JP6120431B2 - ガス漏れ防止装置 - Google Patents

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Description

本発明はプロパンガスや都市ガス、更には天然ガス等のガスを送る配管からのガス漏れを防止するガス漏れ防止装置に関する。
今日、プロパンガスや都市ガスが広く使用され、マンション等の住宅や工場内に設置された配管を介してガスの供給が行われている。また、エタンやメタン等の天然ガスもパイプライン等の配管施設を介して搬送されている。このような状況において、ガス漏れが発生した場合、災害等の大きな社会問題となる。
この為、従来からガスの漏れを検知する装置として、例えばガス漏れ警報器が広く使用されている。ガス漏れ警報器は、ガス漏れを検知した場合、警報音を発生させ、若しくは警告ランプ等を点滅させ、ガス漏れを周囲に知らせる。
例えば、特許文献1は、電池で駆動するガス漏れ検知器を使用したガス漏れ検知システムを提案する。このガス漏れ検知システムは、1個又は複数個のガス漏れ検知器と通信接続された監視装置で構成され、ガス漏れ検知器によって検出されたガス濃度に基づいてガス漏れの判定を行い、ガス漏れを周囲に知らせる発明である。
特開2002−109656号公報
通常、ガス漏れは、長年の使用により配管が古くなり、また配管に腐蝕が生じ、発生する場合が多い。したがって、従来のようにガス漏れが発生したことをガス漏れ検知器によって検知する前にガス漏れの発生を未然に防止することが望ましい。しかし、配管の亀裂や配管の板厚等を定期的に検査することは大きな負担となる。また、地中に埋設された配管の場合、配管の定期的な検査は実質的に不可能である。
そこで、本発明はプロパンガスや都市ガス、更には天然ガス等に使用される配管の劣化や腐食に基づくガス漏れを容易に検知することができ、更に配管にFRP(繊維強化複合材)を覆設することによって、配管のガス漏れを防止するガス漏れ防止装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、ガスの配管と、該配管の外周に覆設され、該配管からのガス漏れを防止する繊維強化複合材と、前記配管と繊維強化複合材との間に隙間を形成させ、該隙間を備えた前記配管と繊維強化複合材との二重構造を形成させる導線と、前記配管と繊維強化複合材との間に形成された隙間に配設され、前記配管の上部に一定間隔で設けられたガスセンサと、該ガスセンサが予め設定された所定値以上のガス濃度を検知するとガス漏れの報知を行う報知手段と、前記隙間内を減圧し、前記配管に腐蝕又は孔蝕が発生した場合の腐蝕穴又は孔蝕穴への進行を促進し、前記腐蝕又は孔蝕の発生を早期に検出するため減圧手段と、を有するガス漏れ防止装置を提供することによって達成できる。
また、本発明は上記課題を解決するため、ガスの配管と、該配管の外周に覆設され、該配管からのガス漏れを防止する繊維強化複合材と、前記配管と繊維強化複合材との間に配設された導線と、前記配管と繊維強化複合材との間に配設され、前記配管の上部に一定間隔で設けられたガスセンサと、該ガスセンサが予め設定された所定値以上のガス濃度を検知するとガス漏れの報知を行う報知手段と、を有するガス漏れ防止装置を提供することによって達成できる。
また、本発明は上記課題を解決するため、ガスの配管と、該配管の外周に覆設され、該配管からのガス漏れを防止する繊維強化複合材と、前記配管と繊維強化複合材との間に隙間を形成する隙間形成部材と、該隙間形成部材によって形成された隙間に連通し、ガスセンサを備えるガス検知部と、該ガス検知部の減圧を行う減圧装置と、該減圧装置によってガス検知部を減圧し、該ガス検知部に前記隙間の気体を引き込み、前記ガスセンサによってガスの検知を行う制御部と、を有するガス漏れ防止装置を提供することによって達成できる。
