JP6119592B2 - クロマトグラム表示方法、並びに、クロマトグラム表示装置及びこれを備えたクロマトグラフ - Google Patents

クロマトグラム表示方法、並びに、クロマトグラム表示装置及びこれを備えたクロマトグラフ Download PDF

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Description

本発明は、第1検出器及び第2検出器をそれぞれ用いて測定された同一の対象成分を含む測定対象試料のクロマトグラムを表示部に表示させるためのクロマトグラム表示方法、並びに、クロマトグラム表示装置及びこれを備えたクロマトグラフに関するものである。
クロマトグラフにおいては、試料(測定対象試料)がカラムを通過する過程で成分ごとに分離され、分離された各成分が検出器で検出される。このようなクロマトグラフによる試料の測定結果は、横軸を時間、縦軸を検出信号の強度とするクロマトグラムにより表示部に表示される。クロマトグラムには、試料に含まれる各成分のピークが現れる。
例えば試料が食品や生体試料などである場合には、試料に含まれる夾雑成分が比較的多いため、クロマトグラムに多数のピークが現れる。そのため、1つの検出器からの検出信号のみに基づいて、試料に含まれる対象成分を正確に同定することが困難な場合がある。そこで、複数の検出器を用いて試料を測定し、それらの測定結果を比較することによって対象成分を同定する方法が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
検出器としては、FID(Flame Ionization Detector: 水素炎イオン化型検出器)、ECD(Electron Capture Detector:電子捕獲型検出器)、FPD(Flame Photometric Detector:炎光光度検出器)の他、質量分析計などを例示することができる。ECDであれば塩素系農薬、FPDであれば有機リン系農薬を、それぞれ選択的に測定することができるため、試料の測定により得られたクロマトグラムに現れるピークが限定される。その上で、質量分析計により当該試料を測定すれば、精度よく対象成分を同定することができる。
特開昭60−239669号公報
上記のように複数の検出器を用いて試料を測定した場合には、同一の対象成分であっても、各測定結果において保持時間が同一とはならない。これは、カラムの種類や測定条件の差異による場合もあるが、仮に当該差異がない場合であっても、カラムの長さを同一にすることは困難であるため、保持時間を完全に同一とすることは困難である。そのため、各検出器における同一の対象成分の測定結果を容易に比較することができないという問題があった。
また、各検出器における同一の対象成分の測定結果を比較するためには、各検出器において対象成分を含む標準試料を測定することにより、各検出器における対象成分の標準保持時間を予め決定し、それらの標準保持時間に基づいて各検出器の測定結果から対象成分を同定する必要がある。そのため、各検出器における同一の対象成分の測定結果を比較する際に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、各検出器における同一の対象成分の測定結果を容易に比較することができるクロマトグラム表示方法、並びに、クロマトグラム表示装置及びこれを備えたクロマトグラフを提供することを目的とする。また、本発明は、各検出器における同一の対象成分の測定結果を比較する際の手間を削減することができるクロマトグラム表示方法、並びに、クロマトグラム表示装置及びこれを備えたクロマトグラフを提供することを目的とする。
本発明に係るクロマトグラム表示方法は、第1検出器及び第2検出器をそれぞれ用いて測定された同一の対象成分を含む測定対象試料のクロマトグラムを表示部に表示させるためのものであって、標準保持時間決定ステップと、第1校正用保持時間決定ステップと、保持指標算出ステップと、第2校正用保持時間決定ステップと、標準保持時間算出ステップと、表示処理ステップとを備える。
前記標準保持時間決定ステップでは、対象成分を含む標準試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における対象成分の標準保持時間を決定する。前記第1校正用保持時間決定ステップでは、校正用成分を含む校正用試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における校正用保持時間を決定する。前記保持指標算出ステップでは、前記第1検出器における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標を算出する。前記第2校正用保持時間決定ステップでは、前記校正用試料を前記第2検出器で測定することにより、当該第2検出器における校正用保持時間を決定する。前記標準保持時間算出ステップでは、前記第2検出器における校正用保持時間及び前記保持指標に基づいて、前記第2検出器における対象成分の標準保持時間を算出する。前記表示処理ステップでは、前記第1検出器及び前記第2検出器でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムを、前記保持指標を基準として前記表示部に表示させる。
