JP6119626B2 - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ポップアップフード装置に関する。
下記特許文献1〜特許文献5には、フロントフードの下方側に配置されたアクチュエータが、当該フロントフードの前端部又はフロントフード全体を車両上方側に向けて持ち上げる車両用ポップアップフード装置が開示されている。また、下記特許文献1〜特許文献5に記載された車両用ポップアップフード装置では、アクチュエータが作動する前の状態でかつフロントフードが閉止された状態では、フロントフードがストッパ(上記特許文献4の図3に記載されたバンプラバー参照)に当接することによって、当該フロントフードとラジエータサポートメンバ等とのクリアランスが確保されている。
特表2006−518016号公報 特開2004−249872号公報 特開2004−299614号公報 特開2005−28931号公報 特開2006−199179号公報
ところで、フロントフードが当該フロントフードを支持するフードヒンジや前述のストッパを支点として変形すると、フロントフードがポップアップフード装置の一部を構成するアクチュエータに当接することが考えられる。フロントフードがアクチュエータに当接することを抑制するために、フロントフードとアクチュエータとの間のクリアランスを大きくすると、アクチュエータがフロントフードに当接するまでの空走距離が長くなり、当該アクチュエータがフロントフードに当接した際の衝撃が大きくなる。その結果、フロントフードにおけるアクチュエータが当接する部位の補強が必要となり、ひいては、フロントフードの重量の増加を招く。
本発明は上記事実を考慮し、フロントフードの重量の増加を抑制することができる車両用ポップアップフード装置を得ることが目的である。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置は、車両上方側に配置され車両前後方向及び車幅方向に延びるフードアウタパネルと、該フードアウタパネルの車両下方側の配置されたフードインナパネルと、を有して構成され、車両前部において車幅方向及び車両前後方向に延びるフロントフードと、前記フロントフードの下方側において車幅方向右側及び左側にそれぞれ配置され、上端が前記フードインナパネルに当接することによって該フロントフードを支持する凸状のストッパと、前記フロントフードの下方側において前記ストッパと隣り合って車幅方向右側及び左側に配置されていると共に前記フロントフードと離間して配置され、前記フロントフードに当接して該フロントフードを車両上方側へ持ち上げることによって該フロントフードを閉止位置から持ち上げ位置へ移動させるアクチュエータと、を備えている。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置によれば、アクチュエータが作動すると、当該アクチュエータがフロントフードに当接した後にフロントフードを閉止位置から持ち上げ位置へ移動させる。これにより、フロントフードがポップアップする。ところで、フロントフードが閉止位置に位置している状態では、当該フロントフードの一部がストッパによって支持されている。すなわち、フロントフードにおいてストッパが当接する部位及び当該部位の周縁部の車両上下方向への変位が、当該ストッパによって規制されている。これにより、ストッパと隣り合って配置されたアクチュエータとフロントフードとの間のクリアランスを小さく設定することが可能となる、即ち、アクチュエータがフロントフードに当接するまでの空走距離を短くすることが可能となる。その結果、アクチュエータがフロントフードに当接した際の衝撃が小さくなることにより、フロントフードにおけるアクチュエータが当接する部位の追加の補強が不要となり、ひいては、フロントフードの重量の増加を抑制することができる。
請求項2記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項1記載の発明において、前記フロントフードの後端部はフードヒンジによって回動可能に支持されており、前記ストッパは、前記フロントフードの前端部に当接することによって該フロントフードの前端部を支持しており、前記アクチュエータが前記ストッパの車両後方側に配置されている。
請求項2記載の車両用ポップアップフード装置によれば、アクチュエータをストッパの車両後方側に配置する、即ち、アクチュエータをストッパに対してフードヒンジ側に配置することにより、フロントフードの開閉時に、当該フロントフードがアクチュエータに当接することを抑制することができる。
