JP6120934B2 - 反射板及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、反射板及び照明器具に関し、特に、反射板の取り換え構造に関する。
従来の照明器具として、コンパクト蛍光灯又はHID(High Intensity Discharge)ランプ等を光源とするダウンライトの場合、ランプを容易に着脱できる構造となっており、ユーザーは、照明器具、及び、好みの光色及び明るさのランプを別々に購入し、組合せて使用することが一般的である。それに対して、LEDを光源とするダウンライトの場合、放熱性を高めるためにLEDが実装されたLEDモジュールをアルミダイキャスト製のヒートシンクに直接取り付けられる構造の照明器具が広く普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−204692号公報(第5−6頁、図2)
しかし、特許文献1に記載された照明器具は、色及び明るさを決定する発光部であるLEDが照明器具と一体となった構造であるため、色と明るさとの組合せ毎に型番の異なる照明器具を用意する必要があり、ランプを光源とした器具と比較して、機種数が多くなる傾向がある。さらに、設置される空間に合わせて、反射板の表面仕上げ及び形状を変えたものを用意すると発生する照明器具の種類は反射板の種類、光束及び光色の種類の数を掛け合わせた数が必要となって、さらに機種数が膨大に増えてしまうという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、LEDを光源とした照明器具において、異なる反射板を共通の照明器具によって使用することが可能とすることを目的とする。
本発明に係る反射板は、基板にLEDが実装されて構成されたLEDモジュール及びLEDモジュールを覆う筒形のカバーが設置された筐体部と、下方に向かって広がる椀形で上端及び下端に開口が形成され、上端には筒形のフレーム取り付け部が立設され、かつフレーム取り付け部とカバーの側面との間に隙間が設けられた状態で筐体部に固定されたフレーム部と、を備えた照明器具に装着される反射板であって、下方に向かって広がる椀形で上端部及び下端部が開口されており、上端部には角穴が形成された円筒形状の取り付け部が立設されており、山形状の湾曲部を有する反射板取り付け具の頂部が角穴及びフレーム部に形成されたフレーム側角穴に固定され、かつ取り付け部がフレーム取り付け部と接触した状態で筐体部に固定されているものである。
本発明に係る照明器具は、基板にLEDが実装されて構成されたLEDモジュール及びLEDモジュールを覆う筒形のカバーが設置された筐体部と、下方に向かって広がる椀形で上端及び下端に開口が形成され、上端には筒形のフレーム取り付け部が立設され、かつフレーム取り付け部とカバーの側面との間に隙間が設けられた状態で筐体部に固定されたフレーム部と、山形状の湾曲部を有する反射板取り付け具と、下方に向かって広がる椀形で上端部及び下端部が開口されており、角穴が形成された円筒形状の取り付け部が前記上端部に立設された反射板と、を備え、反射板は、反射板取り付け具の頂部が角穴及びフレーム部に形成されたフレーム側角穴に固定され、かつ取り付け部がフレーム取り付け部と接触した状態で筐体部に固定されたものである。
本発明によれば、反射板を着脱自在に装着することができるので、反射面の表面仕上げ及び形状等が異なる反射板の装着、及び、異なる反射面による照明を1つの照明器具において実施することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具1の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具1の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具1における反射板取り付け具7の構造図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具1において後付け反射板10が装着されていない状態のフレーム部4周辺の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具1において後付け反射板10が装着された状態のフレーム部4周辺の内部構造を示す部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具1において後付け反射板10が装着された状態のフレーム部4周辺の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具1における後付け反射板10aの外観斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具1における後付け反射板10aが装着された状態のフレーム部4周辺の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具1における後付け反射板10bの外観斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具1における後付け反射板10bが装着された状態のフレーム部4周辺の断面図である。
実施の形態1.