さらに、本発明は上記課題を解決するため、前記ガス検知部と前記隙間間には気体吸引弁が設けられ、前記ガス検知部と前記減圧装置間には気体排気弁が設けられ、該気体排気弁を介して前記減圧装置によってガス検知部を減圧した後、前記気体吸引弁を介して前記隙間内の気体を前記ガス検知部に吸引し、気体に含まれるガスの検知を行うガス漏れ防止装置を提供することによって達成できる。
本発明によれば、プロパンガスや都市ガス、更には天然ガス等に使用される配管の劣化や腐食に基づくガス漏れを、配管に被覆した繊維強化複合材によって防止することができる。さらに、配管からガス漏れが発生した場合でも、配管と繊維強化複合材との間に配設された圧力センサ、又はガスセンサによってガス漏れを検知し、報知することによって、ガス漏れに起因する爆発等の災害を未然に防止することができる。
本実施形態のガス漏れ防止装置が設けられたガス管の配管構成を示す図である。 配管の断面構成、及びガス漏れ検知の構成を示す図である。 (a)は配管の断面図であり、(b)は同図(a)の点線丸印部Aの拡大図である。 配管の断面図であり、図3(a)のB−B線断面図である。 第1の実施形態の配管の端部の構造を説明する断面図である。 (a)は、鋼管の周面にリード線を網目状に配設した構成を示す図であり、(b)は、鋼管の周面にリード線を螺旋状に配設した構成を示す図であり、 (a)〜(c)はFRPの配設構成を説明する図である。 第2の実施形態のガス検知センサの配設構成を説明する図である。 第2の実施形態のガス漏れ検知回路の回路構成を示す図である。 第3実施形態のガス漏れ防止装置の配管構成を示す図である。 第3実施形態のガス漏れ防止装置の全体構成を示す図である。 第3実施形態のガス漏れ防止装置の具体的構成を示す図である。 第4実施形態のガス漏れ防止装置の配管構成を示す図である。 第4実施形態のガス漏れ検知装置の具体的な構成を示す図である。 制御部の回路構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態のガス漏れ防止装置が設けられたガス管の配管構成を示す図である。
同図において、住宅1には都市ガスを使用するガス台2やガスヒータ3〜5が設備されており、ガス管を介して都市ガスが供給される。尚、本例において、ガス台2は一階のキッチン6に設置され、ガスヒータ3は一階の部屋に設置され、ガスヒータ4及び5は二階の部屋に設置されている。
都市ガスの供給は道路8の地中に埋設された本管9から配管10を介して供給され、配管10は本管9に不図示のジョイントを介して接続されている。また、配管10はガスメータ11を介して住宅1内の配管12に接続されている。ガスメータ11は配管10を介して住宅1に供給されるガス量を計測し、表示する。
ガス台2やガスヒータ3〜5には、上記配管12から都市ガスが供給され、例えばガス台2には配管12から分岐したガス管13を介してガスが供給され、ガスヒータ3には配管12から分岐したガス管14を介してガスが供給され、ガスヒータ4及び5には配管12から分岐したガス管15を介してガスが供給される。
一方、上記配管12の先端には、ガスの漏れを検知する検知センサ17が設けられている。そして、この検知センサ17は信号ケーブル18を介して検知モニタ19に接続され、配管12からのガス漏れを検知する。
図2は上記システム構成において、特に配管10及び12の断面構成、及びガス漏れ検知の構成を示す図である。前述のように、配管10にはジョイントを介して本管9から都市ガスが供給され、更に配管12からガス管13〜15を介してガス台2やガスヒータ3〜5に都市ガスが供給される。ここで、同図に示すように、配管10及び12は二重構造であり、例えば鋼管の外側に亜鉛メッキ等を施した鋼管であり、この鋼管を基管としてFRP(繊維強化複合材)を覆設した構造である。
図3(a)は上記配管10及び12(以下、配管10及び12を代表して配管12で示す)の断面図であり、同図(b)は同図(a)の点線丸印部A1の拡大図である。上記のように配管12は二重構造であり、鋼管20にFRP(繊維強化複合材)21が覆設されている。また、同図(b)に示すように、鋼管20とFRP21の間にはリード線(導線)22aが介装されている。このリード線22aは鋼管20とFRP21との間に所定の隙間を形成させるための線材であり、鋼管20の上面20aに沿って直線状に配設されている。