請求項3記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記フードインナパネルにおいて前記ストッパ及び前記アクチュエータと車両上下方向に対向する部位には、前記ストッパ及び前記アクチュエータ側に向けて突出すると共に突出方向の先端面が前記ストッパ及び前記アクチュエータが当接する被当接面とされた凸状部が形成されている。
請求項3記載の車両用ポップアップフード装置によれば、追加の補強部材を設けることなくフードインナパネルにおいてストッパ及びアクチュエータが当接する部位の剛性を向上させることができる。
請求項4記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記フロントフードにおいて前記ストッパ及び前記アクチュエータが当接する部位の厚みが、その周縁部の厚みに比して厚く設定されている。
請求項4記載の車両用ポップアップフード装置によれば、フロントフードの重量の増加を抑制しつつフロントフードにおいてストッパ及びアクチュエータが当接する部位の強度及び剛性を向上させることができる。
請求項1〜請求項4記載の本発明に係る車両用ポップアップフード装置は、フロントフードの重量の増加を抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態の車両用ポップアップフード装置を模式的に示した正面図である。 図1に示された車両用ポップアップフード装置を備えた車両の前部を模式的に示した斜視図である。 図2に示された3−3線に沿って切断した車体の前部の断面を示す拡大側断面図である。 フードインナパネルにおいて凸ビードが形成された部位を拡大して示す拡大斜視図である。 車体の前部においてストッパ及びアクチュエータが取付けられた部分を拡大して示す拡大斜視図である。 軸方向に沿って切断したアクチュエータの断面を示す側断面図である。 衝突試験用のインパクタが当接したフロントフードを示す図3に対応する側断面図である。
次に、図1〜図6を用いて本発明の実施形態に係る車両用ポップアップフード装置について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側方向をそれぞれ示している。また以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両用ポップアップフード装置10は、車両前部において車幅方向及び車両前後方向に延びるフロントフード12と、上端がフロントフード12に当接することによって当該フロントフード12を支持するストッパ13と、を備えている。また、車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12を車両上方側へ持ち上げることによって当該フロントフード12を閉止位置(符号Aで指示された状態)から持ち上げ位置(符号Bで示された状態)へ移動させる一対のアクチュエータ16を備えている。さらに、車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12を閉止位置から持ち上げ位置に至るまで保持するフードロック装置14と、フードロック装置14を閉止位置(符号Cで示された状態)に固定する固定装置18と、アクチュエータ16の作動に連動して固定装置18によるフードロック装置14の固定を解除する固定解除装置20と、を備えている。以下、先ずフロントフード12の概略の構成について説明し、次いでフードロック装置14、ストッパ13及びアクチュエータ16について説明する。
(フロントフード12の構成)
図2に示されるように、フロントフード12は、車両平面視で略矩形状に形成されており、このフロントフード12は、図示しないパワーユニットが収容されたパワーユニットルームを車両上方側から覆っている。具体的には、図3に示されるように、フロントフード12は、車両上方側に配置され車両前後方向及び車幅方向に延びるフードアウタパネル70と、当該フードアウタパネル70の車両下方側に配置されたフードインナパネル72と、を有して構成されている。フードアウタパネル70とフードインナパネル72とは、フードアウタパネル70の端部にヘミング加工が施されること等によって一体化されている。
フードアウタパネル70の前端部70Aは、車両上方側に向けて凸状となるように緩やかに湾曲しており、またフードインナパネル72の前端部72Aは、フードアウタパネル70の前端部が接合される接合部74と、接合部74の後端から車両後方側に向けて延びる一般部76と、一般部76の後端から車両上方側に向かうにつれて車両後方側に傾斜して延びる傾斜部78と、を有している。フードアウタパネル70の前端部70A及びフードインナパネル72の前端部72Aが上記のように形成されることによって、フードアウタパネル70の前端部70Aとフードインナパネル72の前端部72Aとの間には、所定の空隙Sが形成されるようになっている。