(照明器具1の構造)
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明器具1の全体斜視図であり、図2は、同照明器具1の分解斜視図であり、そして、図3は、同照明器具1における反射板取り付け具7の構造図である。以下、図1〜図3を参照しながら、照明器具1の構造について説明する。また、以下の説明においては、図1及び図2で示される上下左右方向を基準に説明する。
図1で示されるように、本実施の形態に係る照明器具1は、いわゆるダウンライトと呼ばれるものであり、制御電源基板等が収納された電源ケース部2、後述するLEDモジュール6から発生する熱を放熱するためのヒートシンク3、及び、LEDモジュール6等が取り付けられ、LED5が発する光を下方に照射させるためのフレーム部4を備えている。
電源ケース部2は、前述のように、制御電源基板等が収納されており、後述するLEDモジュール6の各LED5に電源を供給するものである。また、電源ケース部2の下面にヒートシンク3が固定して取り付けられている。
ヒートシンク3は、前述のように、LEDモジュール6から発生する熱を放熱するものであり、電源ケース部2とフレーム部4とを保持し、照明器具1として一体化する役割を果たす。このとき、LEDモジュール6は、ヒートシンク3の下部に形成された面であるモジュール接触面3aに当接して設置される。また、ヒートシンク3は、電源ケース部2にも固定されているので、電源ケース部2の制御電源基板等から発生する熱をも放熱する機能を果たす。
LEDモジュール6は、単数又は複数のLED5が実装された基板であり、LED5が複数実装される場合は、その実装面の中心部に集中するように実装される。これは、LEDモジュール6の発光部の面積が小さい方が、反射板による光の制御がしやすくなるからである。また、このLEDモジュール6は、その実装面が下側に向くようにして、ヒートシンク3のモジュール接触面3aに、その実装面の裏面が当接するように設置される。
また、その下面が透過性の樹脂で成形された円筒形状のカバー17は、LEDモジュール6全体を下方から覆うような態様で、モジュール接触面3aにその開口面が当接するように設置される。また、LEDモジュール6は、具体的には、図4において後述するカバー17の内部下面から上方に向かって立設されたモジュール支持部17aによって、下方から支持されることになる。また、この円筒形状のカバー17の側面には、外側に向かって突起した複数(図2においては2つ)の突起部18が形成されている。
なお、カバー17の下面は透過性の樹脂で成形されているものとしているが、これに限定されるものではなく、透過性のガラスその他の部材で成形されるものとしてもよい。
フレーム部4は、樹脂又はダイキャスト等によって成形され、下方に向かって末広がりとなっている椀形状を呈しており、上端及び下端が開口している。フレーム部4の上側の開口部の周縁部から上方に向かって円筒形状にフレーム取り付け部4aが立設されている。このフレーム取り付け部4aには、上端から下方に向かって切り欠かれた複数(図2においては2つ)のフレーム側切欠き12a、及び、角形に開口された複数の(図2においては2つ)のフレーム側角穴13aが形成されている。図2においては、フレーム側切欠き12a及びフレーム側角穴13aは、それぞれ2つずつ形成されており、円筒形状のフレーム取り付け部4aにおいて、それぞれ対向するように形成されている。
また、フレーム取り付け部4aの外側を囲うように、椀形状のフレーム部4の外側から上方に向かって円筒形状にフレーム外周部4bが立設されている。この際、このフレーム外周部4bの円筒形状の上部の開口面と、フレーム取り付け部4aの上部の開口面とが面一となるように形成されている。
また、円筒形状のフレーム外周部4bの側面から、椀形状のフレーム部4の外側にかけて、照明器具1を天井の開口部に固定するための板状バネ9を固定するための複数(図2においては3つ)の板状バネ取り付け部4cが形成されている。
なお、図2で示されるように、板状バネ取り付け部4cを3つ形成するものとしているが、これに限定されるものではなく、その他の数だけ形成するものとしてもよい。ただし、板状バネ取り付け部4cをなるべく多数形成して、それぞれに固定された板状バネ9によって照明器具1を天井に固定する方が、より安定的に固定することができる。
