよい。同様に、導体グループG3は、W相導体とU相導体とを異なる本数含んでいてもよい。ただし、各導体グループが2種類の導体2を同じ本数含むことには、例えば、これらの導体2の周りの磁界を打ち消しやすいという利点がある。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。
本実施形態の導体2は、交流電流I2a(U相電流)を流すためのU相導体U1と、交流電流I2b(V相電流)を流すためのV相導体V1と、交流電流I2c(W相電流)を流すためのW相導体W1とを含んでいる。U相導体U1、V相導体V1、W相導体W1はそれぞれ、1本以上の第1導体、1本以上の第2導体、1本以上の第3導体の例である。
また、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている導体グループG1を含んでいる。導体グループG1は、U相導体U1と、V相導体V1と、W相導体W1とを含んでおり、3種類の導体2をすべて含んでいる。導体グループG1は、三相グループの例である。U相導体U1とV相導体V1とW相導体W1は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG1は、1本のU相導体、1本のV相導体、および1本のW相導体を含んでおり、U相導体、V相導体、およびW相導体を同じ本数含んでいる。
本実施形態の発電機の導体グループG1は、3種類の導体2を含んでいる。よって、導体2に交流電流I2a〜I2cが流れる場合、各導体2の周りに発生する磁界は、他の2本の導体2の周りに発生する磁界により打ち消される。理由は、導体グループG1の3本の導体2に流れる交流電流は、互いに位相が異なるからである。よって、本実施形態によれば、発電機内での電力の損失を低減することや、導体2に近接する発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
以上のように、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている導体グループG1を含み、導体グループG1は、U相導体、V相導体、およびW相導体の3種類の導体2を含んでいる。よって、本実施形態によれば、交流電流I2a〜I2cによる発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態の導体グループG1内において、U相導体U1、V相導体V1、およびW相導体W1の位置は入れ替えてもよい。
また、本実施形態の導体グループG1は、3種類の導体2を含み、かつ4本以上の導体2を含んでいてもよい。この場合、導体グループG1は、U相導体、V相導体、およびW相導体を異なる本数含んでいてもよい。ただし、導体グループG1が3種類の導体2を同じ本数含むことには、例えば、これらの導体2の周りの磁界を打ち消しやすいという利点がある。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。
本実施形態の導体2は、交流電流I2a(U相電流)を流すための第1および第2のU相導体U1、U2と、交流電流I2b(V相電流)を流すための第1および第2のV相導体V1、V2と、交流電流I2c(W相電流)を流すための第1および第2のW相導体W1、W2とを含んでいる。U相導体U1、U2、V相導体V1、V2、W相導体W1、W2はそれぞれ、1本以上の第1導体、1本以上の第2導体、1本以上の第3導体の例である。
また、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている導体グループG1を含んでいる。導体グループG1は、第1および第2のU相導体U1、U2と、第1および第2のV相導体V1、V2と、第1および第2のW相導体W1、W2とを含んでおり、3種類の導体2をすべて含んでいる。導体グループG1は、三相グループの例である。導体グループG1は、2本のU相導体、2本のV相導体、および2本のW相導体を含んでおり、U相導体、V相導体、およびW相導体を同じ本数含んでいる。
本実施形態の導体グループG1は、第1のU相導体U1、第1のV相導体V1、および第1のW相導体W1が回転軸1の周方向に互いに隣接する第1列R1を含んでいる。本実施形態の導体グループG1はさらに、第2のU相導体U2、第2のV相導体V2、および第2のW相導体W2が回転軸1の周方向に互いに隣接する第2列R2を含んでいる。第2列R2は、回転軸1の径方向に第1列R1と隣接している。また、第2のU相導体U2、第2のV相導体V2、第2のW相導体W2はそれぞれ、回転軸1の径方向に第1のV相導体V1、第1のW相導体W1、第1のU相導体U1と隣接している。
なお、第2のU相導体U2、第2のV相導体V2、第2のW相導体W2はそれぞれ、回転軸1の径方向に第1のW相導体W1、第1のU相導体U1、第1のV相導体V1と隣接していてもよい。