尚、同図(a)の点線丸印部A2も同様の構成であり、鋼管20とFRP21の間には不図示のリード線が介装されている。このリード線も鋼管20とFRP21との間に所定の隙間を形成させるための線材であり、鋼管20の下面20bに沿って直線状に配設されている。
図4は上記配管12の断面図であり、上記図3(a)のB−B線断面図である。配管12の上部は、図3(b)で説明したように、鋼管20とFRP21間にリード線22を介装した構成である。一方、配管12の下部は鋼管20とFRP21間にリード線22が介装されると共に、FRP21を二重に貼着した構造である。すなわち、鋼管20には一層目のFRP21aが配設され、更にFRP21aの上に更にFRP21bが貼着されている。また、FRP21a、21b間はプライマー23の塗装が施されている。
尚、本例で使用するFRP21は、エポキシアクリレート樹脂をベースとし、ガラス繊維で強化した薄いシートであり、上下面は透明なプラスチックフィルムで覆われている。また、上記プライマー23による塗装は、FRP21を接着する部材の不陸を修正し接着性を高めること、及び塗装乾燥後、FRP21とプライマー23との間に気泡が生じた場合、FRP21を剥がし易くし、貼り直しを容易にし、脱泡を容易にするためである。また、プライマー23は促進材、硬化材を混合することで硬化するエポキシアクリレート樹脂である。
また、上述の鋼管20の周面を覆うFRP21aは、FRP21aの表面に形成されたプラスチックフィルムがそのまま残された状態であり、鋼管20に下層のFRP21aを巻き、その後上層のFRP21bを所定距離巻き、下層のFRP21aに貼着した構成である。このように構成することにより、鋼管20と下層のFRP21a間には隙間が形成され、後述する漏れガスの経路となる。
次に、上述の二重配管構造の配管12の施工工程を以下に説明する。先ず、長年使用した配管12(鋼管20)の外面の清掃を行う。この清掃後、鋼管20の圧力検査を行い、鋼管20の外面のホコリ、汚れ等をウエスで拭き取る。
次に、リード線22の取り付け作業を行う。このリード線22の配設は、今後ガス漏れが発生した場合でも、検知センサ17まで漏れガスを導くため、鋼管20の上流部から下流部まで、配管路に沿って配設する。また、リード線22の配設は鋼管20の上面及び下面に沿って直線状に配設し、リード線22が弛まないように一定間隔毎に固定する。尚、この固定は、例えばリード線22と同じ材料で行う。
次に、検知センサ17の取り付けを行う。この検知センサ17は、前述のように配管12の端部に配設し、ガス漏れを検出する。また、検知センサ17の固定は上述のリード線22と同じ方法で行い、鋼管20と検知センサ17との絶縁を確実に行うため、検知センサ17の周囲に絶縁材を巻き付ける。
図5は配管12(鋼管20)の端部の構造を説明する断面図である。同図に示すように、検知センサ17は圧電素子24と検出器25で構成され、圧電素子24で発生する電圧に基づいてガス漏れ検出信号を信号ケーブル18を介して検知モニタ19に通知する。圧電素子24は圧電体を2枚の電極で挟んだ構造であり、圧電体に係る圧力によって電圧を発生する。
検出回路25は基準電圧を記憶する記憶回路と比較回路で構成され、記憶回路には予め所定の電圧値が記憶されている。この電圧値は鋼管20に発生した亀裂等からのガス漏れによって発生するガス圧に対応して設定されている。したがって、例えば鋼管20を長年使用し、亀裂等が生じてガスが漏れた場合、鋼管20とFRP21の隙間には漏れたガスが流れ、隙間の圧力が上昇する。このガス圧は上記圧電素子24によって検出され、例えば上記圧電素子24からガス圧に対応した電圧が出力される。したがって、この電圧値が予め設定された基準電圧を超えると、比較回路(検出器25)からガス漏れ検出信号が検知モニタ19に出力される。