このような構成によれば、第1検出器及び第2検出器でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムが、第1検出器における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて算出された対象成分の保持指標を基準として、表示部に表示される。保持指標はカラムの長さの違いによる影響を受けにくいため、当該保持指標を基準としてクロマトグラムを表示部に表示させることにより、各検出器において測定された対象成分のピークを対応する時間範囲で表示させることができる。したがって、各検出器において対象成分の保持時間が異なる場合であっても、各検出器における同一の対象成分の測定結果を容易に比較することができる。
また、第2検出器における対象成分の標準保持時間は、第1検出器における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間から算出される対象成分の保持指標と、第2検出器における校正用保持時間とに基づいて算出される。これにより、対象成分を含む標準試料を第2検出器で測定して標準保持時間を決定する必要がないため、各検出器における同一の対象成分の測定結果を比較する際の手間を削減することができる。
前記表示処理ステップでは、前記第1検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第2検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の対象成分の保持時間に対応する位置に表示させてもよい。
このような構成によれば、第1検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分の識別情報を、第2検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の対象成分の保持時間に対応する位置に表示することができる。したがって、各検出器における同一の対象成分の測定結果をさらに容易に比較することができる。
前記表示処理ステップでは、前記第2検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分以外の成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第1検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の成分の保持時間に対応する位置に表示させてもよい。
このような構成によれば、第2検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分以外の成分の識別情報を、第1検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の成分の保持時間に対応する位置に表示することができる。したがって、対象成分だけでなく、対象成分以外の成分の測定結果についても容易に比較することができる。
本発明に係るクロマトグラム表示装置は、第1検出器及び第2検出器をそれぞれ用いて測定された同一の対象成分を含む測定対象試料のクロマトグラムを表示部に表示させるためのものであって、標準保持時間決定部と、第1校正用保持時間決定部と、保持指標算出部と、第2校正用保持時間決定部と、標準保持時間算出部と、表示処理部とを備える。
前記標準保持時間決定部は、対象成分を含む標準試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における対象成分の標準保持時間を決定する。前記第1校正用保持時間決定部は、校正用成分を含む校正用試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における校正用保持時間を決定する。前記保持指標算出部は、前記第1検出器における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標を算出する。前記第2校正用保持時間決定部は、前記校正用試料を前記第2検出器で測定することにより、当該第2検出器における校正用保持時間を決定する。前記標準保持時間算出部は、前記第2検出器における校正用保持時間及び前記保持指標に基づいて、前記第2検出器における対象成分の標準保持時間を算出する。前記表示処理部は、前記第1検出器及び前記第2検出器でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムを、前記保持指標を基準として前記表示部に表示させる。
前記表示処理部は、前記第1検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第2検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の対象成分の保持時間に対応する位置に表示させてもよい。
前記表示処理部は、前記第2検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分以外の成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第1検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の成分の保持時間に対応する位置に表示させてもよい。