フードインナパネル72において後に詳述するストッパ13及びアクチュエータ16と車両上下方向に対向する部位には、当該ストッパ13及びアクチュエータ16側に向けて突出する凸状部としての凸ビード80が形成されている。この凸ビード80の突出方向の先端面、即ち、凸ビード80の下方側の面は、ストッパ13及びアクチュエータ16が当接する被当接面82とされている。図4に示されるように、被当接面82の前方側82Aは車両平面視で縁部が矩形状に形成されており、被当接面82の後方側82Bは車両平面視で縁部が円形状に形成されている。そして、ストッパ13およびアクチュエータ16が、被当接面82の前方側82A及び後方側82Bにそれぞれ当接するようになっている。
図1に示されるように、以上説明したフロントフード12の後端部は左右それぞれに配置された一対のフードヒンジ84によって回動可能に支持されている。また、フロントフード12の前端部における車幅方向の中間部には、フードストライカ22が取付けられている。このフードストライカ22が車体の前端部における車幅方向の中間部に配置された単一のフードロック装置14に係止されることによって、フロントフード12が閉止位置に保持される、即ち、フロントフード12の回動が規制されるようになっている。
フードストライカ22は、車両側面視で車両上方側に向けて開放された略U字状に形成されており、また、フードストライカ22の下端部は、フロントフード12が閉止された状態において車両前後方向に延びる係止部22Aとされている。
(フードロック装置14)
フードロック装置14は、フードロック装置本体24と、当該フードロック装置本体24を支持するロックベース26と、を備えている。
フードロック装置本体24は、車両正面視で略矩形状に形成されており、このフードロック装置本体24の上部には、フードストライカ22の係止部22Aが係止される係止凹部28が形成されている。
また、フードロック装置本体24の下端部には、固定装置18の主要部を構成する固定片19が当接する固定ピン30が接合されている。さらに、フードロック装置本体24は、フードストライカ22の係止部22Aを係止凹部28の深さ方向の端部に保持する図示しないラッチを備えている。また、フードロック装置本体24の車幅方向右側の端部には、支持ピン32が固定されている。
ロックベース26は、車両前後方向を板厚方向として車幅方向に延在する矩形板状に形成されており、このロックベース26の車幅方向右側かつ車両上方側の端部には、円形の支持孔が形成されている。フードロック装置本体24に固定された支持ピン32がロックベース26に形成された支持孔に挿入されることによって、フードロック装置本体24が実線の閉止位置から二点鎖線の持ち上げ位置(符号Dで示された状態)の範囲で回動することが可能となっている。
図2に示されるように、以上説明したフードロック装置14はラジエータサポート60のアッパメンバ66の車幅方向の中間部に固定されている。
(ストッパ13)
図3及び図5に示されるように、ストッパ13は、フロントフード12の前端部の下方側に配置されており、このストッパ13は、ゴム等の粘弾性を有する材料を用いて車両上下方向を軸方向とする略円柱状に形成されている。また、ストッパ13の上端13Aは、球面状に形成されており、閉止位置に位置しているフロントフード12の前端部がストッパ13の上端13Aに当接することによって、フロントフード12の前端部とラジエータサポート60のアッパメンバ66との間のクリアランスが確保されるようになっている。
以上説明したストッパ13は、ラジエータサポート60のアッパメンバ66にストッパブラケット86を介して固定されている。
(アクチュエータ16)
図1及び図2に示されるように、アクチュエータ16は、フードロック装置14の車幅方向右側及び左側にそれぞれ設けられている。図6に示されるように、アクチュエータ16は、筒状に形成されたシリンダ34と、シリンダ34内に収容され、かつ該シリンダ34に対して車両上方側に伸び出るロッド36と、を有して構成されている。ロッド36がシリンダ34に対して伸び出ることによって、アクチュエータ16の車両上下方向への寸法が増加するようになっている。