尚、配管12の端部の構造は上記検知センサ17が配設されると共に、以下の構成である。すなわち、配管20にリード線22及び検知センサ17を取り付けた後、FRP21を鋼管20に巻き付ける。その際、前述のようにFRP21の表面のプラスチックフィルムは剥がさず、鋼管20の周面にFRP21(21a)を巻き、配管の上側でFRP21(21b)を重ね、重ね部分のみプラスチックフィルムを剥がし、プライマー塗装後、FRP21(21b)を貼着する。この処理によって、FRP21a、21bの重ね部分が形成される。
この場合、重ね部分のFRP21の厚さは(21aと21bの加算値は)、所定値以上とする。したがって、上述のFRP21の貼着処理により、鋼管20とFRP21の二重配管構造が形成され、しかも鋼管20とFRP21の間には、リード線22が配設され、所定の隙間(微少空間)が形成される。また、鋼管20の先端部には、上記隙間(微少空間)からガスが漏れることを防止するため、図5に示すように前述のFRP21(21a、21b)の端面にプライマー塗装23を行う。また、鋼管20上にもプライマー塗装23を行い、上記プライマー塗装23上にFRP21(21c)を覆設する。
次に、上記隙間(微少空間)の気密試験を行う。この試験はFRP21に気密試験用の注入針を刺し込み、試験用のガスを上記隙間に注入することによって行う。尚、上記気密試験後、刺し込んだ注入針を引き抜き、当該部分にFRP21を重ね貼りする。その後、紫外線を照射し、FRP21を硬化させる。
次に、電気配線工事を行う。この工事は、前に取り付けた漏れガス検知用の検知センサ17(検出器25)に接続された信号ケーブル18を漏ガス検知モニタ19まで配線する処理であり、電送ケーブル18を漏ガス検知モニタ19まで延設し、漏ガス検知モニタ19を取り付ける。尚、信号ケーブル18は電線管26によって保護されている。
漏れガス検知モニタ19はLED表示部やスピーカ等を有し、例えば検知センサ17(検出器25)がガス漏れを検知すると、LEDを発光し、更にスピーカから予め録音された警告音を発生する。
尚、上述の説明において、特に配管12について説明したが、配管10についても同様の構成であり、鋼管20にFRP21を覆設した構成である。また、鋼管20とFRP21間にはリード線22も介装されている。
以上の配管構成において、以下にガス漏れ防止、及びガス漏れの検知動作を説明する。長年の使用によって配管に劣化が生じると、配管10又は配管12に亀裂が生じ、当該箇所からガスが漏れ出す。例えば、配管12のある個所に亀裂が生じた場合、当該箇所からガスが漏れ出す。しかし、本例の二重配管構造によれば、配管12の周面はFRP21によって覆設されているので、漏れたガスが外部に漏れ出すことはない。したがって、先ず都市ガスの漏れによる災害を防止することができる。
次に、配管10又は配管12から漏れたガスは鋼管20とFRP21間に形成される隙間に溜まる。その後、ガス漏れが継続すると、漏れたガスは更に隙間に溜まり、隙間に溜まったガスによって隙間の圧力が高まる。この為、配管12の端部に配設された検知センサ17にも圧力が加わり、圧電素子24に発生する電圧値が変化する。したがって、前述のようにこの電圧値が予め設定された基準電圧を超えると、比較回路25(検出器25)からガス漏れ検出信号が検知モニタ19に出力される。
この場合、ガス漏れ検知モニタ19ではLEDを点灯させ(又はLEDを点滅させ)、スピーカから警告音を発生し、ガス漏れを外部に報知する。
以上のように処理することによって、ガス漏れを検知でき、更に本例の二重配管構造を採用することによって、外部にガスを漏らすことなくガス漏れをいち早く発見でき、安全管理上極めて有効な手段となる。
尚、本実施形態の説明では都市ガスの漏れを検出する構成としたが、都市ガスに限らず、プロパンガスや天然ガス等のガス漏れ防止についても同様に適用することができる。
また、本例では鋼管20について説明したが、鋼管に限らず、ポリエチレン管、硬質塩化ビニル鋼管等の各種配管に適用することができる。