また、椀形状のフレーム部4の内面には、白色の反射機能を呈したフレーム内側反射面4dが形成されている。
さらに、フレーム部4の下側の開口部には、その周縁部から外側に向かってフランジ状に枠部8が形成されている。ここで、前述の板状バネ9は、天井に開けられた穴にこの枠部8を固定し、これによって、照明器具1全体が天井に固定されることになる。
また、モジュール接触面3aに当接して設置されたLEDモジュール6及びカバー17の外側部分のモジュール接触面3aには、弾性力のあるバネ鋼によって成形された複数(図2においては2つ)の反射板取り付け具7が固定されて設置されている。それぞれの反射板取り付け具7には、図3で示されるように、なだらかな山形状を呈した湾曲部19が形成されている。そして、それぞれの反射板取り付け具7は、モジュール接触面3aにおいて、湾曲部19の頂部がカバー17側に向くように固定されている。
後付け反射板10は、アルミニウム等の板材等をヘラ絞り加工等で成形され、下方に向かって末広がりとなっている椀形状を呈しており、上端及び下端が開口している。後付け反射板10の上側の開口部の周縁部から上方に向かって円筒形状に取り付け部11が立設されている。この取り付け部11には、上端から下方に向かって切り欠かれた複数(図2においては2つ)の切欠き12、及び、角形に開口された複数(図2においては2つ)の角穴13が形成されている。図2においては、切欠き12及び角穴13は、それぞれ2つずつ形成されており、円筒形状の取り付け部11において、それぞれ対向するように形成されている。また、後付け反射板10の下側の開口部には、その周縁部から外側に向かってフランジ状に周縁部14が形成されている。また、椀形状の後付け反射板10の内面には、アルマイト処理が施された銀色の鏡面又は反鏡面仕上げ等、後述する後付け反射板10のフレーム部4への装着前の、フレーム部4のフレーム内側反射面4dの表面処理とは異なる処理が施された後付け反射面20が形成されている。
なお、電源ケース部2及びヒートシンク3は、本発明の「筐体部」に相当し、カバー17の下面は、本発明の「照射面」に相当する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る照明器具1において後付け反射板10が装着されていない状態のフレーム部4周辺の断面図である。以下、図4を参照しながら、図1〜図3において説明した各部品がどのように組み立てられるかを中心に説明する。
図4で示されるように、LEDモジュール6は、その実装面が下側に向くようにして、実装面の裏面がヒートシンク3のモジュール接触面3aに当接するように設置される。このモジュール接触面3aに当接したLEDモジュール6の実装面全体を覆うようにして、カバー17の開口面がモジュール接触面3aに当接するように設置される。このとき、カバー17内のモジュール支持部17aが、LEDモジュール6の実装面をモジュール接触面3aに密着するように押し付けるように下方から支持する。これによって、LEDモジュール6のLED5が点灯することによって発生する熱は、LEDモジュール6の基板を介して、効率的にヒートシンク3に伝達してヒートシンク3から外部に放熱される。
また、カバー17の外側には、2つの反射板取り付け具7が、その湾曲部19の頂部がカバー17側に向くようにして、モジュール接触面3aに固定されている。
そして、フレーム部4のフレーム取り付け部4aが、カバー17を囲うようにして、フレーム部4のフレーム取り付け部4a及びフレーム外周部4bのそれぞれの円筒形状の上部の開口端がモジュール接触面3aに当接するように押し付けて設置する。このとき、カバー17の側面に形成された2つの突起部18が、それぞれ、フレーム部4のフレーム取り付け部4aに形成された2つのフレーム側切欠き12aに嵌合するように、フレーム部4を設置する。すなわち、カバー17に形成された突起部18は、フレーム部4の円周方向の位置決めをする機能を有する。このとき、フレーム部4のフレーム取り付け部4aと、カバー17の側面との間には所定幅(例えば、2[mm]〜4[mm]程度)の隙間15が形成される。さらに、突起部18がフレーム側切欠き12aに嵌合した際、モジュール接触面3aに固定された2つの反射板取り付け具7の湾曲部19の頂部が、それぞれ、フレーム取り付け部4aに形成された2つのフレーム側角穴13aに嵌入し、隙間15内まで入り込む態様となる。