本発明に係るクロマトグラフは、第1検出器と、第2検出器と、前記クロマトグラム表示装置とを備える。
本発明によれば、各検出器において対象成分の保持時間が異なる場合であっても、各検出器における同一の対象成分の測定結果を容易に比較することができる。また、本発明によれば、対象成分を含む標準試料を第2検出器で測定して標準保持時間を決定する必要がないため、各検出器における同一の対象成分の測定結果を比較する際の手間を削減することができる。
本発明の一実施形態に係るクロマトグラフの構成例を示した概略図である。 図1のガスクロマトグラフ質量分析装置における電気的構成の一例を示したブロック図である。 表示部に表示されるクロマトグラムの一例を示した図である。 対象成分の保持指標を算出する前の準備段階における制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 FIDで測定対象試料を測定する際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 MSで測定対象試料を測定する際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るクロマトグラフの構成例を示した概略図である。このクロマトグラフは、例えばガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)であり、ガスクロマトグラフ部(GC1)と質量分析部(MS2)とが備えられている。
GC1には、例えばカラム11、試料気化室12、カラムオーブン13、AFC(Advanced Flow Controller)14、FID(Flame Ionization Detector:水素炎イオン化型検出器)15及び分岐部16が備えられている。カラム11は、例えばキャピラリカラムからなり、その上流端が試料気化室12に接続されている。
試料気化室12には、試料及びキャリアガスが供給され、試料気化室12内で気化された試料成分が、キャリアガスとともにカラム11内に導入されるようになっている。GC1では、試料成分を含むキャリアガスがカラム11を通過する過程で、各試料成分が分離される。
カラム11は、ヒータ及びファンなど(いずれも図示せず)とともにカラムオーブン13内に収容されている。カラムオーブン13は、カラム11を加熱するためのものであり、分析時にはヒータ及びファンを適宜駆動させることにより、カラムオーブン13内の温度を一定に維持しながら分析を行う恒温分析、又は、カラムオーブン13内の温度を徐々に上昇させながら分析を行う昇温分析などが実行可能となっている。
キャリアガスとしては、例えばHeガスが用いられる。キャリアガスは、AFC14を介して試料気化室12に供給される。AFC14は、キャリアガスの流量を調整するためのものであり、分析時には、キャリアガスが一定の流量でカラム11内を流れるように、試料気化室12に供給されるキャリアガスの流量がAFC14により調整される。
カラム11の下流側は、分岐部16において分岐し、FID15及びMS2にそれぞれ接続されている。分岐部16には、図示しないAPC(Advanced Pressure Controller)が接続されており、キャリアガスを分岐部16に付加する。これにより、第1検出器としてのFID15と、第2検出器としてのMS2とに、それぞれ試料成分を導いて分析を行うことができる。
MS2には、真空チャンバ及びイオン検出器など(いずれも図示せず)が備えられている。分析中は、カラム11で分離された各試料成分が、真空状態の真空チャンバ内に導かれるようになっている。そして、真空チャンバ内でイオン化された各試料成分をイオン検出器で検出することにより、質量分析を行うことができる。
このガスクロマトグラフ質量分析装置の動作は、制御部3により制御することができる。制御部3は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含む構成であり、上述のMS2、AFC14及びFID15の他、表示部4などが接続されている。表示部4は、例えば液晶表示器により構成されている。制御部3及び表示部4は、クロマトグラムを表示部4に表示させるためのクロマトグラム表示装置を構成している。制御部3及び表示部4は、パーソナルコンピュータにより構成することができ、この場合には、後述する記憶部5がパーソナルコンピュータに備えられた記憶部に割り当てられていてもよい。
本実施形態では、測定対象となる対象成分を含む、もしくは含む可能性のある試料(測定対象試料)の測定に先立ち、同一の対象成分を含む標準試料が測定される。これにより、標準試料に含まれる対象成分の保持時間を標準保持時間として決定することができる。加えて、炭素数の異なる直鎖アルカン(n−アルカン)を校正用試料として測定する。これにより、所定の時間間隔で現れる校正用成分のピークの中から、対象成分の標準保持時間の直前及び直後に現れるピークに対応する保持時間を校正用保持時間として決定することができる。測定対象試料を測定する際には、標準保持時間を基準とする所定の時間範囲内に存在するピークが、対象成分のピークとして同定される。