また、上記実施形態の説明では、鋼管20の上下面に沿ってリード線22を配設したが、図6(a)又は(b)に示すような構成としてもよい。例えば、図6(a)は、鋼管20の周面にリード線22を網目状に配設した例であり、リード線22によって形成される隙間によっていち早くガス漏れを検知することができる。また、図6(b)は、鋼管20の周面にリード線22を螺旋状に配設した構成であり、この場合にもリード線22によって形成される隙間によっていち早くガス漏れを検知できる。
また、FRP(繊維強化複合材)21の重ね合わせ構造は、前述と異なる構成としてもよい。すなわち、図7(a)は前述の説明の重ね合わせ構造であるが、図7(b)又は図7(c)の構造としてもよい。例えば、同図(b)の場合、FRP21(21a)を上部で突き合わせ、この突き合わせ部32及びその近傍にプライマー塗装33を施し、上記突き合わせ部32の上からFRP(繊維強化複合材)21(21b)を貼着する構成である。尚、この場合FRP21aと21bの重ね合わせ長は、例えば5cm程度とする。
また、図7(c)の場合、FRP21aを配設する際、鋼管20上に非配設部20’(例えば、3/4程度)を残し、FRP21bを配設する際、上記非配設部20’を覆い、2箇所でFRP21bを重ね合わせる。尚、この場合にもプライマー塗装36を施し、2箇所のFRP21aと21bの重ね合わせ長は5cm程度とする。また、この場合、FRP21aは、例えば施工現場内等において事前に成形し、施工時、形作られたFRP21aを鋼管2にはめ込む処理を行う。
また、上述の実施形態の説明では、住宅1に供給する都市ガスの配管システムについて説明したが、都市ガスを使用するマンションや工場等の建物に適用することもできる。また、都市ガスに限らず、プロパンガスや天然ガスを使用する住宅や工場等の建物にも適用することもがきる。
また、本例のガス漏れ防止装置は、特に腐蝕が起こりやすい沿岸部の露出配管や、長距離配管にも適用することができる。さらに、上記説明においては鋼管20へのFRP21の配設は、プラスチックフィルムを剥がさない構成としたが、プラスチックフィルムを剥がし、鋼管20に直接貼り付ける構成としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態は基本的に前述の図2示す配管構成であるが、配管10及び配管12に一定間隔でガス検知センサを設ける構成である。すなわち、前述の図3及び図4に示すように鋼管20にFRP21を覆設する基本構成は同じであるが、内側の鋼管20上に一定間隔でガス検知センサを設ける構成である。尚、一定間隔として、例えば1m程度の間隔が考えられる。
図8は鋼管20にガス検知センサ30を一定間隔で取り付けた例である。ガス検知センサ30は、例えば半導体ガスセンサであり、ガスを検知すると内部の抵抗値が変化する。また、ガス検知センサ30はエタンガス、メタンガス、プロパンガス等の使用されるガスが空気より軽い為、鋼管20の上部に取り付けられている。
上記のようにガス検知センサ30は鋼管20の上部に一定間隔で取り付けられ、各ガス検知センサ30−1、30−2、・・には対応して信号線31−1、31−2、・・が接続されている。この信号線31−1、31−2、・・はガス漏れ検知装置に接続され、各ガス検知センサ30−1、30−2、・・からのガス漏れの検知信号(抵抗値変化)を通知する。
図9はガス漏れ検知装置32の回路図である。同図に示すように、ガス漏れ防止装置32は各ガス検知センサ30−1、30−2、・・に対応してガス漏れ検知回路32−1、32−2、・・32−nで構成され、対応するガス検知センサ30−1、30−2、・・30−nからの検知信号に基づいてガス漏れの検知を行う。