このとき、カバー17の下面と、フレーム内側反射面4dの上端面(フレーム取り付け部4aの下端面)とは略面一となるように構成する。これによって、カバー17においては下面が透過性の樹脂であり、下面を介してLED5が照射する光が透過するので、後付け反射板10がフレーム部4に装着されていない状態において、LED5が点灯した場合にフレーム内側反射面4dへの陰影の映り込みを抑制することができる。例えば、カバー17の下面が、フレーム内側反射面4dの上端よりも下方に向かって突き出た態様となっている場合、カバー17内において点灯したLED5の光は、カバー17の下面からのみ透過して照射され、カバー17の側面からは照射されない。このようにカバー17の側面から光が照射されないことによって、カバー17の側面近傍のフレーム内側反射面4dの部分に陰影が映り込んでしまうことになる。
また、枠部8の下面側かつ内側の円周上には溝16が形成されている。この溝16が形成されていることによる効果は、図5及び図6において、後述する。
以上のような態様によって構成された照明器具1において、LEDモジュール6のLED5が点灯することによって発した光は、カバー17の下面を透過し、その一部の光はフレーム部4内を通過して下方に向かって照射され、その他の光は、フレーム部4のフレーム内側反射面4dによって反射されて下方に向かう。
図5は、本発明の実施の形態1に係る照明器具1において後付け反射板10が装着された状態のフレーム部4周辺の内部構造を示す部分断面斜視図であり、図6は、同フレーム部4周辺の断面図である。以下、図5及び図6を参照しながら、後付け反射板10がフレーム部4の内側に装着する動作を中心に説明する。
まず、後付け反射板10を、その取り付け部11が隙間15に挿入するように上方に押し込む。このとき、カバー17の側面に形成された2つの突起部18が、それぞれ、後付け反射板10の取り付け部11に形成された2つの切欠き12に嵌合するように、後付け反射板10を押し込む。すなわち、突起部18と切欠き12との位置が合った場合のみ、後付け反射板10の取り付け部11は、隙間15に挿入することが可能となる。これによって、後付け反射板10の円周方向のずれの発生が抑制され、後付け反射板10の誤った取り付けを防止することができる。
上記のように後付け反射板10の取り付け部11が隙間15に挿入するように押し込むと、前述のように、2つの反射板取り付け具7の湾曲部19の頂部は、隙間15内まで入り込んでいるので、取り付け部11はそれぞれの湾曲部19に触れることになる。そのまま、後付け反射板10を押し込むと、2つの反射板取り付け具7は、取り付け部11の側面によって、隙間15内に入り込んだ分だけ外側に広げられることになる。さらに、後付け反射板10を押し込むと、2つの反射板取り付け具7の湾曲部19の頂部が、それぞれ、取り付け部11に形成された2つの角穴13に嵌入した状態となる。このとき、外側に広げられた2つの反射板取り付け具7は、バネ鋼によって成形されているので元の形状に戻り、湾曲部19の上側が角穴13の上端を押し上げる状態となり、後付け反射板10の周縁部14が、フレーム部4の枠部8に接触した状態で安定する。この際、カバー17の下面と、後付け反射面20の上端面(取り付け部11の下端面)とは略面一となる。
以上のような態様によって、後付け反射板10は、フレーム部4の内側に安定して装着することができる。
また、上記のような態様によって、後付け反射板10をフレーム部4の内側に装着した場合、周縁部14が枠部8に接触した状態となるが、枠部8には、図6で示されるように、周縁部14の外縁に沿って溝16が形成されており、後付け反射板10をフレーム部4から取り外す際に、使用者の手の爪が挿入しやすくなり、容易に後付け反射板10を取り外すことができる。
(実施の形態1の効果)
以上のような構成によって、後付け反射板10をフレーム部4から着脱自在に装着することができるので、フレーム部4のフレーム内側反射面4d、及び、後付け反射板10の後付け反射面20のように、表面仕上げ及び形状等が異なるものによる照明が、1つの照明器具1において可能となる。さらにいうと、反射板として、本実施の形態においては後付け反射板10を例にして説明したが、表面仕上げ及び形状等がさらに異なる別の反射板を使用することができるのは言うまでもない。上記の効果が得られるのは、本実施の形態に係る照明器具1の構成によって、フレーム部4の内側に後付け反射板10を安定的に装着し、さらに、容易に取り外しが可能であることによる。