シリンダ34の下端部には、マイクロガスジェネレータ38(以下「MGG38」という)が取り付けられており、その結果、シリンダ34の下端部がMGG38によって閉止されている。また、シリンダ34の上端部には、後述するロッド36の軸部46を支持する支持部材40が取付けられている。軸部46と支持部材40との間のクリアランスが所定のクリアランスとされることによって軸部46が支持部材40に沿ってスライドすることが可能となっている。
ロッド36は、シリンダ34の長手方向と同一方向を長手方向とする棒状に形成された軸部46と、軸部46の下端部に設けられたピストン部48と、軸部46の上端部に取付けられた先端部50と、を備えている。ピストン部48は軸部46の外径よりも大径とされた円柱状に形成されており、このピストン部48の外径は、シリンダ34の内径よりも若干小さな外径とされている。また、ピストン部48とシリンダ34との間にはOリング52が介装されており、これにより、ピストン部48とシリンダ34との間がシールされている。そして、MGG38が作動してシリンダ34内の圧力が上昇することによって、ピストン部48が軸部46と共に車両上方側に移動するようになっている。
図3及び図5に示されるように、以上説明したアクチュエータ16は、ストッパ13の車両後方側に配置されると共に当該ストッパ13と前後方向に隣り合って配置された状態でラジエータサポート60のアッパメンバ66に固定されている。換言すると、アクチュエータ16は、ストッパ13の後方側に当該ストッパ13と近接した状態で配置されている。具体的には、ストッパ13の軸中心L1とアクチュエータ16の軸中心L2との距離Dが、ストッパ13、アクチュエータ16、アッパメンバ66及びストッパブラケット86の寸法公差等を考慮して可及的短くなるように設定されている。なお、アッパメンバ66には、アクチュエータ16のロッド36が通過するための開口68が形成されている。
また、アクチュエータ16がアッパメンバ66に固定された状態において、アクチュエータ16の先端部50とフロントフード12とは離間している。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、アクチュエータ16が作動する前の状態では、フードロック装置本体24が固定装置18によって閉止位置に固定されている。そして、フロントフード12に取付けられたフードストライカ22がフードロック装置本体24の係止凹部28に係止されて、フードストライカ22が図示しないラッチにより係止凹部28に係止された状態に保持されることによって、フロントフード12が閉止位置に保持されている。
また、本実施形態では、アクチュエータ16が作動すると、固定装置18によるフードロック装置本体24の固定が固定解除装置20によって解除される。また、アクチュエータ16が作動することによって、ロッド36がシリンダ34に対して上方側に移動すると、ロッド36の先端部50がフロントフード12に当接する。そして、ロッド36が上方側に更に移動すると、当該ロッド36がフロントフード12を持ち上げる。これにより、フロントフード12が閉止位置から持ち上げ位置に移動する、即ち、フロントフード12がポップアップする。
ところで、図3に示されるように、フロントフード12が閉止位置に保持されている状態では、ストッパ13がフロントフード12の前端部に当接している、即ち、ストッパ13の上端13Aがフードインナパネル72に形成された凸ビード80の被当接面82に当接している。すなわち、被当接面82の車両上下方向への変位が、当該ストッパ13によって規制されている。これにより、ストッパ13と隣り合って配置されたアクチュエータ16と被当接面82との間のクリアランスCを小さく設定することが可能となる、即ち、アクチュエータ16がフロントフード12に当接するまでの空走距離Cを短くすることが可能となる。その結果、アクチュエータ16がフロントフード12に当接した際の衝撃が小さくなることにより、フロントフード12におけるアクチュエータ16が当接する部位の追加の補強が不要となり、ひいては、フロントフード12の重量の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、アクチュエータ16をストッパ13の車両後方側に配置する、即ち、アクチュエータ16をストッパ13に対してフードヒンジ84(図1参照)側に配置することにより、フロントフード12の開閉時に、当該フロントフード12がアクチュエータに当接することを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、フードインナパネル72においてストッパ13及びアクチュエータ16が当接する部位に凸ビード80を形成することにより、追加の補強部材を設けることなくフードインナパネル72においてストッパ13及びアクチュエータ16が当接する部位の剛性を向上させることができる。