例えば、ガス漏れ検知回路32−1はトランジスタTr1、抵抗R1、r1、及びガス検知センサ30−1で構成され、ガス検知センサ30−1の抵抗値と抵抗R1の抵抗値によって電源Eの電圧値Vを分割し、ガス検知センサ30−1の抵抗値が予め設定された所定値以上に達するとトランジスタTr1のコレクタからガス漏れ検知信号が出力(出力1)される。同様に、ガス漏れ検知回路32−2についても、トランジスタTr2、抵抗R2、r2、及びガス検知センサ30−2で構成され、ガス検知センサ30−2の抵抗値と抵抗R2の抵抗値によって電源Eの電圧値Vを分割し、ガス検知センサ30−2の抵抗値が予め設定された所定値以上に達するとトランジスタTr2のコレクタからガス漏れ検知信号を出力(出力2)する。
以下、他のガス漏れ検知回路32−3、32−4、・・32−nについても同様であり、ガス検知センサ30−3、30−4、・・30−nがガス漏れを検知すると、抵抗値が変化し、対応するガス漏れ検知回路32−3、32−4、・・32−nから出力(出力3、出力4、・・出力n)を行い、ガス漏れを外部に報知する。このガス漏れの報知には前述と同様、LEDやスピーカが使用され、LEDを点灯させ(又はLEDを点滅させ)、スピーカから警告音を発生し、ガス漏れを外部に報知する。
本例によれば、ガス漏れを検知でき、更に本例の二重配管構造を採用することによって、外部にガスを漏らすことなくガス漏れをいち早く発見でき、安全管理上極めて有効な手段となる。さらに、本例の場合、上記出力1〜出力n毎にLEDを設置することによって、何れの位置でガス漏れが発生しているか知ることができる。すなわち、ガス検知センサ30−1、30−2、・・30−nが、所定間隔で設置されており、点灯するLEDの位置によってガス漏れを検知したガス検知センサ30−1、30−2、・・30−nを特定することができ、ガス漏れの位置を容易に特定することができる。
したがって、ガス漏れが発生した配管12の位置が容易に判り、配管12の補修を容易に行うことが可能となる。
尚、上述の図9において、トランジスタTr1、Tr2、・・Trnを使用したが、電界効果型トランジスタ(FRT)等の他のスイッチング素子を使用する構成としてもよく、また、ガスセンサも半導体ガスセンサに限るものではなく、他の形式のガスセンサを使用してもよい。この場合、使用する回路も前述のガス漏れ検知回路に素子を追加、又は変更し対応することが可能である。
尚、本実施形態においても、都市ガスに限らず、プロパンガスや天然ガスのガス漏れ防止についても同様に適用することができる。また、本例では鋼管20について説明したが、鋼管に限らず、ポリエチレン管、硬質塩化ビニル鋼管等の各種配管に適用することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は上記鋼管20とFRP21との間に形成された隙間を減圧する減圧装置を更に備えるガス漏れ防止装置の発明である。尚、ガス漏れ防止装置の基本構成は前述の図1乃至図5において説明した構成と同様であり、説明を省略する。
本実施形態の減圧装置は、図10に示すように配管20とFRP21との間に形成された隙間を減圧するものであり、減圧弁35と減圧ポンプ36で構成されている。減圧弁35は鋼管20とFRP21との間に形成された隙間37に金属管38を介して接続され、減圧弁35と減圧ポンプ36は金属管39を介して接続されている。
図11は上記減圧装置の設置位置を説明する図であり、更に図12は減圧装置の設置を具体例に説明する図である。両図において、上記減圧弁35と減圧ポンプ36は、例えば減圧機械室41に設置され、隙間37に連通する金属管38が減圧機械室41に設置された減圧弁35まで延びている。また、減圧機械室41内において、金属管39を介して減圧弁35と減圧ポンプ36が接続されている。
以上のように構成することによって、減圧弁35と減圧ポンプ36を使用し、例えば常時隙間37内を減圧することによって、鋼管20に腐蝕や孔蝕が発生した場合、早期に腐蝕や孔蝕を発見することができる。すなわち、隙間37内の減圧によって腐蝕穴や孔蝕穴に早期に成長し、当該穴からガスを検知センサによって検知し、結果的に腐蝕や孔蝕を早期に発見することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態は前述の第1〜第3実施形態と異なり、配管10に検知センサを設けることなく、一定時間間隔で鋼管20とFRP21との間に形成された隙間を減圧し、隙間の気体を調べることによってガス漏れを検知するガス漏れ防止装置の発明である。以下、具体的に説明する。