図2は、図1のガスクロマトグラフ質量分析装置における電気的構成の一例を示したブロック図である。制御部3は、CPUがプログラムを実行することにより、標準保持時間決定部31、校正用保持時間決定部32、保持指標算出部33、標準保持時間算出部34及び表示処理部35などとして機能する。制御部3には、RAM(Random Access Memory)などにより構成される記憶部5が接続されている。
標準保持時間決定部31は、FID15で標準試料を測定するための処理を行うことにより、FID15からの検出信号に基づいて、FID15における対象成分の標準保持時間を決定する。対象成分の標準保持時間は、分岐部16からの距離の違いによって検出器(例えばFID15又はMS2)に応じて異なる時間になるだけでなく、同じ検出器であっても、カラム11の長さやカラムオーブン13の温度といった各種測定条件に応じて異なる時間になる。標準保持時間決定部31では、FID15におけるそのときの測定条件での対象成分の標準保持時間が決定され、当該保持時間が成分名とともに記憶部5に記憶される。
校正用保持時間決定部32は、FID15及びMS2で同一の校正用試料を測定するための処理を行うことにより、FID15及びMS2における校正用保持時間を決定する。校正用保持時間決定部32には、第1校正用保持時間決定部321及び第2校正用保持時間決定部322が含まれる。第1校正用保持時間決定部321は、FID15からの検出信号に基づいて、FID15における校正用保持時間を決定する。一方、第2校正用保持時間決定部322は、MS2からの検出信号に基づいて、MS2における校正用保持時間を決定する。
標準保持時間の場合と同様に、校正用保持時間は、分岐部16からの距離の違いによって検出器(例えばFID15又はMS2)に応じて異なる時間になるだけでなく、同じ検出器であっても、カラム11の長さやカラムオーブン13の温度といった各種測定条件に応じて異なる時間になる。第1校正用保持時間決定部321では、FID15におけるそのときの測定条件での校正用保持時間が決定され、当該保持時間が成分名とともに記憶部5に記憶される。また、第2校正用保持時間決定部322では、MS2におけるそのときの測定条件での校正用保持時間が決定され、当該保持時間が成分名とともに記憶部5に記憶される。
保持指標算出部33は、FID15における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標を算出する。保持指標(Retention Index:RI)は、直鎖アルカン成分の炭素数に100を乗じた数値を基準にして表される。例えば、FID15における炭素数が10の校正用成分(C1022,RI=1000)の校正用保持時間が10分、炭素数が11の校正用成分(C1124,RI=1100)の校正用保持時間が14分であり、FID15における標準試料に含まれる対象成分の標準保持時間が12分であったとすると、対象成分の保持指標は、RI=1050に決定される。
標準保持時間算出部34は、校正用保持時間及び保持指標に基づいて、対象成分の標準保持時間を算出する。標準保持時間決定部31で標準保持時間を決定した後、そのままの測定条件で続けてFID15による測定対象試料の測定を行う場合には、その決定された標準保持時間を用いて対象成分を同定することができる。しかし、続けてFID15による測定対象試料の測定を行わない場合には、その後に同じFID15で測定を行う場合であっても、メンテナンスによりカラム11の長さが変わるなど、そのときの測定環境に応じて標準保持時間が変化する。
この場合、FID15で標準試料及び校正用試料の両方を再度測定するのではなく、校正用試料のみを測定すれば、第1校正用保持時間決定部321により決定されたFID15における校正用保持時間と、保持指標算出部33により算出された保持指標とに基づいて、FID15における対象成分の標準保持時間を算出することができる。同様に、MS2で校正用試料のみを測定すれば、第2校正用保持時間決定部322により決定されたMS2における校正用保持時間と、保持指標算出部33により算出された保持指標とに基づいて、MS2における対象成分の標準保持時間を算出することができる。
上記の例のように、保持指標算出部33により算出された対象成分の保持指標がRI=1050である場合に、その後にFID15又はMS2で測定した校正用試料の校正用保持時間が、炭素数が10の校正用成分(C1022,RI=1000)については9分、炭素数が11の校正用成分(C1124,RI=1100)については11分であったとする。この場合、対象成分の標準保持時間は、上記2つの校正用保持時間と保持指標(RI=1050)とに基づいて、10分と算出することができる。
表示処理部35は、FID15及びMS2でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムを表示部4に表示させる。このとき、表示処理部35は、保持指標算出部33で算出した保持指標を基準とする時間範囲で、各クロマトグラムを表示部4に表示させる。なお、MS2でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムは、ある特定の質量におけるクロマトグラム(マスクロマトグラム)である。