また、上記のように、後付け反射板10の取り外しを容易としているのは、フレーム部4の枠部8に、後付け反射板10の周縁部14の外縁部に沿って溝16を形成し、後付け反射板10の取り外しの際に、使用者の手の爪が挿入しやすくしているからである。
また、LEDモジュール6を覆うカバー17の側面に突起部18を形成し、後付け反射板10の取り付け部11には切欠き12を形成して、互いの位置が合った場合のみ、突起部18及び切欠き12は嵌合して、後付け反射板10を装着することが可能となっている。これによって、後付け反射板10の円周方向のずれの発生が抑制され、後付け反射板10の誤った取り付けを防止することができる。
また、ヒートシンク3にLEDモジュール6、カバー17及びフレーム部4を設置した際、カバー17の下面と、フレーム内側反射面4dの上端面(フレーム取り付け部4aの下端面)とは略面一となるように構成している。これによって、カバー17の下面を介してLED5が照射する光が透過するので、後付け反射板10がフレーム部4に装着されていない状態において、LED5が点灯した場合にフレーム内側反射面4dへの陰影の映り込みを抑制することができる。
そして、カバー17内のモジュール支持部17aが、LEDモジュール6の実装面をモジュール接触面3aに密着するように押し付けるように下方から支持しているので、LED5が点灯することによって発生する熱は、LEDモジュール6の基板を介して、効率的にヒートシンク3に伝達してヒートシンク3から外部に放熱される。
なお、図2で示されるように、突起部18、切欠き12及びフレーム側切欠き12aは、それぞれ2つ形成されるものとしているが、これに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上形成するものとしてもよい。
また、反射板取り付け具7は2つ設置されるものとし、角穴13及びフレーム側角穴13aはそれぞれ2つ形成されるものとしているが、これに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上形成するものとしてもよい。ただし、反射板取り付け具7を少なくとも2つ以上設置し、角穴13及びフレーム側角穴13aをそれぞれ反射板取り付け具7と同数だけ形成するものとした方が、より安定して、後付け反射板10をフレーム部4の内側に装着することができる。
また、図4及び図6で示されるように、モジュール接触面3aに固定された反射板取り付け具7は、フレーム部4のフレーム取り付け部4aに形成されたフレーム側角穴13aに湾曲部19を嵌入させることによってフレーム部4を固定するとともに、後付け反射板10の取り付け部11に形成された角穴13に湾曲部19を嵌入させることによって後付け反射板10を装着させているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、反射板取り付け具7によって固定するのは、後付け反射板10のみとし、フレーム部4は別の固定手段によってモジュール接触面3aに固定されるものとしてもよい。例えば、フレーム部4におけるフレーム取り付け部4aに相当する部分がないものとし、フレーム外周部4bを所定の固定手段によってモジュール接触面3aに固定させる構成が考えられる。また、図4及び図6で示されるように、モジュール接触面3aに対して、反射板取り付け具7はフレーム取り付け部4aの外側に固定されるものとしているが、反射板取り付け具7を隙間15内に固定し、その湾曲部19によって、後付け反射板10のみを固定する構成としてもよい。この場合、フレーム取り付け部4aにはフレーム側角穴13aを形成する必要はなく、フレーム取り付け部4a又は/及びフレーム外周部4bを異なる固定手段によって固定するものとすればよい。
また、図4で示されるフレーム部4のフレーム内側反射面4dは反射機能を有するものとし、後付け反射板10が装着されていない状態でも、照明器具1はダウンライトとしての機能を有するものとしているが、この構成に限定されるものではない。すなわち、後付け反射板10その他の反射板が必ずフレーム部4に装着して使用するものとした場合、フレーム内側反射面4dに反射機能を備える必要はない。
実施の形態2.