図13は本例のガス漏れ防止装置の構成を示す図であり、前述の検知センサ17、信号ケーブル18、及び検知モニタ19が設けられていない。一方、本実施形態ではガス漏れ検知装置45が地表上に設けられ、鋼管20とFRP21との間に形成された隙間に連通する金属管46がガス漏れ検知装置45まで延びている。
図14はガス漏れ検知装置45の具体的な構成を示す図である。ガス漏れ検知装置45はガス検知部47、減圧装置48、制御部49で構成され、ガス検知部47と前述の金属管46間には気体吸引弁50が設けられ、ガス検知部47と減圧装置48間には気体排気弁51が設けられている。また、制御部49は気体吸引弁50及び気体排気弁51の駆動制御を行い、更にガス検知部47からの検知信号に基づいてガス漏れの判断を行なう。
尚、ガス検知部47は、例えば1〜3Torr(トル)、即ち−759〜−757mmHg程度の減圧に耐えられる容器で構成され、内部にガスセンサ47aが配設されている。このガスセンサ47aは、鋼管20とFRP21との間に形成された隙間から吸引される気体に都市ガス等の検知目的のガス成分が含まれている時検出信号を制御部49に送信する。
図15は上記制御部49の回路構成を示す図である。制御部49は減圧装置(V.P)駆動部53、気体排気弁駆動部54、検知信号入力部55、気体吸引弁駆動部56、制御回路57、モニタ駆動部58、入力制御部59、及びタイマ60で構成されている。尚、モニタ駆動部58はモニタ61に接続され、ガス漏れ等の情報をモニタ61に表示する。制御回路57は減圧装置(V.P)駆動部53、気体排気弁駆動部54、及び気体吸引弁駆動部56の駆動制御を行い、減圧装置(V.P)駆動部53は制御回路57の制御に従って減圧装置(V.P)48を駆動し、気体排気弁駆動部54は制御回路57の制御に従って気体排気弁51を駆動し、気体吸引弁駆動部56は制御回路57の制御に従って気体吸引弁50を駆動する。
また、入力制御部59はキーボードやマウス等の入力操作部62に接続され、例えばオペレータが入力操作部62を操作した際の操作信号を制御回路57に送信するインターフェイスとして機能する。
以上の構成において、制御部49は以下の処理を行なうことによって、一定時間間隔で配管のガス漏れ検知を行なう。先ず、制御回路57はタイマ60からの入力信号を待つ。タイマ60は予め設定された時間間隔でタイムアップ信号を制御回路57に出力する。制御回路57はタイマ60から上記信号が入力すると、先ず減圧装置駆動部53と気体排気弁駆動部54に制御信号を出力し、両駆動部53、54から駆動信号を出力させる。
減圧装置(V.P)48は上記減圧装置(V.P)駆動部53から出力される駆動信号によって駆動し、更に気体排気弁51は気体排気弁駆動部54から出力される駆動信号によって駆動し、ガス検知部47内を減圧する。
次に、制御回路57は気体吸引弁駆動部56に制御信号を出力し、気体吸引弁駆動部56から駆動信号を気体吸引弁50に出力させる。この制御により、気体吸引弁50が駆動し、金属管46を介して金属管46に連通する前述の隙間から気体(空気)を引き抜く。すなわち、気体吸引弁50に接続されたガス検知部47内が減圧されている為、開放された気体吸引弁50を介して鋼管20とFRP21との間に形成された隙間から気体(空気)がガス検知部47に入力する。
尚、金属管46は前述の図10に示す金属管38の構成と同様、隙間37に連通する構成であり、金属管46を介して隙間37から気体(空気)をガス検知部47に送ることができる。
前述のようにガス検知部47内にはガスセンサ47aが配設されており、ガス検知部47に入力した気体に検知目的のガス成分が含まれている場合、ガスセンサ47aによって検知される。制御回路57は検知信号入力部55を介して入力するガスセンサ47aからの信号を監視し、対応するガスの検知信号が入力すると、モニタ駆動部58を介してモニタ61にガス漏れ検知の報知を行なう。例えば、LEDを点灯させ(又はLEDを点滅させ)、スピーカから警告音を発生し、ガス漏れを外部に報知する。