図3は、表示部4に表示されるクロマトグラムの一例を示した図である。この例では、表示部4の表示画面に第1表示領域41及び第2表示領域42が設定され、第1表示領域41にFID15で測定される測定対象試料のクロマトグラムが表示されるとともに、第2表示領域42にMS2で測定される測定対象試料のクロマトグラムが表示される。
すなわち、FID15及びMS2をそれぞれ用いて測定された同一の対象成分(この例では成分A)を含む測定対象試料のクロマトグラムが、表示部4に表示されるようになっている。ただし、各クロマトグラムが表示部4の表示画面に一度に表示されるような構成に限らず、ユーザによる操作に基づいて、各クロマトグラムが表示部4の表示画面に切り替えて表示されるような構成であってもよい。
上述の通り、本実施形態では、FID15及びMS2でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムが、FID15における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて算出された対象成分の保持指標を基準とする時間範囲で、表示部4に表示される。例えば、対象成分である成分Aの保持指標を基準とする時間範囲で、第1表示領域41及び第2表示領域42に各クロマトグラムを表示させた場合には、図3に示すように、成分Aのピークが互いに対応する位置に現れる。
保持指標はカラム11の長さの違いによる影響を受けにくいため、当該保持指標を基準とする時間範囲でクロマトグラムを表示部4に表示させることにより、FID15及びMS2において測定された対象成分のピークを対応する時間範囲で表示させることができる。したがって、FID15及びMS2において対象成分の保持時間が異なる場合であっても、FID15及びMS2における同一の対象成分の測定結果を容易に比較することができる。
また、本実施形態において、MS2における対象成分の標準保持時間は、FID15における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間から算出される対象成分の保持指標と、MS2における校正用保持時間とに基づいて算出される。これにより、対象成分を含む標準試料をMS2で測定して標準保持時間を決定する必要がないため、FID15及びMS2における同一の対象成分の測定結果を比較する際の手間を削減することができる。
FID15で測定対象試料を測定することにより対象成分Aが同定された場合には、その対象成分Aの識別情報としての成分名が、FID15における対象成分の標準保持時間に対応付けて記憶部5に記憶される。FID15で測定される測定対象試料のクロマトグラムが表示された第1表示領域41には、FID15における対象成分Aの標準保持時間(例えば12分)に対応する位置に成分名(成分A)が表示される。
また、MS2で測定される測定対象試料のクロマトグラムが表示された第2表示領域42には、保持指標に基づいて算出されるMS2における対象成分Aの標準保持時間(例えば10分)に対応する位置に、成分名(成分A)が表示される。すなわち、FID15で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分Aの成分名が、保持指標に基づいて、MS2で測定される測定対象試料のクロマトグラムに表示される。したがって、FID15及びMS2における同一の対象成分Aの測定結果をさらに容易に比較することができる。
MS2で測定対象試料を測定することにより予期しない成分(この例では成分B)が同定された場合には、その成分Bの識別情報としての成分名が、MS2における当該成分の保持時間に対応付けて記憶部5に記憶される。MS2で測定される測定対象試料のクロマトグラムが表示された第2表示領域42には、MS2における当該成分Bの保持時間(例えば7分)に対応する位置に成分名(成分B)が表示される。
また、FID15で測定される測定対象試料のクロマトグラムが表示された第1表示領域41には、保持指標に基づいて算出されるFID15における成分Bの保持時間(例えば8分)に対応する位置に、成分名(成分B)が表示される。すなわち、MS2で測定対象試料を測定することにより同定された成分Bの成分名が、保持指標に基づいて、FID15で測定される測定対象試料のクロマトグラムに表示される。したがって、対象成分Aだけでなく、対象成分以外の成分Bの測定結果についても容易に比較することができる。
図4は、対象成分の保持指標を算出する前の準備段階における制御部3による処理の一例を示したフローチャートである。準備段階では、まず、FID15で標準試料を測定することにより、FID15における対象成分の標準保持時間が決定される(ステップS101:標準保持時間決定ステップ)。決定された標準保持時間は、記憶部5に記憶される(ステップS102)。
次に、FID15で校正用試料を測定することにより、FID15における校正用保持時間が決定される(ステップS103:第1校正用保持時間決定ステップ)。決定された校正用保持時間は、記憶部5に記憶される(ステップS104)。以上のような処理により、対象成分の保持指標を算出するために必要なデータ(FID15における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間)が得られる。