また、図7に示されるように、本実施形態では、アクチュエータ16がフロントフード12の前端部の下方側に配置されている、即ち、アクチュエータ16がフードアウタパネル70の前端部70Aとフードインナパネル72の前端部72Aとの間に形成された空隙Sの下方側に配置されている。当該アクチュエータ16の配置とすることにより、アクチュエータ16自体にエネルギー吸収構造を設けることなくフロントフード12の前端部におけるエネルギー吸収性能を確保することができる。なお、フロントフード12に当接しているのは、衝突試験用のインパクタ88である。
なお、本実施形態では、フードインナパネル72においてストッパ13及びアクチュエータ16が当接する部位に凸ビード80を形成した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。上記凸ビード80をフードインナパネル72に形成するか否かについては、フードインナパネル72においてストッパ13及びアクチュエータ16が当接する部位の剛性等を考慮して適宜設定すればよい。また、上記凸ビード80に代えて、フロントフード12においてストッパ13及びアクチュエータ16が当接する部位の厚みを、その周縁部の厚みに比して厚く設定することによって、フロントフード12においてストッパ13及びアクチュエータ16が当接する部位の強度及び剛性を向上させることもできる。
また、本実施形態では、アクチュエータ16をストッパ13の車両後方側に配置した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、例えば、アクチュエータ16をストッパ13の車両前方側又は車幅方向右側又は車幅方向左側に配置した構成とすることもできる。
さらに、本実施形態では、フードアウタパネル70とフードインナパネル72とを一体化することによってフロントフード12を構成した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、例えば、繊維強化樹脂等を用いてフロントフードを構成することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用ポップアップフード装置
12 フロントフード
13 ストッパ
13A 上端
16 アクチュエータ
70 フードアウタパネル
72 フードインナパネル
80 凸ビード(凸状部)
82 被当接面
84 フードヒンジ

Claims (4)

  1. 車両上方側に配置され車両前後方向及び車幅方向に延びるフードアウタパネルと、該フードアウタパネルの車両下方側の配置されたフードインナパネルと、を有して構成され、車両前部において車幅方向及び車両前後方向に延びるフロントフードと、
    前記フロントフードの下方側において車幅方向右側及び左側にそれぞれ配置され、上端が前記フードインナパネルに当接することによって該フロントフードを支持する凸状のストッパと、
    前記フロントフードの下方側において前記ストッパと隣り合って車幅方向右側及び左側に配置されていると共に前記フロントフードと離間して配置され、前記フロントフードに当接して該フロントフードを車両上方側へ持ち上げることによって該フロントフードを閉止位置から持ち上げ位置へ移動させるアクチュエータと、
    を備えた車両用ポップアップフード装置。
  2. 前記フロントフードの後端部はフードヒンジによって回動可能に支持されており、
    前記ストッパは、前記フロントフードの前端部に当接することによって該フロントフードの前端部を支持しており、
    前記アクチュエータが前記ストッパの車両後方側に配置されている請求項1記載の車両用ポップアップフード装置。
  3. 前記フードインナパネルにおいて前記ストッパ及び前記アクチュエータと車両上下方向に対向する部位には、前記ストッパ及び前記アクチュエータ側に向けて突出すると共に突出方向の先端面が前記ストッパ及び前記アクチュエータが当接する被当接面とされた凸状部が形成されている請求項1又は請求項2記載の車両用ポップアップフード装置。
  4. 前記フロントフードにおいて前記ストッパ及び前記アクチュエータが当接する部位の厚みが、その周縁部の厚みに比して厚く設定されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ポップアップフード装置。
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