上記処理は前述のタイマ60から一定時間間隔で入力する信号毎に行なわれ、定期的に配管のガス漏れ検知を行なうことができる。また、本例においても一定時間間隔で鋼管20とFRP21との間に形成された隙間を減圧するので、結果的に配管の腐蝕や孔蝕を早期に発見することができる。
尚、気体吸引弁50を開いて隙間の気体(空気)をガス検知部47に吸引する際、気体排気弁51や減圧装置(V.P)48の駆動を停止してもよいし、又駆動を継続してもよい。駆動を継続する場合、制御回路57は所定時間経過すると各駆動部53、54、56に制御信号を出力し、駆動を停止させる。
また、制御回路57による各駆動部53、54、56の駆動制御は柔軟に行なうことができ、例えば長時間減圧を継続してガス検知を行なうことも可能であり、また配管の使用年数によって初期は短い時間減圧を行い、使用期間が長くなるに連れて減圧時間を長く設定し、配管の腐蝕や孔蝕を早期に発見するようにしてもよい。
1・・・住宅
2・・・ガス台
3、4、5・・ガスヒータ
6・・・キッチン
8・・・道路
9・・・本管
10・・配管
11・・ガスメータ
12・・配管
13、14、15・・ガス管
17・・検知センサ
18・・信号ケーブル
19・・検知モニタ
20・・鋼管
21、21a、21b、21c・・FRP
22・・リード線
23・・プライマー
24・・圧電素子
25・・比較器
27(32)・・突き合わせ部
28(33)・・プライマー塗装
29(36)・・プライマー塗装
30、30−1、30−2、・・30−n・・ガス検知センサ
31、31−1、31−2、・・31−n・・信号線
32・・ガス漏れ検知装置
32−1、32−2、・・32−n・・ガス漏れ検知回路
35・・減圧弁
36・・減圧ポンプ
37・・隙間
38,29・・金属管
41・・減圧機械室
45・・ガス漏れ検知装置
46・・金属管
47・・ガス検知部
48・・減圧装置
49・・制御部
50・・気体吸引弁
51・・気体排気弁
52・・減圧装置(V.P)駆動部
54・・気体排気弁駆動部
55・・検知信号入力部
56・・気体吸引弁駆動部
57・・制御回路
58・・モニタ駆動部
59・・入力制御部
60・・タイマ
61・・モニタ
62・・入力操作部
Tr1、Tr2、・・Tr・・トランジスタ
R1、R2、・・Rn・・抵抗
r1、r2、・・rn・・抵抗
E・・・電源

Claims (4)

  1. ガスの配管と、
    該配管の外周に覆設され、該配管からのガス漏れを防止する繊維強化複合材と、
    前記配管と繊維強化複合材との間に隙間を形成させ、該隙間を備えた前記配管と繊維強化複合材との二重構造を形成させる導線と、
    前記配管と繊維強化複合材との間に形成された隙間に配設され、前記配管の上部に一定間隔で設けられたガスセンサと、
    該ガスセンサが予め設定された所定値以上のガス濃度を検知するとガス漏れの報知を行う報知手段と、
    前記隙間内を減圧し、前記配管に腐蝕又は孔蝕が発生した場合の腐蝕穴又は孔蝕穴への進行を促進し、前記腐蝕又は孔蝕の発生を早期に検出するため減圧手段と、
    を有することを特徴とするガス漏れ防止装置。
  2. 前記導線は、前記配管の上下面に沿って配設されていることを特徴とする請求項1に記載のガス漏れ防止装置。
  3. 前記導線は、前記配管の周面に網の目状に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のガス漏れ防止装置。
  4. 前記導線は、前記配管の周面に螺旋状に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のガス漏れ防止装置。
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