本実施形態の発電機の導体グループG1は、3種類の導体2を含んでいる。よって、導体2に交流電流I2a〜I2cが流れる場合、各導体2の周りに発生する磁界は、他の5本の導体2の周りに発生する磁界により打ち消される。理由は、導体グループG1の3種類の導体2に流れる交流電流は、互いに位相が異なるからである。よって、本実施形態によれば、発電機内での電力の損失を低減することや、導体2に近接する発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
また、本実施形態の第2列R2の各導体2は、第1列R1の異なる種類の導体2と隣接している。よって、本実施形態によれば、各導体2の周りに発生する磁界がさらに打ち消しやすくなる。
以上のように、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている導体グループG1を含み、導体グループG1は、U相導体、V相導体、およびW相導体の3種類の導体2を含んでいる。よって、本実施形態によれば、交流電流I2a〜I2cによる発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
なお、第1および第2列R1、R2を含む導体グループG1の構成は、第1実施形態に転用してもよい。例えば、第1実施形態の導体グループG1は、U相導体とV相導体が周方向に互いに隣接する第1列R1と、U相導体とV相導体が周方向に互いに隣接し、径方向に第1列R1と隣接する第2列R2とを含んでいてもよい。この場合、第2列R2の各導体2は、第1列R1の異なる種類の導体2と隣接することが望ましい。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態の発電機の導体配置を示す断面図である。
本実施形態の導体2は、交流電流I2a(U相電流)を流すための第1から第3のU相導体U1〜U3と、交流電流I2b(V相電流)を流すための第1から第3のV相導体V1〜V3と、交流電流I2c(W相電流)を流すための第1から第3のW相導体W1〜W3とを含んでいる。U相導体U1〜U3、V相導体V1、〜V3、W相導体W1〜W3はそれぞれ、1本以上の第1導体、1本以上の第2導体、1本以上の第3導体の例である。
また、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている1つ以上の導体グループG1、G2、G3を含んでいる。導体グループG1、G2、G3の各々は、U相導体、V相導体、およびW相導体の3種類の導体2を含んでいる。導体グループG1、G2、G3は、三相グループの例である。
導体グループG1は、第1のU相導体U1と、第1のV相導体V1と、第1のW相導体V1とを含んでおり、3種類の導体2をすべて含んでいる。これらの導体3は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG1は、1本のU相導体、1本のV相導体、および1本のW相導体を含んでおり、U相導体、V相導体、およびW相導体を同じ本数含んでいる。
導体グループG2は、第2のU相導体U2と、第2のV相導体V2と、第2のW相導体V2とを含んでおり、3種類の導体2をすべて含んでいる。これらの導体3は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG2は、1本のU相導体、1本のV相導体、および1本のW相導体を含んでおり、U相導体、V相導体、およびW相導体を同じ本数含んでいる。
導体グループG3は、第3のU相導体U3と、第3のV相導体V3と、第3のW相導体V3とを含んでおり、3種類の導体2をすべて含んでいる。これらの導体3は、回転軸1の周方向に互いに隣接している。導体グループG3は、1本のU相導体、1本のV相導体、および1本のW相導体を含んでおり、U相導体、V相導体、およびW相導体を同じ本数含んでいる。
このように、本実施形態の導体2は、導体グループG1、G2、G3ごとに集中配置されている。同じ導体グループに属する導体2同士は、互いに近くに配置されている。また、ある導体グループに属する導体2は、別の導体グループに属する導体2から離れて配置されている。本実施形態の導体グループG1、G2、G3は、回転軸1の周方向に互いに隣接しており、120度等配に配置されている。
本実施形態の発電機の導体グループG1〜G3の各々は、3種類の導体2を含んでいる。よって、導体2に交流電流I2a〜I2cが流れる場合、各導体2の周りに発生する磁界は、同じグループの他の2本の導体2の周りに発生する磁界により打ち消される。理由は、同じグループの3本の導体2に流れる交流電流は、互いに位相が異なるからである。よって、本実施形態によれば、発電機内での電力の損失を低減することや、導体2に近接する発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