図5は、FID15で測定対象試料を測定する際の制御部3による処理の一例を示したフローチャートである。図4に示した処理の後、そのままの測定条件で続けてFID15による測定対象試料の測定を行う場合には、図4のステップS101で決定された標準保持時間を用いて対象成分を同定すればよい。一方、続けてFID15による測定対象試料の測定を行わない場合には、メンテナンスによりカラム11の長さが変わるなど、測定環境の変化に伴い保持時間も変化することがあるため、以下に説明するような処理により、FID15で測定対象試料が測定される。
FID15で測定対象試料を測定する際には、まず、記憶部5に記憶されているFID15における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標が算出される(ステップS201)。その後、校正用試料をFID15で測定することにより、FID15における校正用保持時間が決定される(ステップS202)。
ここで、保持指標を用いることにより、標準試料を再度測定することなく標準保持時間を算出することができる。すなわち、ステップS201で算出された対象成分の保持指標と、ステップS202で決定されたFID15における校正用保持時間とに基づいて、FID15における標準保持時間が算出される(ステップS203)。
その後、FID15で測定対象試料が測定され(ステップS204)、その測定結果がクロマトグラムとして表示部4に表示される(ステップS205:表示処理ステップ)。このとき、図3で説明したように、保持指標を基準とする時間範囲で、クロマトグラムが表示部4(第1表示領域41)に表示される。また、MS2で同一の対象成分を含む測定対象試料が測定され、同定された成分がある場合には(ステップS206でYes)、その同定された成分名が、保持指標に基づいてクロマトグラムに表示される(ステップS207)。
図6は、MS2で測定対象試料を測定する際の制御部3による処理の一例を示したフローチャートである。MS2で測定対象試料を測定する際には、まず、記憶部5に記憶されているFID15における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標が算出される(ステップS301:保持指標算出ステップ)。その後、校正用試料をMS2で測定することにより、MS2における校正用保持時間が決定される(ステップS302:第2校正用保持時間決定ステップ)。
ここで、保持指標を用いることにより、標準試料を再度測定することなく標準保持時間を算出することができる。すなわち、ステップS301で算出された対象成分の保持指標と、ステップS302で決定されたMS2における校正用保持時間とに基づいて、MS2における標準保持時間が算出される(ステップS303:標準保持時間算出ステップ)。
その後、MS2で測定対象試料が測定され(ステップS304)、その測定結果がクロマトグラムとして表示部4に表示される(ステップS305:表示処理ステップ)。このとき、図3で説明したように、保持指標を基準とする時間範囲で、クロマトグラムが表示部4(第2表示領域42)に表示される。また、FID15で同一の対象成分を含む測定対象試料が測定され、同定された成分がある場合には(ステップS306でYes)、その同定された成分名が、保持指標に基づいてクロマトグラムに表示される(ステップS307)。
以上の実施形態では、同定された成分名(例えば成分Aや成分Bなど)がクロマトグラムに自動的に表示されるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、例えばユーザによる操作に基づいて、選択された成分の成分名がクロマトグラムに表示されるような構成であってもよい。また、クロマトグラムに表示される成分の識別情報は、成分を識別できるような情報であれば、成分名に限らず、例えば化学式やその他の記号などであってもよい。
FID15における保持時間及びMS2における保持時間は、1つの記憶部5に記憶されるような構成に限らず、それぞれ別々の記憶部5に記憶されるような構成であってもよい。
また、以上の実施形態では、第1検出器がFID15、第2検出器がMS2である場合について説明したが、このような構成に限られるものではない。この場合、第1検出器及び第2検出器としては、例えばECD又はFPDなど、他のあらゆる検出器を採用することができる。
さらに、以上の実施形態では、1つのガスクロマトグラフ質量分析装置に備えられた第1検出器(FID15)及び第2検出器(MS2)で測定された測定対象試料のクロマトグラムを表示部4に表示させる場合について説明したが、それぞれ異なる装置に備えられた第1検出器及び第2検出器における測定結果を比較する場合にも、本発明を適用することができる。
本発明が適用されるクロマトグラフは、ガスクロマトグラフ質量分析装置に限らず、MS2を備えていないガスクロマトグラフであってもよいし、液体クロマトグラフであってもよい。また、クロマトグラフ表示装置が、クロマトグラフとは分離して設けられていてもよい。この場合、クロマトグラフの構成に変更を加えることなく、本発明が適用されたクロマトグラフ表示装置によりクロマトグラムを表示させることができる。
1 GC
2 MS
3 制御部
4 表示部