本実施の形態に係る照明器具1について、実施の形態1に係る照明器具1と相違する点を中心に説明する。
(照明器具1の構造)
図7は、本発明の実施の形態2に係る照明器具1における後付け反射板10aの外観斜視図であり、図8は、同照明器具1における後付け反射板10aが装着された状態のフレーム部4周辺の断面図である。
図7及び図8で示されるように、本実施の形態に係る照明器具1のフレーム部4の内側に装着する後付け反射板10aは、その内面である後付け反射面20aがバッフルとなっている。このように、後付け反射板10aの後付け反射面20aをバッフルとすることによって、後付け反射板10aの下側の開口部の径を、例えば、実施の形態1の後付け反射板10の下側の開口部の径よりも小さくすることができる。
(実施の形態2の効果)
以上のように、実施の形態1においても述べたように、フレーム内側反射面4d及び後付け反射面20の他、本実施の形態の後付け反射板10aのように、表面仕上げ及び形状等が異なる後付け反射面20aによる照明が、後付け反射板10aへの交換によって、1つの照明器具1において可能となる。
また、後付け反射板10aの後付け反射面20aをバッフルとすることによって、後付け反射板10aの下側の開口部の径を、実施の形態1の後付け反射板10の下側の開口部の径よりも小さくすることができる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る照明器具1について、実施の形態1に係る照明器具1と相違する点を中心に説明する。
(照明器具1の構造)
図9は、本発明の実施の形態3に係る照明器具1における後付け反射板10bの外観斜視図であり、図10は、同照明器具1における後付け反射板10bが装着された状態のフレーム部4周辺の断面図である。
図9及び図10で示されるように、本実施の形態に係る照明器具1の後付け反射板10bは、実施の形態1における後付け反射板10と同様に、アルミニウム等の板材等をヘラ絞り加工等で成形され、下方に向かって末広がりとなっている椀形状を呈しており、上端及び下端が開口している。しかし、後付け反射板10bの上側の開口部の周縁部から上方に向かって円筒形状に立設された取り付け部11aは、実施の形態1における取り付け部11よりも立設方向の長さが大きくなるように形成されている。ただし、この取り付け部11aの円筒形状の径は、後付け反射板10bの上側の開口部の径よりも大きくなるように成形されている。また、椀形状の後付け反射板10bの内面には、アルマイト処理が施された銀色の鏡面又は反鏡面仕上げ等、後付け反射板10bのフレーム部4への装着前の、フレーム部4のフレーム内側反射面4dの表面処理とは異なる処理が施された後付け反射面20bが形成されている。
後付け反射板10bをフレーム部4の内側に装着する動作は、実施の形態1における後付け反射板10を装着する動作と同様である。しかし、図10で示されるように、後付け反射板10bの取り付け部11aは、実施の形態1の後付け反射板10の取り付け部11よりも立設方向の長さが大きいので、実施の形態1の構成とは異なり、カバー17の下面と、後付け反射面20bの上端面(取り付け部11aの下端面)とは面一とはならない。すなわち、カバー17の下面は、後付け反射面20bの上端よりも上方に位置する構成となる。この構成によって、LEDモジュール6のLED5の点灯によって発した光は、後付け反射面20bに反射しても下方向に反射するように制御されることになり、照明器具1を真下から見ない限りにおいて、眩しさ(グレア)を感じることがない。
(実施の形態3の効果)