以上のように、本実施形態の導体2は、2本以上の導体2が集中配置されている1つ以上の導体グループG1〜G3を含み、これらの導体グループG1〜G3の各々は、U相導体、V相導体、およびW相導体の3種類の導体2を含んでいる。よって、本実施形態によれば、交流電流I2a〜I2cによる発電機構造物の加熱を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態の導体グループG1〜G3は、互いに離れて配置されていれば、120度等配に配置されていなくてもよい。ただし、導体グループG1〜G3を120度等配に配置することには、例えば、回転子の重心の偏りを抑制できるという利点がある。
また、第1および第4実施形態において、導体グループの個数は3個以外でもよい。同様に、第2および第3実施形態において、導体グループの個数は1個以外でもよい。例えば、1台の発電機がN個(Nは2以上の整数)の導体グループを含む場合、これらの導体グループは、回転軸1の周方向に互いに隣接して配置し、360/N度等配に配置することが望ましい。
また、第1〜第4実施形態の構成は、互いに組み合わせてもよい。例えば、1台の発電機が、2種類の導体2を含む導体グループと、3種類の導体2を含む導体グループの両方を備えていてもよい。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規な発電機は、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明した発電機の形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1:回転軸、1a:シャフト、1b:絶縁物、
1c:第1集電リング、1d:第2集電リング、2:導体、
3:交流励磁機、4:回転整流器、5:発電機本体、
11:界磁部、12:電機子部、13:界磁巻線、14:電機子巻線、
14a:第1巻線、14b:第2巻線、14c:第3巻線、
21:整流素子部、21a:第1整流素子、21b:第2整流素子、
21c:第3整流素子、21d:第4整流素子、
21e:第5整流素子、21f:第6整流素子、22:界磁巻線

Claims (9)

  1. 第1相を有する第1交流電流と、第2相を有する第2交流電流と、第3相を有する第3交流電流とを出力する交流励磁機と、
    前記第1、第2、および第3交流電流をそれぞれ、第1、第2、および第3直流電流に変換する回転整流器と、
    前記交流励磁機と前記回転整流器とが搭載された回転軸と、
    前記回転軸上に配置され、前記交流励磁機と前記回転整流器との間に配置され、前記交流励磁機から前記回転整流器に前記第1、第2、および第3交流電流をそれぞれ供給するための2本以上の第1導体、2本以上の第2導体、および2本以上の第3導体を含む複数本の導体とを備え、
    前記導体は、2本以上の導体が集中配置されている3つ以上の導体グループを含み、前記導体グループの各々は、前記第1、第2、および第3導体のうちの2種類以上の導体を含前記導体グループは、前記回転軸上に互いに離間して配置されている、発電機。
  2. 前記導体グループは、
    前記第1および第2導体を含み、前記第3導体を含まない第1の二相グループと、
    前記第2および第3導体を含み、前記第1導体を含まない第2の二相グループと、
    前記第3および第1導体を含み、前記第2導体を含まない第3の二相グループと、
    を含む請求項1に記載の発電機。
  3. 前記第1の二相グループは、前記第1導体と前記第2導体とを同じ本数含み、
    前記第2の二相グループは、前記第2導体と前記第3導体とを同じ本数含み、
    前記第3の二相グループは、前記第3導体と前記第1導体とを同じ本数含む、
    請求項2に記載の発電機。
  4. 前記導体グループは、前記第1、第2、および第3導体を含む1つ以上の三相グループを含む、請求項1に記載の発電機。
  5. 前記三相グループのうちの少なくとも1つは、前記第1導体、前記第2導体、および前記第3導体を同じ本数含む、請求項4に記載の発電機。
  6. 前記三相グループのうちの少なくとも1つは、
    前記第1、第2、および第3導体が前記回転軸の周方向に互いに隣接する第1列と、
    前記第1、第2、および第3導体が前記回転軸の周方向に互いに隣接し、前記回転軸の径方向に前記第1列と隣接する第2列と、
    を含む請求項4または5に記載の発電機。
  7. 前記第2列の前記第1導体は、前記第1列の前記第2または第3導体と隣接し、
    前記第2列の前記第2導体は、前記第1列の前記第3または第1導体と隣接し、
    前記第2列の前記第3導体は、前記第1列の前記第1または第2導体と隣接している、
    請求項6に記載の発電機。
  8. 前記導体グループのうちの少なくとも1つは、
    前記導体が前記回転軸の周方向に互いに隣接する第1列と、
    前記導体が前記回転軸の周方向に互いに隣接し、前記回転軸の径方向に前記第1列と隣接する第2列と、
    を含む請求項1に記載の発電機。
  9. 前記第2列の各導体は、前記第1列の異なる種類の導体と隣接している、請求項8に記載の発電機。
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