5 記憶部
11 カラム
12 試料気化室
13 カラムオーブン
14 AFC
15 FID
16 分岐部
31 標準保持時間決定部
32 校正用保持時間決定部
33 保持指標算出部
34 標準保持時間算出部
35 表示処理部
41 第1表示領域
42 第2表示領域
321 第1校正用保持時間決定部
322 第2校正用保持時間決定部

Claims (7)

  1. 第1検出器及び第2検出器をそれぞれ用いて測定された同一の対象成分を含む測定対象試料のクロマトグラムを表示部に表示させるためのクロマトグラム表示方法であって、
    対象成分を含む標準試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における対象成分の標準保持時間を決定する標準保持時間決定ステップと、
    校正用成分を含む校正用試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における校正用保持時間を決定する第1校正用保持時間決定ステップと、
    前記第1検出器における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標を算出する保持指標算出ステップと、
    前記校正用試料を前記第2検出器で測定することにより、当該第2検出器における校正用保持時間を決定する第2校正用保持時間決定ステップと、
    前記第2検出器における校正用保持時間及び前記保持指標に基づいて、前記第2検出器における対象成分の標準保持時間を算出する標準保持時間算出ステップと、
    前記第1検出器及び前記第2検出器でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムを、前記保持指標を基準として前記表示部に表示させる表示処理ステップとを備えたことを特徴とするクロマトグラム表示方法。
  2. 前記表示処理ステップでは、前記第1検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第2検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の対象成分の保持時間に対応する位置に表示させることを特徴とする請求項1に記載のクロマトグラム表示方法。
  3. 前記表示処理ステップでは、前記第2検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分以外の成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第1検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の成分の保持時間に対応する位置に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロマトグラム表示方法。
  4. 第1検出器及び第2検出器をそれぞれ用いて測定された同一の対象成分を含む測定対象試料のクロマトグラムを表示部に表示させるためのクロマトグラム表示装置であって、
    対象成分を含む標準試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における対象成分の標準保持時間を決定する標準保持時間決定部と、
    校正用成分を含む校正用試料を前記第1検出器で測定することにより、当該第1検出器における校正用保持時間を決定する第1校正用保持時間決定部と、
    前記第1検出器における対象成分の標準保持時間及び校正用保持時間に基づいて、対象成分の保持指標を算出する保持指標算出部と、
    前記校正用試料を前記第2検出器で測定することにより、当該第2検出器における校正用保持時間を決定する第2校正用保持時間決定部と、
    前記第2検出器における校正用保持時間及び前記保持指標に基づいて、前記第2検出器における対象成分の標準保持時間を算出する標準保持時間算出部と、
    前記第1検出器及び前記第2検出器でそれぞれ測定される測定対象試料のクロマトグラムを、前記保持指標を基準として前記表示部に表示させる表示処理部とを備えたことを特徴とするクロマトグラム表示装置。
  5. 前記表示処理部は、前記第1検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第2検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の対象成分の保持時間に対応する位置に表示させることを特徴とする請求項4に記載のクロマトグラム表示装置。
  6. 前記表示処理部は、前記第2検出器で測定対象試料を測定することにより同定された対象成分以外の成分の識別情報を、前記保持指標に基づいて、前記第1検出器で測定される測定対象試料のクロマトグラムにおいて、同一の成分の保持時間に対応する位置に表示させることを特徴とする請求項4又は5に記載のクロマトグラム表示装置。
  7. 第1検出器と、
    第2検出器と、
    請求項4〜6のいずれかに記載のクロマトグラム表示装置とを備えたことを特徴とするクロマトグラフ。
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