以上のように、実施の形態1においても述べたように、フレーム内側反射面4d及び後付け反射面20の他、本実施の形態の後付け反射板10bのように、表面仕上げ及び形状等が異なる後付け反射面20bによる照明が、後付け反射板10bへの交換によって、1つの照明器具1において可能となる。
さらに、カバー17の下面は、後付け反射面20bの上端よりも上方に位置するように構成することによって、LEDモジュール6のLED5の点灯によって発した光を、後付け反射面20bによって下方向に反射するように制御することができる。また、これによって、照明器具1を真下から見ない限り、眩しさ(グレア)を感じることがない。
1 照明器具、2 電源ケース部、3 ヒートシンク、3a モジュール接触面、4 フレーム部、4a フレーム取り付け部、4b フレーム外周部、4c 板状バネ取り付け部、4d フレーム内側反射面、5 LED、6 LEDモジュール、7 反射板取り付け具、8 枠部、9 板状バネ、10、10a、10b 後付け反射板、11、11a 取り付け部、12 切欠き、12a フレーム側切欠き、13 角穴、13a フレーム側角穴、14 周縁部、15 隙間、16 溝、17 カバー、17a モジュール支持部、18 突起部、19 湾曲部、20、20a、20b 後付け反射面。

Claims (4)

  1. 基板にLEDが実装されて構成されたLEDモジュール及び前記LEDモジュールを覆う筒形のカバーが設置された筐体部と、
    下方に向かって広がる椀形で上端及び下端に開口が形成され、前記上端には筒形のフレーム取り付け部が立設され、かつ前記フレーム取り付け部と前記カバーの側面との間に隙間が設けられた状態で前記筐体部に固定されたフレーム部と、
    を備えた照明器具に装着される反射板であって、
    下方に向かって広がる椀形で上端部及び下端部が開口されており、
    前記上端部には角穴が形成された円筒形状の取り付け部が立設されており、
    山形状の湾曲部を有する反射板取り付け具の頂部が前記角穴及び前記フレーム部に形成されたフレーム側角穴に固定され、かつ前記取り付け部が前記フレーム取り付け部と接触した状態で前記筐体部に固定されている反射板。
  2. 前記反射板取り付け具を介して前記筐体部に着脱自在に固定されている請求項に記載の反射板。
  3. 基板にLEDが実装されて構成されたLEDモジュール及び前記LEDモジュールを覆う筒形のカバーが設置された筐体部と、
    下方に向かって広がる椀形で上端及び下端に開口が形成され、前記上端には筒形のフレーム取り付け部が立設され、かつ前記フレーム取り付け部と前記カバーの側面との間に隙間が設けられた状態で前記筐体部に固定されたフレーム部と、
    山形状の湾曲部を有する反射板取り付け具と、
    下方に向かって広がる椀形で上端部及び下端部が開口されており、角穴が形成された円筒形状の取り付け部が前記上端部に立設された反射板と、を備え、
    前記反射板は、
    前記反射板取り付け具の頂部が前記角穴及び前記フレーム部に形成されたフレーム側角穴に固定され、かつ前記取り付け部が前記フレーム取り付け部と接触した状態で前記筐体部に固定されたものである照明器具。
  4. 前記筐体部は、
    前記LEDモジュールに電源を供給する電源ケース部と、
    前記電源ケース部と前記フレーム部とを保持し、前記LEDモジュールから発生する熱を放熱するヒートシンクと、からなり、
    前記カバーは、
    内部下面から上方に向かって立設されたモジュール支持部を有し、
    前記LEDモジュールは、
    前記モジュール支持部によって下方から支持されている請求項3に記載の照明器具。
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